JP7242324B2 - 注出部材挿入構造および注出部材装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態の注出部材装置100の斜視図である。図2は、第1注出部材10の斜視図である。図3は、第1注出部材10の一部の側面図である。図4は、第1注出部材10の一部を図3とは反対側から見た側面図である。図5は、注出部材装置100の一部断面図である。図6は、注出部材装置100の受け部30の平面図である。図7は、注出部材装置100の斜視図である。
受け部30は、外筒部1と、第1内筒部2と、第2内筒部3と、底板部4とを備える。
X方向のうち一方向(図6において右方向)を+X方向といい、その反対方向を-X方向という。Y方向のうち一方向(図6において上方向)を+Y方向といい、その反対方向を-Y方向という。Z方向のうち一方向(図5および図11において下方向)を+Z方向といい、その反対方向を-Z方向という。X方向とY方向とで規定される面をXY平面という。X方向とZ方向とで規定される面をXZ平面という。Y方向とZ方向とで規定される面をYZ平面という。
図5および図11に即して上下の位置関係を仮に定める。すなわち、図5および図11において上に向かう方向を上方といい、下に向かう方向を下方という。ここで定めた位置関係は、注出部材装置100の使用時の姿勢を限定しない。
第1実施形態の第1注出部材挿入構造10Aは、第1注出部材10と、第1被挿入部5とを有する。第2実施形態の第2注出部材挿入構造20Aは、第2注出部材20と、第2被挿入部6とを有する。
図1および図5に示すように、外筒部1は、底板部4の一方の面(上面)から上方に突出する筒状に形成されている。外筒部1は、底板部4の周縁に沿う角筒状の外形を有する。
第1側壁1cの内面には、第1中間凸部1eが形成されている。第1中間凸部1eは、第1側壁1cの長さ方向(X方向)の中央に、第2側壁1dに近づく方向に突出して形成されている。第1側壁1cのうち、第1中間凸部1eの頂点を境界として、第1端壁1aに近い部分を第1側壁部分1c1といい、第2端壁1bに近い部分を第2側壁部分1c2という。第1側壁部分1c1は第1端壁1aに連設されている。第2側壁部分1c2は、第2端壁1bに連設されている。
図1に示すように、基部11には、Z方向に沿って流路13が形成されている。第1挿入部12の内部空間は流路14となる。流路13,14は、容器本体35(図5参照)の内容物を、第1挿入部12の先端開口から外部に注出させることができる。
図7に示すように、基部21には、Z方向に沿って流路23が形成されている。第2挿入部22の内部空間は流路24となる。流路23,24は、容器本体37(図11参照)の内容物を、第2挿入部22の先端開口から外部に注出させることができる。
次に、注出部材装置100の使用方法について説明する。まず、図5に示すように、第1容器34に収容されている内容物を、第1内筒部2を通して受け部30の内部に供給する方法について説明する。
第1容器34の内容物は第1注出部材10の流路13,14を通して、受け部30を経て貯留容器(図示略)に供給される。
なお、第2注出部材20の溝間角度β2(図8参照。例えば約135°)は、第1被挿入部5の突起間角度α1(図6参照。例えば約180°)と異なるため、第2挿入部22は、第1挿入孔5aに挿入できない。
図7に示すように、第2注出部材20の第2挿入部22を第2挿入孔6aに合わせる。その際、第1キー溝53および第2キー溝54の位置(中心軸周り方向の位置)を、それぞれ第1キー突起51および第2キー突起52の位置に合わせる。第2注出部材20の中心軸C2は第2挿入孔6aの中心軸に一致させる。
次いで、第2挿入部22を中心軸C2周りの螺旋方向に変位させると、第1キー突起51および第2キー突起52は、それぞれ第1屈折溝57および第2屈折溝58に進入する。第1キー突起51および第2キー突起52が、それぞれ第1屈折溝57および第2屈折溝58の終端に達した段階で、第2挿入部22の、第2挿入孔6aへの挿入は完了する。
第2容器36の内容物は第2注出部材20の流路23,24を通して、受け部30を経て貯留容器(図示略)に供給される。
なお、第1注出部材10の溝間角度β1(図2参照。例えば約180°)は、第2被挿入部6の突起間角度α2(図6参照。例えば約135°)と異なるため、第1挿入部12は、第2挿入孔6aに挿入できない。
図1および図7に示すように、第1注出部材挿入構造10Aでは、第1注出部材10の溝間角度β1が第1被挿入部5の突起間角度α1と等しいため、第1注出部材10が第1挿入孔5aに挿入可能となる。第2注出部材挿入構造20Aでは、第2注出部材20の溝間角度β2が第2被挿入部6の突起間角度α2と等しいため、第2注出部材20が第2挿入孔6aに挿入可能となる。注出部材10,20は、溝間角度β1,β2が突起間角度α1,α2に等しい場合にのみ被挿入部5,6に挿入可能となるため、被挿入部5,6に対する注出部材10,20の誤接続は起こりにくくなる。よって、例えば、第1容器34の内容物と第2容器36の内容物とが異なる色のインクである場合、注出部材10,20を、当該インクの色に対応した被挿入部5,6に、誤りなく接続することができる。
図12および図13に示すように、注出部材110の第1挿入部112の外周面には、第1キー溝143および第2キー溝144が形成されている。第1キー溝143は、第1主溝145と、第1屈折溝147とを有する。第2キー溝144は、第2主溝146と、第2屈折溝148とを有する。
図14に示す第2キー溝244は浅いため、第2被挿入部206(図15参照)の第2キー突起252は第2キー溝244に進入できない。そのため、第1注出部材210は第2被挿入部206の第2挿入孔206aに挿入できない。
キー突起の形状は特に限定されない。キー突起の形状は半球状に限らず、直方体状、円錐状、円錐台状、角錘状、角錐台状などであってよい。キー溝の形状は特に限定されない。キー溝の長さ方向に直交する断面の形状は半円状に限らず、矩形状、台形状、円弧状などであってよい。
第1注出部材挿入構造と第2注出部材挿入構造との形状の相違は、溝間角度、キー溝深さ、および、キー突起またはキー溝の数、のうち少なくとも一つの相違であってよい。
Claims (2)
- 注出部材挿入構造を複数有し、
前記注出部材挿入構造は、容器の開口部に装着され円筒形状の挿入部を有する注出部材と、前記挿入部が挿入される断面円形状の挿入孔を有する被挿入部と、を備え、
前記挿入部の外周面と前記挿入孔の内周面のいずれか一方には、複数のキー突起のうち第1キー突起が形成され、
前記挿入部の外周面と前記挿入孔の内周面の他方には、複数のキー溝のうち、前記第1キー突起が嵌合する第1キー溝が形成され、
前記挿入部の外周面と前記挿入孔の内周面のいずれか一方には、前記複数のキー突起のうち第2キー突起が形成され、
前記挿入部の外周面と前記挿入孔の内周面の他方には、前記複数のキー溝のうち、前記第2キー突起が嵌合する第2キー溝が形成され、
前記第1キー突起と前記第2キー突起との間の前記注出部材の中心軸周りの突起間角度は、前記第1キー溝と前記第2キー溝との間の前記中心軸周りの溝間角度と等しくされ、 前記第1キー溝および前記第2キー溝は、第1主溝および第2主溝と、前記第1主溝および前記第2主溝の各末端から屈折した方向に延びる第1屈折溝および第2屈折溝とをそれぞれ有し、
前記第1キー突起および前記第2キー突起が、前記第1キー溝および前記第2キー溝に挿入されて、前記第1主溝および前記第2主溝から前記第1屈折溝および前記第2屈折溝へと進入することにより、前記注出部材が前記挿入孔へ挿入可能とされ、
前記第1屈折溝および前記第2屈折溝は、前記中心軸周りの螺旋状とされ、
前記挿入孔内に、前記容器の内容物を導く円筒状の内筒部が形成され、
前記複数の注出部材挿入構造は、第1注出部材および第1被挿入部を有する第1注出部材挿入構造と、第2注出部材および第2被挿入部を有する第2注出部材挿入構造とを含み、
前記第1注出部材挿入構造と前記第2注出部材挿入構造とは、前記キー突起および前記キー溝の形状または個数が相違し、
前記形状の相違によって、前記第2被挿入部への前記第1注出部材の挿入が妨げられ、かつ前記第1被挿入部への前記第2注出部材の挿入が妨げられる、注出部材装置。 - 前記形状の相違は、前記溝間角度、前記キー溝深さ、および、前記キー突起または前記キー溝の数、のうち少なくとも一つの相違である、請求項1記載の注出部材装置。
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