JP7317489B2 - 運搬システム - Google Patents

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Description

本発明は、運搬システムに関する。
従来、荷物を運搬するトラックが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のトラックには、荷物が入出庫される複数の保管棚と、保管棚に対する入出庫の際に荷物が仮置きされる入出庫台と、保管棚と入出庫台との間で荷物を搬送するスタッカクレーンとが設けられている。このトラックでは、スタッカクレーンにより、荷物のランダムな入出庫が可能である。また、トラックには、走行中にスタッカクレーンを拘束するクランプ機構が設けられている。
特開平8-324709号公報
しかしながら、上記した特許文献1のトラックでは、荷物の運搬先に到着してから、スタッカクレーンによる荷物の保管棚から入出庫台への搬送が行われるので、運搬先での荷物の搬出に要する時間が長くなることが考えられる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、運搬先での荷物の搬出に要する時間の短縮を図ることが可能な運搬システムを提供することである。
本発明による運搬システムは、荷物を運搬する運搬車両と、運搬車両を管理する管理装置とを備える。運搬車両は、荷物が積載される荷台を含む。荷台には、荷物が収容される収容部と、収容部に対する出入の際に荷物が仮置きされる仮置き部と、収容部と仮置き部との間で荷物を搬送する搬送部とが設けられている。運搬システムは、管理装置により荷物の運搬先およびその運搬先で搬出される荷物が運搬車両に指示される場合に、運搬車両が運搬先に到着する前に、搬送部により運搬先で搬出される荷物を収容部から仮置き部に予め搬送するように構成されている。運搬システムは、管理装置が運搬先で搬出される荷物を運搬車両に指示する際に搬出される荷物の順番を指示することにより、運搬先における荷物の利用順に運搬先で荷物を搬出可能なように構成されている。
このように構成することによって、運搬車両が運搬先に到着する前に、運搬先で搬出される荷物を収容部から仮置き部に予め搬送することにより、運搬先での荷物の搬出に要する時間の短縮を図ることができる。
本発明の運搬システムによれば、運搬先での荷物の搬出に要する時間の短縮を図ることができる。
本実施形態による運搬システムの構成を示したブロック図である。 図1のトラックの一例を示した斜視図である。 本実施形態の運搬システムにおける運搬元での荷物の搬入時の制御例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の運搬システムにおける運搬先への荷物の運搬時の制御例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態による運搬システム100の構成について説明する。
運搬システム100は、図1に示すように、荷物50(図2参照)を運搬するトラック1と、トラック1を管理するトラック管理サーバ2とを備えており、トラック1およびトラック管理サーバ2がネットワーク150を介して接続されている。なお、トラック1は、本発明の「運搬車両」の一例であり、トラック管理サーバ2は、本発明の「管理装置」の一例である。
トラック1は、図2に示すように、荷物50が積載される荷台10を含み、たとえば工場などの運搬元で荷物50が荷台10に搬入されるように構成されている。そして、トラック1は、荷台10に積載される荷物50の運搬先を巡回しながら、各運搬先で荷物50が荷台10から搬出されるように構成されている。すなわち、トラック1は、荷物50を運搬元から運搬先へと運ぶために設けられている。
荷台10は、箱状に形成され、車両後端部(X2方向の端部)にリアドア10aが設けられている。リアドア10aは、荷物50の出入口(図示省略)を開閉するように構成されている。すなわち、荷物50の出入口は、荷台10の車両後端部に設けられている。
また、荷台10は、荷物50の出入荷を自動的に行う自動倉庫としての機能を有する。荷台10の内部には、収容棚11と、出入棚12と、スタッカー13とが設けられている。なお、収容棚11は、本発明の「収容部」の一例であり、出入棚12は、本発明の「仮置き部」の一例であり、スタッカー13は、本発明の「搬送部」の一例である。
収容棚11は、荷物50を収容(保管)するために設けられ、車幅方向(Y方向)の両端部にそれぞれ配置されている。この収容棚11は、高さ方向に複数段設けられ、車両前後方向(X1およびX2方向)において出入棚12の部分を除くほぼ全長にわたって配置されている。
出入棚12は、収容棚11に対する出入の際に荷物50が仮置きされるように構成されている。すなわち、出入棚12は、荷物50の荷台10への搬入時に、収容棚11に収容される荷物50が一時的に載置されるとともに、荷物50の荷台10からの搬出時に、収容棚11から移送された荷物50が一時的に載置されるようになっている。この出入棚12は、車幅方向の両端部にそれぞれ配置され、高さ方向に複数段設けられている。また、出入棚12は、荷物50の出入口の近傍に配置されるとともに、出入口と収容棚11との間に配置されている。
スタッカー13は、車両前後方向に移動可能であり、収容棚11と出入棚12との間で荷物50を搬送するために設けられている。このスタッカー13は、出入棚12の荷物50を引き取った後にその荷物50を収容棚11に送り出すとともに、収容棚11の荷物50を引き取った後にその荷物50を出入棚12に送り出すように構成されている。スタッカー13は、車幅方向において収容棚11および出入棚12に挟み込まれるように配置されており、左右両側の収容棚11および出入棚12に対して荷物50のやり取りを行うことが可能である。図2では、スタッカー13により荷物50が左側の出入棚12に送り出されるときの状態を示している。また、スタッカー13にはスキャナ131が設けられ、荷物50にはラベル(図示省略)が貼り付けられており、スキャナ131がラベルに記された識別情報を読み取るように構成されている。
また、トラック1のキャブの内部には、図1に示すように、端末装置14が設けられている。端末装置14は、スタッカー13およびトラック管理サーバ2が接続され、スタッカー13を制御する機能を有する。端末装置14は、スタッカー13により収容棚11に収容される荷物50の識別情報および収容位置を取得して記憶部14bに記憶するとともに、その識別情報および収容位置をトラック管理サーバ2に送信するように構成されている。また、端末装置14は、トラック管理サーバ2により荷物50の運搬先が指示される場合に、トラック1が運搬先に到着する前に、その運搬先で搬出される荷物50をスタッカー13によって収容棚11から出入棚12に予め搬送させるように構成されている。この端末装置14は、演算部14aと、記憶部14bと、通信部14cと、入出力部14dと、表示部14eと、操作部14fと、GPS受信機14gとを含んでいる。
演算部14aは、記憶部14bに記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行することにより、端末装置14を制御するように構成されている。記憶部14bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。通信部14cは、ネットワーク150を介してトラック管理サーバ2と通信するために設けられている。入出力部14dは、スタッカー13とデータのやり取りを行うために設けられている。表示部14eは、経路情報などの各種情報を表示するように構成されている。操作部14fは、利用者の操作を受け付けるために設けられている。GPS受信機14gは、端末装置14の位置情報を取得するために設けられている。
トラック管理サーバ2は、トラック1による荷物50の運搬を管理するように構成されている。具体的には、トラック管理サーバ2は、トラック1の運行を管理するとともに、そのトラック1の荷台10に積載される荷物50を管理するようになっている。このトラック管理サーバ2は、演算部21と、記憶部22と、通信部23とを含んでいる。
演算部21は、記憶部22に記憶された各種制御プログラムやマップなどに基づいて演算処理を実行することにより、トラック管理サーバ2を制御するように構成されている。記憶部22には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。通信部23は、ネットワーク150を介して端末装置14と通信するために設けられている。
-運搬システムにおける制御例-
[運搬元での荷物の搬入時]
次に、図3を参照して、本実施形態の運搬システム100における運搬元での荷物50の搬入時の制御例について説明する。なお、図3のステップS1~S5は端末装置14により実行され、図3のステップS11~S13はトラック管理サーバ2により実行される。
まず、たとえば工場などの運搬元にトラック1が駐車され、そのトラック1の荷台10の出入口が開放される。そして、利用者(作業者)によって荷物50が荷台10に搬入され、荷物50が出入棚12に載置される。
端末装置14では、図3のステップS1において、荷物50が出入棚12に載置されたか否かが判断される。荷物50が出入棚12に載置されたか否かは、たとえば、出入棚12に設けられたセンサ(図示省略)の検出結果に基づいて判断される。そして、荷物50が出入棚12に載置されたと判断された場合には、ステップS2に移る。その一方、荷物50が出入棚12に載置されていないと判断された場合には、ステップS4に移る。
次に、ステップS2において、スタッカー13により、出入棚12の荷物50が収容棚11に搬送される。具体的には、スタッカー13が出入棚12の荷物50を引き取り(受け取り)、荷物50を保持するスタッカー13が移動され、スタッカー13から荷物50が収容棚11に送り出される(引き渡される)。このとき、スタッカー13のスキャナ131により荷物50の識別情報が読み取られる。また、収容棚11における荷物50の収容位置は、収容棚11の利用状態に応じて端末装置14により適宜決定される。
次に、ステップS3において、スタッカー13によって収容棚11に収容された荷物50に関する情報がトラック管理サーバ2に送信される。荷物50に関する情報には、荷物50の識別情報および収容位置が含まれている。
トラック管理サーバ2では、ステップS11において、端末装置14からの荷物50に関する情報を受信したか否かが判断される。そして、荷物50に関する情報を受信したと判断された場合には、ステップS12に移る。その一方、荷物50に関する情報を受信していないと判断された場合には、ステップS13に移る。
次に、ステップS12において、トラック1の荷台10の積載情報が更新される。具体的には、受信した荷物50に関する情報が荷台10の積載情報に追加される。すなわち、荷台10の積載情報は、蓄積された荷物50に関する情報によって構成されており、記憶部22に記憶されている。このため、トラック管理サーバ2では、トラック1の荷台10に積載された荷物50およびその収容位置を把握することが可能である。
端末装置14では、ステップS4において、荷物50の荷台10への積み込みが完了されたか否かが判断される。荷物50の積み込みが完了されたか否かは、たとえば、利用者の積込完了操作が操作部14fに入力されたか否かに基づいて判断される。そして、荷物50の積み込みが完了されたと判断された場合には、ステップS5に移る。その一方、荷物50の積み込みが完了されていないと判断された場合には、ステップS1に戻る。
次に、ステップS5において、積込完了通知がトラック管理サーバ2に送信され、エンドに移る。なお、トラック1では、利用者によって荷台10の出入口が閉鎖される。
トラック管理サーバ2では、ステップS13において、端末装置14からの積込完了通知を受信したか否かが判断される。そして、積込完了通知を受信したと判断された場合には、エンドに移る。その一方、積込完了通知を受信していないと判断された場合には、ステップS11に戻る。
このようにして、運搬元では、トラック1の荷台10に荷物50が搬入されるとともに、その荷台10内の荷物50がトラック管理サーバ2により管理される。
[運搬先への荷物の運搬時]
次に、図4を参照して、本実施形態の運搬システム100における運搬先への荷物50の運搬時の制御例について説明する。なお、図4のステップS21~S30はトラック管理サーバ2により実行され、図4のステップS41~S49は端末装置14により実行される。
運搬元での荷物50の搬入が完了される(たとえば、トラック管理サーバ2が端末装置14からの積込完了通知を受信する)と、トラック管理サーバ2では、図4のステップS21において、トラック1による荷物50の運搬計画が作成される。この運搬計画は、トラック1に積載された荷物50の運搬先を順番に訪問して荷物50を搬出(納品)するものであり、たとえば、運搬先の訪問順、運搬先を巡回する際の経路情報、および、各運搬先で搬出される荷物50の情報などを含んでいる。運搬計画は、たとえば荷物50の注文状況や荷台10の積載情報などに基づいて作成される。
次に、ステップS22において、運搬先の指示が端末装置14に送信される。この運搬先は、運搬計画に基づいて設定される。
端末装置14では、ステップS41において、トラック管理サーバ2からの運搬先の指示を受信したか否かが判断される。そして、運搬先の指示を受信したと判断された場合には、ステップS42に移る。その一方、運搬先の指示を受信していないと判断された場合には、ステップS48に移る。
次に、ステップS42において、トラック管理サーバ2によって指示された運搬先への経路情報を表示部14eに表示させる。トラック1は、表示された経路に沿うように利用者(ドライバ)によって運転される。すなわち、トラック1が荷物50の運搬先に向けて運転される。
一方、トラック管理サーバ2では、ステップS23において、トラック1の荷台10に積載された荷物50の中から運搬先で搬出される荷物50が特定される。この荷物50の特定は、トラック1による荷物50の運搬計画および荷台10の積載情報に基づいて行われる。
次に、ステップS24において、荷物50の搬出準備の指示が端末装置14に送信される。この搬出準備が指示される荷物50は、運搬先で搬出される荷物50であり、ステップS23で特定された荷物50である。
端末装置14では、ステップS43において、トラック管理サーバ2からの荷物50の搬出準備の指示を受信したか否かが判断される。そして、荷物50の搬出準備の指示を受信したと判断された場合には、ステップS44に移る。その一方、荷物50の搬出準備の指示を受信していないと判断された場合には、ステップS43が繰り返し行われる。すなわち、荷物50の搬出準備の指示を受信するまで待機する。
次に、ステップS44において、スタッカー13により、指示された荷物50が収容棚11から出入棚12に搬送される。具体的には、収容棚11に収容された搬出予定の荷物50がスタッカー13によって引き取られ、その荷物50がスタッカー13によって出入棚12に送り出される。つまり、スタッカー13により、運搬先で搬出予定の荷物50が収容棚11から出入棚12に予め移送される。
次に、ステップS45において、トラック1が運搬先に到着したか否かが判断される。トラック1が運搬先に到着したか否かは、たとえば、GPS受信機14gにより取得される端末装置14の位置情報に基づいて判断される。そして、トラック1が運搬先に到着したと判断された場合には、利用者により出入棚12の荷物50が搬出され、ステップS46に移る。その一方、トラック1が運搬先に到着していないと判断された場合には、ステップS45が繰り返し行われる。すなわち、トラック1が運搬先に到着するまで待機する。
次に、ステップS46において、運搬先での荷物50の搬出が完了されたか否かが判断される。この荷物50は、ステップS23で特定された荷物50であり、出入棚12に予め移された荷物50である。荷物50の搬出が完了されたか否かは、たとえば、利用者の搬出完了操作が操作部14fに入力されたか否かに基づいて判断される。そして、荷物50の搬出が完了されたと判断された場合には、ステップS47に移る。その一方、荷物50の搬出が完了されていないと判断された場合には、ステップS46が繰り返し行われる。すなわち、荷物50の搬出が完了されるまで待機する。
次に、ステップS47において、搬出完了通知がトラック管理サーバ2に送信される。
トラック管理サーバ2では、ステップS25において、端末装置14からの搬出完了通知を受信したか否かが判断される。そして、搬出完了通知を受信したと判断された場合には、ステップS26に移る。その一方、搬出完了通知を受信していないと判断された場合には、ステップS25が繰り返し行われる。すなわち、搬出完了通知を受信するまで待機する。
次に、ステップS26において、荷台10の積載情報が更新される。具体的には、荷台10の積載情報から搬出された荷物50に関する情報が削除される。
次に、ステップS27において、トラック1による荷物50の運搬計画に変更があるか否かが判断される。そして、運搬計画に変更があると判断された場合には、ステップS28で運搬計画が更新され、ステップS29に移る。その一方、運搬計画に変更がないと判断された場合には、ステップS29に移る。
次に、ステップS29において、運搬計画に基づいて、荷物50の次の運搬先があるか否かが判断される。そして、次の運搬先があると判断された場合には、ステップS22に戻り、次の運搬先が運搬先として端末装置14に指示される。その一方、次の運搬先がないと判断された場合には、運搬計画における全ての運搬先に荷物50が運搬(納品)されたことから、ステップS30に移る。
次に、ステップS30において、運搬完了通知が端末装置14に送信され、エンドに移る。
端末装置14では、ステップS48において、トラック管理サーバ2からの運搬完了通知を受信したか否かが判断される。そして、運搬完了通知を受信したと判断された場合には、ステップS49に移る。その一方、運搬完了通知を受信していないと判断された場合には、ステップS41に戻る。
次に、ステップS49において、運搬元への経路情報を表示部14eに表示させる。トラック1は、表示された経路に沿うように利用者によって運転される。すなわち、トラック1の帰路が表示部14eにより案内される。その後、トラック1が運搬元に到着されると、エンドに移る。
このように、運搬システム100では、トラック1が運搬計画に基づき各運搬先を巡回して荷物50が搬出されるとともに、各運搬先に到着する前に予め搬出される荷物50が出入棚12に移送される。
-効果-
本実施形態では、上記のように、トラック1が運搬先に到着する前に、スタッカー13により運搬先で搬出される荷物50を収容棚11から出入棚12に予め搬送することによって、運搬先での荷物50の搬出に要する時間の短縮を図ることができるので、トラック1による荷物50の運搬効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、運搬計画が変更された場合に更新することによって、たとえば運搬先が追加された場合に、その運搬先に荷物50を運搬することができるので、運搬効率をより向上させることができる。
-他の実施形態-
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、トラック1にネットワーク150を介してトラック管理サーバ2が接続される例を示したが、これに限らず、トラック管理サーバの機能がトラックに含まれていてもよい。すなわち、トラックおよびトラック管理サーバが一体的に構成されていてもよい。
また、上記実施形態において、荷物50の搬出準備が指示されるときに、搬出される荷物50の順番が指示されるようにしてもよい。このように構成すれば、運搬先における荷物50の利用順に、荷物50を搬出(納品)することができるので、運搬先において荷物50の並べ替えが必要になるのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、トラック1が利用者によって運転される例を示したが、これに限らず、トラックが自動運転可能な場合に、トラックが運搬計画に従って自動運転されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、荷物50の出入口を介した出入棚12に対する出し入れが利用者によって行われる例を示したが、これに限らず、荷物の出入口を介した出入棚に対する出し入れがロボット(図示省略)によって行われるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、端末装置14の位置情報に基づいて運搬先に到着したか否かが判断される例を示したが、これに限らず、運搬先に到着したことを示す操作入力が利用者によって操作部に入力されたか否かに基づいて、運搬先に到着したか否かが判断されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、荷台10にスタッカー13が1つ設けられる例を示したが、これに限らず、荷台にスタッカーが複数設けられていてもよい。
また、上記実施形態において、荷物50の運搬元が複数設けられ、トラック1が運行途中に運搬元を訪れ、荷物50が荷台10に搬入(補充)されるようにしてもよい。
本発明は、荷物を運搬する運搬車両と、運搬車両を管理する管理装置とを備える運搬システムに利用可能である。
1 トラック(運搬車両)
2 トラック管理サーバ(管理装置)
10 荷台
11 収容棚(収容部)
12 出入棚(仮置き部)
13 スタッカー(搬送部)
50 荷物
100 運搬システム

Claims (1)

  1. 荷物を運搬する運搬車両と、
    前記運搬車両を管理する管理装置とを備える運搬システムであって、
    前記運搬車両は、荷物が積載される荷台を含み、
    前記荷台には、荷物が収容される収容部と、前記収容部に対する出入の際に荷物が仮置きされる仮置き部と、前記収容部と前記仮置き部との間で荷物を搬送する搬送部とが設けられ、
    前記管理装置により荷物の運搬先およびその運搬先で搬出される荷物が前記運搬車両に指示される場合に、前記運搬車両が運搬先に到着する前に、前記搬送部により運搬先で搬出される荷物を前記収容部から前記仮置き部に予め搬送するように構成されており、
    前記管理装置が運搬先で搬出される荷物を前記運搬車両に指示する際に搬出される荷物の順番を指示することにより、運搬先における荷物の利用順に運搬先で荷物を搬出可能なように構成されていることを特徴とする運搬システム。
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