JP7286834B2 - 無線タグ検出装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、無線タグ検出装置に関する。
従来、商品に付されたRFID(Radio Frequency IDentifier)タグ等の無線タグから商品を識別する商品コードを読み取ることで、商品の販売登録を行う技術が知られている。全ての商品を無線タグから読み取った商品コードにより販売登録を行う場合、お弁当のような電子レンジで発熱させる商品に、無線タグが付されることも考えらえる。
ここで、電子レンジで金属を発熱させた場合、電子レンジから照射されたマイクロ波と金属とが反応して火花を生じさせてしまうことがある。無線タグは、金属で形成されているため、無線タグが付されたお弁当が電子レンジで発熱された場合に、火花を生じさせてしまう可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、無線タグが電子レンジに投入されてしまう可能性を低減することができる無線タグ検出装置を提供することである。
実施形態の無線タグ検出装置は、取付部と、アンテナと、送信部と、報知部と、阻害部と、を備える。前記取付部は、電子レンジに取り付けられる。前記アンテナは、前記取付部が取り付けられる前記電子レンジの発熱対象物が置かれる発熱室の投入口の前方の領域に向けられる。前記送信部は、前記アンテナに電磁波を送信させる。前記報知部は、前記送信部が送信した前記電磁波を受信した無線タグから、当該無線タグが記憶するタグ情報を受信したことを条件に、報知する。前記阻害部は、前記無線タグから前記タグ情報を受信したことを条件に、前記投入口の扉の開閉を阻害する。
図1は、本実施形態に係る無線タグ検出装置が電子レンジに取り付けられた状態を正面から見た斜視図である。 図2は、無線タグ検出装置が電子レンジに取り付けられた状態を背面から見た斜視図である。 図3は、無線タグ検出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、無線タグ検出装置が備える特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、通常設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、開放設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、対象商品設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、無線タグ検出装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、無線タグ検出装置の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態の無線タグ検出装置は、コンビニエンスストア等の小売店に設置された電子レンジに取り付けられる無線タグ検出装置への適用例である。
図1は、本実施形態に係る無線タグ検出装置10が電子レンジ20に取り付けられた状態を正面から見た斜視図である。図2は、無線タグ検出装置10が電子レンジ20に取り付けられた状態を背面から見た斜視図である。また、図1及び図2は、電子レンジ20の正面に無線タグ30が取り付けられた商品40が置かれた状態を示している。
ここで、無線タグ30は、例えば電子タグやICタグやRFIDタグやRFタグ等のタグである。そして、無線タグ30は、全部又は一部が金属により形成されている。無線タグ30は、近距離無線通信により無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を送受信する。例えば、無線タグ30は、タグ情報を記憶媒体に記憶している。タグ情報は、例えば、付されている商品40を識別可能な商品コード等である。無線タグ30は、記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を受信した場合に、記憶媒体に記憶されている商品コード等を送信する。
電子レンジ20は、発熱対象物を発熱させる機器である。電子レンジ20は、発熱対象物である商品40等が置かれる発熱室21にマイクロ波を照射して、商品40に含まれる水分等を振動させることで商品40を発熱させる。そして、電子レンジ20は、マイクロ波が発熱室21の外部に漏れてしまうことを防止するために、発熱室21の投入口を閉じる扉22を備えている。扉22は、ヒンジにより横開きに発熱室21を開閉する。なお、図1及び図2に示す扉22は、横開きにより発熱室21を開放しているが、扉22は縦開きであってもよい。
無線タグ検出装置10は、電子レンジ20の発熱室21に入れられる商品40に付されている無線タグ30を検出する装置である。更に詳しくは、無線タグ検出装置10は、電子レンジ20の前方の領域に、無線タグ30の記憶媒体を読み出す電磁波を送信する。そのため、無線タグ検出装置10は、無線タグ30が付された商品40が電子レンジ20の前方の領域に進入した場合に、無線タグ30から商品コードを受信する。無線タグ検出装置10は、商品コードを受信することで無線タグ30を検出する。
無線タグ検出装置10は、L字型の取付部11により電子レンジ20に取り付けられている。取付部11の一方の面は、電子レンジ20の正面と隣接する面であって、扉22のヒンジと隣接していない面に接合されている。ここで、取付部11と電子レンジ20との接合方法は問わないものとする。例えば、取付部11と電子レンジ20とは、磁性体により接合されていてもよいし、接着剤により接合されてもよいし、ネジ等により機械的に接合されていてもよい。
そして、電子レンジ20の側面に接合された取付部11は、電子レンジ20の扉22と隣接する辺と略同一の位置で、扉22と平行方向であって扉22から遠ざかる方向に略直角に曲げられている。略直角に曲げられた取付部11の他方の面は、無線タグ検出装置10の筐体12と接合されている。また、取付部11と筐体12との接合方法は問わないものとする。例えば、取付部11と筐体12とは、磁性体により接合されていてもよいし、接着剤により接合されていてもよいし、ネジ等により機械的に接合されていてもよい。さらに、取付部11は、筐体12の一部であってもよい。そして、無線タグ検出装置10は、このような形状の取付部11により、電子レンジ20の扉22と近接する位置に配置される。
無線タグ検出装置10は、正面にアンテナ13と、開閉センサ14と、突出部15とを備える。
アンテナ13は、近距離無線通信の電磁波の送信と、受信とを行う装置である。アンテナ13は、電子レンジ20の発熱室21の投入口を閉じる扉22の前方の領域に向けられる。例えば、アンテナ13は、無線タグ30に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信する。また、アンテナ13は、無線タグ30から商品コード等の情報が含まれる電磁波を受信する。
開閉センサ14は、例えば光を照射して、反射光の有無を検知する光電センサ等の近接センサである。開閉センサ14は、閉鎖された扉22と隣接する位置に配置されている。そして、開閉センサ14は、電子レンジ20の扉22が閉じられているために、扉22が所定の領域に有るか否かを検知する。なお、開閉センサ14は、光電センサに限らず、静電容量により物体の存在を検出するセンサであってもよいし、超音波により物体の存在を検出するセンサであってもよい。
突出部15は、阻害部の一例である。突出部15は、無線タグ検出装置10の内部から突出することで、扉22の開閉を阻害する。突出部15は、無線タグ検出装置10の内部に全部又は一部が収納されている。突出部15は、無線タグ30を検出した場合に、無線タグ検出装置10の内部から扉22の開閉経路上に突出する。これにより、突出部15は、扉22の開閉を阻害する。
また、無線タグ検出装置10は、上面に発光部16を備えている。発光部16は、例えばLED(Light Emitting Diode)や電球等である。発光部16は、アンテナ13が商品コード等の情報を受信した場合に、点灯する。
次に、無線タグ検出装置10のハードウェア構成について説明する。
図3は、無線タグ検出装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。無線タグ検出装置10は、制御部101、記憶部102、近距離無線通信インタフェース103、開閉センサ14、駆動部104、発光部16、発音部105、及び操作部106を備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス107を介して相互に接続している。さらに、近距離無線通信インタフェース103は、アンテナ13と接続されている。また、駆動部104は、突出部15と接続されている。
制御部101は、無線タグ検出装置10の全体の動作を制御し、無線タグ検出装置10が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、無線タグ検出装置10の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部102等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部102は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部102は、制御プログラム108と、報知対象テーブル109とを記憶する。
制御プログラム108は、オペレーティングシステムや、無線タグ検出装置10が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム108には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
報知対象テーブル109は、報知対象の商品40の商品コード等を記憶する情報テーブルである。報知対象テーブル109は、例えばお弁当等の電子レンジ20で発熱させる商品40の商品コード等を記憶する。衣類や文房具等の報知対象外の商品40が、電子レンジ20で発熱させられることは考えにくい。そのため、無線タグ検出装置10は、報知対象外の商品40の商品コードを受信しても、報知する必要性が低い。そこで、報知対象テーブル109は、電子レンジ20で発熱させる対象の商品40の商品コード等を記憶する。
近距離無線通信インタフェース103は、送信部の一例である。近距離無線通信インタフェース103は、例えば近距離無線通信を制御する制御回路である。近距離無線通信インタフェース103は、無線タグ30に記憶されている情報を読み出す電磁波をアンテナ13に送信させる。また、近距離無線通信インタフェース103は、アンテナ13が受信した電磁波を復号して、商品コードを抽出する。
駆動部104は、例えばアクチュエータである。駆動部104は、近距離無線通信インタフェース103が商品コードを受信した場合に、無線タグ検出装置10の内部に収納されている突出部15を、扉22の開閉経路上に突出させる。
発音部105は、例えばスピーカである。発音部105は、近距離無線通信インタフェース103が商品コードを受信した場合に、商品コードを受信したことを示す音声や警告音を発する。
操作部106は、無線タグ30を検出したことを報知する報知設定を変更する操作を受け付ける。例えば、操作部106は、一又は複数ある設定から任意の設定を指定するボタンである。なお、操作部106は、ボタンに限らず、タッチパネル等であってもよい。
次に、無線タグ検出装置10が備える特徴的な機能について説明する。ここで、図4は、無線タグ検出装置10が備える特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。
無線タグ検出装置10の制御部101は、記憶部102の制御プログラム108をRAMに展開し、制御プログラム108に従って動作することで、図4に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、無線タグ検出装置10の制御部101は、機能部として、報知設定部1001と、開閉検知部1002と、近距離無線制御部1003と、無線タグ検出部1004と、報知制御部1005と、阻害制御部1006とを備える。
報知設定部1001は、操作部106が受け付けた操作に基づいて、無線タグ30を検出した場合に報知する報知条件を設定する。報知条件には、通常設定と、開放設定と、対象商品設定とが含まれる。通常設定は、無線タグ30を検出した場合に報知する設定である。開放設定は、扉22が開放されていることを条件に、無線タグ30を読み取る電磁波を送信する設定である。すなわち、開放設定は、扉22が開放されていることを条件に、無線タグ30を検出する設定である。対象商品設定は、報知対象テーブル109に含まれている商品40の商品コードを無線タグ30から受信したことを条件に報知する設定である。
なお、報知設定部1001は、通常設定と、開放設定と、対象商品設定とから選択された何れか一つの設定に限らず、開放設定と、対象商品設定との2つを設定してもよい。例えば、開放設定と、対象商品設定とが組み合された設定は、扉22が開放されており、且つ報知対象テーブル109に含まれている商品40の商品コードを無線タグ30から受信ことを条件に報知する設定である。
開閉検知部1002は、検知部の一例である。開閉検知部1002は、開閉センサ14から出力された信号に基づいて、電子レンジ20の扉22の開閉を検知する。開閉検知部1002は、例えば扉22の開放を検知する。
近距離無線制御部1003は、報知条件の設定に応じて近距離無線通信インタフェース103を制御して、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる。例えば、近距離無線制御部1003は、報知条件に開放設定が設定されている場合には、扉22が開放されていることを開閉検知部1002が検知したことを条件に、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる。一方、近距離無線制御部1003は、報知条件に通常設定又は対象商品設定が設定されている場合には、扉22の開閉に関わらず、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる。
無線タグ検出部1004は、近距離無線通信インタフェース103が受信した電磁波を復号した場合に、復号した情報に商品コードが含まれているか否かを判定する。そして、無線タグ検出部1004は、商品コードを検出した場合に、無線タグ30を検出したか否かの判定を報知条件に基づいて実行する。
無線タグ検出部1004は、報知条件に対象商品設定が設定されている場合には、復号した情報に商品コードが含まれていることを条件に、検出した商品コードが報知対象テーブル109に含まれているか否かを判定する。無線タグ検出部1004は、商品コードが報知対象テーブル109に含まれていることを条件に、無線タグ30を検出したと判定する。
一方、無線タグ検出部1004は、報知条件に通常設定又は開放設定が設定されている場合には、復号した情報に商品コードが含まれていることを条件に、無線タグ30を検出したと判定する。すなわち、無線タグ検出部1004は、検出した商品コードが報知対象テーブル109に含まれていなくても、無線タグ30を検出したと判定する。
報知制御部1005は、報知部の一例である。報知制御部1005は、発光部16、及び発音部105を制御して、無線タグ30を検出したことを報知する。例えば、報知制御部1005は、無線タグ検出部1004が商品コードを検出した場合に、発光部16を点灯させることで報知する。また、報知制御部1005は、無線タグ検出部1004が商品コードを検出した場合に、無線タグ30を検出したことを示す音声や、警告音等により報知する。そして、報知制御部1005は、無線タグ検出部1004が商品コードを検出してから所定時間経過後に報知を終了する。
阻害制御部1006は、駆動部104を制御して、突出部15を突出させることで扉22の開閉を阻害する。阻害制御部1006は、無線タグ検出部1004が商品コードを検出した場合に、突出部15を突出させる。
そして、阻害制御部1006は、突出部15が開閉経路上に突出した場合に、無線タグ検出部1004が無線タグ30を検出しなくなってから所定時間経過後に無線タグ検出装置10の内部に引き戻す。なお、阻害制御部1006は、操作を受け付けた場合に、無線タグ検出装置10の内部に突出部15を引き戻してもよい。また、突出部15は、手動により無線タグ検出装置10の内部に押し戻されてもよい。
ここで、阻害制御部1006は、扉22が閉鎖された状態で扉22の前方の領域から無線タグ30が検出された場合には、突出部15を突出させて扉22の開放を阻害する。よって、無線タグ検出装置10は、無線タグ30が付された商品40が発熱室21に入れられることを防止することができる。一方、阻害制御部1006は、扉22が開放された状態で扉22の前方の領域から無線タグ30が検出された場合には、突出部15を突出させて扉22の閉鎖を阻害する。ここで、電子レンジ20は、扉22が開放されているとマイクロ波を照射させない機能を備えている場合には、扉22が閉鎖されない限りマイクロ波を照射しない。よって、無線タグ検出装置10は、扉22の閉鎖を阻害することで無線タグ30が付された商品40にマイクロ波が照射されてしまうことを防止することができる。
次に、無線タグ検出装置10が実行する通常設定での報知処理について説明する。ここで、図5は、本実施形態の無線タグ検出装置10が実行する通常設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。
近距離無線制御部1003は、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる(ステップS1)。
無線タグ検出部1004は、アンテナ13が受信した電磁波に商品コードが含まれているか否かを判定する(ステップS2)。電磁波に商品コードが含まれていないことを条件に(ステップS2;No)、無線タグ検出装置10は、ステップS1に移行する。
一方、電磁波に商品コードが含まれていることを条件に(ステップS2;Yes)、報知制御部1005は、無線タグ30を検出したことを報知する(ステップS3)。
阻害制御部1006は、突出部15を突出させる(ステップS4)。
以上により、無線タグ検出装置10は、通常設定での報知処理を終了する。
次に、無線タグ検出装置10が実行する開放設定での報知処理について説明する。ここで、図6は、本実施形態の無線タグ検出装置10が実行する開放設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。
開閉検知部1002は、電子レンジ20の扉22が開放されているか否かを判定する(ステップS11)。
扉22が閉鎖されていることを条件に(ステップS11;No)、無線タグ検出装置10は、ステップS11に移行して、扉22が開放されるまで待機する。
一方、扉22が開放されていることを条件に(ステップS11;Yes)、近距離無線制御部1003は、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる(ステップS12)。
ステップS13からステップS15までの処理は、図5に示す通常設定での報知処理のステップS2からステップS4までの処理と同じである。
以上により、無線タグ検出装置10は、開放設定での報知処理を終了する。
次に、無線タグ検出装置10が実行する対象商品設定での報知処理について説明する。ここで、図7は、本実施形態の無線タグ検出装置10が実行する対象商品設定での報知処理の一例を示すフローチャートである。
近距離無線制御部1003は、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信させる(ステップS21)。
無線タグ検出部1004は、アンテナ13が受信した電磁波に商品コードが含まれているか否かを判定する(ステップS22)。電磁波に商品コードが含まれていないことを条件に(ステップS22;No)、無線タグ検出装置10は、ステップS21に移行する。
一方、電磁波に商品コードが含まれていることを条件に(ステップS22;Yes)、無線タグ検出部1004は、受信した商品コードと同一の商品コードが報知対象テーブル109に含まれているか否かを判定する(ステップS23)。受信した商品コードと同一の商品コードが報知対象テーブル109に含まれていないことを条件に(ステップS23;No)、無線タグ検出装置10は、ステップS21に移行する。
受信した商品コードと同一の商品コードが報知対象テーブル109に含まれていることを条件に(ステップS23;Yes)、報知制御部1005は、無線タグ30を検出したことを報知する(ステップS24)。
阻害制御部1006は、突出部15を突出させる(ステップS25)。
以上により、無線タグ検出装置10は、対象商品設定での報知処理を終了する。
以上のように、無線タグ検出装置10は、取付部11により電子レンジ20に取り付けられている。また、無線タグ検出装置10は、電子レンジ20の発熱室21の扉22の前方の領域にアンテナ13を向けている。そして、アンテナ13は、無線タグ30の記憶媒体に記憶されている情報を読み出す電磁波を送信する。そのため、無線タグ検出装置10は、扉22の前方の領域に無線タグ30が付された商品40が進入した場合に、商品コードを受信する。無線タグ検出装置10は、商品コードを受信したことを条件に、無線タグ30を検出したことを報知する。このように、無線タグ検出装置10は、無線タグ30の検出を報知するため、無線タグ30が電子レンジ20に投入されてしまう可能性を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、無線タグ検出装置10は、アンテナ13が筐体12に取り付けられている。そして、アンテナ13は、取付部11により発熱室21の投入口の前方の領域に向けられていると説明した。しかしながら、アンテナ13は、例えば一又は複数のヒンジ等で形成された可動部を介して筐体12に取り付けられることにより、発熱室21の投入口の前方の領域に向けられてもよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
10 無線タグ検出装置
11 取付部
12 筐体
13 アンテナ
14 開閉センサ
15 突出部
16 発光部
20 電子レンジ
21 発熱室
22 扉
30 無線タグ
40 商品
101 制御部
102 記憶部
103 近距離無線通信インタフェース
104 駆動部
105 発音部
106 操作部
107 システムバス
108 制御プログラム
109 報知対象テーブル
1001 報知設定部
1002 開閉検知部
1003 近距離無線制御部
1004 無線タグ検出部
1005 報知制御部
1006 阻害制御部
特開2006-200803号公報

Claims (4)

  1. 電子レンジに取り付けられる取付部と、
    前記取付部が取り付けられる前記電子レンジの発熱対象物が置かれる発熱室の投入口の前方の領域に向けられるアンテナと、
    前記アンテナに電磁波を送信させる送信部と、
    前記送信部が送信した前記電磁波を受信した無線タグから、当該無線タグが記憶するタグ情報を受信したことを条件に、報知する報知部と、
    前記無線タグから前記タグ情報を受信したことを条件に、前記投入口の扉の開閉を阻害する阻害部と、
    を備える無線タグ検出装置。
  2. 前記投入口の開放を検知する検知部を更に備え、
    前記送信部は、前記検知部が前記投入口の開放を検知したことを条件に、前記アンテナから前記電磁波を送信する、
    請求項1に記載の無線タグ検出装置。
  3. 前記阻害部は、前記扉の開閉経路上に突出する突出部である、
    請求項1又は2に記載の無線タグ検出装置。
  4. 前記検知部は、前記投入口の閉鎖された扉と隣接する位置に配置される、
    請求項2に記載の無線タグ検出装置。
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