JPH094886A - ヒーター式加湿機 - Google Patents

ヒーター式加湿機

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JPH094886A
JPH094886A JP15430595A JP15430595A JPH094886A JP H094886 A JPH094886 A JP H094886A JP 15430595 A JP15430595 A JP 15430595A JP 15430595 A JP15430595 A JP 15430595A JP H094886 A JPH094886 A JP H094886A
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JP
Japan
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display
unit
heating
thermostat
abnormal
Prior art date
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Application number
JP15430595A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yasuda
武史 安田
Hidenori Masamoto
秀紀 正元
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱釜の異常高温状態をサーモスタットによ
り検知し、発熱体を冷却し安全に停止することのできる
加湿機を提供することを目的とする。 【構成】 加熱釜2の表面または近傍に設置されたサー
モスタット12により加熱釜2の異常高温を検出し、発
熱体11への通電を停止して安全を保ち、送風装置8に
よる一定期間の冷却運転を設け発熱体11の冷却後に異
常高温の表示を行うことで使用者に対して加熱釜2の高
温の危険性を取り除く構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒーター式加湿機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冬季において暖房した室内の相対
湿度を上げるためにヒーター式加湿機が多く使用されて
いる。
【0003】以下に、従来のヒーター式加湿機について
図8および図9を参照しながら説明する。図に示すよう
に、本体101には加熱釜102が固定され、加熱釜1
02の底部と水槽103の底部とはパイプ104によっ
て連結され、給水タンク105は本体101の載置台1
06上に着脱自在に収納され、給水タンク105から水
槽103にパイプ104を介して加熱釜102に水が供
給される。また、水槽103にはリードスイッチ107
が設けられ、水槽103内の水位を検知している。
【0004】本体101内部には送風装置108を設
け、通風路の取入口109付近には湿度センサー110
が設けられ、取入口109にはフィルタ109aが取り
付けられている。また、加熱釜102の側周部には発熱
体111が巻き付けられ、温度ヒューズ112が取り付
けられ、発熱体111近傍には温度センサー113が取
り付けられている。また、加熱釜102の上部に案内壁
114が設けられ、送風装置108からの気流を吹出口
115まで案内し、案内壁114には送風装置108か
らの気流が流入する開口部116を設けている。
【0005】本体101の側面に取り付けられた基板1
17は、運転状態および相対湿度の表示を行う表示部1
18と、発熱体111を駆動する駆動部119と、入力
部120、湿度センサー110、温度センサー113の
入力値により表示部118、駆動部119、送風装置1
08を制御する制御手段121を設けている。
【0006】上記構成において、まず本体101の電装
部に通電すると制御手段121は湿度センサー110の
入力値による現在湿度を表示部118に点滅表示させ
る。次に、入力部120を操作して設定湿度を表示部1
18に連続点灯させると、湿度センサー110の入力値
による現在湿度と比較し、現在湿度が設定湿度より低い
ときは駆動部119を制御し、発熱体111の通電を開
始して加熱釜102内の水を加熱する。このとき、送風
装置108にも通電され送風が開口部116より送り込
まれ、案内壁114内で水蒸気と混合されて吹出口11
5より放出される。さらに、加湿を続けて湿度センサー
110の検出値による現在湿度が設定湿度より大きくな
れば、制御手段121は駆動部119を制御して発熱体
111の通電を停止する。また、現在湿度が設定湿度よ
り低くなれば、制御手段121は、駆動部119の通電
を開始して湿度を上昇させる。この動作を繰り返すこと
により、室内湿度を設定湿度に一定に保つものである。
【0007】またリードスイッチ107は水槽103の
水位を検知しているが、リードスイッチ107が故障し
て作動しないときは、加熱釜102が連続して空炊きさ
れないように温度センサー113によって異常高温を検
知し、制御手段部121が駆動部119を制御して発熱
体111の通電を停止し、表示部118に異常表示する
ことで使用者に異常高温になったことを報知するもので
あった。
【0008】また、さらなる加熱釜102の異常高温が
発生した場合、温度ヒューズ112が加熱釜102の高
熱で溶断して、発熱体111を含む全ての通電を停止し
て安全を確保するものであった。
【0009】また、制御手段121は通常運転におい
て、運転終了時に加熱釜102を冷却するために、送風
装置108のみを遅延して送風運転している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のヒー
ター式加湿機では、温度センサー113が異常高温を検
知して発熱体111の通電を停止したとき、加熱釜10
2の余熱が残ったままで異常状態の出力表示を行うと、
使用者が異常原因を調べるために高温の加熱釜102に
触れる危険性があるという問題があった。
【0011】また、異常高温時に温度センサー113で
検知して発熱体111の通電を停止しても、余熱の勢い
によるさらなる加熱釜102の温度上昇のために、温度
ヒューズ112が溶断する場合があるという問題があっ
た。
【0012】さらに、異常高温時に温度センサー113
で検知して、送風装置108が冷却運転を行っている場
合に、通常出力表示中に操作部の操作により運転停止と
なったとき、使用者には運転中の異常状態が報知されず
に停止するという問題があった。
【0013】また、温度センサー113が異常高温を検
知した後に通常状態に自動的に復帰した場合は、使用者
が異常原因を取り除くことなく運転を開始するため、不
安全状態で再び使用されるという問題があった。
【0014】本発明は、上記課題を解決するもので、加
熱釜の高温の危険性を解除してから使用者に報知するこ
とのできるヒーター式加湿機を提供することを第1の目
的とする。
【0015】第2の目的は、加熱釜の余熱によるさらな
る温度上昇を防ぎ、温度ヒューズを溶断することなく安
全に停止できることにある。
【0016】第3の目的は、加熱釜の異常高温状態から
正常状態に戻り、運転停止となった場合に、使用者に異
常が発生したことを報知することにある。
【0017】また、第4の目的は、運転途中に加熱釜の
異常高温状態が発生したものの、正常な温度状態に復帰
して停止した場合に、異常原因を取り除いてから運転を
開始できるようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のヒーター式加湿
機は上記第1の目的を達成するために第1の手段は、本
体に内蔵された加熱釜と、この加熱釜を加熱する発熱体
と、前記加熱釜に気流を接触させたのち、前記加熱釜で
発生した水蒸気を本体外に放散する送風装置と、運転状
態の通常運転表示および異常運転表示を行う表示部と、
前記発熱体を駆動する駆動部と、前記加熱釜の異常温度
を検知して作動するサーモスタットと、前記駆動部、表
示部および送風装置を制御する制御手段とを備え、この
制御手段は前記サーモスタットの作動信号により、前記
発熱体の通電を停止し、前記表示部には通常運転表示を
続け、前記送風装置を一定時間駆動し、駆動終了と同時
に前記表示部に異常運転表示を行う構成とする。
【0019】また、第2の目的を達成するために第2の
手段は、制御手段はサーモスタット作動後の通常運転表
示状態において、途中で運転停止となる場合には、送風
装置の一定時間駆動を継続するように制御する構成とす
る。
【0020】また、第3の目的を達成するために第3の
手段は、制御手段はサーモスタット作動後の通常運転表
示状態において、途中で運転停止となる場合は、同時に
表示部に異常運転表示を行うように制御する構成とす
る。
【0021】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、制御手段はサーモスタットが作動して表示され
る異常運転表示状態において、入力部からの入力信号を
受け付けず、電源が遮断されるまで異常運転の表示を継
続するように制御する構成とする。
【0022】
【作用】本発明は、上記した第1の手段の構成により、
加熱釜の異常高温時には即座に発熱体の通電を停止し、
送風運転を続けて余熱によるさらなる温度上昇を防ぎ、
加熱釜の高温状態を解除した後に、使用者にとって安全
な状態の時に異常状態を報知することとなる。
【0023】また、第2の手段の構成により、加熱釜が
異常高温状態の途中に運転停止となった場合であって
も、送風装置を一定時間駆動して余熱による温度上昇を
防ぐことにより、温度ヒューズの溶断が防止できる。
【0024】また、第3の手段の構成により、加熱釜が
異常高温状態から自動的に通常運転に復帰した場合は、
運転停止時に異常運転表示することにより、使用者に異
常状態の発生を報知することができる。
【0025】また、第4の手段の構成により、運転中に
加熱釜の異常高温状態が発生すると、運転が停止しても
異常運転表示を継続し、電源が再投入されるまで入力部
からの入力信号を受け付けないようにしているので、使
用者に運転途中で異常高温となったことを認知させ、不
安全状態での使用を繰り返さないようにできる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図4を参照しながら説明する。図に示すように、本体1
内には加熱釜2と水槽3が設けられ、加熱釜2は底部で
水槽3とパイプ4にて連結されている。給水タンク5は
本体1内の載置台6上に着脱自在に収納され、給水タン
ク5から水槽3内に与えられた水はパイプ4を介して加
熱釜2に供給される。水槽3にはリードスイッチ7が設
けられ、水槽3内の水の有無を検知する。本体1内には
送風装置8を設け、本体1表面に開口する吸込口9の近
傍には、湿度センサー10が設けられ、吸込口9にはフ
ィルター9aが取り付けられている。加熱釜2の側周部
には発熱体11が巻き付けられ、加熱釜2の表面または
近傍にはサーモスタット12および温度ヒューズ13が
設置されている。また、加熱釜2の上部には水蒸気を吹
出口14に案内する案内壁15が設けられ、この案内壁
13には送風装置8からの気流が流入する開口部16を
設けている。
【0027】本体1の側面に取り付けられた基板17に
は操作入力を行う入力部18と、運転状態の表示および
湿度表示を行う表示部19が本体1表面に露出して設け
られている。また基板17は発熱体11をオン・オフ駆
動する駆動部20と、湿度センサー10およびマイクロ
コンピューターなどの制御手段21を有している。制御
手段21は入力部18、湿度センサー10およびサーモ
スタット12などの入力信号により、表示部19、発熱
体11の駆動部20および送風装置8を通電制御するも
のである。
【0028】上記構成において以下動作を図4のフロー
チャートを用いて説明すると、ステップ200で入力部
18の操作により運転開始するとステップ201で制御
手段21が働き、発熱体11および送風装置8に通電さ
れ、表示部19に通常運転の表示があり、加湿運転が行
われる。ステップ202の判定によりサーモスタット1
2の動作点より低い温度であれば、通常の加湿運転が続
けられるが、図3に示すように、加熱釜2の汚れなどの
原因により、加熱釜2が異常高温となりサーモスタット
12の動作点以上に温度が上昇すると、ステップ203
で制御手段21は駆動部20を制御して発熱体11の通
電を停止させ、送風装置8のみの運転により発熱体11
を冷却する送風運転が行われ、ステップ204で送風運
転の時間計測を開始する。この送風運転の間は表示部1
9は通常運転表示を行い、ステップ205で所定時間
(約5分)が経過したと判断すると、ステップ206で
送風装置8の送風運転を停止する。同時にステップ20
7で制御手段21は表示部19に異常運転表示を行う。
このとき異常運転表示は、通常運転中には起こらない特
別な表示をすることで通常運転表示と異常運転表示を区
別している。従って、使用者が異常運転表示を見るとき
は、加熱釜2の温度が下がっているので、安全に加熱釜
2の点検を行うことができる。
【0029】このように、本発明の第1実施例のヒータ
ー式加湿機によれば、サーモスタット12の動作点に達
する加熱釜2の異常高温時には、すぐに発熱体11の通
電を停止して送風運転を行い、加熱釜2が充分に冷却さ
れ高温の危険性が解除された後に、使用者に異常運転状
態であることを報知することにより、使用者は異常高温
の原因を取り除く作業を安全に行うことができる。
【0030】つぎに、本発明の第2実施例について図1
〜図3および図5を参照しながら説明する。なお、第1
実施例と同一構成のものは、同一番号を付して以下、各
実施例とも詳しい説明は省略する。
【0031】図に示すように、制御手段21はサーモス
タット12作動後に通常運転表示が表示部19に表示さ
れている状態において、その途中で入力部18より運転
停止の操作を行った場合またはタイマー運転が停止した
場合は表示部19のみ運転停止状態を表示するが、送風
装置8による一定時間の冷却運転および発熱体の通電停
止は継続する構成としている。
【0032】上記構成において以下動作を図5のフロー
チャートを用いて説明すると、まずステップ200〜ス
テップ205は第1実施例と同一動作を行う。ステップ
205の送風装置8の送風運転の間にステップ208で
運転停止の操作が入力部18より制御手段21に入力さ
れた場合でも、送風装置8の送風運転を保持するように
制御しているので、加熱釜2のさらなる温度上昇を生ず
ることはない。なお、ステップ208の運転停止はタイ
マー運転による停止、および全ての動作モードの変更も
含まれる。
【0033】次にステップ205に戻り、送風運転時間
の計測を継続し、所定時間経過すると、第1実施例と同
様にステップ206で冷却運転を停止した後に、ステッ
プ207で異常表示出力を行い、運転停止状態となる。
【0034】このように本発明の第2実施例のヒーター
式加湿機によれば、異常高温発生時に運転停止の操作入
力またはタイマー運転の停止などがあった場合であって
も送風運転は保持され、加熱釜の余熱によるさらなる温
度上昇に起因する温度ヒューズの溶断を防止して、安全
に運転停止状態となる。
【0035】つぎに、本発明の第3実施例について図1
〜図3および図6を参照しながら説明する。
【0036】図に示すように、制御手段21はサーモス
タット12が作動して表示部19に通常運転表示をして
いる状態において、操作部の停止入力またはタイマー運
転終了などの運転停止となると、送風運転は継続しなが
ら表示部19に異常運転表示を行うように制御する構成
としている。
【0037】上記構成において以下動作を図6のフロー
チャートを用いて説明すると、ステップ200〜ステッ
プ205は第1実施例に示した動作と同一の動作を行
う。ステップ205の送風運転中において、ステップ2
08で運転停止となる場合は、送風装置8の運転を継続
するとともに、同時にステップ209で表示部19に異
常表示出力を行う。次にステップ210でサーモスタッ
ト12が作動状態かどうかの判別を行い、作動していれ
ばステップ209に戻り表示部19は異常運転表示を続
け、作動なしであればステップ211で送風運転を停止
する。このとき異常運転表示は、通常運転中には起こら
ない表示とすることで通常運転表示と異常運転表示を区
別している。
【0038】このように本発明の第3実施例によれば、
サーモスタットが作動する高温異常があったとき操作部
からの運転停止の操作またはタイマー運転の終了などの
運転停止となると同時に異常運転表示を行うことによっ
て、使用者に異常運転状態が発生したことを確実に報知
することができる。
【0039】つぎに、本発明の第4実施例について図1
〜図3および図7を参照しながら説明する。
【0040】図に示すように、制御手段21はサーモス
タット12が作動して表示部19に表示される異常運転
表示を電源が遮断するまで継続し、その間は入力部18
からの信号を受け付けないように制御する構成としてい
る。
【0041】上記構成において以下動作を図7のフロー
チャートを用いて説明する。ステップ200〜ステップ
207は第1実施例に示した動作と同一の動作を行う。
ステップ207で制御手段21は表示部19に異常運転
表示を行う。その後ステップ212において電源が遮断
されない場合はステップ207に戻り表示部19は異常
運転表示を続ける。この間はステップ213で入力部1
8からの入力信号に対して制御手段21は反応せず、異
常運転表示を続ける。また、ステップ212において電
源が遮断された場合、ステップ214による電源再投入
後、ステップ200に戻る。従って異常高温が発生した
場合は、そのままでは入力部18からの操作信号を受け
付けず、異常運転の原因が残っていることを使用者に知
らせることができる。
【0042】このように本発明の第4実施例のヒーター
式加湿機によれば、一度異常高温状態となった場合、使
用者が電源遮断して電源を再投入しない限り再び運転は
行わないため、使用者に加熱釜の汚れの除去や、フィル
タの目づまりの清掃などの異常原因を取り除く作業を促
すこととなり、その結果として機器を安全かつ正常な状
態に維持することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体に内蔵された加熱釜と、この加熱釜を加
熱する発熱体と、前記加熱釜に気流を接触させたのち、
前記加熱釜で発生した水蒸気を本体外に放散する送風装
置と、運転状態の通常運転表示および異常運転表示を行
う表示部と、前記発熱体を駆動する駆動部と、前記加熱
釜の異常温度を検知して作動するサーモスタットと、前
記駆動部、表示部および送風装置を制御する制御手段と
を備え、この制御手段は前記サーモスタットの作動信号
により、前記発熱体の通電を停止し、前記表示部には通
常運転表示を続け、前記送風装置を一定時間駆動し、駆
動終了と同時に前記表示部に異常運転表示を行う構成と
したので、加熱釜の異常高温検知時に高温の危険性を解
除した後、使用者に異常状態が報知され、使用者は安全
な状態で機器の異常原因を除去することができるヒータ
ー式加湿機を提供できる。
【0044】また、制御手段はサーモスタット作動後の
通常運転表示状態において、途中で運転停止となる場合
には、送風装置の一定時間駆動を継続するように制御す
る構成としたので、加熱釜の異常高温状態の途中で運転
停止となる場合も、加熱釜の余熱によりさらなる温度上
昇を防止し、温度ヒューズ切れを防止することができ
る。
【0045】また、制御手段はサーモスタットの作動時
の通常運転表示状態において、途中で運転停止となる場
合は同時に表示部に異常運転表示を行うように制御する
構成としたので、加熱釜の異常高温状態の途中で運転停
止となった場合であっても、使用者に運転中に異常が発
生したことを報知することができる。
【0046】また、制御手段はサーモスタットが作動し
て表示される異常運転表示状態において、入力部からの
入力信号を受け付けず、電源が遮断されるまで異常運転
の表示を継続するように制御する構成としたので、入力
部の操作のみで再起動することはなく、使用者に加熱釜
の清掃などの異常原因を取り除く作業を促し、異常状態
での使用を安易に繰り返さないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例〜第4実施例のヒーター式
加湿機の断面図
【図2】同ブロック回路図
【図3】同温湿度特性図
【図4】同第1実施例のフローチャート
【図5】同第2実施例のフローチャート
【図6】同第3実施例のフローチャート
【図7】同第4実施例のフローチャート
【図8】従来のヒーター式加湿機の断面図
【図9】同ブロック回路図
【符号の説明】
1 本体 2 加熱釜 8 送風装置 11 発熱体 12 サーモスタット 18 入力部 19 表示部 20 駆動部 21 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵された加熱釜と、この加熱釜
    を加熱する発熱体と、前記加熱釜に気流を接触させたの
    ち、前記加熱釜で発生した水蒸気を本体外に放散する送
    風装置と、運転状態の通常運転表示および異常運転表示
    を行う表示部と、前記発熱体を駆動する駆動部と、前記
    加熱釜の異常温度を検知して作動するサーモスタット
    と、前記駆動部、表示部および送風装置を制御する制御
    手段とを備え、この制御手段は前記サーモスタットの作
    動信号により、前記発熱体の通電を停止し、前記表示部
    には通常運転表示を続け、前記送風装置を一定時間駆動
    し、駆動終了と同時に前記表示部に異常運転表示を行う
    構成としたヒーター式加湿機。
  2. 【請求項2】 制御手段はサーモスタット作動後の通常
    運転表示状態において、途中で運転停止となる場合に
    は、送風装置の一定時間駆動を継続するように制御する
    構成とした請求項1記載のヒーター式加湿機。
  3. 【請求項3】 制御手段はサーモスタット作動後の通常
    運転表示状態において、途中で運転停止となる場合は同
    時に表示部に異常運転表示を行うように制御する構成と
    した請求項1記載のヒーター式加湿機。
  4. 【請求項4】 制御手段はサーモスタットが作動して表
    示される異常運転表示状態において、入力部からの入力
    信号を受け付けず、電源が遮断されるまで異常運転の表
    示を継続するように制御する構成とした請求項1記載の
    ヒーター式加湿機。
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