JP7283558B2 - 荷役クレーン、荷役クレーンの振れ止め方法及び荷役搬送方法 - Google Patents

荷役クレーン、荷役クレーンの振れ止め方法及び荷役搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷役クレーン、荷役クレーンの振れ止め方法及び荷役搬送方法に関する。
製鉄所においてコイルなどの製品を船積みで出荷する際には、旋回式の荷役クレーンを用いて搬送を行う。この作業は、玉掛けを行う陸側作業者と、クレーン操作を行うクレーンオペレータと、コイルの船内位置合わせ及び固縛を行う船内作業者とで行われており、人手のかかる作業となっている。そのため今後の労働人口減少を鑑みると作業省力化のニーズがある。
上述のような荷役クレーンを用いた荷役搬送作業のうち、クレーン操作を自動化するためには、自動で吊荷の振れ止め制御を行う必要がある。吊荷の振れ止め制御を行う方法として、従来では旋回半径を固定して一定加速度での加速、等速運動、及び一定角速度での減速によって振れ止め制御を行う方法や(特許文献1~3)、円周方向へのフィードバック制御を用いて振れ止め制御を行う方法(特許文献4)などが取られている。
特開2004-161460号公報 特開2009-083977号公報 特開2012-001324号公報 特開2011-111242号公報
特許文献1~3では、吊荷の搬送軌道が円弧状であるため、吊荷の進行方向(すなわち円周方向)の荷振れ制御に加えて旋回半径方向の荷振れも制御する。このため、搬送時間を吊荷の振れ周期の整数倍に調整したり、搬送途中でロープ長さを変化させて振れ周期を調整したりする必要があり、場合によってはその調整項目が制約条件となる。
また、特許文献4では、フィードバック制御を用いるために吊荷の位置及び速度を検出するセンサーが必要となるため、センサー及び追加の制御系機器の導入費用、メンテナンス費用等のコストが発生する。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、任意の荷役開始位置から任意の荷役目標位置への搬送を制約条件なく、かつ簡易な制御系によって振れ止めを制御することができる、荷役クレーン、荷役クレーンの振れ止め方法及び荷役搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、上記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンであって、上記クレーンアームを旋回させるアーム旋回機構と、上記クレーンアームの起伏角を調整するアーム起伏機構と、上記クレーンアームのアーム長さを調整するアーム伸縮機構と、上記吊荷が搬送される軌道を演算し、上記アーム旋回機構、上記アーム起伏機構及びアーム伸縮機構を制御する制御装置と、を備え、上記制御装置は、荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように上記軌道を演算し、荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度と、吊荷振れ周期と、立ち上げ時間とを用いて、上記軌道が上記直線軌道となるように上記クレーンアームの旋回角、上記起伏角及び上記アーム長さを演算し、演算した上記旋回角、上記起伏角及び上記アーム長さとなるように、上記アーム旋回機構、上記アーム起伏機構及びアーム伸縮機構を制御する、荷役クレーンが提供される。
本発明の一態様によれば、クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、上記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンの振れ止め方法であって、上記荷役クレーンとして、上記クレーンアームを旋回させるアーム旋回機構と、上記クレーンアームの起伏角を調整するアーム起伏機構と、上記クレーンアームのアーム長さを調整するアーム伸縮機構と、を備えるものを用い、荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように上記吊荷が搬送される軌道を演算し、荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度と、吊荷振れ周期と、立ち上げ時間とを用いて、上記軌道が上記直線軌道となるように上記クレーンアームの旋回角、上記起伏角及び上記アーム長さを演算し、演算した上記旋回角、上記起伏角及び上記アーム長さとなるように、上記アーム旋回機構、上記アーム起伏機構及びアーム伸縮機構を制御する、荷役クレーンの振れ止め方法が提供される。
本発明の一態様によれば、クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、上記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンによる荷役搬送方法であって、上記荷役クレーンを用いて、上記吊荷を搬送する、荷役搬送方法が提供される。
本発明の一態様によれば、任意の荷役開始位置から任意の荷役目標位置への搬送を制約条件なく、かつ簡易な制御系によって振れ止めを制御することができる、荷役クレーン、荷役クレーンの振れ止め方法及び荷役搬送方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る荷役クレーンを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る荷役クレーンを示す平面図である。 クレーンアームのアーム先端部の軌道を示す説明図である。 アーム先端部の加速度の制御パターンを示すグラフである。 アーム先端部の速度の制御パターンを示すグラフである。 実施例1における、吊荷の軌跡を示す説明図である。 実施例1における、吊荷の座標位置の時間変化を示すグラフである。 実施例1における、吊荷の速度の時間変化を示すグラフである。 実施例2における、吊荷の軌跡を示す説明図である。 実施例2における、吊荷の座標位置の時間変化を示すグラフである。 実施例2における、吊荷の速度の時間変化を示すグラフである。 実施例3における、吊荷の軌跡を示す説明図である。 実施例3における、吊荷の座標位置の時間変化を示すグラフである。 実施例3における、吊荷の速度の時間変化を示すグラフである。
以下の詳細な説明では、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる場合が含まれる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
<荷役クレーン>
本発明の一実施形態に係る荷役クレーン1について説明する。荷役クレーン1は、図1及び図2に示すように、クレーンアーム2と、アーム起伏機構3と、アーム旋回機構4と、アーム伸縮機構5と、ワイヤー6とを備える。クレーンアーム2のワイヤー6が取り付けられた先端を、アーム先端部21ともいう。なお、図面において、x軸、y軸及びz軸は、互いに直交する軸であり、x軸及びy軸は水平方向に平行な軸であり、z軸は鉛直方向に平行な軸である。荷役クレーン1は、ワイヤー6の先端に取り付けられる吊荷7を吊り上げ、荷役開始位置(x,y)から荷役目標位置(x,y)まで搬送する。なお、本実施形態では、一例として、吊荷7は、製鉄所で製造された製品であるコイルとする。
アーム起伏機構3は、起伏角φ[°]を調整する。起伏角φ[°]とは、水平方向に対するクレーンアーム2の延在方向の角度である。アーム旋回機構4は、クレーンアーム2を旋回させることで、旋回角θ[°]を調整する。旋回角θ[°]とは、x軸方向に対するクレーンアーム2の延在方向の角度である。アーム伸縮機構5は、アーム長さL[m]を調整する。アーム長さL[m]とは、アーム旋回機構4が設けられたクレーンアーム2の支持位置からのクレーンアーム2の延在方向の突出長さである。
また、荷役クレーン1には、ワイヤー6のアーム先端部21からのワイヤー長さを調整する巻き上げ装置(不図示)が設けられる。さらに、荷役クレーン1には、制御装置(不図示)が設けられる。制御装置は、吊荷7を荷役開始位置(x,y)から荷役目標位置(x,y)に搬送するため、アーム起伏機構3、アーム旋回機構4、アーム伸縮機構5及び巻き上げ装置を制御して、起伏角φ、旋回角θ、アーム長さL及びワイヤー長さを調整する。制御装置は、荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向(z軸方向)から視て直線軌道となるように吊荷7の軌道を演算する。その後、制御装置は、荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度vmaxと、吊荷振れ周期Tと、立ち上げ時間Tとを用いて、吊荷7の軌道が直線軌道となるように、クレーンアーム2の旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLを演算する。そして、制御装置は、演算した旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLとなるように、アーム旋回機構4、アーム起伏機構3及びアーム伸縮機構5を制御することで、吊荷7を搬送する。制御装置による荷役クレーン1の振れ止め方法についての詳細は後述する。
<荷役クレーンの振れ止め方法>
本実施形態に係る荷役クレーン1の振れ止め方法では、図3に示すように、荷役開始位置である始点(x,y)から、荷役目標位置である終点(x,y)に、吊荷7を搬送する。なお、図3に示す座標系において、原点の位置は、クレーンアーム2の旋回中心の位置である。そして、本実施形態では、少なくともz方向(鉛直方向)から視たx-y平面において、吊荷7を始点(x,y)から終点(x,y)に直線的に搬送する。この際、吊荷7のx-y平面内の搬送経路は、下記(1)式で示される直線軌道となる。なお、(1)式において、x及びyは、クレーンアーム2のアーム先端部21のx座標及びy座標をそれぞれ示す。
Figure 0007283558000001
この直線軌道上で吊荷7を搬送させる際、アーム先端部21の位置(x,y)は、荷役クレーン1の旋回半径r[m]を用いて、下記(2)式及び(3)式で示される。さらに、旋回半径rは、(1)式~(3)式より、下記(4)式で示される。
Figure 0007283558000002
さらに、アーム先端部21の位置であるx及びyは、旋回角θを用いて、下記(5)式及び(6)式で表される。
Figure 0007283558000003
これにより、アーム先端部21のx-y平面における速度v[m/s]は、下記(7)式のように示される。
Figure 0007283558000004
以上を旋回角速度dθ/dtについて解くことで、クレーンアーム2のアーム先端部21を、図3の直線軌道において速度vで動かすために必要な旋回角速度dθ/dt(下記(8)式)を導出することができる。なお、tは旋回開始からの時間(経過時間)[s]を示す。
Figure 0007283558000005
続いて、アーム先端部21の速度vの制御パターンについて説明する。図4に示すように、まず、一定時間である立ち上げ時間T[s]で直線的に加速度aを立ち上げる。立ち上げ時間Tは、加速度aを変化させる所定の時間であり、設備仕様の範囲内でできるだけ短い時間とすることが好ましい。次いで、一定の加速度aで振れ周期Tのn(自然数)倍の時間(nT)をかけて加速を行う。なお、搬送時間は短い方が好ましいため、設備の出力的に実現可能であれば、n=1とすることが好ましい。振れ周期Tは、下記(9)式で定義される。なお、(9)式において、lはワイヤー6の長さ[m]であり、Gは重力加速度[m/s]である。
Figure 0007283558000006
さらに、Tの時間で加速度aを直線的に低減させて定速での搬送を行う。このようにすることで定速での搬送中は吊荷7の振れ角が0°となる。その後、停止時には、加速時と逆の操作を行い、振れ角0°で目標位置に吊荷7を停止させる。
このような制御を行った場合における、アーム先端部21の速度vの時間変化を図5に示す。図5において、tは吊荷搬送時間[s]であり、下記(10)式で示す、図5のグラフの斜線で囲まれた面積S(すなわちグラフの積分値)が荷役開始位置から荷役目標位置までの距離となるよう吊荷搬送時間tが設定される。なお、(10)式等において、vmaxは低速走行時の速度である最大速度[m/s]である。そして、この速度vを(8)式に代入することで、下記(11)式~(17)式で示される、各時間tにおける旋回角速度dθ/dtが導出される。なお、(11)式はt<Tとなる時間、(12)式はT≦t<nTとなる時間、(13)式はnT≦t<nT+Tとなる時間、(14)式はnT+T≦t<t-nT-Tとなる時間、(15)式はt-nT-T≦t<t-nTとなる時間、(16)式はt-nT≦t<t-Tとなる時間、(17)式はt-T≦t≦tとなる時間におけるアーム先端部21の速度vをそれぞれ示す。
Figure 0007283558000007
次に、クレーンアーム2の起伏角φ及びアーム長さLの制御について説明する。荷役クレーン1の旋回半径rは、アーム長さLと起伏角φを用いて下記(18)式で示される。そして、(18)式を(4)式に代入し、両辺を時間微分すると、下記(19)式が導出される。さらに、吊荷7の高さ一定で搬送をする場合、Lsinφが一定となるので、下記(20)式を得ることができる。そして、(19)式と(20)式とにより、下記(21)式及び(22)式が導出される。
Figure 0007283558000008
つまり、本実施形態に係る荷役クレーン1の振れ止め方法では、荷役クレーン1で吊荷7を搬送する際に、まず、荷役クレーン1に設けられた制御装置等によって、荷役開始位置(x,y)から荷役目標位置(x,y)までの軌道が演算される。この際、荷役開始位置(x,y)から荷役目標位置(x,y)までの軌道が、z方向から視たx-y平面において直線軌道となるように演算が行われる。この演算では、クレーンアーム2の旋回角θを(8)式を用いて決定することが好ましい。次いで、本実施形態に係る荷役クレーン1の振れ止め方法では、演算された軌道で、吊荷7を荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する。
このようにすることで、吊荷7の荷振れの制御では、吊荷7の進行方向の荷振れを制御するだけでよいため、特許文献1~3のように旋回径方向の荷振れを制御する必要がない。このため、荷振れの制御のための調整項目が少なくなり、制御が容易となる。また、本実施形態によれば、特許文献1~3のような円弧軌道で搬送する場合に比べて搬送距離が短くなるため、搬送時間を短くすることができる。さらに、本実施形態によれば、荷役開始位置と荷役目標位置とで旋回半径が異なる場合においても、特許文献1~3と異なり、旋回半径方向の荷振れを吸収する操作を追加で行う必要がない。また、本実施形態では、フィードバック制御を用いる必要がないため、吊荷7の位置及び速度を検出するセンサーの導入や、センサーの追加に伴う制御系機器の導入等をする必要がない。このため、本実施形態によれば、特許文献4に比べ、機器構成を簡易にすることができ、機器の導入やメンテナンス等に掛かるコストを低廉化することができる。
なお、本実施形態に係る荷役クレーン1の振れ止め方法では、吊荷7を搬送する直線軌道を演算した後、荷役クレーン1に設けられた制御装置等によって、x-y平面におけるアーム先端部21の速度21が演算される。この際、x-y平面におけるアーム先端部21の速度21は、旋回開始からの時間tに応じて、(11)式~(17)式で演算されることが好ましい。この際、荷役開始位置から荷役目標位置までのx-y平面における距離に応じて、(10)式から吊荷搬送時間tが求められる。なお、(10)式において、設定される最大速度vmaxや振れ周期T、定数n、立ち上げ時間Tについては、予め設定されてもよい。このようにすることで、吊荷7の進行方向への荷振れを抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る荷役クレーン1の振れ止め方法では、制御装置にて、クレーンアーム2のアーム長さL及び起伏角φを(19)式を満たす条件として、制御することが好ましい。また、吊荷7を一定の高さで制御したい場合には、さらに、クレーンアーム2のアーム長さL及び起伏角φを(21)式及び(22)式で制御することが好ましい。
<変形例>
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態とともに種々の変形例を含む本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲に記載された発明の実施形態には、本明細書に記載したこれらの変形例を単独または組み合わせて含む実施形態も網羅すると解すべきである。
例えば、上記実施形態では、吊荷7の直線軌道が、荷役開始位置と荷役目標位置とを結ぶ、高さが一定のものであるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。吊荷7の高さは、一定でなくてもよい。
また、上記実施形態では、吊荷7が熱延コイルであるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。吊荷7は、図1及び図2のような荷役クレーン1にて搬送されるものであれば、他のものであってもよい。
<実施形態の効果>
(1)本発明の一態様に係る荷役クレーン1は、クレーンアーム2のアーム先端部21に設けられたワイヤー6で吊り下げた吊荷7を、クレーンアーム2の旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーン1であって、クレーンアーム2を旋回させるアーム旋回機構4と、クレーンアーム2の起伏角φを調整するアーム起伏機構3と、クレーンアーム2のアーム長さLを調整するアーム伸縮機構5と、吊荷7が搬送される軌道を演算し、アーム旋回機構4、アーム起伏機構3及びアーム伸縮機構5を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように軌道を演算し、荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度vmaxと、吊荷振れ周期Tと、立ち上げ時間Tとを用いて、軌道が直線軌道となるようにクレーンアーム2の旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLを演算し、演算した旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLとなるように、アーム旋回機構4、アーム起伏機構3及びアーム伸縮機構5を制御する。
上記(1)の構成によれば、吊荷7を直線軌道で搬送するため、円弧軌道で搬送する場合に比べ、荷振れの制御のための調整項目が少なくなり、制御が容易となる。また、搬送時間を短くすることができる。さらに、フィードバック制御を用いる必要がないため、機器構成を簡易にすることができ、機器の導入やメンテナンス等に掛かるコストを低廉化することができる。
(2)上記(1)の構成において、制御装置は、直線軌道の鉛直方向の高さが一定となるように演算する。
上記(2)の構成によれば、吊荷7の高さを一定で搬送することができる。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、制御装置は、(11)式~(17)式から演算されるアーム先端部21の速度vを用いて、(8)式から旋回角θを演算し、速度vを演算する際に、t<Tとなる時間に(17)式を用い、T≦t<nTとなる時間に(12)式を用い、nT≦t<nT+Tとなる時間に(13)式を用い、nT+T≦t<t-nT-Tとなる時間に(14)式を用い、t-nT-T≦t<t-nTとなる時間に(15)式を用い、t-nT≦t<t-Tとなる時間に(16)式を用い、t-T≦t≦tとなる時間に(17)式を用いる。
上記(3)の構成によれば、簡易な制御方法で吊荷7の荷振れを制御することができる。
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つの構成において、制御装置は、起伏角φ及びアーム長さLを(19)式を満たす条件で制御する。
上記(4)の構成によれば、簡易な制御方法で、吊荷7を直線軌道で搬送することができる。
(5)上記(1)~(4)のいずれか1つの構成において、制御装置は、起伏角φ及びアーム長さLを(21)式及び(22)式を満たす条件で制御する。
上記(5)の構成によれば、簡易な制御方法で、吊荷7を一定の高さで搬送することができる。
(6)本発明の一態様に係る荷役クレーンの振れ止め方法は、クレーンアーム2のアーム先端部21に設けられたワイヤー6で吊り下げた吊荷7を、クレーンアーム2の旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーン1の振れ止め方法であって、荷役クレーン1として、クレーンアーム2を旋回させるアーム旋回機構4と、クレーンアーム2の起伏角φを調整するアーム起伏機構3と、クレーンアーム2のアーム長さLを調整するアーム伸縮機構5と、を備えるものを用い、荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように吊荷7が搬送される軌道を演算し、荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度vmaxと、吊荷振れ周期Tと、立ち上げ時間Tとを用いて、軌道が直線軌道となるようにクレーンアーム2の旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLを演算し、演算した旋回角θ、起伏角φ及びアーム長さLとなるように、アーム旋回機構4、アーム起伏機構3及びアーム伸縮機構5を制御する。
上記(6)の構成によれば、上記(1)と同様な効果が得られる。
(7)本発明の一態様に係る荷役搬送方法は、クレーンアーム2のアーム先端部21に設けられたワイヤー6で吊り下げた吊荷7を、クレーンアーム2の旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーン1による荷役搬送方法であって、上記(1)~(5)のいずれか1つ構成の荷役クレーン1を用いて、吊荷を搬送する。
上記(7)の構成によれば、上記(1)~(5)の構成と同様な効果が得られる。
次に、本発明者らが行った実施例1について説明する。実施例1では、図1に示す荷役クレーン1にて上記実施形態と同様な振れ止め制御を行い、長さ10mのワイヤー6で吊った重量10tの熱延コイルを吊荷7として搬送した。また、実施例1では、荷役クレーン1の旋回中心を原点とする座標系(x,y)(単位「m」)において、荷役開始位置(20,0)から荷役目標位置(-5,15)まで吊荷7を搬送した。また、実施例1では、クレーンアーム2の初期条件として、旋回角θが0°、起伏角φが48°、アーム長さLを30mとした。また、旋回立ち上げ時間Tを吊荷7の振れ周期Tの半分とし、最大速度vmaxを1.5m/sとし、(11)式~(17)式における定数nを1とした。
実施例1における吊荷7の軌跡を図6に示す。また、各時間tでのx方向及びy方向の吊荷7の座標位置の変化を図7に示す。荷役開始位置から荷役目標位置まで直線的に吊荷7が移動したことが分かる。また、各時間tにおける吊荷7の速度vの変化を図8に示す。荷役目標位置に到着する時間tで速度vが0になることが確認できた。このことから、吊荷7の振れ止め制御ができていることが確認できた。
また、本発明者らは実施例1と同じ荷役クレーン1を用いて実施例2を行った。実施例2では、荷役クレーン1の旋回中心を原点とする座標系(x,y)(単位「m」)において、荷役開始位置(10,10)から荷役目標位置(-5,15)まで吊荷7を搬送した。また、実施例2では、クレーンアーム2の初期条件として、旋回角θが45°、起伏角φが62°、アーム長さLを30mとした。また、旋回立ち上げ時間Tを吊荷7の振れ周期Tの半分とし、最大速度vmaxを1.5m/sとし、(11)式~(17)式における定数nを1とした。
実施例2における吊荷7の軌跡を図9に示す。また、各時間tでのx方向及びy方向の吊荷7の座標位置の変化を図10に示す。荷役開始位置から荷役目標位置まで直線的に吊荷7が移動したことが分かる。また、各時間tにおける吊荷7の速度vの変化を図11に示す。荷役目標位置に到着する時間tで速度vが0になることが確認できた。このことから、実施例1と同様に、吊荷7の振れ止め制御ができていることが確認できた。
さらに、本発明者らは実施例1と同じ荷役クレーン1を用いて実施例3を行った。実施例2では、荷役クレーン1の旋回中心を原点とする座標系(x,y)(単位「m」)において、荷役開始位置(20,0)から荷役目標位置(-5,15)まで吊荷7を搬送した。また、実施例3では、クレーンアーム2の初期条件として、旋回角θが0°、起伏角φが48°、アーム長さLを30mとした。また、旋回立ち上げ時間Tを吊荷7の振れ周期Tの半分とし、最大速度vmaxを1.5m/sとし、(11)式~(17)式における定数nを1とした。
実施例3における吊荷7の軌跡を図12に示す。また、各時間tでのx方向及びy方向の吊荷7の座標位置の変化を図13に示す。荷役開始位置から荷役目標位置まで直線的に吊荷7が移動したことが分かる。また、各時間tにおける吊荷7の速度vの変化を図14に示す。荷役目標位置に到着する時間tで速度vが0になることが確認できた。このことから、実施例1と同様に、吊荷7の振れ止め制御ができていることが確認できた。
1 荷役クレーン
2 クレーンアーム
21 アーム先端部
3 アーム起伏機構
4 アーム旋回機構
5 アーム伸縮機構
6 ワイヤー
7 吊荷

Claims (6)

  1. クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、前記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンであって、
    前記クレーンアームを旋回させるアーム旋回機構と、
    前記クレーンアームの起伏角を調整するアーム起伏機構と、
    前記クレーンアームのアーム長さを調整するアーム伸縮機構と、
    前記吊荷が搬送される軌道を演算し、前記アーム旋回機構、前記アーム起伏機構及びアーム伸縮機構を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように前記軌道を演算し、
    荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度と、吊荷振れ周期と、立ち上げ時間とを用いて、前記軌道が前記直線軌道となるように前記クレーンアームの旋回角、前記起伏角及び前記アーム長さを演算し、
    演算した前記旋回角、前記起伏角及び前記アーム長さとなるように、前記アーム旋回機構、前記アーム起伏機構及び前記アーム伸縮機構を制御し、
    (11)式~(17)式から演算される前記アーム先端部の速度を用いて、(8)式から前記旋回角を演算し、
    前記速度を演算する際に、t<T となる時間に(11)式を用い、T ≦t<nTとなる時間に(12)式を用い、nT≦t<nT+T となる時間に(13)式を用い、nT+T ≦t<t -nT-T となる時間に(14)式を用い、t -nT-T ≦t<t -nTとなる時間に(15)式を用い、t -nT≦t<t -T となる時間に(16)式を用い、t -T ≦t≦t となる時間に(17)式を用いる、荷役クレーン。
    Figure 0007283558000009
    :荷役開始位置のx方向位置[m]
    :荷役目標位置のx方向位置[m]
    :荷役開始位置のy方向位置[m]
    :荷役目標位置のy方向位置[m]
    θ:クレーンアームの旋回角[°]
    v:アーム先端部の速度[m/s]
    max :アーム先端部の最高速度[m/s]
    t:旋回開始からの時間[s]
    :立ち上げ時間[s]
    n:定数(自然数)
    T:振れ周期[s]
    :吊荷搬送時間[s]
  2. 前記制御装置は、前記直線軌道の鉛直方向の高さが一定となるように演算する、請求項1に記載の荷役クレーン。
  3. 前記制御装置は、前記起伏角及び前記アーム長さを(19)式を満たす条件で制御する、請求項1又は2に記載の荷役クレーン。
    Figure 0007283558000010
    φ:起伏角[°]
    L:アーム長さ[m]
    :荷役開始位置のx方向位置[m]
    :荷役目標位置のx方向位置[m]
    :荷役開始位置のy方向位置[m]
    :荷役目標位置のy方向位置[m]
    θ:クレーンアームの旋回角[°]
    t:旋回開始からの時間[s]
  4. 前記制御装置は、前記起伏角及び前記アーム長さを(21)式及び(22)式を満たす条件で制御する、請求項1~のいずれか1項に記載の荷役クレーン。
    Figure 0007283558000011
    φ:起伏角[°]
    L:アーム長さ[m]
    :荷役開始位置のx方向位置[m]
    :荷役目標位置のx方向位置[m]
    :荷役開始位置のy方向位置[m]
    :荷役目標位置のy方向位置[m]
    θ:クレーンアームの旋回角[°]
    t:旋回開始からの時間[s]
  5. クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、前記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンの振れ止め方法であって、
    前記荷役クレーンとして、前記クレーンアームを旋回させるアーム旋回機構と、前記クレーンアームの起伏角を調整するアーム起伏機構と、前記クレーンアームのアーム長さを調整するアーム伸縮機構と、を備えるものを用い、
    荷役開始位置と荷役目標位置とに応じて、少なくとも鉛直方向から視て直線軌道となるように前記吊荷が搬送される軌道を演算し、
    荷役開始位置と、荷役目標位置と、最大速度と、吊荷振れ周期と、立ち上げ時間とを用いて、前記軌道が前記直線軌道となるように前記クレーンアームの旋回角、前記起伏角及び前記アーム長さを演算し、
    演算した前記旋回角、前記起伏角及び前記アーム長さとなるように、前記アーム旋回機構、前記アーム起伏機構及びアーム伸縮機構を制御し、
    (11)式~(17)式から演算される前記アーム先端部の速度を用いて、(8)式から前記旋回角を演算し、
    前記速度を演算する際に、t<T となる時間に(11)式を用い、T ≦t<nTとなる時間に(12)式を用い、nT≦t<nT+T となる時間に(13)式を用い、nT+T ≦t<t -nT-T となる時間に(14)式を用い、t -nT-T ≦t<t -nTとなる時間に(15)式を用い、t -nT≦t<t -T となる時間に(16)式を用い、t -T ≦t≦t となる時間に(17)式を用いる、荷役クレーンの振れ止め方法。
    Figure 0007283558000012
    :荷役開始位置のx方向位置[m]
    :荷役目標位置のx方向位置[m]
    :荷役開始位置のy方向位置[m]
    :荷役目標位置のy方向位置[m]
    θ:クレーンアームの旋回角[°]
    v:アーム先端部の速度[m/s]
    max :アーム先端部の最高速度[m/s]
    t:旋回開始からの時間[s]
    :立ち上げ時間[s]
    n:定数(自然数)
    T:振れ周期[s]
    :吊荷搬送時間[s]
  6. クレーンアームのアーム先端部に設けられたワイヤーで吊り下げた吊荷を、前記クレーンアームの旋回動作によって任意の荷役開始位置から荷役目標位置まで搬送する荷役クレーンによる荷役搬送方法であって、
    請求項1~のいずれか1項の荷役クレーンを用いて、前記吊荷を搬送する、荷役搬送方法。
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