JP7260049B2 - フラットパネルスピーカおよび表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、フラットパネルスピーカおよび表示装置に関する。
ディスプレイの薄型軽量化が急激な伸長を遂げている。それに伴い、スピーカについても薄型軽量化が進み、コーン型スピーカに代わって、または、コーン型スピーカとともに、フラットパネルスピーカ(FPS)を用いることが提案されている。フラットパネルスピーカでは、ディスプレイだけでなく、展示会などに掲示されるポスターなどへの適用など、用途の広がりが期待されている。フラットパネルスピーカについては、例えば、特許文献1~3に開示されている。
特開2007-143010号公報 特開2009-159104号公報 特表2002-510182号公報
しかし、従来のフラットパネルスピーカでは、振動板に生じる定在波の影響により、音にギラツキが生じたり、特定の周波数帯の音が出にくいなど、音声品質が低下する場合があった。従って、音声品質の低下を抑制することの可能なフラットパネルスピーカおよび表示装置を提供することが望ましい。
本開示の一実施形態に係るフラットパネルスピーカは、フラットパネルと、フラットパネルの裏面に配置され、フラットパネルを振動させる複数の加振器とを備えている。複数の加振器は、当該複数の加振器によりフラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている。フラットパネルスピーカは、さらに、フラットパネルの裏面において、複数の加振器のうちの第1加振器と対向する位置を第1加振点とし、複数の加振器のうち第1加振器とは異なる第2加振器と対向する位置を第2加振点としたときに、フラットパネルの裏面を、第1加振点を含む第1区画領域と、第2加振点を含む第2区画領域とに区画するとともに、フラットパネルの裏面に固定された制振部材を備えている。制振部材は、第1区画領域を形成する第1制振部材と、第2区画領域を形成する第2制振部材とを有している。第1制振部材および第2制振部材は、それぞれ、2つ以上に分断されており、その分断により、第1制振部材および第2制振部材には、それぞれ、定在波を逃がすことの可能な隙間が形成されている
本開示の一実施形態に係る表示装置は、映像を表示する薄板状の表示セルと、表示セルの裏面に配置され、表示セルを振動させる複数の加振器とを備えている。複数の加振器は、当該複数の加振器により表示セルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている。表示装置は、さらに、表示セルの裏面において、複数の加振器のうちの第1加振器と対向する位置を第1加振点とし、複数の加振器のうち第1加振器とは異なる第2加振器と対向する位置を第2加振点としたときに、表示セルの裏面を、第1加振点を含む第1区画領域と、第2加振点を含む第2区画領域とに区画するとともに、表示セルの裏面に固定された制振部材を備えている。制振部材は、第1区画領域を形成する第1制振部材と、第2区画領域を形成する第2制振部材とを有している。第1制振部材および第2制振部材は、それぞれ、2つ以上に分断されており、その分断により、第1制振部材および第2制振部材には、それぞれ、定在波を逃がすことの可能な隙間が形成されている
本開示の第1の実施の形態に係るフラットパネルスピーカの側面構成例を表す図である。 図1のフラットパネルスピーカの背面構成例を表す図である。 図2のバックシャーシを取り外したときの、フラットパネルスピーカの背面の構成例を表す図である。 図3のA-A線での断面構成例を表す図である。 図3のB-B線での断面構成例を表す図である。 図4の制振部材の断面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図4の制振部材の平面構成例を表す図である。 図5の断面構成の一変形例を表す図である。 図1のパネルスピーカの側面構成の一変形例を表す図である。 図22のフラットパネルスピーカの背面構成例を表す図である。 本開示の第2の実施の形態に係るフラットパネルスピーカの側面構成例を表す図である。 図24のフラットパネルスピーカの背面構成例を表す図である。 図25のバックシャーシを取り外したときの、フラットパネルスピーカの背面の構成例を表す図である。 図26のA-A線での断面構成例を表す図である。 図5の断面構成の一変形例を表す図である。 図21の断面構成の一変形例を表す図である。 図27の断面構成の一変形例を表す図である。 図3の背面構成の一変形例を表す図である。 図27の背面構成の一変形例を表す図である。 図7の背面構成の一変形例を表す図である。 図31の背面構成の一変形例を表す図である。 図32の背面構成の一変形例を表す図である。 図33の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。 図36の背面構成の一変形例を表す図である。
以下、本開示を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は本開示の一具体例であって、本開示は以下の態様に限定されるものではない。
<1.第1の実施の形態>
[構成]
本開示の第1の実施の形態に係るフラットパネルスピーカ1について説明する。図1は、本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ1の側面構成例を表したものである。図2は、図1のフラットパネルスピーカ1の背面構成例を表したものである。フラットパネルスピーカ1は、映像を表示する表示装置を兼ねている。言い換えると、表示装置が、フラットパネルスピーカ1を内蔵しており、映像を表示する表示面から音声を出力することができるように構成されているとも言える。
フラットパネルスピーカ1は、例えば、振動板としてのパネル部10と、パネル部10の裏面に配置され、パネル部10を振動させる加振部20とを備えている。フラットパネルスピーカ1は、さらに、例えば、加振部20を制御する信号処理部30と、パネル部10を、回動部50を介して支持する支持部40とを備えている。回動部50は、支持部40によってパネル部10の裏面を支持するときのパネル部10の傾斜角を調整するためのものであり、例えば、パネル部10および支持部40を回動可能に支持するヒンジによって構成されている。
加振部20および信号処理部30は、パネル部10の裏面に配置されている。パネル部10は、パネル部10の裏面側に、パネル部10、加振部20および信号処理部30を保護するバックシャーシ19を有している。バックシャーシ19は、例えば、板状の金属板もしくは樹脂板によって構成されている。バックシャーシ19が、回動部50に連結されている。
図3は、バックシャーシ19を取り外したときの、フラットパネルスピーカ1の背面の構成例を表したものである。図4は、図3のA-A線での断面構成例を表したものである。図5は、図3のB-B線での断面構成例を表したものである。なお、図5には、後述の加振器21(アクチュエータ)付近の断面構成が例示されているが、この断面構成は、他の加振器(例えば加振器22(アクチュエータ))付近の断面構成と同様の断面構成となっているものとする。
パネル部10は、例えば、映像を表示する薄板状の表示セル11と、空隙15を介して表示セル11と対向配置されたインナープレート12(対向プレート)とを有している。振動板としての表示セル11では、例えば、表示セル11の縁が丸まっていてもよく、例えば、表示セル11の四隅が丸まっていてもよい。パネル部10は、さらに、例えば、インナープレート12の裏面に接して配置されたガラス基板13と、表示セル11とインナープレート12との間に配置された固定部材14とを有している。
固定部材14は、表示セル11とインナープレート12とを互いに固定する機能と、空隙15を維持するスペーサとしての機能とを有している。固定部材14は、例えば、表示セル11の外縁に沿って配置されている。固定部材14は、例えば、表示セル11が振動している時に表示セル11の端縁が自由端として振る舞える程度の柔軟性を有していてもよい。固定部材14は、例えば、両面に接着層を有するスポンジなどの緩衝層によって構成されている。
インナープレート12は、後述の加振器21,22を支持する基板である。インナープレート12は、例えば、加振器21,22を設置する箇所に開口を有しており、その開口の周囲に、後述の固定部23を支持するための凸部12Aを有している。凸部12Aは、表示セル11とは反対側に突出している。ガラス基板13は、インナープレート12よりも高い剛性を有しており、インナープレート12の撓みもしくは振動を抑える役割を有している。ガラス基板13は、凸部12Aと対向する位置に開口を有している。ガラス基板13に設けられた開口は、凸部12Aおよび加振器21もしくは加振器22を挿通することが可能な大きさとなっている。ガラス基板13の代わりに、ガラス基板13と同等の剛性を有する樹脂基板が設けられていてもよい。
加振部20は、例えば、2つの加振器(加振器21,22)を有している。加振器21および加振器22は、互いに共通の構成となっている。加振器21,22は、加振器21,22により表示セル11に振動を発生させたときに音声周波数(例えば20Hz~20kHz)全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている。「最も振動し易い箇所」としては、例えば、加振器21,22により表示セル11に振動を発生させたときに、表示セル11に発生する最も大きな定在波の腹の位置が挙げられる。加振器21,22は、さらに、加振器21,22により表示セル11に振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている。表示セル11の振動は、例えば、レーザドップラー振動計を用いて、表示セル11の面全体の振動を音声周波数全体において計測することにより得られる。加振器21,22は、例えば、表示セル11の左右方向および上下方向において、割り切れない比率の箇所に配置されている。「割り切れない比率」の例としては、3:4、5:7、3:7、2:5、7:11などが挙げられる。
加振器21は、表示セル11を裏面から見たときに、左寄りに配置されている。加振器22は、表示セル11を裏面から見たときに、右寄りに配置されている。加振器21,22は、それぞれ、例えば、ボイスコイルと、ボイスコイルを巻き付けるボビンと、磁気回路とを有し、振動源となるスピーカ用アクチュエータである。加振器21,22は、それぞれ、ボイスコイルに電気信号の音声電流が流れると、電磁作用の原理に従ってボイスコイルに駆動力を発生させる。この駆動力が後述の振動伝達部材24を介して表示セル11に伝達され、表示セル11に音声電流の変化に応じた振動を発生させ、空気が振動して音圧が変化する。
加振部20は、さらに、例えば、加振器(加振器21,22)ごとに、固定部23および振動伝達部材24を有している。
固定部23は、例えば、加振器21もしくは加振器22を挿通させた状態で固定する開口23aを有している。固定部23は、さらに、例えば、固定部23を凸部12Aに固定する際に使用するネジを挿通させるための複数のネジ穴23bを有している。各加振器(加振器21,22)は、例えば、固定部23を介して、インナープレート12に固定されている。固定部23は、例えば、加振器21もしくは加振器22をインナープレート12に固定する他に、加振器21もしくは加振器22から発生した熱を放散させるヒートシンクの機能を有していてもよい。
振動伝達部材24は、例えば、表示セル11の裏面と、加振器21もしくは加振器22のボビンとに接しており、表示セル11の裏面と、加振器21もしくは加振器22のボビンとに固定されている。振動伝達部材24は、少なくとも、音波領域(20Hz以上)では反発する特性を有する部材によって構成されている。振動伝達部材24は、例えば、熱硬化性樹脂、両面テープ、または、低反発ウレタンなどによって構成されている。振動伝達部材24が熱硬化性樹脂によって構成されている場合、振動伝達部材24は、例えば、ボイスコイルに通電することでボイスコイルに熱を発生させ、その熱で熱硬化性樹脂を硬化させる等ことにより形成される。振動伝達部材24が両面テープによって構成されている場合、振動伝達部材24は、例えば、ボイスコイルに一定のパルス信号を入力して、両面テープをボイスコイルで強く押しつけること等により、表示セル11の裏面と、加振器21もしくは加振器22のボビンとに固定される。振動伝達部材24が低反発ウレタンによって構成されている場合、低反発ウレタンは、音波領域(20Hz以上)では反発する特性を有するとともに、周波数の低い領域(20Hz未満)には追随する特性を有していることが好ましい。これにより、低反発ウレタンは、音の振動を減衰させることなく、外部からの衝撃による表示セル11の変位に追随することができる。
ところで、パネル部10は、例えば、図5に示したように、制振部材16を有している。制振部材16は、加振器21によって表示セル11に生じる振動と、加振器22によって表示セル11に生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波を妨げる作用を有する。制振部材16は、例えば、加振器22によって発生する振動に対する音波領域(20Hz以上)での反射を制御可能な材料を含んで構成されていてもよい。また、制振部材16は、例えば、加振器22によって発生する振動または残響を吸収可能な材料を含んで構成されていてもよい。制振部材16は、表示セル11とインナープレート12との間隙、つまり、空隙15の中に配置されている。制振部材16は、表示セル11の裏面およびインナープレート12の表面のうち、少なくともに表示セル11の裏面に固定されている。制振部材16は、例えば、インナープレート12の表面に接している。
図6は、制振部材16の断面構成例を表したものである。制振部材16は、例えば、接着層161(もしくは粘着層166)、スポンジ層162、基材層163、スポンジ層164および接着層165(もしくは粘着層167)が表示セル11側からこの順に積層された積層体となっている。接着層161は、表示セル11の裏面に接しており、制振部材16を表示セル11の裏面に固定している。スポンジ層162,164は、上述の作用をもたらす層である。スポンジ層162,164は、例えば、自立性に乏しい柔軟部材によって構成されている。このとき、制振部材16は、自立性に乏しい柔軟部材としてスポンジを有し、さらに、そのスポンジを表示セル11の裏面に固定する粘着層166または接着層161とを有している。
スポンジ層162,164の硬度が高い場合には、スポンジ層162,164での音波の反射が強くなるので、定在波の面内分布がフラットではなくなるが、音圧が上がる傾向にある。スポンジ層162,164の硬度が低い場合には、スポンジ層162,164での音波の反射が弱まるので、定在波の面内分布がフラットに近づくが、音圧が下がる傾向にある。
なお、制振部材16は、上述の作用を有している限りにおいて、図6に記載の構成に限定されるものではない。制振部材16は、例えば、自立性に乏しい柔軟部材として粘着剤または接着剤を有していてもよい。制振部材16は、例えば、振動伝達部材24、または、固定部23と同様の構成となっていてもよい。制振部材16は、例えば、表示セル11に固定されたマグネットシート、または、表示セル11およびインナープレート12に固定された面ファスナーであってもよい。
図7~図16は、制振部材16の平面構成例を表したものである。ここで、表示セル11の裏面において、加振器21(第1加振器)と対向する位置を加振点11A(第1加振点)とし、加振器22(第2加振器)と対向する位置を加振点11B(第2加振点)とする。このとき、制振部材16は、表示セル11の裏面を、加振点11Aを含む区画領域R1(第1区画領域)と、加振点11Bを含む区画領域R2(第2区画領域)とに区画する。制振部材16は、例えば、区画領域R1を形成する制振部材16L(第1制振部材)と、区画領域R2を形成する制振部材16R(第2制振部材)とを有していてもよい。
制振部材16Lは、例えば、図7、図9~図12に示したように、加振点11A側に突出する複数の凸部16a(第1凸部)を有していてもよい。制振部材16Rは、例えば、図7、図9~図12に示したように、加振点11B側に突出する複数の凸部16b(第2凸部)を有していてもよい。制振部材16Lは、例えば、図8に示したように、加振点11A側に突出する1つの凸部16aを有していてもよい。制振部材16Rは、例えば、図8に示したように、加振点11B側に突出する1つの凸部16bを有していてもよい。定在波の抑制の観点からは、制振部材16Lは、多数の凸部16aを有していることが好ましく、制振部材16Rは、多数の凸部16aを有していることが好ましい。
制振部材16Lは、例えば、図7~図11に示したように、表示セル11の裏面において区画領域R1が閉領域となるように形成されていてもよい。制振部材16Rは、例えば、図7~図11に示したように、表示セル11の裏面において区画領域R2が閉領域となるように形成されていてもよい。制振部材16Lおよび制振部材16Rは、例えば、図12に示したように、表示セル11の裏面において区画領域R1と区画領域R2とが互いに連通するとともに閉領域となるように形成されていてもよい。
制振部材16Lは、例えば、図13、図14に示したように、加振点11A側に突出する箇所を有しない円環状または多角環状となっていてもよい。制振部材16Rは、例えば、図13、図14に示したように、加振点11B側に突出する箇所を有しない円環状または多角環状となっていてもよい。制振部材16Lは、例えば、図15、図16に示したように、環状の凸部が2つ以上に分断した形状となっていてもよい。制振部材16Rは、例えば、図15、図16に示したように、環状の凸部が2つ以上に分断した形状となっていてもよい。制振部材16Lの縦横比は、例えば、図7~図14に示したように、1:1とは異なっていてもよい。制振部材16Rの縦横比は、例えば、図7~図14に示したように、1:1とは異なっていてもよい。制振部材16Lは、例えば、図10、図17、図18に示したように、表示セル11の左端寄りに配置されるとともに、制振部材16Rは、例えば、図10、図17、図18に示したように、表示セル11の右端寄りに配置されている。このとき、複数の凸部16aが制振部材16Lにおいて表示セル11の左端寄りに配置されていてもよく、複数の凸部16bが制振部材16Rにおいて表示セル11の右端寄りに配置されていてもよい。制振部材16Lは、例えば、図7~図18に示したように、表示セル11の中央部から見て、左右対称となっていてもよい。制振部材16Rは、例えば、図7~図18に示したように、表示セル11の中央部から見て、左右対称となっていてもよい。制振部材16Lは、例えば、図7,図10,図13~図18に示したように、表示セル11の中央部から見て、上下対称となっていてもよい。制振部材16Rは、例えば、図7,図10,図13~図18に示したように、表示セル11の中央部から見て、上下対称となっていてもよい。
制振部材16は、例えば、図19、図20に示したように、加振点11Aと加振点11Bとの間に形成されていてもよい。制振部材16は、例えば、図19に示したように、X形状の中心が加振点11Aと加振点11Bとを結ぶ直線上に配置されるように形成されていてもよい。制振部材16は、例えば、図20に示したように、I形状の延在方向が加振点11Aと加振点11Bとを結ぶ直線と交差(例えば直交)するように形成されていてもよい。
制振部材16Lおよび制振部材16Rは、例えば、図7~図14に示したように、左右対称の形状となっていてもよい。なお、制振部材16は、上述の作用を有している限りにおいて、例えば、図21に示したように、インナープレート12の表面から離れて配置されていてもよい。
[効果]
次に、本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ1の効果について説明する。
ディスプレイの薄型軽量化が急激な伸長を遂げている。それに伴い、スピーカについても薄型軽量化が進み、コーン型スピーカに代わって、または、コーン型スピーカとともに、フラットパネルスピーカ(FPS)を用いることが提案されている。フラットパネルスピーカでは、ディスプレイだけでなく、展示会などに掲示されるポスターなどへの適用など、用途の広がりが期待されている。
しかし、従来のフラットパネルスピーカでは、振動板に生じる定在波の影響により、音にギラツキが生じたり、特定の周波数帯の音が出にくいなど、音声品質が低下する場合があった。
一方、本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ1、または、フラットパネルスピーカ1内蔵の表示装置では、表示セル11の裏面に配置された複数の加振器21,22が、当該複数の加振器21,22により表示セル11に振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている。これにより、表示セル11に対して大きな定在波が発生し難くなる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、複数の加振器21,22が、当該複数の加振器21,22により表示セル11に振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている。これにより、表示セル11に対して振動を発生させることができる。
また、本実施の形態において、複数の加振器21,22が、表示セル11の左右方向および上下方向において、割り切れない比率の箇所に配置されている場合には、表示セル11に対して大きな定在波が発生し難くなる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ1、または、フラットパネルスピーカ1内蔵の表示装置では、表示セル11の裏面に固定された制振部材16によって、表示セル11の裏面が、加振点11Aを含む区画領域R1と、加振点11Bを含む区画領域R2とに区画される。これにより、加振器21によって表示セル11に生じる振動と、加振器22によって表示セル11に生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波が妨げられる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、加振点11A側に突出する1または複数の凸部16aが制振部材16Lに設けられ、加振点11B側に突出する1または複数の凸部16bが制振部材16Rに設けられている場合には、1または複数の凸部16aおよび1または複数の凸部16bによって、定在波の発生が妨げられる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16Lが、表示セル11の裏面において区画領域R1が閉領域となるように形成されている場合には、加振器21によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。また、本実施の形態において、制振部材16Rが、表示セル11の裏面において区画領域R2が閉領域となるように形成されている場合には、加振器22によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。従って、この場合にも、音声品質の低下を抑制することができる。なお、制振部材16Lおよび制振部材16Rが、表示セル11の裏面において区画領域R1と区画領域R2とが互いに連通するとともに閉領域となるように形成されている場合であっても、加振器21によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられるとともに、加振器22によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。従って、この場合にも、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16Lが、加振点11A側に突出する箇所を有しない円環状または多角環状となっている場合にも、加振器21によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。また、本実施の形態において、制振部材16Rが、加振点11B側に突出する箇所を有しない円環状または多角環状となっている場合にも、加振器22によって表示セル11に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。従って、この場合にも、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16が、加振点11Aと加振点11Bとの間に形成されている場合にも、制振部材16のレイアウトを工夫することにより、加振器21によって表示セル11に生じる振動と、加振器22によって表示セル11に生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波が妨げられる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16Lが表示セル11の左端寄りに配置されるとともに、制振部材16Rが表示セル11の右端寄りに配置され、さらに、複数の凸部16aが制振部材16Lにおいて表示セル11の左端寄りに配置され、複数の凸部16bが制振部材16Rにおいて表示セル11の右端寄りに配置されている場合には、凸部16a,16bの大きさなどを調整することにより、音波の指向性を調整することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16Lの縦横比が1:1とは異なっており、さらに、制振部材16Rの縦横比が1:1とは異なっている場合には、表示セル11に対して大きな定在波が発生し難くなる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16L,16Rが、それぞれ、環状の凸部が2つ以上に分断した形状となっている場合、制振部材16L,16Rに形成された隙間から定在波を逃がすことができる。その結果、表示セル11に対して大きな定在波が発生し難くなる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16L,16Rが、それぞれ、表示セル11の中央部から見て、左右対称となっており、かつ、上下対称となっている場合には、加振器21によって生成された音声と、加振器22によって生成された音声との特性を互いに等しくすることができる。その結果、音声品質を向上させることができる。
また、本実施の形態において、表示セル11の縁が丸まっている場合や、表示セル11四隅が丸まっている場合には、表示セル11に対して大きな定在波が発生し難くなる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16が、自立性に乏しい柔軟部材を含んで構成されている場合には、制振部材16での音波の反射が弱まる。これにより、定在波の面内分布がフラットに近づくので、音声品質の低下を抑制することができる。また、本実施の形態において、制振部材16が、自立性に乏しい柔軟部材としてスポンジを有し、さらに、そのスポンジを表示セル11の裏面に固定する粘着層または接着層を有している場合にも、制振部材16での音波の反射が弱まる。これにより、定在波の面内分布がフラットに近づくので、音声品質の低下を抑制することができる。また、本実施の形態において、制振部材16が、自立性に乏しい柔軟部材として粘着剤または接着剤を有している場合にも、制振部材16での音波の反射が弱まる。これにより、定在波の面内分布がフラットに近づくので、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、各加振器(加振器21,22)が、表示セル11と所定の間隙を介して対向配置されたインナープレート12に固定されている場合には、各加振器(加振器21,22)の振動を効率よく表示セル11に伝達することができる。従って、音声品質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、制振部材16がインナープレート12に接している場合には、制振部材16による制振作用をより大きくすることができる。従って、音声品質の低下を抑制することができる。なお、本実施の形態において、制振部材16がインナープレート12から離れて配置されている場合には、自重による制振効果が期待できる。
<2.第1の実施の形態の変形例>
上記実施の形態において、例えば、図22、図23に示したように、支持部40および回動部50が省略されていてもよい。ただし、この場合には、フラットパネルスピーカ1を、壁などに設けられたフックに掛けるための凹部32がバックシャーシ19に設けられていることが好ましい。なお、テーブルトップスタンドに、フラットパネルスピーカ2を置く場合には、上述の凹部32がなくてもかまわない。
<3.第2の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第2の実施の形態に係るフラットパネルスピーカ2について説明する。図24は、本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ2の側面構成例を表したものである。図25は、図24のフラットパネルスピーカ2の背面構成例を表したものである。フラットパネルスピーカ2は、映像を表示する表示装置を兼ねている。言い換えると、表示装置が、フラットパネルスピーカ2を内蔵しており、映像を表示する表示面から音声を出力することができるように構成されているとも言える。
フラットパネルスピーカ2は、例えば、振動板としてのパネル部60と、パネル部60の裏面に配置され、パネル部60を振動させる加振部70とを備えている。フラットパネルスピーカ2は、さらに、例えば、加振部70を制御する信号処理回路81が内蔵された支持部80を備えている。支持部80は、回動部90を介してバックシャーシ69に固定されている。回動部90は、支持部80によってパネル部60の裏面を支持するときのパネル部60の傾斜角を調整するためのものであり、例えば、パネル部60および支持部80を回動可能に支持するヒンジによって構成されている。
図26は、バックシャーシ69を取り外したときの、フラットパネルスピーカ2の背面の構成例を表したものである。図27は、図26のA-A線での断面構成例を表したものである。
パネル部60は、例えば、映像を表示する薄板状の表示セル61と、表示セル61の裏面に固定された制振部材16を有している。制振部材16は、加振器21によって表示セル61に生じる振動と、加振器22によって表示セル61に生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波を妨げる作用を有する。制振部材16は、上記実施の形態と同様の構成となっている。
加振部70は、例えば、上記実施の形態と同様、2つの加振器(加振器21,22)を有している。加振器21は、表示セル61を裏面から見たときに、左寄りに配置されている。加振器22は、表示セル61を裏面から見たときに、右寄りに配置されている。加振部70は、さらに、2つの加振器(加振器21,22)と、信号処理回路81とを電気的に接続する配線基板71を有している。配線基板71には、例えば、フレキシブル配線基板が接続されており、このフレキシブル配線基板を介して、2つの加振器(加振器21,22)と、信号処理回路81とが電気的に接続されている。
加振部70は、さらに、例えば、加振器ごとに、固定部72、固定部材73および振動伝達部材24を有している。固定部72は、例えば、加振器21もしくは加振器22を挿通させた状態で固定する開口72aを有している。各加振器(加振器21,22)は、例えば、固定部72および固定部材73を介して、表示セル61の裏面に固定されている。各加振器(加振器21,22)は、固定部材73によって、表示セル61の裏面に対して、当該加振器(加振器21,22)と対向する位置とは異なる位置に固定されている。固定部材73は、例えば、加振器21もしくは加振器22を表示セル61の裏面に固定する他に、加振器21もしくは加振器22から発生した熱を放散させるヒートシンクの機能を有していてもよい。固定部材73は、表示セル61と固定部72とを互いに固定する機能を有している。固定部材73は、例えば、表示セル61が振動している時に表示セル61の振動を減衰させない程度の柔軟性を有していてもよい。固定部材73は、例えば、両面に接着層を有するスポンジによって構成されている。
[効果]
本実施の形態に係るフラットパネルスピーカ2、または、フラットパネルスピーカ2内蔵の表示装置では、表示セル61の裏面に固定された制振部材16によって、表示セル61の裏面が、加振点11Aを含む区画領域R1と、加振点11Bを含む区画領域R2とに区画される。これにより、加振器21によって表示セル61に生じる振動と、加振器22によって表示セル61に生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波が妨げられる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。なお、本実施の形態における制振部材16は、上記実施の形態における制振部材16によって得られる効果と同様の効果を有している。
また、本実施の形態では、各加振器(加振器21,22)が、表示セル61の裏面に対して、当該加振器(加振器21,22)と対向する位置とは異なる位置に固定されている。これにより、各加振器(加振器21,22)が表示セル61とともに振動するので、共振による振幅が大きくなり、低周波領域での出力を大きくすることができる。
<4.各実施の形態に共通の変形例>
[変形例A]
上記各実施の形態およびそれらの変形例において、例えば、図28、図29、図30に示したように、表示セル11もしくは表示セル61の代わりに、表示機能を有しないフラットパネル17もしくはフラットパネル63が設けられていてもよい。このような場合であっても、上記各実施の形態およびそれらの変形例における効果と同様の効果を得ることができる。
[変形例B]
上記各実施の形態およびそれらの変形例において、加振器(アクチュエータ)の数は、3つ以上であってもよい。例えば、上記第1の実施の形態およびその変形例において、加振部20が、例えば、図31に示したように、3つの加振器(加振器21,22,25)を有していてもよい。また、例えば、上記第2実施の形態およびその変形例において、加振部70が、例えば、図32に示したように、3つの加振器(加振器21,22,25)を有していてもよい。これらの場合、3番目の加振器(加振器25)は、例えば、図31、図32に示したように、加振器21と加振器22との間に位置している。加振器25(アクチュエータ)は、加振器21と同様の構成を有している。
図33は、本変形例における制振部材16の背面構成の一例を表したものである。本変形例では、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面のうち、加振器25と対向する位置を加振点11Dとする。このとき、制振部材16Dは、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面を、加振点11Dを含む区画領域R3に区画するとともに、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面に固定されている。制振部材16Dは、制振部材16Lまたは制振部材16Rと同様の構成となっている。従って、本変形例においても、上記各実施の形態およびそれらの変形例における効果と同様の効果を得ることができる。
[変形例C]
上記各実施の形態およびそれらの変形例において、加振器(アクチュエータ)の数は、1つであってもよい。例えば、加振部20または加振部70が、例えば、図34、図35に示したように、1つの加振器(加振器25)を有していてもよい。このとき、加振器25は、加振器25により表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63に振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている。加振器25は、さらに、加振器25により表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63に振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている。表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の振動は、例えば、レーザドップラー振動計を用いて、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の面全体の振動を音声周波数全体において計測することにより得られる。加振器25は、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の左右方向および上下方向において、割り切れない比率の箇所に配置されている。「割り切れない比率」の例としては、3:4、5:7、3:7、2:5、7:11などが挙げられる。
本変形例では、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面のうち、加振器25と対向する位置を加振点11Dとする。このとき、制振部材16Dは、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面を、加振点11Dを含む区画領域R3に区画するとともに、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面に固定されている。
本変形例において、制振部材16Dは、加振器25によって、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63に生じる振動によって発生する定在波を妨げる作用を有している。制振部材16Dは、例えば、加振器25によって発生する振動に対する音波領域(20Hz以上)での反射を制御可能な材料を含んで構成されていてもよい。また、制振部材16Dは、例えば、加振器25によって発生する振動または残響を吸収可能な材料を含んで構成されていてもよい。
制振部材16Dは、例えば、図36、図38~図40に示したように、加振点11D側に突出する複数の凸部16d(第3凸部)を有していてもよい。制振部材16Dは、例えば、図37に示したように、加振点11D側に突出する1つの凸部16dを有していてもよい。制振部材16Dは、例えば、図36~図42に示したように、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面において区画領域R3が閉領域となるように形成されていてもよい。制振部材16Dは、例えば、図41、図42に示したように、加振点11D側に突出する箇所を有しない円環状または多角環状となっていてもよい。なお、制振部材16Dは、制振部材16が有する作用と同様の作用を有している限りにおいて、インナープレート12の表面から離れて配置されていてもよい。
本変形例では、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面に固定された制振部材16Dによって、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面が、加振点11Dを含む区画領域R3に区画される。これにより、加振器25によって、表示セル11、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63に生じる振動によって発生する定在波が妨げられる。その結果、音声品質の低下を抑制することができる。なお、本変形例における制振部材16Dは、上記実施の形態における制振部材16によって得られる効果と同様の効果を有している。
本変形例において、制振部材16Dは、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面の概ね全体に渡って形成されていてもよい。例えば、図43に示したように、本変形例において、制振部材16Dが、表示セル61、フラットパネル17またはフラットパネル63の裏面の広範囲に渡って形成されていてもよい。
以上、実施の形態およびその変形例を挙げて本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本開示の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本開示が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
また、例えば、本開示は以下のような構成を取ることができる。
(1)
フラットパネルと、
前記フラットパネルの裏面に配置され、前記フラットパネルを振動させる複数の加振器と
を備え、
前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記フラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている
フラットパネルスピーカ。
(2)
前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記フラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている
(1)に記載のフラットパネルスピーカ。
(3)
前記複数の加振器は、前記フラットパネルの左右方向および上下方向において、割り切れない比率の箇所に配置されている
(1)または(2)に記載のフラットパネルスピーカ。
(4)
フラットパネルと、
前記フラットパネルの裏面に配置され、前記フラットパネルを振動させる複数の加振器と、
前記フラットパネルの裏面において、前記複数の加振器のうちの第1加振器と対向する位置を第1加振点とし、前記複数の加振器のうち前記第1加振器とは異なる第2加振器と対向する位置を第2加振点としたときに、前記フラットパネルの裏面を、前記第1加振点を含む第1区画領域と、前記第2加振点を含む第2区画領域とに区画するとともに、前記フラットパネルの裏面に固定された制振部材と
を備えた
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載のフラットパネルスピーカ。
(5)
前記制振部材は、前記第1加振器によって前記フラットパネルに生じる振動と、前記第2加振器によって前記フラットパネルに生じる振動とが互いに干渉することによって発生する定在波を妨げる作用を有する
(4)に記載のフラットパネルスピーカ。
(6)
前記制振部材は、前記第1区画領域を形成する第1制振部材と、前記第2区画領域を形成する第2制振部材とを有し、
前記第1制振部材は、前記第1加振点側に突出する1または複数の第1凸部を有し、
前記第2制振部材は、前記第2加振点側に突出する1または複数の第2凸部を有する
(4)または(5)に記載のフラットパネルスピーカ。
(7)
前記第1区画領域は、前記フラットパネルの左端寄りに配置され、
前記第2区画領域は、前記フラットパネルの右端寄りに配置され、
前記1または複数の第1凸部は、前記第1区画領域において前記フラットパネルの左端寄りに配置され、
前記1または複数の第2凸部は、前記第2区画領域において前記フラットパネルの右端寄りに配置されている
(6)に記載のフラットパネルスピーカ。
(8)
前記第1区画領域の縦横比は1:1とは異なり、
前記第2区画領域の縦横比は1:1とは異なる
(5)ないし(7)のいずれか1つに記載のフラットパネルスピーカ。
(9)
前記制振部材は、自立性に乏しい柔軟部材を含んで構成され、前記柔軟部材としてスポンジを有し、さらに、前記スポンジを前記フラットパネルの裏面に固定する粘着層または接着層を有している
(4)ないし(8)のいずれか1つに記載のフラットパネルスピーカ。
(10)
前記制振部材は、自立性に乏しい柔軟部材を含んで構成され、前記柔軟部材として粘着剤または接着剤を有している
(4)ないし(8)のいずれか1つに記載のフラットパネルスピーカ。
(11)
前記フラットパネルと所定の間隙を介して対向配置された対向プレートをさらに有しており、
各前記加振器は前記対向プレートに固定されている
(5)に記載のフラットパネルスピーカ。
(12)
前記制振部材は、前記対向プレートに接している
(11)に記載のフラットパネルスピーカ。
(13)
前記制振部材は、前記対向プレートから離れて配置されている
(11)に記載のフラットパネルスピーカ。
(14)
各前記加振器は、前記フラットパネルの裏面に対して、当該加振器と対向する位置とは異なる位置に固定されている
(5)に記載のフラットパネルスピーカ。
(15)
フラットパネルと、
前記フラットパネルの裏面に配置され、前記フラットパネルを振動させる1つの加振器と、
前記加振器は、当該加振器により前記フラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている
フラットパネルスピーカ。
(16)
前記表示セルの裏面において、前記加振器と対向する位置を加振点としたときに、前記表示セルの裏面を、前記加振点を含む区画領域に区画するとともに、前記表示セルの裏面に固定された制振部材を更に備えた
(15)に記載のフラットパネルスピーカ。
(17)
前記制振部材は、前記加振器によって前記フラットパネルに生じる振動によって発生する定在波を妨げる作用を有する
(16)に記載のフラットパネルスピーカ。
(18)
映像を表示する薄板状の表示セルと、
前記表示セルの裏面に配置され、前記表示セルを振動させる複数の加振器と
を備え、
前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記表示セルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている
表示装置。
(19)
映像を表示する薄板状の表示セルと、
前記表示セルの裏面に配置され、前記表示セルを振動させる1つの加振器と
を備え、
前記加振器は、当該加振器により前記表示セルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されている
表示装置。
本出願は、日本国特許庁において2016年12月27日に出願された日本特許出願番号第2016-253665号と、2017年5月19日に出願された日本特許出願番号第2017-099449号とを基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (4)

  1. フラットパネルと、
    前記フラットパネルの裏面に配置され、前記フラットパネルを振動させる複数の加振器と、
    前記フラットパネルの裏面において、前記複数の加振器のうちの第1加振器と対向する位置を第1加振点とし、前記複数の加振器のうち前記第1加振器とは異なる第2加振器と対向する位置を第2加振点としたときに、前記フラットパネルの裏面を、前記第1加振点を含む第1区画領域と、前記第2加振点を含む第2区画領域とに区画するとともに、前記フラットパネルの裏面に固定された制振部材と
    を備え、
    前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記フラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されており、
    前記制振部材は、前記第1区画領域を形成する第1制振部材と、前記第2区画領域を形成する第2制振部材とを有し、
    前記第1制振部材および前記第2制振部材は、それぞれ、2つ以上に分断されており、その分断により、前記第1制振部材および前記第2制振部材には、それぞれ、定在波を逃がすことの可能な隙間が形成されている
    フラットパネルスピーカ。
  2. 前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記フラットパネルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている
    請求項1に記載のフラットパネルスピーカ。
  3. 映像を表示する薄板状の表示セルと、
    前記表示セルの裏面に配置され、前記表示セルを振動させる複数の加振器と、
    前記表示セルの裏面において、前記複数の加振器のうちの第1加振器と対向する位置を第1加振点とし、前記複数の加振器のうち前記第1加振器とは異なる第2加振器と対向する位置を第2加振点としたときに、前記表示セルの裏面を、前記第1加振点を含む第1区画領域と、前記第2加振点を含む第2区画領域とに区画するとともに、前記表示セルの裏面に固定された制振部材と、
    前記表示セルと所定の間隙を介して対向配置された対向プレートと
    を備え、
    前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記表示セルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し易い箇所を避けて配置されており、
    前記制振部材は、前記第1区画領域を形成する第1制振部材と、前記第2区画領域を形成する第2制振部材とを有し、
    前記第1制振部材および前記第2制振部材は、それぞれ、2つ以上に分断されており、その分断により、前記第1制振部材および前記第2制振部材には、それぞれ、定在波を逃がすことの可能な隙間が形成されている
    表示装置。
  4. 前記複数の加振器は、当該複数の加振器により前記表示セルに振動を発生させたときに音声周波数全体において最も振動し難い箇所を避けて配置されている
    請求項3に記載の表示装置。
JP2022174643A 2016-12-27 2022-10-31 フラットパネルスピーカおよび表示装置 Active JP7260049B2 (ja)

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