JPH08261402A - 電気式ボイラー - Google Patents

電気式ボイラー

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JPH08261402A
JPH08261402A JP6092995A JP6092995A JPH08261402A JP H08261402 A JPH08261402 A JP H08261402A JP 6092995 A JP6092995 A JP 6092995A JP 6092995 A JP6092995 A JP 6092995A JP H08261402 A JPH08261402 A JP H08261402A
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JP
Japan
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electric heater
steam
partition plate
chamber
electric
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Pending
Application number
JP6092995A
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English (en)
Inventor
Kosuke Mukoda
浩介 向田
Yuuji Toshishige
勇二 利重
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JUKI SEIMITSU KK
Juki Corp
Original Assignee
JUKI SEIMITSU KK
Juki Corp
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Publication date
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Priority to JP6092995A priority Critical patent/JPH08261402A/ja
Publication of JPH08261402A publication Critical patent/JPH08261402A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B1/00Methods of steam generation characterised by form of heating method
    • F22B1/28Methods of steam generation characterised by form of heating method in boilers heated electrically
    • F22B1/284Methods of steam generation characterised by form of heating method in boilers heated electrically with water in reservoirs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Sustainable Energy (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気式ボイラーにおいて、通電開始から蒸気
発生までの立上り時間を短縮し、湿った蒸気の発生量を
抑制し、キャリーオーバーによる泡が水位検出装置に付
着することを防止する。 【構成】 電気式ボイラー10における缶体12内を仕
切板20により電気ヒーター14側の加熱室14と反対
側のドレン室18に仕切り、電気ヒーター14と反対側
の他端面12Bに蒸気取出口24を設け、仕切板20の
上部に形成された第2蒸気流通切欠き30から、ドレン
室18内を蒸気が流通する間に湿った蒸気をドレンとし
て落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気式ボイラーに係
り、特に工業用アイロン等の蒸気発生のために用いら
れ、電気ヒーターにより加熱される小型の電気式ボイラ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示されるように、従来の電気式ボ
イラー1は、横置き円筒状の缶体2とこの缶体2の一端
面下2Aの下部から缶体2内に突出配置された棒状の電
気ヒーター3と、前記缶体2の一端面2Aと反対側の他
端面2B近傍底壁に設けられ、ここから缶体2内に水を
供給するための給水口4と、前記一端面2A近傍で缶体
2の上壁に形成された蒸気取出口5と前記給水口4の上
方位置で上壁から下向きに突出配置された一対の水位検
知棒6と、前記電気ヒーター3の上方で、且つ缶体2内
の液面よりも僅かに上方に離間した位置に水平に配置さ
れた仕切板7とを備えて構成されている。
【0003】この電気式ボイラー1においては、電気ヒ
ーター3に通電することによって缶体2内の水が加熱さ
れて蒸気が発生し、これが蒸気取出口5から例えばアイ
ロン等に供給されるものである。又、缶体2内の水の量
(液面)は、前記一対の水位検知棒6によって一定に制
御されている。
【0004】電気ヒーター3により加熱された水は蒸気
となり、缶体2内の上半部である蒸気室8に溜り、前記
蒸気取出口5から取出されるが、このとき湿った蒸気が
冷える際一部がドレンとなって液面上に落下する。
【0005】このとき、沸騰する液面に水滴が落下する
と、突沸が発生し、これにより湯滴が直接蒸気取出口5
から外に出てしまうので、これを防止するため前記仕切
板7が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで前記のような電
気式ボイラー1は、水が冷えた状態で電気ヒーター3に
通電を開始してから、蒸気取出口5から蒸気を取出すこ
とができるようになるまでの時間が長くかかり、立上り
が良くないという問題点があった。
【0007】又、缶体2内における水と蒸気室8の境界
面積が広いため湿った蒸気が発生し易く、これによりア
イロンからドレンが発生し易いという問題点がある。
【0008】更に、この電気式ボイラー1では通常水道
水を用いるが、長期に亘り使用していると水道水内の不
純物(例えば炭酸カルシウム)が徐々に濃縮され、電気
ヒーター3により加熱したときいわゆるキャリーオーバ
ーと称される泡立ち状態となり、この泡が前記水位検知
棒6に付着して、水位レベルの誤検知が発生すると共
に、水位検知棒6にスケールが付着し易くなるという問
題点があった。
【0009】この発明は蒸気従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、電気ヒーターに通電を開始してから
短時間で蒸気を取出すことができ、又取出すことができ
る蒸気の湿り度を低減させ、更に、キャリーオーバーに
より発生した泡が水位検知棒等の水位検知装置に付着す
ることを防止した電気式ボイラーを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、缶体と、こ
の缶体内の下部に配置された電気ヒーターと、缶体の底
部から水を供給する給水口と、缶体の上部に設けられた
蒸気取出口と、缶体内に突出配置され、該缶体内の水位
を検出する水位検出装置と、を有してなる電気式ボイラ
ーにおいて、前記缶体内を、前記電気ヒーター近傍の加
熱室とその他の部分のドレン室とに仕切る上下方向の仕
切板を設け、この仕切板の上部に蒸気流通口を、下部に
水流通口を、それぞれ形成すると共に、前記蒸気取出口
を、前記ドレン室の、前記蒸気流通口から離間した位置
に設けることにより上記目的を達成するものである。
【0011】又、請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記電気ヒーターを略水平に配置し、前記仕切
板は、該電気ヒーターの長手方向先端から僅かに離間し
た位置で、前記缶体を電気ヒーターの幅方向に横断して
配置された一枚板形状としたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電気ヒーターは略水平に配置し、前記仕切板
は、該電気ヒーターの長手方向先端から僅かに離間した
位置で、前記缶体を電気ヒーターの幅方向に横断して配
置された一枚板形状とし、且つ、前記電気ヒーターの幅
方向両側位置に配置され、長手方向一端が前記仕切板
に、他端が缶体内周にそれぞれ接続され、上下方向には
少なくとも電気ヒーターの幅方向両側から缶体天井近傍
に至り、前記加熱室を、電気ヒーター近傍の小加熱室と
その外側の外側室とに仕切る一対の縦断仕切板と、これ
ら縦断仕切板の、前記仕切板側の端部上端に配置され、
前記小加熱室と外側室とを連通する第2蒸気流通口と、
を設けると共に、前記蒸気流通口を、前記外側室に臨む
位置に設けたものである。
【0013】更に又、請求項4の発明は、請求項1、2
又は3の発明において、前記水位検出装置を、前記仕切
板の、前記蒸気流通口と前記蒸気取出口とを結ぶ蒸気流
路の外側に配置したものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1の発明おい
て、前記電気ヒーターを略水平に配置し、前記仕切板
を、該電気ヒーターの長手方向先端から僅かに離間した
位置で、前記缶体を電気ヒーターの幅方向に横断して配
置された一枚板形状とし、且つ、前記電気ヒーターの幅
方向両側位置に配置され、長手方向一端が前記仕切板
に、他端が缶体内周にそれぞれ接続され、上下方向には
少なくとも電気ヒーターの幅方向両側から缶体天井近傍
に至り、前記加熱室を、電気ヒーター近傍の小加熱室と
その外側の外側室とに仕切る一対の縦断仕切板を設ける
と共に、前記蒸気流通口を、前記小加熱室に臨んで設
け、且つ、前記ドレン室における、前記蒸気流通口と前
記蒸気取出口との間の蒸気流通路中に、該蒸気流が衝突
する邪魔板を突出配置したものである。
【0015】又請求項6の発明は、請求項5の発明にお
いて、前記水位検出装置を、前記邪魔板の、前記蒸気取
出口側に隣接した位置に配置したものである。
【0016】更に、請求項7の発明は、請求項1乃至6
のいずれかの発明において、前記給水口を、前記ドレン
室の底部に設けたものである。
【0017】更に又請求項8の発明は、請求項1乃至7
のいずれかの発明において、前記缶体を、中心軸が水平
方向に配置された円筒形状とし、前記電気ヒーターは、
該円筒の一端面から前記中心軸と略平行に缶体内に突出
配置し、前記仕切板は前記一端面と平行に配置し、前記
蒸気取出口は前記円筒の他端面の上部近傍に配置したも
のである。
【0018】
【作用】この発明においては、電気ヒーターは、仕切板
によって仕切られた範囲内の水のみを加熱するので、通
電開始から短時間(従来比1/2以下)で蒸気を発生さ
せる。又水位検出装置は仕切板によって電気ヒーターと
別室のドレン室に配置されているのでキャリーオーバー
により発生した泡が水位検出装置に付着することがな
い。
【0019】更に、電気ヒーターによって加熱発生され
た蒸気はドレン室を通って蒸気取出口に至るが、この間
に冷されて発生した水滴がドレン室内の液面に落下して
も、該液面は沸騰していないので、水滴が飛出して蒸気
取出口から外部に排出されるようなことがない。
【0020】又、電気ヒーターを略水平に配置して、そ
の先端近傍に一枚板形状の仕切板を配置することによっ
て、単純な構造で加熱室とドレン室を仕切ることができ
る。
【0021】又、前記一枚板形状の仕切板に加えて、電
気ヒーターの幅方向両側位置に一対の縦断仕切板を設け
ることによって、電気ヒーター周囲を更に狭く囲む小加
熱室を形成し、これによって加熱必要面積を小さくし
て、電気ヒーターに通電開始してから蒸気発生までの時
間を更に短くしている。
【0022】又、上記のような電気式ボイラーにおい
て、仕切板の蒸気流通口と蒸気取出口とを結ぶ蒸気流路
の外側に水位検出装置を配置して、キャリーオーバーに
より発生した泡が水位検出装置に付着することを防止し
ている。
【0023】又、蒸気流路中に水位検出装置が位置する
場合は、該水位検出装置の前に邪魔板を突出配置して、
蒸気流が蒸気取出口に至る前に一端邪魔板に衝突して水
滴を除去させて、蒸気の湿り気を低減させる。
【0024】更に、上記のような邪魔板によって、水位
検出装置に直接蒸気流が衝突すること、及びキャリーオ
ーバーによる泡が付着することを防止する。
【0025】又、給水口をドレン室の底部に設けること
によって該ドレン室の底部から前記水流通切欠き、加熱
室、蒸気流通切欠き、ドレン室、更にドレン室内液面に
至る循環を形成することができる、従って電気式ボイラ
ーをセミ貫流式として、その効率を向上させることがで
きる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0027】図1及び図2に示されるように、本発明の
実施例にかかる電気式ボイラー10は、横置き円筒形状
の缶体12と、この缶体12の一端面12Aから、缶体
12内底部に沿って水平に突出配置された棒状の電気ヒ
ーター14とこの棒状の電気ヒーター14の先端から僅
かに離間した位置に、前記一端面12Aと平行に配置さ
れて、缶体2内を電気ヒーター14側の加熱室16と反
対側の他端面12B側のドレン室18とに仕切る仕切板
20と、前記ドレン室18底部に設けられた給水口22
と、缶体12の中心軸上方位置の前記他端面12B上端
近傍に設けられた蒸気取出口24と、同様に中心軸上方
位置でドレン室18の上端から垂下された一対の水位検
知棒26A、26Bからなる水検知装置26とを備えて
構成されている。
【0028】前記仕切板20はその周囲の適宜箇所にお
いて缶体12の内周に溶着され、その下端に缶体12の
底面との間に、加熱室16とドレン室18間の水の流れ
を許容する水流通切欠き28と、その上端の左右(缶体
12の中心軸方向から見て)に形成され、加熱室16か
らドレン室18への蒸気の流出を許容するための蒸気流
通切欠き30と、を備えている。
【0029】この実施例にかかる電気式ボイラー10で
は、電気ヒーター14で缶体12内の水を加熱すると、
加熱室16内で蒸気が発生し、これが前記蒸気流通切欠
き30からドレン室18内に入り、更に蒸気取出口24
を通って外部に取出されることになる。
【0030】この実施例にかかる電気式ボイラー10に
おいては、電気ヒーター14で加熱すべき水は加熱室1
6内の水のみであり、且つ該加熱室16は缶体12の略
1/2の容積であるので、従来比で1/2の量の水を加
熱すれば良いことになり、従って電気ヒーター14に通
電開始してから蒸気を取出すことができるまでの時間は
従来比で1/2となる。又、水と蒸気室の境界面積も従
来の1/2になるので湿った蒸気の発生割合が低下す
る。
【0031】ここで、前記蒸気流通切欠き30は、仕切
板20の幅方向中心から左右に離間した位置に配置さ
れ、又、前記一対の水位検知棒26A、26Bは、缶体
12の中心軸の上方位置に配置されているので、蒸気流
通切欠き30からドレン室18内に流入し、更に蒸気取
出口24に至る蒸気流が直接水位検知棒26A、26B
に接触することはない。従って、キャリーオーバーによ
り発生した泡も、水位検知棒26A、26Bに付着する
ことが少ない。
【0032】更に、ドレン室18内を通る蒸気はここで
一部の湿った蒸気がドレンとなり、該ドレン室18内の
水面上に落下する。この結果、図3に示されるように、
ドレン室18内の水が前記水流通切欠き28を通って加
熱室16に至り、ここで加熱され水蒸気となって蒸気流
通切欠き30からドレン室18に至り、一部の湿った蒸
気がドレンとなってドレン室18内の液面に落下すると
いう循環が形成され、従ってこの電気式ボイラー10は
セミ貫流式となる。
【0033】次に図4に示される本発明の第2実施例に
ついて説明する。
【0034】この第2実施例は、前記缶体12内を略2
分割する仕切板20に、電気ヒーター14の左右を囲
み、その周囲の小加熱室16Aとその両側の外側室16
Bとに仕切る一対の縦断仕切板32A、32Bを追加し
て設けたものである。
【0035】これら一対の縦断仕切板32A、32B
は、その長手方向両端が前記一端面12Aの内側面と仕
切板20の対向端面とに溶着され、又上下方向には、缶
体12の上壁との間に隙間を設け、且つ缶体底壁との間
にも隙間を設けて配置されている。但し、一対の縦断仕
切板32A、32Bの下端縁は当然、電気ヒーター14
よりも低い位置にある。又、縦断仕切板32A、32B
の上端には、前記仕切板20に隣接する角部に第2蒸気
流通切欠き33が設けられている。
【0036】他の構成は、前記第1実施例と同様である
ので説明及び図示を省略する。
【0037】この実施例における蒸気流、及びドレン、
水の流れは前記図1の第1実施例と同様であるが、電気
ヒーター14によって加熱すべき水の容積が第1実施例
の略1/3となるので、電気ヒーター14に通電を開始
してから蒸気を取出すことができるまでの時間は、縦断
仕切板32A、32Bから失われる熱量を考慮しても、
従来比で約1/5となる。
【0038】更にこの実施例においては、仕切板20に
加えて縦断仕切板32A、32Bを缶体12内周に溶着
しているので、缶体12の剛性を向上させることができ
る。
【0039】次に図5に示される本発明の第3実施例に
ついて説明する。
【0040】この第3実施例は、前記第2実施例におけ
ると同様に仕切板20に加えて縦断仕切板32A、32
Bを設けたものであるが、仕切板20の上端中央に第3
蒸気流通切欠き34を設けると共に、この第3蒸気流通
切欠き34の出口側、即ちドレン室18側位置に仕切板
20から少し離間した位置で、第3蒸気流通切欠き34
から流出する蒸気流が衝突するように邪魔板36を垂設
したものである。前記一対の水位検知棒26A、26B
は、この邪魔板36と前記蒸気取出口24との間の位置
になる。
【0041】他の構成は、前記第1実施例と同様である
ので説明及び図示を省略する。
【0042】この第3実施例においては、電気ヒーター
14で加熱されて発生した蒸気は仕切板20中央上端の
第3蒸気流通切欠き34からドレン室18内に流出し、
ここで邪魔板36に衝突して一部の湿った蒸気がドレン
となり邪魔板36に沿ってドレン室18内液面に落下す
る。残りの蒸気は邪魔板36及び水位検知棒26A、2
6Bを迂回して蒸気取出口24に至り、ここから外部に
取出される。
【0043】従って、この実施例においても、キャリー
オーバーによって発生した泡が蒸気流通切欠き34から
ドレン室18内に流入したとしても、邪魔板36がある
ので、水位検知棒26A、26Bに付着することがな
い。
【0044】なお上記実施例における電気式ボイラー
は、缶体が横置き円筒形状のものであるが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、例えば球体形状、縦置き円
筒形状、立方体あるいは直方体形状等の他の形状であっ
ても良い。更に電気ヒーターは、棒状に限定されるもの
でなく、リング状等の他の形状であっても良い。
【0045】又、前記各実施例における蒸気流通切欠
き、水流通切欠きは蒸気又は水の流通を可能とする口部
であれば良く、従って貫通孔でも良い。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、電
気ヒーターに通電を開始してから蒸気発生までの立上が
り時間を従来比で大幅に短縮することができると共に、
湿った蒸気の発生量を抑制し、更にキャリーオーバーに
より発生した泡が水位検知装置に付着することを防止で
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気式ボイラーの第1実施例を示
す一部断面図とした斜視図
【図2】図1のII−II線相当部分の断面図
【図3】同電気式ボイラーにおける水、蒸気、ドレンの
熱貫流状態を示す略示断面図
【図4】本発明の第2実施例の要部を示す一部断面図と
した斜視図
【図5】本発明の第3実施例の要部を示す一部断面図と
した斜視図
【図6】従来の電気式ボイラーを示す図1と同様の斜視
【符号の説明】
10…電気式ボイラー 12…缶体 12A…一端面 12B…他端面 14…電気ヒーター 16…加熱室 16A…小加熱室 16B…外側室 18…ドレン室 20…仕切板 22…給水口 24…蒸気取出口 26…水位検知装置 26A、26B…水位検知棒 28…水流通切欠き 30…第2蒸気流通切欠き 32A、32B…縦断仕切板 34…第3蒸気流通切欠き 36…邪魔板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶体と、この缶体内の下部に配置された電
    気ヒーターと、缶体の底部から水を供給する給水口と、
    缶体の上部に設けられた蒸気取出口と、缶体内に突出配
    置され、該缶体内の水位を検出する水位検出装置と、を
    有してなる電気式ボイラーにおいて、前記缶体内を、前
    記電気ヒーター近傍の加熱室とその他の部分のドレン室
    とに仕切る上下方向の仕切板を設け、この仕切板の上部
    に蒸気流通口を、下部に水流通口を、それぞれ形成する
    と共に、前記蒸気取出口を、前記ドレン室の、前記蒸気
    流通口から離間した位置に設けたことを特徴とする電気
    式ボイラー。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記電気ヒーターは略
    水平に配置され、前記仕切板は、該電気ヒーターの長手
    方向先端から僅かに離間した位置で、前記缶体を電気ヒ
    ーターの幅方向に横断して配置された一枚板形状とされ
    たことを特徴とする電気式ボイラー。
  3. 【請求項3】請求項1において前記電気ヒーターは略水
    平に配置され、前記仕切板は、該電気ヒーターの長手方
    向先端から僅かに離間した位置で、前記缶体を電気ヒー
    ターの幅方向に横断して配置された一枚板形状とされ、
    且つ、前記電気ヒーターの幅方向両側位置に配置され、
    長手方向一端が前記仕切板に、他端が缶体内周にそれぞ
    れ接続され、上下方向には少なくとも電気ヒーターの幅
    方向両側から缶体天井近傍に至り、前記加熱室を、電気
    ヒーター近傍の小加熱室とその外側の外側室とに仕切る
    一対の縦断仕切板と、これら縦断仕切板の、前記仕切板
    側の端部上端に配置され、前記小加熱室と外側室とを連
    通する、第2蒸気流通口と、を設けると共に、前記蒸気
    流通口を、前記外側室に臨む位置に設けたことを特徴と
    する電気式ボイラー。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記水位検
    出装置を、前記仕切板の、前記蒸気流通口と前記蒸気取
    出口とを結ぶ蒸気流路の外側に配置したことを特徴とす
    る電気式ボイラー。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記電気ヒーターを略
    水平に配置し、前記仕切板を、該電気ヒーターの長手方
    向先端から僅かに離間した位置で、前記缶体を電気ヒー
    ターの幅方向に横断して配置された一枚板形状とし、且
    つ、前記電気ヒーターの幅方向両側位置に配置され、長
    手方向一端が前記仕切板に、他端が缶体内周にそれぞれ
    接続され、上下方向には少なくとも電気ヒーターの幅方
    向両側から缶体天井近傍に至り、前記加熱室を、電気ヒ
    ーター近傍の小加熱室とその外側の外側室とに仕切る一
    対の縦断仕切板を設けると共に、前記蒸気流通口を、前
    記小加熱室に臨んで設け、且つ、前記ドレン室におけ
    る、前記蒸気流通口と前記蒸気取出口との間の蒸気流通
    路中に、該蒸気流が衝突する邪魔板を突出配置したこと
    を特徴とする電気式ボイラー。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記水位検出装置を、
    前記邪魔板の、前記蒸気取出口側に臨接した位置に配置
    したことを特徴とする電気式ボイラー。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかにおいて、前記
    給水口を、前記ドレン室の底部に設けたことを特徴とす
    る電気式ボイラー。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかにおいて、前記
    缶体は、中心軸が水平方向に配置された円筒形状とさ
    れ、前記電気ヒーターは、該円筒の一端面から前記中心
    軸と略平行に缶体内に突出配置されてなり、前記仕切板
    は前記一端面と平行に配置され、前記蒸気取出口は前記
    円筒の他端面の上部近傍に配置されたことを特徴とする
    電気式ボイラー。
JP6092995A 1995-03-20 1995-03-20 電気式ボイラー Pending JPH08261402A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030095841A (ko) * 2002-06-14 2003-12-24 박정식 용기의 수위제어장치
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