JP7278198B2 - ロボットシステム及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットシステム及びその運転方法に関する。
同時に複数の部品を精度良く位置決めすることを目的とした、ロボット装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているロボット装置は、回転駆動源(サーボモータ)によって、軸を中心に回転するピニオンと、一対のラックによって開閉されるリンク機構(パンタグラフ機構)と、リンク機構に支持された複数の保持部と、を有する部品位置決め装置がロボットアームの先端に設けられている。そして、リンク機構の開閉動作に応じて、隣り合う保持部同士の間隔が変化することで、保持部の位置決めを行っている。
特開2019-927号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているロボット装置では、保持部の間隔を変動するために、回転駆動源、ピニオン、及び一対のラックを設けている。このため、ロボットアームの先端の重量が大きくなり、その結果、重量の大きなワークを保持して、搬送することができないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる、ロボットシステム及びその運転方法を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係るロボットシステムは、複数の第1保持部と、当該複数の第1保持部の間隔を変動させるように構成されている第1リンク機構と、第1係合部と、を有する第1ハンドと、複数の第2保持部と、当該複数の第2保持部の間隔を変動させるように構成されている第2リンク機構と、第2被係合部と、を有する第2ハンドと、前記第1ハンドが接続されている第1アームと、前記第2ハンドが接続されている第2アームと、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記係合部が前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームを動作させる(A)と、前記(A)の後に、複数の第1保持部の間隔を変動させるように、前記第1アームを動作させる(B)と、を実行するように構成されている。
これにより、第1ハンド及び第2ハンドに、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更するためのアクチュエータを設けることなく、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更することができる。また、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更するためのアクチュエータを設けていないので、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
また、本発明に係るロボットシステムの運転方法は、前記ロボットシステムは、複数の第1保持部と、当該複数の第1保持部の間隔を変動させるように構成されている第1リンク機構と、係合部と、を有する第1ハンドと、複数の第2保持部と、当該複数の第2保持部の間隔を変動させるように構成されている第2リンク機構と、被係合部と、を有する第2ハンドと、前記第1ハンドが接続されている第1アームと、前記第2ハンドが接続されている第2アームと、を備え、前記係合部が前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームが動作する(A)と、前記(A)の後に、複数の第1保持部の間隔を変動させるように、前記第1アームが動作する(B)と、備える。
これにより、第1ハンド及び第2ハンドに、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更するためのアクチュエータを設けることなく、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更することができる。また、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更するためのアクチュエータを設けていないので、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施形態の詳細な説明から明らかにされる。
本発明のロボットシステム及びその運転方法によれば、第1ハンド及び第2ハンドには、第1保持部及び第2保持部の間隔を変更するためのアクチュエータを設けていないので、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
図1は、本実施の形態1に係るロボットシステムの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示すロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図3は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの上面の概略構成を示す模式図である。 図4は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの背面の概略構成を示す模式図である。 図5は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの要部の概略構成を示す模式図である。 図6Aは、本実施の形態1に係るロボットシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 図6Bは、本実施の形態1に係るロボットシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図8は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステ ムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図9は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図10は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図11は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図12は、本実施の形態2に係るロボットシステムの概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係るロボットシステムは、複数の第1保持部と、当該複数の第1保持部の間隔を変動させるように構成されている第1リンク機構と、係合部と、を有する第1ハンドと、複数の第2保持部と、当該複数の第2保持部の間隔を変動させるように構成されている第2リンク機構と、被係合部と、を有する第2ハンドと、第1ハンドが接続されている第1アームと、第2ハンドが接続されている第2アームと、制御装置と、を備え、制御装置は、係合部が被係合部と係合するように、第1アーム及び/又は第2アームを動作させる(A)と、(A)の後に、複数の第1保持部の間隔を変動させるように、第1アームを動作させる(B)と、を実行するように構成されている。
また、本実施の形態1に係るロボットシステムでは、制御装置は、(B)の後に、複数の第2保持部の間隔を変動させるように、第2アームを動作させる(C)をさらに実行するように構成されていてもよい。
さらに、本実施の形態1に係るロボットシステムでは、第1ハンドは、被係合部をさらに有し、第2ハンドは、係合部をさらに有し、制御装置は、(A)において、第1ハンドの係合部が第2ハンドの被係合部と係合し、第2ハンドの係合部が第1ハンドの被係合部と係合するように、第1アーム及び/又は第2アームを動作させるように構成されていてもよい。
以下、本実施の形態1に係るロボットシステムの一例について、図1~図11を参照しながら説明する。
[ロボットシステムの構成]
図1は、本実施の形態1に係るロボットシステムの概略構成を示す模式図である。図2は、図1に示すロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
なお、図1においては、ロボットにおける上下方向及び左右方向を図における上下方向及び左右方向として表している。
また、以下においては、本実施の形態1に係るロボットシステムを構成するロボットとして、水平多関節型の双腕ロボットについて、説明するが、これに限定されない。本実施の形態1に係るロボットシステムを構成するロボットとして、水平多関節型・垂直多関節型等の他のロボットを採用してもよい。
図1に示すように、本実施の形態1に係るロボットシステム100は、台車12と、第1アーム13Aと、第2アーム13Bと、台車12内に配置されている真空発生装置25と、制御装置110と、を有するロボット101を備えている。また、台車12内には、制御装置110が配置されている。
なお、本実施の形態1においては、台車12の内部に制御装置110及び真空発生装置25が配置されている形態を採用したが、これに限定されず、これらの機器は、台車12外部に配置されていてもよい。
真空発生装置25は、配管93A及び配管93Bにより、後述する第1アーム13A及び第2アーム13Bの吸着部8と接続されている。真空発生装置25は、吸着部8内を負圧にする装置であり、例えば、真空ポンプ又はCONVUM(登録商標)等を用いてもよい。
また、配管93A及び配管93Bには、それぞれ、開閉弁94A及び開閉弁94Bが設けられている。開閉弁94A及び開閉弁94Bが、それぞれ、配管93A及び配管93Bを開放又は閉鎖することによって、吸着部(第1保持部又は第2保持部)8によるワーク103の吸着(保持)及びその解除が行われる。なお、真空発生装置25の動作と、開閉弁94A及び開閉弁94Bの開閉動作は、制御装置110により制御される。
台車12の上面には、基軸16が固定されている。基軸16には、当該基軸16の軸心を通る回転軸線L1回りに回動可能に第1アーム13A及び第2アーム13Bが設けられている。具体的には、第1アーム13Aと第2アーム13Bとが上下に高低差を有するように設けられている。なお、第1アーム13A及び第2アーム13Bは、独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができるように構成されている。
第1アーム13Aは、第1アーム部15A、第1リスト部17A、第1ハンド18A、及び第1装着部20Aを有している。同様に、第2アーム13Bは、第2アーム部15B、第2リスト部17B、第2ハンド18B、及び第2装着部20Bを有している。なお、第2アーム13Bは、基本的な構成は、第1アーム13Aと同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
第1アーム部15Aは、本実施の形態1においては、略直方体状の第1リンク5a及び第2リンク5bで構成されている。第1リンク5aは、基端部に回転関節J1が設けられていて、先端部に回転関節J2が設けられている。また、第2リンク5bは、先端部に直動関節J3が設けられている。
そして、第1リンク5aは、回転関節J1を介して、その基端部が基軸16と連結されていて、回転関節J1により、回転軸線L1回りに回動することができる。また、第2リンク5bは、回転関節J2を介して、その基端部が第1リンク5aの先端部と連結されていて、回転関節J2により、回転軸線L2回りに回動することができる。
第2リンク5bの先端部には、直動関節J3を介して、第1リスト部17Aが第2リンク5bに対し昇降移動可能に連結されている。第1リスト部17Aの下端部には、回転関節J4が設けられていて、回転関節J4の下端部には、第1装着部20Aが設けられている。
第1装着部20Aは、第1ハンド18Aを着脱可能に構成されている。具体的には、例えば、第1装着部20Aは、その間隔が調整可能に構成されている、一対の棒部材を有していて、当該一対の棒部材により、第1ハンド18Aを挟み込むことにより、第1ハンド18Aを第1リスト部17Aに装着することができる。これにより、第1ハンド18Aは、回転関節J4により、回転軸線L3回りに回動することができる。なお、棒部材は先端部分が折れ曲がっていてもよい。また、第1ハンド18Aの構造については、後述する。
また、第1アーム13A及び第2アーム13Bの各関節J1~J4には、それぞれ、各関節が連結する2つの部材を相対的に回転又は昇降させるアクチュエータの一例としての駆動モータが設けられている(図示せず)。駆動モータは、例えば、制御装置110によってサーボ制御されるサーボモータであってもよい。また、各関節J1~関節J4には、それぞれ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ(図示せず)と、駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサ(図示せず)と、が設けられている。回転センサは、例えば、エンコーダであってもよい。
図2に示すように、制御装置110は、演算処理器110a、記憶器110b、及び入力器110cを備えている。演算処理器110aは、マイクロプロセッサ、CPU等で構成されていて、記憶器110bに記憶されている基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、ロボットシステム100の各種動作を制御する。
記憶器110bは、基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。記憶器110bは、単一である必要はなく、複数の記憶器(例えば、ランダムアクセスメモリ及びハードディスクドライブ)として構成されてもよい。演算処理器110aがマイクロコンピュータで構成されている場合には、記憶器110bの少なくとも一部がマイクロコンピュータの内部メモリとして構成されてもよいし、独立したメモリとして構成されてもよい。
入力器110cは、演算処理器110aに対して、ロボットシステム100の制御に関する各種パラメータ、あるいはその他のデータ等を入力可能とするものであり、キーボード、タッチパネル、ボタンスイッチ群等の公知の入力装置で構成されている。本実施の形態1では、例えば、ワーク103の保持条件(ワーク103の重量等)、容器内に収納するワーク103の個数等のデータが入力器110cにより入力可能となっていてもよい。
なお、制御装置110は、集中制御する単独の制御装置110によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置110によって構成されていてもよい。また、制御装置110は、マイクロコンピュータで構成されていてもよく、MPU、PLC(Programmable Logic Controller)、論理回路等によって構成されていてもよい。
次に、図3~図5を参照しながら、第1アーム13Aの第1ハンド18Aについて、詳細に説明する。なお、第2アーム13Bの第2ハンド18Bは、第1ハンド18Aと基本的構成は同じであるので、その詳細な説明は省略する。
図3は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの上面の概略構成を示す模式図である。図4は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの背面の概略構成を示す模式図である。図5は、図1に示すロボットにおける第1ハンドの要部の概略構成を示す模式図である。
なお、図3~図5においては、それぞれ、ロボット(第1ハンド)における前後方向、左右方向、及び上下方向を図における前後方向、左右方向、及び上下方向として表している。また、図3及び図5においては、ワークの記載を省略している。
図3~図5に示すように、第1アーム13Aの第1ハンド18Aは、本体81、ベース部材82、リンク機構(第1リンク機構)83、及び複数の吸着部8A~8Hを有している。なお、吸着部8A~8Hについて、区別しない場合には、吸着部8と称する場合がある。
本体81は、本実施の形態1においては、筐体で構成されていて、その下端部には、ベース部材82が設けられている。ベース部材82は、上下方向から見て、略T字状に形成されている。また、ベース部材82の下方には、左右方向に進退可能に構成されているリンク機構83が配置されている。
ベース部材82における上端面の右側端部には、第1機構84が設けられている。第1機構84は、ドラム84Aとテープ84Bを有している。ドラム84Aには、ゼンマイバネ(巻きバネ;図示せず)が内装されている。テープ84Bの基端部は、ゼンマイバネに接続されていて、テープ84Bの先端部は、第1固定部材71に固定されている。第1固定部材71は、後述するリニアガイド30の第1ガイド部材31を介して、リンク機構83に接続されている。これにより、伸長した状態のリンク機構83を、ゼンマイバネのバネ力により、退行させることができる。
また、ベース部材82における上端面の略中央部には、第1ストッパ41が設けられている。第1ストッパ41は、略L字状の第2固定部材42と直動アクチュエータ43を有している。直動アクチュエータ43は、本実施の形態1においては、シリンダ、ピストン、及びピストンを進退駆動させる駆動機構を有している。
第1ストッパ41は、直動アクチュエータ43の先端面が、テープ84Bの主面と当接して、押圧することにより、直動アクチュエータ43の先端面と第2固定部材42の主面でテープ84Bを挟み込むように構成されている。
これにより、ゼンマイバネのバネ力により、退行するテープ84Bを停止させることができる。このため、リンク機構83を任意の長さに設定(任意の長さで維持)することができ、左右方向に隣接する吸着部8、8間の間隔を任意の長さに設定することができる。
なお、直動アクチュエータ43は、テープ84Bを挟み込むことにより発生する摩擦力が、ゼンマイバネのバネ力よりも大きくなるように構成されていればよいので、駆動機構として、小型のモータを使用することができる。このため、第1ハンド18Aの重量の増加を抑制することができ、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
さらに、ベース部材82の下端面には、第3固定部材73とリニアガイド30が設けられている。第3固定部材73には、後述するリンク機構83の第1軸部材831の先端部が嵌合されている。
リニアガイド30は、第1ガイド部材31、第2ガイド部材32、及びレール部材33を有している。レール部材33は、左右方向に延伸するように形成されていて、第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32をガイドするように構成されている。
第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32の前面には、第2ストッパ52が設けられている。第2ストッパ52は、棒状の第1部材52Aと箱状の第2部材52Bを有していて、第1部材52Aの先端が、第2部材52Bと当接することにより、テープ84Bの退行を停止するように構成されている。また、第1部材52Aの長さは、隣接する吸着部8、8が接触しないように、予め設定されている。
また、第2ガイド部材32には、後述するリンク機構83の第2軸部材832の先端部が嵌合されていて、第1ガイド部材31には、リンク機構83の第3軸部材833の先端部が嵌合されている。
リンク機構83は、本実施の形態1においては、パンタグラフ機構を採用していて、短冊状のリンク部材83A~83Fと、第1軸部材831~第3軸部材833と、を有している。なお、リンク機構83としては、レール機構を採用し、2つの吸着部8、8間の間隔を変更する構成を採用してもよい。
リンク部材83Aとリンク部材83Bは、上下方向から見て、X字状に配置されていて、リンク部材83Aとリンク部材83Bの交差部分には、第1軸部材831が挿通されている。同様に、リンク部材83Cとリンク部材83Dも、上下方向から見て、X字状に配置されていて、リンク部材83Cとリンク部材83Dの交差部分には、第2軸部材832が挿通されている。さらに、リンク部材83Eとリンク部材83Fも、上下方向から見て、X字状に配置されていて、リンク部材83Eとリンク部材83Fの交差部分には、第3軸部材833が挿通されている。
リンク部材83A~リンク部材83Dは、それぞれ、右側端部で屈曲していて、右側端(基端)には、吸着部8が設けられている。また、リンク部材83Eとリンク部材83Fは、それぞれ、右側端部と左側端部の両方で屈曲していて、右側端及び左側端(基端及び先端)には、吸着部8が設けられている。また、吸着部8の先端部(下端部)には、円錐台状の吸着パッド80が設けられている。
リンク部材83Aの先端部は、軸部材830により、リンク部材83Dの屈曲部と回動自在に接続されている。同様に、リンク部材83Bの先端部は、軸部材830により、リンク部材83Cの屈曲部と回動自在に接続されている。
リンク部材83Cの先端部は、軸部材830により、リンク部材83Fの右側屈曲部と回動自在に接続されている。同様に、リンク部材83Dの先端部は、軸部材830により、リンク部材83Eの右側屈曲部と回動自在に接続されている。
リンク部材83Fの左側屈曲部には、L字状の第1接続部材91が設けられている。第1接続部材91の先端部には、ピン状の第1係合部(係合部)91Aが設けられている。また、リンク部材83Eの左側屈曲部には、L字状の第2接続部材92が設けられている。第2接続部材92の主面には、孔が形成されていて、当該孔が第1被係合部(被係合部)91Bを構成する。
なお、図8等に示すように、第2ハンド18Bにおいては、第1係合部91Aに代えて、第2係合部(係合部)92Aが設けられていて、第1被係合部91Bに代えて、第2被係合部(被係合部)92Bが設けられている。また、第2ハンド18Bにおいては、第1ハンド18Aのリンク機構(第1リンク機構)83が、第2リンク機構を構成する。
なお、本実施の形態1においては、吸着部8により、ワーク103を吸着保持する形態を採用したが、これに限定されない。例えば、前後方向に並ぶ、一対の爪部等により、ワーク103を把持する形態を採用してもよい。
また、本実施の形態1においては、複数のワーク103が、左右方向に並ぶように配置されている場合に、吸着部8A~8D(8E~8H)が左右方向に並ぶように配置される構成が採用される。このため、複数のワーク103が、前後方向に並ぶように配置されている場合には、吸着部8A~8D(8E~8H)が前後方向に並ぶように配置される構成が採用される。
さらに、本実施の形態1に係るロボットシステム100では、第1ハンド18Aが、第1係合部91A及び第1被係合部91Bを有し、第2ハンド18Bが、第2係合部92A及び第2被係合部92Bを有する形態を採用したが、これに限定されない。第1ハンド18Aが、第1係合部91Aを有し、第2ハンド18Bが、第2被係合部92Bを有する形態を採用してもよい。
[ロボットシステムの動作及び作用効果]
次に、本実施の形態1に係るロボットシステム100の動作及び作用効果について、図1~図11を参照しながら説明する。なお、以下の動作は、制御装置110の演算処理器110aが、記憶器110bに格納されているプログラムを読み出すことにより実行される。
図6A及び図6Bは、本実施の形態1に係るロボットシステムの動作の一例を示すフローチャートである。図7~図11は、図6A及び図6Bに示すフローチャートに沿って、ロボットシステムが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。
まず、図7に示すように、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bは、第1部材52Aが第2部材52Bと当接している初期状態にあるとする。なお、本実施の形態1においては、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bが初期状態にあるとき、それぞれの第1ストッパ41が動作しているとする。すなわち、第1ストッパ41の直動アクチュエータ43の先端と第2固定部材42により、テープ84Bを挟んでいるとする。
そして、制御装置110に、作業者から、入力器110cを介して、2点鎖線で示すワーク103を保持して搬送する動作を実行することを示す指示情報が入力されたとする。
この場合、初期状態にある第1ハンド18A及び第2ハンド18Bでは、ワーク103を保持することができないため、制御装置110は、以下の動作を実行する。
まず、制御装置110は、第1ハンド18Aの第1係合部91Aと第2ハンド18Bの第2被係合部92Bとが係合し、第2ハンド18Bの第2係合部92Aと第1ハンド18Aの第1被係合部91Bとが係合するように、第1アーム13A及び/又は第2アーム13Bを動作させる(ステップS101)。
具体的には、制御装置110は、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bが互いに近接するように、第1アーム13A及び/又は第2アーム13Bを動作させる。ついで、制御装置110は、ピン状の第1係合部91A及び第2係合部92Aが、それぞれ、第2被係合部92B及び第1被係合部91Bを構成する孔に挿通されるように、第1アーム13A及び/又は第2アーム13Bを動作させる。
次に、制御装置110は、第1ハンド18Aの第1ストッパ41を解除させる(ステップS102)。具体的には、制御装置110は、第1ストッパ41のピストンの先端が後退するように、直動アクチュエータ43を駆動させて、ピストンの先端をテープ84Bから離間させる。
次に、制御装置110は、隣接する吸着部8、8間の間隔を変更するように、第1アーム13Aを動作させる(ステップS103)。すなわち、本実施の形態1に係るロボットシステム100では、第1ハンド18Aを保持している第1アーム13Aが、第1ハンド18Aの隣接する吸着部8、8間の間隔を変更する、アクチュエータとして機能している。
次に、制御装置110は、吸着部8、8間の間隔が、ワーク103の大きさに対応することができる長さになると、第1ハンド18Aの第1ストッパ41を動作させる(ステップS104)。
なお、ワーク103の大きさに対応することができる、吸着部8、8間の間隔は、予め実験等により設定されていて、当該間隔は、記憶器110bに記憶されている。
次に、制御装置110は、第2ハンド18Bの第1ストッパ41を解除させる(ステップS105)。
次に、制御装置110は、隣接する吸着部8、8間の間隔を変更するように、第2アーム13Bを動作させる(ステップS106)。ついで、制御装置110は、吸着部8、8間の間隔が、ワーク103の大きさに対応することができる長さになると、第2ハンド18Bの第1ストッパ41を動作させる(ステップS107)。
次に、制御装置110は、第1ハンド18Aの第1係合部91Aと第2ハンド18Bの第2被係合部92Bとの係合、及び第2ハンド18Bの第2係合部92Aと第1ハンド18Aの第1被係合部91Bとの係合を解除するように、第1アーム13A及び/又は第2アーム13Bを動作させる(ステップS108)。
次に、制御装置110は、ワーク103を搬送するように、ロボット101(第1アーム13A及び第2アーム13B)を動作させる(ステップS109)。
具体的には、制御装置110は、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bが、ワーク103の上方に位置するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bを動作させる。ついで、制御装置110は、真空発生装置25を動作させ、開閉弁94A及び開閉弁94Bの弁体を開放させる。そして、制御装置110は、吸着部8がワーク103と当接するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bを動作させる。これにより、吸着部8が、ワーク103を吸着保持することができる。
ついで、制御装置110は、第1アーム13A及び第2アーム13Bを動作させて、ワーク103を予め設定されている所定の位置まで搬送させる。ついで、制御装置110は、開閉弁94A及び開閉弁94Bの弁体を閉止させて、ワーク103を解放する。
次に、制御装置110は、入力器110cから搬送しているワーク103の種類、大きさ、又は重量等を変更する指令が入力されたか否かを判定する(ステップS110)。このとき、制御装置110は、例えば、図11に示すワーク103Aのように、図7に示すワーク103よりも幅寸法が大きいワークを搬送する指令が、入力器110cから入力されたか、否かを判定する。
制御装置110は、入力器110cから搬送しているワーク103の種類等を変更する指令が入力されたと判定した場合(ステップS110でYes)には、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bの第1ストッパ41を解除させ、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bを初期状態に戻し(ステップS111)、ステップS101の処理に戻る。
一方、制御装置110は、入力器110cから搬送しているワーク103の種類等を変更する指令が入力されていないと判定した場合(ステップS110でNo)には、ワーク103の搬送が終了したか否かを判定する(ステップS112)。
制御装置110は、ワーク103の搬送が終了していないと判定した場合(ステップS112でNo)には、ワーク103の搬送が終了したと判定するまで、ステップS109~ステップS112の処理を繰り返す。
一方、制御装置110は、ワーク103の搬送が終了したと判定した場合(ステップS112でYes)には、本プログラムを終了する。
このように構成された、本実施の形態1に係るロボットシステム100では、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bには、吸着部8(第1保持部及び第2保持部)の間隔を変更するためのアクチュエータを設けていないので、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
また、本実施の形態1に係るロボットシステム100では、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bに設けられている、直動アクチュエータ43は、テープ84Bを挟み込むことにより発生する摩擦力が、ゼンマイバネのバネ力よりも大きくなるように構成されている。
このため、直動アクチュエータ43の駆動機構として、小型のモータを使用することができる。これにより、第1ハンド18A又は第2ハンド18Bの重量の増加を抑制することができ、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができる。
さらに、本実施の形態1に係るロボットシステム100では、第1ハンド18A及び第2ハンド18Bに、第2ストッパ52が設けられている。これにより、第1ストッパ41を解除したときに、隣接する吸着部8、8の接触を抑制することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係るロボットシステムは、実施の形態1に係るロボットシステムにおいて、第1アームを有する第1ロボットと、第2アームを有する第2ロボットと、を備える。
以下、本実施の形態2に係るロボットシステムの一例について、図12を参照しながら説明する。
図12は、本実施の形態2に係るロボットシステムの概略構成を示す模式図である。
図12に示すように、本実施の形態2に係るロボットシステム100は、2台のロボット101A、101Bを備えている。ロボット101Aは、第1ハンド18Aが接続されている第1アーム13Aを有していて、ロボット101Bは、第2ハンド18Bが接続されている第2アーム13Bを有している。
なお、ロボット101A、101Bは、本実施の形態2においては、公知の垂直多関節型のロボットを採用しているため、その詳細な説明は省略する。また、本実施の形態2においては、垂直多関節型のロボットを採用したが、これに限定されず、水平多関節型等の他のロボットを採用してもよい。
また、本実施の形態2においては、1台の制御装置110により、ロボット101A、101Bを制御する形態を採用したが、これに限定されず、複数の制御装置110により、ロボット101A、101Bを制御する形態を採用してもよい。
このように構成された、本実施の形態2に係るロボットシステム100であっても、実施の形態1に係るロボットシステム100と同様の作用効果を奏する。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明に係るロボットシステム及びその運転方法は、従来のロボットシステムに比して、重量の大きいワークを保持し、搬送することができるため、産業ロボットの分野において有用である。
5a 第1リンク
5b 第2リンク
8 吸着部
8A 吸着部
8B 吸着部
8C 吸着部
8D 吸着部
8E 吸着部
8F 吸着部
8G 吸着部
8H 吸着部
12 台車
13A 第1アーム
13B 第2アーム
15A 第1アーム部
15B 第2アーム部
16 基軸
17A 第1リスト部
17B 第2リスト部
18A 第1ハンド
18B 第2ハンド
20A 第1装着部
20B 第2装着部
25 真空発生装置
30 リニアガイド
31 第1ガイド部材
32 第2ガイド部材
33 レール部材
41 第1ストッパ
42 第2固定部材
43 直動アクチュエータ
52 第2ストッパ
52A 第1部材
52B 第2部材
71 第1固定部材
73 第3固定部材
80 吸着パッド
81 本体
82 ベース部材
83 リンク機構
83A リンク部材
83B リンク部材
83C リンク部材
83D リンク部材
83E リンク部材
83F リンク部材
84 第1機構
84A ドラム
84B テープ
91 第1接続部材
91A 第1係合部
91B 第1被係合部
92 第2接続部材
92A 第2係合部
92B 第2被係合部
93A 配管
93B 配管
94A 開閉弁
94B 開閉弁
100 ロボットシステム
101 ロボット
101A ロボット
101B ロボット
103 ワーク
103A ワーク
110 制御装置
110a 演算処理器
110b 記憶器
110c 入力器
830A 軸部材
830B 軸部材
830C 軸部材
830D 軸部材
831 第1軸部材
832 第2軸部材
833 第3軸部材
J1 回転関節
J2 回転関節
J3 直動関節
J4 回転関節
L1 回転軸線
L2 回転軸線
L3 回転軸線

Claims (10)

  1. 複数の第1保持部と、当該複数の第1保持部の間隔を変動させるように構成されている第1リンク機構と、係合部を有する第1ハンドと、
    複数の第2保持部と、当該複数の第2保持部の間隔を変動させるように構成されている第2リンク機構と、被係合部と、を有する第2ハンドと、
    前記第1ハンドが接続されている第1アームと、
    前記第2ハンドが接続されている第2アームと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記係合部が前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームを動作させる(A)と、
    前記(A)の後に、複数の第1保持部の間隔を変動させるように、前記第1アームを動作させる(B)と、を実行するように構成されている、ロボットシステム。
  2. 前記制御装置は、前記(B)の後に、複数の第2保持部の間隔を変動させるように、前記第2アームを動作させる(C)をさらに実行するように構成されている、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記第1アーム及び前記第2アームを有する双腕ロボットを備える、請求項1又は2に記載のロボットシステム。
  4. 前記第1アームを有する第1ロボットと、
    前記第2アームを有する第2ロボットと、を備える、請求項1又は2に記載のロボットシステム。
  5. 前記第1ハンドは、被係合部をさらに有し、
    前記第2ハンドは、係合部をさらに有し、
    前記制御装置は、前記(A)において、前記第1ハンドの前記係合部が前記第2ハンドの前記被係合部と係合し、前記第2ハンドの前記係合部が前記第1ハンドの前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームを動作させるように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  6. ロボットシステムの運転方法であって、
    前記ロボットシステムは、
    複数の第1保持部と、当該複数の第1保持部の間隔を変動させるように構成されている第1リンク機構と、係合部と、を有する第1ハンドと、
    複数の第2保持部と、当該複数の第2保持部の間隔を変動させるように構成されている第2リンク機構と、被係合部と、を有する第2ハンドと、
    前記第1ハンドが接続されている第1アームと、
    前記第2ハンドが接続されている第2アームと、を備え、
    前記係合部が前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームが動作する(A)と、
    前記(A)の後に、複数の第1保持部の間隔を変動させるように、前記第1アームが動作する(B)と、備える、ロボットシステムの運転方法。
  7. 前記(B)の後に、複数の第2保持部の間隔を変動させるように、前記第2アームが動作する(C)をさらに備える、請求項6に記載のロボットシステムの運転方法。
  8. 前記第1アーム及び前記第2アームを有する双腕ロボットを備える、請求項6又は7に記載のロボットシステムの運転方法。
  9. 前記第1アームを有する第1ロボットと、
    前記第2アームを有する第2ロボットと、を備える、請求項6又は7に記載のロボットシステムの運転方法。
  10. 前記第1ハンドは、被係合部をさらに有し、
    前記第2ハンドは、係合部をさらに有し、
    前記(A)において、前記第1ハンドの前記係合部が前記第2ハンドの前記被係合部と係合し、前記第2ハンドの前記係合部が前記第1ハンドの前記被係合部と係合するように、前記第1アーム及び/又は前記第2アームが動作する、請求項6~9のいずれか1項に記載のロボットシステムの運転方法。
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