JPH062919A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH062919A
JPH062919A JP4162641A JP16264192A JPH062919A JP H062919 A JPH062919 A JP H062919A JP 4162641 A JP4162641 A JP 4162641A JP 16264192 A JP16264192 A JP 16264192A JP H062919 A JPH062919 A JP H062919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor heater
semiconductor
heater
air conditioner
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP4162641A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Otsuka
伸二 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4162641A priority Critical patent/JPH062919A/ja
Publication of JPH062919A publication Critical patent/JPH062919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の安全性を高める。 【構成】 空気調和機の室内機には除湿運転等で使用す
る半導体ヒーター(PTC)2がある。この半導体ヒー
ター2に油や埃が多量に付着すると、同半導体ヒーター
2に流れる電流が増加し、付着した油や埃が加熱されて
危険である。そこで、図1に示すように、半導体ヒータ
ー2の電源回路に、電流検出センサ5を備えた電流検出
回路6を設けて半導体ヒーター2に流れる電流を検出
し、検出した電流が基準値(上限値)よりも大きい場合
にはマイクロコンピュータ4がリレースイッチ3を制御
して半導体ヒーター2への入力電流を遮断すると共に、
表示手段(表示部)7に半導体ヒーター2側が異常であ
ることを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内機に半導体ヒーター
を備えた空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機には冷房時の除湿運
転や暖房時の能力不足を補うなどの目的で半導体ヒータ
ーが設けられている。この種の室内機を台所に設置する
と、フィルターで除去しきれなかった油や埃が半導体ヒ
ーターにも付着する。特に油の使用量が多い例えば中華
料理店などに設置された室内機では半導体ヒーターへの
油の付着量が一段と多くなるが、従来の室内機では半導
体ヒーター側に油や埃が付着するのを防止する特別の手
段はなく、油や埃の付着防止はフィルター側に任せるよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油や埃
が多量に付着している半導体ヒーターを通電状態にする
と、その能力が十分に発揮されないばかりでなく、半導
体ヒーターの特性上、同半導体ヒーターに流れる電流が
増加する。すると、その半導体ヒーターに付着している
油や埃が加熱されて油は蒸発を始め、蒸発音を発した
り、最悪の場合は発煙や発火の恐れさえあり、危険であ
る。したがって、本発明においては、このような危険な
状態が発生するのを防止できる空気調和機の制御装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、半導体ヒーターと、
同半導体ヒーターの電源回路を開閉する開閉手段と、同
開閉手段等を制御する制御ユニットとを備えてなる空気
調和機の室内機において、前記半導体ヒーターに流れる
電流を検出するための電流検出手段と、前記半導体ヒー
ターに過電流が流れたときに異常表示を行う表示手段と
を設け、前記半導体ヒーターへの通電が開始されてから
一定時間後、前記半導体ヒーターに流れる電流を検出
し、その電流値が予め設定されている基準値を超えたら
前記半導体ヒーターへの通電を停止するよう前記開閉手
段を制御すると共に、前記表示手段に半導体ヒーターの
異常表示を行うようにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、半導体ヒーターへの通電
が開始されてから一定時間が経過すると、半導体ヒータ
ーに流れる電流が検出され、その電流値が基準値(上限
値)を超えたら半導体ヒーターへの通電が停止され、表
示手段に半導体ヒーターの異常表示が行われるので、半
導体ヒーターに付着した油や埃の発煙・発火を防止する
ことができると共に、異常箇所が半導体ヒーター側であ
ることを知ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は半導体ヒーターに流れる電流の検
出および半導体ヒーターの制御に関するブロック図で、
1は交流電源、2は半導体ヒーター(PTC)、3は半
導体ヒーター2の電源回路を開閉する開閉手段としての
リレースイッチ、4はリレースイッチ3を制御したり、
図示してない室内ファンモータ等を制御したりするマイ
クロコンピュータを備えた制御ユニットである。以上は
空気調和機既存のものであるが、本実施例では半導体ヒ
ーター2に流れる電流を検出するための電流検出手段と
して、半導体ヒーター2の電源回路に電流検出センサ5
を備えた電流検出回路6を設けると共に、半導体ヒータ
ー2に過電流が流れたときに異常表示を行う表示手段7
とを設けている。なお、前記マイクロコンピュータ4は
電流検出回路6から入力される検出電流のアナログ信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器の他、タイマ
ー、記憶部等を内蔵しているので、これらも利用する。
【0007】図2は半導体ヒーター2への油の付着量と
半導体ヒーター2に流れる電流値との関係を実験的に求
めたものである。半導体ヒーター2に流れる電流は通電
開始時は大きく、ある時間を経過すると無風状態か通風
状態かによっても変わるが、油や埃の付着が無ければ何
れにしても安定した小電流となる。例えば無風状態では
通電開始時に約6A流れても所定時間が経過すると約1
Aまで降下して安定する。ところが、この安定時の電流
も半導体ヒーター2への油の付着量が多くなるに連れて
増加し、油が多量に付着すると電流値も急上昇して油や
埃が加熱され、危険な状態になる。
【0008】そこで、本実施例では、半導体ヒーター2
への通電が開始されてから所定時間経過後に半導体ヒー
ター2に流れる電流を検出し、その電流値が予め設定さ
れている基準値を超えたら半導体ヒーター2への通電を
停止するようリレースイッチ3を制御すると共に、表示
手段7に半導体ヒーター2側が異常であることを知らせ
る異常表示を行うようにしている。図3はこの一連の作
業をフローチャートにより表したもので、空気調和機の
運転が開始されると、ステップST1では半導体ヒータ
ー2への通電がなされているかどうかの判定が行われ
る。半導体ヒーター2が通電状態であればステップST
2に進めてタイマーをスタートさせる。ステップST3
では所定時間が経過したかどうかの判定がなされる。こ
の所定時間というのは半導体ヒーター2への通電開始直
後に大きな電流が流れる時間帯を避けて誤った制御を行
わないようにするために設定されている時間である。
【0009】タイマースタート後、前記所定時間が経過
するとステップST4に進められ、半導体ヒーター2に
流れる電流Ihが検出される。この電流Ihは次のステ
ップST5で、予め設定されている基準値(上限値)I
と比較され、基準値以下であればステップST1に戻さ
れステップST1〜ステップST5の作業が繰り返し実
行される。もし、検出された電流Ihが基準値Iを超え
ていれば半導体ヒーター2側に異常がある、すなわち、
半導体ヒーター2に油や埃が多量に付着しているものと
してステップST6に進め、半導体ヒーター2への通電
を停止し、更に、ステップST7に進めて表示手段7に
異常表示を行うようになっている。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したような空気調和機である
ならば、半導体ヒーターに多量の油や埃が付着し、発煙
発火等の恐れがある場合には半導体ヒーターへの通電が
停止され、異常表示がなされるので危険防止に役立ち、
安全性が向上すると共にも、サービスマン等への異常通
報が速やかにでき、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体ヒーターの電流検出およ
び制御に関するブロック図である。
【図2】本発明に係わる半導体ヒーターへの油の付着量
と消費電流の関係を表す図である。
【図3】本発明の制御例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 交流電源 2 半導体ヒーター(PTC) 3 リレースイッチ 4 制御ユニット(マイクロコンピュータ) 5 電流検出センサ 6 電流検出回路 7 表示手段(表示部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ヒーターと、同半導体ヒーターの
    電源回路を開閉する開閉手段と、同開閉手段等を制御す
    る制御ユニットとを備えてなる空気調和機の室内機にお
    いて、前記半導体ヒーターに流れる電流を検出するため
    の電流検出手段と、前記半導体ヒーターに過電流が流れ
    たときに異常表示を行う表示手段とを設け、前記半導体
    ヒーターへの通電が開始されてから一定時間後、前記半
    導体ヒーターに流れる電流を検出し、その電流値が予め
    設定されている基準値を超えたら前記半導体ヒーターへ
    の通電を停止するよう前記開閉手段を制御すると共に、
    前記表示手段に半導体ヒーターの異常表示を行うように
    してなることを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体ヒーターに流れる電流を前記
    一定時間が経過後、繰り返し検出するようにしてなる請
    求項1記載の空気調和機の制御装置。
JP4162641A 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置 Pending JPH062919A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4162641A JPH062919A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置

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JP4162641A JPH062919A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH062919A true JPH062919A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15758485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4162641A Pending JPH062919A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 空気調和機の制御装置

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JP (1) JPH062919A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100776599B1 (ko) * 2007-01-17 2007-11-15 삼성전자주식회사 시스템 에어컨의 운전장치 및 그 제어방법
US20160061467A1 (en) * 2014-08-26 2016-03-03 General Electric Company Air conditioner unit and method for operating same

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