JP7262337B2 - 熱電併給システム - Google Patents
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Description
前記運転制御部が、前記発電部の作動状態において前記貯湯槽に温度成層を形成する状態で貯湯すべく、前記湯水循環路を通して前記貯湯槽の上部に供給される湯水の温度が目標温度になるように前記湯水循環路を通して流動する湯水循環量を調整する形態で、前記湯水循環ポンプの作動を制御する排熱回収式貯湯処理を実行するように構成された熱電併給システムに関する。
ちなみに、発電部としては、燃料電池(例えば、固体酸化物形燃料電池等)やエンジン駆動式発電機がある。
ちなみに、特許文献1においては、湯水冷却用のラジエータが貯湯用往き路に設けられて、湯水の温度が設定冷却温度よりも高いときには、ラジエータを作動させて、湯水の温度を低下させるように構成されている。
しかしながら、蓄熱槽が、低温側と高温側との2種類の潜熱蓄熱材を備えるものであるから、蓄熱槽の構成が複雑で高価となる不都合があった。
これに対して、排熱回収熱交換部に流動する湯水の温度は、排熱回収性能を確保する必要上、設定冷却温度(例えば、40℃)以下に抑える必要がある。
したがって、貯湯槽の貯湯量が満杯になったときに、貯湯槽の底部から排出される高温の湯水を、蓄熱槽を通して流動させる場合には、低温側と高温側との2種類の潜熱蓄熱材を備えさせる必要があり、蓄熱槽の構成が複雑で高価となるものであった。
前記運転制御部が、前記発電部の作動状態において前記貯湯槽に温度成層を形成する状態で貯湯すべく、前記湯水循環路を通して前記貯湯槽の上部に供給される湯水の温度が目標温度になるように前記湯水循環路を通して流動する湯水循環量を調整する形態で、前記湯水循環ポンプの作動を制御する排熱回収式貯湯処理を実行するように構成されたものであって、その特徴構成は、
潜熱蓄熱材を収納した蓄熱槽の内部に、加熱用流動路及び暖房用被加熱路の夫々が当該蓄熱槽の一端部から他端部に亘って位置する状態で設けられ、
暖房用熱媒を暖房用端末に循環供給する暖房用循環路が、暖房用戻り路を前記暖房用被加熱路の一端部側の暖房用入口と接続し、かつ、暖房用往き路を前記暖房用被加熱路の他端部側の暖房用出口と接続する状態で設けられ、
前記湯水循環路における前記排熱回収熱交換部と前記貯湯槽の上部とを接続する貯湯用戻り路から分岐した戻り側分岐路が、前記加熱用流動路の他端部側の加熱用入口に接続され、かつ、前記湯水循環路における前記貯湯槽の底部と前記排熱回収熱交換部とを接続する貯湯用往き路に合流する往き側合流路が、前記加熱用流動路の一端部側の加熱用出口に接続され、
前記貯湯用戻り路を流動する湯水のうちで、前記加熱用流動路を経由して前記貯湯用往き路に流動させる加熱用流動量と、前記貯湯槽を経由して前記貯湯用往き路に流動させる貯湯用流動量との割合を変更調節する流量調節部が、前記往き側合流路を流動する湯水の温度が設定冷却温度以下のときには、前記貯湯用流動量が零となるようにし、かつ、前記往き側合流路を流動する湯水の温度が前記設定冷却温度を超えるときには、前記貯湯用往き路における前記往き側合流路の合流箇所よりも下流側の湯水の温度を前記設定冷却温度に維持すべく、前記加熱用流動量と前記貯湯用流動量との割合を調節する温度制御処理を実行するように構成されている点にある。
その後、蓄熱槽の蓄熱量が増加するのに伴って、往き側合流路を流動する湯水の温度が設定冷却温度を超える程度に上昇すると、流量調節部の温度制御処理によって、加熱用流動路を経由して貯湯用往き路に流動させる加熱用流動量と、貯湯槽を経由して貯湯用往き路に流動させる貯湯用流動量との割合が変更調節されて、貯湯用往き路における往き側合流路の合流箇所よりも下流側の湯水の温度が設定冷却温度に維持され、かつ、貯湯槽での貯湯が進められることになる。
また、貯湯槽で貯湯された湯水を利用して出湯(給湯)することができる。
前記出湯路から分岐した出湯用分岐路が、前記往き側合流路に合流接続され、かつ、前記出湯路における前記出湯用分岐路の分岐箇所よりも下流側に合流する出湯用合流路が、前記戻り側分岐路に接続され、
前記出湯路を流動する湯水の全量を前記出湯用分岐路に分岐させることなく流動させる基本出湯状態と、前記出湯路を流動する湯水の全量を前記出湯用分岐路に分岐させて、前記往き側合流路、前記加熱用流動路、前記戻り側分岐路、及び、前記出湯用合流路を通して流動させる蓄熱槽加熱出湯状態とに切換える出湯状態切換部が設けられている点にある。
そのようなときに、蓄熱槽の蓄熱量が運転許容量以上である場合には、運転制御部が出湯状態切換部を蓄熱槽加熱出湯状態に切換えるものであるから、蓄熱槽に蓄熱された熱をも利用して出湯することができる。
前記運転制御部が、前記他端部側温度センサ及び前記一端部側温度センサの夫々が前記潜熱蓄熱材の融点よりも高い設定高温側温度を検出すると、前記蓄熱槽の蓄熱量が前記運転許容量以上であると判別し、且つ、前記一端部側温度センサが前記潜熱蓄熱材の融点よりも低い設定低温側温度を検出すると、前記蓄熱槽の蓄熱量が前記運転停止量以下であると判別するように構成されている点にある。
以下、本発明の熱電併給システムについての実施の形態を図面に基づいて説明する。
(熱電併給システムの全体構成)
図1に示すように、複数の電気負荷1に対する給電ライン2が接続された屋内の分電盤3に、商用電力を供給する商用電源4からの商用送電ライン4Aが接続され、発電部としての燃料電池式発電モジュールMからの送電ライン5が、屋内の分電盤3に接続されている。
したがって、商用電源4からの商用電力、及び、燃料電池式発電モジュールMの発電電力が、複数の電気負荷1に供給されるように構成されている。
ちなみに、上記目標温度は、夏季、冬季、中間期等の季節に応じて、自動的に異なる温度を設定してもよく、また、リモコンRにて使用者の好みの温度を設定するように構成してもよい。
そして、貯湯槽8に貯湯した湯水が出湯されると、貯湯槽8の下部に接続した給水路12を通して、上水道等の給水源より給水されることになる。
つまり、貯湯槽8の底部に接続した給水路12の給水圧にて貯湯槽8の上部に接続した出湯路11を通して湯水を供給できるように構成されている。
湯水循環路9は、貯湯槽8の底部と排熱回収熱交換部Nとを接続する貯湯用往き路9aと、排熱回収熱交換部Nと貯湯槽8の上部とを接続する貯湯用戻り路9bとからなる。
そして、貯湯用往き路9aには、湯水の流れ方向に沿って、上述した湯水循環ポンプ10、湯水循環路9を流動する湯水を冷却するラジエータ14が設けられている。
尚、ラジエータ14は、貯湯槽8の内部全体に目標温度(例えば、65℃)の湯水が貯湯された状態(沸き上がった状態)において、貯湯用往き路9aを流動する湯水の温度が設定冷却温度(例えば、40℃)を超える場合には、湯水を設定冷却温度(例えば、40℃)に冷却するために設けられている。
つまり、運転制御部Hが、排熱回収式貯湯処理において、温水側センサ17の検出温度が目標温度(例えば、65℃)になるように湯水循環ポンプ10の作動を制御するように構成されている。
出湯路11には、給水路12から分岐する分岐路12Aから供給される湯水(冷水)と当該出湯路11を通流する湯水(温水)とを混合する混合弁18が設けられている。
そして、例えば、リモコンRにて指令された目標給湯温度(例えば、40℃等)の湯水を出湯すべく、分岐路12Aからの湯水(冷水)と出湯路11を通流する湯水(温水)とを混合弁18にて混合できるように構成されている。
そして、給湯部Dが、例えば、貯湯槽8に湯水が貯湯されていない場合等において、出湯路11からの湯水を、リモコンRにて指令された目標給湯温度(例えば、40℃等)に加熱して出湯するように構成されている。
燃料電池式発電モジュールMは、都市ガス等の燃料ガスが燃料ガス供給路20を通して供給される改質処理部21及び固体酸化物形の複数の燃料電池セルを備えるセルスタック22を、高温容器23の内部に収納する形態に構成されている。
つまり、本実施形態においては、燃料電池式発電モジュールMは、固体酸化物形燃料電池として構成されている。
ちなみに、改質処理部21には、燃料ガスに加えて、水蒸気が供給されることになるが、その構成は周知であるので、本実施形態においては詳細な説明を省略する。
そして、セルスタック22が、改質ガスを燃料極に通流させ、かつ、空気(酸素含有ガス)を酸素極に通流させることによって、発電するように構成されている。
さらに、改質ガスを燃焼させた排ガスを高温容器23から排出する排ガス路24が、上述した排熱回収熱交換部Nを経由する形態で設けられている。つまり、排熱回収熱交換部Nが、燃料極を通流した後の改質ガスを燃焼させた排ガスの排熱を回収できるように構成されている。
そして、運転制御部Hは、リモコンRから運転指令が指令されると、圧力センサ26にて燃料ガスの供給圧が適正であると判別したときには、燃料ガス供給弁25を開いて、燃料電池式発電モジュールMを作動させる運転処理を実行し、リモコンRから運転停止指令が指令されると、燃料ガス供給弁25を閉じて、燃料電池式発電モジュールMを停止させる停止処理を実行することになる。
そして、運転制御部Hは、運転処理の実行中においては、上述した排熱回収式貯湯処理を実行するように構成されている。
潜熱蓄熱材を収納した蓄熱槽Jの内部に、加熱用流動路27及び暖房用被加熱路28の夫々が当該蓄熱槽Jの一端部(本実施形態では下端部)から他端部(本実施形態では上端部)に亘って位置する状態で設けられている。
本実施形態においては、潜熱蓄熱材として、融点が58℃の酢酸ナトリウム三水和物が蓄熱槽Jに収納されている。
本実施形態においては、暖房用熱媒を循環流動させる暖房用ポンプ16が、暖房用往き路15bに配設されている。
そして、暖房部Eが、例えば、蓄熱槽Jに蓄熱されていない場合等において、暖房用往き路15bを流動する暖房用熱媒を目標供給温度(例えば、60℃等)に加熱するように構成されている。
尚、本実施形態においては、暖房用ポンプ16が、熱源機Fに装備されている。
本実施形態では、往き側合流路9dが、貯湯用往き路9aにおける湯水循環ポンプ10の上流側箇所に接続されている。
貯湯用戻り路9bを流動する湯水のうちで、加熱用流動路27を経由して貯湯用往き路9aに流動させる加熱用流動量と、貯湯槽8を経由して貯湯用往き路9aに流動させる貯湯用流動量との割合を変更調節する流量調節部Vが、貯湯用往き路9aにおける往き側合流路9dの接続箇所(合流箇所)に設けられている。
また、蓄熱槽Jの蓄熱量が変化するに伴って、往き側合流路9dを流動する湯水の温度が変化しても、貯湯用往き路9aにおける往き側合流路9dの合流箇所よりも下流側の湯水の温度を設定冷却温度(例えば、40℃)に維持されることになる。
次に、別実施形態を説明するが、この別実施形態は、蓄熱槽Jを給湯に使用できるようにする実施形態を説明するものであって、上記実施形態で説明した構成と同じ構成の部分については同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。
そして、出湯路11における出湯用分岐路11aの分岐箇所に、電動式三方弁を用いた出湯状態切換部Wが設けられている。
また、貯湯用戻り路9bにおける戻り側分岐路9cの分岐箇所より貯湯槽8に近接する流路部分には、貯湯槽8からの湯水の逆流を阻止する逆止弁29が設けられている。
また、蓄熱槽Jの蓄熱量が変化するに伴って、往き側合流路9dを流動する湯水の温度が変化しても、貯湯用往き路9aにおける往き側合流路9dの合流箇所よりも下流側の湯水の温度を設定冷却温度(例えば、40℃)に維持されることになる。
そして、流量調節部Vは、往き側合流路9dを流動する湯水の温度に応じて、加熱用流動量と貯湯用流動量との割合を調節することになり、例えば、「貯湯槽8の上部の湯水の温度が設定冷却温度(例えば、40℃)よりも低い場合においては」、図6に示す如く、往き側合流路9dを流動する湯水の温度が設定冷却温度(例えば、40℃)以下のときには、往き側合流路9dを流動する湯水と貯湯槽8の底部からの湯水との混合温度を設定冷却温度(例えば、40℃)に上昇させようとして、往き側合流路9dから湯水を流動させる開度を全開にし、且つ、貯湯槽8の底部から湯水を流動させる開度を全閉する。
そして、運転制御部Hが、他端部側温度センサTu及び一端部側温度センサTsの夫々が潜熱蓄熱材の融点(例えば、58℃)よりも高い設定高温側温度(例えば65℃)を検出すると、蓄熱槽Jの蓄熱量が運転許容量以上であると判別し、且つ、一端部側温度センサTsが潜熱蓄熱材の融点よりも低い設定低温側温度(例えば50℃)を検出すると、蓄熱槽Jの蓄熱量が運転停止量以下であると判別するように構成されている。
そして、運転制御部Hが、湯水温度センサSの検出温度が目標温度(例えば、65℃)よりも低くなったときに、貯湯槽8の貯湯量が設定未満になったと判別するように構成されている。
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、発電部として、燃料電池式発電モジュールMを例示したが、発電部として、発電機を駆動するガスエンジンを設ける形態で実施してもよい。
この場合、排熱回収熱交換部Nは、ガスエンジンを冷却する際の熱を回収することになる。
この場合、排熱回収熱交換部Nは、燃料電池式の発電部を冷却する際の熱を回収することになる。
9 湯水循環路
9a 貯湯用往き路
9b 貯湯用戻り路
9c 戻り側分岐路
9d 往き側合流路
10 湯水循環ポンプ
11 出湯路
11a 出湯用分岐路
11b 出湯用合流路
12 給水路
15 暖房用循環路
15a 暖房用戻り路
27 加熱用流動路
27a 加熱用入口
27b 加熱用出口
28 暖房用被加熱路
28a 暖房用入口
28b 暖房用出口
H 運転制御部
J 蓄熱槽
M 発電部
N 排熱回収熱交換部
Ts 一端部側温度センサ
Tu 他端部側温度センサ
V 流量調節部
W 出湯状態切換部
Claims (5)
- 燃料の供給により作動する発電部と、湯水を貯湯する密閉型の貯湯槽と、前記発電部の排熱を回収する排熱回収熱交換部を経由する形態で、前記貯湯槽の底部と上部とを接続する湯水流動用の湯水循環路と、前記貯湯槽の底部から取出した湯水を当該貯湯槽の上部に戻す形態で、前記湯水循環路を通して湯水を循環させる湯水循環ポンプと、運転制御部とが設けられ、
前記運転制御部が、前記発電部の作動状態において前記貯湯槽に温度成層を形成する状態で貯湯すべく、前記湯水循環路を通して前記貯湯槽の上部に供給される湯水の温度が目標温度になるように前記湯水循環路を通して流動する湯水循環量を調整する形態で、前記湯水循環ポンプの作動を制御する排熱回収式貯湯処理を実行するように構成された熱電併給システムであって、
潜熱蓄熱材を収納した蓄熱槽の内部に、加熱用流動路及び暖房用被加熱路の夫々が当該蓄熱槽の一端部から他端部に亘って位置する状態で設けられ、
暖房用熱媒を暖房用端末に循環供給する暖房用循環路が、暖房用戻り路を前記暖房用被加熱路の一端部側の暖房用入口と接続し、かつ、暖房用往き路を前記暖房用被加熱路の他端部側の暖房用出口と接続する状態で設けられ、
前記湯水循環路における前記排熱回収熱交換部と前記貯湯槽の上部とを接続する貯湯用戻り路から分岐した戻り側分岐路が、前記加熱用流動路の他端部側の加熱用入口に接続され、かつ、前記湯水循環路における前記貯湯槽の底部と前記排熱回収熱交換部とを接続する貯湯用往き路に合流する往き側合流路が、前記加熱用流動路の一端部側の加熱用出口に接続され、
前記貯湯用戻り路を流動する湯水のうちで、前記加熱用流動路を経由して前記貯湯用往き路に流動させる加熱用流動量と、前記貯湯槽を経由して前記貯湯用往き路に流動させる貯湯用流動量との割合を変更調節する流量調節部が、前記往き側合流路を流動する湯水の温度が設定冷却温度以下のときには、前記貯湯用流動量が零となるようにし、かつ、前記往き側合流路を流動する湯水の温度が前記設定冷却温度を超えるときには、前記貯湯用往き路における前記往き側合流路の合流箇所よりも下流側の湯水の温度を前記設定冷却温度に維持すべく、前記加熱用流動量と前記貯湯用流動量との割合を調節する温度制御処理を実行するように構成されている熱電併給システム。 - 前記貯湯槽の底部に接続した給水路の給水圧にて前記貯湯槽の上部に接続した出湯路を通して湯水を供給できるように構成され、
前記出湯路から分岐した出湯用分岐路が、前記往き側合流路に合流接続され、かつ、前記出湯路における前記出湯用分岐路の分岐箇所よりも下流側に合流する出湯用合流路が、前記戻り側分岐路に接続され、
前記出湯路を流動する湯水の全量を前記出湯用分岐路に分岐させることなく流動させる基本出湯状態と、前記出湯路を流動する湯水の全量を前記出湯用分岐路に分岐させて、前記往き側合流路、前記加熱用流動路、前記戻り側分岐路、及び、前記出湯用合流路を通して流動させる蓄熱槽加熱出湯状態とに切換える出湯状態切換部が設けられている請求項1に記載の熱電併給システム。 - 前記運転制御部が、前記出湯状態切換部を前記基本出湯状態に切換えた状態において、前記貯湯槽の貯湯量が設定未満になったときに前記蓄熱槽の蓄熱量が運転許容量以上である場合には、前記出湯状態切換部を前記蓄熱槽加熱出湯状態に切換えるように構成されている請求項2に記載の熱電併給システム。
- 前記運転制御部が、前記蓄熱槽加熱出湯状態に切換えているときに、前記蓄熱槽の蓄熱量が運転停止量以下となれば、前記出湯状態切換部を前記基本出湯状態に切換えるように構成されている請求項3に記載の熱電併給システム。
- 前記蓄熱槽の内部の他端部側温度を検出する他端部側温度センサ及び前記蓄熱槽の内部の一端部側温度を検出する一端部側温度センサが設けられ、
前記運転制御部が、前記他端部側温度センサ及び前記一端部側温度センサの夫々が前記潜熱蓄熱材の融点よりも高い設定高温側温度を検出すると、前記蓄熱槽の蓄熱量が前記運転許容量以上であると判別し、且つ、前記一端部側温度センサが前記潜熱蓄熱材の融点よりも低い設定低温側温度を検出すると、前記蓄熱槽の蓄熱量が前記運転停止量以下であると判別するように構成されている請求項4に記載の熱電併給システム。
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