JP7263048B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
この構成では、マッサージ機の不使用時にマッサージ機全体を収納袋に収納でき、しかも、収納袋を紛失しにくいマッサージ機を実現できる。
この発明の一実施形態は、前記収納袋は、伸縮性を有する材料からなる袋本体を備えている。
この発明の一実施形態は、前記第1施療部は、振動マッサージを行うためのバイブレータを備えている。
この発明の一実施形態は、前記第1施療部は、空気の給排気により膨張収縮することによってエア式マッサージを行うための1または複数のエアバックを備えている。
この発明の一実施形態は、前記第2施療部は、空気の給排気により膨張収縮することによってエア式マッサージを行うための1または複数のエアバックを備えている。
図1は、マッサージ機の表面側の外観を示す斜視図である。図2は、マッサージ機の裏面側の外観を示す斜視図であって、収納袋が折り畳まれている状態を示す斜視図である。図3は、図1の側面図である。図4は、マッサージ機の裏面側の外観を示す斜視図であって、折り畳まれていた収納袋が延ばされた状態を示す斜視図である。図5は、主として折り畳まれていた収納袋が延ばされた状態での収納袋の縦断面を示す部分断面図である。
第1収納体11は、平面視で略矩形状であり、表面11aと、裏面11bと、第1、第2、第3および第4側面11c,11d,11e,11fとを有する。第1側面11cおよび第3側面11eは、縦方向に対向している。第2側面11dおよび第4側面11fは、横方向に対向している。第1側面11cの長手方向の長さは、第3側面11eの長手方向の長さよりも長い。第2側面11dおよび第4側面11fは、横方向の外側に向かって凸となる湾曲面に形成されている。
ヒータ13は、第1ヒータ13Aと、第1ヒータ13Aに直列に接続された第2ヒータ13Bとを含む。第1ヒータ13Aは、第1収納体11における第2側面11dとバイブレータ12との間に収納されている。第2ヒータ13Bは、第1収納体11における第4側面11fとバイブレータ12との間に収納されている。ヒータ13は、被施療者の被施療部位を温めるためのものである。
連結部3の裏面3bに、収納袋5が固定されている。収納袋5の詳細については、後述する。
第3施療部4Aは、柔軟性を有する横長帯状の第2収納体21と、第2収納体21内に収納された3つのエアバック22,23,24と、第2収納体21の長手方向両端に一端部がそれぞれ固定された2本の結束用テープ25,26を備えている。
結束用テープ25,26は、例えば、第3施療部4Aが被施療部に巻き付けられた状態を維持するために設けられている。以下において、第2収納体21の外方端に設けられた結束用テープ25を第1結束用テープ25といい、第2収納体21の内方端に設けられた結束用テープ26を第2結束用テープ26という場合がある。
第3収納体31は、表面31aと、裏面31bと、第1、第2、第3および第4側縁31c,31d,31e,31fとを有する。第1側縁31cおよび第3側縁31eは、縦方向に間隔をおいて横方向に平行に延び、互いに対向している。第2側縁31dおよび第4側縁31fは、横方向に間隔をおいて縦方向に平行に延び、互いに対向している。第3収納体31の第1側縁31cのうちの第2側縁31d寄り部分が、連結部3の第3側縁3eにおける第4側縁3f寄り部分に連結されている。
各結束用テープ35,36の解放側端部には、両結束用テープ35,36どうしを着脱可能に結合することができる着脱式結合部材37,38が固定されている。着脱式結合部材としては、例えば、面ファスナーが用いられる。例えば、着脱式結合部材37は、面ファスナーのA面(オス)であり、第3結束用テープ35の裏面側に固定されている。一方、着脱式結合部材38は、面ファスナーのB面(メス)であり、第4結束用テープ36の表面側に固定されている。
収納袋5は、図2~図5に示すように、この実施形態では、巾着袋(drawstring bag)である。マッサージ機1の使用時には、収納袋5は、図2および図3に示すように、本来の袋内面が外側に露出するように裏返されかつ折り畳まれた状態で、連結部3の裏面に固定されている。図4および図5は、折り畳まれていた収納袋5が延ばされた状態を示している。
制御ユニット6は、第1施療部2および第2施療部4を制御するためのものである。制御ユニット6と第1施療部2とは、配線ケーブルによって接続されている。制御ユニット6と第3施療部4Aとは、エアチューブ75(図7参照)によって接続されている。制御ユニット6と第4施療部4Bとは、エアチューブ76(図7参照)によって接続されている。リモコン7は、被施療者がマッサージ機1を操作するためのものである。リモコン7には、複数の操作キー等が設けられている。
制御ユニット6は、エアポンプ71と、第1および第2電磁弁72,73と、制御部60と、複数の駆動回路61~65とを備えている。
複数の駆動回路61~65は、バイブレータ(バイブレータ用モータ)12の駆動回路61と、ヒータ13の駆動回路62と、エアポンプ71の駆動回路63と、第1電磁弁72の駆動回路64と第2電磁弁73の駆動回路65とを含んでいる。
図8Aは、マッサージ機1の第1の使用形態を説明するための斜視図である。図8Bは、マッサージ機1の第1の使用形態を説明するための側面図である。
図9Aは、マッサージ機1の第2の使用形態を説明するための斜視図である。図9Bは、マッサージ機1の第2の使用形態を説明するための側面図である。
また、被施療者100は、第4施療部4Bを右脹脛に巻き付け、結束用テープ35,36の両端部を結合する。同様に、被施療者100は、第3施療部4Aを左脹脛に巻き付け、結束用テープ25,26の両端部を結合する。
図10Aは、マッサージ機1の第3の使用形態を説明するための斜視図である。図10Bは、マッサージ機1の第3の使用形態を説明するための側面図である。
この第3の使用形態では、マッサージ機1は、第1施療部2による臀部および大腿部を温めながらの振動マッサージと、第2施療部4による腰部へのエア式マッサージとを行うことができる。
図11A~図11Hは、マッサージ機1の収納方法を説明するための斜視図である。説明の便宜上、図11A~図11Hにおいては、制御ユニット6およびリモコン7は省略されている。
まず、図11Aおよび図11Bに示すように、第3施療部4Aの表面21aの略外側半分が略内側半分に重なるように、第3施療部4Aを折り畳むと同時に、第4施療部4Bの表面31aの略外側半分が略内側半分に重なるように、第4施療部4Bを折り畳む。
次に、図11Cおよび図11Dに示すように、連結部3を第3施療部4Aおよび第4施療部4Bとともに、その第1側縁3cを中心軸として、第1施療部2の表面11a側に向かって折り倒す。言い換えれば、連結部3の表面3aと第1施療部2との間に第2施療部4(第3施療部4Aおよび第4施療部4B)とが挟まれるように、連結部3を第1施療部2に向かって折り倒す。
次に、図11Eに示すように、結束用バンド43の両端部の結合を解いた後、折り畳まれている収納袋5を、裏返し状態のまま延ばす。
最後に、図11Hに示すように、袋本体41によって包み込まれたマッサージ機1全体を上下面が反対となるように引っ繰り返した後、紐42の両端を引っ張って、収納袋5の開口部を閉じる。この後、図示していないが、紐42の両端を結ぶ。
また、前述の実施形態では、収納袋5は、連結部3に設けられているので、収納袋5を第1施療部2または第2施療部4に設ける場合に比べて、マッサージの邪魔になりにくい。特に、前述の実施形態では、マッサージ機1の使用時には、収納袋5は、折り畳まれた状態で、連結部3の裏面3bに固定されるので、マッサージの邪魔になりにくい。
また、前述の実施形態では、第1施療部2は、振動マッサージが行えるように構成されているが、第1施療部2は、エア式マッサージを行えるように構成されていてもよい。この場合には、第1施療部2に1または複数のエアバックが設けられる。
さらに、第1施療部2が行えるマッサージの種類は、振動マッサージ、エア式マッサージ以外のマッサージであってもよい。同様に、第2施療部4が行えるマッサージの種類は、振動マッサージ、エア式マッサージ以外のマッサージであってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 第1施療部
3 連結部
4 第2施療部
4A 第3施療部
4B 第4施療部
5 収納袋
6 制御ユニット
7 リモートコントローラ(リモコン)
11 第1収納体
12 バイブレータ
13 ヒータ
13A 第1ヒータ
13B 第2ヒータ
21 第2収納体
22,23,24 エアバック
25,26 結束用テープ
27,28 着脱式結合部材
31 第3収納体
32,33,34 エアバック
35,36 結束用テープ
37,38 着脱式結合部材
41 袋本体
41a 紐通し部
42 紐
43 結束用テープ
44,45 着脱式結合部材
60 制御部
61~65 駆動回路
71 エアポンプ
72,73 電磁弁
74,75,76 エアチューブ
Claims (8)
- 第1マッサージが可能な第1施療部と、
第2マッサージが可能な第2施療部と、
前記第1施療部と前記第2施療部とを連結する連結部と、
前記第1施療部、前記第2施療部および前記連結部のいずれかに設けられ、前記第1施療部、前記連結部および前記第2施療部を収納する収納袋とを含み、
前記第1施療部は、扁平直方体状であり、
前記連結部は、柔軟性を有するシート状部材から構成されており、
前記第2施療部は、横長帯状で柔軟性を有しており、使用時には被施療部に巻き付けられる、マッサージ機。 - 前記連結部は、柔軟性を有する横長矩形状のシート状部材から構成されている、請求項1に記載のマッサージ機。
- 前記連結部は、第1表面と前記第1表面とは反対側の第2表面とを有しており、
前記収納袋は、前記連結部の前記第2表面に固定されており、
前記収納袋は、前記第2施療部が前記連結部の前記第1表面側に向かって折り倒されかつ前記連結部の前記第1表面と前記第1施療部との間に前記第2施療部が挟まれるように、前記連結部が前記第1施療部側に向かって折り倒されている状態で、前記第1施療部、前記連結部および前記第2施療部を収納するように構成されている、請求項1または2に記載のマッサージ機。 - 前記収納袋は、巾着袋からなり、前記マッサージ機の使用時には、裏返されかつ折り畳まれた状態で、前記連結部の前記第2表面に固定されている、請求項3に記載のマッサージ機。
- 前記収納袋は、前記マッサージ機の使用時には、本来の袋内面が外側に露出するように裏返されかつ折り畳まれた状態で、前記連結部に固定可能となるように構成されており、収納状態時には、本来の袋外面が外側に露出するように表に返された状態で、前記第1施療部、前記連結部および前記第2施療部を包み込んでいる、請求項1または2に記載のマッサージ機。
- 前記収納袋は、伸縮性を有する材料からなる袋本体を備えている、請求項1~5のいずれか一項に記載のマッサージ機。
- 前記第1施療部は、振動マッサージを行うためのバイブレータを備えている、請求項1~6のいずれか一項に記載のマッサージ機。
- 前記第2施療部は、空気の給排気により膨張収縮することによってエア式マッサージを行うための1または複数のエアバックを備えている、請求項1~7のいずれか一項に記載のマッサージ機。
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