JP2017040307A - 回転伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝達トルクを低下させることなく磁界無印加時の引きずり損失が低減した回転伝達装置を提供する。
【解決手段】ハウジング11とロータ12との間の径方向空間27は格納空間28を含む。格納空間28の径方向幅S1は、ハウジング11とロータ12との間の軸方向隙間26の軸方向幅S2よりも大きい。格納空間28は、コイル14の非通電時に軸方向隙間26から離れた磁性粒子を格納する。これによりコイル14の非通電時、軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度が低くなる。引きずり損失は上記濃度に比例することから、上記濃度が低くなると引きずり損失が低減する。一方、コイル14の通電時、軸方向隙間26に磁界が印加されると、格納空間28の磁性粒子が軸方向隙間26に吸い込まれ、軸方向隙間26の磁性粒子の濃度が高まり、ロータ12とハウジング11との間でトルクが十分に伝達される。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転伝達装置に関する。
従来、磁気粘性流体等の機能性流体を利用した回転伝達装置が知られている。特許文献1には、電磁石が組み込まれた中空状のハウジングと、ハウジング内に設けられる円板状のロータと、ハウジングとロータとの隙間に設けられた磁気粘性流体と、を備える回転制動装置が開示されている。この回転制動装置では、電磁石が通電されると、主にロータのディスクと電磁石のヨークとの隙間にある磁気粘性流体が磁化し、この磁化した磁気粘性流体を介してロータとハウジングとの間で回転が伝達される。
特開2011−202745号公報
ところで、磁界中に置かれると磁化する磁気粘性流体等の機能性流体は、磁化していないときであっても比較的大きな粘性を持っている。そのため、磁界の無印加時、機能性流体の粘りによる引きずり損失が大きいという問題がある。
これに対して、ロータとハウジングとの隙間を広くすることによって引きずり損失を小さくすることが考えられる。しかし、ロータとハウジングとの隙間を広くすると、磁界の印加時にロータとハウジングとの間で伝達されるトルクが小さくなるという欠点がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、伝達トルクを低下させることなく磁界無印加時の引きずり損失を低減させた回転伝達装置を提供することである。
本発明による回転伝達装置は、中空状のハウジングと、ハウジング内に設けられているロータと、ハウジングとロータとの間の軸方向隙間に及ぶ磁界を通電により発生させるコイルと、ハウジング内に設けられている機能性流体と、を備える。機能性流体は、コイルが磁界を発生させると、基液中の磁性粒子が前記軸方向隙間で軸方向へ連なりハウジングとロータとの締結力を増加させる。回転伝達装置は、コイルの通電をオンオフすることにより、ロータとハウジングとの間で回転を伝達する回転伝達状態、および、回転伝達を遮断する遮断状態を切り替える。
また、ハウジングとロータとの間の径方向空間は、径方向の幅が前記軸方向隙間の軸方向の幅よりも大きい格納空間を含む。この格納空間は、コイルの非通電時に前記軸方向隙間から離れた磁性粒子を格納する。
このように構成することで、コイルの非通電時、前記軸方向隙間の機能性流体中に含まれる磁性粒子の濃度が低くなる。引きずり損失は上記磁性粒子の濃度に比例することから、上記磁性粒子の濃度が低くなると引きずり損失が低減する。一方、コイルの通電時、軸方向隙間に磁界が印加されると、格納空間の磁性粒子が前記軸方向隙間に吸い込まれて、当該軸方向隙間の機能性流体中に含まれる磁性粒子の濃度が高まり、機能性流体を介してロータとハウジングとの間でトルクが十分に伝達される。
したがって、本発明によれば、伝達トルクを低下させることなく磁界無印加時の引きずり損失を低減することができる。
本発明の第1実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル通電による回転伝達状態を示す図である。 図1の回転伝達装置のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル非通電による遮断状態を示す図である。 図3の回転伝達装置のIV−IV線断面図である。 本発明の第2実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル非通電による遮断状態を示す図である。 図5の回転伝達装置のVI−VI線断面図である。 本発明の第3実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル非通電による遮断状態を示す図である。 本発明の第4実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル通電による回転伝達状態を示す図である。 本発明の第5実施形態による回転伝達装置の横断面図であって、コイル非通電による遮断状態を示す図である。 本発明の他の実施形態による回転伝達装置の縦断面図であって、コイル非通電による遮断状態を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態による回転伝達装置について図1〜図4を参照して説明する。
回転伝達装置10は、ハウジング11、ロータ12、シャフト13、コイル14、および、磁気粘性流体15等を備えている。
ハウジング11は中空状に形成されている。本実施形態では、ハウジング11は、磁性材料からなるヨーク部21と、非磁性材料からなる収容部22とを有する。ヨーク部21は、筒部23と、筒部23の両端部を塞ぐ一対の側壁部24とを形成している。収容部22については後述する。
ロータ12は、ハウジング11内に設けられている磁性体の回転板であり、ハウジング11に対して相対回転可能に設けられている。
シャフト13は、ロータ12に固定されており、一方の側壁部24を貫通してハウジング11外へ突き出している。シャフト13の外壁と一方の側壁部24の開口部の内壁との間にはシール軸受25が設けられている。シール軸受25は、ハウジング11の内部と外部とを液密にシールしつつ、シャフト13を回転可能に支持している。
コイル14は、ハウジング11の側壁部24とロータ12との間の軸方向隙間26に及ぶ磁界を通電により発生させる。本実施形態では、コイル14は、ハウジング11の筒部23の内側に設けられており、周方向へ巻かれた環状のコイルである。
磁気粘性流体15は、基液としてのオイル、および、磁性粒子を含む機能性流体である。磁気粘性流体15は、ハウジング11内、すなわちハウジング11とロータ12との間に区画された流体室に充填されている。磁気粘性流体15は、コイル14が磁界を発生させると、基液中の磁性粒子が軸方向隙間26で軸方向へ連なって粒子クラスタを形成する。これにより、磁気粘性流体15は、擬似的に粘性が増大した状態になり、ハウジング11とロータ12との締結力を増加させる。
軸方向隙間26で磁性粒子が粒子クラスタを形成した状態においてロータ12およびハウジング11の一方が回転すると、粒子クラスタに引きずられるようにして他方が回転し、ハウジング11とロータ12との間で回転が伝達される。回転伝達装置10は、ハウジング11とロータ12との間で回転を伝達する回転伝達状態、および、回転の伝達を遮断する遮断状態を切り替えるクラッチとして用いられる。
続いて、回転伝達装置10の特徴的な構成について説明する。
ハウジング11とロータ12との間には、軸方向隙間26および径方向空間27が区画されている。径方向空間27は、径方向幅S1が軸方向隙間26の軸方向幅S2よりも大きい格納空間28を含む。この格納空間28は、コイル14の非通電時に軸方向隙間26から離れた磁性粒子を格納する。本実施形態では、格納空間28は周方向の一部に設けられており、回転伝達装置10は、格納空間28が重力方向で下方に位置するよう設置される。これにより、コイル14の通電が停止すると、軸方向隙間26にある磁性粒子は重力により下方へ移動して格納空間28に集まる。
図1〜図4において軸方向隙間26および径方向空間27のうち斑点が描かれた領域は、磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度が比較的高いことを示している。つまり、図1、図2においては軸方向隙間26が上記濃度の比較的高い領域である。また、図3、図4においては格納空間28が上記濃度の比較的高い領域である。
コイル14は、径方向空間27に対して径方向の外側に設けられている。ハウジング11の収容部22は、ロータ12とコイル14との間に設けられており、ロータ12の外壁との間に格納空間28を区画している凹部29を有する。
ハウジング11のヨーク部21は、コイル14に対して径方向の外側の位置から、軸方向隙間26に隣接する位置まで延びている。径方向においてコイル14とロータ12との間には、径方向空間27のみ、または、径方向空間27および収容部22のみが設けられている。収容部22の厚みtは、軸方向隙間26の軸方向幅S2よりも大きい。ヨーク部21は、コイル14の通電時にロータ12とともに磁気回路を形成する。
続いて、回転伝達装置10の作用効果について説明する。
図1、図2に示すように、回転伝達状態では、コイル14に通電されることにより、コイル14を中心とする磁気回路が形成される。この磁気回路に沿う磁力線MLは、ヨーク部21とロータ12との間すなわち軸方向隙間26を軸方向へ通過する。このとき、磁気粘性流体15中の磁性粒子は軸方向隙間26に磁気吸引され、軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度が高まり、磁気粘性流体15を介してロータ12とハウジング11との間でトルクが十分に伝達される。
一方、図3、図4に示すように、遮断状態では、コイル14への通電が停止されることにより磁気回路が消失し、磁気粘性流体15中の磁性粒子を軸方向隙間26に留める磁気吸引力が失われる。このとき、磁性粒子は重力方向で下方へ沈殿して格納空間28に集まる。これにより、軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度が低くなる。ロータ12が回転するときの引きずり損失は、軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度に比例することから、上記磁性粒子の濃度が低くなると引きずり損失が低減する。
このように第1実施形態では、ハウジング11とロータ12との間の径方向空間27に格納空間28が含まれ、コイル14の非通電時に軸方向隙間26から離れた磁性粒子が格納空間28に格納される。そのため、コイル14の非通電時に軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度を低くすることができる。また、コイル14の通電時には格納空間28の磁性粒子は軸方向隙間26に磁気吸引され、軸方向隙間26の磁気粘性流体15中に含まれる磁性粒子の濃度を高くすることができる。したがって、伝達トルクを低下させることなく磁界無印加時の引きずり損失を低減することができる。
また、第1実施形態では、コイル14は、径方向空間27に対して径方向の外側に設けられている。そして、ハウジング11は、非磁性材料からなる収容部22と、磁性材料からなるヨーク部21とを有する。収容部22は、ロータ12の外壁との間に格納空間28を区画している凹部29を有する。ヨーク部21は、コイル14に対して径方向の外側の位置から軸方向隙間26に隣接する位置まで延びている。これにより、コイル14の通電時に収容部22は磁化しない。したがって、コイル14の通電時、格納空間28外において磁化されたヨーク部21とロータ12との間の軸方向隙間26に磁性粒子を磁気吸引させることができる。
また、第1実施形態では、径方向においてコイル14とロータ12との間には、径方向空間27のみ、または、径方向空間27および収容部22のみが設けられている。つまり、径方向においてコイル14とロータ12との間には磁性体が存在しない。これにより、コイル14の通電時に磁束がコイル14のすぐ内側を通って磁気短絡することがない。したがって、軸方向隙間26に十分大きな磁気吸引力を発生させることができる。
また、第1実施形態では、収容部22の厚みtは、軸方向隙間26の軸方向幅S2よりも大きい。これにより、コイル14の通電時に磁束が収容部22を通って磁気短絡することを抑制できる。したがって、軸方向隙間26に十分大きな磁気吸引力を発生させることができる。
また、第1実施形態では、格納空間28は周方向の一部に設けられている。そのため、回転伝達装置10をコンパクトに構成することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態では、図5、図6に示すように、収容部31は、周方向へ延びよう環状に形成されている。ロータ12の外壁との間に格納空間32を区画している凹部33は、環状溝である。格納空間32は、周方向へ延びる環状の空間である。
このように格納空間32がロータ12の全周に設けられてもよい。それでも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第2実施形態によれば、格納空間32の周方向位置を気にせずに回転伝達装置を設置することができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態では、図7に示すように、軸方向隙間41は、格納空間28に近いほど軸方向の幅が段階的に大きくなる。これにより、格納空間28にある磁性粒子が軸方向隙間41へ移動しやすくなっている。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態では、図8に示すように、ハウジング51のヨーク部52および収容部53は、軸方向の幅が比較的大きく形成されている。そして、ロータ12は、軸方向へ間隔を空けて複数設けられている。各ロータ12間には、ハウジング51に固定された磁性プレート54が設けられている。このように多板構造のクラッチであっても、格納空間55が設けられていることによって第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態では、図9に示すように、ロータ61の外壁部には、周方向と交差する方向へ延びる突起62が形成されている。これにより、格納空間28が重力方向下方に位置していなくても、回転するロータ61から付与される遠心力により磁性粒子が突起62により外側へ飛ばされることによって、磁性粒子を格納空間28に集めることができる。したがって、格納空間28の周方向位置を気にせずに回転伝達装置を設置することができる。
<他の実施形態>
本発明の他の実施形態では、磁気粘性流体(Magneto Rheological Fluid)に代えて、磁性流体(Magnetic Fluid)等の他の機能性流体が用いられてもよい。
本発明の他の実施形態では、格納空間は、周方向において複数箇所に設けられてもよい。
第3実施形態では、軸方向隙間41は、格納空間28に近いほど軸方向の幅が段階的に大きくなっていた。これに対して、本発明の他の実施形態では、軸方向隙間は、格納空間に近いほど軸方向の幅が連続的に大きくなっていてもよい。
本発明の他の実施形態では、格納空間の軸方向の幅は、ハウジングが有する一対の側壁部の間隔以下であってもよい。
本発明の他の実施形態では、図10に示すように、ハウジングの収容部は、径方向内側の開口縁部からロータ側に向かって突き出す突出部を有していてもよい。これにより、コイル通電時、ロータを迂回して格納空間を通るように磁気回路が形成されることを抑制し、磁力線が確実に軸方向隙間を通るようにすることができる。
本発明の他の実施形態では、ロータの回転板は、少なくとも外周部が磁性体であれば、その他の部分は非磁性体であってもよい。
本発明の他の実施形態では、非磁性材料は、樹脂に限らず、例えば非磁性の金属などであってもよい。
本発明の他の実施形態では、回転伝達装置は、回転部材と非回転部材との間に設けられるブレーキとして用いられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
11、51・・・ハウジング
12、61・・・ロータ
14・・・コイル
15・・・磁気粘性流体(機能性流体)
26、41・・・軸方向隙間
27・・・径方向空間
28、32、55・・・格納空間

Claims (9)

  1. 中空状のハウジング(11、51)と、
    前記ハウジングに対して相対回転可能なよう当該ハウジング内に設けられているロータ(12、61)と、
    前記ハウジングと前記ロータとの間の軸方向隙間(26、41)に及ぶ磁界を通電により発生させるコイル(14)と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記コイルが磁界を発生させると、基液中の磁性粒子が前記軸方向隙間で軸方向へ連なり前記ハウジングと前記ロータとの締結力を増加させる機能性流体(15)と、
    を備え、前記コイルの通電をオンオフすることにより、前記ロータと前記ハウジングとの間で回転を伝達する回転伝達状態、および、回転伝達を遮断する遮断状態を切り替える回転伝達装置であって、
    前記ハウジングと前記ロータとの間の径方向空間(27)は、径方向の幅(S1)が前記軸方向隙間の軸方向の幅(S2)よりも大きくなるよう形成された格納空間(28、32、55)を含み、
    前記格納空間は、前記コイルの非通電時に前記軸方向隙間から離れた前記磁性粒子を格納することを特徴とする回転伝達装置。
  2. 前記コイルは、前記径方向空間に対して径方向の外側に設けられ、
    前記ハウジングは、非磁性材料からなり、前記ロータの外壁との間に前記格納空間を区画している凹部(29)を有する収容部(22、31、53)と、磁性材料からなり、前記コイルに対して径方向の外側の位置から前記軸方向隙間に隣接する位置まで延びているヨーク部(21、52)と、を有することを特徴とする請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 径方向において前記コイルと前記ロータとの間には、前記径方向空間のみ、または、前記径方向空間および前記収容部のみが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転伝達装置。
  4. 前記収容部の厚みは、前記軸方向隙間の軸方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2または3に記載の回転伝達装置。
  5. 前記格納空間は周方向の一部に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転伝達装置。
  6. 前記軸方向隙間(41)は、前記格納空間に近いほど軸方向の幅が大きくなっていることを特徴とする請求項5に記載の回転伝達装置。
  7. 前記格納空間(32)は、周方向へ延びる環状の空間であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転伝達装置。
  8. 前記ロータは、軸方向へ間隔を空けて複数設けられ、
    各前記ロータの間に設けられ、前記ハウジングに固定されている1つまたは複数の磁性プレート(54)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転伝達装置。
  9. 前記ロータの外壁部には、周方向と交差する方向へ延びる突起(62)が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転伝達装置。
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