JP7290274B2 - 荷電粒子の出射制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

荷電粒子の出射制御装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、シンクロトロンを周回する荷電粒子の出射制御技術に関する。
近年、荷電粒子(イオン)を加速器に供給し加速して高エネルギー状態にした荷電粒子ビームを、工学や医学等の幅広い分野で応用する研究が進められている。現在、広く運用されている加速器システムは、大まかにイオン源と線形加速器(ライナック)と円形加速器(シンクロトロン)とで構成され、この順番で荷電粒子を段階的に加速する。そして、シンクロトロンを周回する荷電粒子が所定のエネルギーに到達したところで、出射制御装置を作動させ、周回軌道から進行方向を変更させた荷電粒子ビームをビーム輸送系に取り出す。
シンクロトロンから荷電粒子ビームを取り出す出射制御装置は、速い取り出し(fast extraction)と遅い取り出し(slow extraction)とに仕様が分類される。「速い取り出し」とは、シンクロトロンを周回する荷電粒子の集団(ビーム)を、一周にかかる時間内に全て取り出す方法である。
これに対し、「遅い取り出し」とは、シンクロトロンを周回させながら、荷電粒子のビームを少しずつ取り出す方法である。このため「遅い取り出し」により照射された荷電粒子ビームは、「速い取り出し」による場合と比較して、多周回に渡りビームを少しずつ取り出すことが可能となる。
粒子線治療装置において病巣に荷電粒子ビームをスキャン照射する場合等では、ビーム強度の変動が少なくなるように、荷電粒子ビームをシンクロトロンから取り出す必要がある。そして、安定した強度の荷電粒子ビームがビーム輸送系に供給されていることを監視するために、治療室の照射ポート又はビーム輸送系の少なくとも一方にビーム強度モニタを設け、荷電粒子のビーム強度を検出している。そしてこの検出値を出射制御装置にフィードバックし、この検出値が予め設定された値となるように、シンクロトロンから取り出す荷電粒子のビーム強度を適切にコントロールしている。
特開2017-112021号公報
ところで、加速器システム及び粒子線治療装置を現地に据え付けたりシステムメンテナンスを行ったりする場合、各種機器の調整作業が行なわれる。この調整作業は、シンクロトロンから荷電粒子ビームの遅い取り出しを行いながら実施する場合がある。しかし、ビーム輸送系の調整が完了しないうちは、荷電粒子ビームを、治療室の照射ポート又はビーム輸送系に設けられたモニタまで到達させることができない場合がある。このような場合、上述の公知技術では、フィードバック制御が機能しないため、シンクロトロンから荷電粒子ビームの遅い取り出しを安定的に行えない。
ところで、ビーム輸送系の調整内容の一つは、荷電粒子ビームがダクト内の中心を通り且つビームのサイズが目標値になるように、電磁石の電流値を調整していくビーム調整作業である。このため、ビーム強度が一定に制御された荷電粒子ビームの遅い取り出しが安定的に行えないと、調整作業が困難を極め調整時間が長期化してしまうという課題がある。
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、ビーム調整が未実施又は未完成の状態でも、シンクロトロンから荷電粒子ビームの遅い取り出しを安定的に行える荷電粒子の出射制御技術を提供することを目的とする。
実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置において、シンクロトロンにおいて周回する荷電粒子の電流値を検出した第1検出信号を受信する第1受信部と、前記第1検出信号に、少なくとも時間微分を含む演算を行い、ビーム強度相当値を出力する演算処理部と、前記ビーム強度相当値が目標値に一致するように、前記シンクロトロンからビーム輸送系に荷電粒子ビームを出射させる制御信号を出力する出射制御部と、前記ビーム輸送系に出射された前記荷電粒子ビームの強度を検出した第2検出信号を受信する第2受信部と、前記ビーム強度相当値と前記第2検出信号の何れが前記出射制御部へ入力されるかを切り替える切替部と、を備え、前記出射制御部は、前記第2検出信号が入力される場合は、前記第2検出信号が目標値に一致するように前記制御信号を出力し、前記シンクロトロンから前記ビーム輸送系に前記荷電粒子ビームを出射させる
本発明によれば、ビーム調整が未実施又は未完成の状態でも、シンクロトロンから荷電粒子ビームの遅い取り出しを安定的に行える荷電粒子の出射制御技術が提供される。
本発明の第1実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置のブロック図。 (A)(B)(C)(D)(E)実施形態に係る荷電粒子の出射制御を説明するタイミングチャート。 第2実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置のブロック図。 第1実施形態に係る荷電粒子の出射制御方法及び出射制御プログラムを説明するフローチャート。 第2実施形態に係る荷電粒子の出射制御方法及び出射制御プログラムを説明するフローチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置10A(以下、単に「出射制御装置10A」という)のブロック図である。このように出射制御装置10A(10)は、シンクロトロン20において周回する荷電粒子の電流値を検出した第1検出信号S1を受信する第1受信部11と、この第1検出信号S1に、少なくとも時間微分を含む演算を行い、ビーム強度相当値Dを出力する演算処理部16と、ビーム強度相当値Dが目標値17aに一致するようにシンクロトロン20からビーム輸送系30に荷電粒子ビーム51を出射させる制御信号Gを出力する出射制御部18と、を備えている。
また出射制御装置10A(10)は、演算処理部16で第1検出信号S1を時間微分する前段に、第1検出信号S1に含まれるノイズ成分を除去するノイズフィルタ15を備えている。またノイズフィルタ15に入力する前に、アナログ信号である第1検出信号S1を増幅する増幅器(図示略)も設けられている。なお、増幅された第1検出信号S1は、その後、アナログ信号のまま、ノイズフィルタ15及び演算処理部16で処理される場合もあるが、デジタル信号に変換された後に、ノイズフィルタ15及び演算処理部16で処理される場合もある。
このように、第1検出信号S1からノイズ成分が除去されることにより、演算処理部16における微分処理の正確性が増し、後述するように荷電粒子ビーム51のビーム強度とビーム強度相当値Dとの整合性が向上する。なお、この演算処理部16は、第1検出信号S1の時間微分値をビーム強度相当値Dとするものでもよく、また第1検出信号S1の時間微分値にさらに換算係数を乗算する等してビーム強度相当値Dとするものでもよい。
加速器システムは、イオン源21とライナック22とシンクロトロン20とで構成され、この順番で荷電粒子を段階的に加速する。そして、シンクロトロン20を周回する荷電粒子が所定のエネルギーに到達したところで、そのエネルギーが保たれた状態で出射機器29を作動させ、周回軌道から進行方向を変更させた荷電粒子ビーム51がビーム輸送系30に取り出される。なお、本説明において「エネルギー」とは「核子当りのエネルギー」を意味する。
イオン源21は、ECR(Electron Cyclotron Resonance)イオン源、PIG(Penning Ionization Gauge)イオン源といった高周波(マイクロ波を含む)照射型の他に、レーザ照射型のイオン源等が挙げられるが、これらに限定されない。
ライナック22は、隣同士で逆向きの電界成分を持つ複数の加速電場を直線状に並べ、電界方向を高周波周波数で繰り返し反転させ、加速電場を通過する荷電粒子を常に一方向のみに加速するものである。そしてこのライナック22は、イオン源21から入射したイオンを所定のエネルギーまで加速した後に、シンクロトロン20に出射する。
シンクロトロン20は、ライナック22から入射した荷電粒子を高周波電力により加速させる高周波加速空洞25と、周回する荷電粒子に向心力を付与する磁場を発生させる複数の偏向電磁石26と、周回する荷電粒子を発散・収束させて周回軌道内に押留める磁場を発生させる複数の四極電磁石27と、周回する荷電粒子のビームの電流値を検出する電流検出器28と、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームを少しずつ輸送系30に出射させる出射機器29と、から構成されている。
このように構成されるシンクロトロン20は、ライナック22から低エネルギーで入射した荷電粒子のビームを、周回させながら最終的に光速の70~80%の上限エネルギーまで加速することができる。そしてシンクロトロン20は、この上限エネルギーよりも低エネルギーの任意のエネルギーで、周回する荷電粒子のビームのエネルギーを保持することができる。そして、加速器制御部23は、上述した荷電粒子のビームの加速が正しく行われるように、イオン源21、ライナック22及びシンクロトロン20を連動して制御する。
なおビーム輸送系30にも、直進する荷電粒子を軌道内に押留めるための四極電磁石27と、荷電粒子に向心力を付与して軌道を曲げるための偏向電磁石26と、が設けられている。そして、このビーム輸送系30の先には、荷電粒子ビーム51を照射することにより患者の腫瘍を治療する照射装置50が接続されている。なおこの照射装置50は例示であって、ビーム輸送系30の先に接続される施設は特に限定されない。
実施形態で採用される出射機器29は、シンクロトロン20を周回する荷電粒子の集団(ビーム)を少しずつ取り出す「遅い取り出し」の仕様である。出射機器29は、出射制御装置10から入力する制御信号Gに基づいて出射用電極(図示略)を励振させることで、不安定領域に遷移したビームをシンクロトロン20からビーム輸送系30への取り出しを行う。
なお、ビーム輸送系30にはビーム強度モニタ55a,照射装置50にはビーム強度モニタ55bが設けられており、荷電粒子ビーム51のビーム強度を監視することができる。
図2は実施形態に係る荷電粒子の出射制御を説明するタイミングチャートである。図2(A)に示すタイミングで、加速器制御部23(図1)からイオン源21に指令信号61が送信される。すると、イオン源21から荷電粒子が出力され、ライナック22で加速された後、荷電粒子のビームがシンクロトロン20に供給される。
図2(B)は、加速器制御部23(図1)から偏向電磁石26に付与される励磁電流のプロファイルを示している。偏向電磁石26の励磁電流は、周回する荷電粒子のエネルギーに対応して一意的に決定する値であるため、図2(B)は、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のエネルギーのプロファイルを示すと考えてもよい。
シンクロトロン20は、指令信号61が送信される以前から、ライナック22から供給された直後の入射エネルギーE0を持つ荷電粒子を周回させるのに対応した初期状態に設定されている。そして、荷電粒子のビームが入射した以降、シンクロトロン20は、荷電粒子のエネルギーが増加する方向に設定状態を変化させ、所定のエネルギーE1に安定したところで設定状態を保持する。
図2(C)は、シンクロトロン20の設定状態がエネルギーE1(又はE2,E3)に保持された状態で、出射制御装置10(図1)から出射機器29に送信される制御信号Gの期間Tを示している。このように、制御信号Gが出射機器29に送信されている期間Tにおいて、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームは少しずつビーム輸送系30に取り出されていく。
図2(D)は、電流検出器28(図1)において、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームの電流値を検出した第1検出信号S1のプロファイルを示している。図2(E)は、演算処理部16(図1)において、第1検出信号S1を時間微分したビーム強度相当値Dのプロファイルを示している。
ところでビーム輸送系30を通過する荷電粒子の数は、ビーム調整が適切に行われロスが無い場合は、シンクロトロン20を周回する荷電粒子の減少数に一致する。このためビーム強度相当値Dは、ビーム輸送系30に取り出された荷電粒子ビーム51のビーム強度に対応するものである。このためシンクロトロン20から第1検出信号S1のビーム強度相当値Dをフィードバックして目標値17a(図1)に一致させる制御を実施することにより、ビーム強度を安定させる荷電粒子ビーム51の制御信号Gを、出射制御部18において生成することができる。このようにして、シンクロトロン20より、少しずつ荷電粒子のビームをビーム輸送系30に取り出すことができる。また、シンクロトロン20のエネルギーの設定状態をE1,E2,E3のように段階的に変化させることができる。
制御信号Gが出射機器29に送信される期間Tの時間経過にしたがい、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームは、減少もしくは無くなる。そこで、シンクロトロン20の設定状態をエネルギーE1,E2,E3から初期設定である入射エネルギーE0の状態に戻し(減速し)、再度、イオン源21に指令信号61を送信し、シンクロトロン20に荷電粒子のビームを新たに供給する。なお、減少した古い荷電粒子のビームは、この減速工程において、周回軌道を外れて完全に消失する。
なお、シンクロトロン20の設定状態は、上限エネルギーよりも低い任意のレベルに保持することができる。このため、新たに供給した荷電粒子のビームを、異なるエネルギーE1,E2,E3の状態に安定させて保持することができる。このように荷電粒子のビームをシンクロトロン20に供給し、加速し、荷電粒子ビーム51をビーム輸送系30に出射し、荷電粒子のビームを減速し、再び荷電粒子のビームをシンクロトロン20に供給するという一連の流れを繰り返す。
(第2実施形態)
図3は第2実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置10B(以下、単に「出射制御装置10B」という)のブロック図である。なお、図3において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
第2実施形態の出射制御装置10B(10)は、出射制御装置10Aの構成に加えてさらに、ビーム輸送系30に出射された荷電粒子ビーム51の強度を検出した第2検出信号S2を受信する第2受信部12と、入力したビーム強度相当値D及び第2検出信号S2のいずれか一方を切り替えて出力する切替部19と、を備え、出射制御部18は、第2検出信号S2が目標値17bに一致するようにシンクロトロン20からビーム輸送系30に荷電粒子を出射させる制御信号Gを出力する。ここで、切替部19は第2検出信号S2についてビーム強度モニタ55aの出力、ビーム強度モニタ55bの出力を受信するかをも切り替え可能であってもよい。
このとき出射制御装置10Bにおいて、ビーム強度相当値D及び第2検出信号S2の切り替えに伴って、制御信号Gの出力に必要なフィードバック係数14も切り替わる。なおビーム輸送系30に出射された荷電粒子ビーム51の強度は、ビーム強度モニタ55a,55bで検出することができる。
第1実施形態では、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームの電流値の第1検出信号S1のビーム強度相当値Dに基づいて、出射機器29に送信する制御信号Gを生成した。この第1実施形態による荷電粒子ビーム51の出射制御は、ビーム輸送系30を構成する各種機器の調整作業用としては充分であると考えられる。しかし、患者52に照射する荷電粒子ビーム51としては精度的に不安が残る。
そこで、患者52の治療時においては、切替部19により、ビーム電流値の第1検出信号S1のビーム強度相当値Dから、荷電粒子ビーム51の強度の第2検出信号S2に、フィードバックの対象を変更することとした。これにより、患者52に実際に照射される荷電粒子ビーム51をさらに安定制御することができる。
図4は第1実施形態に係る荷電粒子の出射制御方法及び出射制御プログラムを説明するフローチャートである(適宜、図1,図2参照)。まずビーム輸送系30を構成する機器の調整段階において(S10)、シンクロトロン20を初期状態に設定する(S11)。そして荷電粒子を出力させる指令信号61をイオン源21に送信する(S12)。
すると、荷電粒子のビームがライナック22で加速され、シンクロトロン20に供給される。さらに荷電粒子のビームを、シンクロトロン20で加速し、所定のエネルギーE1で安定化させる(S13 No Yes)。
次にシンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームの電流値を電流検出器28で検出した第1検出信号S1を受信する(S14)。そして、この第1検出信号S1を時間微分したビーム強度相当値Dを出力する(S15)。
次に、目標値17aに一致するようにビーム強度相当値Dをフィードバックして生成した制御信号Gを出射機器29に出力し(S16)、シンクロトロン20からビーム輸送系30に荷電粒子ビーム51を出射させる(S17)。このように荷電粒子ビーム51がビーム輸送系30に出射されている間に、ビーム調整を実施する(S18 Yes)。なおシンクロトロン20のエネルギーの設定状態をE1,E2,E3のように段階的に変化させてビーム調整を実施する場合もある。
そして、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームが減少して電流検出器28が出力した第1検出信号S1が下限値に到達したところで(S19 No Yes)、シンクロトロン20を初期状態に戻し、(S11)から(S19)のフローを繰り返す。そして、ビーム調整が終了したところで(S18 No)、フローが終了する(END)。
図5は第2実施形態に係る荷電粒子の出射制御方法及び出射制御プログラムを説明するフローチャートである(適宜、図1,図2参照)。第2実施形態では、第1実施形態の(S11)~(S19)のフローに加え、切替部19(図3)の操作によりフィードバックの対象を第1検出信号S1から第2検出信号S2に変更するフロー(S20 No,Yes)、及び(S21)~(S25)のフローが追加されている。
フィードバックの対象が第2検出信号S2に変更された後は(S20 Yes)、荷電粒子ビーム51がビーム輸送系30に出射されている間に、ビーム強度モニタ55a(又は55b)で検出した荷電粒子ビーム51の強度を第2検出信号S2として受信する(S21)。そして、目標値17bに一致するように第2検出信号S2をフィードバックして生成した制御信号Gを出射機器29に出力し(S22)、シンクロトロン20からビーム輸送系30に荷電粒子ビーム51を出射させる(S23)。このように荷電粒子ビーム51がビーム輸送系30に出射されている間に、ビーム調整を実施する(S24 Yes)。
そして、シンクロトロン20を周回する荷電粒子のビームが減少して電流検出器28が出力した第1検出信号S1が下限値に到達したところで(S25 No Yes)、シンクロトロン20を初期状態に戻し、(S11)~(S13)、飛ばして、(S21)~(S25)のフローを繰り返す。そして、ビーム調整が終了したところで(S24 No)、フローが終了する(END)。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の荷電粒子の出射制御装置によれば、シンクロトロンを周回する荷電粒子の電流値の微分値をフィードバックすることにより、ビーム調整が未実施又は未完成の状態でも、シンクロトロンから荷電粒子ビームの遅い取り出しを安定的に行うことが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、荷電粒子の出射制御装置の構成要素は、コンピュータのプロセッサで実現することも可能であり、荷電粒子の出射制御プログラムにより動作させることが可能である。
以上説明した荷電粒子の出射制御装置は、専用のチップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを高集積化させた制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、マウスやキーボードなどの入力装置と、通信I/Fとを、備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で実現できる。
また荷電粒子の出射制御装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供される。もしくは、このプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る荷電粒子の出射制御装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせて提供するようにしてもよい。また、装置10は、構成要素の各機能を独立して発揮する別々のモジュールを、ネットワーク又は専用線で相互に接続し、組み合わせて構成することもできる。
10(10A,10B)…荷電粒子の出射制御装置(出射制御装置)、11…第1受信部、12…第2受信部、14…フィードバック係数、15…ノイズフィルタ、16…演算処理部、17a,17b…目標値、18…出射制御部、19…切替部、20…シンクロトロン、21…イオン源、22…ライナック、23…加速器制御部、25…高周波加速空洞、26…偏向電磁石、27…四極電磁石、28…電流検出器、29…出射機器、30…ビーム輸送系、50…照射装置、51…荷電粒子ビーム、52…患者、55a,55b…ビーム強度モニタ、61…指令信号、S1…第1検出信号、S2…第2検出信号、D…ビーム強度相当値、G…制御信号。

Claims (5)

  1. シンクロトロンにおいて周回する荷電粒子の電流値を検出した第1検出信号を受信する第1受信部と、
    前記第1検出信号に、少なくとも時間微分を含む演算を行い、ビーム強度相当値を出力する演算処理部と、
    前記ビーム強度相当値が目標値に一致するように、前記シンクロトロンからビーム輸送系に荷電粒子ビームを出射させる制御信号を出力する出射制御部と、
    前記ビーム輸送系に出射された前記荷電粒子ビームの強度を検出した第2検出信号を受信する第2受信部と、
    前記ビーム強度相当値と前記第2検出信号の何れが前記出射制御部へ入力されるかを切り替える切替部と、を備え、
    前記出射制御部は、
    前記第2検出信号が入力される場合は、前記第2検出信号が前記目標値に一致するように前記制御信号を出力し、前記シンクロトロンから前記ビーム輸送系に前記荷電粒子ビームを出射させる荷電粒子の出射制御装置。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子の出射制御装置において、
    前記時間微分をする前に前記第1検出信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズフィルタを備える荷電粒子の出射制御装置。
  3. 請求項1に記載の荷電粒子の出射制御装置において、
    前記ビーム強度相当値及び前記第2検出信号の切り替えに伴って、前記制御信号の出力に必要なフィードバック係数も切り替わる荷電粒子の出射制御装置。
  4. シンクロトロンにおいて周回する荷電粒子の電流値を検出した第1検出信号を受信するステップと、
    前記第1検出信号に、少なくとも時間微分を含む演算を行い、ビーム強度相当値を出力するステップと、
    前記ビーム強度相当値が目標値に一致するように、前記シンクロトロンからビーム輸送系に荷電粒子ビームを出射させる制御信号を出力するステップと、
    前記ビーム輸送系に出射された前記荷電粒子ビームの強度を検出した第2検出信号を受信するステップと、
    前記ビーム強度相当値から前記第2検出信号に切り替えて前記目標値に一致するように前記制御信号を出力し、前記シンクロトロンから前記ビーム輸送系に前記荷電粒子ビームを出射させるステップと、を含む荷電粒子の出射制御方法。
  5. コンピュータに、
    シンクロトロンにおいて周回する荷電粒子の電流値を検出した第1検出信号を受信するステップ、
    前記第1検出信号に、少なくとも時間微分を含む演算を行い、ビーム強度相当値を出力するステップ、
    前記ビーム強度相当値が目標値に一致するように、前記シンクロトロンからビーム輸送系に荷電粒子ビームを出射させる制御信号を出力するステップ、
    前記ビーム輸送系に出射された前記荷電粒子ビームの強度を検出した第2検出信号を受信するステップ、
    前記ビーム強度相当値から切り替えて前記第2検出信号が前記目標値に一致するように前記制御信号を出力し、前記シンクロトロンから前記ビーム輸送系に前記荷電粒子ビームを出射させるステップと、を含む荷電粒子の出射制御プログラム。
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