JP7279462B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の一例であるフラットベッドスキャナが開示されている。このフラットベッドスキャナは、本体部と、画像読取部とを備えている。本体部は、幅方向と、幅方向に直交する奥行き方向とに延びている。画像読取部は、本体部の上部に設けられており、幅方向と奥行き方向とに延びている。
また、本体部には、コネクタが設けられている。コネクタは、本体部の背面、すなわち、本体部における奥行き方向の後端に配置されている。
このフラットベッドスキャナでは、画像読取部によって原稿の画像の読み取りを行う。また、コネクタに通信ケーブルが接続される。これにより、このフラットベッドスキャナでは、通信ケーブルによって、画像読取部で取得した原稿の読取画像を情報処理装置に送信したり、情報処理装置から読み取り設定を受信したりすることが可能となっている。
特開2018-148365号公報
しかし、上記従来のフラットベッドスキャナでは、本体部の背面にコネクタが配置されているため、使用者は、コネクタに通信ケーブルを抜き差しし難い。このため、このフラットベッドスキャナは利便性が低い。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、利便性の高い画像読取装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の画像読取装置は、幅方向と前記幅方向に直交する奥行き方向とに延びる本体部と、
前記本体部の上部に設けられ、前記幅方向と前記奥行き方向とに延びる画像読取部と、
前記奥行き方向に沿った前記画像読取部の一辺に隣接して設けられる操作パネル部と、
を備え、
前記操作パネル部は、前記本体部の前面側に設けられ、
前記操作パネル部の前記奥行き方向の長さは、前記画像読取部の前記奥行き方向の長さより短く、
前記本体部の前記前面側と反対側にある前記操作パネル部における背面には、接続ケーブルを接続するコネクタが設けられ、
前記本体部の上部には、前記操作パネル部の前記背面から前記奥行き方向に向けて、少なくとも空間が設けられている、
ことを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、操作パネル部が本体部の前面側に設けられている。また、操作パネル部の背面にコネクタが設けられている。そして、本体部の上部には、操作パネル部の背面から奥行き方向に向けて空間が設けられており、使用者は、空間を通じてコネクタに対する接続ケーブルの抜き差しを行う。ここで、操作パネル部の奥行き方向の長さは、画像読取部の奥行き方向の長さより短い。このため、この画像読取装置では、操作パネル部が本体部に設けられた状態で、操作パネル部の背面、ひいてはコネクタは、本体部の背面よりも奥行き方向で本体部の前面側に離れた位置に配置される。このため、コネクタが本体部の背面に配置される場合に比べて、この画像読取装置では、使用者は、コネクタに接続ケーブルを抜き差しし易い。
したがって、本発明の画像読取装置は、高い利便性を有している。
実施例の画像読取装置の斜視図である。 実施例の画像読取装置の斜視図である。 実施例の画像読取装置の上面図である。 実施例の画像読取装置に係り、コネクタに接続ケーブルが接続された状態における側面図である。 実施例の画像読取装置に係り、保持部を示す要部拡大斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、図1のY1部分を示す要部拡大斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、コネクタに接続ケーブルが接続された状態における要部拡大上面図である。 実施例の画像読取装置に係り、図7のY2部分を示す要部拡大上面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
<全体構成>
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。画像読取装置1は、画像形成部29を有する本体部3と、画像読取部5と、操作パネル部7と、カバー9と備えている。
図1では、排出口23が配置される側を画像読取装置1の前方と規定し、排出口23に向かった場合に左に来る側を左方と規定して、左右方向、上下方向及び上下方向を表示する。左右方向、前後方向及び上下方向は、互いに直交している。左右方向は、本発明における幅方向の一例であり、前後方向は、本発明における奥行き方向の一例であり、上下方向は、本発明における高さ方向の一例である。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<本体部の構成>
図1及び図2に示すように、本体部3は、第1本体11と、第2本体13とを有している。第1本体11は、上壁11Aと、左側壁11Bと、右側壁11Cと、背面壁11Dとを有している。
上壁11Aは、第1本体11の上部に位置している。図3に示すように、上壁11Aは、左右方向及び前後方向に延びている。左側壁11Bは、第1本体11の左端に位置している。左側壁11Bは、上下方向に延びており、上端で上壁11Aと一体をなしている。また、左側壁11Bは、第1本体11の前端から後端まで延びている。ここで、左側壁11Bは、前端部分が第1本体11の右方向に回り込む形状をなしている。図3に示すように、左側壁11Bは、第1本体11の左端に位置している。詳細な図示を省略するものの、上下方向及び前後方向に延びており、上端で上壁11Aと一体をなしている。図2に示すように、背面壁11Dは、第1本体11の後端に位置している。背面壁11Dは、上下方向に延びており、上端で上壁11Aと一体をなしている。また、背面壁11Dは、左端で左側壁11Bの後端と一体をなしており、右端で右側壁11Cの後端と一体をなしている。
第2本体13は、左右方向、前後方向及び高さ方向に延びている。第2本体13の左端には、接続部13Aが設けられている。接続部13Aには、図示しない電源ケーブルが接続される。なお、第2本体13における接続部13Aの位置は適宜設計可能である。また、接続部13Aを第1本体11に設けても良い。
図1及び図2に示すように、本体部3は、第1本体11と第2本体13とを上下方向に組み付けることによって形成されている。こうして、本体部3は、左右方向、上下方向及び前後方向に延びる略箱形状をなしている。そして、第1本体11の上壁11Aは、本体部3の上部に位置しており、左側壁11Bは、本体部3の左端に位置しており、右側壁11Cは、本体部3右端に位置している。また、背面壁11Dは、本体部3の後端、すなわち本体部3の背面に位置している。そして、第2本体13は、本体部3の下部に位置している。これにより、図2に示すように、接続部13Aは、本体部3の左下部に位置している。
また、図1に示すように、本体部3には、インクカバー15と、フロント壁17と、給紙トレイ19とが設けられている他、図2に示す給紙部21が設けられている。
図1に示すように、インクカバー15は、本体部3の前方右側に配置されている。詳細な図示を省略するものの、インクカバー15は、本体部3に対して前方に引き出し可能に取り付けられている。フロント壁17は、本体部3の前方であって、インクカバー15の左側に配置されている。フロント壁17は、左右方向及び上下方向に延びている。また、フロント壁17には、排出口23が形成されている。排出口23は、本体部3内に連通している。インクカバー15、フロント壁17及び左側壁11Bの前端部分によって、本体部3の前面が構成されている。
給紙トレイ19は、フロント壁17の下方に配置されている。給紙トレイ19には、用紙等のシート(図示略)を載置可能となっている。給紙トレイ19は、本体部3に収容されることにより、シートを本体部3内に収容する。また、給紙トレイ19は、本体部3に対して前方に引き出すことにより、本体部3から取り出し可能となっている。図2に示すように、給紙部21は、背面壁11Dに取り付けられており、本体部3の背面に位置している。
また、インクカバー15の内部には、インク28が設けられている。また、本体部3内には、図4に示す電源装置27及び画像形成部29が設けられている。なお、図1及び図4では、説明を容易にするため、インク28、電源装置27及び画像形成部29の各形状を模式化して図示している。
図1に示すように、インク28は、インクカバー15の内部に設けられることにより、本体部3内における右側に設けられている。インク28は、インクカバー15を本体部3に対して前方に引き出すことにより、インクカバー15の内部、ひいては本体部3内から取り出して交換可能となっている。図4に示すように、電源装置27は、本体部3内における左下側に設けられている。電源装置27は、接続部13Aを介して電源ケーブルと通電可能に接続されることにより、画像形成部29の他、画像読取部5や操作パネル部7等に電力を供給する。
画像形成部29は、本体部3内において、後方側に設けられている。画像形成部29は、図示しない搬送機構や画像形成機構等によって構成されている。画像形成部29は、給紙部21や給紙トレイ19から給紙されたシートに対し、インクジェット方式によって画像を形成する。なお、画像形成部29は、レーザ方式等によってシートに画像を形成しても良い。また、本体部3内におけるインク28、電源装置27及び画像形成部29の各配置は適宜設計可能である。
<ケーブル保持部の構成>
また、図3及び図5に示すように、本体部3には、ケーブル保持部25が設けられている。ケーブル保持部25は、本発明における「保持部」の一例である。ケーブル保持部25は、第1本体11の上壁11A、つまり、本体部3の上部に設けられている。
ケーブル保持部25は、第1立壁25Aと、第2立壁25Bと、挿入口25Cとを有している。第1立壁25A及び第2立壁25Bは、上壁11Aに一体に形成されている。第1立壁25Aは、上壁11Aの左端であって、上壁11Aの前後方向の中央よりもやや後方側に位置している。第1立壁25Aは、上壁11Aから前後方向に延びつつ上方に向かって延びる略矩形状に形成されている。また、第1立壁25Aは、左側壁11Bとも繋がっている。第2立壁25Bは、上壁11Aにおいて、第1立壁25Aの右方に位置している。また、第1立壁25Aと同様、第2立壁25Bは、上壁11Aの前後方向の中央よりもやや後方側に位置している。第2立壁25Bは、上壁11Aから前後方向に延びつつ上方に向かって延びる略矩形状に形成されており、第1立壁25Aとは離間しつつ第1立壁25Aと対向している。なお、第1、2立壁25A、25Bにおける前後方向の長さを含め、第1、2立壁25A、25Bの形状は適宜設計可能である。
また、図8に示すように、第1立壁25Aには、第2立壁25Bに向かって突出する第1係止リブ251、252が形成されている。同様に、第2立壁25Bには、第1立壁25Aに向かって突出する第2係止リブ253、254が形成されている。
挿入口25Cは、第1立壁25Aと第2立壁25Bとの間に位置している。挿入口25Cは、上方に向かって開口しているとともに、前後方向に開口している。挿入口25Cは、第1立壁25A及び第2立壁25Bの上方から第1立壁25Aと第2立壁25Bとの間に接続ケーブル81を挿入可能となっている。
図7及び図8に示すように、ケーブル保持部25は、挿入口25Cによって、第1立壁25A及び第2立壁25Bとの間に接続ケーブル81が挿入されることにより、第1立壁25Aと第2立壁25Bとによって接続ケーブル81を挟持しつつ、接続ケーブル81を後述するケース7Aの背面74から後方に向けて保持可能となっている。この際、図8に示すように、第1係止リブ251、252及び第2係止リブ253、254は、第1立壁25Aと第2立壁25Bとの間で接続ケーブル81と当接する。なお、接続ケーブル81の他、ケーブル保持部25による接続ケーブル81の保持についての詳細は後述する。また、図8では、説明を容易にするため、接続ケーブル81を仮想線で図示している。
<画像読取部の構成>
図3に示すように、画像読取部5は本体部3の上部に設けられており、本体部3の上部で左右方向及び前後方向に延びている。画像読取部5は、プラテンガラス51と、読取センサ53と、保持部材55とを有している。
プラテンガラス51は左右方向及び前後方向に延びる矩形状に形成されている。プラテンガラス51は、表面に画像の読み取りを行う媒体を載置可能となっている。なお、媒体としては、例えば原稿や書籍等が挙げられる。
読取センサ53は、プラテンガラス51の下方、つまり、プラテンガラス51の裏面側に配置されている。読取センサ53としては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが採用されている。読取センサ53は、図示しない駆動装置によって、プラテンガラス51に対して左右方向に移動可能となっている。これにより、読取センサ53は、プラテンガラス51に載置された媒体の画像を読み取ることが可能となっている。
保持部材55は、第1本体11の上壁11Aに固定されており、本体部3の上部であって、ケーブル保持部25よりも右方に配置されている。保持部材55は、略矩形状に形成されており、左辺55Aと、右辺55Bと、前辺55Cと、後辺55Dとを有している。左辺55Aは、保持部材55の左方に位置して前後方向に延びる前方部分551と、前方部分551よりも左方となる保持部材55の左端に位置し、前後方向に延びる後方部分552と、前方部分551と後方部分552との間に位置し、左右方向に延びて前方部分551と後方部分552に接続する接続部分553とで構成されている。右辺55Bは、保持部材55の右端に位置して前後方向に延びている。前辺55Cは、保持部材55の前端に位置して左右方向に延びている。前辺55Cは、左端で左辺55Aの前端、つまり前方部分551と接続しており、右端で右辺55Bの前端と接続している。後辺55Dは、保持部材55の後方に位置しており、左右方向に延びている。後辺55Dは、左端で左辺55Aの後端、つまり後方部分552と接続しており、右端で右辺55Bの後端と接続している。また、保持部材55は、第1連結部55Eと、第2連結部55Fとを有している。第1連結部55Eは、保持部材55の左後方であって、後辺55Dよりも後方に位置している。第2連結部55Fは、保持部材55の右後方であって、後辺55Dよりも後方に位置している。
保持部材55は、プラテンガラス51を上方から覆いつつ、プラテンガラス51を保持する。また、保持部材55には、開口550が形成されている。保持部材55は、開口550を通じてプラテンガラス51を外部に露出させている。ここで、保持部材55における左右方向の長さは、上壁11Aにおける左右方向の長さ、すなわち本体部3の左右方向の長さよりも短く形成されている。また、保持部材55における前後方向の長さは、本体部3の前後方向の長さよりも短く形成されている。これにより、保持部材55、ひいては、画像読取部5は、本体部3の上部において、本体部3よりも短い長さで左右方向及び前後方向に延びている。
<操作パネル部の構成>
操作パネル部7は、図1~図3に示すケース7Aと、複数の操作スイッチ7Bと、図4及び図7に示す制御基板7Cと、コネクタ7Dとを有している。図1~図3に示すように、ケース7Aは、上面71と、左側面72と、前面73と、背面74と、図示しない右側面とを有しており、下方が開口する略矩形の箱状に形成されている。ケース7Aにおける前後方向の長さは、保持部材55の前後方向の長さ、すなわち画像読取部5における前後方向の長さよりも短く形成されている。つまり、操作パネル部7は、本体部3や画像読取部5よりも前後方向に小さく形成されている。各操作スイッチ7Bは、ケース7Aに設けられており、ケース7Aの上面71に位置している。
図4及び図7に示すように、制御基板7Cは、ケース7A内に収容されており、各操作スイッチ7Bと接続されている。図6に示すように、コネクタ7Dは、ケース7Aの背面74に設けられている。図4及び7に示すように、コネクタ7Dは、ケース7A内で制御基板7Cと接続されている。コネクタ7Dは、接続ケーブル81と接続可能となっている。接続ケーブル81としては、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等が挙げられる。図4に示すように、この画像読取装置1は、コネクタ7Dに接続された接続ケーブル81を通じて、外部に設けられたパソコン等の情報処理装置100と接続可能となっている。なお、コネクタ7Dの形状は、接続ケーブル81の形状や規格に応じて適宜設計可能である。
図1~図2に示すように、操作パネル部7では、ケース7Aが第1本体11の上壁11Aに対し、ケーブル保持部25よりも前方に固定される。これにより、操作パネル部7は、本体部3の上部であって、本体部3の前面側かつ左端に配置されており、保持部材55の左辺55Aに隣接、より具体的には、左辺55Aの前方部分551に隣接している。こうして、操作パネル部7は、図3に示すように、本体部3の上部であって、画像読取部5よりも左方に位置している。
ここで、ケース7Aにおける前後方向の長さは、画像読取部5における前後方向の長さよりも短い。このため、操作パネル部7が本体部3に設けられることにより、図3及び図7に示すように、ケース7Aの背面74は、本体部3の前面側の反対側であって、第1本体11の背面壁11D、つまり、本体部3の背面よりも前方に位置する。このため、ケース7Aの背面74に設けられたコネクタ7Dも、本体部3の前面側の反対側で、本体部3の背面よりも前方に位置しており、背面74から本体部3の背面側に臨んだ状態となっている。
また、操作パネル部7は、ケーブル保持部25よりも前方に固定されているため、ケース7Aの背面74及びコネクタ7Dは、ケーブル保持部25よりも前方に位置している。これにより、本体部3の上部において、操作パネル部7とケーブル保持部25の間には、ケース7Aの背面74からケーブル保持部25に向かって後方に延びる空間83が設けられている。換言すれば、ケーブル保持部25は、本体部3の上部において、ケース7Aの背面74から空間83を挟んでコネクタ7Dの後方に配置されている。図3に示すように、空間83は、上方及び左方に開口している。
<カバーの構成>
図1~図4に示すように、カバー9は、本体部3の上部に配置されている。カバー9は、図3に示す保持部材55の第1連結部55E及び第2連結部55Fに対し、開閉軸心X周りに揺動可能に連結されている。これにより、カバー9は、図1、図2及び図4に示す第1位置と、図3に示す第2位置とに変位可能となっている。カバー9は、図1等に示す第1位置に変位することにより、プラテンガラス51、保持部材55及びケーブル保持部25を上方から覆うことが可能となっている。また、図4に示すように、第1位置に変位したカバー9は、空間83を上方から覆うことが可能となっている。ここで、図6に示すように、カバー9が第1位置に変位し、ケーブル保持部25を上方から覆うことにより、第1立壁25A及び第2立壁25Bはカバー9と当接する。一方、カバー9は、図3に示す第2位置に変位することにより、プラテンガラス51、保持部材55、ケーブル保持部25、及び空間83を上方に開放することが可能となっている。
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、媒体の読み取りを行う場合、使用者は、カバー9を第2位置に変位させ、媒体をプラテンガラス51に載置する。そして、使用者は、各操作スイッチ7Bを操作して読取センサ53を作動させることで、プラテンガラス51に載置された媒体の画像を読取センサ53に読み取らせる。こうして、媒体の画像の読み取りが完了する。このようにして、読取センサ53が読み取りを行った媒体の画像は、以下で説明するように、画像形成部29によってシートに形成することが可能である他、接続ケーブル81を通じて情報処理装置100に送信可能である。
<画像形成動作>
画像形成部29によってシートSHに画像を形成する場合、使用者は、給紙トレイ19にシートを載置した状態で、給紙トレイ19を本体部3内に収容する。そして、使用者は、各操作スイッチ7Bを操作して、給紙トレイ19及び画像形成部29を作動させる。これにより、給紙トレイ19は、載置されたシートを画像形成部29に給紙する。こうして、画像形成部29は、搬送機構によって、シートを搬送しつつ、読取センサ53が読み取りを行った媒体の画像を画像形成機構によってシートに形成する。また、この画像読取装置1では、使用者が給紙部21にシートを載置することにより、画像形成部29は、給紙部21から給紙されたシートに対して画像を形成する。こうして、画像形成部29によって画像が形成されたシートは、排出口23から排出される。これにより、画像形成動作が完了する。なお、画像形成部29は、接続ケーブル81を通じて情報処理装置100から送信された画像をシートに形成することも可能である。
<作用効果>
この画像読取装置1では、操作パネル部7は、本体部3の上部であって、本体部3の前面側かつ左端に配置されており、保持部材55の左辺55Aの前方部分551に隣接している。また、操作パネル部7では、ケース7Aの背面74にコネクタ7Dが設けられている。そして、本体部3の上部において、操作パネル部7とケーブル保持部25の間には、ケース7Aの背面74から後方に延びる空間83が設けられている。このため、この画像読取装置1では、使用者は、空間83を通じてコネクタ7Dに対する接続ケーブル81の抜き差しを行うことが可能となっている。
ここで、この画像読取装置1では、ケース7Aにおける前後方向の長さは、保持部材55の前後方向の長さよりも短い。このため、この画像読取装置1では、操作パネル部7が本体部3に設けられた態で、ケース7Aの背面74、ひいてはコネクタ7Dは、第1本体11の背面壁11D、つまり、本体部3の背面よりも前方に位置している。このため、コネクタ7Dが本体部3の背面に配置される場合に比べて、この画像読取装置では、使用者は、コネクタ7Dに接続ケーブル81を抜き差しし易くなっている。
したがって、実施例の画像読取装置1は、高い利便性を有している。
また、この画像読取装置1では、本体部3の上部にケーブル保持部25が設けられており、ケーブル保持部25は、ケース7Aの背面74から空間83を挟んで操作パネル部7の後方に配置されている。そして、ケーブル保持部25は、図4、図7及び図8に示すように、コネクタ7Dに接続された接続ケーブル81を背面74から後方に向けて保持する。このため、この画像読取装置1では、コネクタ7Dに接続された接続ケーブル81をケーブル保持部25が保持することで、接続ケーブル81とコネクタ7Dとの接続不良が生じたり、接続ケーブル81が不意にコネクタ7Dから脱落したりすることを防止できる。このため、この画像読取装置1では、情報処理装置100との間の通信不良が生じ難くなっている。また、この画像読取装置1では、ケーブル保持部25が接続ケーブル81を背面74から後方に向けて保持することにより、コネクタ7Dに接続された接続ケーブル81は、空間83内で左右方向に屈曲し難くなっている。このため、この画像読取装置1では、コネクタ7Dに接続された状態で接続ケーブル81に応力が作用し難いことから、接続ケーブル81が損傷し難くなっている。
また、ケーブル保持部25は、第1立壁25Aと、第2立壁25Bと、挿入口25Cとを有している。第1立壁25Aと第2立壁25Bとは、本体部3の上部から上方に延びているとともに、前後方向に延びている。このため、ケーブル保持部25では、第1立壁25Aと第2立壁25Bとで接続ケーブル81を挟持することにより、接続ケーブル81を好適に保持することが可能となっている。また、挿入口25Cは、上方側に向かって開口しているとともに、前後方向に開口している。このため、接続ケーブル81を保持するに当たり、挿入口25Cを通じて第1立壁25Aと第2立壁25Bとの間に接続ケーブル81を配置させ易くなっている。
ここで、図8に示すように、第1立壁25Aには、第2立壁25Bに向かって突出する第1係止リブ251、252が形成されており、第2立壁25Bには、第1立壁25Aに向かって突出する第2係止リブ253、254が形成されている。このため、接続ケーブル81を保持するに当たり、第1係止リブ251、252及び第2係止リブ253、254は、第1立壁25Aと第2立壁25Bとの間で接続ケーブル81に食い込むように当接する。このため、ケーブル保持部25は、接続ケーブル81を強固に保持することが可能となっている。
また、この画像読取装置1は、カバー9を備えており、カバー9は、第1位置と第2位置とに変位可能となっている。そして、カバー9は第1位置に変位することにより、プラテンガラス51及びケーブル保持部25の他、空間83を上方から覆うことが可能となっている。これにより、この画像読取装置1は、カバー9を第1位置に変位させることで、プラテンガラス51を保護することが可能となっている。ここで、空間83は、上方だけでなく左方にも開口している。このため、図4に示すように、この画像読取装置1は、カバー9を第1位置に変位させた状態であっても、使用者が画像読取装置1を左方から見ることにより、空間83を通じてコネクタ7Dの存在を確認することが可能となっている。これにより、この画像読取装置1は、使用者がコネクタ7Dを発見し易いことから、この点においても、コネクタ7Dに接続ケーブル81を抜き差しし易くなっている。
一方、カバー9は第2位置に変位することにより、プラテンガラス51及びケーブル保持部25の他、空間83を画像読取装置1の上方、つまり、画像読取装置1の外部に開放する。このため、この画像読取装置1は、カバー9を第2位置に変位させることで、プラテンガラス51に媒体を載置することが可能となっている。また、カバー9を第2位置に変位させることで、空間83を通じてコネクタ7Dに対する接続ケーブル81の抜き差しを容易に行うことが可能となっているとともに、接続ケーブル81をケーブル保持部25に保持させることが可能となっている。
またこの画像読取装置1は、ケーブル保持部25、より具体的には、第1立壁25A及び第2立壁25Bは、第1位置に変位したカバー9と当接する。これにより、ケーブル保持部25は、第1立壁25A及び第2立壁25Bを通じて、第1位置に変位したカバー9を下方から支持することが可能となっている。このため、この画像読取装置1は、第1位置に変位した際のカバー9の剛性を確保することが可能となっている。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、操作パネル部7を本体部3の前面側かつ右端に配置することにより、操作パネル部7が保持部材55の右辺55B、すなわち画像読取部5の右方に隣接する構成としても良い。
また、第1立壁25Aと第2立壁25Bとは、下方側で互いに接続する構成であっても良い。
本発明は例えば、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、3…本体部、
5…画像読取部、7…操作パネル部
74…背面、7D…コネクタ、81…接続ケーブル
83…空間、25…保持部(ケーブル保持部)
51…プラテンガラス、9…カバー
25A…第1立壁、25B…第2立壁、
25C…挿入口

Claims (5)

  1. 幅方向と前記幅方向に直交する奥行き方向とに延びる本体部と、
    前記本体部の上部に設けられ、前記幅方向と前記奥行き方向とに延びる画像読取部と、
    前記奥行き方向に沿った前記画像読取部の一辺に隣接して設けられる操作パネル部と、
    を備え、
    前記操作パネル部は、前記本体部の前面側に設けられ、
    前記操作パネル部の前記奥行き方向の長さは、前記画像読取部の前記奥行き方向の長さより短く、
    前記本体部の前記前面側と反対側にある前記操作パネル部における背面には、接続ケーブルを接続するコネクタが設けられ、
    前記本体部の上部には、前記操作パネル部の前記背面から前記奥行き方向に向けて、少なくとも空間が設けられ
    前記空間を上方側から覆う第1位置と、前記空間を外部に開放する第2位置とに変位可能なカバーをさらに備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記本体部の上部には、
    前記操作パネル部の前記背面から前記空間を挟んで配置され、前記接続ケーブルを前記背面から前記奥行き方向に向けて保持可能な保持部が設けられている請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記画像読取部は、
    透明の板状をなし、媒体が載置される第1面を有するプラテンガラス、を有し、
    前記カバーは、前記プラテンガラスの上方側に位置し、前記第1位置では前記プラテンガラス及び前記保持部を上方側から覆い、前記第2位置では、前記プラテンガラス及び前記保持部を前記外部に開放す請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記保持部は、前記第1位置に変位した前記カバーと当接しつつ、前記カバーを支持する請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記保持部は、前記幅方向及び前記奥行き方向に直交する高さ方向に延びる第1立壁と、
    前記高さ方向に延び、前記第1立壁との間で前記接続ケーブルを挟持する第2立壁と、
    前記第1立壁と前記第2立壁と間に位置して上方側に向かって開口し、前記第1立壁及び前記第2立壁の上方側から、前記第1立壁と前記第2立壁と間に前記接続ケーブルを挿入可能な挿入口と、
    を有している請求項2乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
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