JP7295219B2 - インサートおよび切削工具 - Google Patents

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Description

本開示は、インサートおよび切削工具に関する。
超硬合金やサーメット、セラミックスは、耐熱性及び耐摩耗性に優れた材料であることから、切削工具用のインサートとして用いられている。インサートは使用時に高速で被削材と接触するため、温度が上昇する。
そのため、切削加工時には、冷却液を用いてインサートと被削材を冷却することが行われている。このような冷却効果を高くする目的で、特許文献1では、インサートのすくい面に冷却液の流路として機能する複数の溝を設けている。また、特許文献2では、すくい面に窪みを設けている。このような溝や窪みは、例えば焼結した超硬合金の表面を回転する円盤状の砥石やドリルで研削して超硬合金の一部を除去することで形成されている。または、超硬合金の表面にレーザ光や電子ビームを照射して、超硬合金の一部を除去することで形成されている。
例えば、円盤状の砥石を用いて溝を形成する場合、溝の大きさに対して、砥石の直径が大きいため、溝と切刃を離間させる場合には、図13(a)に示すように、溝11の切刃9側の底面が切刃側に近づくにつれて徐々に浅くならざるを得なかった。しかしながら、このような構造では、切刃に近い領域では冷却液が供給されにくかった。
また、特許文献2に記載されたレーザ光や電子ビームを用いる場合にも、レーザ光で加工した溝の壁面は、比較的なだらかに立ち上がっており、切刃に近い領域では冷却液が供給されにくい構造であった。また、ドリルを用いて溝を形成する場合には、図13(b)に示すように、溝11の切刃9側の端面が溝の底面に対して垂直に立ち上がっており、冷却液の流れを阻害する構造となっていた。
特許第5843102号 特許第6173211号
本開示のインサートは、第1面と、該第1面に繋がる第2面と、前記第1面および前記第2面の稜線の少なくとも一部に位置する切刃と、を具備する基体を有する。前記第1面は、前記稜線から離れた位置に、前記稜線に対して、20°以上90°以下の角度θ1で、前記切刃に最も近い端部である第1端部から、前記切刃から最も離れた端部である第2端部に向かって延びた溝を有する。該溝は、開口部と、底面とを有する。前記底面と、該底面から前記第1端部に向かう立ち上がり面とのなす角度θ2が、95°以上135°以下である。
本開示の切削工具は、第1端から第2端に亘る長さを有し、前記第1端側にポケットを有するホルダと、前記ポケットに位置する前述のインサートを有する。
本開示のインサートの一例を示す斜視図である。 本開示のインサートの一例を示す上面図である。 本開示のインサートの一例を示す要部の断面図である。 本開示のインサートの一例を示す上面における要部の拡大図である。 本開示のインサートの一例を示す要部を示す拡大図である。 本開示のインサートの一例を示す上面における要部の拡大図である。 本開示のインサートの一例を示す溝を示す概略図である。 本開示のインサートの一例を示す上面における要部の拡大図である。 本開示のインサートの一例を示す要部の断面図である。 本開示のインサートの一例を示す要部の断面図である。 本開示の切削工具の一例を示す平面図である。 本開示の切削工具の一例を示す平面図である。 従来のインサートの要部の断面図である。
<インサート>
以下、本開示のインサートについて、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、各実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、インサートは、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1に示すインサート1は、ホルダ(図示しない)の先端の所定の位置に取り付けられて使用される刃先交換型の切削インサートの一例である。インサート1は、超硬合金やサーメットなどからなる基体3を有する。
インサート1は、WCと、結合相であるCoやNi、Feとを含有する、いわゆる超硬合金からなる基体3を具備していてもよい。このような基体3を用いると、Tiを含有する金属との耐溶着性に優れる。WCとは、WC粒子のことである。WC粒子は、例えば、平均粒径が0.5~1.5μmであってもよい。結合相は、例えば、NiやCoなどの鉄族金属を用いるとよい。基体3は、結合相を4~12質量%含有していてもよい。基体3は、結合相以外の残部をWCのみとしてもよい。なお、本開示において、4~12質量%のように、範囲を示す場合には、下限の値以上、上限の値以下の意味である。
本開示のインサート1は、多角板形状であって、第1面5と、第1面5に繋がる第2面7とを有する。また、インサート1は、第1面5と第2面7の稜線8の少なくとも一部に位置する切刃9を有する。図1においては、第1面5がすくい面5に相当しており、第2面7が逃げ面7に相当している。以降の図面においても同様である。インサート1において切刃9は、稜線8の少なくとも一部に位置していればよく、2つの辺に相当する部分に位置してもよく、第1面5の外周部分の全体に環状に位置していてもよい。
インサート1の大きさとしては特に限定されるものではないが、例えば、第1面5の一辺の長さが5~20mm程度に設定され、第1面5から第1面5の反対側に位置する面(下面)までの高さは3~20mm程度に設定される。
本開示のインサート1は、図2の上面図に示すように、第1面5における稜線8から離れた位置に、溝11を有している。溝11は、稜線8に最も近い端部である第1端部12aから切刃9から最も離れた端部である第2端部12bに向かって伸びている。溝11は、稜線8に対して、20°以上、90°以下の角度θ1で位置している。溝11の稜線8に対する角度とは、溝11の進展方向と稜線8との交わる角度のうち、小さい方の角度である。溝11は、第1面5に複数配置されていてもよい。複数の溝11のうち、少なくともひとつの溝11が稜線8に対して、20°以上、90°以下の角度θ1で位置していればよく、全ての溝11が上記の関係を満たす必要はない。
上記の角度θ1を20°以上、90°以下とすることで、切りくずが溝11に溜まりにくく、切りくずが溝11に沿って排出されやすくなる。図2における溝11-1は、切刃9に対して、約45°の角度で配置されている。
図3は、溝11の進展方向に沿ったインサート1の断面図である。図3において右側に切刃9が位置している。溝11は、第1面5の仮想面である位置に開口部13を有している。図3において、被加工物(図示しない)の切りくず(図示しない)は、右から左へと移動する。本開示のインサート1は、溝11を有することで、切りくずとインサート1との接触面積が小さいため、切りくずとインサート1との摩擦が小さくなる。
本開示のインサート1において、溝11は開口部13よりも下の位置に底面11aを有している。また、溝11は、底面11aから第1端部12aに向かう立ち上がり面11bを有している。底面11aと、立ち上がり面11bとのなす角度θ2は、95°以上、135°以下である。
また、溝11に冷却液(図示しない)を供給するとき、冷却液は、溝11に沿って左から右に流れる。本開示のインサート1は、上記の構成を有することで、溝11に冷却水が流れやすく、切刃9近傍により多くの冷却液を供給することができる。
角度θ2が、95°以上であることで、立ち上がり面11bに到達した冷却液の勢いが小さくなりにくい。また、角度θ2が、135°以下であることで、立ち上がり面11b近傍における溝11の体積が小さくなりすぎず、切刃9に多くの冷却液を供給することができる。角度θ2は、100°以上であってもよい。また、角度θ2は、105°以上であってもよい。角度θ2は、130°以下であってもよい。また、角度θ2は、125°以下であってもよい。さらには、角度θ2は110°以上、125°以下であってもよい。このような構成を有するインサート1は、冷却液の供給に優れる。
なお、溝11の第1端部12aの側には、立ち上がり面11bが位置しているが、溝11の第2端部12bの側には、立ち上がり面がなくてもよい。例えば、図4に示すように第2端部12bにおいて、溝11が、他の空間、例えば凹部15に連通しており、溝11における第2端部12bが解放されていてもよい。
本開示のインサート1においては、底面11aと切刃に沿った仮想面とのなす角度が0°以上、5°以下であってもよい。このような構成を有すると、溝11が冷却液を保持する能力が高い。
本開示のインサート1においては、溝11と稜線8との間の距離は、40μm以上、700μm以下であってもよい。溝11と稜線8との間の距離を40μm以上とすると、切刃9が欠損しにくい。溝11と稜線8との距離を700μm以下とすると、切削抵抗が小さい。
溝11と稜線8との距離は、50μm以上、120μm以下としてもよい。このような構成を有すると、インサート1の切刃11が欠損しにくく、切削抵抗も小さい。
溝11と稜線8との間の距離は、溝11と稜線8との最短距離を測定するとよい。なお、本開示のインサート1は、複数の溝11のうち、一部が稜線8に連通するものを排除しない。
図5は、溝11の進行方向に直角に交差するインサート1の断面である。溝11は、底面11aから開口部13に繋がる側面11dを有する。切刃9に沿った仮想面と側面11dとのなす、基体3における角度θ3は、90°以上であり角度θ2よりも小さくてもよい。
このような構成を有すると、立ち上がり面11aに比べ、側面11dのほうが冷却液を溝11の内部に保持しやすいため、冷却液を切刃9の近傍にまで効率よく供給できる。角度θ3は、115°よりも小さくてもよい。また、角度θ3は110°よりも小さくてもよい。角度θ3は、90°に近い方がよいため、95°以下とするとよい。
図6は、第1面5を上面視した、稜線8の近傍の拡大図である。図6の例では、溝11が切刃9である稜線8に対して90°の角度θ1で位置している。溝11は、複数並んで位置しており、溝11の幅Wが50μm以上、700μm以下であってもよい。深さD(Dについては図5参照、深さは図6における奥行方向の長さ)は、20μm以上、700μm以下であってよい。隣り合う溝11の間隔Sは、50μm以上、700μm以下であってもよい。溝11の幅Wおよび溝11の深さDは、平均値が上記の範囲にあってもよい。
このような構成を有するインサート1は、切削抵抗が低く、耐欠損性に優れる。また、冷却性に優れることから高速切削加工を行うことができる。
すなわち、インサート1が、上記の構成を有する溝11を備えると、第1面5と被削材の切りくずとの摩擦が小さいため、切削抵抗が小さい。また、溝11が稜線8にまで達していないため、稜線8に位置する切刃9の耐欠損性が優れる。そして、冷却液を切刃9に向けて供給した場合に溝11が冷却液の流路となるため、高速での切削が可能となる。
なお、溝11の幅Wは、50μm以上、200μm以下であってもよい。深さDは、50μm以上、200μm以下であってもよい。また、間隔Sは、50μm以上、200μm以下であってもよい。
本開示のインサート1は、溝11の幅Wに対する、隣り合う溝11の間隔Sの比(S/W)は、0.9以上、2.0以下であってもよい。このような構成を有すると、インサート1は、耐摩耗性と冷却性のバランスに優れる。
また、本開示のインサート1は、溝11の幅Wに対する、溝11の深さDの比(D/W)は、0.5以上、2.0以下であってもよい。このような構成を有すると、インサート1は、耐摩耗性と冷却性のバランスに優れる。また、溝11に切りくずが溜まりにくく、インサート1の性能を維持しやすい。
なお、本開示における溝11の幅Wとは、図7(a)に示すように、溝11が、第1端部12aから第2端部12bにかけて略同じ幅Wを有する場合、溝11を進展方向に5等分し、第1端部12aからみて20~80%の長さの領域M1における溝11の幅Wの平均値を意味する。
また、図7(b)に示すように、溝11が、第1端部12aから第2端部12bにかけて、略一定の割合で溝の幅が変化する場合、溝11を進展方向に5等分し、第1端12aからみて20~60%の長さの領域M2における溝11の幅Wの平均値を意味する。このように溝11のうち、第1端部12aに近い領域のWを測定するのは、切刃9に近い領域の溝11の幅Wが本開示のインサート1の範囲内であれば、本開示のインサート1の作用効果が発現するためである。
また、溝11の深さDや、隣り合う溝11の間隔Sについても、同様の基準で測定するとよい。
本開示のインサート1は、図8に示すように、溝11の開口部13の幅Wは、切刃9側で狭くなっていてもよい。このような構成を有すると、切刃9側で溝11の占める割合が小さくなり、刃先9側の耐摩耗性が高い。
また、図8に示すように、溝11の切刃9側の第1端部12aから0.5mm離れた位置における溝11の幅をW1とし、溝11の第1端部12aから2.0mm離れた位置における溝11の幅をW2としたとき、W1<W2としてもよい。このような構成とすると、第1端部12a付近で溝11の幅が狭くなるため、冷却液が溝11から勢いよく吐出されやすい。
また、図9に示すように、溝11の切刃9側の第1端部12aから0.5mm離れた位置における溝11の深さをD1とし、溝11の第1端部12aから2.0mm離れた位置における溝11の幅をD2としたとき、D1<D2としてもよい。このような構成とすると、第1端部12a付近で溝11の深さが浅くなるため、冷却液が溝11から勢いよく吐出されやすい。
また、溝11は、(D2/D1)>(W2/W1)の関係を充足してもよい。このような構成とすると、溝11の深さDの変化の方が、溝11の幅Wの変化よりも大きいため、冷却液が溝11から勢いよく吐出されやすい。
溝11の進行方向に直角に交差する基体3の断面における、溝11の形状(以下、溝11の断面形状ともいう)は、開口部13の幅が底面11aの幅よりも広い形状であればよく、例えば、半円状、三角状、台形状であってもよい。
本開示のインサート1は、基体3の表面に、例えば、TiCN層(図示しない)やAl23層(図示しない)を含有する被覆層(図示しない)を設けてもよい。また、本開示のインサート1は、図2に示すように、少なくとも、第1面5における切刃9や溝11を取り囲む第1領域17において基体3が露出していてもよい。言い換えると、第1領域17においては、基体3の表面に被覆層が存在しなくてもよい。なお、第1領域17とは、切刃9、溝11から0.5mm以内の範囲をいう。さらに、基体3の全面において被覆膜が存在しなくてもよい。なお、第1領域17は、図2において、おおよそ、破線で取り囲んだ第1面5の領域を意味する。
このような構成を有すると、溶着性の高い、例えば、チタンを含有する金属を加工する場合であっても、被削材がインサート1に溶着することを抑制することができる。
本開示のインサート1は、例えば、溝11のないインサート形状の超硬合金を作製した後、ドリルやレーザ光を用いて本開示のインサート1における溝11となるように立ち上がり面11bを形成してもよい。また、溝11に対応する凸部を有する金型を用いて、焼成後に溝11となる凹部を備えた成形体を作製し、その成形体を焼成することでインサート1を得ることもできる。
以下に、角度θ2の測定方法について記載する。例えば、形状解析レーザ顕微鏡を用いて測定することができる。本開示においては、KEYENCE社製VK-X1000を用いて測定した。測定条件は、以下の条件とした。
測定モード:簡単測定
スキャンモード:フォーカスバリエーション
測定サイズ:標準
ピッチ:4.50μm
明るさ:70
ノイズ領域の処理を有効にする:ON
同軸落射:100
リング照明:OFF
Z軸モード:推奨設定
Z測定距離固定:OFF
自動上下限:ON
ヘッド:R
対物レンズ名:Plan
対物レンズ倍率:10X
NA:0.3
WD:16.5mm
明るさモード:オート
明るさ(オート):70
明るさ(マニュアル):2
エッジ強調:5
上記の条件で、溝11の3次元構造を測定した後、溝11の進展方向に沿って、底面11aと立ち上がり面11bとのなす角度θ2を求める。
まず、第1端部12aから溝11の進展方向に200μm離れた位置G1a、または、底面11aと立ち上がり面11bとの境11cから50μm離れた位置G1bのうち、境11cから第2端部12b側に離れた位置を測定開始点G1とする。この測定開始点G1から第2端部12b側に300μm離れた位置を測定終了点G2とする。そして、G1からG2の間の底面11aを基準底面11a1とする。
次に、この基準底面11a1に対する、立ち上がり面11bの角度θ2を求める。図3に示すように立ち上がり面11bが平面に近い形状であれば、そのままθ2を求めればよい。立ち上がり面が、多少の凹凸を有する場合には、近似線を作成して、θ2を求めるとよい。
なお、本開示のインサート1では、立ち上がり面11bに部分的に基準底面11a1とのなす角度が95°~135°の範囲から外れる部分を含んでいてもよい。例えば、図10における立ち上がり面11bのうち、領域B、D、Fは、底面11aとのなす角θ2は、135°よりも大きい。一方、領域A、C、F、Gは、底面11aとのなす角θ2が95°~135°の範囲内にある。図10に示す例のように、立ち上がり面11bにおいて、基準底面11a1とのなす角度が95°~135°の範囲以内である部分が立ち上がり面11bの50%以上であれば、θ2が95°~135°であると判断する。
<切削工具>
次に、本開示の切削工具について図面を用いて説明する。
本開示の切削工具101は、図11に示すように、例えば、第1端(図11における上端)から第2端(図11における下端)に向かって延びる棒状体である。
切削工具101は、図11に示すように、第1端(先端)から第2端に亘る長さを有し、第1端側に位置するポケット103を有するホルダ105と、ポケット103に位置する上記のインサート1とを備えている。切削工具101は、インサート1を備えているため、長期に渡り安定した切削加工を行うことができる。なお、図11においては溝11の記載は省略している。
ポケット103は、インサート1が装着される部分であり、ホルダ105の下面に対して平行な着座面と、着座面に対して垂直か、または、傾斜する拘束側面とを有している。また、ポケット103は、ホルダ105の第1端側において開口している。
ポケット103にはインサート1が位置している。このとき、インサート1の下面がポケット103に直接に接していてもよく、また、インサート1とポケット103との間にシート(不図示)が挟まれていてもよい。
インサート1は、すくい面5である第1面5及び逃げ面7である第2面7が交わる稜線における切刃9として用いられる部分の少なくとも一部がホルダ105から外方に突出するようにホルダ105に装着される。本実施形態においては、インサート1は、固定ネジ107によって、ホルダ105に装着されている。すなわち、インサート1の貫通穴19に固定ネジ107を挿入し、この固定ネジ107の先端をポケット103に形成されたネジ孔(不図示)に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、インサート1がホルダ105に装着されている。
本開示の切削工具101は、切刃9に冷却液を供給するために、先端にノズルを設けたホース(図示しない)を備えていてもよい。そして、このホースには、冷却液を供給するためのポンプが接続されている。
また、図12に示すように、本開示の切削工具101は、切刃9に冷却液を供給するためのノズル120をホルダ105に備えていてもよい。ノズル120の噴出口をインサート1の近傍に位置すると切刃9に冷却液を供給しやすくなる。ノズル120が、ホルダ105の一部に固定されていてもよい。また、図12に示すようにホルダ105に穴を設け、ノズル120として用いてもよい。ノズル120から吐出する冷却液は、例えば、水性のものであってもよく、油性のものであってもよい。
ノズル120は、ポンプ(図示しない)に接続されており、例えば、0.5~20MPaの圧力で吐出されるとよい。特に、圧力を10MPa以上とすると、より高速での加工が可能となる。
ホルダ105の材質としては、鋼、鋳鉄などを用いることができる。これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いてもよい。
本実施形態においては、いわゆる旋削加工に用いられる切削工具を例示している。旋削加工としては、例えば、内径加工、外径加工及び溝入れ加工などが挙げられる。なお、切削工具としては旋削加工に用いられるものに限定されない。例えば、転削加工に用いられる切削工具に上記の実施形態のインサート1を用いてもよい。
以下に本開示のインサートの実施例を示す。本開示のインサートは、WCと結合相を有する超硬合金からなる基体を具備している。
この例では、SNGN120408の形状の基体のすくい面に種々の溝を形成した。なお、比較例として、溝のないインサートも作製した。
種々の形態を有するインサートを用いて、被削材(Ti-6Al-4V)を切削して、溝の形態とインサートの寿命との関係を調べた。また、ノズルから吐出する切削液の圧力とインサートの寿命との関係も調査した。
表1に、溝の有無、溝の形態、用いたインサートの種類と、切削液の圧力、切削評価を示す。なお、溝と切刃との関係は、図1、2に示すように、コーナー部に向かって溝が延びる形態とした。
なお、以下に切削条件を記載する。
<切削条件>
切削速度:100m/分
送り速度:0.1mm/rev
切り込み:0.5mm
その他 :水溶性切削液使用
切削液圧力:10MPa
評価項目:剥離の発生または刃先が脱落したときの切削時間
Figure 0007295219000001
なお、表1に示す試料は、全て、基体の表面が露出しており、いわゆる被覆膜を設けていない。被覆膜を設けた試料でも、同様の評価を行ったが、被覆膜を設けない場合に比べて、溶着性が劣る結果となった。
溝が、稜線に達している、試料No.1では、加工を始めてすぐに刃先が欠損した。また、底面と立ち上がり面のなす角度θ2が95°未満の試料No.4、5および底面と立ち上がり面のなす角度θ2が135°を超える試料No.16、17は、加工距離が比較的短かった。
一方、本開示の構成を有するインサートおよび切削工具は、切削寿命が長い。なお、表1における試料No.7を用いて、切削液圧力と加工距離の関係を調べたところ、切削圧力が大きいほど、加工距離は長くなった。また、切削圧力が、10MPa以上の場合、加工距離の変化は小さかった。
本開示のインサート及びこれを用いた切削工具は、上述の形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよい。
1・・・インサート
3・・・基体
5・・・第1面、すくい面
7・・・第2面、逃げ面
8・・・稜線
9・・・切刃
11・・・溝
11―1・溝
11a・・底面
11a1・基準底面
11b・・立ち上がり面
11c・・境
11d・・側面
12a・・第1端部
12b・・第2端部
13・・・開口部
14・・・コーナー部
15・・・凹部
17・・・第1領域
19・・・貫通穴
101・・切削工具
103・・ポケット
105・・ホルダ
120・・ノズル
θ1・・・溝と稜線のなす角度
θ2・・・底面と立ち上がり面のなす角度
θ3・・・切刃に沿った仮想面と側面とのなす、基体における角度
W・・・・溝の幅
W1・・・第1端部から0.5mm離れた位置における溝の幅
W2・・・第1端部から2.0mm離れた位置における溝の幅
D・・・・溝の深さ
D1・・・第1端部から0.5mm離れた位置における溝の深さ
D2・・・第1端部から2.0mm離れた位置における溝の深さ
S・・・・隣り合う溝の間隔

Claims (13)

  1. 第1面と、該第1面に繋がる第2面と、前記第1面および前記第2面の稜線の少なくとも一部に位置する切刃と、を具備する基体を有するインサートであって、
    前記第1面は、前記稜線から離れた位置に、前記稜線に対して、20°以上90°以下の角度θ1で、前記切刃に最も近い端部である第1端部から、前記切刃から最も離れた端部である第2端部に向かって延びた溝を有し、
    該溝は、開口部と、底面とを有し、
    前記底面と、該底面から前記第1端部に向かう立ち上がり面とのなす角度θ2が、95°以上130°以下であり、
    前記溝は、複数並んで位置しており、前記開口部の幅Wが50μm以上、700μm以下であり、隣り合う前記溝の間隔Sが50μm以上、700μm以下であり、
    前記幅Wに対する、前記間隔Sの比(S/W)は、0.9以上、2.0以下である、インサート。
  2. 前記溝は、前記底面から開口部に繋がる側面を有し、
    前記切刃に沿った仮想面と前記側面とのなす、前記基体における角度θ3は、90°以上であり前記角度θ2よりも小さい、請求項1に記載のインサート。
  3. 前記溝は、深さDが20μm以上、700μm以下である、請求項1または2に記載のインサート。
  4. 前記幅Wに対する、前記深さDの比(D/W)は、0.5以上、2.0以下である、請求項3に記載のインサート。
  5. 前記溝の前記第1端部から0.5mm離れた位置における前記開口部の幅をW1とし、前記溝の前記第1端部から2.0mm離れた位置における前記開口部の幅をW2としたとき、W1<W2の関係を充足する、請求項1~のいずれかに記載のインサート。
  6. 前記溝の前記第1端部から0.5mm離れた位置における前記溝の深さをD1とし、前記溝の前記第1端部から2.0mm離れた位置における前記溝の深さをD2としたとき、D1<D2の関係を充足する、請求項1~のいずれかに記載のインサート。
  7. 前記溝の前記第1端部から0.5mm離れた位置における前記開口部の幅をW1とし、前記溝の前記第1端部から2.0mm離れた位置における前記開口部の幅をW2とし、
    前記溝の前記第1端部から0.5mm離れた位置における前記溝の深さをD1とし、前記溝の前記第1端部から2.0mm離れた位置における前記溝の深さをD2としたとき、
    (D2/D1)>(W2/W1)の関係を充足する、請求項1~のいずれかに記載のインサート。
  8. (D2/D1)/(W2/W1)は、1.5以上である、請求項に記載のインサート。
  9. 前記溝の最大幅は、前記開口部の幅Wである、請求項1~のいずれかに記載のインサート。
  10. 前記基体が、WCを含む硬質相と、Coを含む結合相とを含む、請求項1~のいずれかに記載のインサート。
  11. 前記切刃および前記溝から0.5mm以内の範囲である前記第1面の第1領域において、前記基体が露出している、請求項1~10のいずれかに記載のインサート。
  12. 第1端から第2端に亘る長さを有し、前記第1端側に位置するポケットを有するホルダと、
    前記ポケットに位置する請求項1~11のいずれかに記載のインサートと、を有する切削工具。
  13. 前記ホルダは、冷却液が流通する流路を有する、請求項12に記載の切削工具。
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