JP7284675B2 - 開梱システムおよび開梱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、開梱システムおよび開梱方法に関する。
函体を自動的に開く装置は知られている(特許文献1,2)。
特開2008-1431号公報 特開2007-204048号公報
段ボール箱のような函体では、その形状も、函体の中に収容される物品も、函体への物品の収容方法も多種多様である。したがって、函体内の物品を傷つけずに開梱するには、正確にフラップを切除しなければならない。さらに、函体の上側開口部を施蓋するフラップ同士のつなぎ目はテープなどで封止されていることが多いため、自動的に開梱するのは難しい。
さらに、開梱工程の後段には、函体の中からロボットにより物品を取り出すピッキング工程が続くことがある。この場合、函体の中をカメラで撮影して物品の位置および形状などを自動認識する必要がある。しかし、フラップがきれいに切除されていない場合、函体内の周辺部に位置する物品の認識精度が低下するおそれがある。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高い信頼性をもって函体を開梱することができるようにした開梱システムおよび開梱方法の提供にある。
上記課題を解決すべく、本発明の一つの観点に従う開梱システムは、フラップを有する函体を開梱する開梱システムであって、函体の各フラップのうち、閉じた状態で対向するフラップ同士が近接する近接領域を切る開封部と、前記開封部により切られた前記各フラップのうち所定のフラップを、90度を超えた所定角度に開く開蓋部と、前記所定角度に開かれた所定のフラップの基端側を前記函体の側面に沿って切断するフラップ切断部と、を備える。
本発明によれば、90度を超える角度に開かれた所定のフラップの基端側と函体の側面との間の折り目に沿って、所定のフラップを切断することができる。
開梱システムの全体構成図。 回転台と各ロボットの配置を示す上面図。 開封ロボットの一部を拡大して示す説明図。 フラップを完全に切断せずに開封する様子を示す説明図。 開蓋されたフラップを切断する様子を示す斜視図。 フラップを切断する様子を函体の正面から見た説明図。 開梱方法の流れを示す工程説明図。 図7に続く工程説明図。 開封および開蓋を行うロボット1台とフラップを切断するロボット1台とで、段ボール箱を開梱する場合の工程説明図。 図9に続く工程説明図。 図10に続く工程説明図。 図11に続く工程説明図。 図12に続く工程説明図。 図14に続く工程説明図。 開封および開蓋を行うロボット1台とフラップを切断するロボットとを備えるペアを2組用いて、段ボール箱を開梱する場合の工程説明図。 図15に続く工程説明図。 切断対象フラップの角度を変えた第1変形例。 切断対象フラップの角度を変えた第2変形例。 第2実施例に係り、プッシャとフラップ切断用カッターとが一体化された開梱システムの説明図。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、切断対象である所定のフラップを所定角度に開いた状態で、函体の側面に沿って所定のフラップの基端側を切断する。すなわち、所定のフラップを所定角度に開くことにより、所定のフラップの基端側と函体の側面とが接続される線が明確となり、切断部としてのカッターが機械的に侵入しやすくなる。このため、本実施形態によれば、函体内の物品を傷つけずに、フラップをきれいに切除することができ、次工程での画像認識処理の精度が低下するのを防止できる。
以下の説明では、函体として段ボール箱を例示するが、本実施形態は段ボール箱に限らず、例えば樹脂、木材、セラミックス、金属などの他の材料で形成された函体にも適用可能である。
なお本実施形態では、開封と開蓋とを開封・開蓋ロボット2で実現しているが、これに代えて、開封ロボットと開蓋ロボットとを別々のロボットとして構成してもよい。
図1~図18を用いて第1実施例を説明する。図1は、開梱システム1の全体構成図である。
開梱システム1は、例えば、開封・開蓋ロボット2と、フラップ切断ロボット3と、回転台4と、コンベア5と、開梱コントローラ10と、ユーザインターフェース装置11と、開封・開蓋ロボットコントローラ20と、フラップ切断ロボットコントローラ30と、回転台コントローラ40と、コンベアコントローラ50とを備える。
以下では、開封・開蓋ロボットを開封等ロボットと呼ぶ場合がある。さらに、開梱システム1の次工程には、自動ピッキング工程が設けられる。自動ピッキング工程では、カメラによって函体6内の物品7の位置および形状を画像処理することにより認識し、認識された物品をピッキングロボットにより函体6から取り出す(いずれも不図示)。
「開封部」および「開蓋部」としての開封等ロボット2は、例えば6軸で可動可能なロボットである。開封等ロボット2の先端には、例えば、開封用マルチカッター21と、吸着ハンド22と、カメラ23とを備えている。開封用マルチカッター21は「開封部」の例である。吸着ハンド22は「開蓋部」の例である。開封等ロボット2は、開封等ロボットコントローラ20に電気的に接続されており、開封等ロボットコントローラ20からの制御信号に従って動作する。マルチカッター21の詳細は、後述する。
「フラップ切断部」としてのフラップ切断ロボット3は、例えば、3軸で可動可能なロボットとして構成される。函体6の高さ方向をZ方向、函体6の幅方向をX方向、函体6の長さ方向をY方向としたとき、フラップ切断ロボット3は、これらXYZの3方向に移動可能である。フラップ切断ロボット3の先端には、フラップ切断用カッター31が設けられている。フラップ切断ロボット3は、フラップ切断ロボットコントローラ30に電気的に接続されており、フラップ切断ロボットコントローラ30からの制御信号に従って動作する。フラップ切断ロボット3の動作については、後述する。
回転台4は、コンベア5の途中に設けられている。回転台4は、回転台コントローラ4からの制御信号に従って所定角度だけ所定方向へ回転する。回転台4には、函体6を挟持して位置決めするためのプッシャ41が設けられている(図2参照)。各プッシャ41の動作も回転台コントローラ4により制御される。
コンベア5は、函体6を所定方向へ搬送する装置である。コンベア5は、コンベアコントローラ50と電気的に接続されており、コンベアコントローラ50からの制御信号に従って動作する。コンベア5は、図外の搬入部に載置された函体6を回転台4に向けて搬送する。回転台4上で開梱された函体6は、再びコンベア5に載せられて、ピッキング工程へ搬送される。
開梱コントローラ10は、開梱システム1の全体動作を制御する装置である。開梱コントローラ10は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリ、補助記憶装置、通信インターフェース、入出力インターフェース(いずれも不図示)などを備えるコンピュータシステムとして構成することができる。開梱コントローラ10は、パーソナルコンピュータ、シーケンサ、プログラマブルロジックコントローラ等から構成されてもよい。開梱コントローラ10は、構内ネットワークCNを介して、さらに上位のコンピュータシステムに通信可能に接続されてもよい。
開梱コントローラ10のマイクロプロセッサは、開梱コントローラ10の持つメモリまたは補助記憶装置に記憶されるコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより、本実施例の開梱システム1としての機能を発揮させる。このコンピュータプログラムの全部または一部は、記憶媒体または通信ネットワークを介して配信可能である。
ユーザインターフェース装置(図中、UI装置)11は、開梱コントローラ10との間で情報を授受できるように接続されている。ユーザインターフェース装置11は、情報入力装置と情報出力装置とを備える。情報入力装置は、システム管理者などのユーザが開梱コントローラ10へ設定値または指示などを入力する装置である。情報入力装置としては、例えば、キーボード、手動スイッチ、タッチパネル、音声入力装置などがある。情報出力装置は、開梱コントローラ10から情報を出力する装置である。情報出力装置としては、例えば、モニタディスプレイ、プリンタ、ランプ、ブザーなどがある。
函体6は、例えば段ボール箱のように構成されており、本体61と、本体61の上下の開口部65を施蓋する複数のフラップ62と備える(図3,図5参照)。開口部65の長手方向に対向する短いフラップ62(3),62(4)の上側を覆うようにして、幅方向に対向する長いフラップ62(1),62(2)が開閉可能に設けられる。これら最も外側に位置するフラップ62(1),62(2)は、付き合った状態で閉じられており、その外側にテープ64が貼られている。なお、テープ64は、長尺なフラップ62(1),62(2)の衝合する箇所63以外にも貼付されることがある。テープ64の貼られた領域を含む領域Wが「フラップ同士が近接する近接領域」に該当する。
図2を参照して、コンベア5(1),5(2)と、回転台4と、各ロボット2,3との配置関係を説明する。
図2では、図中の左側から右側へ向けて函体6が搬送される。上流側コンベア5(1)と下流側コンベア5(2)との間には、回転台4が設けられている。回転台4には、函体6を両側から挟持して位置決めするためのプッシャ41が設けられている。プッシャ41は、切断対象のフラップに対応する函体6の側面611に沿うように配置される。すなわち、プッシャ41により挟持される側面61に接続されたフラップが、フラップ切断ロボット3による切断対象となる。なお、回転台4に、函体6の進行方向の位置を決定するストッパ51(図6参照)を進退可能に設けてもよい。
図2では、開封等ロボット2とフラップ切断ロボット3とは共に、函体6の進行方向両側のうち一方の側に配置されている。これに代えて、開封等ロボット2とフラップ切断ロボット3とを函体6の進行方向両側に対向するようにして配置してもよい。
図3を用いて、函体6の外側のフラップ62(1),62(2)を開封する方法を説明する。開封等ロボット2の先端に設けられた開封用マルチカッター21は、平行に離間して配置された複数の刃211を有する。開封用マルチカッター21は、フラップ62(1)とフラップ62(2)とが衝合する箇所63に沿って、フラップ同士が近接する領域WをY方向へ切り裂くことにより、フラップ62(1)とフラップ62(2)とを切り離して開封させる。その後、開封等ロボット2の吸着ハンド22により、フラップ62(1)またはフラップ62(2)のうち所定のフラップが負圧により吸着されて、所定角度まで開かれる。マルチカッター21の刃211は、回転刃でもよい。
フラップ62(1),62(2)の衝合する箇所63をカメラ23による画像処理によって正確に特定できるのであれば、開封用マルチカッター21は一つの刃211(回転刃でもよい)だけを備えてもよい。しかし、実際には、函体6は多種多様であり、テープ64の貼付方法なども種々異なる。したがって、本実施例では、外側で衝合するフラップ62(1),62(2)を確実に開封するために複数の刃211を用い、複数箇所を同時に切り開く。
図4は、フラップ62(1)とフラップ62(2)の衝合する箇所63を開封用マルチカッター21により切り開く様子を示す。図4(1)の開封直前の状態に示すように、開封用マルチカッター21の刃211の長さ寸法H1は、フラップ62の厚さ寸法H2よりも短く設定されている(H1<H2)。より詳しくは、刃211がフラップ62へ押し当てられる量と、テープ64の厚さ寸法H3も考慮した上で、刃211がフラップ62を完全に切断しないように、長さ寸法H1が設定されている。
ここで、フラップ62は、例えば、表ライナ66と、裏ライナ67と、各ライナ66,67間に設けられた中芯68とを備える。図4(2)の開封中の状態、すなわち、各刃211によりフラップ62を切り開いている状態では、各刃211の刃先は中芯68に到達しているが、裏ライナ67には十分に達していない。したがって、フラップ62は、表ライナ66および中芯68までが破壊されて切断されるが、裏ライナ67を刃211は貫通しない。
図4(3)の吸着状態に示すように、フラップ62の途中までが破壊された状態で、所定のフラップを吸着ハンド22により吸着して引き上げることにより、函体6のフラップは開かれる。なお、刃211の先端が、裏ライナ67へ到達しない場合に限らず、裏ライナ67の厚み方向の途中まで進入してもよい。
刃211はフラップ62を貫通しないが、フラップ同士が衝合する箇所63は、もともと各フラップの先端側が接触しているだけであるため、吸着ハンド22によりフラップ62を容易に引き上げて開けることができる。
なお、フラップ62の構成は、図4に限定されない。表ライナ66と裏ライナ67の間に、一つまたは複数の中間ライナが設けられる構成もある。その場合、内部のライナ間には中芯が形成される。いずれの構成にせよ、本実施例では、マルチカッター21の刃211はフラップ62を貫通しない。これにより、函体6内の物品7を刃211で傷つけるのを未然に防止することができ、開梱システム1の信頼性が向上する。
図5を用いて、フラップ切断ロボット3によるフラップの切断方法を説明する。フラップ切断ロボット3は、所定角度θ1まで開かれたフラップ62の基端側(根元側)と函体6の側面611とが接続される箇所をフラップ切断用カッター31により切断する。換言すれば、フラップ切断ロボット3は、フラップ62と側面611との折り目部分621(図6参照)にカッター31を押し当てたまま、側面611に沿ってカッター311を移動させる。所定角度θ1は、例えば、90度を超えた180度に設定される。厳密に180度である必要はなく、実質的にフラップ62が水平になる角度であればよい。
図6は、函体6の正面から見た説明図である。各プッシャ41により函体6の両側面611は両側から挟持されている。フラップ切断ロボット3は、カッター31をX方向から近づけて側面311に接触させ、さらにわずかな量Fだけ押し当てる。これにより、切断対象のフラップ62(1)に接続された側面611では、下側に位置するプッシャ41と上側に位置するカッター31とにより押されるため、側面611が略垂直となる。
すなわち、切断対象のフラップ62(1)に接続される側面611は、函体6の上部開口部65(取出口65とも呼ぶ)の法線N1に略平行となる。この状態で、カッター31をフラップ62(1)と側面611との接続箇所621へ押し当てて、フラップ62(1)の長手方向へ移動させることにより、フラップ62(1)は切断される。なお、ここでは、フラップ62(1)を例に挙げて説明したが、他のフラップ62(2)~62(4)を切断する場合も同様である。
図7および図8を用いて、開梱方法の流れを説明する。より詳細な流れについては、後述する。
図7(1)は位置決めステップを示す。位置決めステップでは、開梱コントローラ10は、函体6を回転台4へ搬送させ、プッシャ41(およびストッパ51)によって函体6を所定位置に停止させる。
図7(2)の開封ステップでは、開梱コントローラ10は、開封等ロボット2の開封用マルチカッター21により、フラップ間の衝合箇所63を中心として切り開かせる。ただし、図6で述べたように、マルチカッター21の刃211の寸法H1は、フラップ62の厚さ寸法H2よりも短いため、刃211の先端はフラップ62を貫通しない。
図7(3)の開蓋ステップでは、開梱コントローラ10は、吸着ハンド22により切断対象のフラップ62(1)を90度以上の所定角度まで開く。所定角度は、各フラップにより覆われた取出口65の法線N1に対して鋭角となるように設定される。後述の例では、所定角度は、函体6の側面611に対して鋭角となるように設定される。
図8(4)に示すフラップ切断ステップでは、開梱コントローラ10は、フラップ切断ロボット3のカッター31を、切断対象のフラップ62に繋がる側面611へ僅かに押し当てた状態で、折り目部分621へ移動させる。開梱コントローラ10は、フラップ切断ロボット3のカッター31を側面611に沿って(折り目部分621に沿って)移動させることにより、フラップ62を切り落とす。
図8(5)に示す他のフラップ切断ステップでは、開梱コントローラ10は、回転台4を180度回転させることにより、他方のフラップも同様にフラップ切断ロボット3により切断させる。なお、切断されたフラップ62は、図示せぬ廃棄ロボットにより廃棄すればよい。
図9~図14を用いて、開封等ロボット2とフラップ切断ロボット3とを一台ずつ使用する方式(シングルカッター方式と便宜上呼ぶ)の場合の開梱方法を説明する。図9~図16において、左側は上側から見た説明図であり、右側は横から見た説明図である。
図9(1)に示す第1ステップでは、開梱コントローラ10は、コンベア5(1)により函体6を回転台4へ搬入させる。図9(2)に示す第2ステップでは、開梱コントローラ10は、開封等ロボット2のカメラ23により、フラップ62の閉じている領域(衝合箇所63)を認識する。図9(3)の第3ステップでは、開梱コントローラ10は、開封等ロボット2により、フラップ62の開封を開始する。ただし、マルチカッター21の刃211は、フラップ62の厚みよりも短いため、フラップ62を貫通しない。図9(4)の第4ステップでは、開封等ロボット2によるフラップの開封が終了する。なお、フラップの衝合箇所63以外の箇所にもテープが貼られている場合は、開梱コントローラ10は、その箇所も開封等ロボット2により切断させる。
図10(5)の第5ステップでは、開梱コントローラ10は、開封等ロボット2の吸着ハンド22により、開封等ロボット2の近い側のフラップを引き上げて、所定角度に開かせる。図10(6)の第6ステップでは、開梱コントローラ10は、所定角度に開いたフラップについて、フラップ切断ロボット3による切断を開始させる。図10(7)の第7ステップでは、フラップの切断が終了する。図10(8)の第8ステップでは、開梱コントローラ10は、切断したフラップを廃棄させる。
図11(9)の第9ステップでは、開梱コントローラ10は、回転台4を180度回転させて、開封等ロボット2によりフラップ62を引き上げて所定角度に開かせる。図11(10)の第10ステップでは、開梱コントローラ10は、開かれたフラップについてフラップ切断ロボット3による切断を開始させる。図11(11)の第11ステップでは、フラップの切断が終了する。図11(12)の第12ステップでは、開梱コントローラ10は、切断されたフラップを廃棄させる。
図12(13)の第13ステップでは、開梱コントローラ10は、回転台4を90度回転させて、一方の短いフラップを開封等ロボット2の側に引き寄せる。図12(14)の第14ステップでは、開梱コントローラ10は、フラップ切断ロボット3により、開かれたフラップの根元の切断を開始させる。図12(15)の第15ステップでは、フラップの切断が終了する。図12(16)の第16ステップでは、開梱コントローラ10は、切断されたフラップを廃棄させる。
図13(17)の第17ステップでは、開梱コントローラ10は、回転台4を90度回転させて、他方の短いフラップを開封等ロボット2の側に引き寄せ、所定角度まで開かせる。図13(18)の第18ステップでは、開梱コントローラ10は、フラップ切断ロボット3により、開かれたフラップの切断を開始させる。図13(19)の第19ステップでは、フラップの切断が終了する。図13(20)の第20ステップでは、開梱コントローラ10は、切断されたフラップを廃棄させる。
図14(21)の第21ステップでは、開梱コントローラ10は、全てのフラップが切除された函体6をコンベア5(2)へ移動させる。図14(22)の第22ステップでは、函体6がコンベア5(2)に載せられて、次工程(例えば、画像処理を伴う自動ピッキング工程)へ送られる。
図15および図16は、開封等ロボット2とフラップ切断ロボット3とを二台ずつ使用する方式(ダブルカッター方式と便宜上呼ぶ)の場合の開梱方法を説明する。ダブルカッター方式の基本的な流れは、シングルカッター方式と同様であるため、一部のみを説明し、他は説明を省略する。ダブルカッター方式では、開封等ロボット2およびフラップ切断ロボット3からなる複数ペアが回転台4を挟んで対向するように配置されている。
図15(1)の第1ステップでは、開梱コントローラ10は、コンベア5(1)により函体6を回転台4へ搬入させる。図15(2)に示す第2ステップでは、開梱コントローラ10は、いずれか一方の開封等ロボット2のカメラ23により、フラップ62の閉じている領域(衝合箇所63)を認識する。図15(3)の第3ステップでは、開梱コントローラ10は、開封等ロボット2により、フラップ62の開封を開始する。図15(4)の第4ステップでは、開封等ロボット2によるフラップの開封が終了する。
図16(5)の第5ステップでは、開梱コントローラ10は、各開封等ロボット2の吸着ハンド22により、それぞれのフラップを引き上げて、所定角度に開かせる。図16(6)の第6ステップでは、開梱コントローラ10は、所定角度に開いた各フラップについて、各フラップ切断ロボット3による切断を開始させる。図16(7)の第7ステップでは、各フラップの切断が終了する。図16(8)の第8ステップでは、開梱コントローラ10は、切断された各フラップを廃棄させる。以降の流れは、図11~図14で述べたと同様である。相違点は、二組の開封等ロボット2およびフラップ切断ロボット3が同時並行で動作する点である。したがって、ダブルカッター方式は、シングルカッター方式に比べて処理速度が2倍となる。
このように構成される本実施例によれば、フラップ62を90度を超えた所定角度に開いた状態で、函体6の側面611に沿ってフラップ切断ロボット3のカッター31を移動させることにより、フラップ62を切断する。本実施例では、所定角度に開いたフラップ62の基端側と函体6の側面611との折り目部分621が明確となり、その折り目部分621に沿ってフラップ62をきれいに切断することができる。本実施例では、折り目部分621でフラップ62を切断するため、函体6内の物品7をカッター31で傷つけることがなく、開梱システム1の信頼性が向上する。
これに対し、もしも函体6の側面上部の周囲を切り取ることにより、各フラップを一度に切除する場合は、カッターの位置(フラップを切除するための、函体の高さ方向の位置)を正確に合わせるのが難しい。したがって、カッターが函体内の物品を傷つけるおそれがある。本実施例では、フラップ62を予め所定角度に開いた状態で、函体6の側面611に沿ってカッター31を移動させるため、物品7を傷つけずにフラップ62のみを切断することができる。
本実施例では、フラップ62を基端側からきれいに切除することができるため、函体6内の物品を画像処理で認識して取り出すピッキング工程の作業効率も向上する。
さらに、本実施例では、マルチカッター21の刃211の高さ寸法H1をフラップ62の厚さ寸法H2よりも短く設定するため、刃211が函体6内の物品7を傷つけるおそれがない。したがって、フラップ開封方法とフラップ切断方法とが結合することにより、開梱システム1の信頼性をより一層高くすることができる。
図17は、切断対象フラップの所定角度を変えた第1変形例を示す。第1実施例では、所定角度θ1が略180度に設定される場合を述べた。これに対し、第1変形例では、所定角度θ2を90度を超えた値であって、180度よりも小さい値に設定する(90度<θ2<180度)。第1変形例では、フラップ62は、取出口65の法線N1に対して鋭角を形成すればよい。取出口65に平行な面を基準とすると、フラップ62は、取出口65に平行な面に対して角度θ21を形成するように開かれる。
図18は、切断対象フラップの所定角度を変えた第2変形例を示す。第2変形例では、所定角度θ3を、90度を超えた値であって、取出口65の法線N1に対して鈍角となるように設定する。カッター31にとってフラップ62をいわゆるオーバーハング状態にし、フラップ62の斜め下から側面611に沿って切断する。取出口65に平行な面を基準にすると、フラップ62は取出口65に平行な面に対して角度θ31を形成するように開かれる。
図19を用いて第2実施例を説明する。本実施例では、第1実施例との相違を中心に述べる。本実施例では、プッシャ42にフラップ切断機能を設けている。
本実施例のプッシャ42の上側には、フラップ切断機構43が設けられている。フラップ切断機構43の先端には、フラップ切断用カッター431が設けられている。フラップ切断機構43は、例えば、3軸に移動可能なロボットとして構成される。図19の状態から、フラップ切断機構43がZ軸方向に伸長し、カッター431が折り目部分621に接触する。そして、カッター431は、フラップ切断機構43により、紙面に垂直な奥行き方向(Y軸方向)へ移動しながらフラップ62を切断する。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに、本実施例では、プッシャ42とフラップ切断機構43とを一体化したため、全体サイズをコンパクトにすることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、様々な変形例が含まれる。上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることもできる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。
本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
1:開梱システム、2:開封・開蓋等ロボット、3:フラップ切断ロボット、4:回転台、5:コンベア、6:函体、10:開梱コントローラ、20:開封・開蓋ロボットコントローラ、21:マルチカッター、22:吸着ハンド、30:フラップ切断ロボットコントローラ、31:フラップ切断用カッター、40:回転台コントローラ、50:コンベアコントローラ、61:函本体、62:フラップ、611:函体の側面

Claims (5)

  1. フラップを有する函体を開梱する開梱システムであって、
    函体の各フラップのうち、閉じた状態で対向するフラップ同士が近接する近接領域を切る開封部と、
    前記開封部により切られた前記各フラップのうち所定のフラップを、90度を超えた所定角度に開く開蓋部と、
    前記所定角度に開かれた所定のフラップの基端側を前記函体の側面に沿って切断するフラップ切断部と、
    を備え、
    前記開封部は、前記各フラップの厚さ寸法よりも短い寸法の刃を用いて前記近接領域を切る
    開梱システム。
  2. 前記函体の各側面のうち、前記所定のフラップの基端側に接続される所定の側面を支持する支持部をさらに備える、
    請求項1に記載の開梱システム。
  3. 前記所定角度は、前記各フラップにより覆われた取出口の法線に対して鋭角、または前記函体の側面に対して鋭角である、
    請求項1に記載の開梱システム。
  4. 前記フラップ切断部は、前記函体の側面に押し当てられた状態で、前記所定のフラップの基端側を前記函体の側面に沿って切断する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の開梱システム。
  5. フラップを有する函体を開梱する開梱方法であって、
    函体を所定位置に搬送して停止させる搬送ステップと、
    前記函体の各フラップのうち、閉じた状態で対向するフラップ同士が近接する近接領域を、前記各フラップの厚さ寸法よりも短い寸法の刃を有する開封機構により切る開封ステップと、
    前記開封ステップにより切られた前記各フラップのうち所定のフラップを、開蓋機構により90度を超えた所定角度に開く開蓋ステップと、
    前記所定角度に開かれた所定のフラップの基端側を、フラップ切断機構により前記函体の側面に沿って切断するフラップ切断ステップと、
    を備える開梱方法。
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