JP7286059B1 - キャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬物が車両のような重量品であっても旋回部を容易に旋回させることが可能で、かつ旋回部を旋回させながらブレーキを容易に操作することが可能なキャスタを提供する。【解決手段】キャスタ11の旋回部21に設けられたレバー接続部45(筒部材)に操作レバー47の一側を差し込み、当該操作レバー47を左右方向へ操作することでキャスタ11を転向させる、即ち旋回部21を旋回軸L1を軸に旋回させることができる。また、操作レバー47を上下方向へ操作することで、制動部材53又は54(制動部)がキャスタ11の車輪2に押し付けられ、車輪2を制止させる制動力を発生させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、台車等に取り付けて使用されるキャスタに関する。
特許文献1には、台車本体101に固定される平板状の基礎部11(取付座)と、基礎部11の片側に設けられて垂直軸を中心に回転可能な支持部12(旋回部)と、支持部12に設けられた車輪13と、を有する自在キャスタが開示されている。
ところで、工場内で車両を移動させるときや事故車両等の不動車を移動させるとき、台枠に自在キャスタが設けられた補助ドーリーが用いられる(例えば「非特許文献1」参照)。前輪又は後輪が補助ドーリーによって支持された車両の向きを変えるには、車両を押したり引いたりして自在キャスタの旋回部を垂直軸回りに旋回させる必要がある。
特開2022-048537号公報
「車両移動用カードーリー」(1664346700943_0)
しかし、従来のキャスタでは、路面(床面)が傾斜している場合、車両を押したり引いたりしてキャスタの旋回部を旋回させる、即ち車両の向きを変えることが困難である。さらに、ブレーキ付の自在キャスタ(例えば「特許文献1」参照)の場合、キャスタの旋回部を旋回させながらブレーキを操作することが困難である。
本発明は、運搬物が車両のような重量品であっても旋回部を容易に旋回させることが可能で、かつ旋回部を旋回させながらブレーキを容易に操作することが可能なキャスタを提供することを課題とする。
本発明のキャスタは、車輪が取り付けられる旋回部と、前記旋回部に横向きに設けられる筒部材と、前記筒部材に抜き差し自在に設けられる操作レバーと、を備え、前記筒部材は、前記旋回部に回動可能に設けられた回動部を介して前記旋回部に設けられ、前記回動部には、車輪を制止させる制動力を発生する制動部が設けられ、前記制動部は、前記筒部材に差し込まれた前記操作レバーを操作して前記回動部を回動させることで車輪に押し付けられることを特徴とする。
本発明によれば、車両のような重量品の運搬物であっても旋回部を転向させることが容易で、かつ旋回部を転向させながらブレーキを操作することが容易なキャスタを提供することができる。
本実施形態の概念図である。 図1におけるA-A矢視図である。 他の実施形態の説明図である。
本発明の一実施形態を添付した図を参照して説明する。
図1は、補助ドーリー5によって車輪2が支持された車両1の後部を示す。便宜上、図1における左右方向を「前後方向」、図2における左側を「車両外側」、及び図2における右側を「車両内側」と称する。また、車両1の車輪2には、前輪2、後輪2のように4つの車輪2に同一の符号を付与する。
図1に示されるように、補助ドーリー4は、車両1の車輪2が載せられる台枠5と、台枠5の四隅に設けられるキャスタ11(図1に左側に配置された2つのキャスタ11のみ表示)とを有する。キャスタ11は、台枠6に固定される取付座13と、取付座13にスラスト軸受15を介して設けられる旋回部21と、旋回部21の下端部に設けられる車輪17とを有する、所謂、自在キャスタである。なお、図1は、車両1を前進(図1における左方向へ移動)させているときの旋回部21を示す。
図2に示されるように、旋回部21は、車輪17の一側(車両外側)に配置される車輪支持部23と、車輪17の他側(車両内側)に配置される車輪支持部24とを有する。なお、車両1を前進させているとき(図1参照)、即ち補助ドーリー5が図1における左方向へ移動しているとき、旋回部21の旋回軸L1は、車輪17の車軸L2よりも前方(図1における「左側」)に位置している。
図1、図2に示されるように、旋回部21には、回動軸L3を中心に回動可能な回動部31が設けられる。回動部31は、車輪支持部23の車両外側に設けられる。回動部31の回動軸L3は、回動部31の下部35の、車輪17の車軸L2から上方へオフセットされた位置に配置される。
図1に示されるように、回動部31の下部35の前端及び後端は、正面視で車輪17の内側に位置している。これに対し、回動部31の上部33の前端及び後端は、正面視で車輪17の外側まで延びている。また、回動部31の上部33は、下部35よりも車両外側へ突出している。即ち、回動部31の上部33と下部35との間には、段差が設けられている。
図2に示されるように、回動部31の前端部41には、車輪17の車軸L2と平行に配置されたシャフト51が片持ち支持されている。シャフト51は、車輪17の外周面18と一定の間隔をあけて車両内側へ延びている。シャフト51には、車輪17の外周面18に押し付けられることにより車輪17の回転を制止させる力(制動力)を発生する制動部材53(制動部)が設けられる。他方、回動部31の後端部43には車輪17の車軸L2と平行に配置されたシャフト52(図1参照)が設けられ、シャフト52には制動部材56(制動部、図示省略)が設けられる。
図1に示されるように、シャフト51と回動部31の回動軸L3との軸間距離は、シャフト52と回動部31の回動軸L3との軸間距離に等しい。また、シャフト51,52と回動部31の回動軸L3との軸間距離は、シャフト51,52とキャスタ11の車輪17の車軸L2との軸間距離よりも短い。これにより、回動軸L3を軸に回動部31を図1における反時計回り方向へ回動させると、前側の制動部材53が車輪17の外周面18に押し付けられて制動力が発生する。他方、回動軸L3を軸に回動部31を図1における時計回り方向へ回動させると、後側の制動部材54(図示省略)が車輪17の外周面18に押し付けられて制動力が発生する。
図1、図2に示されるように、旋回部21の下端と回動部31の下部35の前端との間には、回動軸L3を軸に回動部31を図1における時計回り方向へ付勢する圧縮コイルばね55が設けられる。他方、旋回部21の下端と回動部31の下部35の後端との間には、回動軸L3を軸に回動部31を図1における反時計回り方向へ付勢する圧縮コイルばね56が設けられる。圧縮コイルばね55,56(保持部)の付勢力により、回動部31は、制動部材55,56(制動部)が車輪17に接触しない状態、即ち制動部材55,56による制動力が発生しない非制動位置(図1参照)に保持される。
回動部31の下部35の車両外側の側面には、レバー接続部45(筒部材)が横向き(水平)に設けられる。レバー接続部45は、角形鋼管からなり、回動軸L3の直後方に接合(溶接)される。レバー接続部45の中空部には、鋼管からなる操作レバー47の一側が抜き差し自在に接続される。操作レバー47の他側には、回動部31を非制動位置(操作レバー47が水平な状態)又は制動位置(操作レバー47の他側が持ち上げられた状態)に保持するバー48(保持部、図1参照)が必要に応じて取り付けられる。
次に、補助ドーリー5を用いて車両1を移動させる際のキャスタ11の作用を説明する。なお、図1では、車両1の後輪2(図1に「左後輪2」のみ表示)が補助ドーリー5によって支持されているが、車両1の前輪2又は4つの車輪2を補助ドーリー5によって支持してもよい。
作業者が車両1を押したり引いたりして車両1を前進(図1における左方向へ移動)させているとき、図1に示されるように、キャスタ11は、車輪17の車軸L2が旋回部21の旋回軸L1よりも後方に位置し、かつ車輪17の車軸L2及び回動部31の回動軸L3が車両1の車輪2の車軸L2に対して平行をなしている。そして、車両1の向きを変えるには、作業者が車両1を押したり引いたりして補助ドーリー5のキャスタ11の旋回部21を旋回軸L1を軸に旋回させる。
ここで、従来のキャスタでは、路面8が傾斜している等により作業者に過大な負荷がかかる場合、車両を押したり引いたりしてキャスタの旋回部を旋回させることが困難であった。また、そのような状況でキャスタのブレーキを操作することも困難であった。
これに対し、本実施形態では、キャスタ11の旋回部21に設けられたレバー接続部45(筒部材)に操作レバー47の一側を差し込み、当該操作レバー47を左右方向へ操作することでキャスタ11を転向させる、即ち旋回部21を旋回軸L1を軸に旋回させることができる。また、操作レバー47を上下方向へ操作することで、制動部材53又は54(制動部)がキャスタ11の車輪2に押し付けられ、車輪2を制止させる制動力を発生させることができる。また、車両1の進行方向(前進又は後退)に関わらず、操作レバー47を操作することで、キャスタ11の転向とブレーキの操作とを行うことができる。
特に、補助ドーリー5に載せた事故車両等の車両1(不動車)をウィンチでワイヤを巻き取って牽引する場合、当該車両1を意図する方向へ移動させる(誘導する)のが困難であった。これに対し、本実施形態では、キャスタ11の旋回部21に接続された操作レバー47を操作することでキャスタ11を転向させる、延いては車両1を操舵することが可能であり、牽引される車両1の向きを容易に調節することができる。
このように、本実施形態では、キャスタ11の転向とブレーキの操作とを1つの操作レバー47の操作によって容易に、かつ同時に行うことが可能である。また、操作レバー47の操作に梃子の原理が用いられるので、軽い操作力によってキャスタ11の転向とブレーキの操作とを行うことができる。
なお、実施形態は、前述した形態に限定されるものではなく、例えば、次のように構成することができる。
図2に示されるように、本実施形態では、キャスタ11の旋回部21の車両外側の車輪支持部23に回動部31を設けてキャスタ11を構成した。これに対し、図3に示されるように、車両外側の車輪支持部23と車両内側の車輪支持部24との双方に回動部31を設けてキャスタ11を構成してもよい。この場合、制動部材53,54(制動部)を支持するシャフト51,52は、車両外側の車輪支持部23と車両内側の車輪支持部24とによって両端支持される。これにより、ブレーキの剛性を向上させることができる。
また、本実施形態では、レバー接続部45(筒部材)に角形鋼管を適用したが、例えば、丸鋼管であってもよい。なお、操作レバー47も同様に、角形鋼管、丸鋼管、丸棒等であってもよい。
また、本実施形態では、補助ドーリー5の4つのキャスタ11を自在キャスタとしたが、並列する一対の前側のキャスタ、並列する一対の後側のキャスタのいずれか一方を固定キャスタとしてもよい。
また、本実施形態では、補助ドーリー5に適用されたキャスタ11を例示したが、当該キャスタ11は、荷物を運搬する台車等に適用することができる。
11 キャスタ、17 車輪、21 旋回部、45 レバー接続部(筒部材)、47 操作レバー

Claims (3)

  1. 車輪が取り付けられる旋回部と、
    前記旋回部に横向きに設けられる筒部材と、
    前記筒部材に抜き差し自在に設けられる操作レバーと、
    を備え
    前記筒部材は、前記旋回部に回動可能に設けられた回動部を介して前記旋回部に設けられ、
    前記回動部には、車輪を制止させる制動力を発生する制動部が設けられ、
    前記制動部は、前記筒部材に差し込まれた前記操作レバーを操作して前記回動部を回動させることで車輪に押し付けられることを特徴とするキャスタ。
  2. 請求項に記載されたキャスタであって、
    前記回動部を非制動位置で保持する保持部を備えることを特徴とするキャスタ。
  3. 請求項に記載されたキャスタであって、
    前記回動部の回動軸は、車輪の車軸よりも高い位置に位置することを特徴とするキャスタ。
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