JP7280176B2 - ドレン中和器 - Google Patents
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Description
また、前記第3垂下壁と前記第4垂下壁の下端は、前記第1垂下壁の下端より上方にあり、かつ前記第2垂下壁の下端より上方にあるので、前記中和剤押えを必要以上に下側へ押しつけることがないため、前記中和剤押えの変形を防止できる。
また、前記第3垂下壁と前記第4垂下壁の下端は、前記容器ふた外形の下端より上方にあるので、前記容器ふたを前記容器に取り付ける際に、前記容器ふたの外形が前記第3垂下壁と前記第4垂下壁より先に前記容器に接することで、前記容器と前記容器ふたの位置決めをして取り付けることができる。これにより、前記容器ふたの外形が前記容器に接するより先に前記第3垂下壁および第4垂下壁が前記中和剤押えに接することによる前記中和剤押えの位置ずれを防止できる。
1は本実施形態の潜熱回収型熱源機としての潜熱回収型給湯機、2は石油等の燃料を燃焼させるバーナ、3はバーナ2に燃焼用の空気を供給する送風機、4はバーナ2の上方に備えられた燃焼室、5は燃焼室4内に収容された熱交換部である。
このタイマ46が所定積算時間をカウントすることで、中和剤15が消耗して無くなる前に表示部44に中和剤15の交換または補充を促す表示を実施する。
第1満水電極19は、ねじ頭部19bとねじ形状のねじ部19cを有する電極部19aと、リード線被覆部19eと金属製のリード線端子部19fを有するリード線部19dとを備え、ねじ部19cを容器ふた16の外側から内側へねじ込み固定する。
第2満水電極20についても第1満水電極19に準じた構成となる。
容器14は、ドレン導入口17からドレンが流入し、第1満水電極19と第2満水電極20とが配置される第1中和室51と、前記ドレンの流れ方向として第1中和室51の下流に位置する第2中和室52と、第2中和室52の下流に位置し、ドレン排出口31を有する第3中和室53とを備える。
第1垂下壁81は、ドレン導入口17から流入したドレンが容器ふた16の内側をつたわって満水電極18に伝わるのを防止する。
第1垂下壁81と第2垂下壁82の容器内側方向の長さが、第1満水電極19および第2満水電極の容器内側方向の長さより長いので、潜熱回収型給湯機の輸送中に容器14が傾いても、中和剤押え70が第1満水電極19および第2満水電極に接触することを防ぎ、潜熱回収型給湯機の誤作動が発生することを防止する。
また、第4垂下壁84の下端は、仕切壁60の上端より下側にあり、かつ第1垂下壁81の下端より上方にあり、かつ第2垂下壁82の下端より上方にあり、かつ容器ふた16の外形の下端より上方にあるようにした。
これにより、潜熱回収型給湯機の輸送中に容器14が傾いても、第1垂下壁81と第2垂下壁82が中和剤押え70の上下動を抑制でき、中和剤押え70と仕切壁60の隙間から中和剤15がはみ出しにくくなり、中和剤が満水電極に触れず、誤検知を防ぐことができる。
また、ドレンが中和剤押え70に滴下して、跳ね返った水滴が満水電極18に触れるのを防止できる。
リモコン41の運転スイッチ42がオン状態のときに、所定箇所に設けられた給湯栓(図示せず)が開栓され、流量センサ38が最低作動流量以上の流量を検出して燃焼要求が発生したと制御手段45が判断すると、送風機3および燃料ポンプ(図示せず)を駆動させバーナ2での燃焼を開始させるものである。
また、給水源から供給された水は、給水管33から供給され、給水管33から二次受熱管8に導かれ、二次受熱管8から一次受熱管6へと順に流通して、二次熱交換器9および一次熱交換器7にて燃焼ガスとの熱交換により加熱される。
そして、一次受熱管6から給湯管34へ導かれ、混合弁36の開度調整によって給湯設定温度に温調された湯が最終的に給湯栓から給湯される。
ドレンはドレン導入口17から容器14内に落下し、容器14内に備える中和剤15によって中和され、容器14の側壁23に有するドレン排出口31からドレン中和器13外に排出され、所定箇所の下水に排水される。
また、ドレン中和器13の中和剤15はドレンの通過量に応じて徐々にドレンと反応して減少する。中和剤15は潜熱回収型給湯機1の使用状態によって数年から10数年かけて減少し、無くなる前に中和剤15を補給するかドレン中和器13自体を交換するものである。
しかし、ドレンには燃焼空気に含まれる不純物が混入するため、長年にわたり潜熱回収型給湯機1が使用されることで、前記不純物の堆積等のゴミ29がドレン排出口31を塞いだときには、ドレンの水位が上昇する。ドレンの水位が上昇して満水電極18まで到達した後、制御手段45は第1満水電極19と第2満水電極20の間の抵抗値が所定値以下を検出すると潜熱回収型給湯機1の運転を停止すると共に、表示部44にドレン中和器13の異常で満水が発生していることを表示する。
ドレン中和器13に充填される中和剤15の充填量は予め決められており、その充填量に対して中和可能な総ドレン量も中和剤(炭酸カルシウム)と水(ドレン)との化学反応式から容易に導出できる。
本実施形態では、タイマ46が所定積算時間(潜熱回収型給湯機の運転積算時間)をカウントすることで、中和剤15が消耗して無くなる前に表示部44に中和剤15の交換または補充、あるいはドレン中和器13自体の交換といったドレン中和器13のメンテナンス時期が到来したと判断し、その旨を報知するものである。
14 容器
15 中和剤
16 容器ふた
17 ドレン導入口
19 第1満水電極
20 第2満水電極
31 ドレン排出口
51 第1中和室
52 第2中和室
53 第3中和室
60 仕切壁
61 充填部
62 非充填部
70 中和剤押え
81 第1垂下壁
82 第2垂下壁
83 第3垂下壁
84 第4垂下壁
Claims (4)
- 中和剤を収容する容器の上部に容器ふたを配し、前記容器ふたにドレン導入口と第1満水電極と第2満水電極を、前記容器の側壁にドレン排出口を有したドレン中和器において、
前記ドレン導入口からドレンが流入し、前記第1満水電極と前記第2満水電極とが配置される第1中和室と、
前記ドレンの流れ方向として前記第1中和室の下流に位置する第2中和室と、
前記第2中和室の下流に位置し、前記ドレン排出口を有する第3中和室と、
を備え、
更に前記第1中和室内に、前記中和剤の充填部と上部の非充填部とを上下に仕切る中和剤押えを備え、
更に前記非充填部で、前記ドレン導入口の直下の空間と前記第1満水電極の直下の空間とを隔てる前記容器ふたから垂れ下がる第1垂下壁と、
前記第1満水電極と前記第2満水電極の直下の空間を隔てる前記容器ふたから垂れ下がる第2垂下壁と、
を備え、
前記第1垂下壁および前記第2垂下壁の容器内側方向の長さは、前記第1満水電極および前記第2満水電極の容器内側方向の長さより長くしたことを特徴とするドレン中和器。 - 前記第1中和室の一方側で前記容器ふたから垂れ下がる第3垂下壁と、
前記第1中和室の他方側で前記容器ふたから垂れ下がる第4垂下壁と、
を備え、
前記第1中和室を区画する仕切壁のうち、一方側と他方側とそれぞれ向き合う前記中和剤押えの端部はいずれもL字形状で、
前記中和剤押えの端部を一方側と他方側の前記仕切壁の上端にそれぞれ懸架させ、
前記中和剤押えの中央部は前記第1から第4垂下壁の下側を通るように下側に凸の形状で配置したことを特徴とする請求項1に記載のドレン中和器。 - 前記第3垂下壁の下端は、前記仕切壁の上端より下方にあり、かつ前記第1垂下壁の下端より上方にあり、かつ前記第2垂下壁の下端より上方にあり、かつ前記容器ふた外形の下端より上方にあり、
また、前記第4垂下壁の下端は、前記仕切壁の上端より下方にあり、かつ前記第1垂下壁の下端より上方にあり、かつ前記第2垂下壁の下端より上方にあり、かつ前記容器ふた外形の下端より上方にあることを特徴とする請求項2に記載のドレン中和器。 - 前記第1垂下壁の容器内側方向の高さは、前記非充填部の高さと一致させたことを特徴とする請求項1ないし3に記載のドレン中和器。
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2019
- 2019-12-24 JP JP2019233315A patent/JP7280176B2/ja active Active
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