JP7258894B2 - プラズモニック発熱体を備えるエアロゾル発生装置 - Google Patents

プラズモニック発熱体を備えるエアロゾル発生装置 Download PDF

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Description

本発明は、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された発熱体を備えるエアロゾル発生装置に関する。本発明はまた、エアロゾル発生装置を備えるエアロゾル発生システムに関連する。
たばこプラグなどのエアロゾル形成基体を加熱するために電気発熱体を有するエアロゾル発生装置が使用される数多くの電気的に作動するエアロゾル発生システムが、当該技術分野において提唱されてきた。こうしたエアロゾル発生システムの一つの目的は、従来の紙巻たばこにおけるたばこの燃焼および熱分解によって生成されるタイプの公知の有害または有害である可能性がある煙成分を減少させることである。エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生装置のチャンバーまたはくぼみの中に挿入されているエアロゾル発生物品の一部として提供されうる。一部の公知のシステムにおいて、エアロゾルを形成することができる揮発性成分を放出することが可能な温度にエアロゾル形成基体を加熱するために、抵抗発熱体は、物品がエアロゾル発生装置内に受けられた時にエアロゾル形成基体の中に、またはその周りに挿入される。
その他の公知の電気的に作動するエアロゾル発生システムは、ニコチン含有液体などの液体エアロゾル形成基体を加熱するように構成される。こうしたシステムは通常、液体エアロゾル形成基体を貯蔵部分から搬送するように配置された芯と、芯の一部分の周りに巻かれた抵抗発熱体とを備える。
また、誘導加熱システムを備える数多くの電気的に作動するエアロゾル発生システムも提唱されてきた。
しかしながら、公知のエアロゾル発生システムにおける加熱システムは、数多くの欠点を示す。例えば、抵抗発熱体を使用する場合、エアロゾル発生基体の均質な加熱を達成することが困難となる場合がある。正確な温度制御を達成することの困難さは、抵抗発熱体に一般的に関連付けられた別の欠点である。また、抵抗発熱体の組立プロセスは、発熱体回路における、例えば、抵抗加熱トラックと電源回路との間のはんだ付け接続における抵抗損失につながりうる。
また、誘導加熱システムも独自の欠点を有する。例えば、インダクタコイルへの電力供給を最小化する一方でサセプタ素子の効率的な誘導加熱を達成するには、インダクタコイルを可能な限りサセプタ素子の近くに位置付ける必要がある。このことは、効率的かつ製造および使用が実用的な誘導加熱式エアロゾル発生システムを設計することを困難にしうる。
従って、公知の装置でのこれらの欠点の少なくとも一部を軽減または克服する加熱配置を備えるエアロゾル発生装置を提供することが望ましい。
本発明の第一の態様によると、エアロゾル形成基体を加熱するためのエアロゾル発生装置が提供されている。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体がエアロゾル発生装置によって受けられた時にエアロゾル形成基体を加熱するように配置された発熱体を備える。発熱体は、光源から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された複数の金属ナノ粒子を含む。
本明細書で使用される場合、「表面プラズモン共鳴」という用語は、金属ナノ粒子の自由電子の集団共振振動、従って金属ナノ粒子の表面における電荷の分極を意味する。自由電子の集団共振振動、従って電荷の分極は、光源から金属ナノ粒子上に入射する光によって励起される。振動する自由電子からのエネルギーは、熱を含むいくつかの機構によって分散されうる。したがって、金属ナノ粒子が光源により照射される時、金属ナノ粒子は表面プラズモン共鳴によって熱を発生する。
本明細書で使用される場合、「金属ナノ粒子」という用語は、約1マイクロメートル以下の最大直径を有する金属粒子を意味する。また、入射光によって励起された時に表面プラズモン共鳴によって熱を発生する金属ナノ粒子は、プラズモニックナノ粒子として公知でありうる。
本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」は、エアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを発生しうる装置に関する。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有する基体に関する。こうした揮発性化合物は、エアロゾル形成基体を加熱することによって放出されてもよい。エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生物品の一部であってもよい。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル発生システム」という用語は、エアロゾル発生装置と、装置で使用するための一つ以上のエアロゾル形成基体またはエアロゾル形成物品との組み合わせを意味する。エアロゾル発生システムは、電気的に作動するまたは電気式エアロゾル発生装置内の搭載型電力供給源を再充電するための充電ユニットなど追加的な構成要素を含んでもよい。
有利なことに、本発明によるエアロゾル発生装置の発熱体は、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された複数の金属ナノ粒子を含む。従って、発熱体を電源に電気的に接続させる必要はない。有利なことに、電源に電気的に接続されていない発熱体は、エアロゾル発生装置の製造を簡略化しうる。有利なことに、電源に電気的に接続されていない発熱体は、発熱体の修理、発熱体の交換、またはその両方を促進しうる。
有利なことに、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された発熱体は、抵抗加熱システムおよび誘導加熱システムと比較して、エアロゾル形成基体のより均質な加熱を提供しうる。例えば、金属ナノ粒子の自由電子は、入射光の入射角に関係なく、同じ程度に励起される。
有利なことに、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された発熱体は、抵抗加熱システムおよび誘導加熱システムと比較して、より局所的な加熱を提供しうる。有利なことに、局所的な加熱は、エアロゾル形成基体の個別の部分または複数の個別のエアロゾル形成基体の加熱を促進する。有利なことに、局所的な加熱は、発熱体によって発生した熱のエアロゾル形成基体への伝達を増大または最大化することによって、エアロゾル発生装置の効率を増大させる。有利なことに、局所的な加熱は、エアロゾル発生装置のその他の構成要素の望ましくない加熱を減少または除去しうる。
発熱体は、外部光源から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置されうる。外部光源は周囲光を含みうる。周囲光は太陽光放射を含みうる。周囲光は、エアロゾル発生装置の外部の少なくとも一つの人工光源を含みうる。
エアロゾル発生装置は、光源を含んでもよく、ここで発熱体は、光源から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置される。
有利なことに、エアロゾル発生装置に光源を提供することにより、発熱体が、外部光源から光を受けることなく、熱を発生させることが可能になりうる。有利なことに、エアロゾル発生装置に光源を提供することは、発熱体の照射の改善された制御を提供しうる。有利なことに、発熱体の照射を制御することは、発熱体が表面プラズモン共鳴によって加熱される温度を制御する。
光源は、紫外線、赤外線光、および可視光のうちの少なくとも一つを放射するように構成されうる。光源は、可視光を放射するように構成されることが好ましい。有利なことに、可視光を放射するように構成された光源は、安価である、使用に便利である、またはその両方でありうる。
光源は、380ナノメートル~700ナノメートルの少なくとも一つの波長を含む光を放射するように構成されることが好ましい。
光源は、約495ナノメートル~約580ナノメートルのピーク発光波長のために構成されることが好ましい。本明細書で使用される場合、「ピーク発光波長」とは、光源が最大強度を示す波長を意味する。有利なことに、約495ナノメートル~約580ナノメートルのピーク発光波長は、特に複数の金属ナノ粒子が金、銀、白金、および銅のうちの少なくとも一つを含む場合に、表面プラズモン共鳴による発熱体の最大加熱を提供しうる。
光源は発光ダイオードおよびレーザーのうちの少なくとも一つを含みうる。有利なことに、発光ダイオードおよびレーザーは、エアロゾル発生装置で使用するのに適したコンパクトなサイズを有しうる。光源が少なくとも一つのレーザーを含む実施形態では、少なくとも一つのレーザーは、固体レーザーおよび半導体レーザーのうちの少なくとも一つを含みうる。
光源は複数の光源を含みうる。光源は、同一のタイプの光源としうる。光源の少なくとも一部は、異なるタイプの光源であってもよい。複数の光源は、本明細書で説明したタイプの光源の任意の組み合わせを含みうる。
有利なことに、複数の光源は、使用の間にエアロゾル発生装置によって発生する加熱プロファイルのカスタム化を促進しうる。
光源の少なくとも一つは一次光源であってもよく、光源の少なくとも一つは補助光源であってもよい。エアロゾル発生装置は、一つ以上の一次光源が不能な時にのみ、一つ以上の補助光源から光を放射するように構成されうる。
光源の少なくとも一つは、複数の金属ナノ粒子の一部分のみを照射するように配置されてもよい。複数の光源のそれぞれは、複数の金属ナノ粒子の異なる部分を照射するように配置されてもよい。
エアロゾル発生装置は、複数の光源が複数の金属ナノ粒子の異なる部分を同時に照射するように構成されてもよい。有利なことに、複数の金属ナノ粒子の異なる部分を同時に照射することは、発熱体の均質な加熱を促進しうる。有利なことに、複数の金属ナノ粒子の異なる部分を同時に照射することは、複数の個別のエアロゾル形成基体の同時加熱を促進しうる。
エアロゾル発生装置は、複数の光源が複数の金属ナノ粒子の異なる部分を異なる時点で照射するように構成されてもよい。有利なことに、複数の金属ナノ粒子の異なる部分を異なる時点で照射することは、エアロゾル形成基体の異なる部分の異なる時点における加熱を促進しうる。有利なことに、複数の金属ナノ粒子の異なる部分を異なる時点で照射することは、複数の個別のエアロゾル形成基体の異なる時点における加熱を促進しうる。
エアロゾル発生装置は、電力供給源、および電力を電力供給源から光源に供給するように構成されたコントローラを備える。
エアロゾル発生装置が複数の光源を含む実施形態では、電力供給源は、電力を複数の光源に供給するように配置された単一の電力供給源を含みうる。
エアロゾル発生装置が複数の光源を含む実施形態では、電力供給源は、電力を複数の光源に供給するように配置された複数の電力供給源を含みうる。
エアロゾル発生装置が複数の光源を含む実施形態では、コントローラは、電力を複数の光源のうちの少なくとも一部に選択的に供給するように構成されうる。コントローラは、複数の光源のうちの少なくとも一部への電力供給を選択的に変化させるように構成されうる。
複数の光源が複数の金属ナノ粒子の異なる部分を照射して複数の個別のエアロゾル形成基体を加熱するように構成される実施形態では、コントローラは、電力を複数の光源の少なくとも一部に選択的に供給し、複数の個別のエアロゾル形成基体の少なくとも一部を選択的に加熱しうる。コントローラは、複数の光源の少なくとも一部への電力供給を選択的に変化させて、複数の個別のエアロゾル形成基体の少なくとも一部の加熱比を変化させうる。
有利なことに、複数の個別のエアロゾル形成基体の少なくとも一部の相対加熱を変化させることにより、エアロゾル発生装置は、ユーザーに送達されるエアロゾルの組成を変化させうる。
エアロゾル発生装置は、ユーザー入力装置を備えることが好ましい。ユーザー入力装置は、押しボタン、スクロールホイール、タッチボタン、タッチスクリーン、およびマイクロフォンのうちの少なくとも一つを含みうる。有利なことに、ユーザー入力装置は、ユーザーが、エアロゾル発生装置の動作の一つ以上の態様を制御することを可能にする。エアロゾル発生装置が光源、コントローラおよび電力供給源を含む実施形態では、ユーザー入力装置は、ユーザーが、光源への電力供給を作動させること、光源への電力供給を停止すること、またはその両方を可能にしうる。
コントローラが複数の光源の少なくとも一部に選択的に電力を供給する実施形態では、コントローラは、ユーザー入力装置によって受信したユーザー入力に応答して複数の光源の少なくとも一部に電力を選択的に供給するように構成されることが好ましい。
コントローラが、複数の光源の少なくとも一部への電力供給を選択的に変化させるように構成される実施形態では、コントローラは、ユーザー入力装置によって受信されたユーザー入力に応答して複数の光源の少なくとも一部への電力供給を選択的に変化させるように構成されることが好ましい。
電力供給源はDC電源を含みうる。電力供給源は少なくとも一つの電池を含みうる。少なくとも一つの電池は、再充電可能リチウムイオン電池を含みうる。電力供給源は、コンデンサーなどの別の形態の電荷蓄積装置を含みうる。電力供給源は再充電を必要とする場合がある。電力供給源は、エアロゾル発生装置の一回以上の使用のために十分なエネルギーの蓄積を可能にする容量を有してもよい。例えば、電力供給源は従来の紙巻たばこ一本を喫煙するのにかかる一般的な時間に対応する約六分間、または六分の倍数の時間にわたるエアロゾルの連続的な発生を可能にするのに十分な容量を有してもよい。別の実施例において、電力供給源は所定の吸煙回数、または不連続的な起動を可能にするのに十分な容量を有してもよい。
コントローラは、加熱サイクルの開始時に、電力供給源から光源への電力供給を開始するように構成されてもよい。コントローラは、加熱サイクルの終了時に、電力供給源から光源への電力供給を終了するように構成されてもよい。
コントローラは、電力供給源から光源への連続的な電力供給を提供するように構成されてもよい。
コントローラは、電力供給源から光源への断続的な電力供給を提供するように構成されてもよい。コントローラは、電力供給源から光源への電力のパルス供給を提供するように構成されてもよい。
有利なことに、光源への電力のパルス供給は、期間中の光源からの全出力の制御を促進しうる。有利なことに、期間中の光源からの全出力を制御することは、発熱体が表面プラズモン共鳴によって加熱される温度の制御を促進しうる。
有利なことに、光源への電力のパルス供給は、酸化および還元緩和などのその他の緩和プロセスと比較して、表面プラズモン共鳴によって励起される自由電子の熱緩和を増大させうる。したがって、有利なことに、光源への電力のパルス供給は、発熱体の加熱を増大させうる。コントローラは、光源からの光の連続的なパルス間の時間が約1ピコ秒以下となるように、電力供給源から光源への電力のパルス供給を提供するように構成されることが好ましい。言い換えれば、光源からの光の各パルスの終了と光源からの光の次のパルスとの間の時間は、約1ピコ秒以下である。
コントローラは、電力供給源から光源への電力供給を変化させるように構成されうる。コントローラが光源への電力のパルス供給を提供するよう構成されている実施形態では、コントローラは、電力のパルス供給の負荷サイクルを変化させるように構成されうる。コントローラは、パルス幅および負荷サイクルの期間のうち少なくとも一つを変化させるように構成されうる。
エアロゾル発生装置は温度センサーを備えてもよい。温度センサーは、エアロゾル発生装置の使用の間に発熱体およびエアロゾル形成基体のうちの少なくとも一つの温度を感知するように配置されうる。エアロゾル発生装置は、温度センサーによって感知された温度の変化に応答して、光源への電力供給を変化させるように構成されうる。エアロゾル発生装置が電力供給源およびコントローラを備える実施形態では、コントローラは、温度センサーによって感知された温度の変化に応答して、電力供給源から光源への電力供給を変化させるように構成されることが好ましい。
エアロゾル発生装置は、光源から発熱体への光の伝達を促進するための一つ以上の光学要素を含みうる。一つ以上の光学要素は、開口部、窓、レンズ、反射鏡、および光ファイバのうちの少なくとも一つを含みうる。
有利なことに、開口部および窓のうちの少なくとも一つは、外部光源から発熱体への光の伝達を促進しうる。エアロゾル発生装置は、ハウジングを備えうるが、ここで開口部および窓のうちの少なくとも一つはハウジング上に位置付けられる。
有利なことに、レンズ、反射鏡、および光ファイバのうちの少なくとも一つは、光源から放射された光を発熱体上に集中または合焦させうる。有利なことに、発熱体上に光を集中または合焦させることは、発熱体が表面プラズモン共鳴によって加熱される温度を増大させうる。
複数の金属ナノ粒子は、金、銀、白金、銅、パラジウム、アルミニウム、クロミウム、チタン、ロジウム、およびルテニウムのうちの少なくとも一つを含みうる。複数の金属ナノ粒子は、元素形態の少なくとも一つの金属を含みうる。複数の金属ナノ粒子は、金属化合物中に少なくとも一つの金属を含みうる。金属化合物は、少なくとも一つの金属窒化物を含みうる。
複数の金属ナノ粒子は、金、銀、白金、および銅のうちの少なくとも一つを含むことが好ましい。有利なことに、金、銀、白金、および銅ナノ粒子は、可視光で照射された時に強い表面プラズモン共鳴を示しうる。
複数の金属ナノ粒子は、単一の金属を含みうる。複数の金属ナノ粒子は、異なる金属の混合物を含んでもよい。
複数の金属ナノ粒子は、第一の金属を含む複数の第一のナノ粒子、および第二の金属を含む複数の第二のナノ粒子を含みうる。
複数の金属ナノ粒子の少なくとも一部は、それぞれ二つ以上の金属の混合物を含みうる。複数の金属ナノ粒子の少なくとも一部は、金属合金を含みうる。複数の金属ナノ粒子の少なくとも一部は、それぞれコアシェル構成を含んでもよく、ここでコアは第一の金属を含み、シェルは第二の金属を含む。
エアロゾル発生装置が光源を含む実施形態では、複数の金属ナノ粒子が光源のピーク発光波長以下の数平均最大直径を含むことが好ましい。
複数の金属ナノ粒子は、約700ナノメートル未満、好ましくは約600ナノメートル未満、好ましくは約500ナノメートル未満、好ましくは約400ナノメートル未満、好ましくは約300ナノメートル未満、好ましくは約200ナノメートル未満、好ましくは約150ナノメートル未満、好ましくは約100ナノメートル未満の数平均最大直径を含みうる。
発熱体は、複数の金属ナノ粒子から形成されてもよい。
発熱体は、基体層と、基体層の少なくとも一部分上に位置付けられた被覆層とを含んでもよく、被覆層は複数の金属ナノ粒子を含む。有利なことに、基体層は、所望の機械的特性のために選択された材料から形成されうる。有利なことに、被覆層は、被覆層が光源からの光に晒された時に、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴を最適化するために形成されうる。
基体層は任意の適切な材料から形成されうる。基体層は金属を含んでもよい。基体層は複数層の高分子材料を含みうる。基体層はセラミックを含みうる。
基体層は導電性であってもよい。基体層は電気的に絶縁されてもよい。
被覆層は、任意の適切なプロセスを使用して基体層上に提供されうる。被覆層は、物理的蒸着プロセスを使用して基体層上に複数の金属ナノ粒子を堆積させることによって形成されてもよい。
被覆層は実質的に連続的な層であってもよい。
被覆層は、金属ナノ粒子の複数の個別領域を含んでもよく、複数の個別領域は基体層上で相互から間隙を介している。有利なことに、金属ナノ粒子の複数の個別領域は、エアロゾル形成基体の複数の個別部分の加熱を促進しうる。有利なことに、金属ナノ粒子の複数の個別領域は、複数の個別のエアロゾル形成基体の加熱を促進しうる。
エアロゾル発生装置は、金属ナノ粒子の複数の個別領域を照射するように配置された光源を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、金属ナノ粒子の複数の個別領域を照射するように配置された複数の光源を備えてもよい。複数の光源のそれぞれは、金属ナノ粒子の個別領域のうちの一つのみを照射するように配置されてもよい。
発熱体は、電力供給を受けるように配置された電気抵抗性の部分を含みうる。使用の間、電気抵抗性の部分への電力供給が電気抵抗性の部分を抵抗加熱しうる。有利なことに、電気抵抗性の部分は、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって発生する熱に加えて、熱の供与源を提供しうる。
複数の金属ナノ粒子は、電気抵抗性の部分を形成しうる。
発熱体が基体層と被覆層とを含む実施形態では、基体層および被覆層のうちの少なくとも一つは電気抵抗性の部分を形成しうる。基体層は電気抵抗性の材料を含みうる。電気抵抗性の材料は、電気抵抗性の金属および電気抵抗性のセラミックのうちの少なくとも一つを含みうる。基体層は、電気抵抗性の材料から形成されてもよい。基体層は、織布材料を含んでもよく、電気抵抗性の材料の複数の糸は、織布材料の少なくとも一部を形成する。
エアロゾル発生装置が電力供給源およびコントローラを含む実施形態では、コントローラは、電力供給源から電気抵抗性の部分への電力供給を提供するように配置されることが好ましい。
エアロゾル発生装置は、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって熱を発生することに加えて、電気抵抗性の部分を使用して熱を発生するように配置されうる。エアロゾル発生装置は、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって熱を発生することの代わりに、電気抵抗性のある部分を使用して熱を発生するように配置されてもよい。
エアロゾル発生装置は、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって熱を発生することのバックアップとして、電気抵抗性の部分を使用して熱を発生するように配置されうる。例えば、エアロゾル発生装置は、表面プラズモン共鳴による複数の金属ナノ粒子の加熱が不十分である場合に、電気抵抗性の部分を使用して熱を発生するように配置されうる。
エアロゾル発生装置は、加熱サイクルの開始時に、電気抵抗性の部分を使用して熱を発生するように配置されうる。言い換えれば、電気抵抗性の部分は、発熱体の温度を初期動作温度に上昇させるために熱を発生するのに使用されうる。エアロゾル発生装置は、発熱体の温度が初期動作温度に達した時に、電気抵抗性の部分への電力供給を減少または終了するように配置されうる。
発熱体は、光源から光を受け、複数の金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された第一の表面を含みうる。第一の表面は、三次元形状を画定する複数の表面特徴を含みうる。第一の表面は、複数の突出部および複数の窪みのうちの少なくとも一つを含みうる。第一の表面は起伏のある形状を有しうる。
有利なことに、複数の表面特徴を含む第一の表面は、第一の表面の表面積を増大しうる。有利なことに、第一の表面の表面積を増大することにより、光が第一の表面上に入射する時の表面プラズモン共鳴による複数の金属ナノ粒子の加熱が増大しうる。
発熱体が基体層および被覆層を含む実施形態では、基体層の第一の表面は、複数の表面特徴を画定してもよく、被覆層は基体層の第一の表面上に提供されて、発熱体の第一の表面を形成する。
発熱体は、使用の間に熱をエアロゾル形成基体に伝達するように配置された第二の表面を含みうる。第二の表面は、発熱体の第一の表面とは反対側上にありうる。発熱体が基体層と被覆層とを含む実施形態では、基体層は、その上に被覆層が提供されて発熱体の第一の表面を形成する第一の表面と、発熱体の第二の表面を形成する第二の表面とを含むことが好ましい。基体層は、被覆層から発熱体の第二の表面への熱の伝達を促進するための熱伝導性材料を含むことが好ましい。
発熱体の少なくとも一部分は多孔性であってもよい。有利なことに、発熱体の多孔性部分は、発熱体を通した気流を許容しうる。
発熱体の少なくとも一部分は、多孔性材料から形成されてもよい。発熱体の少なくとも一部分は、織布材料から形成されてもよく、ここで複数の細孔が織布材料の糸の間に形成される。
発熱体の少なくとも一部分は空隙率を備えてもよい。例えば、複数の細孔が、発熱体の少なくとも一部分に形成されてもよい。複数の細孔は、任意の適切なプロセスを使用して形成されうる。複数の細孔は、レーザー穿孔、および放電加工のうちの少なくとも一つを使用して形成されてもよい。
発熱体が基板層および被覆層を含む実施形態では、基体層の少なくとも一部分は多孔性であることが好ましい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体の少なくとも一部を受けるためのくぼみを備えてもよい。くぼみは、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品の少なくとも一部を受けるのに適していてもよい。
エアロゾル発生装置はハウジングを備えてもよく、ハウジングはくぼみを少なくとも部分的に画定する。
発熱体の少なくとも一部は、くぼみ内に位置付けられうる。発熱体の少なくとも一部はくぼみ内に延びてもよい。
発熱体は、エアロゾル形成基体がくぼみ内に受けられた時に、エアロゾル形成基体の少なくとも一部が発熱体に隣接して受けられるように、くぼみを少なくとも部分的に画定しうる。
有利なことに、発熱体の少なくとも一部をくぼみ内に位置付ける、またはくぼみの少なくとも一部を発熱体で画定することは、エアロゾル発生装置の使用の間の発熱体からエアロゾル形成基体への熱伝達を促進しうる。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品上の対応する物品コネクターに接続するための装置コネクターを備えうる。装置コネクターは、ねじコネクター、バヨネットコネクタ、およびスナップコネクターのうちの少なくとも一つを含みうる。
装置コネクターは、液体エアロゾル形成基体を装置コネクターに接続されたエアロゾル発生物品から受けるように配置された液体移動通路を含むことが好ましい。エアロゾル発生装置は、液体移動通路と流体連通し、液体エアロゾル形成基体を液体移動通路から発熱体に向かって伝達するように配置される、液体移動要素を備えうる。液体移動要素の少なくとも一部分は、液体移動通路内に配置されてもよい。液体移動要素は毛細管芯を備えてもよい。
エアロゾル発生装置は、液体貯蔵部分と、液体貯蔵部分の中に配置された液体エアロゾル形成基体とを備えうる。有利なことに、エアロゾル発生装置の一部としてエアロゾル形成基体を提供することは、コンパクトなエアロゾル発生装置を提供するのに適しうる。有利なことに、エアロゾル発生装置の一部としてエアロゾル形成基体を提供することは、ユーザーが別個のエアロゾル発生物品を運ぶ必要性を省くことによって、エアロゾル発生装置の使用を簡略化しうる。
エアロゾル形成基体は、交換可能および再充填可能の少なくとも一方であることが好ましい。
エアロゾル形成基体は固体エアロゾル形成基体を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、たばこを含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。固体エアロゾル形成基体は、たばこ含有材料および非たばこ含有材料を含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体は少なくとも一つのエアロゾル形成体を含んでもよい。本明細書で使用される「エアロゾル形成体」という用語は、使用時にエアロゾルの形成を容易にする任意の適切な公知の化合物または化合物の混合物を説明するために使用されている。適切なエアロゾル形成体としては、多価アルコール(プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、およびグリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテート、もしくはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸、またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチルおよびテトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。
好ましいエアロゾル形成体は、多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、および最も好ましくはグリセリン)またはこれらの混合物である。
固体エアロゾル形成基体は単一のエアロゾル形成体を含んでもよい。別の方法として、固体エアロゾル形成基体は、二つ以上のエアロゾル形成体の組み合わせを含んでもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準で5パーセントを超えてもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準でおよそ5パーセント~およそ30パーセントであってもよい。
固体エアロゾル形成基体のエアロゾル形成体の含有量は、乾燥重量基準でおよそ20パーセントであってもよい。
エアロゾル形成基体は液体エアロゾル形成基体を含んでもよい。エアロゾル発生装置は、液体エアロゾル形成基体を貯蔵部分から発熱体に向けて伝達するように配置された液体移動要素を備えうる。液体移動要素は毛細管芯を備えてもよい。
液体エアロゾル形成基体は水を含んでもよい。
液体エアロゾル形成基体はエアロゾル形成体を含んでもよい。適切なエアロゾル形成体は当業界で周知であり、これには多価アルコール(トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオール、グリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノアセテート、ジアセテート、またはトリアセテートなど)、およびモノカルボン酸、ジカルボン酸、またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられるが、これらに限定されない。好ましいエアロゾル形成体は、多価アルコールまたはその混合物(トリエチレングリコール、1、3-ブタンジオール、最も好ましくはグリセリンまたはポリエチレングリコール)である。
液体エアロゾル形成基体は、ニコチンまたはたばこ製品のうちの少なくとも一つを含んでもよい。追加的に、または別の方法として、液体エアロゾル形成基体はユーザーに送達するための別の標的化合物を含んでもよい。液体エアロゾル形成基体がニコチンを含む実施形態において、ニコチンはエアロゾル形成体とともに液体エアロゾル形成基体に含まれてもよい。
エアロゾル発生装置は、第一のエアロゾル形成基体および第二のエアロゾル形成基体を備えうる。発熱体は、第一のエアロゾル形成基体および第二のエアロゾル形成基体の両方を加熱するように配置されることが好ましい。
第一のエアロゾル形成基体はニコチン供与源を含んでもよく、第二のエアロゾル形成基体は酸供与源を含んでもよい。使用の間、発熱体は、ニコチン供与源および酸供与源を加熱して、ニコチン含有ベイパーおよび酸ベイパーを発生しうる。ニコチンベイパーおよび酸ベイパーは相互に気相で反応して、ニコチン塩粒子を含むエアロゾルを発生する。
ニコチン供与源はニコチン、ニコチン塩基、またはニコチン塩を含みうる。
ニコチン供与源は、約1ミリグラム~約50ミリグラムのニコチンで含浸された第一の担体材料を含んでもよい。ニコチン供与源は、約1ミリグラム~約40ミリグラムのニコチンで含浸された第一の担体材料を含んでもよい。ニコチン供与源は、約3ミリグラム~約30ミリグラムのニコチンで含浸された第一の担体材料を含むことが好ましい。ニコチン供与源は、約6ミリグラム~約20ミリグラムのニコチンで含浸された第一の担体材料を含むことがより好ましい。ニコチン供与源は、約8ミリグラム~約18ミリグラムのニコチンで含浸された第一の担体材料を含むことが最も好ましい。
第一の担体材料がニコチン塩基またはニコチン塩で含浸されている実施形態において、本明細書に列挙したニコチンの量は、それぞれニコチン塩基の量またはイオン化されたニコチンの量である。
第一の担体材料は、水性溶媒または非水性溶媒中の液体ニコチンまたはニコチン溶液で含浸されてもよい。
第一の担体材料は、天然ニコチンまたは合成ニコチンで含浸されてもよい。
酸供与源は有機酸または無機酸を含んでもよい。
酸供与源は有機酸を含むことが好ましく、カルボン酸を含むことがより好ましく、アルファケト酸もしくは2-オキソ酸または乳酸を含むことが最も好ましい。
酸供与源は、3-メチル-2-オキソペンタン酸、ピルビン酸、2-オキソペンタン酸、4-メチル-2-オキソペンタン酸、3-メチル-2-オキソブタン酸、2-オキソオクタン酸、乳酸、およびこれらの組み合わせから成る群から選択される酸を含むことが好ましい。酸供与源はピルビン酸または乳酸を含むことが好ましい。酸供与源は乳酸を含むことがより好ましい。
酸供与源は、酸で含浸された第二の担体材料を含むことが好ましい。
第一の担体材料および第二の担体材料は同じであってもよく、または異なっていてもよい。
第一の担体材料および第二の担体材料は、約0.1グラム/立方センチメートル~約0.3グラム/立方センチメートルの密度を有することが好ましい。
第一の担体材料および第二の担体材料は、約15パーセント~約55パーセントの空隙率を有することが好ましい。
第一の担体材料および第二の担体材料は、ガラス、セルロース、セラミック、ステンレス鋼、アルミニウム、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリ(シクロヘキサンジメチレンテレフタラート)(PCT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)およびBAREX(登録商標)のうちの一つ以上を含んでもよい。
第一の担体材料は、ニコチン用の貯蔵部として作用する。第一の担体材料は、ニコチンに対して化学的に不活性であることが好ましい。
第二の担体材料は、酸用の貯蔵部として作用する。第二の担体材料は、酸に対して化学的に不活性であることが好ましい。
酸供与源は、約2ミリグラム~約60ミリグラムの乳酸で含浸された第二の担体材料を含む乳酸供与源であることが好ましい。
乳酸供与源は、約5ミリグラム~約50ミリグラムの乳酸で含浸された第二の担体材料を含むことが好ましい。乳酸供与源は、約8ミリグラム~約40ミリグラムの乳酸で含浸された第二の担体材料を含むことがより好ましい。乳酸供与源は、約10ミリグラム~約30ミリグラムの乳酸で含浸された第二の担体材料を含むことが最も好ましい。
エアロゾル発生装置は、気流吸込み口、および気流吸込み口と流体連通する気流出口を備えることが好ましい。エアロゾル発生装置は、気流吸込み口と気流出口との間の流体連通を提供する、少なくとも一つの気流通路を備えることが好ましい。エアロゾル発生装置は、使用の間、エアロゾル形成基体を発熱体で加熱することによって発生したエアロゾルが少なくとも一つの気流通路内に受けられるように配置されることが好ましい。発熱体の少なくとも一部分は、少なくとも一つの気流通路内に配置されることが好ましい。エアロゾル発生装置がエアロゾル形成基体の少なくとも一部を受けるためのくぼみを含む実施形態では、くぼみは、少なくとも一つの気流通路の少なくとも一部を形成しうる。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置を通した気流を感知するように配置された気流センサーを備えうる。使用の間、装置を通した気流は、ユーザーがエアロゾル発生装置を吸っていることを示す場合がある。エアロゾル発生装置が少なくとも一つの光源を備える実施形態では、エアロゾル発生装置は、気流センサーがエアロゾル発生装置を通した気流を感知した時に、電力を少なくとも一つの光源に供給するように配置されうる。有利なことに、気流センサーが装置を通した気流を感知した時に電力を少なくとも一つの光源に供給することにより、ユーザーがエアロゾル発生装置を吸う時にのみ発熱体を加熱しうる。有利なことに、ユーザーがエアロゾル発生装置を吸う時にのみ発熱体を加熱することにより、必要な時にのみエアロゾル形成基体からエアロゾルを発生しうる。
本発明の第二の態様によると、本明細書に記載の実施形態のいずれかによる、本発明の第一の態様によるエアロゾル発生装置を備えるエアロゾル発生システムが提供されている。また、エアロゾル発生システムは、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を備え、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受けるように構成される。
エアロゾル発生物品は、本発明の第一の態様に関する本明細書に記載のエアロゾル形成基体のいずれかを含みうる。
エアロゾル発生装置がくぼみを備える実施形態では、くぼみは、エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受けるように配置されることが好ましい。
エアロゾル発生装置が装置コネクターを備える実施形態では、エアロゾル発生物品は、装置コネクターに接続するように構成された物品コネクターを含むことが好ましい。物品コネクターは、ねじコネクター、バヨネットコネクタ、およびスナップコネクターのうちの少なくとも一つを含みうる。
エアロゾル発生物品は、物品ハウジングを備えてもよく、ここでエアロゾル形成基体は物品ハウジング内に配置される。物品ハウジングを備えるエアロゾル発生物品は、カートリッジとも呼ばれうる。
物品ハウジングは、物品空気吸込み口および物品空気出口を画定することが好ましく、ここでエアロゾル形成基体は物品空気吸込み口および物品空気出口と流体連通する。
物品ハウジングは、ヒーターくぼみを画定してもよく、ここで発熱体の少なくとも一部分は、エアロゾル発生装置がエアロゾル発生物品を受けた時にヒーターくぼみ内に受けられる。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体の少なくとも一部分の周りに巻かれたラッパーを含みうる。ラッパーを備えるエアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体が固体エアロゾル形成基体を含む実施形態に特に適しうる。ラッパーは紙ラッパーであってもよい。
エアロゾル発生物品は、およそ30ミリメートル~およそ100ミリメートルの全長を有してもよい。エアロゾル発生物品は、およそ5ミリメートル~およそ13ミリメートルの外径を有してもよい。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体の下流に位置付けられたマウスピースを備えうる。マウスピースは、エアロゾル発生物品の下流端に位置してもよい。マウスピースは、セルロースアセテートフィルタープラグであってもよい。マウスピースは、およそ7ミリメートルの長さであることが好ましいが、およそ5ミリメートル~およそ10ミリメートルの長さを有することができる。
エアロゾル発生物品は、およそ5ミリメートル~およそ12ミリメートルの直径を有してもよい。
好ましい実施形態において、エアロゾル発生物品は、およそ40ミリメートル~およそ50ミリメートルの全長を有する。エアロゾル発生物品は、およそ45ミリメートルの全長を有することが好ましい。エアロゾル発生物品は、およそ7.2ミリメートルの外径を有することが好ましい。
ここで、例証としてのみであるが、以下の添付図面を参照しながら本発明をさらに説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図2は、本発明の第二の実施形態によるエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図3は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生装置の斜視図を示す。 図4は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生装置の斜視図を示す。 図5は、図3および図4のエアロゾル発生装置のエアロゾル発生セクションおよびマウスピースの断面図を示す。 図6は、図5のエアロゾル発生セクションの装置くぼみの拡大断面図を示す。 図7は、図6のエアロゾル発生セクションの第一の発熱体の斜視図を示す。 図8は、図7の発熱体の平面の加熱部分の一部の断面図を示す。 図9は、図3および図4のエアロゾル発生装置のエアロゾル発生セクションの代替的な構成を示す断面図を示す。 図10は、図3および図4のエアロゾル発生装置で使用するためのエアロゾル発生物品の拡大斜視図を示す。 図11は、図10のエアロゾル発生物品の平面図を示す。 図12は、代替的なエアロゾル発生物品の平面図を示す。 図13は、組み立てられていない状態での、本発明の第四の実施形態によるエアロゾル発生物品およびエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図14は、組み立てられていない状態での、図13のエアロゾル発生物品およびエアロゾル発生装置の断面図を示す。 図15は、図13および図14の発熱体の断面図を示す。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生装置10の断面図を示す。エアロゾル発生装置10は、たばこプラグを含むエアロゾル形成基体16を受けるための装置くぼみ14を画定するハウジング12を備える。エアロゾル形成基体16は、エアロゾル発生装置10の一部を形成してもよく、エアロゾル発生装置10は、エアロゾル形成基体16が消費された後で使い捨て可能であってもよい。別の方法として、ハウジング12の少なくとも二つの部分は、エアロゾル形成基体16の交換のための装置くぼみ14へのアクセスを許容するために相互に分離可能であってもよい。
また、エアロゾル発生装置10は、装置くぼみ14の端を横切って延びる発熱体18を備え、発熱体18は複数の金属ナノ粒子を含む。発光ダイオードを備える光源20は、ハウジング12内に配置され、発熱体18を照射するように配置される。また、コントローラ22および電池を備える電源24もハウジング12内に配置される。コントローラ22は、電源24から光源20への電力供給を制御するように構成される。
エアロゾル発生装置10はまた、装置くぼみ14の上流端にハウジング12によって画定される気流入口26と、装置くぼみ14の下流端と流体連通するフィルター28とを含む。フィルター28の下流端は、気流出口30を形成する。
使用の間、コントローラ22は、電力を電源24から光源20に供給して、発熱体18を照射する。発熱体18の照射は、金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴による発熱体18の加熱をもたらす。発熱体18からの熱は、エアロゾル形成基体16を加熱してエアロゾルを発生させる。ユーザーがフィルター28を吸うと、気流は気流入口26を通して装置くぼみ14に入る。エアロゾル形成基体16を加熱することによって発生したエアロゾルは、装置くぼみ14を通して気流内に混入される。発生したエアロゾルを含む気流は、フィルター28および気流出口30を通して装置くぼみ14から流れ、ここでユーザーによって吸入される。
図2は、本発明の第二の実施形態によるエアロゾル発生装置100の断面図である。エアロゾル発生装置100は、図1に示されるエアロゾル発生装置10と類似しており、同様の部分を指定するために同様の参照符号が使用される。
エアロゾル発生装置100は、装置くぼみ14内に配置され、複数の金属ナノ粒子を含む環状の発熱体118の周りに延びる、環状の光源120を備える。たばこプラグを含むエアロゾル形成基体16は、環状の発熱体118内に受けられる。
使用の間、コントローラ22は、電力を電源24から環状の光源120に供給して、環状の発熱体118を照射する。環状の発熱体118の照射は、金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴による環状の発熱体118の加熱をもたらす。環状の発熱体118からの熱は、エアロゾル形成基体16を加熱してエアロゾルを発生させる。ユーザーがフィルター28を吸うと、気流は気流入口26を通して装置くぼみ14に入り、エアロゾル形成基体16を通って流れる。エアロゾル形成基体16を加熱することよって発生したエアロゾルは、エアロゾル形成基体16を通して気流内に混入される。発生したエアロゾルを含む気流は、フィルター28および気流出口30を通してエアロゾル形成基体16から流れ、ここでユーザーによって吸入される。
図3および図4は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生装置210の斜視図を示す。エアロゾル発生装置210は、電源セクション212、エアロゾル発生セクション214、およびマウスピース216を含む。
電源セクション212は、電力をエアロゾル発生セクション214の構成要素に供給するための電源を含む。エアロゾル発生セクション214は、電源セクション212を受けるためのコネクター218を含み、コネクター218は、電力を電源セクション212からエアロゾル発生セクション214に伝達するための電気コネクター220を含む。
エアロゾル発生セクション214は、ユーザーがエアロゾル発生装置210をオンおよびオフに切り替えることを可能にするための押しボタン222と、ユーザーに視覚的なフィードバックを提供するための電子ディスプレイ224とを含む。エアロゾル発生装置210はまた、エアロゾル発生セクション214内に装置くぼみ226を画定するハウジング225と、エアロゾル発生物品228を受けるための装置くぼみ226とを備える。エアロゾル発生装置210およびエアロゾル発生装置228が一緒にエアロゾル発生システムを形成するように、使用の間、エアロゾル発生物品228は装置くぼみ226内に受けられている。
図5は、エアロゾル発生セクション214およびマウスピース216の断面図を示す。エアロゾル発生セクション214は、電力を電源セクション212からエアロゾル発生セクション214内の構成要素に供給するように配置されたコントローラ229をさらに含む。エアロゾル発生セクション214はまた、装置くぼみ226を介して相互に流体連通する二つの気流吸込み口230および一つの気流出口232を含む。使用の間、装置くぼみ226内で発生したエアロゾルは、装置くぼみ226を通して気流内に混入され、気流出口232を通して装置くぼみ226を抜け出る。エアロゾル発生セクション214内の気流通路234は、気流出口232からマウスピース216内の混合チャンバー236に気流を移動させる。混合チャンバー236からの気流は、ユーザーへの送達のためにマウスピース出口238を介してマウスピース216を抜け出る。
図6は、装置くぼみ226の拡大断面図を示す。装置くぼみ226内には、第一の光源240、第二の光源242、第一の発熱体244および第二の発熱体246が位置付けられる。エアロゾル発生物品228が装置くぼみ226内のスロット247内に受けられた時、エアロゾル発生物品228は第一の発熱体244と第二の発熱体246との間に位置付けられる。第一の光源240および第二の光源242はそれぞれ、発光ダイオード248および発光ダイオード248の表面の上にあるディフューザー250を含む。
図7は、第一の発熱体244の斜視図を示す。第一の発熱体244のみが詳細に記述されているが、当然のことながら、第二の発熱体246は、図6に示す実施形態における第一の発熱体244と同一である。
第一の発熱体244は、平面の加熱部分252と、平面の加熱部分252の周辺部の周りに延びる支持スカートの形態の支持部分254とを含む。支持部分254は、エアロゾル発生装置210のハウジング225内に受けられて、第一の発熱体244を装置くぼみ225内に取り付けるための取り付け部分256を含む。
図8は、平面の加熱部分252の一部を通した断面図を示す。平面の加熱部分252は、基体層258と、基体層258の第一の表面上に位置付けられた熱伝導性層260と、基体層258の第二の表面上に位置付けられた被覆層262とを含む。被覆層262は、複数の金属ナノ粒子を含む。第一の発熱体244は、被覆層262が第一の光源240に面するように配置される。使用の間、被覆層262の金属ナノ粒子は、第一の光源240から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生する。熱伝導性層260は、被覆層262によって発生した熱を装置くぼみ226内に受けられたエアロゾル発生物品228に伝達するのを促進する。当然のことながら、第二の発熱体246および第二の光源242の構造および機能は、第一の発熱体244および第一の光源240の説明した構造および機能と同一である。
平面の加熱部分252はまた、空気が平面の加熱部分252を通して流れることを可能にする複数の細孔264を含む。従って、図5および図6に示す通り、使用の間、気流は、気流吸込み口230を通してエアロゾル発生装置210に入り、第一の発熱体244の平面の加熱部分252を通り、エアロゾル発生物品228を通り、第二の発熱体246の平面の加熱部分を通って、気流出口232を通って装置くぼみ226の外へと流れる。エアロゾル発生物品228を第一の発熱体244および第二の発熱体246で加熱することによって発生するエアロゾルは、エアロゾル発生物品228を通して流れるのに伴い気流に混入される。図6に示す実施形態では、第一の発熱体244および第二の発熱体246の支持部分254は、平面の加熱部分252を通して気流を方向付けるために非多孔性である。
図9は、エアロゾル発生装置210のエアロゾル発生セクション212の代替的な配置を示す。図9に示される配置は、図6に示される配置と類似しており、同様の部分を指定するために同様の参照符号が使用される。
図9に示す代替的な配置は、装置くぼみ226への専用の気流吸込み口がない点で異なる。代わりに、それを通してエアロゾル発生物品228が装置くぼみ226内に挿入されうる装置くぼみ226の開放端266が気流吸込み口として機能する。気流吸込み口の異なる位置付けの結果、第一の発熱体244は多孔性である支持部分354を含む。多孔性支持部分354は、図6に関して説明したのと同じ方法で、気流が第一の発熱体244および第二の発熱体246の平面の加熱部分252、およびエアロゾル発生物品228を通して流れうるように、気流が装置くぼみ226に入って、第一の光源240と第一の発熱体244との間の空間内に流れることを可能にする。
図10および図11は、エアロゾル発生装置210で使用するためのエアロゾル発生物品270を示す。エアロゾル発生物品270は、基層272を通して延びる基体くぼみ274を画定する基層272を備える。たばこを含むエアロゾル形成基体276は、基体くぼみ274内に位置付けられる。第一の多孔性カバー層278は、基層272の第一の側の上にあり、第二の多孔性カバー層280は、基層272の第二の側の上にある。第一の多孔性カバー層278および第二の多孔性カバー層280は、エアロゾル形成基体276が第一のカバー層278と第二の多孔性カバー層280との間に位置付けられ、基体くぼみ274内に保持されるように、基層272に固定される。エアロゾル発生物品270とエアロゾル発生装置210を使用する間、第一の発熱体244および第二の発熱体246は、エアロゾル形成基体276を加熱してエアロゾルを発生する。第一の発熱体244の平面の加熱部分252から第二の発熱体246の平面の加熱部分への気流は、第一の多孔性カバー層278および第二の多孔性カバー層280を通して、そしてエアロゾル形成基体276を通して流れ、気流内で発生したエアロゾルを混入する。
図12は、エアロゾル発生装置210で使用するための代替的なエアロゾル発生物品370を示す。エアロゾル発生物品370は、エアロゾル発生物品270と類似しており、同様の部分を指定するために同様の参照符号が使用される。
エアロゾル発生物品370は、複数の基体くぼみ274を画定する基層272を備える。第一のエアロゾル形成基体376は、第一の基体くぼみ274内に位置付けられた風味剤を含む。担体材料上に提供されたニコチン含有液体を含む第二のエアロゾル形成基体377は、第二の基体くぼみ274内に位置付けられる。エアロゾル形成体を含む第三のエアロゾル形成基体379は、第三の基体くぼみ274内に位置付けられる。使用の間、第一のエアロゾル形成基体376、第二のエアロゾル形成基体377および第三のエアロゾル形成基体379によって発生するエアロゾルは、エアロゾル発生物品370を通して流れる気流内に混入される。異なるエアロゾルは、組み合わされたエアロゾルとしてユーザーへ送達するために、気流出口232、気流通路234、および混合チャンバー236内で一緒に混合される。
有利なことに、表面プラズモン共鳴によって熱を発生することは、抵抗加熱などのその他の熱発生方法と比較して、より局所的な加熱を提供しうる。従って、有利なことに、エアロゾル発生装置210は、第一のエアロゾル形成基体376、第二のエアロゾル形成基体377および第三のエアロゾル形成基体379の局所的および選択的加熱を可能にするように適合されうる。例えば、エアロゾル発生装置は、第一の光源240および第二の光源242のうちの少なくとも一つがLEDのアレイを含むように適合されうる。LEDのアレイの一つ以上の第一のLEDは、第一のエアロゾル形成基体376に対応する平面の加熱部分252の第一の領域に対応しうる。LEDのアレイの一つ以上の第二のLEDは、第二のエアロゾル形成基体377に対応する平面の加熱部分252の第二の領域に対応しうる。LEDのアレイの一つ以上の第三のLEDは、第三のエアロゾル形成基体379に対応する平面の加熱部分252の第三の領域に対応しうる。コントローラ229は、押しボタン222などのユーザー入力装置から受信したユーザー入力に応答して、電力を第一のLED、第二のLED、第三のLEDおよびその組み合わせに選択的に供給するように構成されうる。押しボタン222を使用すると、ユーザーは、エアロゾル化された第一のエアロゾル形成基体376、第二のエアロゾル形成基体377および第三のエアロゾル形成基体379の比を変化させうる。ユーザー入力に応答して、コントローラ229は、第一、第二および第三のLEDのそれぞれに対する合計光出力を変化させて、所望のエアロゾル比を生成する第一のエアロゾル形成基体376、第二のエアロゾル形成基体377および第三のエアロゾル形成基体379の必要な加熱を提供しうる。有利なことに、表面プラズモン共鳴による加熱は、抵抗加熱などのその他の加熱機構と比較して高速であるため、エアロゾル発生装置210は、ユーザー入力に応答して発生したエアロゾルをリアルタイムで修正しうる。
例えば、ユーザーは、押しボタン222を使用して、送達されたエアロゾル内の風味剤の増量を要求しうる。応答して、コントローラ229は、第一のLEDへの電力供給を増大させて平面の加熱部分252の第一の領域の加熱を増大させ、これにより、第一のエアロゾル形成基体376の加熱が増大する。
別の実施例では、ユーザーは、押しボタン222を使用して、風味剤の減量およびニコチンの増量を要求しうる。応答して、コントローラ229は、第一のLEDへの電力供給を減少させ、平面の加熱部分252の第一の領域の加熱を減少させて第一のエアロゾル形成基体376の加熱を減少し、そして、第二のLEDへの電力供給を増大させ、平面の加熱部分252の第二の領域を増大させて第二のエアロゾル形成基体377の加熱を増大させる。
エアロゾル発生装置210とのユーザーの相互作用を簡略化するために、押しボタン222は、タッチスクリーンなどの異なるタイプのユーザー入力装置で補完または置換されてもよい。
図13から分かるように、本発明の第四の実施形態のエアロゾル発生装置400は、主本体410および発熱体420を備える。主本体410は、一方の端に配置されたくぼみ440を有する。くぼみ440は、発熱体420、および実質的に円筒形のエアロゾル形成基体432を含むエアロゾル発生物品430を受けるように配置される。
くぼみは、装置400の主本体410の外表面上の開口部443からくぼみ基部壁444へと延びる円筒形の側壁442を有する。開口部はまた、くぼみ基部壁444の周辺部の周りに提供される。これにより、エアロゾルが通路466に沿って装置の空気出口464へと流れることが許容されうる。出口464は装置のマウスピース412に提供される。
くぼみ基部壁444は、複数の発光ダイオード(LED)の形態の装置光源450をさらに含む。装置光源450は、リチウムイオン電池の形態で、主本体410内で電源470から電力を受けるように配置される。また、コントローラ480が、光源450への電力供給を制御するために装置の主本体410内に提供される。
図15から最もよく分かるように、発熱体420は、第一の端423aおよび第二の端423bを有する細長い本体422を含み、実質的に円筒形の壁424は、第一の端423aから第二の端423bへと延びる。細長い本体422の壁424は、発熱体420内に光チャンバー425を画定する。光チャンバー425は、光チャンバーの第一の端にある第一の光学要素427、および細長い本体422の第一の端423aに取り付けられてそれから延びる光学構成要素428を介して、光チャンバー425の第一の端で周囲光を受けうる。
光学構成要素428は、ガラスを含む球根状の構造の形態である。光学構成要素428は、細長い本体422の第一の端423aを通して受けることのできる周囲光の量を増大させるように機能する。
第一の光学要素427は、一方向の光の伝達を提供するが、ここで、周囲光が第一の端423aを通して光チャンバー425に入るが、反射または吸収によって第一の端を通して光が光チャンバー425から漏れ出ることが防止される。特に、第一の光学素子427は、金属被覆を有するガラス基体であってもよく、これは、光チャンバー425に面する要素427の表面上に入射する任意の光を反射する。
発熱体の第二の端423bは、光が第二の端423bを通して光チャンバー425に入りうるように、開いているか、または透明な横断方向壁を提供されている。図14を参照して以下でより詳細に説明したように、こうした光は、発熱体420がくぼみ440内に挿入された時の、装置の主本体410の装置光源450に由来しうる。
発熱体420の細長い本体422の壁424の内表面は、複数の金属ナノ粒子を含む被覆を有する一つ以上の部分を含む。光が複数の金属ナノ粒子上に入射すると、金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴によって熱が発生する。こうした熱は、発熱体420が物品430に隣接した時に、エアロゾル発生物品430のエアロゾル形成基体432を加熱するために使用されうる。
発熱体420の光チャンバー425は、第二の光学要素426を含み、これは、第一の実施形態では、円錐形状の構造の形態であり、細長い本体422の第二の端423bにおいてその最も広い端を有する。第二の光学要素は、壁424の内表面に向かって、より具体的には、壁424上の複数の金属ナノ粒子に向かって光の方向を変えるように配置される。第二の光学要素426は、光チャンバー425を二つのセクション、第一のセクションおよび第二のセクションに分割する。第一の端423aを通して受けられ、光学要素426上に入射する周囲光が、壁424の内表面に向かって反射されるように、反射被覆が第二の光学要素426上に提供される。これは、光チャンバーの第一の端423aを通して受けた光が、光チャンバーの第二の端を通して喪失しないことを確実にするのに役立つ。さらに、光チャンバー425の第二の端423bを通して受けた光は、第二の光学要素426を通過して光学チャンバー425の第一のセクション内に通過してもよく、第二の光学要素426の円錐形状によって壁424の内表面に向かって分配されることが好ましい。光が光チャンバー425の第一のセクション内に一旦入ると、第一の光学要素427上の反射被覆および第二の光学要素426上の反射被覆によって、光チャンバー425の第一のセクションから漏れ出ることが実質的に防止される。これは、壁424の内表面上の複数の金属ナノ粒子によって受けられる光の量を増加させるのに役立つ。
発熱体420はまた、細長い本体422の第一の端から横方向に延びるフランジ429を含む。図14に示すように、フランジは、発熱体420がくぼみ440内に配置された時に、くぼみ440の開口部443の周辺領域を覆うように配置される。フランジは、空気吸込み口462として作用する一つ以上の開口部を含む。これらにより、装置400が使用されている時に空気がくぼみ440内に流れ込む。
図14から最もよく分かるように、装置400が使用される時、発熱体420は主本体410のくぼみ440内に挿入される。発熱体420の外側の周りには、エアロゾル形成基体432を含むエアロゾル発生物品430が配置される。細長い本体422の第二の端423bは、くぼみ440の基部444に当接し、フランジ429は、主本体410のハウジングの端の上部に置かれるが、この端はくぼみ444の開口部443を画定する。装置光源450は、発熱体420の細長い本体422の第二の端423bを介して光チャンバー425内に光を放射するように配置される。図14に示す組み立てられた状態にある時、気流経路は、発熱体420のフランジ429の空気吸込み口462から装置の主本体410のマウスピース412の空気出口464へと延びる。気流経路は、空気吸込み口462から、細長い本体420の壁424の外表面とくぼみ側壁442の内表面との間に画定される環状の空間に沿って、くぼみ440の基部壁444の開口部446を通り、空気出口464に達するまでベンチュリ部分465を含む通路466に沿って延びる。
エアロゾル発生物品430のエアロゾル形成基体432は、エアロゾル発生物品430が配置される空間を空気が通過するのにつれてエアロゾルが形成されるように、発熱体420の壁424によって加熱されうる。熱は、表面プラズモン共鳴によって発熱体420の壁424で生成されうるが、表面プラズモン共鳴は、壁424の内表面上に配置された複数の金属ナノ粒子上に光が入射するときに発生する。熱は、発熱体420の第一の端を通して受けられた周囲光のみによって発生してもよい。別の方法として、熱は、発熱体420の第一の端を通して受けられた周囲光と、発熱体420の第二の端を通して装置光源450から受けられた光との組み合わせによって発生してもよい。光源450からの光は、コントローラ480が、電力供給源470が電力を電源450に供給するようコマンドを発することによって開始されてもよい。

Claims (19)

  1. エアロゾル形成基体を加熱するためのエアロゾル発生装置であって、前記エアロゾル発生装置が、
    前記エアロゾル形成基体が前記エアロゾル発生装置によって受けられた時に前記エアロゾル形成基体を加熱するように配置された発熱体であって、光源から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置された複数の金属ナノ粒子を含む発熱体を備える、エアロゾル発生装置。
  2. 光源をさらに備え、前記発熱体が、前記光源から光を受け、表面プラズモン共鳴によって熱を発生するように配置される、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. 前記光源が、380ナノメートル~700ナノメートルの少なくとも一つの波長を含む光を放射するように構成される、請求項2に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記光源が495ナノメートル~580ナノメートルのピーク発光波長のために構成される、請求項2または3に記載のエアロゾル発生装置。
  5. 前記光源が発光ダイオードおよびレーザーのうちの少なくとも一つを含む、請求項2、3または4に記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記光源が複数の光源を含み、前記光源の少なくとも一つが前記複数の金属ナノ粒子の一部分のみを照射するように配置される、請求項2~5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  7. 電力供給源と、
    前記電力供給源から前記光源への電力供給を制御するように構成されたコントローラと、をさらに備える、請求項2~6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記複数の金属ナノ粒子が、金、銀、白金および銅のうちの少なくとも一つを含む、請求項1~7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記複数の金属ナノ粒子が、150ナノメートル未満の数平均最大直径を含む、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記発熱体が、基体層および前記基体層の少なくとも一部分上の被覆層を含み、前記被覆層が前記複数の金属ナノ粒子を含む、請求項1~9のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  11. 前記被覆層が前記基体層の第一の表面上に位置付けられ、前記基体層の前記第一の表面が複数の突出部および複数の窪みのうちの少なくとも一つを含む、請求項10に記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記被覆層が、金属ナノ粒子の複数の個別領域を含み、前記複数の個別領域が前記基体層上で互いに間隙を介している、請求項10または11に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記発熱体が、電力供給を受けて、前記発熱体を抵抗加熱するように配置される、請求項1~12のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  14. 前記発熱体の少なくとも一部分が多孔性である、請求項1~13のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  15. エアロゾル形成基体の少なくとも一部を受けるためのくぼみを含む、請求項1~14のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  16. 前記発熱体が前記くぼみを少なくとも部分的に画定し、そのため、エアロゾル形成基体が前記くぼみ内に受けられた時に、前記エアロゾル形成基体の少なくとも一部が前記発熱体に隣接して受けられる、請求項15に記載のエアロゾル発生装置。
  17. 前記発熱体の少なくとも一部が前記くぼみ内に延びる、請求項15または16に記載のエアロゾル発生装置。
  18. 貯蔵部分と、
    前記貯蔵部分内に配置されたエアロゾル形成基体と、を備える、請求項1~17のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  19. エアロゾル発生システムであって、
    請求項1~18のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、
    エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品と、を備え、前記エアロゾル発生装置が、前記エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受けるように構成される、エアロゾル発生システム。
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