JP7271402B2 - 永久磁石回転子の製造方法 - Google Patents
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Description
このような穴部に被着磁物を挿入し、コンデンサに蓄えた電荷を瞬時に放出することでコイルにパルス電流を流し、そのパルス電流によって着磁ヨークに発生した着磁磁場により、回転子に搭載された磁石の着磁を行うことができる。
そこで、被着磁物を高温に加熱することで着磁に要する着磁磁場を減少させた後に着磁する方法が提案されている。
しかし、永久磁石回転子に搭載された永久磁石の完全着磁は、より短時間に、より低エネルギーでの着磁によって達成されることが好ましい。
すなわち、本発明の目的は、より短時間に、より低エネルギーで着磁(好ましくは完全着磁)を行うことができる、永久磁石回転子の製造方法を提供することである。
本発明は下記(1)~(3)である。
(1)鉄心の中央に回転軸を有し、前記鉄心における前記回転軸の外周側に着磁前永久磁石を備える永久磁石回転子を加熱した後、着磁する、永久磁石回転子の製造方法であって、
前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置する前に、予め、前記着磁前永久磁石について完全着磁が得られる温度と有効磁界との関係Xを得る工程Aと、
前記着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置した前記永久磁石回転子を加熱温度T1で加熱して、前記着磁前永久磁石の温度分布αを求める工程Bと、
前記関係Xおよび前記温度分布αから、前記着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低磁界Hminを求める工程Cと、
前記着磁前永久磁石の全体を前記最低磁界Hmin以上で着磁するために着磁ヨークにて発生させる磁界H1を求め、前記着磁前永久磁石を加熱温度T1で加熱した後、前記磁界H1によって着磁して、着磁後回転子を得る工程Dと、
を備える永久磁石回転子の製造方法。
(2)鉄心の中央に回転軸を有し、前記鉄心における前記回転軸の外周側に着磁前永久磁石を備える永久磁石回転子を加熱した後、着磁する、永久磁石回転子の製造方法であって、
前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置する前に、予め、前記着磁前永久磁石について完全着磁が得られる温度と有効磁界との関係Xを得る工程Aと、
前記着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置した前記永久磁石回転子を着磁ヨークにて発生させた磁界H2で着磁した場合に、配置された前記永久磁石回転子の位置における有効磁界分布βを求める工程Eと、
前記関係Xおよび前記有効磁界分布βから、前記着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低温度Tminを求める工程Fと、
前記着磁前永久磁石の全体を前記最低温度Tmin以上とすることができる加熱温度T2を求め、前記着磁前永久磁石を加熱温度T2で加熱した後、前記磁界H2で着磁して、着磁後回転子を得る工程Gと、
を備える永久磁石回転子の製造方法。
(3)前記着磁後回転子が完全着磁しているか否かを高温状態のまま確認する工程Jをさらに有する、上記(1)または(2)に記載の永久磁石回転子の製造方法。
本発明の製造方法は2つの態様を含む。
このような永久磁石回転子の製造方法を、以下では「本発明の第1の製造方法」ともいう。
このような永久磁石回転子の製造方法を、以下では「本発明の第2の製造方法」ともいう。
初めに、本発明の製造方法において加熱および着磁の対象となる永久磁石回転子について、図を用いて説明する。
本発明の製造方法において加熱および着磁の対象となる永久磁石回転子1(以下では「回転子1」ともいう)は、例えば図1に示すように、鉄心10の中央に回転軸12を有し、鉄心10における回転軸12の外周側にスロット14を有し、さらにスロット14内に着磁前永久磁石3を備える。
本発明における永久磁石回転子は、図1に示すようにスロットを有する態様であってもよいし、スロットを有さない態様であってもよい。
鉄心10は電磁鋼板5の他、例えば、軟磁性板材を複数積層する、または粉末を樹脂粉末と混合し圧縮成形する等により形成した圧粉磁心を使用することもできる。
スロット14は着磁前永久磁石3を挿入するための孔であり、回転軸12の軸方向に平行な方向が深さ方向となるように形成されている。
スロット14内に着磁前永久磁石3を挿入した後、図3に示すように、回転軸12に平行な方向における鉄心10の少なくとも一方における面(図3においては鉄心10の両端面)に、着磁前永久磁石3が回転軸12と平行な方向へ抜けてしまうことを防止するための端板16が取り付けられる。
着磁前永久磁石3としては結晶粒径0.1~3μm程度のネオジム磁石が好適である。ダイドー電子株式会社製PLP磁石やMQ3熱間圧延磁石を用いることができる。
本発明の第1の製造方法では、上記のような永久磁石回転子について、次に説明する工程A、工程B、工程Cおよび工程Dによって加熱および着磁を施す。
工程Aでは、前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置する前の着磁前永久磁石を用意する。そして、着磁前永久磁石において完全着磁が得られる温度と磁界との関係Xを得る。
このような関係Xを得る方法について、具体例を挙げて説明する。
初めに、永久磁石回転子のスロットに挿入する永久磁石と同一生産ロットから取り出した永久磁石を磁気特性測定装置によって定められたサイズ、例えば7mm立方体、に加工する。
次に、磁気特性測定装置、例えば日本電磁測器株式会社製パルスBH測定装置(PBH-1000)等を用いて室温(23℃)における各種の最大測定磁界(例えば、最大測定磁界が0.5T、1T、2T、5T、8T)に対する磁化-磁界曲線(J-H曲線)を取得する。各々の最大測定磁界に対するJ-H曲線からB-H曲線が得られる(B=J+μ0H)。このB-H曲線の第2象限部分(いわゆる減磁曲線)と横軸(磁界軸)との交点から保磁力bHcを求めることができる。最大磁界5T以上におけるbHcを(bHc)maxとしたときに、各最大測定磁界におけるbHcを(bHc)maxで除した値(=bHc/(bHc)max)を室温でのその最大測定磁界における着磁率と定義する。
室温に引き続き、測定温度を例えば70℃、100℃、150℃といった高温において同様の測定を行い、各温度におけるそれぞれの最大測定磁界における着磁率を求める。
なお、上記において「磁界」は磁石中を有効に横切るいわゆる「有効磁界」とする。
そして、完全着磁(着磁率が0.98以上とする)が得られる着磁前永久磁石の温度と有効磁界との値を図4から読み取る。具体的には図4(b)において、着磁前永久磁石の温度が150℃、100℃、70℃、R.T.である場合に完全着磁となることを意味する点であるP1、P2、P3、P4における有効磁界を読み取る。そして、これらの値から図5を作成する。図5は着磁前永久磁石において完全着磁が得られる温度と有効磁界との関係Xを示す図である。関係Xを式で表すことができる場合もある。
そして、加熱後に着磁する際の磁界(有効磁界(kOe))を決めれば、それを用いて関係Xから完全着磁が得られる温度を求めることができる。
また、逆に、加熱温度を決めれば、それを用いて関係Xから完全着磁が得らえる磁界(有効磁界(kOe))を求めることができる。
次に、上記のような着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側(例えばスロット内)に配置した永久磁石回転子を加熱温度T1で加熱する。
加熱温度T1で加熱する方法は特に限定されず、例えば永久磁石回転子を加熱炉内に配置して加熱することができる。
ここで永久磁石回転子を加熱しても、着磁前永久磁石はその全て部位において均一な温度と成り難い。実操業においては加熱時間が短い方が好ましい場合が多いが、特に加熱時間が短い場合、スロット内における着磁前永久磁石はその全ての部位において均一な温度とはならず、通常、部位ごとに温度が異なり、全体としては温度分布を有することになる。
そこで、工程Bでは着磁前永久磁石の複数個所において温度を測定することで、永久磁石回転子を加熱温度T1で加熱した場合の温度分布αを求める。そして、その中で最も低い温度Yを把握する。
例えば、回転軸と平行方向における加熱後の着磁前永久磁石における複数箇所について温度を測定して温度分布αを示す図6を把握する。そして、図6に示すように、その中で最も低い温度Yを把握する。
次に、工程Aによって求められた関係Xと、工程Bによって求められた温度分布αから、着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低磁界Hmin(特定の有効磁界)を求める。
具体的には、図7に示すように、工程Bによって把握された温度Yを、工程Aによって得られた関係Xへ当てはめることによって、着磁前永久磁石を完全着磁するための最低磁界Hminを求めることできる。
次に、着磁前永久磁石の全体を最低磁界Hmin以上で着磁するために着磁ヨークにて発生させる必要がある磁界H1を求める。
磁界H1は、例えば、着磁装置(着磁ヨーク、着磁電源等)の性能および着磁装置と永久磁石回転子を含む磁気回路をモデル化し、有限要素法を用いたシミュレーション(一例として市販ソフトJMAG)等によって求めることができる。
この場合、最も温度が低い部分であっても完全着磁することができる磁界H1によって着磁するので、その他の温度が高い部分は温度が低い部分よりも容易に完全着磁される。したがって、全ての部分において完全着磁した着磁後回転子を得ることができる。
本発明の第2の製造方法では、上記のような永久磁石回転子について、上記の態様1(本発明の第1の製造方法)における工程Aと同じ処理を施した後、次に説明する工程E、工程Fおよび工程Gによって加熱および着磁を施す。
次に、上記のような着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側(例えばスロット内)に配置した永久磁石回転子を、着磁ヨークにて発生させた磁界H2で着磁した場合に、配置された前記永久磁石回転子の位置における有効磁界分布βを求める。
例えば、永久磁石回転子を着磁ヨーク内に配置して磁界H2で着磁したうえで、着磁装置(着磁ヨーク、着磁電源等)の性能および着磁装置と永久磁石回転子を含む磁気回路をモデル化し、有限要素法を用いたシミュレーション(一例として市販ソフトJMAG)等によって、有効磁界分布βを得ることができる。
そこで、工程Eでは上記のような方法等によって永久磁石回転子を磁界H2で着磁した場合の、配置された前記永久磁石回転子の位置における有効磁界分布βを求める。
そして、その中で最も低い有効磁界である磁界Zを把握する。
例えば、回転軸と平行方向において着磁前永久磁石の複数箇所の有効磁界を測定して有効磁界分布βを測定して図8を把握する。そして、図8に示すように、その中で最も低い磁界Z(特定の有効磁界)を把握する。
次に、工程Aによって求められた関係Xと、工程Fによって求められた有効磁界分布βから、着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低温度Tminを求める。
具体的には、図9に示すように、工程Bによって把握された磁界Zを、工程Aによって得られた関係Xへ当てはめることによって、着磁前永久磁石を完全着磁するための最低温度Tminを求めることできる。
次に、着磁前永久磁石の全体を最低温度Tmin以上とすることができる加熱温度T2を求める。
加熱温度T2は、例えば、着磁前永久磁石の近傍のフラックスバリヤ内に複数の熱電対を挿入することで回転軸の軸方向における複数の位置の各々に熱電対を配置し、これを用いて温度を測定しながら加熱することで、把握することができる。
この場合、最も温度が低い部分であっても完全着磁することができる磁界H2によって着磁するので、その他の温度が高い部分は温度が低い部分よりも容易に完全着磁される。したがって、全ての部分において完全着磁した着磁後回転子を得ることができる。
本発明の製造方法は、着磁後回転子が完全着磁しているか否かを高温状態のまま確認する工程Jをさらに有することが好ましい。
現状の生産ラインにおいて着磁の良し悪しを必ず評価工程が必要であるが、着磁工程で着磁の評価をしないと、別途評価工程を設ける必要があり、その評価工程のための搬送系、測定系の機構が必要となる。そこで、高温で着磁評価をすることが可能となれば、常温着磁と同じ工程となり上記の様な生産設備が不要となる。
空芯型サーチコイルを磁石の厚さの中心に合わせてフラックメータの値を一度リセットしてからコイルを引き抜き、サーチコイルに接続されたフラックスメータにより磁石の総磁束量を測定する。総磁束量による着磁率の評価では、着磁電源の充電電圧を徐々に上げながら引き抜き測定を行い、その充電電圧に対する総磁束量をプロットして行くことにより、総磁束量が飽和することで着磁量の状態を評価することができる(参考:日本ボンド磁性材料協会発行、ボンド磁石試験方法ガイドブック、「ボンド磁石の着磁方法」、9.2.1引き抜き法による総磁束量の測定)。
従来、着磁ヨークにロータをセットし着磁を行い、着磁ヨークからロータを引き抜くときに着磁ヨークに設置されたサーチコイル(または、主巻線をサーチコイルとして使用)の誘導起電力を時間積分し、総磁束量(フラックス量)を測定していた。完全着磁されたロータの総磁束量を基準として、任意範囲に測定した総磁束量が入っていれば十分着磁されたと判断していた。その範囲から外れた場合は、着磁が出来ていないと判断し、製品の着磁結果判断を行っていた。
本発明のように、高温で着磁する場合も、同様に着磁ヨーク内で着磁し、着磁ヨークからロータを引き抜くときに、総磁束量を測定する。その総磁束量は、基準値範囲内にあるかどうかで着磁の良し悪しを判断する。常温時に完全着磁状態にあるロータが、高温で着磁された時の基準となる総磁束量をあらかじめ測定しておく必要がある。
完全着磁状態に着磁できる各温度での総磁束量がいくらあらかじめ測定しておく。引き抜き時(=総フラックス量測定時)のロータ温度を測定する。測定した温度における総磁束量とあらかじめ測定しておいた総磁束量の比較を行い、基準範囲内にあるかどうかで着磁の良し悪しを判断する。
例えば工程Dまたは工程Gによって得られた着磁後回転子が完全着磁しているか否かについて、実操業では確認する必要があるが、通常、着磁後に高温となっている回転子が室温となるまで待ち、その後、完全着磁しているかを確認する。ここで完全着磁していない場合、再度、回転子を加熱し、着磁する必要があるので、加熱するためにエネルギーが必要となり、加熱するための時間を要してしまう。これに対して、工程Gによって得られた着磁後回転子が完全着磁しているか否かを高温状態のまま確認することができると、完全着磁していなかった場合に、再度、回転子を加熱しなくてよいか、または、加熱するとしても、その程度が低くて良いため、より短時間に、より低エネルギーで、再度、着磁を行うことができる。
3 着磁前永久磁石
5 電磁鋼板
10 鉄心
11 孔
12 回転軸
14 スロット
16 端板
Claims (3)
- 鉄心の中央に回転軸を有し、前記鉄心における前記回転軸の外周側に着磁前永久磁石を備える永久磁石回転子を加熱した後、着磁する、永久磁石回転子の製造方法であって、
前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置する前に、予め、前記着磁前永久磁石について完全着磁が得られる温度と有効磁界との関係Xを得る工程Aと、
前記着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置した前記永久磁石回転子を加熱温度T1で加熱して、前記着磁前永久磁石の温度分布αを求める工程Bと、
前記関係Xおよび前記温度分布αから、前記着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低磁界Hminを求める工程Cと、
前記着磁前永久磁石の全体を前記最低磁界Hmin以上で着磁するために着磁ヨークにて発生させる磁界H1を求め、前記着磁前永久磁石を加熱温度T1で加熱した後、前記磁界H1によって着磁して、着磁後回転子を得る工程Dと、
を備える永久磁石回転子の製造方法。 - 鉄心の中央に回転軸を有し、前記鉄心における前記回転軸の外周側に着磁前永久磁石を備える永久磁石回転子を加熱した後、着磁する、永久磁石回転子の製造方法であって、
前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置する前に、予め、前記着磁前永久磁石について完全着磁が得られる温度と有効磁界との関係Xを得る工程Aと、
前記着磁前永久磁石を前記鉄心における前記回転軸の外周側に配置した前記永久磁石回転子を着磁ヨークにて発生させた磁界H2で着磁した場合に、配置された前記永久磁石回転子の位置における有効磁界分布βを求める工程Eと、
前記関係Xおよび前記有効磁界分布βから、前記着磁前永久磁石の全体を完全着磁するための最低温度Tminを求める工程Fと、
前記着磁前永久磁石の全体を前記最低温度Tmin以上とすることができる加熱温度T2を求め、前記着磁前永久磁石を加熱温度T2で加熱した後、前記磁界H2で着磁して、着磁後回転子を得る工程Gと、
を備える永久磁石回転子の製造方法。 - 前記着磁後回転子が完全着磁しているか否かを高温状態のまま確認する工程Jをさらに有する、請求項1または2に記載の永久磁石回転子の製造方法。
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