JP2020158278A - クレーンの制御方法およびクレーン - Google Patents

クレーンの制御方法およびクレーン Download PDF

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Abstract

【課題】クレーンを用いて、設定した搬送経路に沿って荷物を自動搬送する際に、荷物の荷振れを抑制することが可能なクレーンの制御方法およびその制御方法により制御可能なクレーンを提供する。【解決手段】クレーン1によって、通過順序が隣接する二つの通過点で規定された区間における荷物Wの目標搬送時間Tiを算出し、通過点間の距離と目標搬送時間Tiより当該区間における荷物Wの目標速度信号を算出し、該区間の目標速度信号と、該区間に隣接する他の区間の目標速度信号とを繋ぐステップ状の目標速度信号を、目標値フィルタFによって、非ステップ状の目標速度信号に変換し、非ステップ状の目標速度信号に基づいて制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、クレーンの制御方法およびその制御方法により制御可能なクレーンに関する。
従来、クレーンにおいて、吊り上げた荷物を所望の設置位置まで設定した経路に沿って自動運転で搬送する技術が知られている。例えば、特許文献1の如くである。
特許文献1に記載のクレーンを用いて、自動運転により荷物を搬送する場合には、荷振れを抑制しつつ荷物を搬送することが求められる。しかしながら、従来のクレーンでは、荷振れが生じたときに、その荷振れを検知して制御する(いわゆるフィードバック制御(以下、FB制御と記載する))方法がとられているため、荷振れを生じないように制御することは困難であった。
特開2018−030692号公報
本発明の目的は、クレーンを用いて、設定した搬送経路に沿って荷物を自動搬送する際に、荷物の荷振れを抑制することが可能なクレーンの制御方法およびその制御方法により制御可能なクレーンを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明に係るクレーンは、制御装置によって動作が制御されるクレーンによって、荷物の通過点の座標と各通過点の通過順序とを少なくとも含む点群データとして与えられる搬送経路に沿って前記荷物を自動搬送するクレーンの制御方法であって、前記クレーンによって、通過順序が隣接する二つの通過点で規定された区間における前記荷物の目標搬送時間を算出し、前記二つの通過点間の距離と算出した前記目標搬送時間より前記区間における前記荷物の目標速度信号を算出し、前記区間の前記目標速度信号と、該区間に隣接する他の区間の前記目標速度信号とを繋ぐステップ状の目標速度信号を、目標値フィルタによって、非ステップ状の目標速度信号に変換し、前記荷物が前記区間と前記隣接する他の区間との間で遷移されるときに、前記非ステップ状の目標速度信号に基づいて前記クレーンを制御することを特徴とする。
また、本発明に係るクレーンの制御方法は、前記制御装置によって、前記区間を、加速区間と、定速区間と、減速区間と、からなる制御区間に細分化し、前記加速区間と前記減速区間において、前記非ステップ状の目標速度信号を生成することを特徴とする。
また、本発明に係るクレーンの制御方法は、前記制御装置によって、前記制御区間に対して、該制御区間の搬送目標時間と、該制御区間に適した前記目標値フィルタに係る情報とを少なくとも含むデータセットを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るクレーンの制御方法は、前記制御装置によって、前記荷物を自動搬送する制御を開始する前に、前記データセットを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るクレーンの制御方法において、前記目標値フィルタは、逆動力学モデルに基づいた高次ローパスフィルタであることを特徴とする。
また、本発明に係るクレーンは、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のクレーンの制御方法を実行可能な制御装置を備えていることを特徴とする。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明に係るクレーンの制御方法およびクレーンによれば、設定した搬送経路に沿って荷物を自動搬送する際に、荷物の荷振れを抑制することができる。
クレーンの全体構成を示す側面図である。 クレーン全体の制御構成を示すブロック図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 経路情報として与えられる点群データを示す模式図である。 本発明に係る制御方法を使用した場合の搬送経路の各区間に対する目標搬送時間の設定状況および目標速度信号の変化と最大速度との関係を示す図である。 本発明に係る制御方法を使用しない場合の搬送経路の各区間に対する目標搬送時間の設定状況および目標速度信号の変化と最大速度との関係を示す図である。 目標値フィルタによる目標制御信号の処理を示す模式図である。 クレーンの制御工程を示すフローチャートであり、(A)は第1の実施形態、(B)は第2の実施形態である。
[クレーンの全体構成]
以下に、図1と図2とを用いて、本発明の一実施形態に係るクレーン(ラフテレーンクレーン)であるクレーン1について説明する。なお、本実施形態においてはラフテレーンクレーンを例示して説明を行うが、本発明の一実施形態に係るクレーンは、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、積載型トラッククレーン等のその他の形態の移動式クレーンや天井クレーン等の据え付け式のクレーンであってもよい。
クレーン1は、車両2とクレーン装置6で構成されている。
車両2は、左右一対の前輪3と後輪4を備えている。また、車両2は、荷物Wの搬送作業を行う際に接地させて安定を図るアウトリガ5を備えている。なお、車両2は、その上部にクレーン装置6を支持している。
クレーン装置6は、荷物Wをワイヤロープによって吊り上げる装置である。クレーン装置6は、旋回台8、ブーム9、メインフックブロック10、サブフックブロック11、メインウインチ13、メインワイヤロープ14、サブウインチ15、サブワイヤロープ16、キャビン17等を具備している。
旋回台8は、クレーン装置6を旋回可能に構成する構造体である。旋回台8は、円環状の軸受を介して車両2のフレーム上に設けられる。旋回台8には、アクチュエータである旋回用油圧モータ81が設けられている。旋回台8は、旋回用油圧モータ81によって左右方向に旋回可能に構成されている。
旋回用油圧モータ81は、電磁比例切換バルブである旋回用バルブ22によって回転操作される。旋回用バルブ22は、旋回用油圧モータ81に供給される作動油の流量を任意の流量に制御することができる。つまり、旋回台8は、旋回用バルブ22によって回転操作される旋回用油圧モータ81を介して任意の旋回速度に制御可能に構成されている。旋回台8には、旋回台8の旋回角度と旋回速度とを検出する旋回用センサ27が設けられている。
ブーム9は、荷物Wを吊り上げ可能に構成する構造体である。ブーム9は、その基端が旋回台8の略中央に揺動可能に設けられている。ブーム9には、アクチュエータである伸縮用油圧シリンダ91と起伏用油圧シリンダ92が設けられている。ブーム9は、伸縮用油圧シリンダ91によって長手方向に伸縮可能に構成されている。また、ブーム9は、起伏用油圧シリンダ92によって上下方向に起伏可能に構成されている。さらに、ブーム9には、ブームカメラ93が設けられている。
伸縮用油圧シリンダ91は、電磁比例切換バルブである伸縮用バルブ23によって伸縮操作される。伸縮用バルブ23は、伸縮用油圧シリンダ91に供給される作動油の流量を任意の流量に制御することができる。つまり、ブーム9は、伸縮用バルブ23によって伸縮操作される伸縮用油圧シリンダ91を介して任意の伸縮速度に制御可能に構成されている。ブーム9には、ブーム9のブーム長さと伸縮速度とを検出する伸縮用センサ28が設けられている。
起伏用油圧シリンダ92は、電磁比例切換バルブである起伏用バルブ24によって伸縮操作される。起伏用バルブ24は、起伏用油圧シリンダ92に供給される作動油の流量を任意の流量に制御することができる。つまり、ブーム9は、起伏用バルブ24によって伸縮操作される起伏用油圧シリンダ92を介して任意の起伏速度に制御可能に構成されている。ブーム9には、ブーム9の起伏角度と起伏速度とを検出する起伏用センサ29が設けられている。
ブームカメラ93は、荷物Wや地物等の画像を取得する。ブームカメラ93は、ブーム9の先端部に設けられている。また、ブームカメラ93は、360°回転可能に構成され、ブーム9の先端部を中心とする全方位を撮影することができる。なお、ブームカメラ93は、後述する制御装置32に接続されている。
メインフックブロック10とサブフックブロック11は、荷物Wを吊り上げるための部材である。メインフックブロック10には、メインフック10aが設けられている。サブフックブロック11には、サブフック11aが設けられている。
メインウインチ13とメインワイヤロープ14は、メインフック10aに引っ掛けられた荷物Wを吊り上げるための機構である。また、サブウインチ15とサブワイヤロープ16は、サブフック11aに引っ掛けられた荷物Wを吊り上げるための機構である。メインウインチ13とサブウインチ15には、それぞれの回転量を検出する巻回用センサ26が設けられている。メインウインチ13は、電磁比例切換バルブであるメイン用バルブ25mによってメイン用油圧モータを制御し、任意の繰り入れおよび繰り出し速度に操作可能に構成されている。同様に、サブウインチ15は、電磁比例切換バルブであるサブ用バルブ25sによってサブ用油圧モータを制御し、任意の繰り入れおよび繰り出し速度に操作可能に構成されている。
なお、以下の説明では、図1に示すように、サブフック11aに引っ掛けられた荷物Wをサブウインチ15とサブワイヤロープ16で吊り上げる場合を例示して説明をするが、本発明に係るクレーンの制御方法は、メインフック10aに引っ掛けられた荷物Wをメインウインチ13とメインワイヤロープ14で吊り上げる場合にも同様に適用できるものであるため、メインフック10aを用いた場合の説明については適宜省略する。
キャビン17は、操縦席を覆う構造体である。キャビン17の内部には、車両2を操作するための操作具やクレーン装置6を操作するための操作具が設けられている。旋回操作具18は、旋回用油圧モータ81を操作することができる。起伏操作具19は、起伏用油圧シリンダ92を操作することができる。伸縮操作具20は、伸縮用油圧シリンダ91を操作することができる。メインドラム操作具21mは、メイン用油圧モータを操作することができる。サブドラム操作具21sは、サブ用油圧モータを操作することができる。
GNSS受信機30は、衛星から測距電波を受信し、緯度、経度、標高を算出するものである。GNSS受信機30は、キャビン17に設けられている。従って、クレーン1は、キャビン17の位置座標を取得することができる。また、車両2を基準とする方位を取得することができる。なお、GNSS受信機30は、後述する制御装置32に接続されている。
通信機31は、外部のサーバコンピュータと通信を行う装置である。通信機31は、キャビン17に設けられている。通信機31は、外部のサーバコンピュータから後述する経路情報等を取得するように構成されている。なお、通信機31は、後述する制御装置32に接続されている。なお、本実施形態では、外部のサーバコンピュータから経路情報を取得する構成を例示しているが、クレーン1に備え付けた記憶装置に経路情報を記憶させておき、制御装置32が通信機31を介さずに経路情報を取得できるように構成してもよい。
制御装置32は、各操作弁を介してクレーン1の各アクチュエータを制御する。制御装置32は、キャビン17内に設けられている。制御装置35は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。
制御装置32は、各種切換バルブ(旋回用バルブ22、伸縮用バルブ23、起伏用バルブ24、メイン用バルブ25mおよびサブ用バルブ25s)を制御するコンピュータである。制御装置32は、各種切換バルブ(22、23、24、25m、25s)を制御するために種々のプログラムやデータが格納されている。また、制御装置32は、各種センサ(巻回用センサ26、旋回用センサ27、伸縮用センサ28および起伏用センサ29)に接続されている。さらに、制御装置32は、各種操作具(旋回操作具18、起伏操作具19、伸縮操作具20、メインドラム操作具21mおよびサブドラム操作具21s)に接続されている。そのため、制御装置32は、各種操作具(18、19、20、21m、21s)の操作量に対応した制御信号を生成することができる。
また、制御装置32は、クレーン1による自動搬送を行う場合には、与えられた経路情報に基づいて、各種切換バルブ(旋回用バルブ22、伸縮用バルブ23、起伏用バルブ24、メイン用バルブ25mおよびサブ用バルブ25s)を制御する制御信号を生成することができる。
このように構成されるクレーン1は、車両2を走行させることで任意の位置にクレーン装置6を移動させることができる。また、クレーン1は、ブーム9を起立させ、かつブーム9を伸長させることでクレーン装置6の揚程や作業半径を拡大することができる。そして、クレーン1は、ブーム9の旋回、起伏、伸縮およびサブワイヤロープ16の巻き上げ等の動きを単独または併用することによって荷物Wを移動させることができる。
[制御装置の詳細な構成]
制御装置32は、目標搬送時間設定部32a、目標搬送速度算出部32b、目標速度信号生成部32cを有している。
目標搬送時間設定部32aは、制御装置32の一部であり、各区間に対して目標搬送時間Tiを設定する。
目標搬送速度算出部32bは、制御装置32の一部であり、算出した各区間の目標搬送時間Tiと、各区間における荷物Wの移動距離に基づいて、目標搬送速度Viを算出する。
目標速度信号生成部32cは、制御装置32の一部であり、算出した各区間の目標搬送速度Viに基づいて、各区間において荷物Wを搬送する際のブーム9の起伏方向の目標速度信号VUと、旋回方向の目標速度信号VRと、サブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出し方向の目標速度信号VWを生成する。
また、目標速度信号生成部32cは、算出対象の区間が後述する加速区間あるいは減速区間である場合には、生成した目標速度信号にさらにフィルタ(後述する目標値フィルタF)を適用して、目標速度信号を修正する。
なお、制御装置32は、ブームカメラ93で撮影した画像を画像処理することで、荷物Wの現在位置を検出したり、あるいは、GNSS受信機30で受信した位置情報に基づいて、荷物Wの現在位置を検出したりすることも可能である。
[目標速度信号の生成手順]
次に、クレーン1の制御方法における目標速度信号の生成手順について説明する。
クレーン1に与えられる荷物Wの経路情報は、別途準備した経路情報生成手段によって、図4に示すような点群データP(n)として生成される(nは自然数である)。本実施形態では、外部サーバを経路情報生成手段としており、外部サーバと通信する通信機31を介して、クレーン1の制御装置32に経路情報たる点群データP(n)が取り込まれる(図2参照)。
図4に示すように、点群データP(n)は、n個のノード(点)からなる情報であり、各ノードは、荷物Wの通過点の座標の情報を含んでいる。ノードに添えた数字は、各ノードの通過順序を表している。即ち、ノードP1は荷物Wの1番目の通過点の座標データであり、ノードPnは荷物Wのn番目(最後)の通過点の座標データである。荷物Wの位置としては、例えば、荷物Wの重心位置の座標を用いる。
制御装置32は、点群データP(n)が与えられると、まず、各ノード間の目標搬送時間Tiを設定する。なお、以下の説明では、ノードとノードの間を区間と呼ぶ。制御装置32は、例えば、ユーザーが希望する搬送所要時間(始点から終点までの搬送に要する時間)を、各区間における搬送距離等を考慮して割り振って、目標搬送時間Tiを設定する。目標搬送時間の添え字iは、何番目の区間であるかを表している(iは自然数である)。
制御装置32は、各区間の目標搬送時間Tiを設定すると、次に、その目標搬送時間Tiに基づいて各区間の目標搬送速度Viを算出する。ここで算出する目標搬送速度Viは、各区間の距離を目標搬送時間Tiで割った値である。即ち、目標搬送速度Viは、区間内における荷物Wの平均搬送速度に相当し、区間内では一定の速度となる。
制御装置32は、各区間の目標搬送速度Viを算出すると、その目標搬送速度Viとクレーンモデルに基づいて、ブーム9の起伏方向の目標速度信号VUと、旋回方向の目標速度信号VRと、サブウインチ15におけるサブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出し方向の目標速度信号VWを算出する。ここで言う「目標速度信号」とは、ブーム9を起伏方向および旋回方向に変位させる目標速度、およびサブワイヤロープ16を繰り入れおよび繰り出し方向に変位させる目標速度を各アクチュエータに指示するための信号であり、各目標速度に係る情報を含んでいる。
[区間の細分化]
算出された目標搬送速度Viをそのまま目標速度信号に変換すると、目標速度信号の変化は、図6に示すような線形となる。即ち、隣接する区間の間で目標搬送速度Viに差がある場合、目標速度信号は、区間の遷移時にステップ状に変化することとなる。そして、このような目標速度信号のステップ状の変化は、荷物Wを揺らす要因となる。クレーン1では、目標速度信号のステップ状の変化を解消することによって、自動搬送時における荷物Wの揺れを低減している。
具体的には、クレーン1では、制御装置32によって、設定した区間を加速区間と定速区間と減速区間とに適宜さらに細分化する。
図5に示す例では、第1区間では、速度0の状態で始点P1から自動搬送が開始されるため、立ち上がり時の加速のために加速区間を設定し、この加速区間の目標搬送時間T1aを設定する。また、第1区間では、加速区間の次に定速区間を設定し、この定速区間の目標搬送時間T1bを設定する。さらに、第2区間の目標搬送速度V2が第1区間の目標搬送速度V1に比べて小さいため、減速区間を設定し、この減速区間の目標搬送時間T1cを設定する。
また、第4区間では、第4区間の目標搬送速度V4が第3区間の目標搬送速度V3に比べて小さいため、減速区間を設定し、この減速区間の目標搬送時間T4aを設定する。また、第4区間では、減速区間の次に定速区間を設定し、この定速区間の目標搬送時間T4bを設定する。さらに、ここでは図示していない第5区間の目標搬送速度V5が第4区間の目標搬送速度V1に比べて大きいため、加速区間を設定し、この加速区間の目標搬送時間T4cを設定する。
なお、第4区間における減速区間に相当する減速区間を、第3区間に設定することも可能である。このため、制御装置32は、第3区間と第4区間と目標搬送時間を比較し、目標搬送時間の大きい第3区間においてより長く定速区間を設定する方が、全体の搬送時間を短縮させる上で有利であるため、第4区間に減速区間を設けるようにしている。
[目標値フィルタ]
制御装置32は、上記のように設定した各加速区間および各減速区間において、ステップ状に変化する目標速度信号に対して、目標値フィルタFを適用する。目標値フィルタFは、高次のローパスフィルタである。図7に示すように、ステップ状に変化する目標速度信号は、目標値フィルタFを適用することによって、曲線状の線形を有する(即ち、非ステップ状に変化する)信号に変換される。
目標値フィルタFは、各加速区間および各減速区間の特性に応じたフィルタが選択される。また、目標速度信号に対して目標値フィルタFを適用する際には、荷物Wの振れが生じないようにするよう考慮した、各加速区間および各減速区間における目標搬送速度が設定される。
クレーン1で適用する目標値フィルタFとしては、逆動力学モデルに基づく4次ローパスフィルタを採用することが好ましいが、クレーン1の構成に応じて、3次や2次のローパスフィルタを採用してもよい。また、変換後の目標速度信号から逆算することで、各加速区間および各減速区間において、荷物Wを揺らさずに搬送するために必要な時間(目標搬送時間)を算出することができる。荷物Wを揺らさずに搬送するために加速区間および減速区間で要する時間をまず算出して、その残りを定速区間の目標搬送時間として割り当てることができる。なお、最初に設定した目標搬送時間を超える場合には、目標搬送時間を延長してもよい。
目標値フィルタFを適用した場合には応答遅れが生じるため、適用しない場合に比べて搬送時間が長くなる傾向がある。クレーン1では、加減速時間と定速時間の合計時間が各区間の搬送時間となるが、制御装置32によって、この合計時間が目標搬送時間を超えないように定速区間における目標搬送速度を調整している。なお、各アクチュエータの能力に余裕がある場合には、例えば、定速区間における目標搬送速度をさらに増大させて、目標搬送時間を短縮するように制御してもよい。
また、目標値フィルタFを適用すると、応答遅れの影響によって、目標値フィルタFを適用しない場合に比べて、最終位置までの所要時間が遅くなることが考えられる。しかしながら、目標値フィルタFを適用すると、荷振れを起こさないため、最終位置に到達した荷物Wをすぐに所定位置に設置することができる。一方、目標値フィルタFを適用しない場合、最終位置に到達した荷物Wは荷振れを起こすため、その荷振れが収まるまで待つ必要がある。つまり、目標値フィルタFを適用することで、荷振れの収束を待つ時間が必要無くなるため、総合的には作業時間を短縮することができる。
そして、区間の遷移時におけるステップ状の線形を有する信号を、目標値フィルタFで滑らかに変換した線形を有する信号に差し替えると、目標速度信号の変化は図5に示すように表される。目標速度信号は、全体として滑らかに変化する線形を有する信号となる。
[第1の実施形態に係る制御フロー]
次に、より具体的な制御フローに沿って、クレーン1の制御方法について説明する。クレーン1は、図8(A)に示すような第1の実施形態に係る制御フローに従って、荷物Wを自動搬送することができる。
図8(A)に示すように、クレーン1の制御方法では、制御装置32は、経路情報(点群データP(n))が与えられる(図4参照)と、区間を細分化して目標搬送時間Tiを設定し、さらに、細分化した区間ごとに目標搬送速度Viを算出する(STEP−101)。このとき、制御装置32は、各区間を、定速区間、加速区間、減速区間に細分化する。以下では、細分化された各区間を制御区間とも呼ぶ。
制御装置32は、制御区間ごとに異なった制御を行う。具体的には、制御装置32は、制御区間ごとに目標搬送時間を設定し、目標搬送時間から目標搬送速度を算出する。さらに制御装置32は、目標搬送速度に逆動力学モデルに基づく目標値フィルタFを適用し、その制御区間における目標速度信号を生成する(STEP−102)。クレーン1は、逆動力学モデルに基づく目標値フィルタFを適用することによって、荷物Wを揺らさずに搬送することができる目標速度信号を生成することができる。
このとき、制御装置32は、ブーム9の起伏方向の目標速度信号VUと、旋回方向の目標速度信号VRと、サブウインチ15におけるサブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出し方向の目標速度信号VWとをそれぞれ算出し、それぞれの目標速度信号に対して、目標値フィルタFによる処理を実行する。目標値フィルタFは、目標速度信号ごとに、その目標速度信号の特性に適したものを選定する。なお、ここでの目標速度信号VWは、サブウインチ15におけるサブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出し方向の目標速度信号としているが、メインウインチ13におけるメインワイヤロープ14およびメインフック10aで荷物Wを吊り上げる場合には、メインウインチ13におけるメインワイヤロープ14の繰り入れおよび繰り出し方向の目標速度信号とする。
そして、制御装置32は、制御区間ごとに生成した目標速度信号に基づいてクレーン1をフィードフォワード制御する(STEP−103)。
クレーン1は、このような制御方法を実現する制御装置32を備える構成によって、与えられた経路情報(点群データP(n))に基づいて設定した経路に沿って荷物Wを自動搬送する際に、荷物Wを揺らさずに自動搬送することができる。
[第2の実施形態に係る制御フロー]
また、クレーン1は、図8(B)に示すような第2の実施形態に係る制御フローに従って、荷物Wを自動搬送することができる。
第2の実施形態に係るクレーン1の制御方法では、前述したような変換後の目標速度信号を予め準備しておくことによって、よりスムーズな制御を実現している。
図8(B)に示すように、第2の実施形態に係るクレーン1の制御方法では、制御装置32によって、プレ処理(STEP−201)を行う。プレ処理は、与えられた経路情報(点群データP(n))に対して、予めデータセットDSを作成しておく処理であり、クレーン1によって実際に荷物Wの自動搬送を行う前に行う。
プレ処理(STEP−201)において、制御装置32には、経路情報(点群データP(n))が与えられる(STEP−201−1)。制御装置32は、与えられた経路情報に基づいて、データセットDSを作成する(STEP−201−2)。
制御装置32は、定速区間、加速区間、減速区間に細分化された制御区間を一単位として、制御区間ごとにデータセットDSを作成する。一つのデータセットDSには、少なくとも、その制御区間における目標搬送時間に係る情報と目標搬送速度に係る情報、およびその制御区間に適した目標値フィルタFに係る情報が少なくとも含まれている。データセットDSに含まれる目標搬送時間は、同じデータセットDSに含まれる目標値フィルタFの特性が考慮されている。
例えば、図5に示すような経路情報(点群データP1〜p5)が与えられた場合には、制御装置32は、経路を9つの制御区間に細分化し、予めDS1〜DS9の計9個のデータセットDSを演算し、そして記憶する。
クレーン1は、プレ処理(STEP−201)を完了した後に、制御装置32による荷物Wの自動搬送に係る制御を開始する。制御装置32は、荷物Wの自動搬送制御を開始すると、クレーン1の姿勢情報から荷物Wの現在位置を検出するとともに、荷物Wの現在位置がどの制御区間に位置しているかを特定する。そして、制御装置32は、特定した制御区間に対応したデータセットDSを選択する(STEP−202)。例えば、図5に示す例において、荷物Wが現在位置している制御区間が第1a区間であると判断したときには、制御装置32は、第1a区間に対応するデータセットDS1を選択する。
次に、制御装置32は、選択したデータセットDS1に基づいて、目標速度信号を生成する(STEP−203)。このとき、制御装置32は、目標値フィルタFとして、逆動力学モデルに基づく目標値フィルタを用いて、逆動力学モデルに基づく目標速度信号を生成する。制御区間が加速区間あるいは減速区間であった場合には、経時的に曲線状に変化する線形を有する目標速度信号が生成される。あるいは、制御区間が定速区間であった場合には、定速の目標速度信号が生成される。
次に、制御装置32は、第1a区間において、生成した目標速度信号に基づいてフィードフォワード制御によりクレーン1の動作を制御する(STEP−204)。
次に、制御装置32は、クレーン1の動作結果(実際の動作速度)と目標速度信号との差異を算出し、その差異に係る情報を生成した目標速度信号にフィードバックする(STEP−205)。
また、制御装置32は、上記動作後のクレーン1の姿勢情報より、動作後の荷物Wの位置を検出し、動作後に荷物Wが位置している制御区間を判断する(STEP−206)。また、クレーン1が荷物Wの位置情報を検出するためのその他の手段(例えば、ブームカメラ96やGNSS受信機30等)を備えている場合には、当該手段の検出結果に基づいて、荷物Wの位置情報を検出してもよい。
そして、制御装置32は、(STEP−206)における制御区間の判断結果を用いて、次のデータセットDSを選択する(STEP−202)。
そして、制御装置32は、荷物Wの位置が最終ノードPnに一致したことを検出するまで(STEP−202)〜(STEP−206)の処理を繰り返し実行する。制御装置1は、このような構成によって、クレーン1の動作を制御し、設定した搬送経路に沿って、ノードP1からノードPnに至るまで、荷物Wの自動搬送を行う。
クレーン1では、このような制御方法を実行する制御装置32を備えることにより、クレーン1を用いて、経路情報(点群データP(n))に基づいて設定した経路に沿って荷物Wを自動搬送する際に、荷物Wを揺らさずに自動搬送するとともに、確実に荷物Wを経路情報(点群データP(n))に係る経路に沿わせることができる。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
1 クレーン
9 ブーム
32 制御装置
Ti 目標搬送時間
Vi 目標搬送速度
VU (ブームの起伏方向の)目標速度信号
VW (ワイヤロープの繰り入れおよび繰り出し方向の)目標速度信号
VR (ブームの旋回方向の)目標速度信号
W 荷物
P(n)点群データ
F 目標値フィルタ

Claims (6)

  1. 制御装置によって動作が制御されるクレーンによって、荷物の通過点の座標と各通過点の通過順序とを少なくとも含む点群データとして与えられる搬送経路に沿って前記荷物を自動搬送するクレーンの制御方法であって、
    前記クレーンによって、
    通過順序が隣接する二つの通過点で規定された区間における前記荷物の目標搬送時間を算出し、
    前記二つの通過点間の距離と算出した前記目標搬送時間より前記区間における前記荷物の目標速度信号を算出し、
    前記区間の前記目標速度信号と、該区間に隣接する他の区間の前記目標速度信号とを繋ぐステップ状の目標速度信号を、目標値フィルタによって、非ステップ状の目標速度信号に変換し、前記非ステップ状の目標速度信号に基づいて前記クレーンを制御する、
    こと特徴とするクレーンの制御方法。
  2. 前記制御装置によって、
    前記区間を、
    加速区間と、定速区間と、減速区間と、からなる制御区間に細分化し、
    前記加速区間と前記減速区間において、前記非ステップ状の目標速度信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクレーンの制御方法。
  3. 前記制御装置によって、
    前記制御区間に対して、該制御区間の目標搬送時間と、該制御区間に適した前記目標値フィルタに係る情報とを少なくとも含むデータセットを作成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のクレーンの制御方法。
  4. 前記制御装置によって、
    前記荷物を自動搬送する制御を開始する前に、前記データセットを作成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のクレーンの制御方法。
  5. 前記目標値フィルタは、
    逆動力学モデルに基づいた高次ローパスフィルタである、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のクレーンの制御方法。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載のクレーンの制御方法を実行可能な制御装置を備えている、クレーン。
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