JP7263658B2 - 青色光による暴露に際しての損傷からヒト皮膚を保護するための方法 - Google Patents

青色光による暴露に際しての損傷からヒト皮膚を保護するための方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、可視光損傷からのヒト皮膚の保護のための方法に関する。
紫外線(UV)放射(UVA及びUVBの両方)に対する皮膚暴露の有害な影響は、よく知られている。UV放射は、3つの領域、UVC、UVB、及びUVAに分類される。ほとんどのUVCは、オゾン層によって遮られ、高エネルギー低波長UVBは、皮膚の上層、すなわち表皮領域に吸収され、UVAは、ほぼ同じくらいの深さの、皮膚の真皮領域に侵入する。これまで、光に対する皮膚の暴露に関する研究のほとんどは、高エネルギー、光反応性、及び皮膚に対する関連性のある損傷のために、UV照射の役割に集中し、可視光の役割は、それほど広く調査されていなかった。しかしながら、最近では、皮膚に対する可視光の悪影響が、ますます明らかになってきた。
可視光は、電磁スペクトルにおいて400~700nmを有する光の領域である。青色光は、可視領域における電磁スペクトルの一部であり、400~500nmの範囲にわたる波長を有する。青色光の波長は、UVAスペクトル(315~400nm)に近く、可視スペクトルの青色領域は、比較的高いエネルギー及び同時に、より長い波長を有し、したがって、UV光よりも深い組織に侵入することができるので、特に重要である。青色光は、とりわけミトコンドリアDNAの損傷及びコラーゲンの分解に至るかもしれない、皮膚における活性酸素種(ROS)及びマトリックス分解酵素を誘発することが最近示された。そのうえ、UV及び青色光によって生成されるROSは、リシン、アルギニン、プロリン、及びトレオニン残基の酸化によって、タンパク質に対するさらなる損傷を引き起こし得る。そのうえ、カルボニル基は、脂質過酸化反応の間に産生されるアルデヒド(4-ヒドロキシ-2-ノネナール、マロンジアルデヒド)との反応によって又はタンパク質のリシン残基との還元糖若しくはそれらの酸化産物の反応の結果として生成される活性カルボニル誘導体により、タンパク質の中に導入されるかもしれない。ROS及びタンパク質上のカルボニル基(カルボニル化タンパク質)の両方は、当業者によって細胞及び組織において容易に測定され、細胞損傷についてのマーカーとして役立つことができる。
活性酸素種(ROS)に対する皮膚の防御システムの1つは、皮膚にも存在するベータ-カロテン又はリコピンのようなラジカル消去物質である。これらの酸化防止剤は、ROSからの保護をもたらすが、それら自体、電磁照射に対して感受性であり、したがって、皮膚損傷についてのマーカーとして役立つかもしれない。
特に可視光などのような電磁放射のますます明らかになりつつある悪影響に基づいて、特に可視光などのような電磁放射の悪影響から皮膚を保護することができる作用物質が必要とされ続けている。
驚いたことに、ナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンの組み合わせが、特に可視光などのような電磁放射の悪影響から皮膚を相乗的に保護することがわかった。
したがって、一態様では、本発明は、電磁放射、好ましくは可視光、より好ましくは青色光に対する暴露に際しての損傷からヒト皮膚を保護するための方法であって、有効量のビタミンB又はその誘導体及びビタミンB又はその誘導体を含有する化粧品組成物を皮膚に塗布するステップ及び任意選択で、効果を評価するステップを含む前記方法に関する。
さらなる実施形態では、本発明は、好ましくは可視光の、より好ましくは青色光のなどのように、電磁放射の悪影響からヒト皮膚を保護するための、ナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンの組み合わせの使用に関する。
好都合な実施形態では、本発明は、活性酸素種の形成及び/又は光誘発性の酸化ストレスからヒト皮膚を保護するための、ナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンの組み合わせの使用に関する。
用語「電磁放射」は、290nm~3.0μmの間の、好ましくは290nm~800nmの間の、最も好ましくは400nm~500nmの間の電磁放射を好ましくは指す。そのような放射は、自然の供給源及び電子ディスプレーなどのような人工デバイスから放射され得る。より好ましくは、本発明のすべての実施形態において、用語「電磁放射」は、可視光、最も好ましくは青色光を指す。
本明細書において使用される用語「電磁放射に対する暴露に際しての損傷及び「特に可視光又はさらに青色光などのような電磁放射の悪影響」は、特に、活性酸素種、活性窒素種(RNS)、及び活性カルボニル種(RCS:reactive carbonyl species)の形成などのような、活性化学種の生成並びにそれによる細胞の損傷を包含する。活性化学種は、ニトロキシル-、カルボニル-、ヒドロキシ-、又はオキシル-ラジカル、ペルオキシラジカル、ペルオキシド、スーパーオキシドラジカルアニオン、過酸化水素、一重項酸素、スクアレンペルオキシドなどのような過酸化脂質、オゾン、酸化窒素、及びNO-ラジカルなどのようなラジカル及び非ラジカル化合物を含む。
本明細書において使用されるビタミンB及びその誘導体という用語は、水溶性ビタミンB群のうちの1つであるナイアシンアミド[CAS-Nr.98-92-0]、ニコチン酸としても知られているナイアシン[CAS-Nr.59-67-6]、及びニコチンアミドリボシドを好ましくは指す。ナイアシンアミドはまた、ニコチンアミド又はピリジン-3-カルボキサミドとも呼ばれ、ナイアシンのアミド(ビタミンB)であり、たとえば、DSM Nutritional Products AG(4303 Kaiseraugst,Switzerland)からナイアシンアミドPC又はナイアシンアミドとして入手可能である。ナイアシンアミドの使用が、本発明のすべての実施形態において特に好ましい。
ビタミンB及びその誘導体という用語は、特に、塩酸ピリドキシン[58-56-0]、ピリドキサール[CAS-Nr.66-72-8]、及びピリドキサミン[CAS-Nr.85-87-0]を指す。すべての実施形態において、たとえば、DSM Nutritional Products AG(4303 Kaiseraugst,Switzerland)で塩酸ピリドキシン又は塩酸ピリドキシン98 DCとして入手可能であるビタミンB塩酸塩又はビタミンBとしても知られている塩酸ピリドキシンの使用が、特に好ましい。
本明細書において使用される用語「有効量」は、生理学的効果を得るのに必要な量を指す。生理学的効果は、1回の塗布用量によって又は繰り返し塗布することによって実現されてもよい。投与される投薬量は、当然、それぞれの抽出物を含む化粧品組成物の生理学的特徴並びにその投与のモード及びルート;年齢、症状の性質及び程度;併用されている処置の種類;処置の頻度;並びに所望される効果などのような既知の因子に依存して変動してもよく、当業者によって調整することができる。
好ましくは、本発明による組成物中の特にナイアシンアミドなどのようなビタミンB又はその誘導体の量は、組成物の総重量に基づいて、0.5~10重量%の範囲で、好ましくは1~10重量%の範囲で、最も好ましくは1~5重量%の範囲で選択される。
好ましくは、本発明による組成物中の特に塩酸ピリドキシンなどのようなビタミンB又はその誘導体の量は、組成物の総重量に基づいて、0.02~6重量%の範囲で、好ましくは0.05~4重量%の範囲で、最も好ましくは0.1~3重量%の範囲で選択される。
好都合な実施形態では、ナイアシンアミドの量は、塩酸ピリドキシンの量よりも多い。好ましい実施形態では、ナイアシンアミド対塩酸ピリドキシンの比(w/w)は、3対1などのように5対1~2対1の範囲でなどのように、10対1~1.5対1の範囲で選択される。
好都合な実施形態では、本発明による組成物は、少なくとも1つのUVフィルタ物質をさらに含む。
本発明による適したUVフィルタ物質は、美容的に許容され得るUVA、UVB、若しくは広域スペクトルUVフィルタ物質であるか、又はそれらとして使用することができるUVA、UVB、及び/又は広域スペクトルUVフィルタ物質である。そのようなUVフィルタ物質は、たとえばCTFA Cosmetic Ingredient Handbook、又はRegulation(EC)No 1223/2009 of the European Parliament and of the Councilにおいて列挙される。
本発明による組成物の中に組み込まれる好ましいUV-Bフィルタ物質は、ポリシリコーン-15、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、オクトクリレン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、及び/又はホモサレートを包含する。
好ましい広帯域UVフィルタ物質は、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-ベンゾフェノン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、及び/又は二酸化チタンを包含する。
好ましいUVAフィルタ物質は、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、2,4-ビス-[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾキサゾール-2-イル-(4-フェニル)-イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)-イミノ-1,3,5-トリアジン、酸化亜鉛、及び/又はジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルフォナートを包含する。
特に好都合な実施形態では、本発明による組成物は、少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つ、最も好ましくは少なくとも4つの異なるUVフィルタ物質を含む。さらにより好都合なことには、本発明による組成物は、そのうえ、少なくとも1つのUV-Bフィルタ物質及び少なくとも1つのUVAフィルタ物質を含む。
別の特に好都合な実施形態では、本発明による組成物中に存在する少なくとも1つのUVフィルタ物質は、ポリシリコーン-15、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、オクトクリレン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレート、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、二酸化チタン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルフォナート、及びその混合物からなる群から選択される。
特定の実施形態では、少なくとも1つのUVフィルタ物質は、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ポリシリコーン-15、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、サリチル酸エチルヘキシル、オクトクリレン、ホモサレート、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、及びその混合物からなる群から選択される。
本発明のすべての実施形態において、UVフィルタ物質の量(すなわち本発明による組成物中に存在するすべてのUVフィルタ物質の合計)は、好ましくは、局所日焼け止めエマルションの総重量に基づいて1~40重量%の範囲で、より好ましくは5~35重量%の範囲で、最も好ましくは10~30重量%の範囲で選択される。
さらにより詳細な実施形態では、本発明による組成物は、ただ一つのUVフィルタ物質として、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ポリシリコーン-15、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、サリチル酸エチルヘキシル、オクトクリレン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールの混合物を含む。この場合、UVフィルタ物質の総量は、好ましくは、合計して15~25重量%までとなる。
本明細書において使用される用語「化粧品組成物」は、皮膚及び/又は頭皮を処置する、ケアする、又はそれらの外見を改善するために使用される組成物を指す。本発明による特に好都合な化粧品組成物は、スキンケア調製物である。
用語「美容的に許容され得るキャリヤ」(本明細書においてキャリヤとも呼ばれる)は、化粧品組成物中に一般的に使用されるすべてのビヒクル/キャリヤを指す、すなわち、これは、ケラチン性の組織への局所塗布に適しており、良好な審美的特性を有し、組成物中に存在する活性剤と適合性であり、且ついかなる過度の安全性又は毒性についての問題も引き起こさないであろう。そのようなキャリヤは、当業者によく知られている。
キャリヤの厳密な量は、活性成分及び当業者がそのキャリヤとは別のものとして分類するであろうあらゆる他の任意選択の成分(たとえば他の活性な成分)の実際のレベルに依存するであろう。
好都合な実施形態では、本発明による化粧品組成物は、化粧品組成物の総重量に基づいて、約50%~約99%まで、好ましくは約60%~約98%まで、より好ましくは、特に約80%~約95%までなどのように、約70%~約98%までのキャリヤを含む。
好都合な実施形態では、キャリヤは、さらに、少なくとも40重量%、より好ましくは少なくとも50重量%、最も好ましくは、特に約55~約90重量%の水などのように、少なくとも55重量%の水からなる。
本発明の組成物(キャリヤを含む)は、保存剤/酸化防止剤、脂肪性の物質/オイル、有機溶媒、シリコーン、シックナー、軟化剤、乳化剤、消泡剤、フレグランスなどのような美的な構成成分、界面活性剤、増量剤、アニオン、カチオン、非イオン性、若しくは両性ポリマー又はその混合物、噴射剤、酸性化作用物質若しくは塩基性化作用物質、染料、着色剤/着色料、研磨剤、吸収剤、キレート剤及び/若しくは金属イオン遮閉剤、精油、スキンセンサート(skin sensate)、収れん剤、顔料、又はそのような組成物の中に通常製剤される任意の他の成分などのような、従来の補助剤及び添加剤を含んでいてもよい。
本発明に従って、組成物はまた、化粧品組成物において従来から使用されるさらなる美容的に活性な成分を含んでいてもよい。例示的な活性成分は、皮膚を明るくする作用物質;炎症の予防又は低下のための作用物質;安定剤、加湿剤、鎮静効果のある作用物質、及び/又はエネルギーを与える作用物質並びに弾性及び皮膚バリアを改善するための作用物質を包含する。
本発明の化粧品組成物中に使用するのに適した、スキンケア産業においてよく使用される化粧品賦形剤、希釈剤、補助剤、添加剤、及び活性成分の例は、たとえば、米国パーソナルケア製品評議会(Personal Care Product Council)(http://www.personalcarecouncil.org/)によるonline INFO BASE(http://online.personalcarecouncil.org/jsp/Home.jsp)からアクセス可能なInternational Cosmetic Ingredient Dictionary&Handbookにおいて記載されるが、これらに限定されない。
活性成分及び賦形剤、希釈剤、補助剤、添加剤などの必要な量は、所望の産物の形態及び塗布に基づいて、当業者によって容易に決定することができる。さらなる成分は、適切であると考えられる場合、油性相、水性相に、又は別々に追加することができる。
本明細書において有用な美容的に活性な成分は、いくつかの場合において、1つを超える利点を提供することができる又は1つを超える作用様式を介して作用することができる。
当然、当業者は、本発明に従う組み合わせと本質的に関連する有利な特性が、想定される追加によって悪影響を与えられない又は実質的に悪影響を与えられないように、上記に言及される任意選択のさらなる成分、補助剤、希釈剤、及び添加剤並びに/又はそれらの量を選択するように注意するであろう。
本発明による化粧品組成物は、種々様々な形態をとることができる。非限定的な例は、単純な溶液(たとえば水性、有機溶媒、又はオイルベース)、エマルション又はマイクロエマルション(特に水中油型(O/W)若しくは油中水型(W/O)のタイプ、水中シリコーン型(Si/W)若しくはシリコーン中水型(W/Si)のタイプ、PITエマルション、多重エマルション(たとえば油中水中油型(O/W/O)若しくは水中油中水型(W/O/W)のタイプ)、又はピッカリングエマルション)及び固体形態(たとえばヒドロゲル、アルコールゲル、リポゲル(lipogel)、スティック、流動性の固体、又は無定形の材料)を含む。
これらの産物の形態は、ハンドローション及びボディーローション、美顔用モイスチャーライザー、アンチエイジング調製物、並びにファンデーションを含む化粧品などを含むが、これらに限定されない多くの塗布に使用されてもよい。そのような産物を製剤するために必要とされる任意のさらなる構成成分は、産物のタイプに応じて変動し、当業者によって機械的に選ぶことができる。
組成物が、特にO/W、W/O、Si/W、W/Si、O/W/O、W/O/Wエマルション、又はピッカリングエマルションなどのようなエマルションである場合、そのような化粧品エマルション中に存在する油性相の量は、組成物の総重量に基づいて10~60重量%の範囲、好ましくは15~50重量%の範囲、最も好ましくは15~40重量%の範囲などのように、好ましくは少なくとも10重量%である。
一実施形態では、本発明による組成物は、好都合に、水中油型(O/W)乳化剤の存在下において水性相中に分散した油性相を含むO/Wエマルションの形態をしている。そのようなO/Wエマルションの調製は、当業者によく知られている。
本発明による組成物が、O/Wエマルションである場合、それは、好都合に、クエン酸ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリルSE(自己乳化性(self-emulsifying))、ステアリン酸、ステアリン酸の塩、ポリグルセリル-3-メチルグリコースジステアレートのリストから選択される少なくとも1つのO/W又はSi/W乳化剤を含有する。さらに適した乳化剤は、セチルリン酸(たとえばDSM Nutritional Products Ltd.のAmphisol(登録商標)A)、セチルリン酸ジエタノールアミン(たとえばDSM Nutritional Products Ltd.のAmphisol(登録商標)DEA)、セチルリン酸カリウム(たとえばDSM Nutritional Products Ltd.のAmphisol(登録商標)K)などのようなリン酸エステル及びその塩、セテアリル硫酸ナトリウム、オレイン酸グリセリルリン酸ナトリウム、硬化植物グリセリドリン酸、並びにその混合物である。さらに適した乳化剤は、ポリアルキレングリコールエーテル、ソルビタンオレイン酸、ソルビタンセスキオレイン酸、ソルビタンイソステアリン酸、ソルビタントリオレイン酸、セテアリルグルコシド、ラウリルグルコシド、デシルグルコシド、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ポリステアリン酸スクロース、及び水和ポリイソブテンである。さらに、1つ又は複数の合成ポリマーが、乳化剤として使用されてもよい。たとえば、PVPエイコサエンコポリマー、アクリル酸/C10~30アクリル酸アルキルクロスポリマー、及びその混合物。
少なくとも1つのO/W、Si/W乳化剤は、それぞれ、好ましくは、組成物の総重量に基づいて、0.5~10重量%の量で、詳細には0.5~6重量%の範囲で、より詳細には0.5~5重量%の範囲などで、最も詳細には1~4重量%の範囲などで使用される。
本発明による組成物において使用される特定の適したO/W乳化剤は、好都合に、8~10アルキルエチルリン酸、C9~15アルキルリン酸、セテアレス-2リン酸、セテアレス-5リン酸、セテス-8リン酸、セテス-10リン酸、セチルリン酸、C6~10パレス-4リン酸、C12~15パレス-2リン酸、C12~15パレス-3リン酸、DEA-セテアレス-2リン酸、DEA-セチルリン酸、DEA-オレス-3リン酸、セチルリン酸カリウム、デセス-4リン酸、デセス-6リン酸、及びトリラウレス-4リン酸などのようなリン酸エステル乳化剤、並びに特に、ステアレス-2及びステアレス21などのようなポリエチレンステアリルエーテルなどのようなポリアルキレングリコールエーテルを包含する。
本発明による組成物中に使用される特定の適したクラスのO/W乳化剤は、特に、商標Amphisol Kの下でDSM Nutritional Productsで入手可能なセチルリン酸カリウムなどのようなセチルリン酸である。
特定の一実施形態では、本発明は、少なくとも1つのO/W乳化剤の存在下において水性相中に分散した油性相を含むO/Wエマルションの形態をした、本明細書に示される定義及び選択をすべて有する組成物に関し、少なくとも1つのO/W乳化剤は、セチルリン酸カリウムである。
本発明による化粧品組成物は、好都合に保存剤を含む。本発明のすべての実施形態における特定の適した保存剤は、フェノキシエタノール及びエチルヘキシルグリセリン並びにその混合物である。存在する場合、保存剤は、好ましくは、組成物の総重量に基づいて、0.1~2重量%の量で、より好ましくは0.5~1.5重量%の量で使用される。
本発明による組成物は、一般に、3~10の範囲のpH、好ましくは4~8の範囲のpH、及び最も好ましくは5~8の範囲のpHを有する。pHは、当技術分野の標準的な方法によって、たとえばクエン酸などのような適した酸又は水酸化ナトリウム(たとえば水溶液としての)、トリエタノールアミン(TEA Care)、トロメタミン(Trizma Base)、及びアミノメチルプロパノール(AMP-Ultra PC 2000)などのような塩基により所望されるように容易に調整することができる。
皮膚に塗布される組成物の量は、重要ではなく、当業者によって容易に調整することができる。好ましくは、量は、好ましくは0.1~2mg/cm皮膚の範囲で、最も好ましくは0.5~2mg/cm皮膚の範囲でなどのように、0.1~3mg/cm皮膚の範囲で選択される。
さらなる実施形態は以下のとおりである。
[実施形態1]
青色光に対する暴露に際しての損傷からヒト皮膚を保護するための方法であって、有効量のビタミンB 又はその誘導体及び有効量のビタミンB 又はその誘導体を含有する化粧品組成物を前記皮膚に塗布するステップを含む方法。
[実施形態2]
前記ビタミンB 又はその誘導体は、ナイアシンアミドであり、前記ビタミンB 又はその誘導体は、塩酸ピリドキシンである、実施形態1に記載の方法。
[実施形態3]
前記ビタミンB 又はその誘導体の有効量は、前記組成物の総重量に基づいて、0.5~10重量%の範囲で、好ましくは1~10重量%の範囲で、最も好ましくは1~5重量%の範囲で選択される、実施形態1~2のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態4]
前記ビタミンB 又はその誘導体の有効量は、前記組成物の総重量に基づいて、0.02~6重量%の範囲で、好ましくは0.05~4重量%の範囲で、最も好ましくは0.1~3重量%の範囲で選択される、実施形態1~3のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態5]
ナイアシンアミドの量は、塩酸ピリドキシンの量よりも多い、実施形態1~4のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態6]
前記損傷は、活性酸素種、活性窒素種、及び/又は活性カルボニル種の生成の結果である、実施形態1~5のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態7]
前記組成物は、少なくとも1つのUVフィルタ物質をさらに含む、実施形態1~6のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態8]
前記少なくとも1つのUVフィルタ物質は、ポリシリコーン-15、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、オクトクリレン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレート、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、二酸化チタン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルフォナート、及びその混合物からなる群から選択される、実施形態7に記載の方法。
[実施形態9]
前記組成物は、スキンケア組成物である、実施形態1~8のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態10]
前記組成物は、O/W乳化剤の存在下において水性相中に分散した油性相を含むO/Wエマルションの形態をしている、実施形態1~9のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態11]
前記O/W乳化剤は、セチルリン酸カリウムである、実施形態10に記載の方法。
[実施形態12]
青色光に暴露された場合のヒトにおける活性酸素種の生成及び/又はカルボニル化タンパク質の形成を低下させるための方法であって、有効量のナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンを含有する化粧品組成物を皮膚に塗布するステップを含む方法。
[実施形態13]
前記化粧品組成物の総重量に基づいて、前記化粧品組成物中の前記ナイアシンアミドの有効量は、0.5~10重量%の範囲で選択され、塩酸ピリドキシンの量は、0.02~6重量%の範囲で選択される、実施形態1~12のいずれか1つに記載の方法。
[実施形態14]
電磁放射の副作用からのヒト皮膚の保護において使用するためのナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンの組み合わせ。
[実施形態15]
前記副作用は、活性酸素種の形成及び/又は光誘発性の酸化ストレスである、実施形態14に記載の使用。
以下の実施例は、本発明の組成物及び効果をさらに示すために提供される。これらの実施例は、例証にすぎず、本発明の範囲を限定するようには決して意図されない。
[実施例]
T.Rudolph et.al.(SOFW-Journal,140,3-2014)の論文に従って、ベータ-カロテン(DSM、β-カロテン結晶、ロット番号WC01503161)を、0.5%(w/w)の濃度までo-キシレン中に溶解し、シリンジによりPMMAプレート(Schoenberg、サンドブラスト、粗度2μm)に均一に(homogenously)塗布した。10分間の乾燥(室温、暗中)の後に、表2に概説される製剤を塗布し(2μLcm-2)、指で広げた。1つの製剤当たり、3回の反復実験を実施し、照射した。プラセボクリーム(活性剤なし)による対応する3回の反復実験を調製し、これらもまた照射した。照射は、3MEDの照射線量により500Wm-2の総放射照度でAtlas SunTester XLS+において行った。PMMAプレートの上に、UVカットオフフィルタを置いた。このUVカットオフフィルタは、Schott GG400-3とする。
照射後、それぞれのPMMAプレートを、1分間、超音波バス中で50mLイソプロパノールにより抽出し、ベータ-カロテンの残存量を、452nmで測光法で定量化した。
次いで、保護(%)は、以下の式を使用して決定した:
保護%=([(吸光度サンプル)100]/[吸光度プラセボ]-100)
(プラセボ(最大の分解)の照射後の452nmでの吸光度を0%に設定した)。
Figure 0007263658000001
表1からわかるように、プラセボ製剤へのナイアシンアミド及びピリドキシンハイドロクロライドの組み合わせの追加は、青色光による分解からのベータ-カロテンの相乗的な保護に至った。
Figure 0007263658000002

Claims (14)

  1. 青色光に対する暴露に際しての損傷からヒト皮膚を保護するための方法であって、有効量のナイアシンアミド及び有効量の塩酸ピリドキシンを含有する化粧品組成物を前記皮膚に塗布するステップを含む方法。
  2. ナイアシンアミドの有効量は、前記組成物の総重量に基づいて、0.5~10重量%の範囲で選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 塩酸ピリドキシンの有効量は、前記組成物の総重量に基づいて、0.02~6重量%の範囲で選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ナイアシンアミドの量は、塩酸ピリドキシンの量よりも多い、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記損傷は、活性酸素種、活性窒素種、及び/又は活性カルボニル種の生成の結果である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記組成物は、少なくとも1つのUVフィルタ物質をさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのUVフィルタ物質は、ポリシリコーン-15、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、オクトクリレン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレート、ビス-エチルヘキシロキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、二酸化チタン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルフォナート、及びその混合物からなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記組成物は、スキンケア組成物である、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記組成物は、O/W乳化剤の存在下において水性相中に分散した油性相を含むO/Wエマルションの形態をしている、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記O/W乳化剤は、セチルリン酸カリウムである、請求項9に記載の方法。
  11. 青色光に暴露された場合のヒトにおける活性酸素種の生成及び/又はカルボニル化タンパク質の形成を低下させるための方法であって、有効量のナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンを含有する化粧品組成物を皮膚に塗布するステップを含む方法。
  12. 前記化粧品組成物の総重量に基づいて、前記化粧品組成物中の前記ナイアシンアミドの有効量は、0.5~10重量%の範囲で選択され、塩酸ピリドキシンの量は、0.02~6重量%の範囲で選択される、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ナイアシンアミド及び塩酸ピリドキシンの組み合わせを含む、青色光の悪影響からヒト皮膚を保護するための組成物。
  14. 前記悪影響は、活性酸素種の形成及び/又は光誘発性の酸化ストレスである、請求項13に記載の組成物。
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