JP2017200726A - 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用を図る。【解決手段】画像処理装置310は、画像データを処理する4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kと、画像処理回路から選択した複数の像処理回路を連動させるバスアービタ312と、動作モードに応じて画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち使用すべき画像処理回路を選択し、選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御部315と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理方法に関する。
近年、カラー複合装置、大型画像形成装置等の画像形成装置においては、カラー画像形成に際して出力画像の高品質化が要望されている。このため、C、M、Y、Kの4色や、これに透明、白色等を加えた5色以上で画像形成する。また、モノクロ画像形成装置では、一般的にカラー画像形成装置より高速な処理を求められる。このため、画像処理部のバス幅を広げたり、多くのバッファを設けたりしている。
従来、カラー、モノクロの各動作モードにそれぞれ対応する画像形成装置では最大の色数に応じた画像処理回路を備える。また、開発コストを低減するため、画像形成に求められる最大の速度に応じた画像処理装置を共通して使用することが求められる。
特許文献1には、一部の画像処理回路が動作しない場合でも、他の動作中の画像処理回路が使用できるようにするため、複数の画像処理回路の専用メモリを互いに共用する技術が開示されている。
しかし、従来の画像処理装置は、想定される画像形成装置の最大の色数や、最大の処理速度に対応した画像処理装置を備える必要がある。
しかし、このように構成した画像処理装置を用いてモノクロ画像処理を行うとカラー画像処理を行うための画像処理回路は一時的に停止状態となる。このため、これらの画像処理回路は一時的に使用されずに無駄となってしまい、ハードウエア資源が有効活用されない、即ち画像処理LSI(Large Scale Integration)全体の活性率が向上しないという問題がある。
このような問題は、出力画像の高品質化に伴い画像の最大の色数が増えるに従って顕著となる。
具体的には、画像処理回路を4個備える画像処理装置にあっては、モノクロ画像の処理時には、1つだけが作動し、3つが停止状態となる(活性率25%)。同様に、画像処理回路を5つ備える場合、1つだけが作動し、4つが停止状態となる(活性率20%)。
また、特許文献1にあっては、出力画像の高品質化に伴い画像の最大の色数が増えるに従って、画像処理LSI全体の活性率が低下してしまうという問題は解消できていない。
しかし、このように構成した画像処理装置を用いてモノクロ画像処理を行うとカラー画像処理を行うための画像処理回路は一時的に停止状態となる。このため、これらの画像処理回路は一時的に使用されずに無駄となってしまい、ハードウエア資源が有効活用されない、即ち画像処理LSI(Large Scale Integration)全体の活性率が向上しないという問題がある。
このような問題は、出力画像の高品質化に伴い画像の最大の色数が増えるに従って顕著となる。
具体的には、画像処理回路を4個備える画像処理装置にあっては、モノクロ画像の処理時には、1つだけが作動し、3つが停止状態となる(活性率25%)。同様に、画像処理回路を5つ備える場合、1つだけが作動し、4つが停止状態となる(活性率20%)。
また、特許文献1にあっては、出力画像の高品質化に伴い画像の最大の色数が増えるに従って、画像処理LSI全体の活性率が低下してしまうという問題は解消できていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用を図ることにある。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、画像データを処理する複数の画像処理回路と、前記画像処理回路のうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させる連動手段と、動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべき画像処理回路を選択し、前記選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、前記選択後の画像処理回路に前記画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用を図ることができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。本発明は、画像処理される最大の色数が増え、多くの画像処理回路を備える画像処理装置において、実際に使用する色数にかかわらす画像処理回路を多く使用してハードウエア資源の有効活用を図るため、以下の構成を備える。
即ち、本発明の画像処理装置は、画像データを処理する複数の画像処理回路と、前記画像処理回路のうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させる連動手段と、動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべき画像処理回路を選択し、選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に前記画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
即ち、本発明の画像処理装置は、画像データを処理する複数の画像処理回路と、前記画像処理回路のうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させる連動手段と、動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべき画像処理回路を選択し、選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に前記画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、記録紙等の記録媒体に画像を印刷する作像手段である画像形成手段200と、この画像形成手段200を制御する画像形成制御装置300とからなる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、記録紙等の記録媒体に画像を印刷する作像手段である画像形成手段200と、この画像形成手段200を制御する画像形成制御装置300とからなる。
画像形成手段200は、電子写真式プリンタ、インクジェット式プリンタ等で構成される。画像形成手段200は、画像形成制御装置300の制御に基づいて記録媒体にカラー画像を形成するモードと、高速でモノクロ画像を形成できるモードとで動作する。画像形成制御装置300は、画像処理装置310と、この画像処理装置310を制御する制御装置320と、メインメモリ330とを備えて構成される。
<画像処理装置>
画像処理装置310は、印刷すべき画像を処理する。画像処理装置310は、本実施例ではASIC(application specific integrated circuit、特定用途向け集積回路)として実装される。制御装置320は、CPU(Central Processing Unit)を備え、CPUでメインメモリ330に格納された画像処理プログラムを実行することにより、画像処理装置310とメインメモリ330を制御する。メインメモリ330は、画像データ及び処理プログラムを格納する。
画像処理装置310は、印刷すべき画像を処理する。画像処理装置310は、本実施例ではASIC(application specific integrated circuit、特定用途向け集積回路)として実装される。制御装置320は、CPU(Central Processing Unit)を備え、CPUでメインメモリ330に格納された画像処理プログラムを実行することにより、画像処理装置310とメインメモリ330を制御する。メインメモリ330は、画像データ及び処理プログラムを格納する。
画像処理装置310は、画像形成装置100が画像形成可能な色数により構成が異なる。第1実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成手段200がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色で画像形成を行うものである。以下、この画像形成装置100に使用する画像処理装置310について説明する。
図2は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態において、画像処理装置310は、入力I/F制御部311と、バスアービタ312と、4つの画像処理回路と、出力I/F制御部314と、制御部315とを備える。
画像処理装置310は、4つの画像処理回路として、イエロー(Y)の画像処理回路313Y、マゼンタ(M)の画像処理回路313M、シアン(C)の画像処理回路313C、ブラック(K)の画像処理回路313Kを備える。
図2は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態において、画像処理装置310は、入力I/F制御部311と、バスアービタ312と、4つの画像処理回路と、出力I/F制御部314と、制御部315とを備える。
画像処理装置310は、4つの画像処理回路として、イエロー(Y)の画像処理回路313Y、マゼンタ(M)の画像処理回路313M、シアン(C)の画像処理回路313C、ブラック(K)の画像処理回路313Kを備える。
入力I/F制御部311は、制御装置320によって入力されたメインメモリ330からの画像データを受け入れ、バスアービタ312に出力する。
バスアービタ312は、受け入れた画像データをバス使用権の調停処理を行うバス調停回路であり、例えばラウンドロビン方式で各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kに配分する。
各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kは配分された画像データに所定の処理を施す。
出力I/F制御部314は、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kが処理した後のデータを格納する共有メモリである出力バッファ314Aを備える。
出力I/F制御部314は、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kで処理された画像データを出力バッファ314Aに格納した後、順次画像形成手段200に出力する。
制御部315は、制御装置320から受け取った情報に基づいて、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kを制御する。
バスアービタ312は、受け入れた画像データをバス使用権の調停処理を行うバス調停回路であり、例えばラウンドロビン方式で各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kに配分する。
各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kは配分された画像データに所定の処理を施す。
出力I/F制御部314は、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kが処理した後のデータを格納する共有メモリである出力バッファ314Aを備える。
出力I/F制御部314は、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kで処理された画像データを出力バッファ314Aに格納した後、順次画像形成手段200に出力する。
制御部315は、制御装置320から受け取った情報に基づいて、各画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kを制御する。
本実施形態では、順次画像形成手段200は、カラーモード及びモノクロモードの両モードを選択して画像形成する。
このような場合、ブラック(K)の画像処理回路313Kは、高速モノクロ画像形成を行うため、高速処理が要求される。よって、画像処理回路313Kは、イエロー(Y)の画像処理回路313Y、マゼンタ(M)の画像処理回路313M、シアン(C)の画像処理回路313Cより、高速処理が要求される。このため、ブラック(K)用の画像処理回路は、313K、バス幅、バッファメモリ量、リクエストの最大発行数を他の画像処理回路313Y、313M、313Yより多くする等の対応を行っているため回路規模が大きい。
このような場合、ブラック(K)の画像処理回路313Kは、高速モノクロ画像形成を行うため、高速処理が要求される。よって、画像処理回路313Kは、イエロー(Y)の画像処理回路313Y、マゼンタ(M)の画像処理回路313M、シアン(C)の画像処理回路313Cより、高速処理が要求される。このため、ブラック(K)用の画像処理回路は、313K、バス幅、バッファメモリ量、リクエストの最大発行数を他の画像処理回路313Y、313M、313Yより多くする等の対応を行っているため回路規模が大きい。
しかし、画像処理装置310を高速モノクロ画像形成装置に適応した場合や、カラー画像形成装置において高速モノクロモードで画像形成を行う場合は、画像処理装置310の画像処理回路313Y、313M、313Yは一時的に停止されることになる。このため、画像処理装置310全体のハードウエア資源の利用効率は低いものとなる。
本実施形態では、モノクロ画像形成を行うとき画像処理装置310の画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち2つ以上の画像処理回路を制御部315で制御して連動させる。即ち、高速モノクロモードのときには、画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kから使用すべき画像処理回路を選択する。そして、制御部315によって選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御して、選択した画像処理回路がメインメモリ330に格納されている画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理する。
以下、本発明の実施形態に係る画像処理装置310において、4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち、選択した2つの画像処理回路を連動して制御する場合について説明する。
この場合、例えば画像処理回路313Kと画像処理回路313Cとを使用することができる。また、必要に応じて、画像処理回路313Kに2以上の画像処理装置を連動させる他、すべての画像処理装置を連動させることができる。
特にスタンプ画像(マル秘、社外秘、コピー禁止等)、地紋画像等、複数の画像データを必要としないモノクロ画像処理が指定された場合、すべての画像処理装置を連動させると高速に画像処理を行うことができる。スタンプ画像には、「マル秘」、「社外秘」、「コピー禁止」等があり、また地紋画像には、例えば日付、部数、シリアル番号、ID/ユーザ名等があり、これらの文字を隠し文字列として埋め込むことで、出力紙がコピーされたときにこれらの文字列が浮かび上がるが、本発明の特徴とする技術的事項ではないので、その説明を省略する。
この場合、例えば画像処理回路313Kと画像処理回路313Cとを使用することができる。また、必要に応じて、画像処理回路313Kに2以上の画像処理装置を連動させる他、すべての画像処理装置を連動させることができる。
特にスタンプ画像(マル秘、社外秘、コピー禁止等)、地紋画像等、複数の画像データを必要としないモノクロ画像処理が指定された場合、すべての画像処理装置を連動させると高速に画像処理を行うことができる。スタンプ画像には、「マル秘」、「社外秘」、「コピー禁止」等があり、また地紋画像には、例えば日付、部数、シリアル番号、ID/ユーザ名等があり、これらの文字を隠し文字列として埋め込むことで、出力紙がコピーされたときにこれらの文字列が浮かび上がるが、本発明の特徴とする技術的事項ではないので、その説明を省略する。
図3は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置における画像処理部の連動制御を示すブロック図である。
画像処理回路は、入力回路、出力回路と画像処理回路から構成される。以下、4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kから選択した2個の画像処理回路を第1画像処理回路413−1、第2画像処理回路313−2として説明する。
画像処理回路は、入力回路、出力回路と画像処理回路から構成される。以下、4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kから選択した2個の画像処理回路を第1画像処理回路413−1、第2画像処理回路313−2として説明する。
上述のように画像処理装置310にはバスアービタ312と出力I/F制御部314が配置されている。バスアービタ312と出力I/F制御部314の間には、第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2が位置する。第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2は、制御部315で動作、連動、及び停止が制御される。
本実施形態では、第1画像処理回路313−1は、入力回路部341、画像処理部342、出力回路部343とから構成される。同様に、第2画像処理回路313−2は、入力回路部351、画像処理部352、出力回路部353とから構成される。
入力回路部341、351は、制御部315からの信号に基づいて、バスアービタ312で使用されている通信プロトコルを画像処理部342、352内部バスのプロトコルに変換する。画像処理部342、352は、画像形成手段200の出力形式や仕様に求められる処理、例えばγ変換等を施した画像データを出力する。出力回路部343、353は、画像処理部342内部バスのプロトコルを出力I/F制御部314の出力バッファ314Aへ入力するプロトコルへ変換する。
先ず、画像処理装置310が画像処理を開始する際、第1画像処理回路313−1及び第2画像処理回路313−2は、制御部315からメインメモリ330のスタートアドレス、主走査画像幅、処理対象ライン数、動作対象とした画像処理部の情報設定を受け取る。この場合、動作対象とした画像処理部の情報は、動作対象が第1画像処理回路313−1及び第2画像処理回路313−2である旨である。
制御部315は、制御装置320から受け取った情報に基づいて、各画像処理部342、352へ通知するスタートアドレス、処理開始ライン数、処理完了ライン数、インクリメントライン数を計算し、各入力回路部341、351に通知する。
<制御部における計算例>
以下、制御部315における計算例を説明する。
制御装置320から受け取った情報を以下のものとする。
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・ライン数:0x100(256ライン)
・動作対象画像処理部:第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2
以下、制御部315における計算例を説明する。
制御装置320から受け取った情報を以下のものとする。
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・ライン数:0x100(256ライン)
・動作対象画像処理部:第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2
制御部315は、第1画像処理回路313−1の入力回路部341に以下の情報を通知する。
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・処理開始ライン数:0x0
・処理終了ライン数:0x0ff(255ライン)
・インクリメントライン数:2
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・処理開始ライン数:0x0
・処理終了ライン数:0x0ff(255ライン)
・インクリメントライン数:2
制御部315は、第2画像処理回路313−2の入力回路部351に以下の情報を通知する。
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・処理開始ライン数:0x1
・処理終了ライン数:0x0ff(255ライン)
・インクリメントライン数:2
・スタートアドレス:0x00010000
・主走査画像幅:0x1000(4096Byte)
・処理開始ライン数:0x1
・処理終了ライン数:0x0ff(255ライン)
・インクリメントライン数:2
入力回路部341、351は、制御部315から通知された上述した情報から、以下の計算式でアドレスを計算し、メモリリクエストを生成し、バスアービタ312へ送信する。計算は次の式に現在ライン数に処理開始ライン数を代入することにより行う。
処理アドレス=スタートアドレス+現在ライン数×主走査画像幅+主走査カウンタ
…(式1)
…(式1)
入力回路部341、351は、自身のメモリリクエストの転送量に従い、主走査カウンタをインクリメントし、再度アドレスを計算したメモリリクエストをバスアービタ312に送信する。順次メモリリクエストを送信していき、主走査カウンタが主走査画像幅を超えた場合は、ライン数Nをインクリメントライン数分だけ加算する式1により、アドレスを計算したメモリリクエストをバスアービタに送信する。ここで、本実施形態では、第1画像処理回路313−1と、第2画像処理回路313−2の2つを連動させるので「N=2」であり、3つの画像処理部を連動させる場合は「N=3」となる。
<データの取得状態>
図4は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置のメインメモリからのデータの取得状態を説明するための図である。この図は、上述した第1画像処理回路313−1と、第2画像処理回路313−2の2つを連動させる「N=2」の場合である。
図4は本発明の第1実施形態に係る画像処理装置のメインメモリからのデータの取得状態を説明するための図である。この図は、上述した第1画像処理回路313−1と、第2画像処理回路313−2の2つを連動させる「N=2」の場合である。
入力回路部341、351は、バスアービタ312から受信したメモリリクエストに従って、画像データを受信し、画像処理部342に送出する。図4に示すように、1ライン毎に並列で高速にデータをリードすることができる。
本実施形態では、第1画像処理回路313−1及び第2画像処理回路313−2は、メインメモリ330に格納された画像データを1ラインずつ処理する。このため、図4に示すように、0ラインデータと偶数ラインデータが第1画像処理回路313−1で処理され、奇数ラインデータが第2画像処理回路313−2で処理される。
なお、各画像処理部で複数ラインデータを一度に処理できる場合には、処理できるライン数毎に本処理を実施する。即ち、例えば8ラインを一度に処理するときは、0〜7ラインデータを第1画像処理回路313−1で、8〜16ラインデータを第2画像処理回路313−2で処理する。
受信した画像データは画像処理部342、352に入力される。
出力回路部343、353は、画像処理が施された画像データを制御部315から通知された出力バッファのスタートアドレス情報をもとに出力I/F制御部314の出力バッファ314Aに送信する。
出力バッファ314Aのアドレス配置が、メインメモリ330と同様に0ラインから順次配置されている場合には、第1画像処理回路313−1からのデータと、第2画像処理回路313−2からのデータを交互に格納する。即ち、偶数ラインには第1画像処理回路313−1で処理されたラインデータを、奇数ラインには第2画像処理回路313−2で処理されたラインデータが格納される。
これにより、画像形成手段200は出力I/F制御部314の出力バッファのアドレスを順次読み出せばよいので、画像形成手段200は、画像処理装置310がどのような処理をしているかを考慮する必要がない。
出力回路部343、353は、画像処理が施された画像データを制御部315から通知された出力バッファのスタートアドレス情報をもとに出力I/F制御部314の出力バッファ314Aに送信する。
出力バッファ314Aのアドレス配置が、メインメモリ330と同様に0ラインから順次配置されている場合には、第1画像処理回路313−1からのデータと、第2画像処理回路313−2からのデータを交互に格納する。即ち、偶数ラインには第1画像処理回路313−1で処理されたラインデータを、奇数ラインには第2画像処理回路313−2で処理されたラインデータが格納される。
これにより、画像形成手段200は出力I/F制御部314の出力バッファのアドレスを順次読み出せばよいので、画像形成手段200は、画像処理装置310がどのような処理をしているかを考慮する必要がない。
なお、上記実施形態では、画像処理回路を2つ並列で使用する場合について説明したが、3つの画像処理装置やすべて(本例では4つ)の画像処理回路を並列で使用することができる。これらの場合には、更にハードウエア資源の利用効率が上がり、画像処理が高速化する。
以上のように本実施形態によれば、高速モノクロ画像形成時に、未使用であったカラー画像処理回路と上記連動処理を行うのでハードウエア資源の利用効率が上がり、画像処理を高速化することができる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態に係る画像処理装置について説明する。
第1実施形態では、出力バッファ314Aの0ライン以下のラインに順番に格納した。第2実施形態に係る画像処理装置は、出力バッファ314Aのうちの予め定めた複数のラインを循環するように処理後のデータを格納し、画像形成手段200がデータを取得する。
以下、出力バッファ314Aの4ラインにデータを格納する場合について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る画像処理装置において出力バッファへのデータの出し入れを説明するための図である。
次に本発明の第2実施形態に係る画像処理装置について説明する。
第1実施形態では、出力バッファ314Aの0ライン以下のラインに順番に格納した。第2実施形態に係る画像処理装置は、出力バッファ314Aのうちの予め定めた複数のラインを循環するように処理後のデータを格納し、画像形成手段200がデータを取得する。
以下、出力バッファ314Aの4ラインにデータを格納する場合について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る画像処理装置において出力バッファへのデータの出し入れを説明するための図である。
この例は、出力バッファ314Aの画像データ4ライン分に、第1画像処理回路313−1及び第2画像処理回路313−2を連動させ使用してモノクロ画像を循環するように格納する。
ここで、各画像処理回路は、出力バッファ314Aの第0ライン(図中符号A:白色)、第1ライン(図中符号B:灰色)、第2ライン(図中符号C:白色)、第3ライン(図中符号D:灰色)にデータを格納していく。
例えば、第1画像処理回路313−1が画像データの偶数ラインデータ(0、2、…)データを処理し、第2画像処理回路313−2が画像データの奇数ラインデータ(1、3、…)を処理するものとする。
この場合、第1画像処理回路313−1は、出力バッファ314Aの偶数ライン(A、C)に順次格納し、第2画像処理回路313−2は、出力バッファ314Aの奇数ライン(B、D)に順次格納する。これにより、出力バッファ314Aの第0ライン(A)には処理後の0ラインデータが格納される。また、第1ライン(B)には処理後の1ラインデータが、第2ライン(C)には処理後の2ラインデータが、第3ライン(D)には同データの3ラインデータが格納される(図5(a))。
ここで、各画像処理回路は、出力バッファ314Aの第0ライン(図中符号A:白色)、第1ライン(図中符号B:灰色)、第2ライン(図中符号C:白色)、第3ライン(図中符号D:灰色)にデータを格納していく。
例えば、第1画像処理回路313−1が画像データの偶数ラインデータ(0、2、…)データを処理し、第2画像処理回路313−2が画像データの奇数ラインデータ(1、3、…)を処理するものとする。
この場合、第1画像処理回路313−1は、出力バッファ314Aの偶数ライン(A、C)に順次格納し、第2画像処理回路313−2は、出力バッファ314Aの奇数ライン(B、D)に順次格納する。これにより、出力バッファ314Aの第0ライン(A)には処理後の0ラインデータが格納される。また、第1ライン(B)には処理後の1ラインデータが、第2ライン(C)には処理後の2ラインデータが、第3ライン(D)には同データの3ラインデータが格納される(図5(a))。
この状態で画像形成手段200が第0ライン(A)に格納されたデータの0ラインデータを取得すると、第1画像処理回路313−1は、第0領域(A)に処理後の4ラインデータを書き込む(図5(b))。
更に、画像形成手段200が第1領域(B)に格納された1ラインデータを取得すると、第2画像処理回路313−2は、第1ライン(B)に処理後の5ラインデータを書き込む(図5(c))。以下、同様の処理を順次行う
本実施形態によれば、画像形成手段200が第0領域、第1領域、第2領域、第3領域の順に循環してデータを取得すれば、出力バッファ314Aに、1つの画像についてのデータがデータをライン順に所得できる。
更に、画像形成手段200が第1領域(B)に格納された1ラインデータを取得すると、第2画像処理回路313−2は、第1ライン(B)に処理後の5ラインデータを書き込む(図5(c))。以下、同様の処理を順次行う
本実施形態によれば、画像形成手段200が第0領域、第1領域、第2領域、第3領域の順に循環してデータを取得すれば、出力バッファ314Aに、1つの画像についてのデータがデータをライン順に所得できる。
<第3実施形態>
上記例では、4色の現像剤を使用する画像形成装置について説明した。以下、第3実施形態に係る画像処理装置として5色の画像形成装置に使用するものについて説明する。
近年、カラー複合装置、大型画像形成装置等の画像形成装置においては、出力画像の高品質化が要望されている。このため、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の現像剤(トナー)の他に、透明トナーや白色トナー等の特殊な色のトナーを加えて5色以上の現像剤で画像形成することがある。
このように、画像形成装置100が、クリア(CL)イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の5色で画像形成を行う場合においても、4色の場合と同様の制御を行う。制御の手法は第1実施形態に係る画像処理装置310と同じである。
以下、5色の画像形成を行う画像処理装置410について説明する。図6は本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
上記例では、4色の現像剤を使用する画像形成装置について説明した。以下、第3実施形態に係る画像処理装置として5色の画像形成装置に使用するものについて説明する。
近年、カラー複合装置、大型画像形成装置等の画像形成装置においては、出力画像の高品質化が要望されている。このため、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の現像剤(トナー)の他に、透明トナーや白色トナー等の特殊な色のトナーを加えて5色以上の現像剤で画像形成することがある。
このように、画像形成装置100が、クリア(CL)イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の5色で画像形成を行う場合においても、4色の場合と同様の制御を行う。制御の手法は第1実施形態に係る画像処理装置310と同じである。
以下、5色の画像形成を行う画像処理装置410について説明する。図6は本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
実施形態において、画像処理装置410は、入力側のI/F制御部411と、バスアービタ412と、5つの画像処理回路と、出力I/F制御部414と、制御部315とを備える。
5つの画像処理回路は、イエロー(Y)の画像処理回路413Y、マゼンタ(M)の画像処理回路413M、シアン(C)の画像処理回路413C、ブラック(K)の画像処理回路413K、クリア(CL)の画像処理回路413CLである。
5つの画像処理回路は、イエロー(Y)の画像処理回路413Y、マゼンタ(M)の画像処理回路413M、シアン(C)の画像処理回路413C、ブラック(K)の画像処理回路413K、クリア(CL)の画像処理回路413CLである。
本実施形態では、第1実施形態と同様に画像処理装置410を高速モノクロ画像形成装置や、カラーモード及びモノクロモードの両モードを実行できるカラー画像形成装置に適用する。
そして、画像処理装置410が高速モノクロモードで画像形成を行う場合、画像処理装置410の画像処理回路413Y、413M、413Y、413K、413CLのうち2つ以上の画像処理回路を制御部415で制御して連動させる。
これにより、高速モノクロモードのときには、画像処理回路413Y、413M、413Y、413K、423CLから使用すべき画像処理回路を選択する。そして、制御部415によって選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御して、選択した画像処理回路がメインメモリ430に格納されている画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させ、出力I/F制御部414を介して出力する。
そして、画像処理装置410が高速モノクロモードで画像形成を行う場合、画像処理装置410の画像処理回路413Y、413M、413Y、413K、413CLのうち2つ以上の画像処理回路を制御部415で制御して連動させる。
これにより、高速モノクロモードのときには、画像処理回路413Y、413M、413Y、413K、423CLから使用すべき画像処理回路を選択する。そして、制御部415によって選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御して、選択した画像処理回路がメインメモリ430に格納されている画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させ、出力I/F制御部414を介して出力する。
本実施形態に係る画像処理装置410によっても、高速モノクロ画像形成時に、未使用であったカラー画像処理回路と上記連動処理を行うのでハードウエア資源の利用効率が上がり、画像処理を高速化することができる。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様の画像処理装置310は、画像データを処理する4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kと、画像処理回路から選択した複数の像処理回路を連動させるバスアービタ312と、動作モードに応じて画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち使用すべき画像処理回路を選択し、選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御部315と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、必要により複数の画像処理回路により画像データを1ライン単位で並列して画像処理させることができる。これにより、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
<第1態様>
本態様の画像処理装置310は、画像データを処理する4つの画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kと、画像処理回路から選択した複数の像処理回路を連動させるバスアービタ312と、動作モードに応じて画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち使用すべき画像処理回路を選択し、選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御部315と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、必要により複数の画像処理回路により画像データを1ライン単位で並列して画像処理させることができる。これにより、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
<第2態様>
本態様の画像処理装置310は、画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kがアクセス可能な出力バッファ314Aを備え、各画像処理回路は、制御部315から通知されたメモリアドレスに従って出力バッファ314Aへ処理後のデータを出力することを特徴とする。
本態様によれば、各画像処理回路は処理後のデータを出力バッファ314Aの指定されたメモリアドレスに出力する。これにより、出力バッファ314Aには、複数の画像処理回路で並列して処理されたデータが格納される実現できる。
本態様の画像処理装置310は、画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kがアクセス可能な出力バッファ314Aを備え、各画像処理回路は、制御部315から通知されたメモリアドレスに従って出力バッファ314Aへ処理後のデータを出力することを特徴とする。
本態様によれば、各画像処理回路は処理後のデータを出力バッファ314Aの指定されたメモリアドレスに出力する。これにより、出力バッファ314Aには、複数の画像処理回路で並列して処理されたデータが格納される実現できる。
<第3態様>
本態様の画像処理装置310において、制御部315は、動作モードに従って設定されたスタートアドレス、主走査画像幅、処理対象ライン数、動作対象とする画像処理部、及び連動情報に基づいて、前記各画像処理部についての、スタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を算出し、算出したスタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2に出力することを特徴とする。
本態様によれば、制御部315は動作モードに従って各画像処理回路に画像データを並列に処理するために必要な情報を出力する。これにより、各画像処理装置は画像データを連携して並列に処理することができ、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
本態様の画像処理装置310において、制御部315は、動作モードに従って設定されたスタートアドレス、主走査画像幅、処理対象ライン数、動作対象とする画像処理部、及び連動情報に基づいて、前記各画像処理部についての、スタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を算出し、算出したスタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を第1画像処理回路313−1、第2画像処理回路313−2に出力することを特徴とする。
本態様によれば、制御部315は動作モードに従って各画像処理回路に画像データを並列に処理するために必要な情報を出力する。これにより、各画像処理装置は画像データを連携して並列に処理することができ、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
<第4態様>
本態様の画像処理装置310は、制御部315は、複数の画像データを必要としないモノクロ画像処理が指定された場合に、すべての画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kを連動させ動作させることを特徴とする。
本態様によれば、モノクロ画像処理に際しては、すべての画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kによって画像データを並列して処理する。これにより、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
本態様の画像処理装置310は、制御部315は、複数の画像データを必要としないモノクロ画像処理が指定された場合に、すべての画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kを連動させ動作させることを特徴とする。
本態様によれば、モノクロ画像処理に際しては、すべての画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kによって画像データを並列して処理する。これにより、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
<第5態様>
本態様は、上記画像処理装置310と、画像処理装置からの信号に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段200と、を備える画像形成装置において、画像形成手段200は、画像処理装置310の出力バッファ314A上の1ライン目から順次画像データを読み出すことを特徴とする。
本態様によれば、画像形成手段200は、画像処理装置310の出力バッファ314A上の1ライン目から順次画像データを読み出す。これにより、画像形成手段200は、画像処理装置の処理がどのように行われているかを意識することなく画像データを取得できる。
本態様は、上記画像処理装置310と、画像処理装置からの信号に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段200と、を備える画像形成装置において、画像形成手段200は、画像処理装置310の出力バッファ314A上の1ライン目から順次画像データを読み出すことを特徴とする。
本態様によれば、画像形成手段200は、画像処理装置310の出力バッファ314A上の1ライン目から順次画像データを読み出す。これにより、画像形成手段200は、画像処理装置の処理がどのように行われているかを意識することなく画像データを取得できる。
<第6態様>
本態様の画像処理方法は、複数の画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させ、動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべきる画像処理回路を選択し、選択後の画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列的に画像処理させることを特徴とする。
本態様によれば、必要により複数の画像処理回路により画像データを1ライン単位で並列して画像処理させることができる。これにより、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
本態様の画像処理方法は、複数の画像処理回路313Y、313M、313Y、313Kのうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させ、動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべきる画像処理回路を選択し、選択後の画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列的に画像処理させることを特徴とする。
本態様によれば、必要により複数の画像処理回路により画像データを1ライン単位で並列して画像処理させることができる。これにより、画像処理に使用されない画像処理回路の数を少なくして、ハードウエア資源の有効活用と画像処理の高速化を実現できる。
100…画像形成装置、200…画像形成手段、300…画像形成制御装置、310…画像処理装置、320…制御装置(連動手段)、330…メインメモリ、311…入力I/F制御部、312…バスアービタ、313Y、313M、313Y、313K…画像処理回路、314…出力I/F制御部、314A…出力バッファ(共有メモリ)、315…制御部(制御手段)、341、351…入力回路部、342、352…画像処理部、343、353…出力回路部
Claims (6)
- 画像データを処理する複数の画像処理回路と、
前記画像処理回路のうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させる連動手段と、
動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべき画像処理回路を選択し、前記選択した画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、前記選択後の画像処理回路に前記画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させる制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像処理回路がアクセス可能な共有メモリを備え、
前記各画像処理回路は、前記制御手段から通知されたメモリアドレスに従って前記共有メモリへ処理後のデータを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記制御手段は、前記動作モードに従って設定されたスタートアドレス、主走査画像幅、処理対象ライン数、動作対象とする画像処理部、及び連動情報に基づいて、前記各画像処理部についての、スタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を算出し、前記算出したスタートアドレス、主走査画像幅、処理開始ライン数、処理終了ライン数、及びインクリメントライン数を前記各画像処理部に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、複数の画像データを必要としないモノクロ画像処理が指定された場合に、すべての前記画像処理回路を連動させ動作させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像処理装置と、
前記画像処理装置からの信号に基づいて記録媒体に画像を形成する作像手段と、を備える画像形成装置において、
前記作像手段は、前記画像処理装置の出力バッファ上の1ライン目から順次画像データを読み出すことを特徴とする画像形成装置。 - 複数の画像処理回路のうち少なくとも2つ以上の画像処理回路を連動させ、
動作モードに応じて前記画像処理回路のうち使用すべき画像処理回路を選択し、
前記選択後の画像処理回路の動作、連動、及び停止を制御し、前記選択後の画像処理回路に画像データを少なくとも1ライン単位で並列に画像処理させることを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
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JP2016092618A JP2017200726A (ja) | 2016-05-02 | 2016-05-02 | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理方法 |
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JP2020093405A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2016
- 2016-05-02 JP JP2016092618A patent/JP2017200726A/ja active Pending
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JP2020093405A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7267721B2 (ja) | 2018-12-10 | 2023-05-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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