JP7296803B2 - センサ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、発電素子を備えるセンサ端末に係わる。
近年、無線センサネットワークが実用化されている。無線センサネットワークは、複数の無線センサ端末を備える。各無線センサ端末は、センサを用いて検知した情報をサーバに送信する。よって、無線センサネットワークは、複数の地点で検知される情報を収集することができる。
無線センサ端末は、センサを用いて検知した情報をサーバに送信するために、電力を必要とする。このため、無線センサ端末は、例えば、ボタン電池等の一次電池を備える。しかし、一次電池は定期的に交換しなければならないので、無線センサネットワークの運用コストが高くなるおそれがある。
この問題は、環境発電素子(energy harvest)を利用することで解決され得る。環境発電素子は、周囲に存在するエネルギーを電力に変換する。例えば、光、熱(温度差)、振動、磁場、電磁場などを電力に変換する環境発電素子が実用化されている。
なお、電源として発電機および電池を備える電子機器が提案されている(例えば、特許文献1)。この電子機器は、判定回路を備え、発電機から電力を供給するか、電池から電力を供給するかを判定する。一例としては、発電機の電圧が電池の電圧より高いときは、判定回路は、発電機からセンサノードに電力を供給する。また、RF-DC変換回路を備えるエナジーハーベスト端末が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2006-204024号公報 特開2018-107963号公報
環境発電素子は、安定した電力を供給できないことがある。すなわち、周囲の環境が変化すると、環境発電素子により生成される電力が低下することがある。そして、環境発電素子により生成される電力が大きく低下すると、無線センサ端末は、検知動作を行えなくなる。あるいは、無線センサ端末は、検知した情報をサーバに送信できなくなる。この結果、無線センサネットワークは、必要な情報を継続的に収集できなくなる。なお、上述した電子機器は、発電機に加えて電池を備えるので、この問題は解決または緩和される。しかし、この構成では、電子機器の製造コストが高くなるおそれがあり、また、電池を定期的に交換する必要が生じる。
本発明の1つの側面に係わる目的は、環境発電素子の発電量が低下した場合にもセンサ動作を継続できる端末を提供することである。
本発明の1つの態様のセンサ端末は、発電部と、前記発電部により生成される電力を蓄電する蓄電部と、前記蓄電部を介して入力される電力を使用して所定の電圧を出力する電圧変換部と、前記電圧変換部から出力される、前記所定の電圧の電力で動作するセンサ部と、前記センサ部が第1の動作モードで動作しているときに前記電圧変換部の入力電圧が所定の閾値以下になると、前記センサ部の動作モードを前記第1の動作モードから前記第1の動作モードより消費電力の少ない第2の動作モードに切り替える制御部、を備える。
本発明の他の態様のセンサ端末は、磁場を利用して電力を生成する発電部と、前記発電部により生成される電力を蓄電する蓄電部と、前記蓄電部を介して入力される電力を使用して所定の電圧を出力する電圧変換部と、前記電圧変換部から出力される、前記所定の電圧の電力で動作するセンサ部と、前記磁場を計測する磁場センサと、前記センサ部が第1の動作モードで動作しているときに前記磁場センサにより計測される磁場が所定の閾値以下になると、前記センサ部の動作モードを前記第1の動作モードから前記第1の動作モードより消費電力の少ない第2の動作モードに切り替える制御部、を備える。
上述の態様によれば、環境発電素子の発電量が低下した場合においても、センサ端末はセンサ動作を継続できる。
本発明の実施形態に係わるセンサ端末の一例を示す図である。 発電部の誘起電圧と電圧変換部の入力電圧との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態による効果を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係わるセンサ端末の一例を示す図である。 発電コイルの等価回路を示す図である。 発電コイルに印加される磁場の磁束密度と誘起電圧との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るセンサ端末について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができる。
図1は、本発明の実施形態に係わるセンサ端末の一例を示す。センサ端末1は、無線センサネットワークにおいて使用される。無線センサネットワークは、複数の無線センサ端末を備える。すなわち、センサ端末1は、無線センサネットワークにおいて使用される複数の無線センサ端末の1つである。
センサ端末1は、図1に示すように、発電部10、コンデンサC、電圧変換部(DC/DC)20、センサ部30、制御部40を備える。なお、センサ端末1は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。
発電部10は、この実施例では、環境発電素子11および整流回路12を備える。環境発電素子11は、センサ端末1の周囲に存在するエネルギーを電力に変換する。具体的には、環境発電素子11は、センサ端末1の周囲の光、電磁場、磁場、振動、または熱(温度差)などを利用して電力を生成する。例えば、太陽光などの光を利用する環境発電素子は、直流電力を生成する。また、交流磁場を利用する環境発電素子は、交流電力を生成する。環境発電素子11により交流電力が生成されるときは、整流回路12は、その交流電力を直流電力に変換する。一方、環境発電素子11により直流電力が生成されるときは、発電部10は整流回路12を備える必要はない。いずれにしても、この実施例では、発電部10は、直流電力を生成する。
コンデンサCは、発電部10により生成される電力を蓄電する。すなわち、コンデンサCは、電力を蓄電する蓄電部の一例である。
電圧変換部20は、コンデンサCに蓄電されている電力を使用して所定の電圧を出力する。すなわち、電圧変換部20は、DC/DCコンバータであり、入力電圧Vinを所定の電圧に変換する。入力電圧Vinは、コンデンサCの両端電圧に相当する。また、電圧変換部20から出力される「所定の電圧」は、センサ部30が要求する電圧である。
センサ部30は、センサ31および無線機32を備え、電圧変換部20から供給される電力で動作する。また、センサ部30は、制御部40により指定される動作モードで動作する。センサ31は、検知結果を表すセンサ情報を生成する。例えば、センサ31が温度センサであるときは、センサ31は、センサ端末1の周辺の温度を表すセンサ情報を生成する。無線機32は、センサ31により生成されるセンサ情報を所定の宛先ノードに送信する。宛先ノードは、例えば、無線センサネットワークのゲートウェイノードまたはサーバノードである。なお、センサ情報は、1または複数のセンサ端末を経由してゲートウェイノードまたはサーバノードまで転送されてもよい。
制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinに基づいて、センサ部30の動作モードを制御する。この例では、センサ部30は、連続モードまたは間欠モードでセンサ動作を実行できるものとする。この場合、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinに基づいて連続モードまたは間欠モードを選択し、選択した動作モードでセンサ部30を動作させる。なお、制御部40は、例えば、プロセッサおよびメモリを含むプロセッサシステムで実現してもよい。この場合、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより制御部40の機能が提供される。また、制御部40は、ハードウェア回路で実現してもよい。
連続モードにおいては、センサ部30は、予め指定された時間間隔で、検知によりセンサ情報を生成して宛先ノードに送信する。間欠モードにおいては、センサ部30は、連続モードより短い時間間隔で、検知によりセンサ情報を生成して宛先ノードに送信する。例えば、連続モードにおいて1分間隔でセンサ情報が送信されるとき、間欠モードにおいては、10分間隔でセンサ情報が送信される。したがって、連続モードで動作するときと比較して、間欠モードで動作するときのセンサ部30の消費電力は大きく削減される。
例えば、センサ部30が連続モードで動作しているときに入力電圧Vinが第1の閾値以下になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを連続モードから間欠モードに切り替える。また、センサ部30が間欠モードで動作しているときに入力電圧Vinが第1の閾値より高い第2の閾値以上になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを間欠モードから連続モードに切り替える。
図2は、センサ部30が連続モードで動作しているときの誘起電圧と電圧変換部20の入力電圧との関係の一例を示す。誘起電圧Ehは、環境発電素子11の出力電圧を表す。なお、環境発電素子11が交流電力を生成するケースでは、誘起電圧Ehは、環境発電素子11により生成される交流電力の振幅または整流回路12により整流された直流電力の電圧を表す。電圧変換部20の入力電圧Vinは、コンデンサCの両端電圧に相当する。
電圧変換部20の入力電圧Vinは、図2に示すように、誘起電圧Ehに依存する。具体的には、誘起電圧Ehが高くなると、コンデンサCに多くの電荷が蓄積されるので、入力電圧Vinも高くなる。反対に、誘起電圧Ehが低下すると、入力電圧Vinも低下する。
Vsは、センサ部30が連続モードで動作を実行するために必要な最小電圧を表す。すなわち、入力電圧VinがVs以下に低下すると、センサ端末1は、連続モードで動作することはできない。
そこで、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinをモニタし、そのモニタ結果に応じて、センサ端末1がセンサ動作を継続できるようにセンサ部30の動作モードを制御する。例えば、センサ部30が連続モードで動作しているときに入力電圧VinがVn以下になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを連続モードから間欠モードに切り替える。なお、Vnは、上述の最小電圧Vsより高い。
そうすると、センサ部30の消費電力が小さくなるので、入力電圧VinがVsまで低下しなくなる。この場合、センサ端末1は、センサ情報を生成する頻度が低くなるものの、センサ動作を継続できる。なお、環境発電素子11の誘起電圧Ehが大きく低下したときは、入力電圧VinがVsまで低下するおそれがある。ただし、この場合であっても、入力電圧VinがVnからVsに低下するまでの時間が長くなるので、連続モードを継続するケースと比較して、センサ動作を実行できる期間が長くなる。
センサ部30が間欠モードで動作しているときに環境発電素子11の誘起電圧Ehが回復した場合には、センサ部30は連続モードで動作することが好ましい。よって、センサ部30が間欠モードで動作しているときに入力電圧VinがVm以上になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを間欠モードから連続モードに切り替える。そうすると、センサ部30は、十分な頻度でセンサ情報を生成して送信することができる。
なお、間欠モードから連続モードへの切替え閾値として使用されるVmは、連続モードから間欠モードへの切替え閾値として使用されるVnと同じであってもよい。但し、VmおよびVnが互いに同じである場合、センサ端末1の周囲の環境によっては、センサ部30の動作モードが連続モードと間欠モードとの間で頻繁に切り替わるおそれがある。よって、間欠モードから連続モードへの切替え閾値として使用されるVmは、連続モードから間欠モードへの切替え閾値として使用されるVnより高いことが好ましい。
図3は、本発明の実施形態による効果を説明する図である。この例では、環境発電素子11による誘起電圧Ehが小さくなり、電圧変換部20の入力電圧Vinが徐々に低下している。そして、時刻t1において、入力電圧VinがVnまで低下している。なお、センサ部30は、時刻t1以前は、連続モードで動作しているものとする。
ここで、動作モードの切替えが行われず、連続モードが継続するものとすると、入力電圧Vinはさらに低下してゆく。この場合、入力電圧Vinは、図3に示すように、時刻t2においてVsまで低下する。そうすると、センサ部30は、以降、センサ動作を継続できなくなってしまう。
これに対して、本発明の実施形態に係わるセンサ端末1においては、電圧変換部20の入力電圧VinがVn以下になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを連続モードから間欠モードに切り替える。すなわち、時刻t1において、連続モードから間欠モードへの切替えが実行される。そうすると、以降、センサ部30の消費電力が少なくなるので、図3に示すように、入力電圧Vinの低下速度が遅くなる。したがって、センサ部30は、センサ動作の頻度が低くなるものの、時刻t2以降も、センサ情報を生成して送信することができる。すなわち、本発明の実施形態によれば、周囲の環境の変化に起因して環境発電素子11の発電量が低下しても、センサ動作を継続できる。或いは、センサ動作が継続される期間が長くなる。
なお、上述の実施例では、センサ部30は2つの動作モード(連続モードおよび間欠モード)で動作し得るが、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、センサ部30は、3以上の動作モードを備えてもよい。この場合、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinが低くなるほど、センサ部30の消費電力が少なくなるようにセンサ部30を制御してもよい。例えば、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinが低くなるほど、センサ部30がセンサ情報を生成して送信する頻度が低くなるようにセンサ部30を制御してもよい。
また、上述の実施例では、電圧変換部20の入力電圧Vinが閾値以下に低下したときにセンサ動作の頻度を低くすることでセンサ部30の消費電力を削減するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、センサ31の検知動作と比較して無線機32の送信動作の消費電力が大きいときは、センサ部30は、電圧変換部20の入力電圧Vinが閾値以下に低下したときに、複数回の検知動作により得られる複数セットのセンサ情報をまとめて送信することで、センサ部30の消費電力を削減してもよい。
さらに、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinに基づいてセンサ部30の動作モードを決定したときに、決定した動作モードを表す動作モード情報をセンサ部30に与えてもよい。この場合、センサ部30は、制御部40から与えられる動作モード情報に応じてセンサ動作を実行する。或いは、制御部40は、決定した動作モードに対応する周期で実行指示をセンサ部30に与えてもよい。例えば、連続モードが選択されたときは、1分間隔で実行指示がセンサ部30に与えられ、間欠モードが選択されたときは、10分間隔で実行指示がセンサ部30に与えられる。この場合、センサ部30は、制御部40から実行指示が与えられる毎に、センサ情報を生成して送信する。
<他の実施形態>
図4は、本発明の他の実施形態に係わるセンサ端末の一例を示す。他の実施形態に係わるセンサ端末2は、発電部10、コンデンサC、電圧変換部(DC/DC)20、センサ部30、制御部40、磁場センサ50を備える。なお、コンデンサC、電圧変換部20、センサ部30は、図1に示すセンサ端末1および図4に示すセンサ端末2において実質的に同じなので、説明を省略する。
他の実施形態に係わる発電部10は、発電コイル13、整流回路12、および共振コンデンサCRを備える。発電コイル13は、電磁誘導により、磁束の変化に対応する電圧を生成する。したがって、センサ端末2の周囲に交流磁場が存在するときは、発電コイル13は、その交流磁場の周波数に対応する交流電圧を生成する。なお、発電コイル13は環境発電素子の一例である。
図5は、発電コイル13の等価回路を示す。発電コイル13は、交流磁場Bが印加される環境下においては、図5に示すように、交流電源13a、インダクタンスLcoil、および抵抗Rcoilで表される。そうすると、交流電源13aの出力電圧Ecoilは、(1)式で表される。nは、コイルの巻数を表す。Φは、交流磁場の磁束を表す。tは、時間を表す。
Figure 0007296803000001
ここで、交流磁場Bが(2)式で表されるものとする。B0は、磁束密度の実効値を表す。ωは、交流磁場の角周波数を表す。
Figure 0007296803000002
この場合、交流磁場Bが発電コイル13に対して垂直に入力するものとすると、出力電圧Ecoilは、(3)式で表される。aは、巻線の平均半径を表す。
Figure 0007296803000003
なお、上述の条件下で発電コイル13により電圧Ecoilが生成される場合、共振コンデンサCRの静電容量は(4)式で表される。
Figure 0007296803000004
図6は、発電コイル13に印加される磁場の磁束密度と誘起電圧との関係を示す。発電コイル13の誘起電圧Ecoilは、図6に示すように、磁束密度((2)~(3)式においては、磁束密度の実効値B0)に比例する。すなわち、センサ端末2の周囲の交流磁場の磁束密度が高くなると、誘起電圧Ecoilも大きくなる。
誘起電圧Ecoilは、整流回路12およびコンデンサCにより平滑化され、電圧変換部20に入力される。電圧変換部20は、図1~図3を参照して説明した実施形態と同様に、センサ部30が要求する所定の電圧を出力する。すなわち、電圧変換部20は、DC/DCコンバータであり、入力電圧Vinを所定の電圧に変換する。
ここで、図1~図3を参照して説明した実施形態と同様に、入力電圧VinがVs以下に低下すると、センサ端末2は、連続モードで動作できないものとする。この場合、図2に示すように、誘起電圧Eh(図4に示す実施形態では、誘起電圧Ecoil)がEs以下に低下すると、センサ端末2は、連続モードで動作できなくなる。即ち、図6に示す例では、磁束密度がBs以下に低下すると、センサ端末2は、連続モードで動作できなくなる。
そこで、センサ端末2は、センサ端末2の周囲の磁場の強度を検知する磁場センサ50を備える。そして、制御部40は、磁場センサ50により検知される磁場の強度に基づいてセンサ部30の動作モードを制御する。
例えば、センサ部30が連続モードで動作しているときに磁場の強度が第1の閾値以下になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを連続モードから間欠モードに切り替える。図6に示す例では、磁場センサ50により検知される磁束密度がBn以下に低下すると、連続モードから間欠モードへの切替えが実行される。また、センサ部30が間欠モードで動作しているときに磁場の強度が第1の閾値より高い第2の閾値以上になると、制御部40は、センサ部30の動作モードを間欠モードから連続モードに切り替える。図6に示す例では、磁場センサ50により検知される磁束密度がBm以上になると、間欠モードから連続モードへの切替えが実行される。なお、Bmは、Bnより高いことが好ましい。
このように、図4に示す実施形態では、センサ端末2の周囲の磁場が弱くなると、センサ部30の動作モードが連続モードから間欠モードに切り替えられる。すなわち、連続モードの継続が困難になる程度にまで磁場が弱くなったときには、センサ部30は、消費電力の少ない間欠モードでセンサ動作を継続する。よって、センサ端末2は、センサ情報を生成して送信する頻度が低くなるものの、センサ動作を継続できる。また、磁場の強度が大きく低下したときは、入力電圧VinがVsまで低下するおそれがある。ただし、この場合であっても、入力電圧VinがVnからVsに低下するまでの時間が長くなるので、連続モードを継続するケースと比較して、センサ動作を実行できる期間が長くなる。
なお、上述の実施例では、発電部10は発電コイルを用いて磁場エネルギーを電力に変換するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、発電部10は、クランプ式の磁場発電機を備える構成であってもよい。
また、図1に示す実施形態および図4に示す実施形態を組み合わせてもよい。例えば、制御部40は、電圧変換部20の入力電圧Vinが所定の電圧閾値以下になり、且つ、磁場の強度が所定の磁場閾値以下になったときに、動作モードの切替えを実行してもよい。或いは、制御部40は、入力電圧Vinまたは磁場の強度の一方が対応する閾値以下になったときに、動作モードの切替えを実行してもよい。
1、2 センサ端末
10 発電部
11 環境発電素子
12 整流回路
13 発電コイル
13a 交流電源
20 電圧変換部
30 センサ部
31 センサ
32 無線機
40 制御部
50 磁場センサ

Claims (4)

  1. 磁場を利用して電力を生成する発電部と、
    前記発電部により生成される電力を蓄電する蓄電部と、
    前記蓄電部を介して入力される電力を使用して所定の電圧を出力する電圧変換部と、
    前記電圧変換部から出力される、前記所定の電圧の電力で動作するセンサ部と、
    前記磁場を計測する磁場センサと、
    前記センサ部が第1の動作モードで動作しているときに前記磁場センサにより計測される磁場が所定の閾値以下になると、前記センサ部の動作モードを前記第1の動作モードから前記第1の動作モードより消費電力の少ない第2の動作モードに切り替える制御部と、
    を備えるセンサ端末。
  2. 前記制御部は、前記センサ部が前記第2の動作モードで動作しているときに前記磁場センサにより計測される磁場が前記所定の閾値より高い第2の閾値以上になると、前記センサ部の動作モードを前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサ端末。
  3. 前記第2の動作モードにおける前記センサ部の動作頻度は、前記第1の動作モードにおける前記センサ部の動作頻度より低い
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ端末。
  4. 前記発電部は、
    磁場を利用して電力を生成する環境発電素子と、
    前記環境発電素子により生成される交流電力を整流する整流回路と、を備える
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のセンサ端末。
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