JP7262349B2 - サトウキビ収穫機 - Google Patents
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Description
前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、機体前下部に設けられ、植立している作物を収穫する収穫部と、前記収穫部にて収穫された収穫物を機体後上方に向けて搬送する搬送装置と、前記搬送装置の後部に接続され、前記搬送装置によって搬送された収穫物の後処理を行う後処理装置と、が備えられ、前記搬送装置の前部上方において、前記運転部と前記エンジンとが機体前後方向に並ぶ状態で備えられ、前記運転部及び前記エンジンと前記搬送装置との間に形成された空間に前記燃料タンクが備えられ、前記燃料タンクとは別に、前記燃料タンクと接続管を介して連通接続される共用燃料タンクが備えられ、前記燃料タンクが前記搬送装置の上方に位置し、前記共用燃料タンクが、前記燃料タンクと横並び状態で且つ前記燃料タンクの左右方向一方側外方に位置する状態で備えられ、油圧機器に供給される作動油を貯留する作動油タンクが備えられ、前記作動油タンクが、前記燃料タンクに対して前記共用燃料タンクとは左右方向反対側外方に位置する状態で、前記燃料タンクと横並び状態で備えられている点にある。
本発明においては、前記エンジンによって駆動されて前記作動油タンクに貯留される作動油を前記油圧機器に供給する油圧ポンプが、前記エンジンの左右のうち前記作動油タンクと同じ側に備えられていると好適である。
本発明においてば、前記共用燃料タンクと前記作動油タンクとが略同じ貯留量であると好適である。
搬送装置は、機体左右方向の中央付近に設けられるものであり、燃料タンクも機体左右方向の中央付近に位置することになる。その結果、機体の左右重量バランスが片重状態になることを回避することができる。しかも、上記空間は、大型の装置である運転部及びエンジンと搬送装置との間に形成される大きな空間であり、設置上の制約を受けるおそれも少ない。
従って、機体の左右重量バランスを良好にしながら、設置上の制約を受けるおそれの少ない状態で燃料タンクを設置することが可能となった。
又、共用燃料タンクを備えることで、燃料の貯留容量をさらに多くすることができる。燃料タンクが搬送装置よりも左右方向一方側外方に突出するので、横並び状態の共用燃料タンクに近づいた状態になり、接続管を短くでき燃料が通流し易いものになる。
さらに、燃料タンクを左右中央にして、燃料タンクの左右方向一方側に共用燃料タンクが位置し、燃料タンクの左右方向他方側に作動油タンクが位置する状態で、共用燃料タンクと作動油タンクとが振り分け配置される。その結果、左右重量バランスを均等化させた状態で、燃料タンク、共用燃料タンク、及び、作動油タンクの夫々を配備することができる。
そして、運転部やエンジンを支持するための支持フレームを利用して共用燃料タンクが支持され、燃料タンクは搬送装置を利用して支持される。その結果、大重量の燃料タンクや共用燃料タンクを、専用の支持機構を別途用いることなく簡素な構成で支持することができる。
図1~図3は、サトウキビ収穫機の全体を示す図であり、図1は左側面図、図2は平面図、図3は右側面図である。この実施形態では、図1,2,3に符号(F)で示す方向が機体前側、符号(B)で示す方向が機体後側である。図2に符号(L)で示す方向が機体左側、図2に符号(R)で示す方向が機体右側である。
次に、機体のフレーム構造について説明する。
図4,5,6に示すように、機体フレーム11は、機体前上部に位置して前後方向に延びる支持フレームとしての第一フレーム部43と、機体後下部に位置して前後方向に延びる第二フレーム部44とが備えられ、第一フレーム部43及び第二フレーム部44は、夫々、平面視で枠状に形成されている。第一フレーム部43は、前後方向の全域にわたってフィーダ5よりも幅広に形成されている。
図6,7に示すように、フィーダ5の底部のうち第二フレーム部44の前端部に対応する箇所に、左右の側壁部30の下部から下方に延びる状態で左右の支持ブラケット59が連結されている。そして、この左右の支持ブラケット59が第二フレーム部44の前端部の左右両側部に載置支持され、ボルトによりフランジ連結されている。
図7,8に示すように、原動部9には、エンジン8の他、エンジン冷却用のラジエータ70と、エアークリーナ71、プレクリーナ72、マフラー73、マフラー73から排出されるエンジン8の排気を外方に排出する排気管74等が備えられている。
図2,10,11に示すように、エンジン8の後部側で且つフィーダ5の上方に位置する状態で作業デッキ90が備えられている。作業デッキ90の右側にオイルクーラ79が備えられ、作業デッキ90の左側に、機外から作業デッキ90への乗り込み用のステップ部91が備えられている。又、図1に示すように、前車輪1及び後車輪2の機体横側外方側には、前後方向に沿って延びる作物分草杆92が備えられている。この作物分草杆92は、作業者が機外から作業デッキ90へ乗り込むときに、足置き台として用いることができる。
第一作業デッキ93の右側端部が、後述するカバーフレーム96に固定された前後向き支持部材97により支持されている。ステップ部91の下端部が機体フレーム11における第二フレーム部44に支持されている。
図10,11,12に示すように、エンジン8を覆うエンジンカバー102が、ラジエータ70の配設箇所から、エンジン8の左側箇所(左右方向他方側箇所の一例)にわたって設けられている。
図1,2に示すように、エンジンカバー102における側方カバー部104の後端部に連なる状態で、原動部9の後方側箇所を左側方から覆う後部カバー112が備えられている。後部カバー112は、左側の後車輪2の上方に位置して、平面視で略L字形に曲げられた形状となっている。後部カバー112は、作業デッキ90の左側外方を覆う状態で設けられている。作業デッキ90を使用する場合には、この後部カバー112を取り外す必要がある。
図3,13に示すように、エンジン8に供給される燃料を貯留する共用燃料タンクとしての第一燃料タンク115が、キャビン15の後部下方側の空間のうち機体右側に位置する箇所に備えられている。第一燃料タンク115は、機体フレーム11における右側の第四フレーム部61の前後延設部61Bから片持ち状に右側方に延設されたタンク支持部116に載置支持されている。第四フレーム部61は第一フレーム部43に支持されているので、第一燃料タンク115は、第一フレーム部43に支持されることになる。
図13に示すように、複数の油圧シリンダや複数の油圧モータ等の油圧機器に供給される作動油を貯留する作動油タンク121が、第二燃料タンク117に対して第一燃料タンク115とは左右方向反対側外方に位置する状態で、第二燃料タンク117と横並び状態で備えられている。
(1)上記実施形態では、第二燃料タンク117の上面が第一フレーム部43に沿う水平姿勢に形成され、且つ、第二燃料タンク117の底面が傾斜姿勢に形成される構成としたが、この構成に代えて、上面及び底面が共に水平姿勢に形成されるものでもよく、形状が種々変更して実施してもよい。
4 収穫部
5 搬送装置
8 エンジン
38 後処理装置
43 第一フレーム部(支持フレーム)
115 共用燃料タンク
117 燃料タンク
119 接続管
Claims (8)
- 運転部と、
機体各部に動力を供給するエンジンと、
前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、
機体前下部に設けられ、植立している作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部にて収穫された収穫物を機体後上方に向けて搬送する搬送装置と、
前記搬送装置の後部に接続され、前記搬送装置によって搬送された収穫物の後処理を行う後処理装置と、が備えられ、
前記搬送装置の前部上方において、前記運転部と前記エンジンとが機体前後方向に並ぶ状態で備えられ、
前記運転部及び前記エンジンと前記搬送装置との間に形成された空間に前記燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクとは別に、前記燃料タンクと接続管を介して連通接続される共用燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクが前記搬送装置の上方に位置し、
前記共用燃料タンクが、前記燃料タンクと横並び状態で且つ前記燃料タンクの左右方向一方側外方に位置する状態で備えられ、
油圧機器に供給される作動油を貯留する作動油タンクが備えられ、
前記作動油タンクが、前記燃料タンクに対して前記共用燃料タンクとは左右方向反対側外方に位置する状態で、前記燃料タンクと横並び状態で備えられているサトウキビ収穫機。 - 前記運転部と前記エンジンとを機体前後方向に並ぶ状態で載置支持する支持フレームが前後方向に沿って水平姿勢で設けられ、
前記燃料タンクの上面が前記支持フレームに沿う水平姿勢に形成され、且つ、前記燃料タンクの底面が前記搬送装置の上面の傾斜形状に沿う傾斜姿勢に形成され、
前記燃料タンクが前記搬送装置の左側部と右側部とにわたる左右長さを有している請求項1に記載のサトウキビ収穫機。 - 前記燃料タンクは、前記運転部の下方箇所と前記エンジンの下方箇所とにわたる前後長を有している請求項1又は2に記載のサトウキビ収穫機。
- 前記燃料タンクが、前記搬送装置の左右方向一方側端部よりも左右方向一方側外方に突出する状態で備えられている請求項1から3のいずれか1項に記載のサトウキビ収穫機。
- 前記共用燃料タンクに給油された燃料が前記接続管を介して前記燃料タンクに供給され、
前記共用燃料タンクから前記エンジンに燃料が供給される請求項1から4のいずれか1に記載のサトウキビ収穫機。 - 前記エンジンによって駆動されて前記作動油タンクに貯留される作動油を前記油圧機器に供給する油圧ポンプが、前記エンジンの左右のうち前記作動油タンクと同じ側に備えられている請求項1から5のいずれか1項に記載のサトウキビ収穫機。
- 前記共用燃料タンクと前記作動油タンクとが略同じ貯留量である請求項1から6のいずれか1項に記載のサトウキビ収穫機。
- 運転部と、
機体各部に動力を供給するエンジンと、
前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、
機体前下部に設けられ、植立している作物を収穫する収穫部と、
前記収穫部にて収穫された収穫物を機体後上方に向けて搬送する搬送装置と、
前記搬送装置の後部に接続され、前記搬送装置によって搬送された収穫物の後処理を行う後処理装置と、が備えられ、
前記搬送装置の前部上方において、前記運転部と前記エンジンとが機体前後方向に並ぶ状態で備えられ、
前記運転部及び前記エンジンと前記搬送装置との間に形成された空間に前記燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクとは別に、前記燃料タンクと接続管を介して連通接続される共用燃料タンクが備えられ、
前記燃料タンクが前記搬送装置の上方に位置し、
前記共用燃料タンクが、前記燃料タンクと横並び状態で且つ前記燃料タンクの左右方向一方側外方に位置する状態で備えられ、
前記燃料タンクが、前記搬送装置の左右方向一方側端部よりも左右方向一方側外方に突出する状態で備えられ、
前記運転部と前記エンジンとを機体前後方向に並ぶ状態で載置支持する支持フレームが備えられ、
前記共用燃料タンクは、前記支持フレームに支持され、
前記燃料タンクは、前記搬送装置に支持されているサトウキビ収穫機。
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