JP7267721B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、生産性の向上を目的として、複数ビームで感光体を走査することで、ビームの1走査周期中に感光体上に複数ラインの静電潜像を形成する画像形成装置がある。この種の画像形成装置には各種の画像データ処理を実行するための画像処理ICを備えている。特許文献1は、一つのレーザダイオードに対して2個の画像処理ICを設けた画像形成装置を開示している。特許文献1に記載の画像形成装置は、さらに片方の画像処理ICの前段に遅延回路を設け、ビーム数を増やした場合に画像処理等で必要となるラインバッファとして使うものが提案されている。
一つのレーザダイオードに対して2個の画像処理ICを設ける理由としては、例えば次のような理由が挙げられる。画像処理は将来的に駆動対象となり得る1つのレーザダイオードの発光点の数を想定して設計される。そして、通常は1つのレーザダイオードに対して1つの画像処理IC、あるいは複数のレーザダイオードに対して1つの画像処理ICを設ける設計とする。例えば、1つのレーザダイオードが2つの発光点を有する場合、そのレーザダイオードに対して2チャンネル以上の画像処理ICを採用する。また、1つの発光点を備える複数のレーザダイオードに対して駆動対象の発光点の数のチャンネルを備えた画像処理ICを採用する。一方で、一つのレーザダイオードの多ビーム化が進んでおり、画像処理ICのチャンネル以上の発光点を有するレーザダイオードが画像形成装置に用いられるようになってきている。このようなレーザダイオードに対しては新たに画像処理ICを設計することが望ましいが、新たな画像処理ICの設計のためのコストや期間が必要となる。そのため、特許文献1に記載されたように一つのレーザダイオードに対して複数の画像処理ICを割り当てる仕様の画像形成装置を設計することが想定される。
特開2002-283625号公報
しかしながら、上述したように画像処理ICは将来的に駆動対象となり得る1つのレーザダイオードの発光点の数を想定して設計されているため、画像処理ICの構造が上述した多ビーム化されたレーザダイオードを駆動し得るような構造となっていない。そのため、従来の画像処理ICの仕様を変更することなく、多ビーム化されたレーザダイオードに対応させるべく、従来の画像処理ICに対する画像データの入力を改良する必要があった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、簡単な構成で、複数の画像処理ICを並列動作させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
(1)光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームを回転多面鏡により偏向走査することにより、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、複数の画像処理ICを有する第1の画像処理部と、入力された画像データのうちの前記主走査方向の1ライン分の画像データを振り分ける振り分け部であって、前記副走査方向におけるラインの順番であるライン番号を前記画像処理ICの数で除した余剰の値が同じになるライン番号の画像データを、複数の前記画像処理ICに順に振り分ける前記振り分け部と、前記回転多面鏡により偏向走査された前記光ビームが入射されたことに応じて検出信号を出力する検出手段と、を備え、複数の前記画像処理ICには、前記検出手段により出力された前記検出信号が入力され、前記第1の画像処理部は、前記振り分け部で振り分けられたシリアルの画像データが前記余剰の値に応じたそれぞれの前記画像処理ICに、前記レーザ素子の数に応じた前記主走査方向の各ラインの開始位置を示す同期信号に同期して順に入力され、それぞれの前記画像処理ICは、入力されたシリアルの前記画像データを、複数の前記レーザ素子の数に応じた数のパラレルデータに変換し、前記パラレルデータを複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換し前記検出信号に同期して出力することを特徴とする画像形成装置。
(2)光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームの走査により、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、2つの画像処理ICを有し、一方の前記画像処理ICでは所定角度の半分の角度を有する斜線パッチを複数の前記レーザ素子の数に応じた数の奇数ラインのパラレルの画像データとして形成し、他方の前記画像処理ICでは前記半分の角度を有する斜線パッチを複数の前記レーザ素子の数に応じた数の偶数ラインのパラレルの画像データとして形成し、前記奇数ラインの画像データ及び前記偶数ラインの画像データを複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換して2つの前記画像処理ICのそれぞれから出力する画像処理部と、2つの前記画像処理ICからそれぞれ出力された前記駆動信号を、前記所定角度を有する斜線パッチとなるように、前記副走査方向に連続したラインの順番に並び替える並び替え部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
(3)光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームの走査により、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、入力された画像データのうちの前記主走査方向の1ライン分の画像データを、前記副走査方向の奇数ラインの画像データと偶数ラインの画像データとに振り分ける振り分け部と、2つの画像処理ICを有し、一方の前記画像処理ICには、前記振り分け部で振り分けられた前記奇数ラインの画像データが入力され、他方の前記画像処理ICには、前記振り分け部で振り分けられた前記偶数ラインの画像データが入力される画像処理部と、を備え、一方の前記画像処理ICは、元画像を所定倍にした画像を得るために、前記奇数ラインの画像データを前記所定倍に変倍する一方の変倍処理部を有し、他方の前記画像処理ICは、前記元画像を前記所定倍にした画像を得るために、前記偶数ラインの画像データを前記所定倍に変倍する他方の変倍処理部を有し、前記画像処理部は、2つの前記変倍処理部により変倍された後の前記画像データを、複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換して出力し、前記画像処理部から出力された前記駆動信号を、前記副走査方向に連続した前記ラインの順番に並び替える並び替え部を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、簡単な構成で、複数の画像処理ICを並列動作させることができる。
実施例1、2の画像形成装置の構成を示す概略断面図 実施例1、2の中央画像処理部の構成を示す制御ブロック図 コントローラボードとビデオボード間の信号を説明するタイミングチャート 実施例1のビデオボード及びレーザスキャナユニットの構成を示す制御ブロック図 実施例1の駆動信号並替部の動作を説明する図 実施例1、2の画像処理ICの構成を示すブロック図 実施例1、2の画像処理ICの信号の流れを説明するタイミングチャート 従来例の画像処理ICの信号の流れを説明するタイミングチャート 実施例1、2の画像処理ICの画像処理を説明する図 実施例2のビデオボード及びレーザスキャナユニットの構成を示す制御ブロック図 実施例2の駆動信号並替部の動作を説明する図 実施例1、2のレーザスキャナユニットの構成を示す図 実施例1、2の光源の構成と、レーザ素子からのレーザ光による感光ドラム上の走査位置を示す図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の構成]
図1は、実施例1の画像形成装置の構成を示す概略断面図である。図1に示す画像形成装置は、カラー画像読み取り装置(以下、カラースキャナという)100、及びカラー画像記録装置(以下、カラープリンタという)101を有している。
カラースキャナ100は、原稿102の画像を照明ランプ103、ミラー群104A、B、C、及びレンズ105を介してカラーセンサ106に結像して、原稿102のカラー画像情報を電気的な画像信号に変換し、中央画像処理部133に送信する。また、中央画像処理部133は、上述したカラースキャナ100以外に、外部インタフェース203(図2参照)を介して、外部のコンピュータ等から電話回線、ネットワークを介して入力される外部入力データを受信することが可能である。なお、受信したデータがPDL(Page Description Language)データの場合には、PDL処理部(不図示)が画像情報に展開することで、カラー画像データを取得することができる。
続いて、カラープリンタ101の構成について説明する。カラープリンタ101は、各色のトナーに対応して設けられた、露光部(光走査装置)であるレーザスキャナユニット107Y(イエロー用)、107M(マゼンタ用)、107C(シアン用)、107K(ブラック用)を有している。なお、符号末尾のY、M、C、Kは、トナーの色がそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応する装置、部材であることを示している。以下では、特定の色のトナーに対応する装置、部材を指す場合を除き、符号末尾のY、M、C、Kの記載を省略する。レーザスキャナユニット107は、カラースキャナ100からの原稿画像に対応したカラー画像データを光信号である光ビームに変換し、変換された光ビームにより各色のトナーに対応して設けられた像担持体である感光ドラム108の表面が走査される。これにより、各感光ドラム108の表面には静電潜像が形成される。
像担持体である感光ドラム108は、図1に示すように矢印方向(反時計回り方向)に回転し、感光ドラム108の周囲には、帯電器109、現像器110が配置されている。帯電器109は、感光ドラム108の表面を所定の電位に帯電し、現像器110は、レーザスキャナユニット107により感光ドラム108上(像担持体上)に形成された静電潜像にトナーを付着させ、トナー像を形成させる。なお、現像器110は、静電潜像を現像するために、現像剤(トナー)の穂を感光ドラム108の表面に接触させて回転する現像スリーブと、現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転する現像パドルなどを有している。
また、各感光ドラム108上に形成されたトナー像が重畳して転写される中間転写体である中間転写ベルト111は、中間転写ベルト111を駆動する駆動ローラ113と、従動ローラ114、115に張架されている。駆動ローラ113は、駆動モータ(不図示)からの駆動により、中間転写ベルト111を図中矢印方向(時計回り方向)に回転させる。また、各感光ドラム108に対向する位置には、感光ドラム108上に形成されたトナー像を中間転写ベルト111上に転写するための第1転写バイアスブレード112が配置されている。また、第2転写バイアスローラ116は、中間転写ベルト111の従動ローラ114に対向する位置に配置されている。第2転写バイアスローラ116には、第2転写バイアスローラ116を中間転写ベルト111に対して当接・離間可能に駆動する当接離間機構が設けられている。
また、中間転写ベルト111の従動ローラ115に対向する所定位置には、中間転写ベルト111上のトナーを除去するためのベルトクリーニングユニット117が設けられている。ベルトクリーニングユニット117は、プリントスタートから最終色の画像(トナー像)の後端部の感光ドラム108から中間転写ベルト111への転写が終了するまでは、中間転写ベルト111の表面から離間している。そして、その後の所定のタイミングになると、ベルトクリーニングユニット117に設けられた当接離間機構(不図示)は、ベルトクリーニングユニット117を中間転写ベルト111の表面に接触させて、クリーニングを行う。
続いて、図1に示す画像形成装置の画像形成動作について説明する。カラープリンタ101において画像形成が開始されると、まず、トナーの色がイエローから画像形成が開始される。その後、中間転写ベルト111の回転速度に対し、感光ドラム108Yと感光ドラム108Mの位置のズレ分だけ遅れたタイミングで、マゼンタ色の画像形成が開始される。次に、中間転写ベルト111の回転速度に対し、感光ドラム108Mと感光ドラム108Cの位置のズレ分だけ遅れたタイミングで、シアン色の画像形成が開始される。そして、中間転写ベルト111の回転速度に対し、感光ドラム108Cと感光ドラム108Kの位置のズレ分だけ遅れたタイミングで、ブラック色の画像形成が開始される。
中央画像処理部133は、内部に設けられた記憶装置内に格納されているカラースキャナ100から受信した読み取り画像を読み出して画像処理を行い、各色のレーザスキャナユニット107に画像データを送信する。また、各色の帯電器109は、各感光ドラム108の表面上を所定の電位で帯電する。各色のレーザスキャナユニット107は、画像データに基づいたレーザ光により感光ドラム108の表面を走査し、感光ドラム108上に静電潜像を形成する。以下、各色の代表例として、トナーの色がイエローの画像形成について説明する。感光ドラム108Yへのレーザスキャナユニット107Yによるレーザ露光が開始されると、感光ドラム108Y上に形成された静電潜像の先端部から順にトナーを付着させて現像が行われる。そのため、現像器110Yの現像スリーブが回転し、現像スリーブに現像バイアスが印加される。そして、以後、感光ドラム108Y上に形成された静電潜像の現像動作が続けられ、静電潜像の後端部が現像スリーブによる現像位置を通過した時点で、現像動作が停止状態となる。感光ドラム108Y上に形成されたイエローのトナー像は、その後、中間転写ベルト111上に、第1転写バイアスブレード112Yにより転写され、トナー像が中間転写ベルト上に形成される。これら一連の動作は、マゼンタ、シアン、ブラックの各ユニットで順次行われ、各色の感光ドラム108上に形成されたトナー像が中間転写ベルト111上に形成され、中間転写ベルト111上にはフルカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙トレイ118に積載された記録材は、中央画像処理部133からの指示により、給紙が開始される。そして、記録材は中間転写ベルト111に形成されたフルカラー画像の先端と、記録材の先端のタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ116に搬送され、第2転写バイアスローラ116により、中間転写ベルト111上のトナー像が記録材に転写される。トナー像が転写された記録材は、第2転写バイアスローラ116から分離され、定着部124に搬送され、トナー像が記録材に定着される。トナー像が定着された記録材は、その後、排出トレイ119に排出され、画像形成動作が終了する。
[レーザスキャナユニットのハード構成]
次に、図12及び図13を参照して、レーザスキャナユニット107Y、107M、107C、107Kの構成を説明する。なお、レーザスキャナユニット107Y、107M、107C、107Kの構成は同一であるため、以下では、添え字Y、M、C、Kを省略した表記を行う場合がある。例えば、レーザスキャナユニット107と表記した場合、レーザスキャナユニット107Y、107M、107C、107Kのそれぞれを表すものとする。
図12は、レーザスキャナユニット107の構成を示す図である。レーザスキャナユニット107は、レーザ光源1201と、各種の光学部材1202~1206(コリメータレンズ1202、シリンドリカルレンズ1203、回転多面鏡1204、fθレンズ1205及び1206)とを備える。レーザ光源(以下、単に「光源」と称する。)1201は、駆動電流に応じた光量のレーザ光(光ビーム)を発生させて出力(出射)する。コリメータレンズ1202は、光源1201から出射されたレーザ光を、平行光に整形する。シリンドリカルレンズ1203は、コリメータレンズ1202を通過したレーザ光を、副走査方向(感光ドラム108の回転方向に対応する方向)へ集光する。
シリンドリカルレンズ1203を通過したレーザ光は、回転多面鏡1204が備える複数の反射面のうちのいずれかの反射面に入射する。回転多面鏡1204は、入射したレーザ光が連続的な角度で偏向されるように、回転しながら各反射面でレーザ光を反射させる。回転多面鏡1204によって偏向されたレーザ光は、fθレンズ1205、1206に順に入射する。fθレンズ(走査レンズ)1205、1206を通過することで、レーザ光は、感光ドラム108を等速で走査する走査光となる。このように、回転多面鏡1204は、複数のレーザ素子(発光点)から出射された複数の光ビーム(レーザ光)が感光体を走査するよう、当該複数の光ビーム(レーザ光)を偏向する偏向手段の一例である。
レーザスキャナユニット107は、回転多面鏡1204によって偏向されたレーザ光の走査路上に、レーザ光を検出するための光学センサとして、ビーム検出(BD)センサ1207を更に備える。即ち、BDセンサ1207は、複数のレーザ光(光ビーム)が感光ドラム108を走査する際の走査路上の、回転多面鏡1204によって偏向されたレーザ光が入射する位置に設けられている。BDセンサ1207は、回転多面鏡1204によって偏向されたレーザ光が入射することによって、当該レーザ光を検出したことを示す検出信号(BD信号)を、(水平)同期信号として出力する。後述するように、BDセンサ1207から出力される同期信号を基準として、画像データに基づく各レーザ素子(LS00~LS31)の点灯タイミングが制御される。
次に、図13を参照して、光源1201の構成と、光源1201から出射されたレーザ光による感光ドラム108上の走査位置とについて説明する。まず、図13(a)は、光源1201の拡大図であり、図13(b)は、光源1201から出射されたレーザ光による感光ドラム108上の走査位置を示す図である。光源1201は、それぞれがレーザ光を出射(出力)する32個のレーザ素子(LS00~LS31)を備える。光源1201のn番目(nは0~31の整数)のレーザ素子n(LSn)は、レーザ光Lnを出射する。図13(a)のX軸方向は、回転多面鏡1204によって偏向された各レーザ光が感光ドラム108上を走査する方向(主走査方向)に対応する方向である。また、Y軸方向は、主走査方向に直交する方向であり、感光ドラム108の回転方向(副走査方向)に対応する方向である。なお、本実施形態で、32個のレーザ素子(LS00~LS31)は、感光体を露光するための光ビームをそれぞれが出射する複数のレーザ素子の一例であり、光源1201は、複数のレーザ素子を備える光源の一例である。
図13(b)に示すように、レーザ素子LS00~LS31からそれぞれ出射されたレーザ光L0~L31は、感光ドラム108上で、副走査方向においてそれぞれ異なる結像位置S0~S31に、スポット状に結像する。これにより、レーザ光L0~L31は、感光ドラム108上で、副走査方向において隣接する複数の主走査ラインを並列に走査する。また、レーザ素子LS00~31が、光源1201内で図13(a)に示すようにアレイ状に配置されていることに起因して、レーザ光L0~L31は、図13(b)に示すように、感光ドラム108上で、主走査方向においてもそれぞれ異なる位置に結像する。なお、図13(a)では、32個のレーザ素子(LS00~LS31)は、光源1201において直線状に(1次元に)一列に配置されているが、2次元に配置されていてもよい。また、レーザ素子の数は16個以上であれば何個でも良い。
図13(a)に示すD1は、X軸方向における、レーザ素子LS00とレーザ素子LS31との間隔(距離)を表す。本実施形態では、レーザ素子LS00及びLS31は、光源1201において直線状に一列に配置された複数のレーザ素子のうち、両端に配置されたレーザ素子である。レーザ素子LS31は、X軸方向においてレーザ素子LS00から最も離れている。このため、図13(b)に示すように、感光ドラム108上で、複数のレーザ光のうち、レーザ光L32の結像位置S31は、レーザ光L0の結像位置S0から、主走査方向において最も離れた位置となる。
図13(a)に示すD2は、Y軸方向における、レーザ素子LS00とレーザ素子LS31との間隔(距離)を表す。複数のレーザ素子のうち、レーザ素子LS31は、Y軸方向においてレーザ素子LS00から最も離れている。このため、図13(b)に示すように、感光ドラム108上で、複数のレーザ光のうち、レーザ光L31の結像位置S31は、レーザ光L0の結像位置S0から、副走査方向において最も離れた位置となる。
Y軸方向(副走査方向)のレーザ素子間隔Ps=D2/32-1は、画像形成装置が形成する画像の解像度に対応する間隔である。Psは、感光ドラム108上で副走査方向に隣接する結像位置Snの間隔が、所定の解像度に対応する間隔となるよう、画像形成装置の組立工程において光源1201を、図13(a)に示すXY平面上で回転調整することで設定される値である。また、X軸方向(主走査方向)のレーザ素子間隔Pm=D1/32-1は、Y軸方向のレーザ素子間隔Psに依存して一意に定まる値である。
BDセンサ1207によって同期信号(BD信号)が生成及び出力されたタイミングを基準とした、各レーザ素子(LS00~LS31)からレーザ光を出射させるタイミングは、レーザ素子ごとに、組立工程において所定の治具を用いて設定される。設定されたレーザ素子ごとのタイミングは、画像形成装置の工場出荷時に、初期値としてROM206(図2参照)に格納される。このようにして設定される、各レーザ素子(LS)からレーザ光を出射させるタイミングの初期値には、Pmに対応した値が設定される。
[中央画像処理部の構成]
次に本実施例における画像処理について説明する。図2は、中央画像処理部133の構成を示す制御ブロック図である。中央画像処理部133は、画像データの処理を行うコントローラボード201と、各色のレーザスキャナユニット107対応に設けられ、レーザスキャナユニット107に画像データのパルス信号を出力するビデオボード202を有している。更に、コントローラボード201は、コントローラIC207と、RAM205、ROM206を有し、RAM205、ROM206は、それぞれコントローラIC207と接続されている。
(コントローラIC)
コントローラIC207は、第2の画像処理部である画像処理部208、ビデオボード202対応に設けられたライン振分部210、及びCPU部209が1つのICに集積されているSoC(System-on-a-chip)である。コントローラIC207の内部に設けられた各ライン振分部210は、伝送路211a、211bを介して、対応するビデオボード202と接続されている。また、コントローラIC207は、カラースキャナ100、外部インタフェース203、操作パネル204と接続されている。外部インタフェース203は、外部のパーソナルコンピュータ等の外部コンピュータからの電話回線やネットワークなどを介した印刷ジョブや画像データの受信を行うとともに、外部コンピュータへのデータ送信を行う。操作パネル204(図1には不図示)は、画像形成装置に設けられた、ユーザとのインタフェース部であり、ユーザへのメッセージを表示する表示部と、ユーザがデータを入力するための操作部とを有する。
ROM206は、コントローラIC207のCPU部209により実行される制御プログラムを格納している。RAM205は、CPU部209が実行する画像処理等のプログラムの動作に必要なデータを記憶する。CPU部209はROM206に記憶されたプログラムに基づいて動作し、画像処理部208、ライン振分部210、外部インタフェース203、操作パネル204などの制御を行う。画像処理部208は、カラースキャナ100や外部インタフェース203から入力された画像データに対し、スクリーン形成や副走査方向に隣接した入力画像データを参照したりしながら、フィルタ処理や位置ずれ補正等の各種画像処理を行う。そして、画像処理部208は、トナーの色に応じたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の画像データを生成する。
(ライン振分部)
ライン振分部210は、画像処理部208で処理された画像データを、後段のビデオボード202内部に設けられた、画像変換部である画像処理IC402(図4参照)の数に応じて、副走査方向(感光ドラム108の回転方向)のライン単位で振り分ける。本実施例では、各画像処理IC402には、ラインの順番であるライン番号をビデオボード202内部に設けられた画像処理ICの数で除した剰余が同じになるライン番号の画像データを振り分けることとする。本実施例では、後述する図4に示すように、1つのトナーの色について、2つの画像処理IC402を使用する。そのため、ライン番号を2で除した剰余が0となる、ライン番号が偶数のラインの画像データは、伝送路211aに出力される。一方、ライン番号を2で除した剰余が1となる、ライン番号が奇数のラインの画像データは、伝送路211bに振り分けて出力される。なお、本実施例では、画像処理ICを2個使用した実施例について説明しているが、使用可能な画像処理ICの数は2個に限定されるものではなく、例えば3個、4個等の任意の個数でもよい。例えば、3個の画像処理ICを使用する場合には、入力する画像データは、3で除した剰余が0、1、2のライン番号に分けられ、該当の画像処理ICに入力される。
図3(a)は、ライン振分部210の動作を説明する図であり、左側に示す入力画像データが、右側に示す偶数ライン画像、及び奇数ライン画像に振り分けられる様子を説明する図である。なお、図中の番号は、ライン振分部210への入力画像のライン番号を表し、1つの長方形が1ライン分の画像データを表しているものとする。図3(a)に示すように、入力画像の2nライン目の画像データは、偶数ライン画像のnライン目の画像データとして伝送路211aに出力される。具体的には、入力画像のうち、副走査方向のライン番号が0、2、4、・・・、2nの入力画像は、ライン番号を2で除した剰余が0となるため、偶数ライン画像として、伝送路211aに出力される。一方、入力画像の(2n+1)ライン目の画像データは、奇数ライン画像のnライン目の画像データとして伝送路211bに出力される。具体的には、入力画像のうち、副走査方向のライン番号が1、3、5、・・・、(2n+1)の入力画像は、ライン番号を2で除した剰余が1となるため、奇数ライン画像として、伝送路211bに出力される。なお、ここでnは、0以上の整数を表すものとする。
また、図3(b)は、伝送路211aに出力される偶数ラインの画像データのタイミングチャートを、図3(c)は、伝送路211bに出力される奇数ラインの画像データのタイミングチャートを示している。なお、図中の番号0、1、2、3、4、5、・・・は、図3(a)のライン振分部210に入力される入力画像の副走査方向のライン番号を表している。図3(a)、(b)に示す副走査同期信号vsync_xは、画像データの副走査方向の開始ライン位置を示す基準信号であり、主走査同期信号hsync_xは、副走査方向と略直交する方向である主走査方向の各ラインの開始位置を示す基準信号である。コントローラIC207は、副走査同期信号vsync_x、及び主走査同期信号hsync_xのタイミングに合わせて、偶数ラインの画像データであるeven_data、奇数ラインの画像データであるodd_dataを出力する。なお、本実施例では、図3(b)と図3(c)の副走査同期信号vsync_x、及び主走査同期信号hsync_xのタイミングは、それぞれ同じとする。したがって、後述するビデオボード202の画像処理IC402a、402b(図4参照)において、偶数ラインの画像データeven_dataと奇数ラインの画像データodd_dataとは、同じタイミングで入力される。
[ビデオボード]
次に、第1の画像処理部であるビデオボード202について説明する。図4は、ビデオボード202とレーザスキャナユニット107の構成を示す制御ブロック図である。なお、ビデオボード202、及びレーザスキャナユニット107は、トナーの色に対応して設けられているが、それぞれの内部構成は同一であるため、以下では、1色分の構成について説明する。
ビデオボード202は、入力された画像データを処理する画像処理IC402a、402b、及び駆動信号並替部403を有している。画像処理IC402aには、コントローラIC207のライン振分部210と接続された伝送路211aから偶数ラインの画像データが入力される。そして、画像処理IC402aは、入力された偶数ラインの画像データをレーザスキャナユニット107の光源であるレーザ素子405を駆動するためのパルス信号(以下、偶数ライン駆動信号ともいう)に変換する。一方、画像処理IC402bには、コントローラIC207のライン振分部210と接続された伝送路211bから奇数ラインの画像データが入力される。画像処理IC402bは、入力された奇数ラインの画像データをレーザスキャナユニット107のレーザ素子405を駆動するためのパルス信号(以下、奇数ライン駆動信号ともいう)に変換する。画像処理IC402a、402bは、入力される画像データは偶数ライン、奇数ラインで異なるが、内部の構成は同一であるため、特に区別して説明する必要のない場合には、単に画像処理IC402と記載する。
また、画像処理IC402a、402bは、BD(Beam Detector)401と接続されている。BD401は、レーザスキャナユニット107のレーザ素子405から出力される光ビームの走査経路上に配置された光センサである。BD401は、レーザ素子405から出射された光ビームを検知すると、画像処理IC402a、402bにBD信号を出力する。そして、画像処理IC402a、402bは、上述したレーザスキャナユニット107のレーザ素子405を駆動するための駆動パルス信号を、BD401から出力されるBD信号に同期させて出力する。なお、図4において、偶数ライン駆動信号は、even_pulse_00~even_pulse_15で示す。一方、奇数ライン駆動信号は、odd_pulse_00~odd_pulse_15で示す。詳細については後述する。
(駆動信号並替部)
駆動信号並替部403には、画像処理IC402aで変換処理された偶数ライン駆動信号と、画像処理IC402bで変換処理された奇数ライン駆動信号が入力される。駆動信号並替部403は、入力された偶数ライン駆動信号と奇数ライン駆動信号とを並べ替える。そして、駆動信号並替部403は、副走査方向にライン番号が順に並び、連続した駆動パルス信号である出力駆動信号out_pulse_00~out_pulse_31を、レーザスキャナユニット107のレーザドライバ404a、404bへ出力する。
図5は、駆動信号並替部403の並び替え動作を説明する図であり、左側に示す偶数ライン駆動信号、奇数ライン駆動信号が並び替えられ、右側に示す1つの出力駆動信号として出力される様子を説明する図である。図中の番号は、コントローラIC207内の画像処理部208から出力された入力画像のライン番号を表し、1つの長方形が1ライン分の画像データを表しているものとする。駆動信号並替部403では、画像処理IC402aから出力された偶数ライン駆動信号、及び画像処理IC402bから出力された奇数ライン駆動信号が、交互に入力されるように次のように結線されている。すなわち、画像処理IC402aからの偶数ライン駆動信号even_pulse_00~even_pulse_15と、画像処理IC402bからの奇数ライン駆動信号odd_pulse_00~odd_pulse_15は交互に結線される。これにより、偶数ライン駆動信号、及び奇数ライン駆動信号が副走査方向に順に並んだ、ライン番号順に整列された駆動信号の並びに戻される。そして、ライン番号順に整列された出力駆動パルス信号(以下、出力駆動信号ともいう)は、out_pulse_00~out_pulse_31として、レーザスキャナユニット107に出力される。なお、駆動信号並替部403には、例えばIC等を用いる必要はなく、本実施例に示すように、ビデオボード202の基板パターンや、基板間の接続ケーブル等の配線で並び替えを行ってもよい。
[レーザスキャナユニットのブロック図]
図4において、レーザスキャナユニット107は、ドライバ部である2つのレーザドライバ404a、404b、及び、LS00~LS31の32個のレーザ素子405を有している。レーザドライバ404は、ビデオボード202から出力された出力駆動信号に基づいて、各レーザ素子405を駆動する駆動信号を生成し、対応するレーザ素子405に出力する。各レーザ素子405は、レーザドライバ404から出力された駆動信号に応じて、光ビームの出射を行い、感光ドラム108の主走査方向のライン上に、静電潜像を形成する。なお、本実施例では、ビデオボード202から出力された出力駆動信号out_pulse_00~out_pulse_31の内、出力駆動信号out_pulse_00~out_pulse_15は、レーザドライバ404aに入力される。レーザドライバ404aは、入力された出力駆動信号out_pulse_00~out_pulse_15に基づいて、LS00~LS15のレーザ素子405を駆動する駆動信号を生成し、対応するレーザ素子405に出力する。一方、出力駆動信号out_pulse_16~out_pulse_31は、レーザドライバ404bに入力される。レーザドライバ404bは、入力された出力駆動信号out_pulse_16~out_pulse_31に基づいて、LS16~LS31のレーザ素子405を駆動する駆動信号を生成し、対応するレーザ素子405に出力する。本実施例では、1個で16個のレーザ素子405を駆動可能なレーザドライバ404を2個用いて、32個のレーザ素子405を駆動する構成となっている。例えば、1個で32個のレーザ素子405を駆動可能なレーザドライバを用いて、32個のレーザ素子405を駆動する構成にしてもよい。
[図形処理IC]
次に、ビデオボード202の画像処理IC402について説明する。図6は、画像処理IC402の内部構成を示すブロック図である。画像処理IC402は、パッチ生成部601、変倍処理部602、ライン変換部603、パルス信号変換部604を有している。また、画像処理IC402には、コントローラボード201のコントローラIC207のライン振分部210から、ライン番号が偶数のラインの画像データin_data、又はライン番号が奇数のラインの画像データin_dataが入力される。例えば、図4に示す画像処理IC402aの場合には、伝送路211aを介して、ライン番号が偶数のラインの画像データin_dataが入力される。一方、図4に示す画像処理IC402bの場合には、伝送路211bを介して、ライン番号が奇数のラインの画像データin_dataが入力される。また、画像処理IC402には、図4に示すBD401からBD信号bd_xが入力される。なお、図6では、上述した主走査同期信号hsync_x、及び副走査同期信号vsync_xの記載は省略されているが、画像データin_dataに同期して画像処理IC402に入力されるものとする。画像処理IC402では、主走査同期信号hsync_x、及び副走査同期信号vsync_xには、各画像処理が行われる度に処理に必要な時間分の遅延が加えられる。そして、画像データin_dataとの位相関係を維持したまま、ライン変換部603に入力されるものとする。
パッチ生成部601は、コントローラICのCPU部209からの指示に応じて、画像濃度の調整や画像形成位置の調整用に必要なパッチ画像データを生成し、入力された画像データin_dataをパッチ画像データに置き換える。なお、パッチ形成が不要な場合には、パッチ生成部601に入力された画像データは、そのまま変倍処理部602に出力される。変倍処理部602は、パッチ生成部601から出力された画像データを、副走査方向及び主走査方向に拡大、又は縮小する変倍処理を行い、変倍処理した画像データをライン変換部603に出力する。
(ライン変換部)
ライン変換部603は、変倍処理部602から出力されたシリアルデータである画像データ(シリアル画像データ)を、レーザスキャナユニット107のレーザ素子405毎に対応したパラレルデータである画像データ(パラレル画像データ)に変換する。シリアル-パラレル変換部であるライン変換部603の内部には、各ラインの画像データを格納する記憶部であるラインバッファが、レーザ素子405の個数以上のライン数分、設けられている。本実施例では、1つの画像処理IC402で対応可能なレーザ素子405の数は16個なので、16ライン分のラインバッファが設けられている。ライン変換部603は、16ライン分のシリアル画像データが入力されると、ラインバッファにライン毎に順次格納する。そして、ライン変換部603は、BD信号bd_xが入力されるタイミングで、ラインバッファに格納された16ライン分の画像データをまとめて、パルス信号変換部604に出力する。駆動信号変換部であるパルス信号変換部604は、ライン変換部603から入力された各ラインに対応する画像データのデータ値に応じたパルス幅を有するパルス信号である駆動信号を生成する。そして、パルス信号変換部604は、生成した駆動信号をout_data_00~out_data_15として、レーザスキャナユニット107に出力する。なお、図4の画像処理IC402aのパルス信号変換部604が出力する駆動信号をout_data_00~out_data_15は、even_pulse_00~even_pulse_15に対応する。一方、図4の画像処理IC402bのパルス信号変換部604が出力する駆動信号をout_data_00~out_data_15は、odd_pulse_00~odd_pulse_15に対応する。
図7(a)は、本実施例における画像処理IC402aの入力画像データと出力パルス信号の関係を示すタイミングチャートであり、図7(b)は、画像処理IC402bの入力画像データと出力パルス信号の関係を示すタイミングチャートである。図7(a)、(b)において、副走査同期信号vsync_xは、画像データの副走査方向の開始ライン位置を示す基準信号であり、主走査同期信号hsync_xは、副走査方向と直交する方向である主走査方向の各ラインの開始位置を示す基準信号である。また、信号bd_xは、BD401から出力されるBD信号である。入力画像データin_dataは、コントローラボード201のコントローラIC207のライン振分部210から伝送路211を介して入力されるシリアル画像データである。また、out_data_00~out_data_15は、画像処理IC402のパルス信号変換部604が出力する駆動信号である。なお、入力画像データin_data、及び駆動信号out_data_00~out_data_15内に記載の数字は、コントローラIC207内の画像処理部208から出力された画像データのライン番号である。本実施例の画像処理IC402aでは、入力画像データin_dataには、偶数ラインの画像データ(even_data)が入力される。また、画像処理IC402aは、駆動信号out_data_00~out_data_15として、even_pulse_00~even_pulse_15を出力する。一方、本実施例の画像処理IC402bでは、入力画像データin_dataには、奇数ラインの画像データ(odd_data)が入力される。また、画像処理IC402bは、駆動信号out_data_00~out_data_15として、odd_pulse_00~odd_pulse_15を出力する。
図7(a)、(b)に示すように、画像処理IC402(402a、402b)において、入力画像データin_dataは、副走査同期信号vsync_x、及び主走査同期信号hsync_xに同期して入力される。入力されたシリアル画像データin_dataは、画像処理IC402(402a、402b)内部で各種画像処理が行われた後、ライン変換部603において16ライン分のパラレル画像データに変換される。パルス信号変換部604は、ライン変換部603で変換された16ライン分のパラレルの画像データを、16本分のパルス信号である出力駆動信号out_data_00~out_data_15に変換し、BD信号bd_xに同期させて出力する。図7(a)、(b)に示すように、ビデオボード202への入力画像データin_dataは、主走査同期信号hsync_xに同期して、2ラインずつインクリメントされて入力される。図7(a)、(b)の入力画像データin_data中に記載の番号は、入力画像データの通し番号であるため、図7(a)、(b)では、2ラインずつインクリメントされる図になっている。実際は、図7(a)では、偶数ラインの画像データが画像処理IC402aに1ラインずつ入力され、図7(b)では、奇数ラインの画像データが画像処理IC402bに1ラインずつ入力される。画像処理IC402(402a、402b)は、主走査同期信号hsynkc_xに同期してカウントアップする内部カウンタを有しており、内部カウンタは、入力画像データが入力される毎に、+1ずつインクリメントされる。
ところで、複数の画像処理IC402で並行処理を行う場合、入力画像データの割り振り方によっては、単一の画像処理IC402で処理する場合と制御方法が大幅に異なる場合がある。例えば、本実施例と同様に、32個のレーザ素子405(LS00~LS31)を備える画像形成装置において、2つの画像処理IC402(402a、402b)の構成を次のようにする。すなわち、画像処理IC402aは副走査方向に連続する位置を照射するLS00~LS15の16個のレーザ素子405に対応し、画像処理IC402bは副走査方向に連続する位置を照射するLS16~LS31の16個のレーザ素子405に対応させる。図8は、このような構成の従来例のタイミングチャートである。図8(a)は、従来例における画像処理IC402aの入力画像データと出力パルス信号の関係を示すタイミングチャートであり、図8(b)は、従来例の画像処理IC402bの入力画像データと出力パルス信号の関係を示すタイミングチャートである。図8(a)、(b)の構成は、図7(a)、(b)と同様であり、図の見方の説明は省略する。図7に示す本実施例と、図8に示す従来例との違いは、次のとおりである。すなわち、図7に示す本実施例では、奇数ラインの入力データは図7(a)に示す一方の画像処理IC402aに入力され、偶数ラインの入力データは図7(b)に示す他方の画像処理IC402bに入力される。図7では、奇数ライン、偶数ラインが1ラインずつ画像処理ICに入力される構成となっている。一方、図8に示す従来例では、ライン番号0~15までの入力データが、図8(a)に示す画像処理IC402aに入力され、ライン番号16~31の入力データは、図8(b)に示す画像処理IC402bに入力される。図8では、連続した16ライン分の入力データが画像処理ICに入力される構成となっている。そのため、図8の従来例の構成では、次の32ラインの走査に移る場合には、入力画像データをカウントしている画像処理IC402の内部カウンタを、17ライン分インクリメントさせる必要がある。ところが、画像処理IC402の内部カウンタは、主走査同期信号hsynkc_xに同期して、一定値(1)のインクリメントしかできないような仕組みになっており、「+17」のインクリメントができない。すなわち、画像処理IC402の内部カウンタは、「+1」以外のインクリメントができない構成となっている。このように、画像処理IC402は、ライン数の認識ができないため、入力画像ライン数に応じた処理ができないという課題が生じてしまう。一方、本実施例の図7の場合には、奇数ライン、偶数ラインに振り分けられることにより、入力画像データをカウントする内部カウンタは、+1のインクリメントで対応することができる。更に、入力画像データのラインが32以上の次走査についても、内部カウンタは+1のインクリメントを行うことで対応が可能である。その結果、簡単な構成で、複数の画像処理IC402を並列動作させることができる。
図7のタイミングチャートにおいて、画像処理IC402側から見ると、見かけ上は副走査方向に1/2倍された画像データが入力されることになる。一方、出力データは駆動信号並替部403において、元の並びである副走査方向にライン番号順に並んだ画像データに戻されるため、出力が副走査方向に2倍に拡大されるものとして考えることができる。このことを踏まえれば、画像処理IC402で行う画像処理の設定は、単一構成の場合の設定を変更するだけで行うことができる。図9(a)は、副走査方向に対して、45度の角度を有する斜線パッチを形成する方法を説明する図である。図9(a)において、右側の図は、副走査方向に対して、45度の角度を有する斜線が形成されたパッチ画像である。一方、左側の図のうち、上側の図は、ビデオボード202の画像処理IC402aのパッチ生成部601で生成された、副走査方向に対して22.5度の角度を有する斜線パッチの画像である。一方、下側の図は、ビデオボード202の画像処理IC402bのパッチ生成部601で生成された、副走査方向に対して22.5度の角度を有する斜線パッチの画像である。画像処理IC402a、及び画像処理IC402bから出力された左側の2つの斜線パッチ画像は、駆動信号並替部403において、図中矢印で示すように、交互にライン番号順に並び替えられる。これにより、右側に示す副走査方向に対して、45度の角度を有する斜線が形成されたパッチ画像が出力される。このように、例えば副走査方向に対して45度の斜線パッチを形成する場合は、各画像処理IC402では、それぞれ22.5度の角度を有する斜線パッチを形成すればよい。
図9(b)は、元の画像を副走査方向にM倍に変倍した画像を説明する図である。図9(b)において、最も左側に描かれた図が元画像である。また、中央の上下方向に2つに分かれた図のうち、上側の2つの図は、画像処理IC402aへの入力画像データ、及び画像処理IC402aの変倍処理部602においてM倍の変倍処理を行った後の画像データを示す模式図である。一方、下側の2つの図は、画像処理IC402bへの入力画像データ、及び画像処理IC402bの変倍処理部602においてM倍の変倍処理を行った後の画像データを示す模式図である。そして、右側の図は、画像処理IC402a、及び画像処理IC402bから出力されたM倍の変倍処理を行った後の画像を、駆動信号並替部403においてライン番号順に並び替えた、最終的に形成される画像の模式図である。副走査方向にM倍に変倍したい場合は、図9(b)に示すように、各画像処理IC402の副走査変倍率もM倍とすればよい。
以上説明したように、本実施例では、並列に配置された複数の画像処理ICで処理するライン毎の画像データを、ライン番号を配置された画像処理ICの数で除した剰余に応じて、各画像処理ICに振り分けて処理する。これにより、画像処理ICから見た入力画像は、単に副走査方向に縮小したものとして扱うことができ、その後、画像処理ICで処理された画像データを元通りに並べ替える。その結果、画像処理ICの内部に複数構成専用の回路を設けることなく、簡単な構成で画像データの処理を行うことができ、生産性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、簡単な構成で、複数の画像処理ICを並列動作させることができる。
実施例1では、レーザスキャナユニットのレーザ素子を駆動する駆動信号の並び替えをビデオボードで行う実施例について説明した。実施例2では、レーザスキャナユニットのレーザ素子を駆動する駆動信号の並び替えをレーザスキャナユニットで行う実施例について説明する。実施例2では、実施例1と比べて、ビデオボード202とレーザスキャナユニット107の構成が異なるが、画像形成装置の構成や、中央画像処理部133のコントローラボード201の構成は実施例1と同様であり、ここでの説明は省略する。
[ビデオボードとレーザスキャナユニット]
図10は、本実施例のビデオボード202とレーザスキャナユニット107の構成を示す制御ブロック図である。本実施例では、図10に示すように、ビデオボード202では、実施例1の図4に示す構成と比べて、駆動信号並替部403が削除されている点が異なる。一方、レーザスキャナユニット107では、実施例1の図4に示す構成と比べて、レーザドライバ404a、404bとレーザ素子405との間に駆動信号並替部403が設けられている点が異なる。なお、ビデオボード202の画像処理IC402a、402b、及びレーザスキャナユニット107のレーザドライバ404a、404b、レーザ素子405、BD401については、実施例1の図4と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、画像処理の設定に関しても、実施例1と同様であり、ここでの説明を省略する。
[駆動信号並替部]
駆動信号並替部403が、実施例1ではビデオボード202の画像処理IC402の直後に配置されていたが、本実施例では、レーザスキャナユニット107のレーザドライバ404a、404bの後段に配置されている。駆動信号並替部403は、レーザドライバ404aから出力される出力信号drv_out_a_00~drv_out_a_15と、レーザドライバ404bから出力される出力信号drv_out_b_00~drv_out_b_15を並び替える。なお、レーザドライバ404aから出力される出力信号drv_out_a_00~drv_out_a_15は、ビデオボード202から出力された偶数ライン駆動信号even_pulse_00~even_pulse_15に対応する。一方、レーザドライバ404bから出力される出力信号drv_out_b_00~drv_out_b_15は、ビデオボード202から出力された奇数ライン駆動信号odd_pulse_00~odd_pulse_15に対応する。そして、駆動信号並替部403は、レーザドライバ404a、404bから出力された、それぞれの出力信号を副走査方向に連続した出力駆動信号として並び替えて、レーザ素子405へ出力する。
図11は、本実施例の駆動信号並替部403の並び替え動作を説明する図であり、左側に示すレーザドライバ404a、404bの出力信号が並び替えられ、右側に示す出力駆動信号として出力される様子を説明する図である。図中の番号は、コントローラIC207内の画像処理部208から出力された入力画像のライン番号を表し、1つの長方形が1ライン分の画像データを表しているものとする。駆動信号並替部403では、レーザドライバ404aから出力された出力信号、及びレーザドライバ404bから出力された出力信号が、交互に入力されるように次のように結線されている。すなわち、レーザドライバ404aからの出力信号drv_out_a_00~drv_out_a_15と、レーザドライバ404bからの出力信号drv_out_b_00~drv_out_b_15は交互に結線される。これにより、レーザドライバ404aからの偶数ラインの出力信号、及びレーザドライバ404bからの奇数ラインの出力信号が副走査方向に、ライン番号順に整列された出力駆動信号の並びに戻される。そして、ライン番号順に整列された出力駆動信号は、drv_out_00~drv_out_31として、レーザ素子405に出力される。なお、駆動信号並替部403には、例えばIC等を用いる必要はなく、本実施例に示すように、レーザスキャナユニット107の基板パターンや、基板間の接続ケーブル等の配線で並び替えを行ってもよい。
以上説明したように、駆動信号並替部403は、画像処理IC402の直後ではなく、レーザドライバ404a、404bとレーザ素子405との間に配置してもよく、実施例1と同様、基板パターンや基板間の接続ケーブル等の配線で実現することができる。その結果、画像処理ICの内部に複数構成専用の回路を設けることなく、簡単な構成で画像データの処理を行うことができ、生産性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、簡単な構成で、複数の画像処理ICを並列動作させることができる。
107 レーザスキャナユニット
108 感光ドラム
202 ビデオボード
210 ライン振分部
402 画像処理IC
405 レーザ素子

Claims (9)

  1. 光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームを回転多面鏡により偏向走査することにより、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、
    複数の画像処理ICを有する第1の画像処理部と、
    入力された画像データのうちの前記主走査方向の1ライン分の画像データを振り分ける振り分け部であって、前記副走査方向におけるラインの順番であるライン番号を前記画像処理ICの数で除した余剰の値が同じになるライン番号の画像データを、複数の前記画像処理ICに順に振り分ける前記振り分け部と、
    前記回転多面鏡により偏向走査された前記光ビームが入射されたことに応じて検出信号を出力する検出手段と、
    を備え、
    複数の前記画像処理ICには、前記検出手段により出力された前記検出信号が入力され、
    前記第1の画像処理部は、前記振り分け部で振り分けられたシリアルの画像データが前記余剰の値に応じたそれぞれの前記画像処理ICに、前記レーザ素子の数に応じた前記主走査方向の各ラインの開始位置を示す同期信号に同期して順に入力され、
    それぞれの前記画像処理ICは、入力されたシリアルの前記画像データを、複数の前記レーザ素子の数に応じた数のパラレルデータに変換し、前記パラレルデータを複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換し前記検出信号に同期して出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光部は、前記駆動信号に基づいて複数の前記レーザ素子を駆動するドライバ部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 各々の前記画像処理ICから出力された前記駆動信号を、前記副走査方向に連続したラインの順番に並び替える並び替え部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記並び替え部は、前記第1の画像処理部の複数の前記画像処理ICの後段に配置され、
    前記並び替え部は、複数の前記画像処理ICから出力された前記駆動信号を前記副走査方向に連続した前記ラインの順番に並び替えたのち、前記露光部の前記ドライバ部に出力することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記並び替え部は、前記露光部の前記ドライバ部と複数の前記レーザ素子との間に配置され、
    各々の前記画像処理ICは、前記露光部の前記ドライバ部に前記駆動信号を出力し、
    前記ドライバ部は、前記駆動信号を前記並び替え部に出力することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記振り分け部の前段に配置され、前記画像データの前記副走査方向の隣接する画像データを参照しながら画像処理を行う第2の画像処理部を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 各々の前記画像処理ICは、
    外部からの指示に応じて、画像濃度又は画像形成位置の調整のためのパッチ画像を生成するパッチ生成部と、
    外部からの指示に応じて、入力された画像データを前記主走査方向及び前記副走査方向に拡大又は縮小する変倍処理部と、
    前記変倍処理部から出力されたシリアルの画像データにシリアル-パラレル変換を行い、変換後のパラレルの画像データを前記副走査方向のラインに対応して設けられた記憶部に格納するライン変換部と、
    前記記憶部から画像データを読み出し、前記副走査方向のライン毎の画像データを前記駆動信号に変換する信号変換部と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームの走査により、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、
    2つの画像処理ICを有し、一方の前記画像処理ICでは所定角度の半分の角度を有する斜線パッチを複数の前記レーザ素子の数に応じた数の奇数ラインのパラレルの画像データとして形成し、他方の前記画像処理ICでは前記半分の角度を有する斜線パッチを複数の前記レーザ素子の数に応じた数の偶数ラインのパラレルの画像データとして形成し、前記奇数ラインの画像データ及び前記偶数ラインの画像データを複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換して2つの前記画像処理ICのそれぞれから出力する画像処理部と、
    2つの前記画像処理ICからそれぞれ出力された前記駆動信号を、前記所定角度を有する斜線パッチとなるように、前記副走査方向に連続したラインの順番に並び替える並び替え部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 光ビームが走査する方向である主走査方向における像担持体上のライン上に静電潜像を形成するための前記光ビームを出射するレーザ素子が、前記主走査方向に略直交する副走査方向に複数並び、複数の前記レーザ素子から出射される前記光ビームの走査により、前記像担持体上の前記副走査方向に複数のラインの静電潜像を形成する露光部と、
    入力された画像データのうちの前記主走査方向の1ライン分の画像データを、前記副走査方向の奇数ラインの画像データと偶数ラインの画像データとに振り分ける振り分け部と、
    2つの画像処理ICを有し、一方の前記画像処理ICには、前記振り分け部で振り分けられた前記奇数ラインの画像データが入力され、他方の前記画像処理ICには、前記振り分け部で振り分けられた前記偶数ラインの画像データが入力される画像処理部と、
    を備え、
    一方の前記画像処理ICは、元画像を所定倍にした画像を得るために、前記奇数ラインの画像データを前記所定倍に変倍する一方の変倍処理部を有し、
    他方の前記画像処理ICは、前記元画像を前記所定倍にした画像を得るために、前記偶数ラインの画像データを前記所定倍に変倍する他方の変倍処理部を有し、
    前記画像処理部は、2つの前記変倍処理部により変倍された後の前記画像データを、複数の前記レーザ素子を駆動する駆動信号に変換して出力し、
    前記画像処理部から出力された前記駆動信号を、前記副走査方向に連続した前記ラインの順番に並び替える並び替え部を備えることを特徴とする画像形成装置。
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