JP7277071B2 - 回転体、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
回転体、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDFInfo
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記録媒体に画像を形成するために用いられる回転体であって、
円筒状の回転軸を有し、
前記回転軸は、前記回転軸の回転軸線方向に沿って延びる第1端部と、前記回転軸線方向に沿って延び、かつ前記第1端部と前記回転軸の周方向において対向する第2端部と、を有し、
前記第1端部は、前記周方向において前記第2端部の方に突出した凸部を有し、
前記凸部は、
円弧状の丸みを有する凸形状の角部と、
前記第2端部と前記周方向において接触する第1直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の一端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第2直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の他端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第3直線部と、
を有し、
前記第2端部は、前記周方向において前記第1端部から離れる凹部を有し、
前記凹部は、
円弧状の丸みを有する凹形状の角部と、
前記第1端部と前記周方向において接触する第4直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の一端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第5直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の他端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第6直線部と、
を有し、
前記凸部と前記凹部は、互いに係合し、
前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、かつ、
前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、
i)前記第1直線部と前記第4直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
ii)前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iii)前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iv)前記第1端部において、前記凸部を第1凸部としたとき前記第1凸部と隣り合う第2凸部との間の第7直線部と、前記第2端部において、前記凹部を第1凹部としたとき前記第1凹部と隣り合い前記第2凸部と対向する第2凹部との間の第8直線部と、が前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、互いに接触し、
v)前記凸形状の角部は、前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、前記凹形状
の角部と隙間を介して対向し、前記凸形状の角部の曲率半径は、前記凹形状の角部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする。
画像形成装置または画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジに用いられる回転体であって、
円筒状の回転軸を有し、
前記回転軸は、前記回転軸の回転軸線方向に沿って延びる第1端部と、前記回転軸線方向に沿って延び、かつ前記第1端部と前記回転軸の周方向において対向する第2端部と、を有し、
前記第1端部は、前記周方向において前記第2端部の方に突出した凸部を有し、
前記凸部は、
円弧状の丸みを有する凸形状の2つの角部と、
前記第2端部と前記周方向において接触する第1直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の一端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第2直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の他端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第3直線部と、
を有し、
前記第2端部は、前記周方向において前記第1端部から離れる凹部を有し、
前記凹部は、
円弧状の丸みを有する凹形状の2つの角部と、
前記第1端部と前記周方向において接触する第4直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の一端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第5直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の他端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第6直線部と、
を有し、
前記凸部と前記凹部は、互いに係合し、
前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、かつ、
前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、
i)前記第1直線部と前記第4直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
ii)前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iii)前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iv)前記第1端部において、前記凸部を第1凸部としたとき前記第1凸部と隣り合う第2凸部との間の第7直線部と、前記第2端部において、前記凹部を第1凹部としたとき前記第1凹部と隣り合い前記第2凸部と対向する第2凹部との間の第8直線部と、が前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、互いに接触し、
v)前記凸形状の角部は、前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、前記凹形状
の角部と隙間を介して対向することを特徴とする。
現像剤像を形成するためのプロセスカートリッジであって、画像形成装置の装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
上記回転体と、
現像剤像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を有し、
前記像担持体は前記回転体によって帯電し、
帯電した前記像担持体が露光されることで前記像担持体に静電潜像が形成され、
前記像担持体に形成された静電潜像が前記現像装置によって現像されることで、前記像担持体に現像剤像が形成されることを特徴とする。
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
上記回転体と、
現像剤像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を有し、
前記像担持体は前記回転体によって帯電し、
帯電した前記像担持体が露光されることで前記像担持体に静電潜像が形成され、
前記像担持体に形成された静電潜像が前記現像装置によって現像されることで、前記像担持体に現像剤像が形成され、
前記像担持体に形成された現像剤像が記録媒体に転写されることで記録媒体に画像が形成されることを特徴とする。
以下、実施例について図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例では、像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62とする)の回転中心軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置Sの装置本体Aからドラム62が駆動力を受ける側を駆動側(図6における駆動力受け部63a側)とし、その反対側を非駆動側とする。
図2に示す画像形成装置Sは、カートリッジBが装置本体Aに着脱自在となっている電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。画像形成装置Sには、カートリッジBにおけるドラム62に静電潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側には、記録媒体であるシートPが収納されるシートトレイ4が配置されている。また、装置本体Aには、シートPの搬送方向Jに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9aおよび加圧ローラ9bにより構成されている。
次に、画像形成プロセスについて説明する。画像プロセスが実行される場合、まず、プリントスタート信号に基づいて、ドラム62が矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動する。また、バイアス電圧が印加された回転体としての帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じてレーザ光Lを出力する。そのレーザ光Lは、カートリッジBにおける露光窓部74を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
セスに使用される。なお、ドラム62から除去された残留トナーはクリーニングユニット60における廃トナー室71bに貯蔵される。なお、上述した説明において、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77などが、ドラム62に作用するプロセス手段である。
次に、カートリッジBの全体構成について図3、図5を用いて説明する。図5は、本実施例に係るカートリッジBの構成を示す分解斜視図である。カートリッジBは、クリーニングユニット60と現像装置ユニット20を合体することで構成される。また、クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71、ドラム62、帯電ローラ66およびクリーニングブレード77等から構成される。一方、現像装置ユニット20は、底部材22、現像容器23、第1サイド部材26L、第2サイド部材26R、現像ブレード42、現像ローラ32、マグネットローラ34、搬送部材43、トナーT、付勢部材46等から構成される。
次に、クリーニングユニット60の構成について図1、図6、図7、図8を用いて説明する。図1は帯電ローラ66と帯電ローラ軸受67Lの構成を示す図である。図6は、実
施例に係るクリーニングユニット60の構成を説明する分解斜視図である。また、図7は、実施例に係るクリーニングユニット60の構成を示す図である。図8は、実施例に係る帯電ローラ66が加工される工程を説明する断面図である。なお、図7(a)は、クリーニングユニット60の構成を説明する正面図である。また、図7(b)は、帯電ローラ66が支持される部分を、図7(a)のH方向から見た図である。
次に、帯電ローラ66の構成について図1および図8から図14を用いて説明する。図1は、帯電ローラ66と帯電ローラ軸受67Lの斜視図である。図9は、実施例に係る帯電ローラ66の軸部66aの構成を示す図である。図10は、実施例に係る軸部66aを
成形するための金属板金を示す図である。図11は、軸部66aを成形するための金属板金が円筒状に成形される様子を示す図である。図12は、実施例に係る軸部66aを成形するための金属板金の図であり、図10のDT2の部分拡大図である。図13は、実施例に係る帯電ローラ66の軸部66aを示す図であり、図9(a)のDT1の部分拡大図である。図14は、実施例に係る帯電ローラ66の変形例を示す図である。なお、図9(a)は、軸部66aの構成を説明するための図である。図9(b)は、帯電ローラ66の軸部66aにおける端部66dの構成を示す図である。
状に曲げて、凹部66hと凸部66tとを嵌合させることで合わせ目部66c10(図9、図13を参照)が形成される。
(角部に面取りをつけた例)
図15で示した例は角部hr1、tr1に面取り形状(C面形状)を設けた例である。
図15(a)は軸部を成形するための平板66a1の部分拡大図であり、図15(b)は平板66a1を円筒状にしたときの部分拡大図である。角部hr2、tr2には円弧状の丸みを有している。また角部hr1、tr1には面取り形状が設けられている。ここで角部hr2、tr2の曲率半径tr22よりも大きな面取り形状(面取り長さhr11、hr12)を角部hr1、tr1に設けることで角部hr1、tr1と角部hr2、tr2との間に空間66c201を設けることができる。
図16と図17は角部hr1、tr1に凹形状(へこみ形状)を設けた例である。
図16(a)と図17(a)は軸部を成形するための平板66a1の部分拡大図であり、図16(b)と図17(b)は平板66a1を円筒状にしたときの部分拡大図である。
図16に示すように角部hr1、tr1には角部hr2、tr2から離れる方向に凹形状が設けられており、角部hr2、tr2には円弧状の丸みを有している。ここで角部hr2、tr2の曲率半径tr22の大きさよりも、軸方向Cおよび周方向Dの距離hr11、hr12を大きくした凹形状を角部hr1、tr1に設けている。これにより角部hr1、tr1と角部hr2、tr2との間に空間66c201を設けることができる。
なお凹形状は図17で示すような円弧状の丸みを有した曲面でもよい。ここで角部hr2、tr2の曲率半径tr22とする。また軸方向Cで角部hr2、tr2から離れる方向に曲率半径tr22より大きな距離hr11のポイントhr101とする。また周方向Dで角部hr2、tr2から離れる方向に曲率半径tr22より大きな距離hr12のポイントhr102とする。そしてポイントhr101とポイントhr102を通り角部hr2、tr2から離れる方向に円弧状の丸みを有した曲面とすることで空間66c201を設けることができる。またポイントhr101とポイントhr102を通り角部hr2、tr2から離れる方向に多角形にへこんでいても良く、所望の凹形状を選択すればよい(不図示)。
(角部に円弧状凹部を設けた例)
図18、図19、図20、図21に角部に円弧状の凹形状を設けた例を示す。
図18(a)、図19(a)、図20(a)、図21(a)は軸部を成形するための平板66a1の部分拡大図であり、図18(b)、図19(b)、図20(b)、図21(b)は平板66a1を円筒状にしたときの部分拡大図である。
図18と図21は角部に円弧状の干渉防止形状を軸方向Cに設けた例であり、図19は
角部に円弧状の干渉防止形状を周方向Dに設けた例であり、図20は角部に円弧状の干渉
防止形状を軸方向C及び周方向Dに設けた例である。
図18、図19、図20に示すように、角部hr2、tr2に円弧状の干渉防止形状を軸方向Cと周方向Dのどちらか片方向、もしくは両方向に設けている。このように円弧状の干渉防止形状を角部hr2、tr2に設けることで空間66c201を設けることができる。なおこの場合は、角部hr1、tr1の曲率半径hr11と、角部hr2、tr2の曲率半径tr22とは、どちらが大きくても空間66c201を設けることができる。例えば、図18は角部hr2、tr2の曲率半径tr22は角部hr1、tr1の曲率半径hr11より大きい例であり、図21は角部hr1、tr1の曲率半径hr11が角部hr2、tr2の曲率半径tr22より大きい例である。
図22、図23、図24に角部に凹形状を設けた例を示す。
図22(a)、図23(a)、図24(a)は軸部を成形するための平板66a1の部分拡大図であり、図22(b)、図23(b)、図24(b)は平板66a1を円筒状にしたときの部分拡大図である。
図22は角部に多角形状凹部の干渉防止形状を軸方向Cに設けた例であり、図23は角
部に多角形状凹部の干渉防止形状を周方向Dに設けた例であり、図24は角部に多角形状
凹部の干渉防止形状を軸方向C及び周方向Dに設けた例である。
図22、図23、図24に示すように、角部hr2、tr2に多角形状凹部の干渉防止形状を設けている。ここで、角部hr2、tr2に干渉防止形状を軸方向Cと周方向Dのどちらか片方向、もしくは両方向に設けることで角部hr2、tr2と角部hr1、tr1との間に空間66c201を設けることができる。
また角部hr2、tr2に干渉防止形状を、軸方向Cと周方向Dの少なくともひとつに設けることで、角部hr2、tr2に干渉防止形状の大小に関係なく空間66c201を設けることができる(不図示)。
図25に対向する角部同士の双方に凹形状を設けた例を示す。
図25(a)は軸部を成形するための平板66a1の部分拡大図であり、図25(b)は平板66a1を円筒状にしたときの部分拡大図である。
例えば図25に示すように角部hr1、tr1に面取り形状を設けて、角部hr2、tr2にも多角形状凹部の干渉防止構成を設けた構成として合わせ目部66c20に空間66c201を設けることができる。このように角部hr1、tr1に角形状凹部の干渉防止構成を設けて、角部hr2、tr2にも多角形状凹部の干渉防止構成を設けた構成に限らない。各種の角部の干渉防止構成をそれぞれ角部hr2、tr2と角部hr1、tr1に適用し、空間66c201を設けることができる。
つれてその幅が狭くなっている。また、凹部66hは2つの角部を2つ有し、凹部66hの形状は、凸部66tが嵌る台形の形状となっている。この場合には、軸部66aの軸線方向に形成される第1の合わせ目部66c10に対して、第2の合わせ目部66c20は、軸線方向に対して斜めに交差している。そして、この場合も同様に、上述したように、角部hr1と角部tr1の曲率半径を、角部hr2と角部tr2の曲率半径よりも大きくする。これにより、軸部66aが安価となるとともに、軸部66aの剛性がさらに高くなる。
また、本実施例において、軸部66aは、必ずしも帯電ローラ66の回転軸でなくてもよい。例えば、軸部66aは、現像ローラ32や転写ローラ7等の回転軸であってもよい。その場合、軸部66aの構成は、必要とされる機能に応じて、外径・全長・凹凸の数を適宜変更すればよい。
また、本実施例では、凸部66tの形状は、角部tr1を2つ有する台形の形状であって、凸部66tが突き出す方向に向かうにつれて幅が狭くなる台形の形状であり、凹部66hの形状は、角部hr2を2つ有し、凸部66tが嵌る台形の形状となっている。これにより、軸部66aに形成された合わせ目が密着しやすくなり、軸部66aの強度をより向上させることができる。製造時に凹部66hと凸部66tが嵌り易くできるので、製造工程の複雑化を抑えられ、その結果として軸部66aを安価に形成することができる。
このように、軸部66aの軸線方向に形成される第1の合わせ目部に対して、第2の合わせ目部66c20は、図13に示すような、周方向すなわち軸部66aの軸線方向に対して直角に交差する方向に形成される場合に限られない。図14に示すように、第1の合わせ目部に対して、第2の合わせ目部が、軸部66aの軸線方向に対して斜めに交差する方向に形成されてもよい。すなわち、軸部66aの軸線方向に形成される第1の合わせ目部に対して、第2の合わせ目部は、軸部66aの軸線方向に対して交差する方向に形成され、直角に交差してもよいし、斜めに交差するようにしてもよい。
また、本実施例において、凸部66tと凹部66hは、軸部66aの軸線方向における軸部66aの一端から他端に亘って連続して形成されている必要はない。例えば、凸部66tと凹部66hは、軸部66aの軸線方向における軸部66aの一端から他端までの一
部分に形成されていてもよい。
Claims (12)
- 記録媒体に画像を形成するために用いられる回転体であって、
円筒状の回転軸を有し、
前記回転軸は、前記回転軸の回転軸線方向に沿って延びる第1端部と、前記回転軸線方向に沿って延び、かつ前記第1端部と前記回転軸の周方向において対向する第2端部と、を有し、
前記第1端部は、前記周方向において前記第2端部の方に突出した凸部を有し、
前記凸部は、
円弧状の丸みを有する凸形状の角部と、
前記第2端部と前記周方向において接触する第1直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の一端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第2直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の他端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第3直線部と、
を有し、
前記第2端部は、前記周方向において前記第1端部から離れる凹部を有し、
前記凹部は、
円弧状の丸みを有する凹形状の角部と、
前記第1端部と前記周方向において接触する第4直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の一端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第5直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の他端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第6直線部と、
を有し、
前記凸部と前記凹部は、互いに係合し、
前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、かつ、
前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、
i)前記第1直線部と前記第4直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互い
に接触し、
ii)前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iii)前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iv)前記第1端部において、前記凸部を第1凸部としたとき前記第1凸部と隣り合う第2凸部との間の第7直線部と、前記第2端部において、前記凹部を第1凹部としたとき前記第1凹部と隣り合い前記第2凸部と対向する第2凹部との間の第8直線部と、が前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、互いに接触し、
v)前記凸形状の角部は、前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、前記凹形状の角部と隙間を介して対向し、前記凸形状の角部の曲率半径は、前記凹形状の角部の曲率半径よりも大きいことを特徴とする回転体。 - 前記第1凸部の形状は、前記凸形状の角部を2つ有する矩形の形状であり、
前記第1凹部の形状は、前記凹形状の角部を2つ有する矩形の形状であることを特徴とする請求項1に記載の回転体。 - 前記第1凸部の形状は、前記凸形状の角部を2つ有する台形の形状であって、前記第1凸部が突き出す方向に向かうにつれて幅が狭くなる台形の形状であり、
前記第1凹部の形状は、前記凹形状の角部を2つ有し、前記第1凸部が嵌る台形の形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転体。 - 前記回転軸は金属製であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転体。
- 前記回転体は、記録媒体に画像を形成するための像担持体を帯電する帯電ローラであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の回転体。
- 現像剤像を形成するためのプロセスカートリッジであって、画像形成装置の装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、請求項5に記載の回転体と、
現像剤像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を有し、
前記像担持体は前記回転体によって帯電し、
帯電した前記像担持体が露光されることで前記像担持体に静電潜像が形成され、
前記像担持体に形成された静電潜像が前記現像装置によって現像されることで、前記像担持体に現像剤像が形成されることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
請求項5に記載の回転体と、
現像剤像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を有し、
前記像担持体は前記回転体によって帯電し、
帯電した前記像担持体が露光されることで前記像担持体に静電潜像が形成され、
前記像担持体に形成された静電潜像が前記現像装置によって現像されることで、前記像担持体に現像剤像が形成され、
前記像担持体に形成された現像剤像が記録媒体に転写されることで記録媒体に画像が形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置または画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジに用いられる回転体であって、
円筒状の回転軸を有し、
前記回転軸は、前記回転軸の回転軸線方向に沿って延びる第1端部と、前記回転軸線方向に沿って延び、かつ前記第1端部と前記回転軸の周方向において対向する第2端部と、を有し、
前記第1端部は、前記周方向において前記第2端部の方に突出した凸部を有し、
前記凸部は、
円弧状の丸みを有する凸形状の2つの角部と、
前記第2端部と前記周方向において接触する第1直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の一端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第2直線部と、
前記回転軸線方向において前記第1直線部の他端側に設けられ、前記第2端部と前記回転軸線方向において接触する第3直線部と、
を有し、
前記第2端部は、前記周方向において前記第1端部から離れる凹部を有し、
前記凹部は、
円弧状の丸みを有する凹形状の2つの角部と、
前記第1端部と前記周方向において接触する第4直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の一端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第5直線部と、
前記回転軸線方向において前記第4直線部の他端側に設けられ、前記第1端部と前記回転軸線方向において接触する第6直線部と、
を有し、
前記凸部と前記凹部は、互いに係合し、
前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、かつ、
前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合する際に、互いに対向するように配置され、
i)前記第1直線部と前記第4直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
ii)前記第2直線部と前記第5直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iii)前記第3直線部と前記第6直線部は、前記凸部と前記凹部が係合した状態で、互いに接触し、
iv)前記第1端部において、前記凸部を第1凸部としたとき前記第1凸部と隣り合う第2凸部との間の第7直線部と、前記第2端部において、前記凹部を第1凹部としたとき前記第1凹部と隣り合い前記第2凸部と対向する第2凹部との間の第8直線部と、が前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、互いに接触し、
v)前記凸形状の角部は、前記第1凸部と前記第1凹部が係合した状態で、前記凹形状の角部と隙間を介して対向することを特徴とする回転体。 - 前記第1凸部の形状と前記第1凹部の形状と、は共に矩形の形状であることを特徴とする請求項8に記載の回転体。
- 前記第1凸部の形状は、台形の形状であって、前記第1凸部が突き出す方向に向かうにつれて幅が狭くなる台形の形状であり、
前記第1凹部の形状は、前記第1凸部が嵌る台形の形状であることを特徴とする請求項8または9に記載の回転体。 - 前記回転軸は金属製であることを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の回転体。
- 前記回転体は、記録媒体に画像を形成するための像担持体を帯電する帯電ローラであることを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載の回転体。
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