JP2020171127A - ブレーキ付電動機 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、軸受の潤滑油がブレーキディスクに到達することを抑制し、ブレーキトルクの低下を抑制したブレーキ付電動機を提供する。
以下、第1実施形態に係るブレーキ付電動機1ついて、図1から図3を参照して説明する。図1等に示す様に、ブレーキ付電動機1は、例えばエレベータかごの昇降に使用される回転電機である。ブレーキ付電動機1は、電動機本体2、綱車3、及びディスクブレーキ4を備えている。網車3は巻上機用負荷であり、ディスクブレーキ4は回転軸10の回転を制動するための制動装置として機能する。以下の説明において、電動機本体2について、綱車3が位置する方向を負荷側とし、ディスクブレーキ4が位置する方向を反負荷側とする。
軸受18において、接触シール18cは反負荷側に設けられており、非接触シール18dは負荷側に設けられているため、軸受18内の潤滑油が反負荷側方向に漏洩しにくくなる。これにより、潤滑油のディスク22方向への移動を抑制することができる。
次に、第2実施形態について図4を参照して説明する。図4において第1実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図4に示すように、第1空間30に面する回転軸10の周回りに沿って油切りカラー40が設けられている。油切りカラー40は回転軸10の周回りに沿って、回転軸10の径方向外側に凸となるように突出するリング形状の部材である。油切りカラー40の先端部には端面に対して窪んだ形状の凹部40aが形成されている。
次に、第3実施形態について図5及び図6を参照して説明する。図5及び図6において第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図5及び図6に示すように、第1空間30に面する反負荷側軸受ブラケット16の内壁16aに形成された凹凸部16cと、当該凹凸と噛合うように形成された凹凸部42aを備えるグリースバルブ42を設けることにより、潤滑油の移動経路Rに凹凸部16cと凹凸部42aにより形成されるいわゆるラビリンス構造46を設ける。グリースバルブ42は、回転軸10の周回りに沿ってカラー状に設けられており、例えばゴムにより形成されている。グリースバルブ42はリング形状の部材である。
次に、第4実施形態について図7を参照して説明する。図7において第1実施形態から第3実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明は省略する。図7に示すように、第1空間30に面する回転軸10の周回りに沿ってカラー状に形成されたVリング48が設けられている。Vリング48は回転軸10の周回りに沿って設けられた部材であり、回転軸10の径方向外側に凸となるように突出するリング形状の部材である。さらに、Vリング48の先端部はV字形状に凹部が形成されたV字凹部48aが形成されており、V字凹部48aには先端に向かうほど厚さが薄くなる舌部48bが形成されている。ディスク22側の舌部48bは、反負荷側軸受ブラケット16の内壁16a方向に付勢されて、内壁16aに弾性的に当接するようにして配置されている。
Claims (8)
- 電動機本体と、
前記電動機本体に格納された回転軸と、
前記電動機本体の一端に配設された軸受ブラケットと、
前記軸受ブラケットに設けられ、内部に潤滑油が保持され、前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受ブラケットに配置され、ディスクを備えるディスクブレーキと、
前記軸受と回転軸と前記軸受ブラケットの内壁とで形成され、前記軸受に連通する第1空間と、
前記軸受内部の潤滑油を保持するための接触シール及び非接触シールと、
を備え、
前記接触シールは、その先端部が軸受の内壁に接触して設けられており、非接触シールは、その先端部が内壁に非接触で設けられており、
前記接触シールは前記ディスク側に配置され、前記非接触シールはディスクの反対側に配置されるブレーキ付電動機。 - 前記軸受ブラケットには前記第1空間と外部を連通する第1ドレン穴が設けられている請求項1に記載のブレーキ付電動機。
- 前記回転軸と、軸受ブラケットと、ディスクとで形成された第2空間が設けられ、
前記軸受ブラケットには前記第2空間と外部を連通する第2ドレン穴が設けられている請求項1または2に記載のブレーキ付電動機。 - 前記第1空間に面する前記回転軸の周回りに沿ってカラー状に油切りカラー40が設けられる請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
- 前記油切りカラーの端部には凹部が設けられている請求項4に記載のブレーキ付電動機。
- 前記第1空間に面する反負荷側軸受ブラケットの内壁に形成された凹凸部と、当該凹凸と噛合うように凹凸が形成され、且つ回転軸の周回りに沿ってカラー状に設けられグリースバルブによりラビリンス構造が形成される請求項1から3の何れかに記載のブレーキ付電動機。
- 前記第1空間に面する前記回転軸の周回りに沿ってカラー状に設けられた、端部がV字形状となるように凹部が形成されていることにより舌部が形成されたVリングを備える請求項1から3の何れか一項に記載のブレーキ付電動機。
- 前記舌部は反負荷側軸受ブラケットの内壁に当接する請求項7に記載のブレーキ付電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019071259A JP7274915B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ブレーキ付電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019071259A JP7274915B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ブレーキ付電動機 |
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JP2020171127A true JP2020171127A (ja) | 2020-10-15 |
JP7274915B2 JP7274915B2 (ja) | 2023-05-17 |
Family
ID=72746127
Family Applications (1)
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JP2019071259A Active JP7274915B2 (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | ブレーキ付電動機 |
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Country | Link |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5052455A (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-09 | ||
JP2015089847A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社明電舎 | エレベータの巻上機 |
JP2019047593A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 東芝産業機器システム株式会社 | ブレーキ付電動機 |
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- 2019-04-03 JP JP2019071259A patent/JP7274915B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPS5052455A (ja) * | 1973-09-10 | 1975-05-09 | ||
JP2015089847A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社明電舎 | エレベータの巻上機 |
JP2019047593A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | 東芝産業機器システム株式会社 | ブレーキ付電動機 |
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JP7274915B2 (ja) | 2023-05-17 |
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