JP7264744B2 - 注出部材挿入構造、注出部材装置および包装容器 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態の注出部材装置100の斜視図である。図2は、注出部材10の斜視図である。図3は、注出部材10の一部の側面図である。図4は、注出部材10の一部を図3とは反対側から見た側面図である。図5は、弁体20の斜視図である。図6は、弁体20を図5とは反対側から見た斜視図である。図7は、係合部8の斜視図である。図8は、注出部材挿入構造10Aの断面図である。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を採用することがある。図1に示すように、X方向は主板部4の幅方向である。Y方向は主板部4の長さ方向である。Y方向は主板部4に沿う面内においてX方向と直交する。Z方向は主板部4の厚さ方向である。Z方向はX方向およびY方向に直交する。平面視とは、Z方向と平行に見ることをいう。
受け部30は、主板部4と、被挿入部5と、底板部6と、規制凸部7と、を備える。実施形態の注出部材挿入構造10A(注出部材接続構造)は、注出部材10と、弁体20(図5参照)と、被挿入部5とを有する。
被挿入部5は、主板部4の一方の面(下面)から下方に突出する筒状に形成されている。被挿入部5の内部空間は挿入孔5aである。XY平面に沿う挿入孔5aの断面は円形状とされている。C2は挿入孔5aの中心軸である。中心軸C2に沿う方向は、被挿入部5の軸線方向である。
第1キー突起41および第2キー突起42は、挿入孔5aの内周面5bに形成された「第2の螺旋係合部」である。
規制凸部7は、底板部6から上方に突出している。規制凸部7は、例えば、円柱状とされている。規制凸部7の先端面7aは、円形状であり、XY平面に沿って形成されている。
第1キー突起51および第2キー突起52は、挿入部12の内周面12bに形成された「第1の螺旋係合部」である。第1キー突起51と第2キー突起52との間の突起間角度は180°に限定されず、任意の角度とすることができる。
図5および図6に示すように、弁体20は、閉止板21(閉止部)と、筒部22と、複数の連結部23とを備える。
第1キー溝53および第2キー溝54は、弁体20の外周面に形成された「第1の螺旋係合部」である。
第1~第4延出凹部25~28の幅は、係合部8(図7参照)の第1~第4延出部32,33,34,35が嵌合可能となるように定められる。
次に、注出部材挿入構造10Aの使用方法について説明する。まず、注出部材10の挿入部12を挿入孔5aに挿入する操作について説明する。
図8に示すように、弁体20の閉止板21は流通口16を閉止している。そのため、挿入部12の内容物が漏出するのが抑制される。
挿入部12を中心軸C1周りの螺旋方向に変位させると、第1キー突起41および第2キー突起42は、それぞれ第1屈折溝47および第2屈折溝48に進入する。これにより、挿入部12は、回転しつつ挿入方向(図9の下方)に変位する。
第1キー突起41および第2キー突起42が、それぞれ第1屈折溝47および第2屈折溝48の終端に達した段階で、挿入部12の、挿入孔5aへの挿入は完了する。
図10に示すように、挿入部12を、挿入時とは逆の方向に回転させつつ、引き抜き方向(図10の上方)に変位させる。この過程で、キー突起41,42は屈折溝47,48内を進行し、キー突起51,52はキー溝53,54内を進行する。図9に示すように、挿入部12の上昇によって流通口16が閉止板21に達するため、流通口16の閉止によって流路13,14は閉止される。
キー突起41,42が末端45a,46a(図3および図4参照)に達した後、挿入部12を引き抜き方向(図9の上方)に変位させる。これにより、図8に示すように、挿入部12は、挿入孔5aから引き抜かれる。
図11は、実施形態の注出部材装置200の斜視図である。なお、既出の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、注出部材装置200は、第1注出部材10(図1参照)と、第1弁体20と、第1受け部30(図1参照)と、第2注出部材110と、第2弁体120と、第2受け部130と、を備える。
第2受け部130は、主板部4と、第2被挿入部105と、底板部6と、規制凸部7と、を備える。第2注出部材挿入構造110A(注出部材接続構造)は、第2注出部材110と、第2被挿入部105とを有する。
係合受け部124は、係合部108に応じた形状、すなわち三角形状とされる。
第2注出部材110の係合受け部124と、第1受け部30の係合部8とは形状が異なるため、係合受け部124は係合部8に係合しない。そのため、第2注出部材110を第1被挿入部5に挿入しても弁体120の変位規制はなされず、第2注出部材110の流通口16は開放されない。
第1注出部材10および第2注出部材110は、係合部8,108と係合受け部24,124との形状が適合した場合にのみ係合可能となるため、第1被挿入部5および第2被挿入部105に対する誤接続は起こりにくくなる。
詳しくは、例えば、キー突起41,42およびキー溝43,44(図1参照)の位置、数、突出高さ、深さなどに基づいて係合可否を設定する構造では、キー突起およびキー溝の位置、数、突出高さ、深さなどに設計上の制限があるため、可能なバリエーション数は限定される。
これに対し、注出部材装置200は、係合部および係合受け部の形状(平面視形状)に基づいて係合可否を設定する構造である。係合部および係合受け部の形状には設計上の制限が少ないため、注出部材装置200は、係合部および係合受け部の形状のバリエーションを多くできる。そのため、設計の自由度が高く、多数の注出部材挿入構造が必要な場合にも対応できる。
図13は、係合部8の第2変形例である係合部308(突起)の平面図である。図13に示すように、係合部308は一字形状(マイナス形状)である。係合部308を採用する場合、被係合部は係合部308に係合可能な一字形状とされる。
図15は、係合部8の第4変形例である係合部508(突起)の平面図である。図15に示すように、係合部508は楕円形状である。係合部508を採用する場合、被係合部は係合部508に係合可能な楕円形状とされる。
このように、主板部4に対する係合部の向きは限定されない。
係合部908と係合受け部924とは、凸部910と凹部926との位置が一致する向きである場合にのみ嵌合する。
図22は、他の実施形態の注出部材装置300の斜視図である。既出の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図22に示すように、注出部材装置300は、注出部材(図示略)と、弁体220と、受け部230とを備える。
弁体220の筒部222の下部の外周面には、係合部207,207の先端部と係合する凹状の係合受け部224,224が形成されている。
被挿入部205の内部空間は挿入孔205aである。挿入孔205aの内周面205bには、第1キー突起41および第2キー突起42(図1参照)が形成されている。
Claims (6)
- 内部が流体の流路とされた挿入部を有する注出部材と、前記挿入部内に軸線方向に位置変動可能に設けられた弁体と、前記挿入部が挿入される挿入孔を有する被挿入部とを備え、
前記挿入部の内周面および前記弁体の外周面に、互いに係合しあって前記挿入部および前記弁体の螺旋方向への相対変位を可能にする第1の螺旋係合部がそれぞれ形成され、
前記弁体は、前記位置変動によって、前記流路を開放する開放位置と、前記流路を閉止する閉止位置とを切り替え可能であり、
前記弁体に、被係合部が形成され、
前記被挿入部に、前記注出部材を前記挿入孔へ挿入した際に前記挿入部の内部で前記被係合部と相対回転不能に係合する係合部が形成されている、注出部材挿入構造。 - 前記弁体は、前記第1の螺旋係合部が形成された筒部と、
前記筒部に対して前記挿入部の挿入方向側に設けられ、前記閉止位置において前記流路を閉止する閉止部と、を備え、
前記被係合部は、前記閉止部の前記挿入方向側の面に形成されている、請求項1記載の注出部材挿入構造。 - 前記被係合部は、前記軸線方向から見て非円形であって、前記軸線の周り方向に交差する被係合側面を有し、
前記係合部は、前記被係合部に対して前記軸線の周り方向に相対回転したときに前記被係合側面に当接可能な係合側面を有する、請求項1または2に記載の注出部材挿入構造。 - 前記被係合部は、前記弁体の径方向外方に延出し、前記被係合側面を有する延出被係合部を備え、
前記係合部は、前記係合側面を有する延出係合部を備える、請求項3に記載の注出部材挿入構造。 - 請求項1~4のうちいずれか1項に記載の注出部材挿入構造を複数有し、
前記複数の注出部材挿入構造は、第1注出部材および第1被挿入部を有する第1注出部材挿入構造と、第2注出部材および第2被挿入部を有する第2注出部材挿入構造とを含み、
前記第1注出部材挿入構造と前記第2注出部材挿入構造とは、前記被係合部および前記係合部の形状が相違し、
前記形状の相違によって、前記第2被挿入部への前記第1注出部材の接続が妨げられ、かつ前記第1被挿入部への前記第2注出部材の接続が妨げられる、注出部材装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の注出部材挿入構造の前記注出部材と、容器とを備える包装容器。
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