JP7278285B2 - 基地局、車両及び交通通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、基地局、車両及び交通通信システムに関する。
従来、高度交通システム(例えば、ITS;Intelligent Transport System)において、道路に設けられる路側機(基地局)と車両との間で通信を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
一般社団法人電波産業会、"700MHz帯高度道路交通システム ARIB-STDT109 1.3版",[online]、平成29年7月27日、[平成30年6月22日検索]、インターネット1563864112107_0.html
第1の特徴に係る基地局は、道路に設けられる。前記基地局は、2以上の車両によって構成される連結車列において先頭に位置する第1車両から、前記第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信するとともに、前記連結車列において後尾に位置する第2車両から、前記第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する受信部と、前記第1情報要素及び前記第2情報要素に基づいて、前記道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを前記交通安全装置に送信する制御部と、を備える。
第2の特徴に係る車両は、道路に設けられる基地局と少なくとも通信を行う。前記車両は、前記基地局にメッセージを送信する送信部と、前記送信部を少なくとも制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記車両が2以上の車両によって構成される連結車列の先頭に位置する場合に、前記車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを送信するように前記通信部を制御する。前記制御部は、前記車両が前記連結車列の後尾に位置する場合に、前記車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを送信するように前記通信部を制御する。
第3の特徴に係る交通通信システムは、道路に設けられる基地局と、2以上の車両によって構成される連結車列において先頭に位置する第1車両と、前記連結車列において後尾に位置する第2車両と、を備える。前記基地局は、前記第1車両から、前記第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信するとともに、前記第2車両から、前記第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する受信部と、前記第1情報要素及び前記第2情報要素に基づいて、前記道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを前記交通安全装置に送信する制御部と、を備える。
図1は、実施形態に係る交通通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る車両10の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る路側機40の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る路車間通信の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る交通通信方法の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る交通通信方法の一例を示す図である。
上述した高度交通システムにおいては、2以上の車両によって構成される車列(以下、連結車列)が道路を走行するケースが想定される。このようなケースについて、発明者等は、鋭意検討の結果、このような連結車列が交差点を通過する際には、信号機又はゲートなどの交通安全装置を適切に制御する必要性があることを見出した。
そこで、本開示は、2以上の車両によって構成される連結車列を適切に通行させることを可能とする基地局、車両及び交通通信システムを提供する。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
[実施形態]
(交通通信システム)
以下において、実施形態に係る交通通信システムの一例について説明する。実施形態では、図1に示すように、道路110及び道路120が交差するケースについて例示する。ここでは、道路110が車両10の通り道であり、道路120が車両20の通り道であるケースを想定する。さらに、道路110に路側機40が設けられるケースを例示する。路側機40は、道路110の路側に設けられてもよく、道路110上に設けられてもよい。路側機40は、基地局の一例である。
実施形態では、道路110及び道路120の交差点において、道路110上にゲート130(ゲート131及びゲート132)が設けられてもよく、道路120上に信号機140(信号機141及び信号機142)が設けられてもよい。
車両10は、自動二輪車、自動三輪車、自動四輪車などの自動車であってもよい。車両10は、電車であってもよい。車両10は、路側機40と通信(路車間通信)を行う。ここでは、車両10がバスであるケースを例示する。図1では、車両10として、車両10A、車両10B及び車両10Cが例示されている。車両10Aは、1以上の被牽引車両を牽引する牽引車両の一例である。車両10B及び車両10Cは、牽引車両によって牽引される1以上の被牽引車両の一例である。牽引方法は、車両10がケーブルなどによって連結される物理的な牽引方法であってもよく、車両10がレーダや通信などによって牽引される電子的な牽引方法であってもよい。このような牽引において、牽引を適切に維持するために車両10間の通信(車車間通信)が行われてもよい。以下においては、2以上の車両(例えば、牽引車両及び1以上の被牽引車両)によって構成される車列を連結車列と称することもある。車両10の詳細については後述する(図2を参照)。
車両20は、自動二輪車、自動三輪車、自動四輪車などの自動車であってもよい。ここでは、車両20が乗用車であるケースを例示する。車両20は、路側機40と通信(路車間通信)を行ってもよい。車両20は、他の車両と通信(車車間通信)を行ってもよい。
路側機40は、車両10と通信(路車間通信)を行う。路側機40は、車両20と通信(路車間通信)を行ってもよい。路側機40は、ゲート130と通信を行う機能を有していてもよい。路側機40は、信号機140と通信を行う機能を有していてもよい。上述した車車間通信は、路車間通信が行われていないタイミングで行われてもよい。路側機40の詳細については後述する(図3を参照)。
道路110は、車両10の通り道である。道路110は、自動車道であってもよく、線路であってもよい。道路110は、車両20の進入が制限された車両10の専用道であってもよい。
道路120は、車両20の通り道である。道路120は、自動車道であってもよい。道路120は、車両10の進入が許容された道路であってもよい。
ゲート130は、道路に設けられる交通安全装置の一例であり、連結車列が通る進行道路(ここでは、道路110)に設けられる。ゲート130は、道路110への車両20の進入を制限するためのゲートである。ゲート130は、車両10が交差点を通過しないときに閉じ、車両10が交差点を通過するときに開くように構成される。例えば、ゲート130は、車両10の運行スケジュールに応じて開閉してもよい。ゲート130は、交差点への車両10の接近に応じて開き、交差点からの車両10の離脱に応じて閉じてもよい。車両10の接近及び離脱は、車両10からメッセージを受信できるか否かに基づいて路側機40によって検出された上で、路側機40からゲート130に通知されてもよい。
信号機140は、道路に設けられる交通安全装置の一例であり、連結車列が通る進行道路と交差する交差道路(ここでは、道路120)に設けられる。信号機140は、車両20の交差点の通過を許可するか否かを示す信号(例えば、青信号、黄信号、赤信号)を表示するように構成される。信号機140は、車両20に注意喚起を促す点滅信号を表示するように構成されてもよい。例えば、信号機140は、予め定められたスケジュールに応じて信号を切り替えてもよい。ゲート130は、交差点への車両10の接近及び交差点からの車両10の離脱に応じて信号を切り替えてもよい。車両10の接近及び離脱は、車両10からメッセージを受信できるか否かに基づいて路側機40によって検出された上で、路側機40から信号機140に通知されてもよい。
(車両)
以下において、実施形態に係る車両の一例について説明する。ここでは、車両として車両10を例示する。図2に示すように、車両10は、通信部11及び制御部12を有する。
通信部11は、無線通信モジュールによって構成される。通信部11は、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していてもよい。信部11は、電波の周波数が空いているタイミングでパケットを送信する。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
通信部11は、路車間通信を行ってもよく、車車間通信を行ってもよい。パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機40に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、路車間通信の期間を示す期間情報(路車間通信の転送回数、路車間通信の期間長)などを含む。車車間通信は、路車間通信に伴って生じる通信(パケット転送)を含んでもよく、牽引を適切に維持するための通信(車間距離を維持するための通信など)を含んでもよい。
以下において、上述したメッセージを踏まえて、メッセージの詳細について説明する。
通信部11は、2以上の車列によって構成される連結車列において車両10が先頭に位置する車両(第1車両と称することもある)である場合に、車両10が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを送信する。通信部11は、連結車列において車両10が後尾に位置する車両(第2車両と称することもある)である場合に、車両10が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを送信する。
第1に、第1情報要素は、自身の車両10が先頭車両であることを識別する情報要素を含んでもよい。第2情報要素は、自身の車両10が後尾車両であることを識別する情報要素を含んでもよい。これらの情報要素は、先頭車両、後尾車両及びこれら以外の車両を表す2ビットフラグを含んでもよい。
第2に、第1情報要素は、先頭車両の位置を示す情報要素を含んでもよい。第2情報要素は、後尾車両の位置を示す情報要素を含んでもよい。位置を示す情報要素は、自身の車両10が何両目の車両であるかを示す情報要素を含んでもよい。このようなケースにおいて、第1情報要素及び第2情報要素は、連結車列を構成する車両の数を示す情報要素を含むことが好ましい。例えば、第1情報要素及び第2情報要素は、○○/××で表されてもよい。××は、自身の車両10が何両目の車両であるかを示す情報要素であり、○○は、連結車列を構成する車両の数を示す情報要素である。或いは、位置を示す情報要素は、自身の車両10の緯度及び経度を示す情報要素を含んでもよい。このようなケースであっても、路側機40は、車両10の緯度及び経度を示す情報要素に基づいて、連結車列を構成する車両10を特定することができ、車両10が先頭車両であるのか後尾車両であるのかを判定することができる。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されているか否かを示す情報要素を含むメッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は牽引の有無を示す1ビットフラグであってもよい。
通信部11は、車両10が牽引車両である場合に、1以上の被牽引車両を牽引しているか否かを示す情報要素を含むメッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は、車両10が牽引車両であるか否かを示す1ビットフラグであってもよい。このような情報要素は、上述した第1情報要素として用いられてもよい。或いは、通信部11は、車両10が被牽引車両である場合に、牽引車両によって牽引されているか否かを示す情報要素を含むメッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は、車両10が被牽引車両であるか否かを示す1ビットフラグであってもよい。或いは、情報要素は、車両10が牽引車両であるか被牽引車両であるかを示す1ビットフラグであってもよい。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、牽引車両及び被牽引車両を含む車列の長さを表す情報要素を含むメッセージを送信してもよい。車列の長さは、車列を構成する車両10の数で表されてもよく、車列の物理的な長さで表されてもよく、車列の長さに応じて予め定められたインデックスで表されてもよい。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、牽引方法を示す情報要素を含むメッセージを送信してもよい。上述したように、牽引方法としては、車両10が物理的に連結される牽引方法であってもよく、車両10が電子的に連結される牽引方法であってもよい。
制御部12は、メモリ及びCPUなどを有する制御回路によって構成される。制御部12は、少なくとも通信部11を制御する。例えば、制御部12は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、上述した情報要素を含むメッセージを送信するように通信部11を制御する。
実施形態において、メッセージは、ブロードキャストで送信されてもよい。このようなケースにおいて、メッセージは、相手を特定する情報要素を含んでいてもよく、相手を特定する情報要素を含んでいなくてもよい。
(路側機)
以下において、実施形態に係る路側機の一例について説明する。図3に示すように、路側機40は、通信部41及び制御部42を有する。
路側機40の無線通信方式は、ARIB T109に準拠してもよく、3GPP(3rd GenerationPartnership Project)で定義されるV2X(Vehicle to Everything)に準拠してもよく、無線LANなどの方式に準拠してもよい。路側機40は、これらの通信規格の全てに対応可能なオールインタイプであってもよい。
通信部41は、無線通信モジュールによって構成される。通信部41は、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していなくてもよい。通信部41は、制御部42によって決定されたタイミングでパケットを送信する。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
通信部41は、路車間通信を行ってもよい。パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機40に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、路車間通信の期間を示す期間情報(路車間通信の転送回数、路車間通信の期間長)などを含む。
通信部41は、連結車列において先頭に位置する第1車両から、第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信する。通信部41は、連結車列において後尾に位置する第2車両から、第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する。通信部41は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されているか否かを示す情報要素を含むメッセージを受信してもよい。通信部41は、車両10が牽引車両であるか被牽引車両であるかを示す情報要素を含むメッセージを受信してもよい。通信部41は、牽引車両及び被牽引車両を含む車列の長さを表す情報要素を含むメッセージを受信してもよい。通信部41は、牽引方法を示す情報要素を含むメッセージを受信してもよい。
制御部42は、メモリ及びCPUなどを有する制御回路によって構成される。制御部42は、少なくとも通信部41を制御する。例えば、制御部42は、第1情報要素及び第2情報要素に基づいて、道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを交通安全装置に送信することによって交通安全装置を制御してもよい。
第1に、制御部42は、第1情報要素に基づいて、ゲート130を開くように指示するメッセージを送信し、第2情報要素に基づいて、ゲート130を閉じるように指示するメッセージを送信してもよい。具体的には、制御部42は、第1情報要素に基づいて連結車列に含まれる先頭車両の近接を検出し、先頭車両の近接検出に応じてゲート130を開くべきタイミングを特定することができる。同様に、制御部42は、第2情報要素に基づいて連結車列に含まれる後尾車両の離脱を検出し、後尾車両の離脱検出に応じてゲート130を閉じるべきタイミングを特定することができる。
第2に、制御部42は、第1情報要素に基づいて、交差道路を通る車両20の停止信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを送信し、第2情報要素に基づいて、交差道路を通る車両20の進行信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを送信してもよい。具体的には、制御部42は、第1情報要素に基づいて連結車列に含まれる先頭車両の近接を検出し、先頭車両の近接検出に応じて停止信号を信号機140に表示すべきタイミングを特定することができる。同様に、制御部42は、第2情報要素に基づいて連結車列に含まれる後尾車両の離脱を検出し、後尾車両の離脱検出に応じて進行信号を信号機140に表示すべきタイミングを特定することができる。
(路車間通信)
以下において、実施形態に係る路車間通信の一例について説明する。図4に示すように、路車間通信は、制御周期(例えば、100ms)において制御単位時間(例えば、16μs)を最小単位として行われる。制御周期において路側機40がパケットを送信可能な回数の上限(例えば、N=16回)が定められている。1回の送信期間は可変長であり、1回の送信期間の上限(例えば、3024μs)が定められている。
(交通通信方法)
以下において、実施形態に係る交通通信方法の一例について説明する。ここでは、車両10Aが先頭車両であり、車両10Cが後尾車両であるケースについて説明する。
第1に、第1情報要素に基づいた交通安全装置の制御について説明する。
図5に示すように、ステップS10において、連結車列を構成する車両10は、牽引を適切に維持するためのメッセージの通信(車車間通信)を行う。このような車車間通信は継続的に行われている。
ステップS11において、路側機40は、メッセージを送信する(路車間通信)。具体的には、路側機40は、制御周期毎に路車間通信のパケットを送信する。
ステップS12において、車両10Aは、第1情報要素を含むメッセージを送信する。車両10Aは、路側機40からパケットを受信した場合に、上述したメッセージを送信してもよい。すなわち、車両10Aは、路側機40に接近した状態で、上述したメッセージを送信してもよい。車両10Aは、このようなメッセージを制御周期毎に繰り返しで送信してもよい。
ステップS13において、路側機40は、第1情報要素を含むメッセージの受信に応じて、車両10A(すなわち、先頭車両)の近接を検出する。路側機40は、ゲート130を開くように指示するメッセージを送信することによってゲート130を制御してもよい。交差道路を通る車両20の停止信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを送信することによって信号機140を制御してもよい。
図5に示すケースでは、第1情報要素を含むメッセージの受信に応じて、車両10Aの近接を検出するが、実施形態はこれに限定されるものではない。第1情報要素が車両10Aの位置(緯度及び経度)を示す情報要素を含む場合には、路側機40は、車両10Aの位置に基づいて車両10Aの近接を検出してもよい。
第2に、第2情報要素に基づいた交通安全装置の制御について説明する。
図6に示すように、ステップS10において、連結車列を構成する車両10は、牽引を適切に維持するためのメッセージの通信(車車間通信)を行う。このような車車間通信は継続的に行われている。
ステップS21において、路側機40は、メッセージを送信する(路車間通信)。具体的には、路側機40は、制御周期毎に路車間通信のパケットを送信する。
ステップS22において、車両10Cは、第2情報要素を含むメッセージを送信する。車両10Cは、路側機40からパケットを受信した場合に、上述したメッセージを送信してもよい。すなわち、車両10Cは、路側機40に接近した状態で、上述したメッセージを送信してもよい。車両10Cは、このようなメッセージを制御周期毎に繰り返しで送信してもよい。
ステップS23において、路側機40は、第2情報要素を含むメッセージを車両10Cから受信できなくなる。
ステップS24において、路側機40は、第2情報要素を含むメッセージの非受信に応じて、車両10C(すなわち、後尾車両)の離脱を検出する。路側機40は、ゲート130を閉じるように指示するメッセージを送信することによってゲート130を制御してもよい。交差道路を通る車両20の進行信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを送信することによって信号機140を制御してもよい。
図6に示すケースでは、第2情報要素を含むメッセージの非受信に応じて、車両10Cの離脱を検出するが、実施形態はこれに限定されるものではない。第2情報要素が車両10Cの位置(緯度及び経度)を示す情報要素を含む場合には、路側機40は、車両10Cの位置に基づいて車両10Cの離脱を検出してもよい。
(作用及び効果)
実施形態では、路側機40は、連結車列において先頭に位置する第1車両から、第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信するとともに、連結車列において後尾に位置する第2車両から、第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する。このような構成によれば、このような構成によれば、連結車列の近接及び離脱を路側機40が適切に検出することができる。
実施形態では、路側機40は、第1情報要素及び第2情報要素に基づいて、道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを交通安全装置に送信する。このような構成によれば、連結車列の近接及び離脱に応じて交通安全装置が制御されるため、連結車列を適切に通行させることができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例1において、路側機40は、連結車列を構成する2以上の車両10のそれぞれから、2以上の車両10のそれぞれの位置を示す第3情報要素を含むメッセージを受信する。第3情報要素は、車両10の緯度及び経度を示す情報要素を含む。
このようなケースにおいて、路側機40は、第3情報要素に基づいて、2以上の車両10が連結車列を構成しているか否かを判定してもよい。例えば、路側機40は、2以上の車両10の距離が一定に維持されている場合に、2以上の車両10が連結車列を構成していると判定してもよい。このような構成によれば、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されているか否かを示す情報要素が車両10から送信されるメッセージに含まれていなくても、路側機40は、2以上の車両10が連結車列を構成しているか否かを判定することが可能である。
ここで、路側機40は、実施形態と同様に、車両10の位置に基づいて、車両10が先頭車両であるのか後尾車両であるのかを判定してもよい。路側機40は、判定結果に基づいて、交通安全装置を制御してもよい。
[その他の実施形態]
本開示は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この開示を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では特に触れていないが、路側機40は、他の路側機と通信を行ってもよい(路路間通信)。
実施形態では、車両10及び路側機40を中心に説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。車両10及び路側機40の少なくともいずれか1つに設けられる通信装置が提供されてもよい。通信装置は、通信部11の機能又は通信部41の機能を有する。
ここで、本実施形態の車両は、各国の交通に係る法律上の車両(例えば、日本の道路交通法の「車両等」であれば自動車、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス及び路面電車)を含むがこれに限定されない。車両は、自走するものであればよく、例えば、産業機械のうち自走するもの(いわゆる、産業車両)、農業機械のうち自走するもの(いわゆる、農業車両)、建設機械のうち自走するもの(いわゆる、建設車両)等、も含む。さらに、上述の実施形態の説明に矛盾しなければ、車両の自走手段は車輪である必要はなく、いわゆるエアロモービルと呼ばれる空飛ぶ自動車も車両に含みうる。
本実施形態の道路は、上述の説明に加え、交通に係る法律(例えば、日本でいう道路交通法)上の道路を含むがこれに限定されない。本実施形態の道路は、車両が通行するための道であればよい。
本願は、日本国特許出願第2018-140936号(2018年7月27日出願)の優先権を主張し、その内容のすべてが本願明細書に組み込まれている。

Claims (8)

  1. 道路に設けられる基地局であって、
    路車間通信のためのパケットを周期的に送信する送信部と、
    2以上の車両によって構成される連結車列において先頭に位置する第1車両から、前記第1車両が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信するとともに、前記連結車列において後尾に位置する第2車両から、前記第2車両が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する受信部と、
    前記第1情報要素及び前記第2情報要素に基づいて、前記道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを前記交通安全装置に送信する制御部と、を備え、
    前記受信部は、前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれから、前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれの位置を示す第3情報要素を含むメッセージを受信し、
    前記制御部は、前記第3情報要素に基づいて、前記第1車両及び前記第2車両の距離が一定に維持されていると判定する場合、前記第1車両及び前記第2車両が前記連結車列を構成している判定する、
    基地局。
  2. 前記交通安全装置として、前記連結車列が通る進行道路に設けられるゲートが設けられており、
    前記制御部は、
    前記第1情報要素に基づいて、前記ゲートを開くように指示するメッセージを送信し、
    前記第2情報要素に基づいて、前記ゲートを閉じるように指示するメッセージを送信する、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記交通安全装置として、前記連結車列が通る進行道路と交差する交差道路に設けられる信号機が設けられており、
    前記制御部は、
    前記第1情報要素に基づいて、前記交差道路を通る車両の停止信号を前記信号機に表示するように要求するメッセージを送信し、
    前記第2情報要素に基づいて、前記交差道路を通る車両の進行信号を前記信号機に表示するように要求するメッセージを送信する、請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の基地局。
  4. 前記第1情報要素は、前記第1車両が前記先頭車両であることを識別する情報要素及び前記第1車両の位置を示す情報要素の少なくともいずれか1つを含む、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基地局。
  5. 前記第2情報要素は、前記第2車両が前記後尾車両であることを識別する情報要素及び前記第2車両の位置を示す情報要素の少なくともいずれか1つを含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基地局。
  6. 道路に設けられる基地局と少なくとも通信を行う車両であって、
    前記基地局にメッセージを送信する送信部と、
    前記基地局から周期的に送信される路車間通信のためのパケットを受信する受信部と、
    前記送信部を少なくとも制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記車両が2以上の車両によって構成される連結車列の先頭に位置する場合に、前記受信部が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを送信するように前記送信部を制御し、
    前記車両が前記連結車列の後尾に位置する場合に、前記受信部が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを送信するように前記送信部を制御し、
    前記基地局に前記車両の位置を示し、且つ前記第1車両及び前記第2車両の距離が一定に維持されているか否かを判定可能とする第3情報要素を含むメッセージを送信するように前記送信部を制御する、車両。
  7. 道路に設けられる基地局と、
    2以上の車両によって構成される連結車列において先頭に位置する第1車両と、
    前記連結車列において後尾に位置する第2車両と、を備え、
    前記基地局は、
    路車間通信のためのパケットを周期的に送信する送信部と、
    前記第1車両から、前記第1車両が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記第1車両が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含むメッセージを受信するとともに、前記第2車両から、前記第2車両が前記基地局から前記パケットを受信した場合に送信される情報であって、前記第2車両が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含むメッセージを受信する受信部と、
    前記第1情報要素及び前記第2情報要素に基づいて、前記道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを前記交通安全装置に送信する制御部と、を備え、
    前記受信部は、前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれから、前記第1車両及び前記第2車両のそれぞれの位置を示す第3情報要素を含むメッセージを受信し、
    前記制御部は、前記第3情報要素に基づいて、前記第1車両及び前記第2車両の距離が一定に維持されていると判定する場合、前記第1車両及び前記第2車両が前記連結車列を構成している判定する、交通通信システム。
  8. 前記第2情報要素を含むメッセージは前記第2車両から周期的に送信され、
    前記制御部は、前記第2情報要素を含むメッセージの非受信に応じて、前記交通安全装置を制御するメッセージを前記交通安全装置に送信する、請求項1に記載の基地局。
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