JP7266417B2 - 梁部材の搬入方法 - Google Patents
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梁部材を構造物の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法であって、
前記構造物は、前記構造物に取り付けられるとともに前記梁部材と接合される少なくとも一つのブラケット部材、及び前記ブラケット部材の一面側に前記ブラケット部材の端面から突出するように取り付けられたプレート部材を含み、
揚重装置によって、前記梁部材を前記所定位置の近傍まで吊り上げるとともに、前記梁部材を前記ブラケット部材の他面側から前記ブラケット部材に近づけて、前記梁部材が前記所定位置に対して平行となるように前記梁部材を前記プレート部材に当接させる水平方向移動ステップと、
前記水平方向移動ステップの後に、前記揚重装置によって、前記ブラケット部材の前記端面に形成されているテーパ面と前記梁部材の端面に形成されているテーパ面とを接触させるように前記梁部材を下方に移動させる鉛直方向移動ステップと、
を備えている。
前記少なくとも一つのブラケット部材は、前記梁部材の一端側と接合される一端側ブラケット部材、及び前記梁部材の他端側と接合される他端側ブラケット部材を含み、
前記水平方向移動ステップは、
前記梁部材の一端側を、前記一端側ブラケット部材に取り付けられたプレート部材に当接させるステップと、
前記梁部材の一端側を中心として前記梁部材を回転させることで、前記梁部材の他端側を前記他端側ブラケット部材に取り付けられたプレート部材に当接させるステップと、を含んでいてもよい。
前記梁部材は、
長手方向を有する第1上側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第1上側フランジ部よりも前記長手方向に短い第1下側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と前記第1下側フランジ部とを連結する第1ウェブ部であって、前記長手方向の両端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が短い台形状に形成された第1ウェブ部と、を含み、
前記ブラケット部材は、
長手方向を有する第2上側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第2上側フランジ部よりも前記長手方向に長い第2下側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と前記第2下側フランジ部とを連結する第2ウェブ部であって、前記長手方向の一端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が長く形成された第2ウェブ部と、を含み、
前記プレート部材は、前記第2ウェブ部に取り付けてもよい。
前記梁部材の前記第1上側フランジ部は、前記第1ウェブ部の前記上辺よりも前記長手方向に突出するように延設された上側延設部を含み、
前記ブラケット部材の前記第2下側フランジ部は、前記第2ウェブ部の前記下辺よりも前記長手方向に突出するように延設された下側延設部を含み、
前記鉛直方向移動ステップは、前記上側延設部の下面が、前記第2ウェブ部の上端の一部に当接するとともに、前記第1ウェブ部の下端の一部が前記下側延設部の上面に当接するように、前記梁部材を下方に移動させてもよい。
前記梁部材及び前記構造物の少なくとも一方は、前記所定位置に配置された前記梁部材と前記構造物とを係止するガイドリブであって、上下方向に沿う側面を有するガイドリブを含み、
前記鉛直方向移動ステップでは、前記梁部材を下方に移動させつつ前記梁部材及び前記構造物の少なくとも他方と前記ガイドリブとを係合させてもよい。
梁部材を構造物の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法であって、
前記構造物は、前記構造物に取り付けられるとともに前記梁部材と接合される少なくとも一つのブラケット部材を含み、
前記梁部材は、前記梁部材の一面側に前記梁部材の端面から突出するように取り付けられたプレート部材を含み、
揚重装置によって、前記梁部材を前記所定位置の近傍まで吊り上げるとともに、前記梁部材の他面側を前記ブラケット部材に近づけて、前記梁部材が前記所定位置に対して平行となるように前記プレート部材を前記ブラケット部材に当接させる水平方向移動ステップと、
前記水平方向移動ステップの後に、前記揚重装置によって、前記ブラケット部材の端面に形成されているテーパ面と前記梁部材の端面に形成されているテーパ面とを接触させるように前記梁部材を下方に移動させる鉛直方向移動ステップと、
を備えている。
構造物の所定位置に取り付けられる梁部材であって、
長手方向を有する第1上側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第1上側フランジ部よりも前記長手方向に短い第1下側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と前記第1下側フランジ部とを連結する第1ウェブ部であって、前記長手方向の両端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が短い台形状に形成された第1ウェブ部と、を備え、
前記第1上側フランジ部は、前記第1ウェブ部の前記上辺よりも前記長手方向に突出するように延設された上側延設部を含む。
構造物に取り付けられるブラケット部材であって、
長手方向を有する第2上側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第2上側フランジ部よりも前記長手方向に長い第2下側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と前記第2下側フランジ部とを連結する第2ウェブ部であって、前記長手方向の一端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が長く形成された第2ウェブ部と、を備え、
前記第2下側フランジ部は、前記第2ウェブ部の前記下辺よりも前記長手方向に突出するように延設された下側延設部を含む。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1~図4に示すように、本発明の少なくとも一実施形態に係る梁部材の搬入方法は、梁部材20(水平部材)を構造物1の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法である。この方法において、構造物1は、梁部材20と接合される少なくとも一つのブラケット部材10、及びブラケット部材10の一面11側(図4(B)参照)に該ブラケット部材10の端面17から突出するように取り付けられたプレート部材18を含む。そして、上記方法は、揚重装置5によって、梁部材20を所定位置の近傍まで吊り上げるとともに、梁部材20を構造物1に取り付けられたブラケット部材10の他面12側からブラケット部材10に近づけて、梁部材20が所定位置に対して平行となるように梁部材20をプレート部材18に当接させる水平方向移動ステップS30と、水平方向移動ステップS30の後に、揚重装置5によって、ブラケット部材10の端面17に形成されているテーパ面16と梁部材20の端面27に形成されているテーパ面26とを接触させるように梁部材20を下方に移動させる鉛直方向移動ステップS40と、を備えている。
なお、幾つかの実施形態における梁部材の搬入方法は、上記ブラケット部材10を構造物1に取り付けるブラケット部材取り付けステップS10、又は上記プレート部材18をブラケット部材10に取り付けるプレート取り付けステップS20の少なくとも一方をさらに備えていてもよい。
ブラケット部材10の上記端面17は、例えばブラケット部材10に形成されたテーパ面16であってもよい。つまり、プレート部材18は、ブラケット部材10の他面12側からみたときに、テーパ面16の少なくとも一部と重なるようにして配置される。かかるプレート部材18は、例えば図1、図4及び図5に示すように、ブラケット部材10のテーパ面16から上方乃至水平方向(図1、図4及び図5に示す例では紙面左右方向)に突出するように設けられていてもよい。
なお、本開示において、所定位置とは、梁部材20が配置されるべき位置及び配向を意味し、所定位置に対して平行とは、梁部材20が配置されるべき位置及び配向のうち少なくとも配向が合致する場合を意味するものとする。
図5は一実施形態に係る梁部材の搬入方法を示す概略図であり、(A)は梁部材を所定位置に対して平行に配置した状態、(B)は梁部材のテーパ面に沿って下降している状態、(C)は梁部材が所定位置に配置された状態を示す。
鉛直方向移動ステップS40では、所定位置の上方において該所定位置に対して平行に配置された梁部材20(図5(A)参照)を、揚重装置5を用いて下降させる。梁部材20が鉛直方向に下降されると、梁部材20のテーパ面26がブラケット部材10のテーパ面16に当接する(図5(B)参照)。例えば図3及び図5に示すように、長手方向における両端にテーパ面26が形成されている場合は、いずれか一方のテーパ面26がブラケット部材10のテーパ面16に当接し得る。その後、揚重装置5によって梁部材20の下降を続けると、テーパ面16、26に案内された梁部材20が、所定位置に対して平行のまま、水平方向に移動しながら下方に向けて斜め下方に移動する(図5(B)参照)。そして、梁部材20をさらに揚重装置5によって下降させることで、梁部材20が所定位置に配置される(図5(C)参照)。
この場合、ブラケット部材10は、例えば図4に例示するように、長手方向を有する第2上側フランジ部13と、第2上側フランジ部13と対向するようにして長手方向に沿って配置され、第2上側フランジ部13よりも長手方向に長い第2下側フランジ部14と、第2上側フランジ部13と第2下側フランジ部14とを連結する第2ウェブ部15であって、長手方向の一端15Aにテーパ面16が形成されることで上辺(上端15B)より下辺(下端15C)が長く形成された第2ウェブ部15と、を含んでいてもよい。すなわち、ブラケット部材10もまた、所謂H鋼の形状に基づいて形成されていてもよい。
そして、プレート部材18は、ブラケット部材10の第2ウェブ部15に取り付けてもよい。
かかるガイドリブ30は、鉛直方向移動ステップS40において梁部材20を鉛直に下降させた際に、第1ウェブ部25と第2ウェブ部15とが同一平面上に配置されるように、相手の部材を幅方向に案内し得るテーパ面を有していてもよい。テーパ面は、例えば、第1ウェブ部25又は第2ウェブ部15から上記幅方向に離れるほど基端部からの高さが高くなるように形成された傾斜面であってもよい。
なお、ガイドリブ30は、梁部材20の第1上側フランジ部23の下面、又はブラケット部材10の第2下側フランジ部14の上面に対して垂直に、又は鉛直方向に向けて凸状を呈する種々の形態をとり得る。例えば、ガイドリブ30は、図3(A)、図3(B)、図4(A)、図4(B)、図5(C)に例示するように、上下方向(鉛直方向)に沿って延在するとともに平面視にて交差(又は直交)するように屈折したL字状の立設部を含む形状を有していてもよい。或いは、ガイドリブ30は、鉛直方向に沿って延在するとともに梁部材20又はブラケット部材10の幅方向(短手方向)に沿って配置された平板状の形状を有していてもよい(図10(A)~図10(D)参照)。かかるガイドリブ30は、溶接又はボルト結合等の固定手段により梁部材20又はブラケット部材10のフランジ部に接続される。
さらに、梁部材20に設けられるガイドリブ30と、ブラケット部材10に設けられるガイドリブ30とは、ブラケット部材10上に梁部材20が配置された際に、互いがウェブ部15、25を挟んで反対側に配置されるように設けられていてもよい。
図6は一実施形態に係る梁部材の搬入方法を示すフローチャートである。図7は一実施形態に係る梁部材の搬入方法を示す概略図であり、(A)は梁部材を所定位置近傍に配置した状態、(B)は梁部材の一端を構造物のプレート部材に当接させた状態、(C)は梁部材をテーパ面に沿って下降させている状態、(D)は梁部材が所定位置に配置された状態を示す。図8は一実施形態に係る梁部材の搬入方法を示す概略図であり、(A)は梁部材の一端を構造物のプレート部材に当接させた状態、(B)は梁部材をテーパ面に沿って下降させている状態、(C)は梁部材が所定位置に配置された状態を示す。
図9は本発明の他の実施形態に係る梁部材の搬入方法を示すフローチャートである。図10は他の実施形態に係る梁部材の搬入方法を示す概略図であり、(A)は梁部材の正面図、(B)は同下面図、(C)はブラケット部材の正面図、(B)は同平面図である。
図9及び図10(A)~図10(B)に例示するように、本発明の少なくとも一実施形態に係る梁部材の搬入方法は、梁部材20を構造物1の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法であって、上述した幾つかの実施形態ではプレート部材18がブラケット部材10に設けられているのに対し、プレート部材18が梁部材20に設けられている点において異なり、その他は同様である。したがって、既に述べた幾つかの実施形態と共通の要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
なお、幾つかの実施形態における梁部材の搬入方法は、上記ブラケット部材10を構造物1に取り付けるブラケット部材取り付けステップS110、又は上記プレート部材18を梁部材20に取り付けるプレート取り付けステップS120の少なくとも一方をさらに備えていてもよい。
そして、第1上側フランジ部23は、第1ウェブ部25の上辺25Aよりも長手方向に突出するように延設された上側延設部23Aを含む。
そして、第2下側フランジ部14は、第2ウェブ部15の下辺(下端15C)よりも長手方向に突出するように延設された下側延設部14Aを含む。
2 梁
3 柱部材
5 揚重装置
10 ブラケット部材
10A 一端側ブラケット部材(ブラケット部材)
10B 他端側ブラケット部材(ブラケット部材)
11 一面
12 他面
13 第2上側フランジ部
14 第2下側フランジ部
14A 下側延設部
14A1 上面
15 第2ウェブ部
15A 一端
15B 上端(上辺)
15C 下端(下辺)
16 テーパ面
17 端面
18 プレート部材
18A スプライスプレート(プレート部材)
20 梁部材
20A 一端
20B 他端
21 一面
22 他面
23 第1上側フランジ部
23A 上側延設部
23A1 下面
24 第1下側フランジ部
25 第1ウェブ部
25A 上辺
25B 下辺(下端)
26 テーパ面
27 端面
30 ガイドリブ
Claims (6)
- 梁部材を構造物の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法であって、
前記構造物は、前記構造物に取り付けられるとともに前記梁部材と接合される少なくとも一つのブラケット部材、及び前記ブラケット部材の一面側のみに前記ブラケット部材の端面から突出するように取り付けられたプレート部材を含み、
揚重装置によって、前記梁部材を前記所定位置の近傍まで吊り上げるとともに、前記梁部材を水平方向に沿って移動させて前記ブラケット部材の他面側から前記ブラケット部材に近づけて、前記梁部材が前記所定位置に対して平行となるように前記梁部材を前記プレート部材に当接させる水平方向移動ステップと、
前記水平方向移動ステップの後に、前記揚重装置によって、前記ブラケット部材の前記端面に形成されているテーパ面と前記梁部材の端面に形成されているテーパ面とを接触させるように前記梁部材を下方に移動させる鉛直方向移動ステップと、
を備える梁部材の搬入方法。 - 前記少なくとも一つのブラケット部材は、前記梁部材の一端側と接合される一端側ブラケット部材、及び前記梁部材の他端側と接合される他端側ブラケット部材を含み、
前記水平方向移動ステップは、
前記梁部材の一端側を、前記一端側ブラケット部材に取り付けられたプレート部材に当接させるステップと、
前記梁部材の一端側を中心として前記梁部材を回転させることで、前記梁部材の他端側を前記他端側ブラケット部材に取り付けられたプレート部材に当接させるステップと、を含む請求項1に記載の梁部材の搬入方法。 - 前記梁部材は、
長手方向を有する第1上側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第1上側フランジ部よりも前記長手方向に短い第1下側フランジ部と、
前記第1上側フランジ部と前記第1下側フランジ部とを連結する第1ウェブ部であって、前記長手方向の両端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が短い台形状に形成された第1ウェブ部と、を含み、
前記ブラケット部材は、
長手方向を有する第2上側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と対向するようにして前記長手方向に沿って配置され、前記第2上側フランジ部よりも前記長手方向に長い第2下側フランジ部と、
前記第2上側フランジ部と前記第2下側フランジ部とを連結する第2ウェブ部であって、前記長手方向の一端に前記テーパ面が形成されることで上辺より下辺が長く形成された第2ウェブ部と、を含み、
前記プレート部材は、前記第2ウェブ部に取り付けられる
請求項1又は2に記載の梁部材の搬入方法。 - 前記梁部材の前記第1上側フランジ部は、前記第1ウェブ部の前記上辺よりも前記長手方向に突出するように延設された上側延設部を含み、
前記ブラケット部材の前記第2下側フランジ部は、前記第2ウェブ部の前記下辺よりも前記長手方向に突出するように延設された下側延設部を含み、
前記鉛直方向移動ステップは、前記上側延設部の下面が、前記第2ウェブ部の上端の一部に当接するとともに、前記第1ウェブ部の下端の一部が前記下側延設部の上面に当接するように、前記梁部材を下方に移動させる
請求項3に記載の梁部材の搬入方法。 - 前記梁部材及び前記構造物の少なくとも一方は、前記所定位置に配置された前記梁部材と前記構造物とを係止するガイドリブであって、上下方向に沿う側面を有するガイドリブを含み、
前記鉛直方向移動ステップでは、前記梁部材を下方に移動させつつ前記梁部材及び前記構造物の少なくとも他方と前記ガイドリブとを係合させる
請求項1~4の何れか一項に記載の梁部材の搬入方法。 - 梁部材を構造物の所定位置に取付ける際に用いられる梁部材の搬入方法であって、
前記構造物は、前記構造物に取り付けられるとともに前記梁部材と接合される少なくとも一つのブラケット部材を含み、
前記梁部材は、前記梁部材の一面側のみに前記梁部材の端面から突出するように取り付けられたプレート部材を含み、
揚重装置によって、前記梁部材を前記所定位置の近傍まで吊り上げるとともに、前記梁部材を水平方向に沿って移動させて前記梁部材の他面側を前記ブラケット部材に近づけて、前記梁部材が前記所定位置に対して平行となるように前記プレート部材を前記ブラケット部材に当接させる水平方向移動ステップと、
前記水平方向移動ステップの後に、前記揚重装置によって、前記ブラケット部材の端面に形成されているテーパ面と前記梁部材の端面に形成されているテーパ面とを接触させるように前記梁部材を下方に移動させる鉛直方向移動ステップと、
を備える梁部材の搬入方法。
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