JP7259488B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに関する。
従来、特許文献1に記載のように、ハウジング内に制御装置を収容するモータにおいて、ヒートシンクが径方向に突出するコネクタ保持部を有する構成が知られる。制御装置に接続されるコネクタは、コネクタ保持部を上下方向に貫通するコネクタ挿入孔に保持される。
特許第5764459号公報
しかし、上記のモータにおいては、コネクタ保持部がコネクタの周囲を囲むため、モータが径方向に大型化していた。一方、小型化のためにコネクタ保持部の一部を単に除去すれば、外部衝撃からコネクタを保護する機能が低下する課題があった。
本発明の1つの態様によれば、上下方向に延びる中心軸を中心とするロータおよびステータを備えるモータ本体と、前記モータ本体を収容するハウジングと、前記モータ本体の上側に位置するヒートシンクと、前記ヒートシンク上に位置する制御部と、前記制御部に接続されるコネクタと、前記制御部およびコネクタを径方向外側から囲むカバーと、を備えるモータが提供される。前記ヒートシンクは、径方向外側に向かって延びる2本の腕部を有する。前記コネクタは、前記2本の腕部の間に保持される。前記カバーは、前記ヒートシンクおよび前記コネクタの表面を周方向に沿って一周し、軸方向に見て前記制御部を囲む環状のカバー接合部に接合される。前記2本の腕部の間に露出する前記コネクタのコネクタ外周面のうち、前記腕部と隣り合って配置される周方向両端部は、前記2本の腕部の先端を結ぶ仮想線と一致する位置、または前記仮想線よりも内側に位置する。
本発明の1つの態様によれば、径方向に小型化しながらもコネクタを保護できるモータが提供される。
実施形態のモータの断面図。 実施形態のモータの斜視図。 実施形態のモータのカバーを取り外した状態を示す平面図。 実施形態のモータのコネクタ保持部およびコネクタを示す部分斜視図。 放熱強化部を示すモータの部分斜視図。 コネクタ保持部を斜め下から見た部分斜視図。 接着剤の塗布領域を示すコネクタの上面図。 コネクタ周辺の部分斜視図。 コネクタ周辺を斜め上から見た部分斜視図。 コネクタ周辺を斜め下から見た部分斜視図。 第1位置決め部を示す部分斜視図。 第2位置決め部および第4位置決め部を示す部分斜視図。 接着剤の塗布領域を示すモータの側面図。 接着剤の塗布領域を示すモータの側面図。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
以下の説明において、図1の中心軸Jの軸方向と平行な方向をZ軸方向とする。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向とする。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向とする。
Z軸方向の正の側(+Z側)を「上側」と呼び、Z軸方向の負の側(-Z側)を「下側」と呼ぶ。なお、上側および下側とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Z軸方向)を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。
さらに本明細書では、中心軸Jに直交する平面内におけるハウジング20の内外を示す方向を、単に「径方向」と呼ぶ場合があり、中心軸Jに直交する平面内においてハウジング20を周回する方向を、単に「周方向」と呼ぶ場合がある。
図1および図2に示すように、モータ1は、ハウジング20と、モータ本体50と、上側ベアリング33と、下側ベアリング34と、カバー60と、制御部80と、コネクタ90と、を備える。
モータ本体50は、上下方向に延びる中心軸Jを中心として回転するロータ30と、コイル41を有するステータ40とを備える。ハウジング20は、ロータ30およびステータ40を収容する下部ハウジング24と、下部ハウジング24の上側に位置する上部ハウジング25とを有する。
上部ハウジング25の上面に制御部80が配置される。本実施形態では、制御部80は、軸方向と交差する方向に広がる制御基板である。制御部80としての制御基板には、各種の電子素子が実装される。制御部80は、ステータ40から延びる図示しないコイル線と電気的に接続される。制御部80は、コネクタ90から延びる図示しない接続端子と電気的に接続される。
制御部80は、上部ハウジング25およびコネクタ90の上側から被せられるカバー60に囲まれ、モータ1の内部に収容される。上部ハウジング25およびコネクタ90とカバー60との接合部であるカバー接合部100は、図13に示すように、防水部材としての接着剤130により封止される。
下部ハウジング24は、上下方向に延びる筒部21と、筒部21の下端に位置する底壁部23と、上側に開口する開口部24aと、を有する。ハウジング20の内面に、ステータ40が固定される。
筒部21は、本実施形態の場合、中心軸Jを中心とする円筒状である。筒部21の形状は、円筒状に限られず、例えば、多角形の筒形としてもよい。底壁部23は、ステータ40の下側に位置する。底壁部23は、下側ベアリング34を保持するベアリング保持部23aと、底壁部23を軸方向に貫通する出力軸孔23bと、を有する。
ロータ30は、シャフト31を有する。シャフト31は、上下方向に延びる中心軸Jを中心とする。ロータ30は、シャフト31とともに中心軸J周りに回転する。シャフト31の下側の端部は、出力軸孔23bを通じてハウジング20の下側へ突出する。
上側ベアリング33および下側ベアリング34は、シャフト31を中心軸J回りに回転可能に支持する。下側ベアリング34は、ステータ40の下側において、ベアリング保持部23aに保持される。上側ベアリング33は、ステータ40の上側において、上部ハウジング25に保持される。
ステータ40は、ロータ30の径方向外側に位置する。ステータ40は、コイル41を有する。ステータ40の外周面は、ハウジング20の内周面に固定される。
上部ハウジング25は、アルミニウム等からなる金属部材である。上部ハウジング25は、下部ハウジング24の上側に位置するヒートシンク部25aと、ヒートシンク部25aから径方向外側へ延びるコネクタ保持部26と、を有する。
ヒートシンク部25aは、厚肉の板状である。ヒートシンク部25aの上面に制御部80が配置される。制御部80は、図示しない伝熱部材を介してヒートシンク部25aと熱的に接続される。ヒートシンク部25aは、制御部80から伝わる熱を放散させ、制御部80を冷却する。すなわち、上部ハウジング25は、モータ1におけるヒートシンクである。ヒートシンク部25aは、下面に開口する円筒状のベアリング保持部25dを有する。ベアリング保持部25dの内側に上側ベアリング33が保持される。
ヒートシンク部25aは、下面から下側に突出する筒状部25eを有する。筒状部25eは、下部ハウジング24の上向きの開口部24aに上側から挿入される。ヒートシンク部25aと下部ハウジング24とは、図示しないボルトにより締結される。
コネクタ保持部26は、ヒートシンク部25aから筒部21の外周面よりも径方向外側に突出する。コネクタ保持部26は、図3および図4に示すように、ヒートシンク部25aのX軸方向の径方向外側に位置する基端部26aと、基端部26aのY軸方向の両端から+X側の径方向外側に突出する2本の腕部26b、26cと、を有する。
基端部26aは、図3および図5に示すように、径方向においてコネクタ90とヒートシンク部25aとの間に位置する。基端部26aは、制御部80の下側に位置する。制御部80のコネクタ90側の端部は、基端部26aよりもコネクタ90側へ延びる。制御部80の一部は、軸方向に見てコネクタ90と重なる。
基端部26aは、図5に示すように、腕部26cとの接続部分に、部分的に上側へ突出する放熱強化部70を有する。基端部26aに位置する放熱強化部70は、本実施形態の場合、ほぼ矩形状である。放熱強化部70は、制御部80の下側に位置する。放熱強化部70は、基端部26aの他の部位よりも、制御部80の下面に接近して配置される。したがって、放熱強化部70には、制御部80からの熱が伝わりやすい。
制御部80の放熱強化部70と重なる領域には、図4に示すように、発熱量の多い電子素子80aが配置される。放熱性に優れる放熱強化部70上に高発熱の電子素子80aを配置することで、電子素子80aの熱を効率よく放散させることができる。制御部80と放熱強化部70との間に、放熱グリスまたは伝熱シートを配置してもよい。放熱強化部70は、上部ハウジング25の上面の任意の位置に、任意の個数で配置できる。
2本の腕部26b、26cは、径方向において、基端部26aのヒートシンク部25aとは反対側を向く面から、ヒートシンク部25aから離れる方向に向かって突出する。2本の腕部26b、26cは、腕部26b、26cが延びる方向と直交する方向(Y軸方向)に、互いに間隔を空けて配置される。
腕部26bは、図6に示すように、腕部26bの下面に開口する穴からなる位置決め凹部71と、位置決め凹部71のヒートシンク部25a側に位置するボルト締結穴73と、を有する。腕部26cは、腕部26cの下面および側面に開口する切り欠きからなる位置決め凹部72と、位置決め凹部72のヒートシンク部25a側に位置するボルト締結穴74と、を有する。2箇所の位置決め凹部71、72は、Y軸方向に沿って並ぶ。2箇所のボルト締結穴73、74は、Y軸方向に沿って並ぶ。
2本の腕部26b、26cの間にコネクタ90が保持される。この構成によれば、2本の腕部26b、26cによって、コネクタ90を周方向(Y軸方向)に固定できる。また、ヒートシンクである上部ハウジング25をダイカスト成形により作製する場合、腕部26b、26cが概ね一方向に延びる形状であることから、コネクタ保持部26を矩形枠状に成形する場合と比較して金型の湯回りがよく、鋳造不良が生じにくい。
コネクタ90は、図4に示すように、上下方向に延びるコネクタ本体91と、コネクタ本体91の側面から上下方向と交差する方向に広がるフランジ部92とを有する。
コネクタ本体91は、図示しない接続端子を支持する箱形の部材である。コネクタ本体91は、図10に示すように、下面に向かって開口する複数の凹部91aを有する。凹部91aの内部に、図示しない接続端子が配置される。
コネクタ90の+X側の径方向外側を向くコネクタ外周面90aは、腕部26b、26cの間に位置し、モータ1の外周面に露出する。図1および図3に示すように、コネクタ90と制御部80とは、上側から見て部分的に重なり合う。コネクタ90の図示しない接続端子は、コネクタ本体91の上面から上側へ突出する。コネクタ90と制御部80とは、互いに重なり合う領域において、図示しない接続端子を介して電気的に接続される。
コネクタ90は、2本の腕部26b、26cの間に露出するコネクタ外周面90aに、径方向内側に凹む凹部198Aを有する。
本実施形態の場合、コネクタ90は、X軸方向に沿って見て、コネクタ外周面90aの外縁に沿って延びる外周壁部198を有する。外周壁部198は、コネクタ外周面90aの上端の辺縁に沿って延びる上部壁部198aと、コネクタ外周面90aの腕部26b側の辺縁に沿って延びる側方壁部198bと、コネクタ外周面90aの腕部26c側の辺縁に沿って延びる側方壁部198cと、を有する。上部壁部198aの腕部26b側の端部は、側方壁部198bの上端と接続される。上部壁部198aの腕部26c側の端部は、側方壁部198cの上端と接続される。
コネクタ外周面90aは、外周壁部198に囲まれる領域が、外周壁部198よりも径方向内側に位置する。本実施形態において、凹部198Aは、外周壁部198を側壁とし、外周壁部198の下方に位置する領域を底面とする凹部である。凹部198Aを備えることで、コネクタ90が部分的に肉抜きされるため、モータ1の小型軽量化を図れる。また、モータ1の外面に露出するコネクタ外周面90aに対して、外部環境からの接触が生じにくくなり、コネクタ90を保護できる。
フランジ部92は、図4に示すように、コネクタ本体91の上下方向の中央部分に位置する外周面から水平方向に広がる。フランジ部92は、コネクタ本体91から基端部26a側(-X側)に延びる第1フランジ191と、コネクタ本体91から腕部26b側(-Y側)に延びる第2フランジ192と、コネクタ本体91から腕部26c側(+Y側)に延びる第3フランジ193とを含む。すなわち、フランジ部92は、コネクタ本体91の側面から周方向の両側へ延びる。この構成によれば、コネクタ本体91の周方向(Y軸方向)の両側において、コネクタ90がコネクタ保持部26に固定される。これにより、コネクタ90が径方向外側に向かって露出する本実施形態の構成においても、コネクタ90を安定に固定可能である。
第2フランジ192は、第2フランジ192を上下方向に貫通する貫通孔を有するインサートブッシュ194を有する。第2フランジ192は、第2フランジ192の上面から上側へ延びるピン196を有する。ピン196は、コネクタ本体91の-Y側の側方に位置する。
第3フランジ193は、第3フランジ193を上下方向に貫通する貫通孔を有するインサートブッシュ195を有する。第3フランジ193は、第3フランジ193の上面から上側へ延びるピン197を有する。ピン197は、コネクタ本体91の+Y側の側方に位置する。
コネクタ90は、コネクタ保持部26の2本の腕部26b、26cの間に、下側から挿入される。第2フランジ192のピン196は、図6に示す位置決め凹部71に挿入される。第3フランジ193のピン197は位置決め凹部72に挿入される。これにより、コネクタ90はコネクタ保持部26に対して位置決めされる。
フランジ部92とコネクタ保持部26との間には、図6に示すように、接着剤135が配置される。接着剤135は、硬化後に防水性を有する防水部材である。接着剤135は、コネクタ90のコネクタ本体91を囲んで配置される。接着剤135は、例えば、基端部26aの径方向外側の辺縁と、腕部26b、26cのそれぞれの内周側の辺縁とに沿って、軸方向に見て概ねU形状に塗布される。
コネクタ90をコネクタ保持部26に配置する際には、モータ1は上下にひっくり返された状態に保持され、コネクタ保持部26の下面からコネクタ90が挿入される。図6に示すように、コネクタ保持部26の下面に接着剤135を塗布することで、作業者は接着剤135を視認しながらコネクタ90をコネクタ保持部26に挿入することができる。したがって、モータ1の組み立て作業性が向上する。
接着剤135は、図7に示すように、フランジ部92の上面に塗布されてもよい。この場合、接着剤135は、フランジ部92の上面において、コネクタ本体91を外側から囲む略U形に塗布される。
なお、図6および図7に示す接着剤135の形状は、塗布時の形状である。接着剤135は、コネクタ90がコネクタ保持部26に取り付けられる際に、フランジ部92によって押し広げられる。
フランジ部92とコネクタ保持部26との間には、接着剤以外の防水部材が配置されていてもよい。例えば、フランジ部92とコネクタ保持部26との間を、Oリングまたはガスケットを用いて封止してもよい。防水部材として接着剤135を用いることで、フランジ部92の上面とコネクタ保持部26の下面が複雑な形状である場合にも容易に封止可能である。
コネクタ90は、フランジ部92のインサートブッシュ194、195に通されるボルトが、ボルト締結穴73、74に締め込まれることにより、コネクタ保持部26にボルト締結される。ボルト締結によってフランジ部92とコネクタ保持部26との間に位置する接着剤135が塗り広げられ、フランジ部92とコネクタ保持部26との対向面の広い範囲が、防水部材としての接着剤135により封止される。
本実施形態では、コネクタ90のフランジ部92は、カバー60の封止部であるカバー接合部100よりも下側に位置し、フランジ部92の上面は、コネクタ保持部26の下面に接着剤を介して接触する。すなわちフランジ部92の上面は、腕部26b、26cの下面に直接または他の部材を介して接触する。
この構成によれば、カバー接合部100よりもフランジ部92が下側にあるため、モータ1に上側から入射する水はカバー60により遮断され、フランジ部92まで到達しにくい。したがって、フランジ部92とコネクタ保持部26との境界に水が侵入しにくい。また、フランジ部92とコネクタ保持部26の下面が接触することで、フランジ部92の外周端からコネクタ本体91の側面までの距離を長くできる。これによりモータ1内部への水の侵入経路を長くでき、水が侵入しにくくなる。
上部ハウジング25およびコネクタ90は、上端部の外周面にカバー接合部100を有する。カバー接合部100は、上部ハウジング25およびコネクタ90の外周面において周方向に延びる。カバー接合部100は、上部ハウジング25およびコネクタ90の外周面を一周し、軸方向に見て、制御部80を囲む環状である。カバー接合部100は、図3に示すように、ヒートシンク部25aの外周面に沿って延びる円弧状の第1部分100aと、コネクタ保持部26の基端部26aおよび腕部26bの外周面に沿って延びる折れ線状の第2部分100bと、コネクタ90の外周面に沿って延びる直線状の第3部分100cと、コネクタ保持部26の基端部26aおよび腕部26cの外周面に沿って延びる折れ線状の第4部分100dとからなる。
カバー接合部100は、上部ハウジング25およびコネクタ90の外周面に位置する段差部10を有する。段差部10は、径方向外側を向いて周方向に沿って延びる第1面101と、第1面101の下端から径方向外側に広がる上向きの第2面102とからなる。第1面101および第2面102は、それぞれ、上部ハウジング25の外周面に位置する部分と、コネクタ90の外周面に位置する部分と、を含む。
コネクタ90において、カバー接合部100の第3部分100cは、コネクタ外周面90aの上端に位置する。第3部分100cにおいて、第1面101は、Y軸方向に沿って延びる直線状の上部壁90bの径方向外側を向く側面である。第2面102は、第1面101の下端から径方向外側に広がる。第2面102は、コネクタ本体91の径方向外側の端部に位置する上向きの壁面である。
本実施形態において、2本の腕部26b、26cの間に露出するコネクタ外周面90aは、図3に示すように、軸方向に見て2本の腕部26b、26cの先端を結ぶ仮想線IMLと一致する。より詳細には、コネクタ外周面90aの外縁に位置する外周壁部198の径方向外側を向く端面の位置が、軸方向に見て仮想線IMLと一致する。なお、図3では、コネクタ外周面90aと仮想線IMLの位置関係を見やすくするために、仮想線IMLを腕部26b、26cの先端よりもやや径方向外側に表示している。
本実施形態によれば、コネクタ90を2本の腕部26b、26cで支持し、腕部26b、26cの間の部分を露出させることで、コネクタ90の径方向外側に配置される金属部材が削減される。これにより、コネクタ保持部26の径方向への突出長さを小さくできる。ヒートシンクである上部ハウジング25を小さくでき、モータ1を小型化できる。
また、コネクタ90の周方向の両側に腕部26b、26cが配置されるため、腕部26b、26cの外側から入射するY軸方向の衝撃を腕部26b、26cにより受け止めることができる。これにより、コネクタ90を衝撃から保護できる。
本実施形態において、コネクタ外周面90aは、全体が仮想線IMLよりも内側に位置していてもよい。この構成によれば、腕部26b、26cによるコネクタ90の保護効果がさらに高くなる。
また本実施形態では、軸方向に見てコネクタ外周面90aの端部が仮想線IMLに一致する構成としたが、コネクタ外周面90aのうち、腕部26b、26cと隣り合って配置される周方向端部95a、95bのみが、仮想線IMLと一致する位置、または仮想線IMLよりも径方向内側に位置する構成とすることもできる。少なくとも周方向端部95a、95bが仮想線IMLと一致または内側に位置していれば、コネクタ90を衝撃から保護する効果を得ることができる。
図8に示すように、2本の腕部26b、26cの+X方向の径方向外側を向く腕部先端面26d、26eは、コネクタ外周面90aと周方向に隣接して配置される。モータ1は、腕部先端面26d、26eとコネクタ外周面90aとの境界に、上記境界に沿って上下方向に延びる溝部16、17を有する。溝部16、17は、径方向外側に向かって開口する。
モータ1において、溝部16、17内には、図14に示すように、接着剤131、132が配置される。すなわち、溝部16、17は、防水部材により封止される。この構成によれば、コネクタ90と腕部26b、26cとの境界を良好に封止できる。接着剤131、132は溝部16、17内に配置されるため、外側へはみ出しにくく、モータ1の外周面への接着剤131、132の付着が抑制される。
本実施形態において、溝部16は、腕部先端面26dの周方向端部に位置する斜面部27aと、コネクタ外周面90aの周方向端部に位置する斜面部93aとを側面とするV溝である。腕部26bの斜面部27aは、腕部先端面26dのコネクタ外周面90a側の角部に位置し、コネクタ外周面90a側に向かうに従って径方向内側へ傾斜する。コネクタ90の斜面部93aは、側方壁部198bの腕部26b側の端部に位置する。斜面部93aは、側方壁部198bの径方向外側を向く面から、腕部26b側に向かうに従って径方向内側に傾斜する。
溝部17は、腕部先端面26eの周方向端部に位置する斜面部27bと、コネクタ外周面90aの周方向端部に位置する斜面部93bとを側面とするV溝である。腕部26cの斜面部27bは、腕部先端面26eのコネクタ外周面90a側の角部に位置し、コネクタ外周面90a側に向かうに従って径方向内側へ傾斜する。コネクタ90の斜面部93bは、側方壁部198cの腕部26c側の端部に位置する。斜面部93bは、側方壁部198cの径方向外側を向く面から、腕部26c側に向かうに従って径方向内側に傾斜する。
上記の構成によれば、溝部16、17が、溝の深さ方向である径方向内側に向かって狭くなるので、溝部16、17に塗布される接着剤131、132が溝部16、17の奥側へ入り込みやすくなる。これにより、溝部16、17の全体にわたって接着剤131、132が配置され、コネクタ90と腕部26b、26cとの境界の封止性が高まる。
本実施形態において、溝部16の下側の端部は、第2フランジ192の上面に位置する。また溝部17の下側の端部は、第3フランジ193の上面に位置する。すなわち、溝部16、17の下側の端部は、フランジ部92の上面に位置する。この構成によれば、溝部16、17に塗布される接着剤131、132が下側へ流れた場合でも、フランジ部92の上面で接着剤131、132を堰き止めることができる。これにより、接着剤131、132が溝部16、17からはみ出してコネクタ90に付着するのを抑制できる。
本実施形態において、溝部16、17の上端は、カバー接合部100に接続される。溝部16、17に塗布される接着剤131、132は、図14に示すように、カバー接合部100とカバー60の筒部62とを接着する接着剤130に接続される。この構成によれば、接着剤130と接着剤131、132との切れ目が無くなり、モータ1の封止性が向上する。
モータ1は、図8から図10に示すように、腕部26bと第2フランジ192の上面との間に、モータ1の径方向外側に向かって開口する溝部18を有する。腕部26bは、径方向外側を向く側面の下端部に、下側に向かうに従って径方向内側に傾斜する傾斜面28aを有する。溝部18は、傾斜面28aと第2フランジ192の上面とを側面とするV溝である。溝部18のコネクタ外周面90a側の端部は、溝部16の下端に接続される。
モータ1は、腕部26cと第3フランジ193の上面との間に、モータ1の径方向外側に向かって開口する溝部19を有する。腕部26cは、径方向外側を向く側面の下端部に、下側に向かうに従って径方向内側に傾斜する傾斜面28bを有する。溝部19は、傾斜面28bと第3フランジ193の上面とを側面とするV溝である。溝部19のコネクタ外周面90a側の端部は、溝部17の下端に接続される。
モータ1において、溝部18、19内には、図13および図14に示すように、接着剤133、134が配置される。すなわち、溝部18、19は、防水部材により封止される。この構成によれば、コネクタ90のフランジ部92と腕部26b、26cとの境界を良好に封止できる。接着剤は溝部18、19内に配置されるため、外側へはみ出しにくく、モータ1の外周面への接着剤133、134の付着が抑制される。
溝部18内に配置される接着剤133は、溝部16内に配置される接着剤131に接続される。溝部19内に配置される接着剤134は、溝部17内に配置される接着剤134に接続される。この構成によれば、接着剤131、133が切れ目無く繋がり、接着剤132、134が切れ目無く繋がるため、コネクタ90と腕部26b、26cとの境界の封止性が向上する。また、溝部16と溝部18に連続して接着剤131、133を塗布可能であり、溝部18と溝部19に連続して接着剤132、134を塗布可能であるため、接着剤131~134の塗布工程が効率化される。
カバー接合部100は、第1位置決め部11、第2位置決め部12、第3位置決め部13、第4位置決め部14、および第5位置決め部15を有する。
第1位置決め部11は、上側から見て、中心軸Jを挟んだコネクタ90の反対側に位置する。第1位置決め部11は、カバー接合部100の第1部分100aの周方向における中間点に位置する。第1位置決め部11は、上部ハウジング25の-X側の端部に位置する。カバー接合部100は、第1位置決め部11と中心軸Jを通ってX軸方向に延びる基準線Lに対して線対称の形状を有する。
第1位置決め部11は、図3および図11に示すように、第1壁部111と、第1凹部115と、第2壁部121、122と、第2凹部125、126とを有する。
第1壁部111は、第1面101から径方向外側へ突出する壁面111aを有する。壁面111aは、-X側を向く面である。第1壁部111は、第1面101よりも上側へ突出する案内突起部111bを有する。すなわち、カバー接合部100は、案内突起部111bを有する。壁面111aは、第1面101よりも上側まで延びる。案内突起部111bの上端は、図1に示すように、制御部80の上面よりも上側に位置する。第1壁部111は、図11に示すように、案内突起部111bの上端に、径方向外側に向かうに従って下側へ傾斜する斜面部111cを有する。
第1凹部115は、第1壁部111の下側に位置する。第1凹部115は、上側および径方向外側に開口する凹部である。第1凹部115は上側にのみ開口する凹部であってもよい。第1凹部115の周方向幅は、第1壁部111の壁面111aの周方向幅よりも大きい。
第2壁部121、122は、第1凹部115の周方向の両側に位置する。第2壁部121、122は、第2面102から上側へ突出する壁面121a、122aを有する。第2壁部121と第1凹部115との間、および第2壁部122と第1凹部115との間には、第2面102の一部が配置される。すなわち、第2壁部121、122は、第1凹部115と第2面102を介して周方向に隣り合う。
第2凹部125、126は、それぞれ、第2壁部121、122の径方向内側において第1面101から径方向内側に凹む。第2凹部125、126は、径方向外側および上側に開口する凹部である。第2凹部125、126は、径方向外側にのみ開口する凹部であってもよい。第2凹部125の周方向幅は壁面121aの周方向幅よりも大きい。第2凹部126の周方向幅は壁面122aの周方向幅よりも大きい。
第2凹部125、126は、第1壁部111の周方向の両側に位置する。第2凹部125、126と第1壁部111との間には、第1面101の一部が配置される。すなわち、第2凹部125、126は、第1面101を介して、第1壁部111と周方向に隣り合う。
第2位置決め部12および第3位置決め部13は、図3に示すように、カバー接合部100の第2部分100bと第4部分100dにそれぞれ位置する。第2位置決め部12は第2部分100bのX軸方向に沿って延びる辺部に位置する。第3位置決め部13は、第4部分100dのX軸方向に沿って延びる辺部に位置する。第2位置決め部12と第3位置決め部13は、上側から見て、基準線Lに対する線対称位置に配置される。
第2位置決め部12は、図3および図12に示すように、第1壁部112と、第1凹部116と、を有する。第1壁部112は、第1面101から径方向外側へ突出する壁面112aを有する。壁面112aは、-Y側を向く面である。
第1壁部112は、第1面101よりも上側へ突出する突起部112bを有する。突起部112bの上端の位置は、制御部80の上面よりも低い。本実施形態では、突起部112bの上端は、制御部80の下面とほぼ同じ高さである。壁面112aは、第1面101よりも上側まで延びる。第1壁部112は、第1壁部112の上端に、径方向外側に向かうに従って下側へ傾斜する斜面部112cを有する。
第2位置決め部12は、突起部112bの周方向を向く側面から側方へ延びる2つの上側突出部101aを有する。すなわち上側突出部101aは、カバー60との接触部である第1壁部112と周方向に隣接する。
上側突出部101aは、第1面101の上側に位置する。上側突出部101aの径方向外側を向く面は、第1面101に連続する。すなわち、上側突出部101aは、第1壁部112よりも径方向内側に位置する。上側突出部101aは、筒部62の内周面62aと径方向に隙間を介して対向する。モータ1は、第1壁部112の側方に上側突出部101aを備えることにより、カバー60と第1壁部112とが擦れることにより発生するパーティクルが制御部80側へ進入するのを抑制できる。
第1凹部116は、第1壁部112の下側に位置する。第1凹部116は、上側および径方向外側に開口する凹部である。第1凹部116は上側にのみ開口する凹部であってもよい。第1凹部116の周方向幅は、第1壁部112の壁面112aの周方向幅よりも大きい。
第3位置決め部13は、図3に示すように、第1壁部113と、第1凹部117と、を有する。第1壁部113および第1凹部117は、それぞれ、第2位置決め部12の第1壁部112および第1凹部116に対して、基準線Lを対称軸とする線対称の形状を有し、基準線Lを対称軸とする線対称の位置に配置される。すなわち、第3位置決め部13は、第2位置決め部12に対して線対称の構成を備える。第1壁部113は、図3に示すように、径方向外側を向く壁面113aと、第1壁部113の上端において径方向外側に向かって下る斜面部113cとを有する。
第4位置決め部14は、腕部26bの延びる方向の先端部に位置する。第4位置決め部14は、第1壁部141、第1凹部142、第2壁部143、および第2凹部144を有する。
第1壁部141は、腕部26bの先端部において、第1面101から+X側の径方向外側に突出する。第1凹部142は、第1壁部141の下側に位置する。第1凹部142は、第2面102から下側に凹む。
第2壁部143は、周方向において、第1凹部142と第2位置決め部12の第1凹部116との間に位置する。第2壁部143は、第2面102から上側に突出する。第2凹部144は、第2壁部143の径方向内側に位置する。第2凹部144は、第1面101から径方向内側に凹む。第2凹部144は、周方向において、第1壁部141と第1壁部112との間に位置する。
第5位置決め部15は、腕部26cの延びる方向の先端部に位置する。第5位置決め部15は、第1壁部151、第1凹部152、第2壁部153、および第2凹部154を有する。
第1壁部151は、腕部26cの先端部において、第1面101から+X側の径方向外側に突出する。第1凹部152は、第1壁部151の下側に位置する。第1凹部152は、第2面102から下側に凹む。
第2壁部153は、周方向において、第1凹部152と第3位置決め部13の第1凹部117との間に位置する。第2壁部153は、第2面102から上側に突出する。第2凹部154は、第2壁部153の径方向内側に位置する。第2凹部154は、第1面101から径方向内側に凹む。第2凹部154は、周方向において、第1壁部151と第1壁部113との間に位置する。
本実施形態では、腕部26b、26cに位置する第1壁部141、151は、図8に示すように、コネクタ90の第1面101よりも径方向外側に突出する。また腕部26b、26cが、第1壁部141、151の下側に、腕部26b、26cの第2面102よりも下側に凹む第1凹部142、152を有する。
この構成によれば、カバー60の筒部のX軸方向位置を、コネクタ90の周方向の両側に位置する第1壁部141、151によって位置決めできる。また、第1壁部141、151上の余分な接着剤130は第1凹部142、152に逃がせるため、第1壁部141、151上には適量の接着剤130のみが配置され、第1壁部141、151と筒部62とが適切な間隔で配置される。これにより、コネクタ90のカバー接合部100において、第1面101と筒部62との間隔を均一にすることができる。よって、コネクタ90とカバー60とを良好に封止された状態で接着できる。また、モータ1の外周面への接着剤130のはみ出しも抑制できる。
本実施形態では、図8に示すように、腕部26bに位置するカバー接合部100は、腕部26bの第2面102よりも上側に突出する第2壁部143と、第2壁部143の径方向内側に位置し腕部26bの第1面101よりも径方向内側に凹む第2凹部144と、を有する。
腕部26cに位置するカバー接合部100は、腕部26cの第2面102よりも上側に突出する第2壁部153と、第2壁部153の径方向内側に位置し腕部26cの第1面101よりも径方向内側に凹む第2凹部154と、を有する。
この構成によれば、コネクタ90の近傍において、カバー60と上部ハウジング25とが軸方向に位置決めされるため、コネクタ90のカバー接合部100において、第2面102とフランジ部63との間隔を均一にすることができる。よって、よって、コネクタ90とカバー60とを良好に封止された状態で接着できる。また、モータ1の外周面への接着剤130のはみ出しも抑制できる。
本実施形態では、図9に示すように、腕部26bは、コネクタ90の側面を通って径方向に延びる上腕部75と、上腕部75の先端からコネクタ90の径方向外側に回り込む前腕部76とを有する。腕部26bの第1壁部141および第1凹部142は前腕部76に位置する。
腕部26cは、コネクタ90の側面を通って径方向に延びる上腕部77と、上腕部77の先端からコネクタ90の径方向外側に回り込む前腕部78とを有する。腕部26cの第1壁部151および第1凹部152は前腕部76に位置する。
上記構成によれば、モータ1が屈曲する腕部26b、26cを備えることで、コネクタ90の径方向外側の面を、前腕部76、78によって径方向に押さえることができる。また、コネクタ90の径方向外側に位置する前腕部76、78に第1壁部141、151が配置されることで、コネクタ90の第1面101と、筒部62の内周面62aとの間隔を正確に位置決めしやすくなる。
また本実施形態において、腕部26bの第2壁部143および第2凹部144は前腕部76に位置する。腕部26cの第2壁部153および第2凹部154は前腕部78に位置する。コネクタ90のカバー接合部100の近傍に位置する前腕部76、78に第2壁部143、153が配置されることで、コネクタ90の第2面102と、フランジ部63との間隔を正確に位置決めしやすくなる。
また本実施形態において、ヒートシンクである上部ハウジング25に位置するカバー接合部100は、第1面101から径方向外側へ突出して筒部62の内周面62aに接触する第1壁部111~113と、第1壁部111~113の下側において第2面102から下側に凹む第1凹部115~117と、第2面102から上側へ突出して筒部62の下側を向く端面である下面63aに接触する第2壁部121、122と、第2壁部121、122の径方向内側において第1面101から径方向内側に凹む第2凹部125、126と、を有する。この構成によれば、上部ハウジング25のカバー接合部100においても、カバー60と上部ハウジング25とを、径方向および軸方向に位置決めすることができる。これにより、第1面101と、筒部62の内周面62aとの間隔、および第2面102と、フランジ部63の下面63aとの間隔を周方向において均一化できる。接着剤130の厚さが均一になるため、良好な接着力と封止性が得られる。
カバー60は、上部ハウジング25を上側から覆う。カバー60は、上部ハウジング25との間に制御部80を収容する。カバー60は、制御部80と上下方向に対向して配置される天板部61と、天板部61の外周端から下側へ延びる筒部62とを有する。カバー60の筒部62は、制御部80を径方向外側から囲む。筒部62は、筒部62の下端から径方向外側に広がるフランジ部63を有する。
カバー60は、第1位置決め部11~第5位置決め部15により所定位置に位置決めされた状態で、図13に示すように、接着剤130によってカバー接合部100に接着される。
以下、カバー60の取付工程を示しながらカバー60と上部ハウジング25との接合部分について詳細に説明する。なお、以下に示すカバー60の取付工程は一例であり、他の取付方法を採用してもよい。例えば、接着剤130の塗布位置を変更してもよい。
カバー60の取付工程では、まず、段差部10の第1面101と、第1壁部111、112、113、141、151とに接着剤130が塗布される。すなわち、接着剤130は、カバー接合部100の径方向外側を向く面を周方向に一周する環状に塗布される。
上記の接着剤130の塗布工程において、溝部16~19に、図13および図14に示す接着剤131~134を塗布してもよく、カバー60の取付工程が終了した後に、接着剤131~134を塗布してもよい。
第1壁部111~113では、接着剤130は、壁面111a~113aのうち、第1面101と同じ軸方向位置の範囲である下側部分にのみ塗布される。したがって、第1壁部111の案内突起部111bの径方向外側を向く面、および第1壁部112の突起部112bの径方向外側を向く面には、接着剤130は塗布されない。第1壁部113も同様に、下側部分にのみ接着剤130が塗布される。
組み立て工程の作業者は、カバー60を、筒部62の開口部を下側に向けた状態で、上部ハウジング25の上方に配置する。上部ハウジング25の上面の外周端部においては、図1に示すように、第1位置決め部11の案内突起部111bが最も高く上側へ突出している。作業者は、カバー60の筒部62の内周面62aを、案内突起部111bの壁面111aに接触させることで、カバー60と上部ハウジング25とをX軸方向に位置合わせする。
このとき、第1壁部111は、案内突起部111bの上端部に斜面部111cを有するため、作業者がカバー60の筒部62を上部ハウジング25に被せる操作を行うと、筒部62の下端部が斜面部111c上を滑り、筒部62は壁面111aへ案内される。
作業者は、カバー60を案内突起部111bに接触させた状態で水平方向に動かし、カバー60の筒部62を第2位置決め部12の第1壁部112と、第3位置決め部13の第1壁部113に接触させる。
なお、案内突起部111bの径方向外側の面には接着剤130が塗布されていないため、作業者が位置調整のためにカバー60を動かしても接着剤130が不要な箇所に付着したり、接着すべき部位から除去されたりすることはない。
作業者は、カバー60が第1位置決め部11、第2位置決め部12および第3位置決め部13の3箇所に位置合わせされた状態で、カバー60を下側へ押し込む。第1壁部112は上端部に斜面部112cを有し、第1壁部113は上端部に斜面部113cを有するため、第1壁部112、113に接触する筒部62の下端部は、斜面部112cおよび斜面部113cにより、壁面112aおよび壁面113aにそれぞれ案内される。
本実施形態の場合、第1壁部112と第1壁部113とは、制御部80を挟んで互いに反対側を向いている。壁面112aと壁面113aとのY軸方向の間隔は、第1壁部112、113と接触する部分におけるカバー60の内周面同士の間隔よりも大きい。
上記構成により、カバー60は、第1壁部112および第1壁部113においてカバー接合部100に圧入される。すなわち、カバー60は、第1壁部112、113を径方向に押す状態でカバー接合部100に固定される。この構成によれば、カバー60と上部ハウジング25とを、ネジまたはスナップフィットを用いることなく固定できる。フランジ、爪などのカバー60から径方向外側に突出する部位が不要になるので、モータ1の大型化を抑制できる。
カバー60との接触部となる第1壁部112、113は、接着接合部となる第1面101よりも上側に突出しているため、第1壁部112、113の上側部分には接着剤130は塗布されていない。したがって、カバー60が第1壁部112、113の上側部分に圧入された時点では、カバー60に接着剤130は付着しない。作業者はカバー60に接着剤130が触れない状態でカバー60の位置決めができるため、組み立て作業が行いやすい。
作業者は、カバー60を第1壁部112、113の上側部分に圧入した状態で水平な姿勢に保持し、カバー60をさらに下側へ押し込む。カバー60は、フランジ部63の下面63aに接触した接着剤130を下側へ押し込みながら移動し、フランジ部63の下面63aが第2壁部121~124、143、153の上面に突き当たる位置で停止される。
カバー接合部100の径方向外側を向く面では、第1面101よりも第1壁部111~113、141、151が径方向外側へ突出しているため、筒部62の内周面62aは、第1壁部111~113、141、151にのみ接触する。すなわち、筒部62の内周面62aと、第1面101とは、隙間を介して対向する。
したがって、カバー60が下側へ移動する際に、第1面101上の接着剤130は、その一部のみがフランジ部63の下面63aによって下側へ押し込まれ、第2面102に付着する。これにより、図13に示すように、筒部62の下側を向く端面であるフランジ部63の下面と、第2面102とが、接着剤130を介して接着される。一方、筒部62の内周面62aと第1面101とは、第1面101上に残留する接着剤130を介して接着される。
以上のように、モータ1では、段差部10の第1面101および第2面102と、それらに対向するカバー60の対向面とが、接着剤130を介して強固に接着される。この構成によれば、段差部10の2面が接着されるため、水分等の侵入経路を長くすることができ、カバー接合部100において良好な封止性能を得ることができる。
本実施形態では、コネクタ90と上部ハウジング25とを囲むカバー接合部100にカバー60を固定し、カバー接合部100を接着剤130により封止するので、コネクタ90の一部が、腕部26b、26cの間から露出していても、カバー60の端部を防水できる。すなわち、本実施形態によれば、防水性を損なうことなくモータの小型化が可能である。また、カバー接合部100の封止に接着剤130を用いるので、複雑な凹凸形状を有するカバー接合部100であっても、筒部62との間を容易に封止可能である。
また本実施形態では、コネクタ90のカバー接合部100にカバー60が接着されることにより、制御部80とコネクタ90との接続部分を保護できる。コネクタ90の下側の凹部91aに、搭載機器側のコネクタが差し込まれる際には、コネクタ90に対して上向きの力が作用する。本実施形態では、この上向きの力を、コネクタ本体91を介してカバー60が受け止める。これにより、コネクタ本体91内の接続端子と、制御部80との接続部分に掛かる力を低減できる。よって、コネクタ90と制御部80との接続部分を保護できる。
なお、十分な封止性が得られる場合には、第1面101と筒部62との間、または第2面102と筒部62との間のいずれか一方のみを接着剤130により接着し、カバー接合部100を封止してもよい。
また実施形態では、カバー接合部100とカバー60との間を接着剤130により封止する構成としたが、接着剤以外の防水部材を用いてもよい。例えば、カバー接合部100とカバー60との間を、Oリングまたはガスケットを用いて封止してもよい。
本実施形態のモータ1では、第1位置決め部11の第1壁部111と、第4位置決め部14の第1壁部141と、第5位置決め部15の第1壁部151とにより、カバー60が上部ハウジング25に対してX軸方向に位置決めされる。第1位置決め部11の第1壁部111と、第4位置決め部14の第1壁部141および第5位置決め部15の第1壁部151は、X軸方向において互いに反対側を向く。これにより、X軸方向において、カバー60をより高精度に位置決め可能である。
本実施形態では、第1位置決め部11~第5位置決め部15は、いずれも上部ハウジング25に配置される構成としたが、コネクタ90のカバー接合部100に、カバー60の位置決め機構が設けられていてもよい。例えば、第4位置決め部14の第1壁部141、第1凹部142、第2壁部143、および第2凹部144と同様の構成が、コネクタ90のカバー接合部100に配置される構成としてもよい。コネクタ90に位置決め機構を備えることで、コネクタ90のカバー接合部100において接着剤130の厚さを均一化することができ、カバー60との接着力および封止性を高めることができる。
本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1…モータ、10…段差部、16,17,18,19…溝部、20…ハウジング、62…筒部、26…コネクタ保持部、26b,26c…腕部、26d,26e…腕部先端面、27a,27b,93a,93b,111c,112c,113c…斜面部、30…ロータ、40…ステータ、50…モータ本体、60…カバー、62a…内周面、92…フランジ部、75,77…上腕部、76,78…前腕部、80…制御部、90…コネクタ、90a…コネクタ外周面、91…コネクタ本体、198A…凹部、95a,95b…周方向端部、100…カバー接合部、101…第1面、102…第2面、111,112,113,141,151…第1壁部、115,116,117,142,152…第1凹部、121,122,143,153…第2壁部、125,126,144,154…第2凹部、130,131,132,133,134,135…接着剤、J…中心軸

Claims (12)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心とするロータおよびステータを備えるモータ本体と、
    前記モータ本体を収容するハウジングと、
    前記モータ本体の上側に位置するヒートシンクと、
    前記ヒートシンク上に位置する制御部と、
    前記制御部に接続されるコネクタと、
    前記制御部およびコネクタを径方向外側から囲むカバーと、
    を備え、
    前記ヒートシンクは、径方向外側に向かって延びる2本の腕部を有し、
    前記コネクタは、前記2本の腕部の間に保持され、
    前記カバーは、前記ヒートシンクおよび前記コネクタの表面を周方向に沿って一周し、軸方向に見て前記制御部を囲む環状のカバー接合部に接合され、
    前記2本の腕部の間に露出する前記コネクタのコネクタ外周面のうち、前記腕部と隣り合って配置される周方向両端部は、前記2本の腕部の先端を結ぶ仮想線と一致する位置、または前記仮想線よりも内側に位置する、
    モータ。
  2. 前記2本の腕部の間に露出する前記コネクタ外周面は、前記2本の腕部の先端を結ぶ仮想線と一致する位置、または前記仮想線よりも内側に位置する、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記カバー接合部は、径方向を向く第1面と、前記第1面の下端から径方向に広がる第2面とを有し、
    前記カバーは、前記第1面と径方向に対向する筒部を有し、
    前記筒部と前記第1面との間、または前記筒部と前記第2面との間を封止する接着剤を有する、
    請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記腕部に位置する前記カバー接合部は、
    前記コネクタの前記第1面よりも径方向に突出する第1壁部と、
    前記第1壁部の下側に位置し前記腕部の前記第2面よりも下側に凹む第1凹部と、
    を有する、
    請求項3に記載のモータ。
  5. 前記2本の腕部は、それぞれ、前記コネクタの側面を通って径方向に延びる上腕部と、前記上腕部の先端から前記コネクタの径方向外側に回り込む前腕部と、を有し、
    前記第1壁部および前記第1凹部は前記前腕部に位置する、
    請求項4に記載のモータ。
  6. 前記腕部に位置する前記カバー接合部は、
    前記腕部の前記第2面よりも上側に突出する第2壁部と、
    前記第2壁部の径方向内側に位置し前記腕部の前記第1面よりも径方向内側に凹む第2凹部と、
    を有する、
    請求項3から5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記2本の腕部は、それぞれ、前記コネクタの側面を通って径方向に延びる上腕部と、前記上腕部の先端から前記コネクタの径方向外側に回り込む前腕部と、を有し、
    前記第2壁部および前記第2凹部は前記前腕部に位置する、
    請求項6に記載のモータ。
  8. 前記ヒートシンクに位置するカバー接合部は、
    前記第1面から径方向外側へ突出して前記筒部の内周面に接触する第1壁部と、
    前記第1壁部の下側において前記第2面から下側に凹む第1凹部と、
    前記第2面から上側へ突出して前記筒部の下側を向く端面に接触する第2壁部と、
    前記第2壁部の径方向内側において前記第1面から径方向内側に凹む第2凹部と、
    を有する、
    請求項3から7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記コネクタは、前記2本の腕部の間に露出する前記コネクタ外周面に、径方向内側に凹む凹部を有する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 前記コネクタは、上下方向に延びるコネクタ本体と、前記コネクタ本体の側面から上下方向と交差する方向に広がるフランジ部とを有し、
    前記フランジ部は、前記カバー接合部よりも下側に位置し、
    前記フランジ部の上面は、前記腕部の下面に直接または他の部材を介して接触する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のモータ。
  11. 前記コネクタは、前記フランジ部の上面から上側に突出する突起部を有し、
    前記腕部は、前記腕部の下面に、前記突起部が挿入される凹部を有する、
    請求項10に記載のモータ。
  12. 前記コネクタの上側を向く面と、前記カバーの下側を向く面とが、直接または接着剤を介して接続される、
    請求項1から11のいずれか1項に記載のモータ。
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