JP7268383B2 - スタンディングパウチ - Google Patents
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Description
一対の積層シートである第1シートおよび第2シートを、互いに対向させ、第3シートを折り曲げて、前記第1シートと第2シートの間に挿入し、周縁をシールしてなるスタンディングパウチであって、上部シール部と左端および右端で対向する2つの側部シール部と底部シール部とを有し、
前記上部シール部の近傍には、上部シール部を取り去るように切り取るためのノッチが形成され、前記第1シートまたは第2シートのうちいずれか一方のシートの下方、かつ前記底部シール部の上端よりも上方の位置に、非貫通の開封誘導線を左の側部シール部の左端から、右の側部シール部の右端まで直線状に、並行して2か所設けるとともに、前記第1シートまたは第2シートのうち他方のシートには開封誘導線が設けられておらず、
かつ、並行する前記開封誘導線で囲まれた側部シール部の少なくとも一部にシールが施されていない未シール部を有することを特徴とするスタンディングパウチである。
前記積層シートは、外側から基材層、中間層、およびシーラント層がこの順で積層されてなる積層シートであって、
前記基材層は、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、前記積層シートの幅方向に引き裂き性を有することを特徴とする請求項1に記載のスタンディングパウチである。
前記積層シートは、外側から基材層、中間層、およびシーラント層がこの順で積層されてなる積層シートであって、
前記中間層は、二軸延伸ナイロン(ONy)からなり、前記積層シートの幅方向に引き裂き性を有することを特徴とする請求項1または2に記載のスタンディングパウチである。
前記非貫通の開封誘導線は、前記積層シートのうち外側から基材層までが貫通されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記基材層と前記中間層との間にレーザー光に対して反射する光反射材を含む光反射層を設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
前記基材層と前記中間層との間にレーザー光に対して高吸収性の光吸収材を含む光吸収層を設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のスタンディングパウチである。
図1は、本発明のスタンディングパウチ20の正面図である。本発明のスタンディングパウチ20は、第1シート1および第2シート2の右側の側部は、互いにヒートシールされていることにより側部シール部4を形成している。第1シート1および第2シート2の左側の側部は、互いにヒートシールされていることにより、側部シール部5を形成している
。第1シート1および第2シート2の上部は、互いにヒートシールされていることにより、上部シール部6を形成している。底部は、第3シート3を折り曲げて、第1シート1と第2シート2の間に挿入し、周縁がシールされていることにより底部シール部7を形成している。
開封誘導線9a、9bをハーフカットで形成するには、以下の2通りの層構成がある。両層構成を図2に示す。
(実施形態1)
第1シート1および第2シート2は、胴部を形成する積層シートであり、その積層シート30の層構成としては、外側から基材層11、中間層12、シーラント層13をこの順に積層し、基材層11と中間層12の間に、所定の波長域のレーザー光に対して反射する光反射材を含む光反射層14を有する。第3シート3は、底部を形成する積層シートであるが、光反射層14を含まない点において第1シート1および第2シート2と相違し、その他の点においては第1シート1および第2シート2と同様である。
積層シート30の層構成は、実施形態1と同様に、外側から基材層11、中間層12、シーラント層13をこの順に積層し、基材層11と中間層12の間に、光反射層14の代わりに、所定の波長域のレーザー光に対して高吸収性の光吸収材を含む光吸収層15を有する点において実施形態1と相違し、その他の点においては実施形態1と同様である。
二軸延伸ナイロン(ONy)が好ましい。特に、引き裂き性を有する、二軸延伸ナイロン(ONy)が好ましい。
影響を防止することで、ガスバリア性および耐久性を保持でき、電子レンジおよび熱水などで加熱調理可能なレトルト食品用スタンディングパウチとして利用できる。
(実施例1)
厚さ12μmのPETフィルムの片面に、酸化アルミニウム蒸着膜を積層した後、幅方向に引き裂き性を有するナイロン(出光ユニテック株式会社製、商品名:「ユニアスロンTB1010」)、無延伸ポリプロピレン(CPP)をこの順で積層し、PET/酸化アルミニウム蒸着膜/ONy/CPPなる構成の積層シートを得た。
厚さ12μmのPETフィルムの片面に、10.6μmに吸収・反射するメタリックインクを積層した後、幅方向に引き裂き性を有するナイロン(出光ユニテック株式会社製、商品名:「ユニアスロンTB1010」)、無延伸ポリプロピレン(CPP)をこの順で積層し、PET/メタリックインク/ONy/CPPなる構成の積層シートを得た。
厚さ12μmのPETフィルムの片面に、アルミニウム箔を積層した後、幅方向に引き
裂き性を有するナイロン(出光ユニテック株式会社製、商品名:「ユニアスロンTB1010」)、無延伸ポリプロピレン(CPP)をこの順で積層し、PET/アルミニウム箔/ONy/CPPなる構成の積層シートを得た。
2・・・第2シート(胴部シート)
3・・・第3シート(底部シート)
4・・・右サイドシール部
5・・・左サイドシール部
6・・・上部シール部
7・・・底部シール部
8・・・ノッチ
9・・・つまみ
9a・・・開封誘導線(上)
9b・・・開封誘導線(下)
10a・・・第1の開口部
10b・・・第2の開口部
11・・・基材層
12・・・中間層
13・・・シーラント層
14・・・光反射層
15・・・光吸収層
20・・・スタンディングパウチ本体
30・・・積層シート
Claims (6)
- 一対の積層シートである第1シートおよび第2シートを、互いに対向させ、第3シートを折り曲げて、前記第1シートと第2シートの間に挿入し、周縁をシールしてなるスタンディングパウチであって、上部シール部と左端および右端で対向する2つの側部シール部と底部シール部とを有し、
前記上部シール部の近傍には、上部シール部を取り去るように切り取るためのノッチが形成され、前記第1シートまたは第2シートのうちいずれか一方のシートの下方、かつ前記底部シール部の上端よりも上方の位置に、非貫通の開封誘導線を左の側部シール部の左端から、右の側部シール部の右端まで直線状に、並行して2か所設けるとともに、前記第1シートまたは第2シートのうち他方のシートには開封誘導線が設けられておらず、
かつ、並行する前記開封誘導線で囲まれた側部シール部の少なくとも一部にシールが施されていない未シール部を有することを特徴とするスタンディングパウチ。 - 前記積層シートは、外側から基材層、中間層、およびシーラント層がこの順で積層されてなる積層シートであって、
前記基材層は、ポリエチレンテレフタレートからなり、前記積層シートの幅方向に引き裂き性を有することを特徴とする請求項1に記載のスタンディングパウチ。 - 前記積層シートは、外側から基材層、中間層、およびシーラント層がこの順で積層されてなる積層シートであって、
前記中間層は、二軸延伸ナイロンからなり、前記積層シートの幅方向に引き裂き性を有することを特徴とする請求項1または2に記載のスタンディングパウチ。 - 前記非貫通の開封誘導線は、前記積層シートのうち外側から基材層までが貫通されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記基材層と前記中間層との間にレーザー光に対して反射する光反射材を含む光反射層を設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
- 前記基材層と前記中間層との間にレーザー光に対して高吸収性の光吸収材を含む光吸収層を設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
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