JP2000088004A - 磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッチ - Google Patents
磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッチInfo
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- JP2000088004A JP2000088004A JP27424198A JP27424198A JP2000088004A JP 2000088004 A JP2000088004 A JP 2000088004A JP 27424198 A JP27424198 A JP 27424198A JP 27424198 A JP27424198 A JP 27424198A JP 2000088004 A JP2000088004 A JP 2000088004A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パウダブレーキ(クラッチ)は、トルクをコ
ントロールして使用するためトルクリップル(変動率)
が大きいとコントロールできないが、特に高速回転に比
較して低速回転ではリップルが2倍近くに大きく制御し
難い欠点がある。また、パウダ漏洩防止のためシールが
不可欠であるが、回転時には機械的損失が大きく寿命も
余り永くないので、しばしば交換しなければならないと
いう問題があり、これらを解決するのが本発明に課され
た課題である。 【解決手段】 本発明では、従来使用されていた電磁パ
ウダを、磁性流体12に変えることにより、低速域での
トルク安定性を向上させ、流体であることにより摩擦熱
の放熱効果が期待され、更に従来のシールを使用しない
で磁性流体シールに変更することにより半永久的にシー
ル効果が得られる。
ントロールして使用するためトルクリップル(変動率)
が大きいとコントロールできないが、特に高速回転に比
較して低速回転ではリップルが2倍近くに大きく制御し
難い欠点がある。また、パウダ漏洩防止のためシールが
不可欠であるが、回転時には機械的損失が大きく寿命も
余り永くないので、しばしば交換しなければならないと
いう問題があり、これらを解決するのが本発明に課され
た課題である。 【解決手段】 本発明では、従来使用されていた電磁パ
ウダを、磁性流体12に変えることにより、低速域での
トルク安定性を向上させ、流体であることにより摩擦熱
の放熱効果が期待され、更に従来のシールを使用しない
で磁性流体シールに変更することにより半永久的にシー
ル効果が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】ここ数年前から、 磁性流体と
呼ばれ、磁気に反応して粘性や形状が変わる流体が開発
され注目を集めている。この磁性流体は、パウダブレー
キ/クラッチの磁性鉄粉(パウダ)の特性をも有してお
り、パウダの応用が可能であり本発明は磁性流体シール
付きパウダブレーキ/クラッチに関する。なお、出力側
が静止している場合がブレーキで、回転する場合はクラ
ッチであって作用の原理は両者とも全く同様なので、こ
こではブレーキについて述べることにする。
呼ばれ、磁気に反応して粘性や形状が変わる流体が開発
され注目を集めている。この磁性流体は、パウダブレー
キ/クラッチの磁性鉄粉(パウダ)の特性をも有してお
り、パウダの応用が可能であり本発明は磁性流体シール
付きパウダブレーキ/クラッチに関する。なお、出力側
が静止している場合がブレーキで、回転する場合はクラ
ッチであって作用の原理は両者とも全く同様なので、こ
こではブレーキについて述べることにする。
【0002】
【従来の技術】従来のパウダブレーキの半体断面側面図
を図3に示す。左側フィールドコア1aと右側フィール
ドコア1bとは、 左側にリード線の通し穴1a1とパウ
ダ注入口1a2とがある点を除きそれ以外は全く対称形
である。この左、右フィールドコア1aと1bとを、 外
周近くの複数箇所、 この例では等分角3ケ所でボルトB
により一体にされた環状のフィールドコア1には、コイ
ル2が内蔵され、前記のリード線の通し穴1a1を貫通
するリード線2aを介して、電源から通電されると2点
鎖線で示す磁束φ1が発生する。
を図3に示す。左側フィールドコア1aと右側フィール
ドコア1bとは、 左側にリード線の通し穴1a1とパウ
ダ注入口1a2とがある点を除きそれ以外は全く対称形
である。この左、右フィールドコア1aと1bとを、 外
周近くの複数箇所、 この例では等分角3ケ所でボルトB
により一体にされた環状のフィールドコア1には、コイ
ル2が内蔵され、前記のリード線の通し穴1a1を貫通
するリード線2aを介して、電源から通電されると2点
鎖線で示す磁束φ1が発生する。
【0003】フィールドコア1は、 入力軸4の外周に配
置された左右対称の2個の玉軸受3と3′とを介して入
力軸4に支持される。入力軸4に固定される円板状のシ
リンダ5の半径方向の外周部の2分の1以上は、フィー
ルドコア1の半径方向外方が閉じた細長いU字状の溝1
c内に入り込んでいる。フィールドコア1、玉軸受3、
3′及び入力軸4で囲まれるシリンダ5の左、右の空間
6内には、磁性パウダと呼ばれる適量の磁性鉄粉がパウ
ダ注入口1a2から入れられた後ゴム栓10で塞がれ、
前記の空間6のシール8でパウダ7が外部に漏れないよ
うになっている。入力軸4に嵌められる左右対称の止め
輪9、9′は、それぞれ玉軸受3、3′を保持する。
置された左右対称の2個の玉軸受3と3′とを介して入
力軸4に支持される。入力軸4に固定される円板状のシ
リンダ5の半径方向の外周部の2分の1以上は、フィー
ルドコア1の半径方向外方が閉じた細長いU字状の溝1
c内に入り込んでいる。フィールドコア1、玉軸受3、
3′及び入力軸4で囲まれるシリンダ5の左、右の空間
6内には、磁性パウダと呼ばれる適量の磁性鉄粉がパウ
ダ注入口1a2から入れられた後ゴム栓10で塞がれ、
前記の空間6のシール8でパウダ7が外部に漏れないよ
うになっている。入力軸4に嵌められる左右対称の止め
輪9、9′は、それぞれ玉軸受3、3′を保持する。
【0004】このパウダブレーキの作用を下記に説明す
る。コイル2に通電されない場合パウダ7は空間6内に
一様に散在して、シリンダ5は、入力軸4と共にフィー
ルドコア1の溝1c内で空転するだけであるが、コイル
2に通電されると磁束φ1が発生し、図3に示すよう
に、パウダ7がシリンダ5の両側面の溝1c内に集合
し、 摩擦力でシリンダ5の回転にブレーキトルクを与
え、通電電圧(電流)をコントロールして、 ブレーキト
ルクをコントロールできるブレーキとなる。
る。コイル2に通電されない場合パウダ7は空間6内に
一様に散在して、シリンダ5は、入力軸4と共にフィー
ルドコア1の溝1c内で空転するだけであるが、コイル
2に通電されると磁束φ1が発生し、図3に示すよう
に、パウダ7がシリンダ5の両側面の溝1c内に集合
し、 摩擦力でシリンダ5の回転にブレーキトルクを与
え、通電電圧(電流)をコントロールして、 ブレーキト
ルクをコントロールできるブレーキとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(1)上記のように、
パウダブレーキ(クラッチ)は、トルクをコントロール
して使用するためトルクリップル(変動率)が大きいと
コントロールできず、特に高速回転に比較して低速回転
では、トルクリップルが2倍近くに大きくなり制御し難
い欠点がある。 (2)パウダ漏洩防止のためシール8が不可欠である
が、回転時には機械的損失が大きく寿命も余り永くない
ので、しばしば交換しなければならない。
パウダブレーキ(クラッチ)は、トルクをコントロール
して使用するためトルクリップル(変動率)が大きいと
コントロールできず、特に高速回転に比較して低速回転
では、トルクリップルが2倍近くに大きくなり制御し難
い欠点がある。 (2)パウダ漏洩防止のためシール8が不可欠である
が、回転時には機械的損失が大きく寿命も余り永くない
ので、しばしば交換しなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、電磁パウダ
を磁性流体に変えることにより、低速域でのトルク安定
性を向上させ、 流体であることにより摩擦熱の放熱効果
が期待される。更に、従来のシールを使用しないで磁性
流体シールに変更することにより、半永久的にシール効
果が得られる。
を磁性流体に変えることにより、低速域でのトルク安定
性を向上させ、 流体であることにより摩擦熱の放熱効果
が期待される。更に、従来のシールを使用しないで磁性
流体シールに変更することにより、半永久的にシール効
果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明による磁性流体シー
ル付きパウダブレーキの半体断面側面図を、図1のA部
拡大図を図2に示す。図2において、 図1と同じ部材に
は同じ符号を付け異なる点のみを説明する。図3の場合
と同様に、左、右対称のフィールドコア11aと、11
bとをボルトBで一体化したフィールドコア11は、リ
ードワイヤ注入口11a1、磁性流体注入口11a2など
の極一部を除き左右対称である。空間部16c1、 16
c2の半径方向の最内方には、対称に配置された2つの
環状突出部11c1と、同様に対称に配置された2つの
15b1との間に面積が狭くなった空間16B1が配置さ
れる。これと同様に、半径方向のやや外方に、対称に配
置された2つの環状突出部11c2と、同様に対称に配
置された2つの環状突出部15b2との間に、面積が狭
くなった空間16B2が配置される。両突出部の中間の
水平位置に、リング状の永久磁石、例えばラジアル異方
性のNd系希土類リング磁石20aと20bとが、フィ
ールドコア11aと11bとの半径方向内方部に軸方向
に嵌め込まれる。
ル付きパウダブレーキの半体断面側面図を、図1のA部
拡大図を図2に示す。図2において、 図1と同じ部材に
は同じ符号を付け異なる点のみを説明する。図3の場合
と同様に、左、右対称のフィールドコア11aと、11
bとをボルトBで一体化したフィールドコア11は、リ
ードワイヤ注入口11a1、磁性流体注入口11a2など
の極一部を除き左右対称である。空間部16c1、 16
c2の半径方向の最内方には、対称に配置された2つの
環状突出部11c1と、同様に対称に配置された2つの
15b1との間に面積が狭くなった空間16B1が配置さ
れる。これと同様に、半径方向のやや外方に、対称に配
置された2つの環状突出部11c2と、同様に対称に配
置された2つの環状突出部15b2との間に、面積が狭
くなった空間16B2が配置される。両突出部の中間の
水平位置に、リング状の永久磁石、例えばラジアル異方
性のNd系希土類リング磁石20aと20bとが、フィ
ールドコア11aと11bとの半径方向内方部に軸方向
に嵌め込まれる。
【0008】半径方向中間部の断面がほぼU字形の溝内
へ、前記の磁性流体注入口11a2から磁性流体12が
注入され、注入後に入り口にゴム栓10が詰められる。
この状態で注入された磁性流体は前記の永久磁石20a
と20bとの磁束φ2により、前記の狭い空間16B1と
16B2内に集結され、この後はコイル2の磁束の外に
あるので、通電の有無に関係なくそのまま同一状態に保
たれる。
へ、前記の磁性流体注入口11a2から磁性流体12が
注入され、注入後に入り口にゴム栓10が詰められる。
この状態で注入された磁性流体は前記の永久磁石20a
と20bとの磁束φ2により、前記の狭い空間16B1と
16B2内に集結され、この後はコイル2の磁束の外に
あるので、通電の有無に関係なくそのまま同一状態に保
たれる。
【0009】これらの永久磁石20aと20bの軸方向
の外方の玉軸受3、3′と、前記のフィールドコア11
aと11bの半径方向部との間には、 非磁性リング21
aと21bとが取付けられる。一方、入力軸4の外周に
固定されるシリンダ15は、外側シリンダ15aと、内
側シリンダ15bと、両者の中間で前記内外のシリンダ
15aと15bとを接続する銅ブレージング部15cと
から構成される。また、フィールドコア11a、11b
と銅ブレージング部15c及び外側シリンダ15aとの
間には、それぞれ空間16c、16c1、16c2が設け
られる。
の外方の玉軸受3、3′と、前記のフィールドコア11
aと11bの半径方向部との間には、 非磁性リング21
aと21bとが取付けられる。一方、入力軸4の外周に
固定されるシリンダ15は、外側シリンダ15aと、内
側シリンダ15bと、両者の中間で前記内外のシリンダ
15aと15bとを接続する銅ブレージング部15cと
から構成される。また、フィールドコア11a、11b
と銅ブレージング部15c及び外側シリンダ15aとの
間には、それぞれ空間16c、16c1、16c2が設け
られる。
【0010】本発明の作動について以下に述べる。粘性
を有する流体に磁性パウダを混在させた磁性流体12
を、磁性流体注入口11a2から押し込むと磁性流体1
2は、左右の空間16c1、16c2から狭い空間16B
2を通り空間16bへ流下する。しかし、永久磁石20
aと20bの磁束φ2の作用で、環状突出部11c2と1
5b2の間の狭い隙間16B2内と、11c1と15b1の
間の狭い隙間16B1内とに図2に示すように磁性流体
12が保持されてシールの役目を果たす。一方、永久磁
石20aと20bの磁束φ2の作用を受けない部分の磁
性流体12内の磁性パウダは、前記の通電OFFの状態
では永久磁石20aと20bの磁束φ2により、隙間1
6B2と隙間16B1内に拘束された部分以外の部分に均
等に分布し、且つ流体の性質でシリンダ15、フィール
ドコア11の間の空間16c1、16c2に滑らかに拡散
される。
を有する流体に磁性パウダを混在させた磁性流体12
を、磁性流体注入口11a2から押し込むと磁性流体1
2は、左右の空間16c1、16c2から狭い空間16B
2を通り空間16bへ流下する。しかし、永久磁石20
aと20bの磁束φ2の作用で、環状突出部11c2と1
5b2の間の狭い隙間16B2内と、11c1と15b1の
間の狭い隙間16B1内とに図2に示すように磁性流体
12が保持されてシールの役目を果たす。一方、永久磁
石20aと20bの磁束φ2の作用を受けない部分の磁
性流体12内の磁性パウダは、前記の通電OFFの状態
では永久磁石20aと20bの磁束φ2により、隙間1
6B2と隙間16B1内に拘束された部分以外の部分に均
等に分布し、且つ流体の性質でシリンダ15、フィール
ドコア11の間の空間16c1、16c2に滑らかに拡散
される。
【0011】通電ONの時は、図2に示すようにシリン
ダ15aの周囲の、 断面が逆U字形の空間16c1と1
6c2内に集結され、磁性パウダ成分の片寄りは少なく
トルク変動も小さい。また、前記の様に磁性流体がシー
ルの役目をして、従来のシールを使用しないので、シー
ルの摩耗による劣化がなく半永久的に使用できて、さら
に永久磁石20aと20bとの大きさを変えることによ
り、機械損失を制御して常に磁束φ2を最適値にするこ
とができる。
ダ15aの周囲の、 断面が逆U字形の空間16c1と1
6c2内に集結され、磁性パウダ成分の片寄りは少なく
トルク変動も小さい。また、前記の様に磁性流体がシー
ルの役目をして、従来のシールを使用しないので、シー
ルの摩耗による劣化がなく半永久的に使用できて、さら
に永久磁石20aと20bとの大きさを変えることによ
り、機械損失を制御して常に磁束φ2を最適値にするこ
とができる。
【0012】
【発明の効果】(1)磁性流体を、従来のパウダの代わ
りに使用することにより低回転時のトルクリップルが小
さくなり、ブレーキトルクをコントロールできる。 (2)パウダブレーキのパウダとシールの効果を磁性流
体が保持するので、従来の寿命の短いシール交換が不用
となる。
りに使用することにより低回転時のトルクリップルが小
さくなり、ブレーキトルクをコントロールできる。 (2)パウダブレーキのパウダとシールの効果を磁性流
体が保持するので、従来の寿命の短いシール交換が不用
となる。
【図1】本発明による磁性流体シール付きパウダブレー
キの半体断面側面図である。
キの半体断面側面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】従来のパウダブレーキの半体断面側面図であ
る。
る。
2:コイル 2a:リード線 3、3′:玉軸受 9、9′:止め輪 11a:左側フィールドコア 11b:右側フィールドコア 11a2:磁性流体注入口 12:磁性流体 15:シリンダ 15a:外側シリンダ 15b:内側シリンダ 15c:銅ブレージング 16a、16b、16c、16c1、16c2、16
B1、16B2:空間部 20a、20b:永久磁石 21a、21b:非磁性リング φ1、φ2:磁束
B1、16B2:空間部 20a、20b:永久磁石 21a、21b:非磁性リング φ1、φ2:磁束
Claims (2)
- 【請求項1】 入力軸の外周に対称に配置された玉軸受
(3、3′)と、 前記玉軸受の半径方向外側に対称に配置され中央にコイ
ル(2)を有するフィールドコア(11a、11b)
と、 前記玉軸受の両内側と軸の外周との間に挟まれて、軸を
保持する対称の空間部(16a、16a)と、 これら空間部の中間から半径方向外方に突出する内側シ
リンダ(15b)と、 この内側シリンダに銅ブレージング(15c)を介しさ
らに外方に突出する外側シリンダ(15a)とを有する
シリンダ(15)と、 このシリンダ(15)の外周を囲む空間部(16b、1
6c、16c1、16c2、16B1、16B2)に磁性流
体を注入する磁性流体注入口(11a2)と、 前記玉軸受の軸方向両外側から前記空間部に向けて配置
された永久磁石(20a、20b)と、 この永久磁石の半径方向内方面に配置された非磁性リン
グ(21a、21b)とを有し、 前記コイルに通電OFFの状態で、 前記の磁性パウダは
前記永久磁石の磁束(φ2)により前記の空間部(16
B1、16B2)内に終結され、 通電ONの場合は残余の
パウダはコイルの磁束(φ1)により、 断面がU字状の
空間部(16c1、 16c2)内に集結され、 磁性パウダ
成分の片偏りと、トルクの変動とが少なくされることを
特徴とする磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッ
チ。 - 【請求項2】 請求項1記載の磁性流体シール付きパウ
ダブレーキ・クラッチにおいて、前記左右対称の玉軸受
(3、3′)の軸方向の両外側に配置され、前記玉軸受
(3、3′)を保持する止め輪(9、9′)と、 前記のフィールドコア(11a、11b)は、 前記玉軸
受の半径方向の両外側に配置され複数のボルトにより連
結されて中央にコイル(2)を有し、 前記のシリンダ(15)は、これらの空間部の中間から
半径方向外方に突出するシリンダ(15a)と、 内方に
突出するシリンダ(15b)と、両者の中間に介在され
る銅ブレージング(15c)とを有し、 前記シリンダ(15)の外周を囲む空間部(16b、1
6c、16c1、16c2、16B1、16B2)内に磁性
流体(12)を注入する磁性流体注入口(11a2)
と、 前記玉軸受の外側から前記空間部に向けて配置された永
久磁石(20a、20b)と、この永久磁石の半径方向
内方面に配置された非磁性リング(21a、21b)と
を有することを特徴とする請求項1記載の磁性流体シー
ル付きパウダブレーキ・クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27424198A JP2000088004A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27424198A JP2000088004A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000088004A true JP2000088004A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17538978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27424198A Pending JP2000088004A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 磁性流体シール付きパウダブレーキ・クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000088004A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002036898A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-02-06 | Eaton Corp | 電磁クラッチ制御式差動装置 |
JP2002130342A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Oriental Motor Co Ltd | 無励磁作動型電磁ブレーキ |
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WO2003056205A1 (en) * | 2001-12-31 | 2003-07-10 | Nasan Nireco Co., Ltd. | Brake apparatus using magnetic powder |
WO2011118761A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | 株式会社栗本鐵工所 | 磁気粘性流体を用いた回転制動装置 |
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KR101382271B1 (ko) * | 2013-12-31 | 2014-04-07 | 김민호 | 파우더 클러치 |
CN109643930A (zh) * | 2016-08-23 | 2019-04-16 | 洛德公司 | 用于磁响应装置、系统和方法的磁性密封件 |
CN110998123A (zh) * | 2017-08-03 | 2020-04-10 | 阿尔卑斯阿尔派株式会社 | 操作装置 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP27424198A patent/JP2000088004A/ja active Pending
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