JP7274915B2 - ブレーキ付電動機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、ブレーキ付電動機に関する。
ブレーキ付電動機では、ディスク式ブレーキが、当該電動機の反負荷側に配置されている。この電動機では、反負荷側の軸受とブレーキディスクとの間にフェルトパッキンを配置することにより、軸受から漏洩する潤滑油がブレーキディスクに到達することを抑制していた。
特開2009-67522号公報
しかし、フェルトパッキンの回転摩耗による劣化により、潤滑油がフェルトパッキンから漏洩し、回転軸表面等を介してブレーキディスク表面に到達し、ブレーキを作動させた時にブレーキトルクが低下するという問題があった。
そこで、軸受の潤滑油がブレーキディスクに到達することを抑制し、ブレーキトルクの低下を抑制したブレーキ付電動機を提供する。
実施形態に係るブレーキ付電動機は、電動機本体と、前記電動機本体に格納された回転軸と、前記電動機本体の一端に配設された軸受ブラケットと、前記軸受ブラケットに設けられ、内部に潤滑油が保持され、前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、前記軸受ブラケットに配置され、ディスクを備えるディスクブレーキと、前記軸受と回転軸と前記軸受ブラケットの内壁とで形成され、前記軸受に連通する第1空間と、前記軸受内部の潤滑油を保持するための接触シール及び非接触シールと、を備え、前記接触シールは、その先端部が軸受の内壁に接触して設けられており、非接触シールは、その先端部が内壁に非接触で設けられており、前記接触シールは前記ディスク側に配置され、前記非接触シールはディスクとは反対側に配置され、前記回転軸は、前記第1空間に面する外周面に前記回転軸の周回りに沿って形成された凹部が設けられている。
第1実施形態に係るブレーキ付電動機の概略構成を示す一部縦断側面図 軸受の概略構成を示す拡大断面図 ブレーキ付電動機の概略構成を示す拡大断面図であり、図1の破線Aで示される部分を拡大した図 第2実施形態に係るブレーキ付電動機の概略構成を示す拡大断面図 第3実施形態に係るブレーキ付電動機の概略構成を示す拡大断面図 ラビリンス構造の概略構成を示す拡大断面図 第4実施形態に係るブレーキ付電動機の概略構成を示す拡大断面図
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明において、同様の部位には同様の符号を付し、説明は省略する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るブレーキ付電動機1ついて、図1から図3を参照して説明する。図1等に示す様に、ブレーキ付電動機1は、例えばエレベータかごの昇降に使用される回転電機である。ブレーキ付電動機1は、電動機本体2、綱車3、及びディスクブレーキ4を備えている。網車3は巻上機用負荷であり、ディスクブレーキ4は回転軸10の回転を制動するための制動装置として機能する。以下の説明において、電動機本体2について、綱車3が位置する方向を負荷側とし、ディスクブレーキ4が位置する方向を反負荷側とする。
電動機本体2は、例えば永久磁石形同期電動機を主として構成される。電動機本体2は、例えばインバータ制御されることにより駆動される。電動機本体2は、固定子5と回転子6とを内部に格納して備えている。固定子5は、多数の鋼板を積層して円筒状に形成された固定子鉄心7と、固定子鉄心7の内周側に巻回された巻線8とから構成されている。
回転子6は、固定子5の内周側に隙間を介して配置された多数の鋼板からなる回転子鉄心9と、回転子鉄心9の内部或いは外周面に固定された図示しない永久磁石と、回転子鉄心9の中心部に挿入固定された回転軸10とから構成されている。回転軸10の負荷側軸受ブラケット15から外側に突出する端部10aには、綱車3が連結されている。この綱車3の外周部には、エレベータのかごを吊るすための図示しない網が掛けられる。
反負荷側軸受ブラケット16は軸受固定板取付用通しボルト20により電動機本体2の一端に固定されている。反負荷側軸受ブラケット16の反負荷側端部には、回転子6に制動力を加えるためのディスクブレーキ4が設けられている。ディスクブレーキ4において、回転軸10の反負荷側の端部には、ディスク22が配置されている。ディスク22は、回転軸10の軸方向に溝切して設けられた図示しないスプラインに、軸方向に摺動可能に係合されている。
ディスク22は、これにより回転軸10の回転と共に回転し、且つ、後述するアマチャ24の押圧によって回転軸10の軸方向に沿って移動可能となるように構成されている。ディスク22と回転軸10の間には隙間が存在しており、この隙間を通過して、図3中の矢印で示されるように、ディスク22の表裏方向に潤滑油が移動することが可能である。
ディスクブレーキ4の負荷側であって、ディスク22の反負荷側には、アマチャ24が設けられている。アマチャ24は、ディスクブレーキ4内に設けられた図示しない電磁コイルとばねによって軸方向に往復移動可能に構成されている。アマチャ24のディスク22に対向する部分にはパッド部26が設けられている。反負荷側軸受ブラケット16のディスク22に対向する部分にはパッド部27が設けられている。ディスク22は、パッド部26、27により挟まれて配置されている。
前記図示しないばねはアマチャ24をディスク22側に付勢するように構成されている。図示しない電磁コイルは通電状態でアマチャ24を反負荷側すなわちばね25bの付勢力反する方向に吸引することにより、ディスク22に制動力が及ばないようにしている。電磁コイルが断電した状態では、ディスクブレーキ4内のばねの付勢力によってアマチャ24がディスク22を押圧されるようになっている。これによってディスク22が負荷側に移動して、ディスク22がパッド部26と27により挟まれるようにして当接し、これらの摩擦力によってディスク22に制動力が生じる。このようにして回転軸10の回転が制動される。
電動機本体2において、固定子5の両端部に負荷側軸受ブラケット15、及び反負荷側軸受ブラケット16が配設されている。負荷側軸受ブラケット15は電動機本体2の負荷側に位置し、反負荷側軸受ブラケット16は反負荷側に位置している。反負荷側軸受ブラケット16内には、ベアリング18aで構成された軸受18が各々支持されている。負荷側軸受ブラケット15内にも図示しない軸受が存在しているがここでは説明は省略する。軸受18内にはグリスなどの油脂分である潤滑油が保持されている。回転子6の回転軸10は軸受18により回転自在に支持されている。
図2に示す様に、軸受18の内部にはベアリング18aを備えている。軸受18の内部にはベアリング18aと軸受本体18bとの間に形成された空間18eを備えており、空間18eに潤滑油が封入されている。軸受18内には接触シール18c及び非接触シール18dが設けられている。接触シール18cはディスク22側すなわち反負荷側に設けられており、非接触シール18dはディスク22の反対側すなわち負荷側に配置されている。
接触シール18c及び非接触シール18dは空間18e内の潤滑油が外部に漏洩しないようにシーリングするものである。接触シール18cの先端部18hと、軸受18の内壁18fとは接触しているため、潤滑油が密閉されて外部に漏洩しにくいが、非接触シール18dの先端部18iは、空間18eの内壁18fとの間に隙間18gが構成されるため、潤滑油が外部に漏洩する場合がある。
また、ブレーキ付電動機1の運転直後に、軸受18の内部の温度が冷え、軸受18の外部の温度が高い場合に、軸受18の内外圧差が生じる。この内外圧差により、軸受18の内部の潤滑油が外部に漏洩しやすくなる。ここで、片側に非接触シール18dを用いると、軸受18の内外圧差が生じなく、潤滑油が軸受18の外部に急激に流出することがなくなる。また、非接触シール18dを用いると、ブレーキ付電動機1のメカロスが低減される。
軸受18内の潤滑油は、軸受18から漏洩し、図3等に記載した矢印で示す経路により移動し、ディスク22まで到達する可能性があるが、非接触シール18dはブレーキ付電動機1の負荷側に設けられているので、潤滑油はディスク22側に漏洩しにくくなっている。また、回転軸10の周囲にカラー状に設けられたフェルトパッキン25は、軸受18から漏洩する潤滑油がブレーキディスクに到達することを抑制するために設けられている。
図3に示すように、反負荷側軸受ブラケット16は、軸受18の反負荷側に位置して、回転軸10と反負荷側軸受ブラケット16の内壁16aと軸受18により構成される第1空間30を備えている。第1空間30は軸受18に隣接しており、軸受18から潤滑油が漏洩すると、潤滑油は第1空間30に移動する。第1空間30の底部には第1空間30と外部とを連通する第1ドレン穴31が設けられている。第1空間30に移動してきた潤滑油は、第1ドレン穴31を通過して機外に排出される。この構成により、潤滑油がディスク22方向に移動することを抑制することができる。
また、第1空間30に面する回転軸10には、回転軸10の周回りに沿って形成された凹部38が設けられている。回転軸10に凹部38が形成されたことにより凹部38から見てディスク22方向には壁が形成されるため、潤滑油が回転軸10表面に沿ってディスク22方向に移動することを立体的に抑制することができる。また、凹部38によって行く手を阻まれた潤滑油が重力によって第1ドレン穴31方向に移動するため、潤滑油の外部への排出が促進される。
また、回転軸10と、反負荷側軸受ブラケット16の外壁16bと、ディスク22との間には、第2空間32が形成されている。図3の矢印で示す様に、第1空間30に到達した潤滑油は、回転軸10と反負荷側軸受ブラケット16との間の隙間を通過して、第2空間32に到達する場合がある。
第2空間32の底部には、第2空間32と外部と連通する第2ドレン穴33が設けられている。第2空間32に移動してきた潤滑油は、第2ドレン穴33を通過して外部に排出される。この構成により、潤滑油がディスク22方向に移動することを抑制することができる。
更に、第2ドレン穴33のディスク22側に隣接した領域には、回転軸10方向に凸形状となる堰部36が設けられている。潤滑油のディスク22側への移動が、堰部36の立体的効果により抑制される。この構成により、潤滑油がディスク22方向に移動することを抑制することができ、潤滑油のディスク22への到達を抑制することができる。
第1実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば以下の効果を奏する。
軸受18において、接触シール18cは反負荷側に設けられており、非接触シール18dは負荷側に設けられているため、軸受18内の潤滑油が反負荷側方向に漏洩しにくくなる。これにより、潤滑油のディスク22方向への移動を抑制することができる。
また、軸受18から漏洩する潤滑油は、軸受18の反負荷側に位置して、回転軸10と反負荷側軸受ブラケット16の内壁16aと軸受18により構成される第1空間30に移動するが、第1空間30の底部には第1空間30と外部とを連通する第1ドレン穴31が設けられている。第1空間30に移動してきた潤滑油は、第1ドレン穴31を通過して機外に排出される。
また、第1空間30に面する回転軸10には、回転軸10の周回りに沿って凹部38が設けられているため、潤滑油が回転軸10表面に沿ってディスク22方向に移動することを立体的に抑制することができる。
また、回転軸10と、反負荷側軸受ブラケット16の外壁16bと、ディスク22との間に形成された第2空間32の底部には、第2空間32と外部と連通する第2ドレン穴33が反負荷側軸受ブラケット16に設けられているため、潤滑油が第2ドレン穴33を通過して外部に排出される。これにより、潤滑油がディスク22方向に移動することを抑制することができる。
更に、第2ドレン穴33のディスク22側に隣接した領域には堰部36が設けられているため、堰部36の立体的効果により潤滑油がディスク22側に移動することが抑制される。
上記構成により、軸受18から漏洩した潤滑油がディスク22方向に移動することを抑制することができる。これにより、ディスク22に潤滑油が付着することが抑制されるため、ブレーキトルクの低下が抑制されたブレーキ付電動機1を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図4を参照して説明する。図4において第1実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図4に示すように、第1空間30に面する回転軸10の周回りに沿って油切りカラー40が設けられている。油切りカラー40は回転軸10の周回りに沿って、回転軸10の径方向外側に凸となるように突出するリング形状の部材である。油切りカラー40の先端部には端面に対して窪んだ形状の凹部40aが形成されている。
軸受18から回転軸10表面を移動してきた潤滑油は、油切りカラー40の立体的効果によりディスク22方向に移動することが抑制される。また、油切りカラー40の先端部に設けられた凹部40aの立体的効果により、潤滑油が油切りカラー40表面に沿ってディスク22側に移動することが抑制される。
第2実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば、第1実施形態に係るブレーキ付電動機1と同様の効果を奏する。油切りカラー40及び凹部40aにより、潤滑油のディスク22への移動が更に抑制される。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図5及び図6を参照して説明する。図5及び図6において第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図5及び図6に示すように、第1空間30に面する反負荷側軸受ブラケット16の内壁16aに形成された凹凸部16cと、当該凹凸と噛合うように形成された凹凸部42aを備えるグリースバルブ42を設けることにより、潤滑油の移動経路Rに凹凸部16cと凹凸部42aにより形成されるいわゆるラビリンス構造46を設ける。グリースバルブ42は、回転軸10の周回りに沿ってカラー状に設けられており、例えばゴムにより形成されている。グリースバルブ42はリング形状の部材である。
第3実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば、第1実施形態及び第2実施形態に係るブレーキ付電動機1と同様の効果を奏する。潤滑油の移動経路Rにラビリンス構造46が形成されることにより、第1空間30内の潤滑油のディスク22方向への移動が抑制される。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について図7を参照して説明する。図7において第1実施形態から第3実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図7に示すように、第1空間30に面する回転軸10の周回りに沿ってカラー状に形成されたVリング48が設けられている。Vリング48は回転軸10の周回りに沿って設けられた部材であり、回転軸10の径方向外側に凸となるように突出するリング形状の部材である。さらに、Vリング48の先端部はV字形状に凹部が形成されたV字凹部48aが形成されており、V字凹部48aには先端に向かうほど厚さが薄くなる舌部48bが形成されている。ディスク22側の舌部48bは、反負荷側軸受ブラケット16の内壁16a方向に付勢されて、内壁16aに弾性的に当接するようにして配置されている。
Vリング48に設けられたV字凹部48aの立体的効果により、第1空間30に流出した潤滑油がディスク22方向に移動することが抑制される。また、第1空間30内からディスク22方向に移動する潤滑油の移動経路に、V字凹部48aが形成されたVリング48が存在するため、潤滑油のディスク22方向への移動が抑制される。更に、内壁16aに弾性的に当接する舌部48bが存在するため、潤滑油のディスク22方向への移動が更に抑制される。
また、第1空間30に面する内壁16aには、段差となる内壁段部16dが設けられている。この内壁段部16dが潤滑油の移動経路に存在するため、ディスク22方向への潤滑油の移動が抑制される。
第4実施形態に係るブレーキ付電動機1によれば、第1実施形態及び第2実施形態に係るブレーキ付電動機1と同様の効果を奏する。また、Vリング48、Vリング48に設けられたV字凹部48a、内壁16aに接触するように構成された舌部48b、及び内壁段部16dにより、潤滑油のディスク22方向への移動を抑制する効果が更に向上する。
以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態に係るブレーキ付電動機1は、エレベータに使用される場合を想定して説明したが、これに限る意図はない。例えば、クレーン等、様々な機器の巻下げ機にも適用できる。また、上記実施形態では一枚のディスク22を備えるディスクブレーキ4を例示して説明したが、これに限定されない。ディスク22の枚数はブレーキ付電動機1の用途に応じて任意の数を備えることができる。
1…ブレーキ付電動機、4…ディスクブレーキ、10…回転軸、反負荷側軸受ブラケット16、16a…内壁、16b…外壁、16c…凹凸部、16d…内壁段部、18…反負荷側軸受、18a…ベアリング、18c…接触シール、18d…非接触シール、18e…空間、18f…内壁、18g…隙間、18h、18i…先端部、22…ディスク、30…第1空間、31…第1ドレン穴、32…第2空間、33…第2ドレン穴、36…堰部、38…凹部、40…油切りカラー、40a…凹部、42…グリースバルブ、46…ラビリンス構造、48…Vリング、48a…V字凹部、48b…舌部

Claims (8)

  1. 電動機本体と、
    前記電動機本体に格納された回転軸と、
    前記電動機本体の一端に配設された軸受ブラケットと、
    前記軸受ブラケットに設けられ、内部に潤滑油が保持され、前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受ブラケットに配置され、ディスクを備えるディスクブレーキと、
    前記軸受と回転軸と前記軸受ブラケットの内壁とで形成され、前記軸受に連通する第1空間と、
    前記軸受内部の潤滑油を保持するための接触シール及び非接触シールと、
    を備え、
    前記接触シールは、その先端部が軸受の内壁に接触して設けられており、非接触シールは、その先端部が内壁に非接触で設けられており、
    前記接触シールは前記ディスク側に配置され、前記非接触シールはディスクの反対側に配置され
    前記回転軸は、前記第1空間に面する外周面に前記回転軸の周回りに沿って形成された凹部が設けられているブレーキ付電動機。
  2. 前記軸受ブラケットには前記第1空間と外部を連通する第1ドレン穴が設けられている請求項1に記載のブレーキ付電動機。
  3. 前記回転軸と、軸受ブラケットと、ディスクとで形成された第2空間が設けられ、
    前記軸受ブラケットには前記第2空間と外部を連通する第2ドレン穴が設けられている請求項1または2に記載のブレーキ付電動機。
  4. 前記第1空間に面する前記回転軸の周回りに沿ってカラー状に油切りカラー設けられる請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
  5. 前記油切りカラーの端部には凹部が設けられている請求項4に記載のブレーキ付電動機。
  6. 前記第1空間に面する反負荷側軸受ブラケットの内壁に形成された凹凸部と、当該凹凸と噛合うように凹凸が形成され、且つ回転軸の周回りに沿ってカラー状に設けられグリースバルブによりラビリンス構造が形成される請求項1から3の何れかに記載のブレーキ付電動機。
  7. 前記第1空間に面する前記回転軸の周回りに沿ってカラー状に設けられた、端部がV字形状となるように凹部が形成されていることにより舌部が形成されたVリングを備える請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
  8. 前記舌部は反負荷側軸受ブラケットの内壁に当接する請求項7に記載のブレーキ付電動機。
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