JP7276240B2 - 車両状態監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両状態監視装置に関し、詳しくは、エンジンからの動力で走行する車両の状態を判定する判定装置を備える車両状態監視装置に関する。
従来、この種の車両状態監視装置としては、記憶装置(センシング部)と、判定装置(アナライズシステム)と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。記憶装置は、エンジンからの動力で走行する車両の状態に関する情報を記憶している。判定装置は、記憶装置に記憶されている情報を用いて車両の状態を判定(分析)している。この車両状態監視装置では、所定の時間間隔毎に、各種センサで得られた情報(データ)を収集し、記憶装置に既に記憶されている情報を新たに収集した情報で更新している。
特開2005-326380号公報
しかしながら、上述の車両状態監視装置では、所定の時間間隔毎に、記憶装置に記憶されている情報を更新することから、所定の時間より長く記憶装置に情報を保持することができない。長期に亘り情報を保持する手法としては、記憶装置に記憶している情報を更新することなく保持する手法が考えられる。しかしながら、記憶装置の記憶容量には限りがあることから、この手法では、記憶装置の記憶容量が不足する場合がある。
本発明の車両状態監視装置は、記憶装置に保存する情報量をより少なくすることを主目的とする。
本発明の車両状態監視装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両状態監視装置は、
エンジンからの動力で走行する車両に関する情報を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている前記情報を用いて前記車両の状態を判定する判定装置と、
を備える車両状態監視装置であって、
前記車両が所定距離を走行する毎に、前記エンジンの回転数と、前記エンジンの負荷率または燃料噴射率である燃料関連パラメータと、前記車両が前記所定距離を走行している最中における前記回転数および前記燃料関連パラメータでの前記エンジンの運転頻度と、の関係である頻度関係を、前記情報として前記記憶装置に保存する記憶制御装置、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両状態監視装置では、車両が所定距離走行する毎に、エンジンの回転数と、エンジンの負荷率または燃料噴射率である燃料関連パラメータと、車両が所定距離を走行している最中における回転数および燃料関連パラメータでのエンジンの運転頻度と、の関係である頻度関係を、情報として記憶装置に保存する。車両が所定距離走行する毎に、頻度関係を情報として記憶装置に保存する。この結果、エンジンの回転数や燃料関連パラメータをそのまま時系列で記憶装置に保存するものに比して、記憶装置に保存する情報量を少なくすることができる。
こうした本発明の車両状態監視装置において、前記記憶制御装置は、前記車両が前記所定距離を走行する毎に、前記回転数と、前記燃料関連パラメータと、前記回転数および前記燃料関連パラメータで前記エンジンを運転しているときの前記車両の現在地の高度の平均値との関係である高度関係を前記記憶装置に保存し、前記判定装置は、前記頻度関係と前記高度関係とを用いて前記エンジンのピストンに所定量以上のデポジットが堆積しているか否かを判定してもよい。こうすれば、記憶装置に保存する情報量を少なくしつつ、エンジンのピストンに所定量以上のデポジットが堆積しているか否かを判定できる。
また、本発明の車両状態監視装置において、前記記憶制御装置は、前記車両が前記所定距離を走行する毎に、前記回転数と、前記燃料関連パラメータと、前記回転数および前記燃料関連パラメータで前記エンジンを運転しているときの前記車両の車速の平均値と、の関係である車速関係を前記記憶装置に保存し、前記判定装置は、前記エンジンのオーバーヒートが生じたときには、前記頻度関係と前記車速関係とを用いて前記オーバーヒートの原因を判定してもよい。こうすれば、記憶装置に保存する情報量を少なくしつつ、エンジンのオーバーヒートの原因を判定できる。
本発明の一実施例としての車両状態監視装置を搭載した自動車10の構成の概略を示す構成図である。 ECU70により実行されるデポ堆積判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 ECU70により実行されるマップ作成ルーチンの一例を示すフローチャートである。 不揮発性メモリ72に保存される時系列データDATAの一例を示す説明図である。 基本マップMapbの一例を示す説明図である。 高度マップMaphの一例を示す説明図である。 ECU70により実行される原因判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての車両状態監視装置を搭載した自動車10の構成の概略を示す構成図である。実施例の自動車10は、図示するように、エンジン12と、エンジン12のクランクシャフト14に接続されると共にデファレンシャルギヤ62を介して駆動輪64a,64bに接続される変速機60と、ナビゲーション装置50と、車両全体の制御を行なう電子制御ユニット(以下、「ECU」という)70とを備える。実施例では、ECU70が「車両状態監視装置」に相当する。
エンジン12は、ガソリンや軽油などの燃料を用いて動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン12は、エアクリーナ22により清浄された空気を吸気管23に吸入してスロットルバルブ24を通過させると共に吸気管23のスロットルバルブ24よりも下流側で燃料噴射弁26から燃料を噴射し、空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブ28を介して燃焼室29に吸入し、点火プラグ30による電気火花によって爆発燃焼させる。そして、爆発燃焼によるエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト14の回転運動に変換する。燃焼室29から排気バルブ33を介して排気管34に排出される排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する触媒(三元触媒)を有する浄化装置35,36を介して外気に排出される。
ナビゲーション装置50は、図示しないが、装置本体と、GPSアンテナと、VICS(登録商標)アンテナと、ディスプレイとを備える。装置本体は、図示しないが、CPUやROM、RAM、記憶媒体、入出力ポート、通信ポートを有する。装置本体の記憶媒体には、地図情報などが記憶されている。地図情報には、サービス情報(例えば、観光情報や駐車場など)や、各走行区間(例えば、信号機間や交差点間など)の道路情報などがデータベースとして記憶されている。道路情報には、距離情報や、高度情報、幅員情報、車線数情報、地域情報(市街地や郊外、山岳地)、種別情報(一般道路や高速道路)、勾配情報、法定速度、信号機の数などが含まれる。GPSアンテナは、自車の現在地に関する情報(経度EP、緯度NP)を受信する。VICS(登録商標)アンテナは、情報センタから渋滞情報や規制情報、災害情報などを受信する。ナビゲーション装置50は、ユーザによるディスプレイの操作により目的地が設定されると、装置本体の記憶媒体に記憶された地図情報とGPSアンテナからの自車の現在地と設定された目的地とに基づいて自車の現在地から目的地までの走行予定ルートを設定し、設定した走行予定ルートをディスプレイに表示してルート案内を行なう。ナビゲーション装置50は、ECU70と通信ポートを介して接続されている。
ECU70は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUに加えて、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、データを不揮発に記憶する不揮発性メモリ72、入出力ポートを備える。ECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。
ECU70に入力される信号としては、例えば、エンジン12のクランクシャフト14の回転位置を検出するクランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrや、エンジン12の冷却水の温度を検出する水温センサ15からの冷却水温Twを挙げることができる。スロットルバルブ24のポジションを検出するスロットルポジションセンサ24aからのスロットル開度THや、吸気バルブ28を開閉するインテークカムシャフトや排気バルブ33を開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ16からのカム角θci,θcoも挙げることができる。吸気管23に取り付けられたエアフローメータ23aからの吸入空気量Qaや、吸気管23に取り付けられた温度センサ23bからの吸気温Ta、排気管34の浄化装置35よりも上流側に取り付けられた空燃比センサ37からの空燃比AFや、排気管34の浄化装置35と浄化装置36との間に取り付けられた酸素センサ38からの酸素信号O2も挙げることができる。ナビゲーション装置50からの地図情報や道路情報、自車の現在地に関する情報(経度EP、緯度NP)も挙げることができる。イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号IGや、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPも挙げることができる。アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。
ECU70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。ECU70から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブ24のポジションを調節するスロットルモータ24bへの制御信号や、燃料噴射弁26への制御信号、点火プラグ30への制御信号を挙げることができる。また、変速機60への制御信号も挙げることができる。
ECU70は、クランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrに基づいてエンジン12の回転数Neを演算している。また、ECU70は、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて負荷率(エンジン12の1サイクル当たりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを演算している。
こうして構成された実施例の自動車10では、ECU70は、アクセル開度Accや車速Vに基づいて変速機60の目標変速段Gs*を設定し、変速機60の変速段Gsが目標変速段Gs*となるように変速機60を制御する。また、アクセル開度Accや車速V、変速機60の変速段Gsに基づいてエンジン12の目標トルクTe*を設定し、設定した目標トルクTe*に基づいて、スロットルバルブ24の開度を制御する吸入空気量制御や、燃料噴射弁26からの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御、点火プラグ30の点火時期を制御する点火制御などを行なう。以下、燃料噴射制御について説明する。
燃料噴射制御では、ベース噴射量Qfbに各種補正量を加えて目標噴射量Qf*を設定し、設定した目標噴射量Qf*を用いて燃料噴射弁26を制御する。ここで、ベース噴射量Qfbは、燃焼室29内の混合気の空燃比を目標空燃比AF*(例えば、理論空燃比)とするための燃料噴射弁26の目標噴射量Qf*のベース値であり、エンジン12の負荷率KLに基づいて設定される。
次に、こうして構成された実施例の自動車10の動作、特に、エンジン12のピストン32上にデポジットが堆積しているか否かを判定する際の動作について説明する。図2は、ECU70により実行されるデポ堆積判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。本ルーチンは、所定距離Drefを走行する毎に実行される。ここで、所定距離Drefは、後述する基本マップMapb、高度マップMaphを作成する間隔として予め定めたものであり、例えば、8000km、10000km、12000kmなど、車両の1ヶ月間の走行距離の平均値として一般に認識されている距離である。なお、所定距離Drefは、車両の1ヶ月間の走行距離の平均値でなくてもよく、適宜定めればよい。
デポ堆積判定ルーチンが実行されると、ECU70の図示しないCPUは、基本マップMapbと高度マップMaphとを入力する処理を実行する(ステップS100)。基本マップMapb、高度マップMaph、図3のマップ作成ルーチンにより作成され、不揮発性メモリ72に保存されているマップである。ここで、基本マップMapb、高度マップMaphの作成方法について説明する。
図3は、ECU70により実行されるマップ作成ルーチンの一例を示すフローチャートである。マップ作成ルーチンは、繰り返し実行される。
マップ作成ルーチンが実行されると、ECU70のCPUは、エンジン12の回転数Neや負荷率KL、経度EP、緯度NPを入力して不揮発性メモリ72に保存する(ステップS200)。そして、マップ作成ルーチンの実行を開始してからの走行距離Dが所定距離Drefを超えているか否かを判定する(ステップS210)。走行距離Dが所定距離Dref以下であるときには、ステップS200へ戻り、走行距離Dが所定距離Drefを超えるまで、ステップS200、S210を繰り返す。したがって、ECU70は、走行距離Dが所定距離Drefを超えるまで入力したデータを時系列データDATAとして不揮発性メモリ72に保存する。図4は、不揮発性メモリ72に保存される時系列データDATAの一例を示す説明図である。図示するように、ステップS200で入力されるデータは、車両の走行に伴って秒単位で変化する。
ステップS210で走行距離Dが所定距離Drefを超えたときには、不揮発性メモリ72に記憶している時系列データDATAの回転数Neや負荷率KLを用いて基本マップMapbを作成して不揮発性メモリ72に保存する(ステップS220)。基本マップMapbは、エンジン12の回転数Neと、負荷率KLと、自動車10が所定距離Drefを走行する期間における回転数Neおよび負荷率KLでのエンジン12の運転頻度Feoと、の関係を示すマップである。基本マップMapbの作成は、エンジン12を運転している最中にエンジン12が取り得る回転数Neおよび負荷率KLを所定回転数dN(例えば、200rpm、400rpm、600rpm毎など)毎、所定率dKL(例えば、4%、5%、6%など)毎に複数の運転領域S11~Snm(「n」、「m」は、1以上の自然数)に区分けし、時系列データDATAから各運転領域S11~Snmに含まれる回転数Neおよび負荷率KLでのエンジン12の運転頻度(運転回数)Feoを導出し、運転領域S11~Snm毎に運転頻度Feoを不揮発性メモリ72に保存することにより行なわれる。図5は、基本マップMapbの一例を示す説明図である。
次に、不揮発性メモリ72に記憶している時系列データDATAの回転数Neや負荷率KLと緯度NP,経度EPとを用いて高度マップMaphを作成して不揮発性メモリ72に保存する(ステップS230)。高度マップMaphは、エンジン12の回転数Neと、負荷率KLと、車両が走行した地点の高度の平均値Hと、の関係を示すマップである。高度マップMaphの作成は、時系列データDATAから上述の運転領域S11~Snm毎での緯度NP,経度EPを導出し、導出した緯度NP、経度EPとナビゲーション装置50からの道路情報(高度情報)とから運転領域S11~Snm毎での高度の平均値Hを導出し、運転領域S11~Snm毎に平均値Hを不揮発性メモリ72に保存することで行なわれる。図6は、高度マップMaphの一例を示す説明図である。
こうして基本マップMapbと高度マップMaphとを作成したら、不揮発性メモリ72から時系列データDATAをクリアすると共に(ステップS240)、走行距離Dを値0にリセットして(ステップS250)、マップ作成ルーチンを終了する。こうして処理により、自動車10が所定距離Drefを走行する毎に、基本マップMapbと高度マップMaphとが作成される。新たな基本マップMapbと高度マップMaphとが作成されると、前に作成された基本マップMapbと高度マップMaphとは不揮発性メモリ72からクリアされずにそのまま保存される。したがって、不揮発性メモリ72には、走行距離Dが所定距離Dref毎の複数の基本マップMapbと複数の高度マップMaphとが記憶されることになる。例えば、所定距離Drefが10000kmであるときには、走行距離Dが0kmより高く10000km以下の期間での基本マップMapbおよび高度マップMaph、走行距離Dが10000kmより高く20000km以下の期間での基本マップMapbおよび高度マップMaph、走行距離Dが20000kmより高く30000km以下の期間での基本マップMapbおよび高度マップMaphなどが不揮発性メモリ72に保存される。
こうした複数の基本マップMapb、高度マップMaphのデータ容量は、時系列データDATAに比して小さい。例えば、各データが2バイトであり、0.01sec毎に各データ(回転数Ne,負荷率KL、緯度NP、経度EP)を時系列データDATAとして不揮発性メモリ72に保存すると仮定すると、1秒間で約0.8KB(=2バイト×4個×100(回))のデータ容量となる。自動車10の平均車速を50km/hとすると、10000km走行するための所要時間は200時間(=10000km÷50km/h)、即ち、720000秒となる。したがって、総走行距離が20万kmでの時系列データDATAのデータ容量は、およそ11.5GB(=0.8KB×720000秒×20)となる。これに対して、実施例において、所定距離Drefを10000kmとし、エンジン12の運転領域の全域が20×20分割(運転領域S11~Snmで「n」が値20、「m」が値20)とする場合、1つの運転領域で必要なデータ容量は8バイトであるから、1つの基本マップMapb当たり3.2KB(=8×20×20)のデータ容量が必要である。したがって、走行距離20万kmでの基本マップMapbのデータ容量は、640KB(=3.2KB×20)である。走行距離20万kmでの高度マップMaphのデータ容量は、基本マップMapbと同一で、640KBであることから、走行距離20万kmでの基本マップMapbと高度マップMaphとを併せたデータ容量は、時系列データDATAに比して少なくなる。このように、時系列データDATAを逐次不揮発性メモリ72からクリアにしつつ基本マップMapbと高度マップMaphとを不揮発性メモリ72に保存するから、不揮発性メモリ72に記憶するデータ容量(情報量)をより少なくすることができる。
図2のデポ堆積判定ルーチンのステップS100では、こうして作成された基本マップMapb、高度マップMaphを入力する。そして、高度マップMaphを用いてエンジン12の運転領域のうち低負荷高回転数領域での最大高度差ΔHmaxを設定すると共に基本マップMapbを用いて低負荷高回転数領域での運転頻度Fr1を設定する(ステップS110)。低負荷高回転数領域は、エンジン12の負荷率KLが比較的低い所定負荷率KLref(例えば、8%、10%、12%など)未満で、エンジン12の回転数Neが所定回転数Nref(例えば、2800rpm、3000rpm、3200rpm)以上の領域である。最大高度差ΔHmaxは、高度マップMaphから低負荷高回転数領域内の各運転領域での高度の平均値Hの最大値から最小値を減じた値としている。運転頻度Fr1は、基本マップMapbから低負荷高回転数領域内の各運転領域での運転頻度Feoの平均値として演算しされたものである。
続いて、設定した最大高度差ΔHmaxが閾値dHrefを超えているか否かと(ステップS120)、運転頻度Fr1が閾値Frefを超えているか否かと(ステップS130)を判定する。ここで、最大高度差ΔHmax、運転頻度Fr1を調べる理由について説明する。エンジン12の運転領域が低負荷高回転数領域であって高度の変化が大きい状態(例えば、坂を下っている状態など)が高頻度で繰り返される場合には、エンジン12のピストン32上にデポジットが成長しやすいことが判明している。したがって、エンジン12の運転領域が低負荷高回転数領域であるときの最大高度差ΔHmaxや運転頻度Fr1を調べることで、エンジン12のピストン32上にデポジットが堆積しているか否かを判定することができる。こうした理由から、ステップS120、S130では、最大高度差ΔHmax、運転頻度Fr1を調べている。したがって、ステップS120、S130は、自動車10の走行状態がエンジン12のピストン32上に所定量以上のデポジットが堆積しているか否かを判定する処理となっている。ここで、「閾値dHref」は、大きな高度差があるか否かを判定する閾値であり、例えば、100m、200m、300mなどに設定される。「閾値Fref」は、運転頻度が高いか否かを判定するための閾値であり、例えば、10回/月、20回/月、30回/月などに設定される。ここで、「所定量」は、エンジン12の性能の低下が開始されるデポジット量である。
ステップS120で最大高度差ΔHmaxが閾値dHref以下であるときや、ステップS120で最大高度差ΔHmaxが閾値dHrefを超えていてもステップS130で運転頻度Fr1が閾値Fref以下であるときには、自動車10の走行状態がエンジン12のピストン32上にデポジットが堆積しやすい状態ではなくデポジットがさほど堆積していないと判断して、本ルーチンを終了する。
ステップS120、S130で最大高度差ΔHmaxが閾値dHrefを超えていて且つ運転頻度Fr1が閾値Frefを超えているときには、自動車10の走行状態がエンジン12のピストン32上にデポジットが成長しやすい状態であったと判断して、デポジットが所定量以上堆積していると判定して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。こうしてデポジットが堆積していると判定したときには、デポジットを除去するための各種制御(例えば、図示しないオイルジェットからのピストン32へのオイル噴射など)を実行してもよいし、ユーザへ点検を促すために車室内の図示しない警告灯を点灯させてもよい。
以上説明した実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10によれば、所定距離Drefを走行する毎に、エンジン12の回転数Neと、エンジン12の負荷率KLと、所定距離Drefを走行している最中における回転数Neおよび負荷率KLでのエンジン12の運転頻度Feoと、の関係である基本マップMapbを、情報として不揮発性メモリ72に保存するから、不揮発性メモリ72に保存するデータ容量(情報量)をより少なくすることができる。
また、自動車10が所定距離Drefを走行する毎に、回転数Neと、負荷率KLと、回転数Neおよび負荷率KLでエンジン12を運転しているときの自動車10の現在地の高度の平均値Hとの関係である高度マップMaphを不揮発性メモリ72に保存し、基本マップMapbと高度マップMaphとを用いてエンジン12のピストン32に所定量以上のデポジットが堆積しているか否かを判定することにより、不揮発性メモリ72に保存するデータ容量(情報量)を少なくしつつ、エンジン12のピストン32上にデポジットが堆積しているか否かを判定できる。
実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10では、負荷率KLを用いて基本マップMapb、高度マップMaphを作成している。しかしながら、負荷率KLに代えて、燃料噴射率(単位時間当たりに噴射される燃料の量)を用いてもよい。
実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10では、図3に例示したステップS230で、高度マップMaphを作成している。しかしながら、高度マップMaphに加え、または、高度マップMaphに代えて、車速マップMapvを作成してもよい。車速マップMapvは、エンジン12の回転数Neと、負荷率KLと、回転数Neと負荷率KLとでエンジン12を運転したときの車速Vと、の関係を示すマップである。車速マップMapvの作成は、時系列データDATAから上述の運転領域S11~Snm毎に当該運転領域での車速Vの平均値Vavを求め、運転領域S11~Snm毎に平均値Vavを保存することで行なわれる。
基本マップMapbと車速マップMapvを用いることでエンジン12がオーバーヒートしたときにその原因を調べることができる。この場合、図2のデポ堆積判定ルーチンに代えて、図7の原因判定ルーチンを実行する。図7は、ECU70により実行される原因判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン12にオーバーヒートが生じたときに実行される。
原因判定ルーチンが実行されると、ECU70は、基本マップMapbと車速マップMapvとを入力し(ステップS300)、車速マップMapvを用いてエンジン12の運転領域のうち高負荷低回転数領域での平均車速Vav2を設定すると共に基本マップMapbを用いて高負荷低回転数領域での運転頻度Fr2を設定する(ステップS310)。高負荷低回転数領域は、エンジン12の負荷率KLが比較的高い所定負荷率KLref2(例えば、60%、70%、80%など)以上で、エンジン12の回転数Neが所定回転数Nref2(例えば、2500rpm、2600rpm、2700rpm)未満の領域である。平均車速Vav2は、車速マップMapvから高負荷低回転数領域内の各運転領域の車速V(平均値Vav)の平均値である。運転頻度Fr2は、基本マップMapbから高負荷低回転数領域内の各運転領域での運転頻度Feoの平均値として演算されたものである。
次に、車速マップMapvを用いてエンジン12の運転領域のうち低負荷高回転数領域での平均車速Vav3を設定すると共に基本マップMapbを用いて低負荷高回転数領域での運転頻度Fr3を設定する(ステップS320)。低負荷高回転数領域は、エンジン12の負荷率KLが比較的低い所定負荷率KLref3(例えば、8%、10%、12%など)未満で、エンジン12の回転数Neが所定回転数Nref3(例えば、2800rpm、3000rpm、3200rpm)を超えている領域である。平均車速Vav3は、車速マップMapvから低負荷高回転数領域の各運転領域の車速Vの平均値Vavの平均値である。運転頻度Fr3は、基本マップMapbから低負荷高回転数領域の各運転領域での運転頻度Fr3の平均値としている。
続いて、設定した平均車速Vav2が閾値Vref2未満であるか否かと(ステップS330)、運転頻度Fr2が閾値Fref2を超えているか否かと(ステップS340)を判定する。ここで、平均車速Vav2、運転頻度Fr2を調べる理由について説明する。自動車10が過積載であるときには、エンジン12の運転領域が高負荷低回転数領域であるのに車速Vが低い状態が高頻度で繰り返されて、エンジン12がオーバーヒートすることがある。したがって、エンジン12の運転領域が高負荷低回転数領域であるときの平均車速Vav2や運転頻度Fr2を調べることで、オーバーヒートの原因が自動車10の過積載であるか否かを判定することができる。こうした理由から、ステップS330、S340では、平均車速Vav2、運転頻度Fr2を調べている。したがって、ステップS330、S340は、オーバーヒートの原因が自動車10の過積載であるか否かを判定する処理となっている。ここで、「閾値Vref2」は、車速Vが低いか否かを判定するための閾値であり、例えば、10km/h、30km/h、50km/hなどに設定される。「閾値Fref2」は、運転頻度が高いか否かを判定するための閾値であり、例えば、20回/月、40回/月、60回/月などに設定される。
ステップS330、S340で平均車速Vav2が閾値Vref2未満であって且つ運転頻度Fr2が閾値Fref2を超えているときには、自動車10が過積載であると判断して、オーバーヒートの原因は過積載にあると判定して(ステップS350)、本ルーチンを終了する。
ステップS330で平均車速Vav2が閾値Vref2以上であるときや、ステップS330で平均車速Vav2が閾値Vref2以上であってもステップS340で運転頻度Fr2が閾値Fref2以下であるときには、自動車10が過積載ではないと判断して、続いて、設定した平均車速Vav3が閾値Vref3を超えているか否かと(ステップS360)、運転頻度Fr3が閾値Fref3を超えているか否かと(ステップS370)を判定する。ここで、平均車速Vav3、運転頻度Fr3を調べる理由について説明する。自動車10が高速走行しているときには、エンジン12の運転領域が低負荷高回転数領域であるのに車速Vが高い状態が高頻度で繰り返され、エンジン12がオーバーヒートすることがある。したがって、エンジン12の運転領域が低負荷高回転数領域であるときの平均車速Vav3や運転頻度Fr3を調べることで、オーバーヒートの原因が高速運転であるか否かを判定することができる。こうした理由から、ステップS360、S370では、平均車速Vav3、運転頻度Fr3を調べている。したがって、ステップS360、S370は、オーバーヒートの原因が高速運転であるか否かを判定する処理となっている。ここで、「閾値Vref3」は、車速Vが高いか否かを判定するための閾値であり、閾値Vref2より高い値であって、例えば、130km/h、150km/h、170km/hなどに設定される。「閾値Fref3」は、運転頻度が高いか否かを判定するための閾値であり、例えば、20回/月、40回/月、60回/月などに設定される。
ステップS360、S370で平均車速Vav3が閾値Vref3を超えていて且つ運転頻度Fr2が閾値Fref3を超えているときには、自動車10が高頻度で高速走行をしていると判断して、オーバーヒートの原因は高速走行であると判定して(ステップS380)、原因判定ルーチンを終了する。
ステップS360で平均車速Vav3が閾値Vref3以下であるときや、ステップS360で平均車速Vav3が閾値Vref3を超えていてもステップS370で運転頻度Fr3が閾値Fref3以下であるときには、オーバーヒートの原因は過積載でも高速走行でもないと判断して、原因判定ルーチンを終了する。こうした処理により、エンジン12のオーバーヒートの原因が過積載であるか否かや高速走行であるか否かを特定することができる。
実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10では、自動車10に搭載されたECU70により図2のデポ堆積判定ルーチンおよび図3のマップ作成ルーチンを実行している。しかしながら、ECU70を車外のクラウドサーバとデータをやりとり可能に構成し、図2のデポ堆積判定ルーチンおよび図3のマップ作成ルーチンの処理の一部や全てをクラウドサーバで行なってもよい。例えば、図3のマップ作成ルーチンを自動車10で実行し、図2のデポ堆積判定ルーチンをクラウドサーバで実行させてもよい。この場合、自動車10から基本マップMapbと高度マップMaphとをクラウドサーバに送信する。このとき、基本マップMapbおよび高度マップMaphは、データ容量が低減されているから、自動車10とクラウドサーバとの間の通信量が低減される。これにより、自動車10とクラウドサーバとの間の通信コストの低減を図ることができる。
実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10では、図2のデポ堆積判定ルーチンおよび図3のマップ作成ルーチンで、基本マップMapbと高度マップMaphとを作成すると共に基本マップMapbと高度マップMaphとを用いて自動車10の状態を判定している。しかしながら、基本マップMapbのみを作成して、基本マップMapbを用いて自動車10の状態を判定してもよい。
実施例の車両状態監視装置を搭載した自動車10では、基本マップMapbと高度マップMaphとを不揮発性メモリ72に保存している。しかしながら、基本マップMapbと高度マップMaphとを保存する記憶装置は、自動車10をシステム停止した後でもデータを保持可能な装置であれば如何なる装置を用いてもよい。
実施例では、本発明の車両状態監視装置を、モータを備えずにエンジン12の動力で走行する自動車に適用する場合について例示しているが、エンジン12からの動力とモータからの動力とにより走行可能なハイブリッド自動車に適用しても構わない。また、列車や建設機械など自動車とは異なる車両に適用しても構わない。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、不揮発性メモリ72が「記憶装置」に相当し、ECU70が「判定装置」に相当し、ECU70が「記憶制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両状態監視装置の製造産業などに利用可能である。
10 自動車、12 エンジン、14 クランクシャフト、14a クランクポジションセンサ、15 水温センサ、16 カムポジションセンサ、22 エアクリーナ、23 吸気管、23a エアフローメータ、23b 温度センサ、24 スロットルバルブ、24a スロットルポジションセンサ、24b スロットルモータ、26 燃料噴射弁、28 吸気バルブ、29 燃焼室、30 点火プラグ、32 ピストン、33 排気バルブ、34 排気管、35,36 浄化装置、37 空燃比センサ、38 酸素センサ、50 ナビゲーション装置、60 変速機、62 デファレンシャルギヤ、64a 駆動輪、70 電子制御ユニット(ECU)、72 不揮発性メモリ、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ。

Claims (2)

  1. エンジンからの動力で走行する車両に関する情報を記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶されている前記情報を用いて前記車両の状態を判定する判定装置と、
    を備える車両状態監視装置であって、
    前記車両が所定距離を走行する毎に、前記エンジンの回転数と、前記エンジンの負荷率または燃料噴射率である燃料関連パラメータと、前記車両が前記所定距離を走行している最中における前記回転数および前記燃料関連パラメータでの前記エンジンの運転頻度と、の関係である頻度関係と、前記回転数および前記燃料関連パラメータで前記エンジンを運転しているときの前記車両の現在地の高度の平均値との関係である高度関係と、を前記情報として前記記憶装置に保存する記憶制御装置
    を備え、
    前記判定装置は、前記頻度関係と前記高度関係とを用いて前記エンジンのピストンに所定量以上のデポジットが堆積しているか否かを判定する
    車両状態監視装置。
  2. 請求項記載の車両状態監視装置であって、
    前記記憶制御装置は、前記車両が前記所定距離を走行する毎に、前記回転数と、前記燃料関連パラメータと、前記回転数および前記燃料関連パラメータで前記エンジンを運転しているときの前記車両の車速の平均値と、の関係である車速関係を前記記憶装置に保存し、
    前記判定装置は、前記エンジンのオーバーヒートが生じたときには、前記頻度関係と前記車速関係とを用いて前記オーバーヒートの原因を判定する
    車両状態監視装置。
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