JP2579939Y2 - スチ−ム加湿器 - Google Patents

スチ−ム加湿器

Info

Publication number
JP2579939Y2
JP2579939Y2 JP8580692U JP8580692U JP2579939Y2 JP 2579939 Y2 JP2579939 Y2 JP 2579939Y2 JP 8580692 U JP8580692 U JP 8580692U JP 8580692 U JP8580692 U JP 8580692U JP 2579939 Y2 JP2579939 Y2 JP 2579939Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
tank
heating tank
heater
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8580692U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0646234U (ja
Inventor
鐵衛 内田
力 内田
佐敏 南雲
良健 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP8580692U priority Critical patent/JP2579939Y2/ja
Publication of JPH0646234U publication Critical patent/JPH0646234U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579939Y2 publication Critical patent/JP2579939Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はヒ−タ−加熱によって
発生したスチ−ムを利用して室内の加湿を行うスチ−ム
式の加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、器具
の安全装置としては受水槽内に備えられ給水タンクの渇
水を検知して運転を停止させるフロ−トスイッチと、加
熱槽に密着され該加熱槽の空焚きを検知して運転を停止
させるサ−モスタットと、器具本体内に備えられ前記フ
ロ−トスイッチやサ−モスタットが故障した時等、器具
本体内が異常過熱状態となった時に、最終的な安全装置
として作動して運転を停止させる温度ヒュ−ズ等の最終
安全手段とが備えられ器具の安全を計るものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、最終安全手段が器具本体内の側壁や底板に取り
付けられているだけである為、器具本体内温度だけでな
く器具が設置されている雰囲気温度まで検知してしま
い、検知にバラツキを生じ、即ち器具本体内が異常過熱
状態でも器具が設置されている部屋内が低温状態であれ
ば、なかなか異常状態は検知されず、甚だしい時には器
具本体の焼損と言う大きな問題に発展してしまうもので
あった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この考案はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、器具本体
に加熱槽を固定し、この加熱槽に一定量の水を貯溜して
加熱ヒ−タ−にて加熱し発生したスチ−ムを、吹出ノズ
ルより放出するものに於いて、前記器具本体内の異常過
熱状態を検知し運転を停止させる最終安全手段を、一部
が加熱ヒ−タ−に当接した取付金具によって、加熱槽近
傍に取り付けたものである。
【0005】
【作用】今サ−モスタット7の故障等によって加熱槽2
が空焚き状態となっても加熱ヒ−タ−3の通電が停止さ
れず、器具本体1内が異常過熱状態となった場合には、
加熱槽2近傍に備えられた最終安全手段9が作動して運
転を停止させるものであるが、この時最終安全手段9は
一部が加熱ヒ−タ−3に当接した取付金具10に取り付
けられているので、取付金具10からの熱伝導で加熱ヒ
−タ−3の熱を直接受けるので、雰囲気温度による検知
バラツキが吸収され、しかも素早く異常状態を検知出来
るので、器具の焼損を招く心配がなく常に安心して使用
出来るものである。
【0006】
【実施例】次にこの考案に係るスチ−ム加湿器を図面に
示された好適な一実施例で説明する。1は合成樹脂で形
成された平面小判状の器具本体で、中央部には有底筒状
でアルミ材の内面に脱カルキ処理のテフロン加工等を施
した加熱槽2が備えられ、更にこの加熱槽2の側壁外周
には面状のバンドヒ−タ−から成る加熱ヒ−タ−3がヒ
−タ−金具4によって固着され、内方に貯溜される一定
量の水を加熱してスチ−ムを発生させるものである。
【0007】前記加熱槽2は底部中央部を他より上方に
突出させ給水口5を形成し、これによって残りの外周部
6は凹状とされ、この底部に上記ヒ−タ−金具4を利用
して固定されるサ−モスタット7が備えられ、加熱槽2
の空焚き等の異常高温を検知して運転を停止させるもの
である。8はステンレス板よりなる加熱槽取付板で、加
熱槽2外周に嵌着されることで該加熱槽2を器具本体1
内中央部に取り付けるものである。
【0008】9は溶断温度約170℃前後の温度ヒュ−
ズ等から成る最終安全手段で、上記加熱槽取付板8に一
端をネジ止めし、中間部のU字状部のバネ作用を利用し
て加熱ヒ−タ−3に当接してこれを押圧する取付金具1
0の他端に取り付けられ、加熱槽2外周近傍に位置され
るものである。
【0009】11は前記加熱槽2の給水口5と連通パイ
プ12を介して連通した受水槽で、カ−トリッジ式の給
水タンク13の給水部14中の弁体(図示せず)と対向
する押し上げ桿15を備え、給水タンク13よりの補給
水を加熱槽2に供給するものである。
【0010】16は給水タンク13内の渇水状態を検出
する為のフロ−トスイッチで、受水槽11内に備えられ
該受水槽11内の水位によって上下動し、水位低下によ
って渇水を検出し接点を開成して加熱ヒ−タ−3への通
電のみを停止させ空焚きを防止するものである。前記給
水タンク13は透明の合成樹脂によって形成され内容量
が一目でわかると共に、中央部を空洞としたド−ナツ形
状としているものである。
【0011】17は上記加熱槽2上に立設し給水タンク
13装着時該給水タンク13の空洞部内に収納される透
明の合成樹脂から成る案内筒で、内方を二重筒構造とし
て、内筒18下端をパッキン19を介して加熱槽2内方
と気密に連通させて、スチ−ムを上方に案内するスチ−
ム流通路20を構成させると共に、その外周は器具本体
1内に備えられた送風機21からの冷却空気を2つの送
風塔22を介して流通させる空気流通路23を構成させ
ている。
【0012】24は案内筒17上端に装着された吹出ノ
ズルで、この内方で上記スチ−ム流通路20を流通して
来たスチ−ムと、空気流通路23を流通して来た空気と
を混合して、案内片25を有した吹出口26より室内に
放出させるものである。
【0013】又上記案内筒17は水平断面小判状に形成
されており、空気流通路23は送風塔22が位置する両
側方の方が前後方向よりその容積大とし、多量の冷却空
気を流通させるようにしたことで、水量が多く給水部1
4を有した給水タンク13の両側方側をより強力に冷却
出来るようにしているものである。
【0014】27は器具本体1側壁に形成した吸気口
で、送風機21の駆動によって室内空気を吸気するもの
である。28は操作部で、運転スイッチ29及び一定湿
度によるON・OFF制御行わせる為の切替スイッチ3
0とが備えられている。
【0015】次に図5に示す電気回路図について説明す
れば、商用の交流電源31に運転スイッチ29及びサ−
モスタット7及び最終安全手段9を介して送風機21の
モ−タ−及び加熱ヒ−タ−3が接続され、それぞれによ
って通電制御されるものである。
【0016】又送風機21のモ−タ−と加熱ヒ−タ−3
との間には、フロ−トスイッチ16及び切替スイッチ3
0と湿度センサ−32の並列回路にリレ−33が接続し
た回路が並列接続され、更に加熱ヒ−タ−3の通電を制
御するリレ−33の接点33aが該加熱ヒ−タ−3と直
列接続しており、フロ−トスイッチ16の渇水検知によ
る開成及び切替スイッチ30を「入」とする一定湿度検
知による湿度センサ−32の開成で、加熱ヒ−タ−3の
みの通電を停止するものである。
【0017】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今室内の加湿を行う為運転スイッチ29をONすれ
ば、送風機21及び加熱ヒ−タ−3が通電され、この加
熱ヒ−タ−3への通電で加熱槽2が加熱され内方に貯溜
した一定量の水からスチ−ムを発生させるものであり、
そしてこの発生したスチ−ムは気密に連通した案内筒1
7のスチ−ム流通路20内を上昇し、上端の吹出ノズル
24内で送風機21駆動によって供給される送風空気と
合流して、室内に放出されるので部屋全体を良好に加湿
することが出来るものである。
【0018】又この状態でフロ−トスイッチ16及びサ
−モスタット7が故障で、加熱槽2が空焚き状態となっ
ても運転が停止されない場合には、本来水に奪われる加
熱ヒ−タ−3の熱が加熱槽2を中心とする器具本体1内
に作用し、該器具本体1内が異常過熱状態となるが、こ
れを加熱槽2近傍に備えられた最終安全手段9が検知し
溶断することで、送風機21及び加熱ヒ−タ−3への通
電回路が開成され運転を停止させて最終的な安全を確保
するものであり、フロ−トスイッチ16やサ−モスタッ
ト7が共に作動しなかった異常時でも確実に運転を停止
させて、加熱槽2や器具本体1の焼損と言う最悪の事態
を未然に防止出来るものである。
【0019】更にこの最終安全手段9は、一部が加熱ヒ
−タ−3に当接した取付金具10に取り付けられている
ので、正常時では水に奪われて伝わってこない加熱ヒ−
タ−3の熱が取付金具10を介して直接最終安全手段9
に伝わり、異常状態を素早く検知出来、従来のように雰
囲気温度を検知してしまい検知が遅れると言う不具合が
なく、的確な検知で安心して使用出来るものである。
【0020】
【考案の効果】要するにこの考案は、器具本体1に加熱
槽2を固定し、この加熱槽2に一定量の水を貯溜して加
熱ヒ−タ−3にて加熱し発生したスチ−ムを、吹出ノズ
ル24より放出するものに於いて、前記器具本体1内の
異常過熱状態を検知し運転を停止させる最終安全手段9
を、一部が加熱ヒ−タ−3に当接した取付金具10によ
って、加熱槽2近傍に取り付けたものであるから、フロ
−トスイッチやサ−モスタットが故障し空焚き状態でも
運転が停止されない場合には、最終安全手段がこの異常
過熱状態を検知して運転を停止させるので、フロ−トス
イッチ・サ−モスタット・最終安全手段と三重の安全対
策が施され、極めて安全であり安心して使用出来るもの
である。
【0020】
【考案の効果】要するにこの考案は、器具本体1に加熱
槽2を固定し、この加熱槽2に一定量の水を貯溜して加
熱ヒ−タ−3にて加熱し発生したスチ−ムを、吹出ノズ
ル21より放出するものに於いて、前記器具本体1内の
異常過熱状態を検知し運転を停止させる最終安全手段9
を、一部が加熱ヒ−タ−3に当接した取付金具10によ
って、加熱槽2近傍に取り付けたものであるから、フロ
−トスイッチやサ−モスタットが故障し空焚き状態でも
運転が停止されない場合には、最終安全手段がこの異常
過熱状態を検知して運転を停止させるので、フロ−トス
イッチ・サ−モスタット・最終安全手段と三重の安全対
策が施され、極めて安全であり安心して使用出来るもの
である。
【0021】更にこの最終安全手段は、一部が加熱ヒ−
タ−に当接した取付金具に取り付けられているので、異
常時には加熱ヒ−タ−の熱が直接取付金具を介して伝え
られ、異常過熱状態を素早く検知出来、従来のように雰
囲気温度を検知してしまい検知にバラツキを生じて、結
果的には加熱槽や器具本体の焼損を招いてしまうと言う
不具合を防止出来、的確な異常過熱検知で安全性の向上
を計ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例を付したスチ−ム加湿器を示
す斜視図。
【図2】図1のA−A′線断面図。
【図3】図1のB−B′線断面図。
【図4】同要部の拡大断面図。
【図5】同電気回路図
【符号の説明】
1 器具本体 2 加熱槽 3 加熱ヒ−タ− 9 最終安全手段 10 取付金具 24 吹出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−156959(JP,A) 実開 昭55−96335(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 6/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体1に加熱槽2を固定し、この加
    熱槽2に一定量の水を貯溜して加熱ヒ−タ−3にて加熱
    し発生したスチ−ムを、吹出ノズル24より放出するも
    のに於いて、前記器具本体1内の異常過熱状態を検知し
    運転を停止させる最終安全手段9を、一部が加熱ヒ−タ
    −3に当接した取付金具10によって、加熱槽2近傍に
    取り付けた事を特徴とするスチ−ム加湿器。
JP8580692U 1992-11-18 1992-11-18 スチ−ム加湿器 Expired - Fee Related JP2579939Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580692U JP2579939Y2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 スチ−ム加湿器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580692U JP2579939Y2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 スチ−ム加湿器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0646234U JPH0646234U (ja) 1994-06-24
JP2579939Y2 true JP2579939Y2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=13869122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8580692U Expired - Fee Related JP2579939Y2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 スチ−ム加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579939Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4664178B2 (ja) * 2005-10-07 2011-04-06 ツインバード工業株式会社 加湿器
JP5537485B2 (ja) * 2011-04-06 2014-07-02 株式会社コロナ ミスト発生装置
JP5709923B2 (ja) * 2013-04-04 2015-04-30 三菱電機株式会社 流体搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0646234U (ja) 1994-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4652408A (en) Inhalation apparatus
JPH0124511B2 (ja)
JP2579939Y2 (ja) スチ−ム加湿器
JPH05154323A (ja) フィルタ目詰まり検知方法
JPS60216132A (ja) 電気こたつ
CN213777934U (zh) 空调
JP3021732B2 (ja) 空気調和装置の加湿制御装置
JP3497738B2 (ja) 加湿器
JP2536469Y2 (ja) 水面加熱式加湿器
CN112097325A (zh) 空调以及空调的加湿方法
KR100770412B1 (ko) 물공급 자동개폐 히터식 가습기
KR0139832Y1 (ko) 가습기의 히터고정장치
JPH0646236U (ja) スチ−ム加湿器
JPH10103721A (ja) 加湿装置
JP4187680B2 (ja) 温風暖房装置
JPH094886A (ja) ヒーター式加湿機
KR20220080870A (ko) 가열식 가습기 장치
JPH1163402A (ja) 家庭用蒸気発生装置
JP3531287B2 (ja) 電気瞬間湯沸器
KR0182754B1 (ko) 야간 가습기의 전력제어 방법
KR100211161B1 (ko) 가습기에서 미스트 토출 온도의 제어 장치
JP2000046384A (ja) 加湿器
JPS6022252Y2 (ja) 換気扇
JPH05288376A (ja) 加湿装置
KR920007463Y1 (ko) 송풍기 유니트의 에어필터 청소 예고장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees