JP7260956B2 - 資材の搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、資材の搬送方法に関する。
工場の製造ラインでは、各マシンへの資材搬送に台車を使用したり、搬送装置を用いている。搬送装置を開示する文献として下記の特許文献1がある。特許文献1は、天井搬送式であり、天井に設けた走行レールに沿って搬送車が走行することにより、資材を供給する構成となっている。
特開2013-30003公報
天井搬送式の装置は、設備が大がかりである。また、台車を使用する場合、マシンを避けるような搬送径路となることから、搬送径路が長いという課題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、マシンを迂回する場合に比べて、資材の搬送径路を短くして、資材の搬送時間を短くすることを目的とする。
本発明は、工場内において資材を搬送する搬送装置であって、前記資材の高さのデータに基づいて、前記工場内に設置されているマシンのマシン下部を通行可能か否かを判断し、マシン下部の通行が可能な場合、前記工場内に設置されているマシン下部を通る第1の走行ルートを選択し、マシン下部の通行が不可能な場合、前記工場内に設置されているマシン間の通路を通る第2の走行ルートを選択する。尚、工場内に設置されているマシンには、工場内に設置されている各種の処理装置や工作機器、産業用ロボット等が含まれる。例えば、プリント基板を製造する工場の場合、プリント基板の生産ラインを構成する各処理装置(印刷機、表面実装機、リフロー装置、検査装置)が含まれる。また、部品を製造する工場の場合、部品を製造するための工作機器(金型や各種の加工機器)などが含まれる。
本発明の実施態様として、以下の構成が好ましい。
前記第1の走行ルートの走行中に、センサを用いて障害物の有無を検出し、障害物を検出した場合、前記第1の走行ルートの一部を、前記障害物を避けた経路に変更する。このようにすることで、例えば、マシン下部のケーブル類等の位置が変更されていても、それに衝突することなく、資材を搬送することが出来る。
本発明によれば、マシンを迂回する場合に比べて、搬送距離を短くして、資材の搬送時間を短くすることが出来る。
実施形態1に係る工場の平面図 表面実装機の正面図 表面実装機の側面図 表面実装機の平面図 ヘッドユニットの支持構造を示す図 フィーダの側面図 搬送ロボットの電気的構成を示すブロック図 通路中の搬送ロボットを示す図 リールの種類と高さの関係を示す図 走行ルートの自動選択処理の流れを示すフローチャート図 実施形態2に係る搬送ロボットの電気的構成を示すブロック図 走行ルートの変更・更新処理の流れを示すフローチャート図 障害物を迂回するように走行ルートの一部を変更した状態を示す図
<実施形態1>
1.実装ラインLの説明
本発明の実施形態1を図1~図10によって説明する。図1はプリント基板を生産する工場1の平面図である。工場1内には、図1に示すY方向に実装ラインが3ライン設けられている。各実装ラインL1~L3はプリント基板Pに電子部品を搭載する処理を行うものであり、各実装ラインL1~L3は7台の表面実装機M1~M7から構成されている。尚、表面実装機M1~M7が本発明の「マシン」に相当する。
7台の表面実装機M1~M7は、図1に示すX方向に一列状に配置されており、X方向にプリント基板Pを搬送しながら、各表面実装機M1~M7にて、プリント基板Pに対して電子部品を搭載する処理を行う。
図2は表面実装機Mの正面図、図3は表面実装機Mの側面図である。表面実装機Mは、機器本体11と、機器カバー17を備える。図3に示すように、機器カバー17には、隣接する装置間で、プリント基板Pを受け渡すための開口18が設けられている。また、機器本体11は、底面12の4隅に、支持脚15を有している。
機器本体11は、図4、5に示すように、プリント基板PをX方向に搬送するコンベア21、プリント基板Pに搭載する電子部品を供給するフィーダ23、機器本体11に対してX方向、Y方向に移動可能なヘッドユニット30などを備えている。フィーダ23は、図6に示すように、リール25に巻かれた部品供給テープTPを利用して電子部品を供給する装置である。また、リール25の側面にはバーコード26が設けられている。
図5に示すように、ヘッドユニット30は複数の実装ヘッド35を有している。実装ヘッド35は、ヘッドユニット30に一列状に配置されている。各実装ヘッド35は、昇降自在であり、電子部品を負圧により吸着保持することが出来る。
ヘッドユニット30をフィーダ23の上方に移動した後、実装ヘッド35を所定の高さに下降し、負圧により吸着保持することで、フィーダ23から電子部品を取り出すことが出来る。そして、ヘッドユニット30をプリント基板P上に移動した後、実装ヘッド35を所定の高さに下降し、負圧による吸着を解除することで、フィーダ23から取り出した電子部品を、プリント基板P上に搭載することが出来る。
図2、図3に示すように、実装ラインL1~L3を構成する各表面実装機M1~M7の機器本体11は、底面12の位置が、工場1の床面Fよりも支持脚15の高さ分だけ高くなっており、工場1の床面Fとの間に支持脚15の高さ分のスペースSが存在している。
そして、機器本体11の下部には、高さスペースSを利用して通路カバー40が設置されている。通路カバー40は、断面がコの字形状であり、その内部は、次に説明する搬送ロボット50の通路Gとなっている。尚、通路カバー40は、図1に示すように、実装ラインL1と実装ラインL2の両ラインに設けられており、それぞれ、表面実装機M3~M7をX方向に貫通するように設置されている。
2.資材の搬送システム
図7は、搬送システムUの電気的構成を示すブロック図である。搬送システムUは、搬送ロボット50と、サーバ70と、バーコードリーダ90とから構成されている。搬送ロボット50は、本発明の「搬送装置」に相当する。
搬送ロボット50は、概ね円盤形状をしている。搬送ロボット50は、コントローラ51と、記憶部53と、通信部55と、駆動部61と、位置センサ63とを備える。
駆動部61は、搬送ロボット50を走行するためのモータである。位置センサ63は、搬送ロボット50の位置を認識するためのセンサであり、例えば、GPSセンサである。搬送ロボット50は、位置センサ63で位置を認識しつつ、コントローラ51の制御により、後述する走行ルートR1又はR2に従って、工場1内において資材を搬送する。本実施形態において、搬送ロボット50は、図8に示すように、上面50Aに、資材であるリール25を、横にして重ねた状態で搬送する。
サーバ70には、搬送ロボット50の走行マップ71と、資材の情報と、通路Gの情報が記憶されている。走行マップ71は、搬送ロボット50の走行ルートRのデータである。走行ルートRには、後述する第1の走行ルートR1と、第2の走行ルートR2の2ルートが設定されている。
資材の情報としては、リール25の高さH1のデータが記憶されている。リール25の高さH1は、リール25の種類に応じて異なることから、リール25の種類A~Cごとに、それと関連付けて、高さHa~Hcの情報が記憶されている(図9参照)。リール25の高さH1は、図8に示すように、リール25を搬送ロボット50の搬送面(上面50A)に載せた時のリール高さである。また、通路Gの高さ情報としては、図8に示す通路カバー40の天井面の高さHgのデータを記憶されている。
バーコードリーダ90は、リール25のバーコード26を読み取るために設けられている。バーコード26を読み取ることで、リール25の種類A~Cを認識することが出来る。
2.走行ルートの説明
第1の走行ルートR1は、図1にて実線で示すルートであり、リール25の格納場所100から、工場内に設置されている表面実装機Mの下部を通りつつ、目標位置Q1、Q2を順に経由して、リール25の受け渡しを行い、リール25の格納場所100に戻るルート(R1a⇒R1b⇒R1c)である。
具体的には、第1の走行ルートR1は、格納場所100から実装ラインL1の表面実装機M3~M7の下部(通路カバー40の内部)を通って、実装ラインL1とL2の間に設定された第1目標位置Q1に至る(R1a)。その後、実装ラインL2の表面実装機M2の下部を通って、実装ラインL2と実装ラインL3の間の通路上に設けられた第2目標位置Q2に至る(R1b)。第1目標位置Q1、Q2では、作業者が待機しており、搬送されるリールが作業者に受け渡される。そして、第2目標位置Q2でリール25の受け渡しが完了すると、実装ラインL2の表面実装機M3~M7の下部(通路カバー40の内部)を通って、リール25の格納場所100に戻るルートとなっている(R1c)。
一方、第2の走行ルートR2は、図1にて一点鎖線で示すルートであり、リール25の格納場所100から、工場内に設置されている実装ライン間の通路を通りつつ、目標位置Q1、Q2を順に経由して、リール25の受け渡しを行い、リール25の格納場所100に戻るルートである(R2a⇒R2b⇒R2c)。
具体的には、第2の走行ルートR2は、格納場所100から実装ラインL1と実装ラインL2の間の通路を通って、実装ラインL1とL2の間に設定された第1目標位置Q1に至る(R2a)。その後、実装ラインL2を迂回して、実装ラインL2と実装ラインL3の間の通路上に設けられた第2目標位置Q2に至る(R2b)。第1目標位置Q1、Q2では、作業者が待機しており、搬送されるリール25が作業者に受け渡される。そして、第2目標位置Q2でリール25の受け渡しが完了すると、実装ラインL2と実装ラインL3の間の通路を通って、リール25の格納場所100に戻るルートとなっている(R2c)。
第2の走行ルートR2は、第1目標位置Q1から第2目標位置Q2に移動する時に、実装ラインL2を迂回する必要があることから(R2b)、両走行ルートR1、R2の搬送距離を比較すると、第1の走行ルートR1の方が、第2の走行ルートR2よりも搬送距離が短い。
3.走行ルートRの自動選択
図10は、コントローラ51による走行ルートRの自動選択処理の流れを示すフローチャート図である。S10では、格納場所100にて、作業者により、搬送対象となるリール25のバーコード26を、バーコードリーダ90により読み取る作業が行われる。例えば、2本のリール25を搬送する場合、搬送対象である2本のリール25のそれぞれについて、バーコード26を読み取る処理が行われる(S10)。
各リール25のバーコード26の情報は、バーコードリーダ90から通信部55を通じてコントローラ51に入力される。これにより、コントローラ51は、搬送対象となるリール25の本数と、リール25の種類を認識することが出来る。
次にコントローラ51は、サーバ70にアクセスして、リール25の種類の情報から、各リール25の高さH1のデータを取得する。例えば、リール25の種類が「A」の場合、リール25の高さH1はHaであり、リール25の種類が「B」の場合はHb、リール25の種類が「C」の場合はHcである(S20)。
続いて、コントローラ51は、搬送するリール25の合計高さHsを算出する(S30)。上記例では、リール25を重ねて搬送するため、2本のリール25の高さの合計が合計高さHsである。
その後、コントローラ51は、サーバ70にアクセスして、表面実装機Mの下部に設置された通路Gの高さHgのデータ、すなわち、図8に示す通路カバー40の天井面の高さのデータを取得する(S40)。
次にコントローラ51は、リール25を搭載した搬送ロボット50が、表面実装機Mの下部の通路Gを通行できるか、否か判定する処理を行う(S50)。具体的には、下記の(1)式より、通路Gを通行できるか否か判定する。
Hg-Hs>Hm・・・・・(1)式
「Hg」は通路Gの高さ、「Hs」は搬送するリール25の合計高さ、「Hm」は搬送ロボットの高さである。
通路Gの高さHgとリール25の合計高さHsの差(Hg-Hs)が、搬送ロボット50の高さHmより大きい場合、コントローラ51は、リール25を搭載した搬送ロボット50は、通路Gを通行できると判断する(S50:YES)。この場合、コントローラ51は、サーバ70にアクセスして、第1の走行ルートR1のデータを取得する。それ以降、搬送ロボット50は、第1の走行ルートR1を走行して、格納場所100から各目標位置Q1、Q2へリール25を搬送する(S60)。
一方、通路Gの高さHgとリール25の合計高さHsの差(Hg-Hs)が、搬送ロボット50の高さHmより小さい場合、コントローラ51は、リール25を搭載した搬送ロボット50は、通路Gを通行できない判断する(S50:NO)。この場合、コントローラ51は、サーバ70にアクセスして、第2の走行ルートR2のデータを取得する。それ以降、搬送ロボット50は、第2の走行ルートR2を走行して、格納場所100から各目標位置Q1、Q2へリール25を搬送する(S160)。
4.効果説明
第1の走行ルートR1は、表面実装機Mの下部を通ることから、実装ラインL2を迂回する第2の走行ルートR2に比べて、搬送距離が短い。そのため、資材であるリール25の搬送時間を短くすることが出来る。また、搬送ロボット50が通路Gを通行できない場合、第2の走行ルートR2を自動的に選択することから、走行ルートR1を無理に通行しようとして、リール25が通路カバー40に衝突することを未然に抑制することが出来る。
<実施形態2>
実施形態2の搬送ロボット150は、実施形態1に対して、図11に示すように、近接センサ65と、赤外線センサ67が追加されている。近接センサ65は、搬送ロボット150の前部にあって、走行ルートR上における、障害物の有無を検出する。赤外線センサ67は、搬送ロボット150の前部にあって、走行ルートR上における作業者の有無を検出する。
実施形態2では、走行ルートR1の走行中に障害物を検出した場合に、走行ルートR1の一部を、障害物を迂回する経路に変更する処理が追加されている。図12を参照して、具体的に説明すると、コントローラ51は、実施形態1と同様に、リール25を搭載した搬送ロボット150が表面実装機Mの下部の通路Gを通行できると判断した場合、サーバ70にアクセスして、第1の走行ルートR1のデータを取得する(S60)。その後、コントローラ51は、第1の走行ルートR1に従って、搬送ロボット50の走行を開始する(S70)。
コントローラ51は、走行開始後、近接センサ65により、走行ルートR1上における障害物の有無を検出する(S80)。そして、障害物が検出されない場合(S90:YES)、走行ルートR1に従って、走行を続ける。
一方、走行ルートR1上に障害物が検出された場合(S90:NO)、コントローラ51は、図13に示すように、走行ルートR1の一部を、障害物を迂回するように変更する(S100)。また、コントローラ51は、変更したデータを、サーバ70に送り、走行マップ71として、登録されている走行ルートR1を更新する(S110)。図13に示す一点鎖線は迂回前の経路を示し、図13に示す太線は迂回後の経路を示している。また、図中の×印は、走行ルートR1上の障害物を示している。
その後は、走行ルートR1に従って、走行が続けられ、ルートの走行が完了すると、一連の処理は終了する(S120)。
実装ラインLに接続されるケーブル類は、実装ラインLの下部の床面Fから引き出されていることが多く、そうしたケーブル類の位置が、変更されることがある。走行ルートR1は、実装ラインL1、L2の下部を通るため、ケーブル類の位置が当初から変更されて、走行ラインR1に重なると、搬送ロボット50がケーブル類に衝突する。この構成では、走行ルートR1上の障害物を迂回するように、走行ルートR1の一部が変更されるため、ケーブル等の障害物に衝突することなく、資材であるリール25を搬送することが出来る。
また、走行ルートR1を変更すると、そのデータは、サーバ70に送られ、走行マップ71として、登録されている走行ルートR1が更新される。そのため、次に走行する際は、更新後の走行ルートR1が適用されることになるので、それ以降は、ケーブル等の障害物に衝突することなく、資材であるリールを常に搬送できる。
また走行中、赤外線センサ67が、ルートR1、R2上において作業者を検知した場合、コントローラ51は搬送ロボット50を減速又は停止させる。このようにすることで、搬送ロボット50が作業者に衝突することを未然に防止することが出来る。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、工場1に設置されているマシンの一例として、表面実装機Mを例示した。工場内に設置されているマシンには、工場内に設置されている各種の処理装置や工作機器、産業用ロボット等が含まれる。例えば、プリント基板を製造する工場の場合、プリント基板の生産ラインを構成する各処理装置(印刷機、表面実装機、リフロー装置、検査装置)が含まれる。また、部品を製造する工場の場合、部品を製造するための工作機器(金型や各種の加工機器)などが含まれる。
(2)実施形態1では、搬送装置の一例として、GPSなどの位置センサ63を備えた搬送ロボット50を例示した。搬送装置は、搬送ロボット50に限定されるものではなく、工場の床面上に設けられた走行ラインに沿って走行するライントレーサー等でもよい。
(3)実施形態1では、資材の一例として、リール25を例示した。資材は、リール25に限定されるものでは、機器の備品などでもよい。
(4)実施形態1では、表面実装機M3~M7の下部に、通路カバー40を設けた例を示した。通路カバー40は必ずしも必要ではなく、無くてもよい。すなわち、表面実装機M2の場合と同様に、図3に示す表面実装機Mの底面12と床面Fとの間のスペースSを、搬送ロボット50の通路として、そのまま用いるようにしてもよい。
(5)実施形態1では、搬送ロボット50でリール25を搬送するにあたり、2つの走行ルートR1、R2を選択的に使い分ける例を示したが、走行ルートR1、R2により、走行スピードを変えるようにしてもよい。具体的には、作業者と衝突する可能性が小さい走行ルートR1は、高速で走行し、作業者と衝突する可能性が、走行ルート1に比べて大きい走行ルートR2は、低速で走行するようにしてもよい。また、より好ましくは、走行ルートR1において、搬送ロボット50が表面実装機Mの下部を通行中は、高速にし、それ以外は低速にするとよい。
(6)実施形態1では、走行マップのデータ、資材の高さのデータ、通路Gの高さのデータを全てサーバ70に保持する構成を例示したが、これらのデータを、搬送ロボット50の記憶部53に予め保持しておくようにしてもよい。
1...工場
11...機器本体
25...リール(本発明の「資材」に相当)
50...搬送ロボット(本発明の「搬送装置」に相当)
70...サーバ
100...格納場所
L1~L3...実装ライン
M...表面実装機
R1...第1の走行ルート
R2...第2の走行ルート

Claims (3)

  1. 工場内において資材を搬送する搬送装置であって、
    前記工場内の複数の生産ライン毎複数のマシンが設置されており、前記複数のマシンはマシン下部に通路カバーを有して、前記生産ライン毎に通路カバー下の通路を構成するとともに、マシン間にも通路を構成しており
    当該搬送装置は、
    サーバにアクセスして、前記通路カバーの高さのデータを取得し、前記通路カバー下の通路の高さと前記資材の合計高さの差が、当該搬送装置の高さより大きい場合、前記通路を通行できると判断し、前記サーバにアクセスして、前記通路を通る第1の走行ルートのデータを取得し、前記通路の高さと前記資材の合計高さの差が、当該搬送装置の高さより小さい場合、前記通路を通行できないと判断し、前記サーバにアクセスして、前記マシン間の通路を通る第2の走行ルートのデータを取得し、
    前記通路カバー下の通路の通行が可能と判断された場合、前記第1の走行ルートを選択し、
    前記通路カバー下の通路の通行が不可能と判断された場合、前記第2の走行ルートを選択し、
    前記第1の走行ルートを走行するときは前記第2の走行ルートを走行するときに比べて高速で走行する、搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置であって、
    前記第1の走行ルートにおいて、当該搬送装置が前記通路を通行中のときは、それ以外のときに比べて高速で走行する、搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の搬送装置であって、
    前記第1の走行ルートの走行中に、センサを用いて障害物の有無を検出し、
    障害物を検出した場合、前記第1の走行ルートの一部を、前記障害物を避けた経路に変更する、搬送装置。
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