JP7270816B2 - 免震上部基礎構造の作製方法及び基礎構造の作製方法 - Google Patents

免震上部基礎構造の作製方法及び基礎構造の作製方法 Download PDF

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Description

本発明の一実施形態は、免震装置の上に設けられる基礎構造に関する。本発明の一実施形態は、免震装置の上に設けられる基礎構造の作製方法に関する。また、本発明の一実施形態は、プレキャストコンクリート(PCa)工法で作製された免震上部基礎構造を用いた免震基礎の施工方法に関する。
ビルディング等の建造物の耐震性を高めるために、その基礎部分には免震構造が設けられている。免震構造としては、例えば、下部基礎上に設けられた免震装置の上に、プレキャストコンクリート盤(PCa盤)を配置し、アンカー部材により固定された構造(特許文献1参照)、免震装置上に、鉄筋を定着するための定着部が備えられたプレキャストコンクリート盤を設置した構造(特許文献2参照)、主脚部を固定するための鉄筋を埋め込んだプレキャストコンクリート盤を免震装置上に設けた構造(特許文献3参照)、が開示されている。
特開2012-067524号公報(特許第5737544号) 特開2014-091943号公報(特許第5345238号) 特開2011-047201号公報(特許第5232106号)
免震装置の上にフーチングと呼ばれる基礎構造を形成するためには、現場でコンクリートを打設する必要がある。コンクリートを打設するには、型枠を設置し、型枠用サポートで支持する必要がある。基礎構造を形成するには大量のコンクリートが打設されるため、型枠用サポートも大量に必要となる。そのため現場での施工が煩雑になるという課題がある。また、フーチング用の鉄筋と、建築物の基礎梁用の鉄筋とが混在することにより、配筋の作業が繁雑になるという課題がある。また、プレキャストコンクリートで作製された免震基礎構造を用いる場合において、耐震性を高めることが求められている。
本発明の目的の一つは、このような課題を解決するための免震上部基礎構造及びその作製方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法は、貫通孔が形成された底板と、底板に対して直立する側板とを含む外側型枠に、側板の内側に底板から浮いた状態で内側型枠が設けられた型枠に、底板の貫通孔の配置に合わせて、上部に定着板が付された袋状ナットを配置し、外側型枠の内側に、ベース筋を配筋し、外側型枠の内側に、内側型枠の下端に達する高さにコンクリートを打設し、及び外側型枠と内側型枠との間にコンクリートを打設することで、袋状ナットの上部が露出する平板部と、平板部を囲む立ち上がり部と、を形成すること、を含む。
本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造は、ベース筋が埋設されたコンクリート部と、上部がコンクリートから露出する袋状ナットと、袋状ナットの上端に設けられた定着板と、を有し、コンクリート部は、袋状ナットが配置される平板部と、平板部を囲む立ち上がり部と、を有し、袋状ナット及びコンクリート部を断面視したとき、袋状ナットの下端近傍のコンクリート部は、凹部を有する。
本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造によれば、ベース筋を埋設するコンクリート部が平板部と立ち上がり部とを有し、平板部からは袋状ナット及び定着板が露出することで、建造物の基礎として用いた場合に縦揺れ及び横揺れに対して高い耐性を発揮することができる。
本発明の一実施形態に係る作製方法によれば、免震上部基礎構造を作製するために作業現場でコンクリートを打設する際に、型枠及び型枠用サポートの設置作業をする必要がなく、煩雑な作業を削減することができる。また、免震上部基礎構造用の鉄筋と、基礎梁用の鉄筋とが混在することを防ぐことができるので、配筋の作業を簡略化することができる。
(A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造を側面から見たときの断面図である。 図1(B)に示す免震上部基礎構造100の一部を拡大した図である。 本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造が免震装置に取り付けられた状態を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す平面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 (A)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。(B)本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造の作製方法を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態の内容を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様を含み、以下に例示される実施形態の内容に限定して解釈されるものではない。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、それはあくまで一例であって、本発明の内容を限定するものではない。また、本明細書において、ある図面に記載されたある要素と、他の図面に記載されたある要素とが同一又は対応する関係にあるときは、同一の符号(又は符号として記載された数字の後にa、b等を付した符号)を付して、繰り返しの説明を適宜省略することがある。さらに各要素に対する「第1」、「第2」と付記された文字は、各要素を区別するために用いられる便宜的な標識であり、特段の説明がない限りそれ以上の意味を有さない。
(第1実施形態)
本実施形態では、本発明の一実施形態に係る免震装置の上部に設けられる基礎構造(以下、「免震上部基礎構造」という。また、免震上部基礎構造は「上部フーチング」と呼ばれることもある。)と、その作製方法について、図1(A)乃至図6(B)を参照して説明する。
[免震上部基礎構造100の構造]
図1(A)は、本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造100の平面図である。また、図1(B)は、免震上部基礎構造100を側面から見たときの断面図である。
免震上部基礎構造100は、コンクリート部106、袋状ナット112、袋状ナット112の上部に付された定着板114、及びベース筋116a、116bを含んで構成される。
コンクリート部106は、平板部108と、平板部108から突出する立ち上がり部110を有する。立ち上がり部110は、コンクリート部106の周縁部に沿って平板部108の四方を囲むように設けられる。なお、平板部108と立ち上がり部110とは、説明の都合上異なる部位として説明されるが、これらはコンクリート部106として一つの構造体を形成するように、一体不可分の関係にある。
コンクリート部106には、複数の袋状ナット112が配置される。複数の袋状ナット112の上部には、定着板114が設けられる。定着板114は、袋状ナット112の本体から突出している。複数の袋状ナット112は、断面視したとき、コンクリート部106の平板部108に埋設され、位置が固定されている。また、複数の袋状ナット112は、平面視したとき、コンクリート部106の平板部108の中心を円心として、所定の半径を有する円周状となるように複数箇所に配置される。また、複数の袋状ナット112には、免震装置の上部フランジに形成されるアンカーボルトが螺合される。なお、ここでは、複数の袋状ナット112を平面視したとき、円周状となるように配置したが、適宜、四角形、八角形等の多角形状となるように配置してもよい。
ベース筋116a、116bは、コンクリート部106に埋設されるように設けられる。ベース筋116a、116bは、コンクリート部106の中に配筋される。コンクリート部106の表面からベース筋116a、116bまでの厚さ(かぶり厚さ)は任意であるが、例えば、40mmから60mmの厚さを有する。複数のベース筋116a、116bは、コンクリート部106の中で袋状ナット112と干渉しないように縦横に交差するように設けられる。複数のベース筋116a、116bは、交差部において適宜結束線で結束される。図1(B)に示すように、複数のベース筋116a、116bは、コンクリート部106の立ち上がり部110で、上方に突出するように屈曲された形状を有する。別言すれば、複数のベース筋116a、116bは、平板部108で格子状に配筋されると共に、立ち上がり部110の上面から突出するように設けられることで、上方が開口した籠状の形状を有する。ベース筋116a、116bがコンクリート部106から突出する部分は、フーチング籠筋118とも呼ばれる。図1(B)に示すように、フーチング籠筋118の先端はU字状に折り曲げられていてもよい。
コンクリート部106は、ベース筋が上方へ突出するように屈曲していることで、立ち上がり部110の強度及び耐久性が高められている。図では示さないが、コンクリート部106には、立ち上がり部110に沿った枠状のベース筋が設けられていてもよい。なお、立ち上がり部110の高さは、後述されるように袋状ナット112及び定着板114の高さより高くなるように設けられる。また、立ち上がり部110の厚さは適宜設定されるが、少なくともフーチング籠筋118のかぶり厚さを満たす程度の幅を有する。
図2は、図1(B)に示す免震上部基礎構造100の一部を拡大した図である。具体的には、立ち上がり部110の詳細を示す断面図である。袋状ナット112は、下側部分がコンクリート部106に埋設され、上側部分がコンクリート部106から露出するように設けられる。袋状ナット112は、コンクリート部106の平板部108に配置される。袋状ナット112の上部、及び定着板114は平板部108から露出し、立ち上がり部110に囲まれるように配置される。袋状ナット112の長さLは、平板部108の厚さDよりも大きい関係にあり、少なくとも定着板114は平板部108から露出するように設けられる。一方、袋状ナット112及び定着板114が平板部108の上面から突出する高さh2は、立ち上がり部110が平板部108の上面から突出する高さh1より小さくなるように設けられる。すなわち、立ち上がり部110の高さh1と袋状ナットの高さh2とは、h1>h2の関係が成立するように設けられる。
免震上部基礎構造100の上にはフーチング131及び基礎梁132が設けられる。基礎梁132が鉄筋コンクリートで作製される場合、コンクリート部106の上に鉄筋が配筋される。この場合、コンクリートのかぶり厚さを確保するため、梁主筋134を支持するスペーサ143が立ち上がり部110の上面に配置される。
免震上部基礎構造100は、袋状ナット112及び定着板114が、立ち上がり部110より突出しないように設けられることで、梁主筋134を配筋するときに袋状ナット112が干渉しないようにすることができる。コンクリート部106は、立ち上がり部110を有することで、梁主筋134を平板部108から離れた位置で保持することができる。スペーサ143は、立ち上がり部110が一定の高さを有しているので、コンクリートのかぶり厚さを確保するのに十分な高さを有していればよく、従来に比べ小型化することができる。このように、立ち上がり部110は、梁主筋134に対する支持部として用いることができる。免震上部基礎構造100の上に基礎梁132を配筋する場合において、立ち上がり部110を梁主筋134の支持部として用いることで、配筋作業を容易にすることができる。
なお、本実施形態において、コンクリート部106は、免震装置の上で直接的にコンクリートが打設されて形成されたものではなく、プレキャスト製のものであることが好ましい。免震上部基礎構造100がプレキャストされたコンクリートで形成されることで、建造物の基礎を形成する作業現場において、型枠を配置したり、作業現場を養生したりする手間が省略し、作業効率を向上させることが可能となる。
図3は、免震上部基礎構造100が免震装置122に取り付けられた状態を示す断面図である。免震上部基礎構造100は、アンカーボルト130によって免震装置122に固定される。免震装置122は、免震ゴム部124と上部フランジ126及び下部フランジ128を含む。アンカーボルト130は、免震装置122の上部フランジ126を介して、袋状ナット112に螺合される。免震上部基礎構造100は、アンカーボルト130によって複数箇所が締結されることで、免震装置122の上に安定的に保持される。なお、免震装置122は、免震下部基礎構造120の上に、下部フランジ128を挿通するアンカーボルト130によって固定される。
免震上部基礎構造100の上にはフーチング131及び基礎梁132が設けられる。フーチング131及び基礎梁132は、梁主筋(図3では図示せず)を埋設するようにコンクリートを打設することで作製される。フーチング131及び基礎梁132を形成するコンクリートは、免震上部基礎構造100の上面部と密接するように設けられる。すなわち、フーチング131及び基礎梁132を形成するコンクリートは、免震上部基礎構造100の立ち上がり部110及び平板部108の上面と密接するように設けられる。これにより、コンクリート部106の平板部108と立ち上がり部110とで形成される凹状の領域に、フーチング131及び基礎梁132を形成するコンクリートが充填される。立ち上がり部110から突出するフーチング籠筋118は、フーチング131の中に伸びることで、免震上部基礎構造100とフーチング131及び基礎梁132との接合強度を高めている。
免震上部基礎構造100と基礎梁132とは、両者がコンクリートで形成されると共に、フーチング籠筋118がフーチング131の一部へ突出するようにして接合される。免震上部基礎構造100の立ち上がり部110は、基礎梁132に横方向の力が作用したとき反作用を生じる部位となり、基礎梁132の横方向の滑りに対して抵抗を生じさせる。仮に、立ち上がり部が存在しないとすると、基礎梁に横方向の力が加えられたとき、免震上部基礎構造との間に生じるせん断力が境界部分にそのまま作用することなる。これに対し、本実施形態に係る免震上部基礎構造100は、立ち上がり部110が、せん断力の作用する方向と交差する方向に立設されているので、基礎梁132の横方向の揺れにより発生するせん断力が、免震上部基礎構造100とフーチング131又は基礎梁132との境界部分にそのまま作用しないようにすることができる。これにより、免震上部基礎構造100は、地震の横揺れに対する建造物の耐性を高めることができる。
免震上部基礎構造100において、平板部108から突出する袋状ナット112及び定着板114は、フーチング131の中に埋設される。定着板114は袋状ナット112の本体から突出するように設けられているので、フーチング131及び基礎梁132に作用する縦方向の力に対して抵抗力を生じさせる部位となる。すなわち、免震上部基礎構造100は、袋状ナット112の上部に設けられる定着板114が平板部108から突出し、フーチング131の中に埋設されるように設けられることで、縦方向の揺れ及び振動に対する耐性を高めることを可能としている。
[免震上部基礎構造100の作製方法]
次に、図4(A)乃至図6(B)を参照して、図1(A)及び図1(B)に示す免震上部基礎構造100の作製方法を説明する。本実施形態に係る免震上部基礎構造100は、プレキャストコンクリート(PCa)工法で作製されたものである。以下においては、プレキャストコンクリート(PCa)工法に基づく作製方法について説明する。
図4(A)は、外側型枠136及び内側型枠137を有する型枠133に、袋状ナットが配置された段階を示す平面図であり、図4(B)は、図4(A)に示す様子を側面から見たときの断面図である。
外側型枠136は、貫通孔104が形成された底板136aと、底板136aに対して直立する側板136bを含んでいる。側板136bは、底板136aの周縁部を囲むように配置されている。外側型枠136の底板136aに形成された貫通孔104の配置に合わせて、上部に定着板114が付された袋状ナット112が配置されている。袋状ナット112は、冶具によって底板136aに仮固定されていてもよいし、底板136aに置かれているだけであってもよい。外側型枠136の側板136bの内側には、所定の間隔をもって内側型枠137が配置されている。内側型枠137は、立ち上がり部110を形成するために、底板136aから浮いた状態で支持される。内側型枠137の下端の高さは、袋状ナット112及び定着板114の高さより低くなるように配置される。外側型枠136は、土台138によって支持されている。また、内側型枠137は、内側型枠固定用締結具140によって、外側型枠136の側板136bに支持される。なお、外側型枠136は、図示されない型枠サポートによって配置が安定するように支持されていてもよい。外側型枠136及び内側型枠137は、金属製であることが好ましい。また、内側型枠固定用締結具140としては、例えば、ボルト及びナットが用いられる。
なお、外側型枠136の底板136a上に袋状ナット112を配置した後に、内側型枠137を外側型枠136の側板136bを固定してもよいし、内側型枠137を外側型枠136の側板136bを固定した後に、外側型枠136の側板136bの底板136a上に袋状ナット112を配置してもよい。コンクリートを打設する前段階で、図4(A)に示す構造が出来上がっていれば、各部材を設置する順番は変更されてもよい。
図5(A)は、外側型枠136の底板136aと、袋状ナット112とを、ボルト139によって固定する段階を示す断面図である。外側型枠136の底板136aの貫通孔104を介して、袋状ナット112内に、ボルト139を挿入する。そして、ボルト139を締め付けることで、外側型枠136の底板136aに、袋状ナット112が固定される。
図5(B)は、外側型枠136の内側にベース筋116a、116bを配筋し、内側型枠137の下端又はその近傍までコンクリートを打設して平板部108を形成する段階を示す図である。ベース筋116a、116bは、図1(A)に示すように、外側型枠136の中に格子状に配設される。ベース筋116a、116bは、フーチング籠筋118に相当する部分が、外側型枠136と内側型枠137との間から上方に伸びるように配筋される。コンクリートは、ベース筋116a、116b埋設し、袋状ナット112の上部及び定着板114が露出するように打設される。この段階で打設されたコンクリートが硬化することにより、袋状ナット112が確実に固定される。
図6(A)は、外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを打設する段階を示す断面図である。外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを流し込む作業は、平板部108を形成するコンクリートが安定化し、ある程度硬化した状態で行われることが好ましい。外側型枠136と内側型枠137との間に打設されたコンクリートにより、立ち上がり部110が形成される。立ち上がり部110の高さは、外側型枠136と内側型枠137との間に流し込むコンクリートの量によって調整することができる。この場合において、外側型枠136と内側型枠137との間に流し込まれるコンクリートの量は、少なくとも平板部108から突出する定着板114の高さより高くなるのに十分な量であることが望ましい。なお、平板部108のコンクリートを打設した際に、刷毛引きなどの目荒しを行うことで、平板部108及び立ち上がり部110の一体化、ならびに免震上部基礎構造100及び免震上部基礎構造100上に打設されるコンクリートとの一体化を図ることができる。また、内側型枠137は、平板部108のコンクリートを打設した後に、設置してもよい。
図6(B)は、コンクリートが固まった後、外側型枠136及び内側型枠137を解体する段階を示す断面図である。コンクリートが固まることにより、平板部108及び立ち上がり部110を含むコンクリート部106が形成される。最後に、外側型枠136の底板136aと、袋状ナット112とを固定していたボルト139を外し、内側型枠固定用締結具140を外して、外側型枠136と内側型枠137とを解体する。
以上の工程により、図1(A)及び図1(B)に示すような免震上部基礎構造100が作製される。本実施形態で示すように、プレキャストコンクリートを2段階に分けて打設することにより、立ち上がり部110を有する免震上部基礎構造100を作製することができる。
本実施形態に係る作製方法によれば、型枠作業の削減及び型枠用サポートの設置作業をする必要がなく、煩雑な作業を削減することができる。また、免震上部基礎構造用の鉄筋と、基礎梁用の鉄筋とが混在することを防ぐことができるので、配筋の作業を簡略化することができる。
さらに、本実施形態に係る免震上部基礎構造は、免震装置の直上で作製するのではなく、工場や作業所内で個別に生産することができるため、コンクリートの品質管理が容易であり、品質のばらつきを小さくすることができるという利点を有する。また、免震上部基礎構造100を工場で作製する場合は、天候等の影響を受けず計画的に生産することができるため、工期を短縮することができる。さらに、現場でコンクリートを打設する工法に比べ、型枠及び型枠サポートの使用量を削減することができ、現場において煩雑な作業を省略することができ、建設コストを削減することができる。なお、本実施形態では、図6(A)及び図6(B)に示すように、コンクリートを2段階で打設する態様を示すが、これに限定されず、コンクリートの1回の打設により平板部108と立ち上がり部110を形成してもよい。
従来、免震上部基礎構造をプレキャスト工法により形成する際には、ベースプレートが用いられてきた。ベースプレートに袋状ナットを配置して、ベースプレートの周辺に型枠を形成した後、型枠にベース筋を配筋してコンクリートを打設していた。ベースプレートを用いることにより、袋状ナットを精密に配置することができるが、免震上部基礎構造についてさらなる荷重の削減や薄型化が望まれていた。
本実施形態に係る免震上部基礎構造100の作製方法は、貫通孔104が設けられた型枠133上に袋状ナット112を配置して、貫通孔104を介してボルト139を袋状ナット112に螺合して固定している。そのため、ベースプレートを用いなくても、袋状ナット112を精密に配置することができる。また、ベースプレートを用いる必要がないため、免震上部基礎構造100の荷重の削減や薄型化を図ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、免震上部基礎構造100とは一部異なる構造を有する免震上部基礎構造100Aの構造及びその作製方法について、図7(A)乃至図12を参照して説明する。なお、本実施形態では、免震上部基礎構造100と異なる点について説明し、同様の構成及び機能については詳細な説明を省略する。
[免震上部基礎構造100Aの構造]
図7(A)は、本発明の一実施形態に係る免震上部基礎構造100Aの平面図である。また、図7(B)は、図7(A)に示す免震上部基礎構造100AをA1-A2線に沿って切断したときの断面図である。
図7(B)に示すように、本実施形態に係る免震上部基礎構造100Aは、袋状ナット112の下部近傍において、コンクリート部106が凹部107を有する構造である。当該凹部107は、袋状ナット112を囲むように設けられている。また、当該凹部107は、袋状ナットを囲む円筒形状を有している。
[免震上部基礎構造100Aの作製方法]
次に、図8(A)乃至図9(B)を参照して、図7(A)及び図7(B)に示す免震上部基礎構造100Aの作製方法を説明する。なお、免震上部基礎構造100の作製方法と同様の工程については、詳細な説明を省略する。
図8(A)は、外側型枠136及び内側型枠137を有する型枠133に、冶具141が配置された段階を示す平面図であり、図8(B)は、図8(A)に示す様子を、側面から見たときの断面図である。
第1実施形態で説明した作製方法と異なる点は、図8(A)及び図8(B)に示すように、外側型枠136の底板136aには、貫通孔が設けられていない点である。当該貫通孔の代わりに、本実施形態では、底板136aには複数の冶具141が配置されている。複数の冶具141は、円柱の内部がくりぬかれた円筒形状を有している。また、円筒形状の冶具141を断面視したとき、円筒形状の冶具141の外側の高さは、円筒形状の冶具141の内側と同じである。複数の冶具141は、平面視したとき、外側型枠136の底板136aの中心を円心として、所定の半径を有する円周状となるように配置される。複数の冶具は、溶接によって固定されている。また、冶具141は袋状ナット112を固定することができればよく、できるだけ小さいものを選択することが好ましい。
図9(A)は、底板136aに設けられた冶具141に、上部に定着板114が付された袋状ナット112を挿入する段階を示す断面図である。袋状ナット112は、円筒形状の冶具141の内部に挿入されることで、外側型枠136の底板136aに配置される。
図9(B)は、外側型枠136の内側にベース筋116a、116bを配筋し、外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを打設することで、コンクリート部106を形成する段階を示す図である。最後に、内側型枠固定用締結具140を外して、外側型枠136と内側型枠137とを解体する。
以上の工程により、図7(A)及び図7(B)に示すような免震上部基礎構造100Aが作製される。本実施形態に係る免震上部基礎構造100Aの作製方法によれば、外側型枠136の底板136aに、冶具141を配置している。本発明の一実施形態では、ベースプレートを用いなくても、袋状ナットを精密に配置することができる。また、ベースプレートを用いる必要がないため、免震上部基礎構造の荷重の削減や薄型化を図ることができる。
<変形例1>
次に、図10(A)乃至図12を参照して、本実施形態に係る免震上部基礎構造100Aの作製方法と一部異なる免震上部基礎構造100Bの作製方法について説明する。
図10(A)は、外側型枠136及び内側型枠137を有する型枠133に、冶具141Aが配置された段階を示す平面図であり、図10(B)は、図10(A)に示す様子を、側面から見たときの断面図である。
図8(A)乃至図9(B)で説明した作製方法と異なる点は、図10(B)に示すように、複数の冶具141Aの形状が異なっている点である。複数の冶具141Aは、円柱の内部がくりぬかれた円筒形状を有しているが、その断面の形状が異なっている。つまり、円筒形状の冶具141Aの外側の高さが、円筒形状の冶具141Aの内側の高さよりも高くなっている。
図11(A)は、底板136aに設けられた冶具141Aに、上部に定着板114が付された袋状ナット112を挿入する段階を示す断面図である。袋状ナット112は、円筒形状の冶具141Aの内部に挿入されることで、外側型枠136の底板136aに固定される。
図11(B)は、外側型枠136の内側にベース筋116a、116bを配筋し、外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを打設することで、コンクリート部106を形成する段階を示す図である。最後に、内側型枠固定用締結具140を外して、外側型枠136と内側型枠137とを解体する。
以上の工程により、図12に示すような免震上部基礎構造100Bが作製される。図10(A)乃至図12に示す免震上部基礎構造100Bの作製方法では、円筒形状の冶具141Aの外側の高さが、円筒形状の冶具141Aの内側の高さよりも高くなっている。冶具141Aがこのような構造を有することにより、図11(B)の工程において、コンクリート部106及び袋状ナット112を、外側型枠136から取り外しやすくなる。これにより、免震上部基礎構造100Bの作製時間の短縮化を図ることができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、免震上部基礎構造100Aとは一部異なる構造を有する免震上部基礎構造100Cの構造及びその作製方法について、図13(A)乃至図15を参照して説明する。なお、本実施形態では、免震上部基礎構造100Aと異なる点について説明し、同様の構成及び機能については詳細な説明を省略する。
[免震上部基礎構造100Cの作製方法]
図13(A)は、外側型枠136及び内側型枠137を有する型枠133に、冶具141Bが配置された段階を示す平面図であり、図13(B)は、図13(A)に示す様子を、側面から見たときの断面図である。
第2実施形態で説明した作製方法と異なる点は、図13(A)及び図13(B)に示すように、底板136aに配置された複数の冶具141Bの形状が異なっている。複数の冶具141Bは、円柱形状、又は多角柱形状などの柱状形状を有している。また、複数の冶具141Bは、頂点を取り去った円錐台形状又は多角錐台形状などの錐台形状を有していてもよい。複数の冶具141Bは、平面視したとき、外側型枠136の底板136aの中心を円心として、所定の半径を有する円周状となるように配置される。複数の冶具141Bは、溶接によって固定されている。
図14(A)は、底板136aに設けられた冶具141Bに、上部に定着板114が付された袋状ナット112を挿入する段階を示す断面図である。底板136aに設けられた冶具141Bに、袋状ナット112を挿入することで、袋状ナット112を、外側型枠136の底板136aに固定される。
次に、図5(B)乃至図6(B)で説明したように、外側型枠136の内側にベース筋116a、116bを配筋し、外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを打設することで、コンクリート部106を形成する。最後に、内側型枠固定用締結具140を外して、外側型枠136と内側型枠137とを解体する。外側型枠136解体時に冶具141Bは袋状ナット112から脱離する。
以上の工程により、図14(B)に示すような免震上部基礎構造100Cが形成される。本実施形態に係る免震上部基礎構造100Cの作製方法は、型枠133上に冶具141Bを配置して、冶具141Bに、袋状ナット112を挿入することで、袋状ナット112を外側型枠136の底板136aに、精密に配置することができる。そのため、ベースプレートを用いなくても、袋状ナット112を精密に配置することができる。また、ベースプレートを用いる必要がないため、免震上部基礎構造100Cの荷重の削減や薄型化を図ることができる。
<変形例2>
次に、図15を参照して、本実施形態に係る免震上部基礎構造100Cの作製方法と一部異なる免震上部基礎構造100Cの作製方法について説明する。
図13(A)乃至図14(B)で説明した作製方法と異なる点は、図15に示すように、複数の冶具141Bがボルト144によって固定されている点である。複数の冶具141Bは、外側型枠136の底板136aに形成された貫通孔104Aを介して、ボルト144によって固定されている。これにより、複数の冶具141Bと底板136aとをより強固に固定することができる。
外側型枠136の底板136aに、袋状ナット112を固定した後、図5(B)乃至図6(B)で説明したように、外側型枠136の内側にベース筋116a、116bを配筋し、外側型枠136と内側型枠137との間にコンクリートを打設することで、コンクリート部106を形成する。最後に、内側型枠固定用締結具140を外して、外側型枠136と内側型枠137とを解体する。
以上の工程により、図14(B)に示すような免震上部基礎構造100Cが形成される。本実施形態に係る免震上部基礎構造100Cの作製方法は、貫通孔104Aが設けられた型枠133上に冶具141Bを配置して、貫通孔104Aを介してボルト144を冶具141Bに螺合して固定している。このようにして固定された冶具141Bに、袋状ナット112を挿入することで、袋状ナット112を外側型枠136の底板136aに、精密に配置することができる。そのため、ベースプレートを用いなくても、袋状ナット112を精密に配置することができる。また、ベースプレートを用いる必要がないため、免震上部基礎構造100Cの荷重の削減や薄型化を図ることができる。
100:免震上部基礎構造、100A:免震上部基礎構造、100B:免震上部基礎構造、100C:免震上部基礎構造、104:貫通孔、106:コンクリート部、107:凹部、108:平板部、110:立ち上がり部、112:袋状ナット、114:定着板、116a、116b:ベース筋、118:フーチング籠筋、120:免震下部基礎構造、122:免震装置、124:免震ゴム部、126:上部フランジ、128:下部フランジ、130:アンカーボルト、131:フーチング、132:基礎梁、133:型枠、134:梁主筋、136:外側型枠、136a:底板、136b:側板、137:内側型枠、138:土台、139:ボルト、140:内側型枠固定用締結具、141:冶具、141A:冶具、141B:冶具、143:スペーサ

Claims (4)

  1. 底板に設けられた貫通孔に、上部に定着板が付された袋状ナットを配置し、
    前記底板上にベース筋を配筋し、
    前記底板にコンクリートを打設することで、前記コンクリートの表面から前記袋状ナットの上部及び前記定着板突出する平板部を形成すること、を含む免震上部基礎構造の作製方法。
  2. 上部に前記定着板が付された前記袋状ナットを配置した後に、
    前記底板の前記貫通孔を介して、前記袋状ナットにボルトを螺合する、請求項1に記載の免震上部基礎構造の作製方法。
  3. 請求項1または2に記載の免震上部基礎構造の作製方法により作製された前記平板部の上面部と接するようにフーチングおよび基礎梁を形成すること、を含む基礎構造の作製方法。
  4. 前記平板部から突出する袋状ナットの上部及び前記定着板を埋設するように、前記フーチング及び前記基礎梁を形成すること、を含む請求項3に記載の基礎構造の作製方法。
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