JP2017150248A - 太陽光パネルの基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基礎構造の設置場所が傾斜地であったり、基礎構造を設置した後に設置場所が地盤沈下したりした場合であっても、地盤面と基礎本体との間に脆弱部分が生じることなく、簡易な構造でかつ適用範囲が広い太陽光パネルの基礎構造を提供すること。【解決手段】太陽光パネルの基礎構造1は、太陽光パネルの支持架台2に接続された基礎用治具10と、基礎用治具10に固定されて少なくとも一部が地中に打ち込まれた複数の鋼管20、20A、20Bと、を備える。基礎用治具10は、基礎本体11と、基礎本体11に設けられて鋼管20、20A、20Bが挿通される筒部12と、筒部12に鋼管20、20A、20Bを固定するボルトおよびナットと、を有する。鋼管20Bの地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dを横切る部分の内部には、コンクリートまたはモルタルCが充填されている。【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光パネルの支持架台を支持する基礎構造に関する。
従来より、太陽光パネルの支持架台を支持する基礎として、以下のような基礎構造が提案されている。
すなわち、基礎構造は、貫通孔を有する中空の本体と、この本体の貫通孔を通って地中に差し込まれた鋼管と、を備える。これら鋼管は、地表面に対して傾斜して延びている(特許文献1参照)。
ところで、基礎構造の設置箇所が傾斜地であったり、基礎構造の設置後に地盤が沈下したりした場合には、本体(台座)の下端面の一部が地盤面から離れて、地盤面と本体との間に隙間が生じることになる。したがって、太陽光パネルが強風で煽られたり、地震により太陽光パネル全体が揺れたりした際には、地盤面と本体との隙間を横切る鋼管が脆弱な部分となり、鋼管が変形して、基礎構造に支持された太陽光パネルが傾いたり、または損壊したりするおそれがあった。
具体的には、地盤面と基礎構造の本体との間に隙間が生じると、地中に埋設される鋼管の長さが短くなるので、鋼管の周面摩擦力が低下することになり、支持架台の鉛直支持力が不足するとともに、鋼管の引抜抵抗力が低下して、太陽光パネルを強固に支持することができない、という問題点があった。
特許文献2には、軟弱地盤であっても、長い鋼管を効率的かつ高精度に打ち込むことができる基礎構造の構築方法が開示されている。この基礎構造は、筒部を有するガイド部材と、この筒部に挿入される複数の鋼管と、で構成されている。これら複数の鋼管は、互いに交差することなく所定の傾斜角度で埋設され、これら複数の鋼管の頭部は、ガイド部材に接合されている。
しかしながら、特許文献2の基礎構造についても、傾斜地においては、ガイド部材の下端面の一部に隙間が生じて、地盤面とガイド部材とが密着しない場合があった。
特開2014−31700号公報 特開2015−229838号公報
以上のような問題点を踏まて、本発明は、基礎構造の設置場所が傾斜地であったり、基礎構造を設置した後に設置場所が地盤沈下したりした場合であっても、地盤面と基礎本体との間に脆弱部分を生じることなく、簡易な構造でかつ適用範囲が広い太陽光パネル用の基礎構造を提供することを目的とする。
本発明者らは、基礎構造の設置場所が傾斜地や軟弱地盤などで、地盤面と基礎構造との間に隙間が生じる場合であっても、鋼管の隙間に位置する部分にプレキャストコンクリート(PC)板を挿入して隙間を解消したり、隙間を横切る鋼管内部にコンクリートを充填したりして、鋼管の水平抵抗力を増加させることで、基礎構造を構成する鋼管の鉛直支持力および引抜抵抗力を保持できることに着目し、簡易な構造でありながら、適用範囲の広い太陽光パネル用の基礎構造を発明するに至った。
言い換えると、本発明の特徴は、地盤面と基礎構造との間に生じた隙間が脆弱部分とならないようにPC板で隙間を解消する基礎構造、または、隙間の鋼管内部にコンクリートを充填させて、鋼管単体の抵抗断面積を増加させる基礎構造である。
第1の発明の太陽光パネルの基礎構造(例えば、後述の太陽光パネルの基礎構造1)は、地盤上に設けられて太陽光パネルの支持架台(例えば、後述の支持架台2)を支持する基礎構造であって、前記支持架台に接続された基礎用治具(例えば、後述の基礎用治具10)と、当該基礎用治具に固定されて少なくとも一部が地中に打ち込まれた複数の鋼管(例えば、後述の鋼管20、20A、20B)と、を備え、前記基礎用治具は、基礎本体(例えば、後述の基礎本体11)と、当該基礎本体に設けられて前記鋼管が挿通される筒部(例えば、後述の筒部12)と、当該筒部に前記鋼管を固定する固定治具(例えば、後述のボルト13およびナット14)と、を有し、前記鋼管(例えば、後述の鋼管20B)の地盤面(例えば、後述の地盤面3A、3B)と前記基礎本体との間の隙間(例えば、後述の隙間d)を横切る部分の内部には、コンクリートまたはモルタルが充填されていることを特徴とする。
この発明によれば、鋼管の地盤面と基礎本体との間の隙間を横切る部分について、その鋼管の内部にコンクリートまたはモルタルを充填して、鋼管の一定区間をコンクリート充填鋼管とすることで、水平力に対して、鋼管単体に加えて鋼管内部のコンクリートまたはモルタルが抵抗し、隙間を横切る鋼管の損傷や損壊を防止できる。
第2の発明の太陽光パネルの基礎構造は、地盤上に設けられて太陽光パネルの支持架台を支持する基礎構造であって、前記支持架台に接続された基礎用治具と、前記基礎用治具に固定されて少なくとも一部が地中に打ち込まれた複数の鋼管と、を備え、前記基礎用治具は、基礎本体と、当該基礎本体に設けられて前記鋼管が挿通される筒部と、当該筒部に前記鋼管を固定する固定治具と、を有し、前記鋼管(例えば、後述の鋼管20A)の地盤面(例えば、後述の地盤面3A、3B)と前記基礎本体との間の隙間に位置する部分には、外側から板材(例えば、後述の板材30)が嵌め込まれていることを特徴とする。
この発明によれば、地盤面と基礎本体との間の隙間において、基礎構造を新設する段階、または、一旦基礎構造を構築した後に地盤沈下した場合の後施工段階において、露出している鋼管を外部から覆うように外側から板材を嵌め込むことで、この露出した鋼管を補強できる。本構成によって、地盤面と基礎本体の間の隙間を解消して、板材がこの鋼管を外側から押さえて変形を抑制できる。よって、地震時や強風時に、太陽光パネル全体に加わる水平力や転倒モーメントが、鋼管の地盤面と基礎本体との間の部分に外部荷重として集中しても、鋼管の損傷を防止でき、その結果、太陽光パネルの傾きや損傷を防止できる。
また、地盤面と基礎本体との間の隙間に、複数の板材を挿入して積層することで、隙間の高さが基礎本体毎に異なる場合でも、容易に隙間を解消できる。
また、板材で地盤面と基礎本体との間の隙間を埋めたので、基礎本体の沈下が抑制されて、鋼管の損傷をより確実に防止できる。
本発明によれば、基礎構造の設置場所が傾斜地であったり、あるいは、基礎構造の設置場所が地盤沈下して、地盤面が一方側に傾斜した場合であっても、地盤面と基礎本体との間の隙間を解消したり、地盤面と基礎本体の間にコンクリート充填鋼管を配置することで、簡易な構造でありながら、適用範囲が広い太陽光パネル用の基礎構造を提供できる。よって、地震時や強風時であっても、基礎構造の鋼管の変形を防止できるので、太陽光パネルの傾きや損傷を防止できる基礎構造を実現できる。
本発明の一実施形態に係る太陽光パネルの基礎構造の斜視図である。 実施形態に係る太陽光パネルの基礎構造の側面図である。 実施形態に係る太陽光パネルの基礎構造の上部の拡大斜視図である。 実施形態に係る太陽光パネルの基礎構造の上部の平面図である。 実施形態に係る基礎構造の板材の斜視図および縦断面図である。
本発明は、地盤面と基礎本体との間に隙間が生じるような傾斜地または軟弱地盤などに太陽光パネルの支持架台を設置するための基礎構造であり、新設段階でも、または一旦基礎構造を構築した後の後施工段階であっても、設置可能な太陽光パネル用の基礎構造である。本発明の第1の解決手段は、地盤面と基礎本体との間に板材を挿入することで、隙間を解消するものであり、第2の解決手段は、地盤面と基礎本体との間を横切る鋼管に対し、部分的にコンクリートやモルタルを充填させて、コンクリート充填鋼管とするものである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る太陽光パネルの基礎構造1の斜視図である。図2は、太陽光パネルの基礎構造1の側面図である。
太陽光パネルの基礎構造1は、上部で太陽光パネルの支持架台2を支持するものであり、図2(a)に示すように、傾斜した地盤面3A上、あるいは、図2(b)に示すように、太陽光パネルの基礎構造1の設置後に沈下した地盤面3B上に設置されている。
この基礎構造1は、基礎用治具10と、この基礎用治具10に固定された4本の鋼管20と、を備える。
図3は、太陽光パネルの基礎構造1の上部の拡大斜視図であり、図4は、太陽光パネルの基礎構造1の上部の平面図である。
基礎用治具10は、ダクタイル鋳鉄による鋳造物であり、椀状の基礎本体11と、この基礎本体11に設けられて鋼管20が挿通される4つの筒状の筒部12と、これら筒部12に鋼管20を固定する固定治具としてのボルト13およびナット14と、を備える。
なお、本実施形態では、基礎用治具10を鋳造としたが、これに限らず、基礎用治具をコンクリート製やプラスチック製としてもよい。
基礎本体11は、平面視で矩形状であり、中心軸が略鉛直となるように配置される。この基礎本体11は、伏せた椀状つまり中央部が上方に向かって膨出した形状である。
また、基礎本体11の中央部には、太陽光パネルの支持架台2を基礎本体11に連結するための貫通孔15が形成されている。
4つの筒部12は、円筒形状であり、基礎本体11の四隅に基礎本体11に一体に設けられ、4つの筒部12の中心軸は、基礎本体11の略鉛直の軸方向に対して一定の角度で傾斜してかつ互いに干渉することなく延びている。
4本の鋼管20は、それぞれ、円筒形状であり、筒部12に挿通されている。これら鋼管20は、基礎本体11が地盤面3A、3Bに設置された状態では、一部が地中に打ち込まれており、杭として機能する。
鋼管20は、筒部12の上端から露出している。筒部12の上端側および鋼管20には、貫通孔が設けられており、これら貫通孔にボルト13が挿通されて、このボルト13にナット14を締め付けることで、鋼管20は筒部12に固定されている。
ここで、鋼管20のうち図2中最も左側に位置するものを鋼管20Aとする。鋼管20Aの地盤面3A、3Bと基礎本体11との隙間dに位置する部分には、外側から板材30が嵌め込まれている。この板材30により、地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dが埋められている。
図5は、板材30の斜視図および縦断面図である。
板材30は、平面視で矩形状であり、この板材30の一端縁には、凹部31が形成されている。凹部31の最も奥側には、鋼管20の外周面が嵌合する嵌合面32が形成されている。この嵌合面32は、鋼管20Aの傾斜角度に略等しい角度に形成されている。
なお、この板材30は、安価でありかつ容易に異なる板厚さを実現可能なコンクリート板である。また、このコンクリート板は、平板状であり、基礎本体11と同等の軸剛性を有する平板状である。
また、鋼管20のうち図2中最も右側に位置するものを鋼管20Bとする。鋼管20Bの地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dを横切る部分の内部には、コンクリートまたはモルタルCが充填されている。
鋼管20B内部にコンクリートまたはモルタルCを充填する場合、まず、鋼管20B内部のうち地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dより下方の位置にラス金網40を挿入し、このラス金網40を、充填するコンクリートの下端側の型枠とする。ラス金網40を挿入した後、ラス金網40の上方つまり鋼管20Bの上端から鋼管20Bの内部にコンクリートを流し込み、鋼管20Bの隙間dに対応する部分をコンクリート充填鋼管とする。
以上の太陽光パネルの基礎構造1は、以下の方法で構築される。
すなわち、所定の場所に基礎本体11を配置し、この基礎本体11の筒部12に鋼管20を差し込んで地盤面3A、3Bに打ち込むことで、太陽光パネルの基礎構造1を完成させる。
このとき、地盤面3A、3Bと基礎本体11との間に隙間dが生じる場合には、鋼管20Aの隙間dに位置する部分に、適宜、板材30を側方から差し込んで嵌め込んだり、鋼管20Bの内部にコンクリートまたはモルタルCを充填したりする。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)鋼管20Bの地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dを横切る部分に、コンクリートまたはモルタルCを充填した。コンクリートまたはモルタルCにより、鋼管20Bの変形が抑制されるので、地震時や強風時に、この鋼管20Bの隙間dに位置する部分に応力が集中しても、鋼管20Bの損傷を防止できる。その結果、太陽光パネルの傾きや損傷を防止できる。
なお、一旦、コンクリートまたはモルタルを充填した後であっても、地盤沈下が進行し、新たに隙間が発生した場合には、コンクリートまたはモルタルを追加することが可能である。
(2)地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の隙間dにおいて、鋼管20Aに外側から板材30を嵌め込んだ。よって、板材30がこの鋼管20Aを外側から押さえて変形を抑制するので、地震時や強風時に、この鋼管20Aの地盤面3A、3Bと基礎本体11との間の部分に応力が集中しても、鋼管20Aの損傷を防止できる。その結果、太陽光パネルの傾きや損傷を防止できる。
(3)太陽光パネル用の基礎構造1として、地盤面3A、3Bと基礎本体11との間に、板材30を挿入して隙間dを解消する第1実施形態と、コンクリート充填鋼管を配置した第2実施形態とを組み合わせて設けることで、簡易な構造でありながら、鉛直支持力と水平抵抗力に優れた太陽光パネル用の基礎構造を実現できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、鋼管20Aにのみ板材30を取り付けるとともに、鋼管20Bの隙間dに対応する部分にのみコンクリートまたはモルタルを充填したが、これに限らず、板材30を取り付ける鋼管や、コンクリートまたはモルタルを充填する鋼管は、適宜選択されてよい。例えば、本実施形態では、板材30を傾斜した地盤面3Aの下がった側に位置する鋼管20Aに取り付けたが、これに限らず、全ての鋼管20に取り付けてもよい。また、例えば、本実施形態では、鋼管20BにのみコンクリートまたはモルタルCを充填したが、これに限らず、残りの鋼管20にも、コンクリートまたはモルタルを充填してもよい。
また、本実施形態では、図2に示すように、地盤面と基礎本体との間に板材を挿入する第1の解決手段と、部分的にコンクリート充填鋼管を配置する第2の解決手段とを組み合わせて設けたが、鋼管の地盤面と基礎本体との間の隙間に位置する部分が脆弱部とならないように設計できれば、それぞれを単独で設けてもよい。
また、本実施形態では、板材30を1枚のみ鋼管20Aに取り付けたが、隙間dが大きい場合には、板材30を複数枚重ねて取り付けてもよい。なお、板材30を複数枚挿入する場合は、各板材30の断面欠損部分である凹部31が、平面視で上下に重ならないようにずらして積層する。
例えば、本実施形態では、鋼管20Bの隙間dに対応する部分にのみコンクリートまたはモルタルCを充填してコンクリート充填鋼管としたが、これに限らず、鋼管20Bの全長に亘ってコンクリートを充填させてもよい。
また、本実施形態では、鋼管20B内部にコンクリートまたはモルタルCを充填する場合、鋼管20Bにラス金網40を挿入し、このラス金網40を型枠としてコンクリートまたはモルタルを流し込んだが、これに限らない。例えば、予めコンクリートまたはモルタルCを充填した鋼管20Bを用意して、このコンクリートまたはモルタルCを充填した鋼管20を打ち込んでもよい。あるいは、鋼管20Bを打ち込んだ後、この鋼管20B内に図示しない袋体を入れて、この袋体内にコンクリートまたはモルタルを流し込んでもよい。このとき、鋼管20の内部にラス金網40を挿入し、この袋体をラス金網で下から支持することで、袋体を所定位置に配置してもよい。
d…隙間 C…コンクリートまたはモルタル
1…太陽光パネルの基礎構造 2…架台 3A、3B…地盤面
10…基礎用治具 11…基礎本体 12…筒部
13…ボルト(固定治具) 14…ナット(固定治具) 15…貫通孔
20、20A、20B…鋼管
30…板材 31…凹部 32…嵌合面 40…ラス金網

Claims (2)

  1. 地盤上に設けられて太陽光パネルの支持架台を支持する基礎構造であって、
    前記支持架台に接続された基礎用治具と、
    当該基礎用治具に固定されて少なくとも一部が地中に打ち込まれた複数の鋼管と、を備え、
    前記基礎用治具は、基礎本体と、当該基礎本体に設けられて前記鋼管が挿通される筒部と、当該筒部に前記鋼管を固定する固定治具と、を有し、
    前記鋼管の地盤面と前記基礎本体との間の隙間を横切る部分の内部には、コンクリートまたはモルタルが充填されていることを特徴とする太陽光パネルの基礎構造。
  2. 地盤上に設けられて太陽光パネルの支持架台を支持する基礎構造であって、
    前記支持架台に接続された基礎用治具と、
    前記基礎用治具に固定されて少なくとも一部が地中に打ち込まれた複数の鋼管と、を備え、
    前記基礎用治具は、基礎本体と、当該基礎本体に設けられて前記鋼管が挿通される筒部と、当該筒部に前記鋼管を固定する固定治具と、を有し、
    前記鋼管の地盤面と前記基礎本体との間の隙間に位置する部分には、外側から板材が嵌め込まれていることを特徴とする太陽光パネルの基礎構造。
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