JP7254623B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は電動工具に関するものであり、詳しくは電動モータを駆動源として回転する先端工具で切断などの加工を行う電動工具に関するものである。
鋸刃などの先端工具を回転させて加工を行う電動工具には、先端工具をスピンドルに対して着脱する際にスピンドルの回転をロックするためのシャフトロック機構が設けられることがある。このような機構は通常、モータ軸やスピンドルなどの動力伝達用のシャフトに係合させるためのロック部材を有しており、使用者がこのロック部材を外部から押し込みなどによって動かしてシャフトに係合させることにより回転をロックするようになっている。一方、電動工具に内蔵された電動モータが永久磁石を利用したものである場合、非通電時であってもその永久磁石が巻き線を巻くためのティースと引き合うことにより回転子にコギングトルクと呼ばれるトルクがかかる。このコギングトルクは回転子からモータ軸やスピンドルなどの動力伝達用のシャフトにも作用するため、コギングトルクが発生した状態でロック部材がシャフトに係合すると、ロック部材にこじれが生じ、ロックやアンロックの動作がスムーズにいかなくなることがある。このようなロック部材の動作を改善するため、例えば特開2003-251523号公報に開示されている電動工具では、ロック部材の係合部に形成された対向する平面部を非平行とすることによりシャフトの食い付きが緩和されている。
特開2003-251523号公報
モータの中でも特にブラシレスモータは磁力の強い永久磁石を使用する傾向にあるため、その分大きなコギングトルクが発生してロック部材の動きがさらに悪化するという問題がある。また、ロック部材をアンロック方向に付勢するばねが設けられ、使用者が押し込みを緩めるだけでロック部材が自動的にアンロック位置に戻るようにすることもある。この場合、このばねを強くすればコギングトルクによる摩擦に逆らって強制的にロック部材をアンロック位置に戻すことができるが、今度は使用者がロック部材を押し込みにくいという操作性の問題が生じる。
したがって、使用者によるロックやアンロックの操作性を悪化させることなくコギングトルクによるロック部材のこじれを緩和することが望まれる。
本発明のひとつの態様は、電動工具であって、ハウジングと、ハウジングの内部に配置され永久磁石を有する電動モータと、ハウジングに対して軸線周りに回転可能に設けられ、電動モータからの動力を伝達するシャフトと、電動モータの非通電時にロック位置とアンロック位置の間を動くことができるよう設けられ、ロック位置でシャフトに係合することによりシャフトの回転をロックするロック部材と、ロック部材がロック位置にあるときに電動モータの永久磁石に起因してロック部材にかかる軸線周りのトルクに対し反対方向の力をロック部材に与える当接部材とを備える。これにより、コギングトルクなどのトルクが発生している状態でロック部材をシャフトに係合させることによってロック部材が回転方向にずれても、当接部材がロック部材を押し戻すため、ロック部材が正常位置に近づいてこじれが緩和される。
実施形態によっては、前記当接部材が弾性部材である。これにより、弾性部材はロック部材に押されることによって弾性力を発揮し、ロック部材を押し戻すことができる。
実施形態によっては、前記ロック部材に第一の長孔がその長軸方向をロック部材の動く方向に沿わせて設けられ、この第一の長孔の中に前記当接部材が挿通されている。これにより、当接部材は長孔の側辺に当接することによりロック部材を押し戻すことができるとともに、長孔によってロック部材のロック位置とアンロック位置の間の動きをガイドすることもできる。
実施形態によっては、前記ロック部材に第二の長孔が前記第一の長孔と平行に設けられ、この第二の長孔にガイドピンが挿通されており、ロック部材がロック位置とアンロック位置の間を動くときにこの第二の長孔によってガイドされる。これにより、二つの長孔によってロック部材のロック位置とアンロック位置の間の動きをガイドすることができ、ロック部材の動きが安定する。
実施形態によっては、前記ガイドピンは段付きねじであり、前記ロック部材がロック位置とアンロック位置の間を動くときにこの段付きねじの首部が前記第二の長孔によってガイドされる。
実施形態によっては、前記当接部材が第一の当接部材と第二の当接部材からなり、軸線周りの第一の向きのトルクに対し第一の当接部材が反対方向の力をロック部材に与え、軸線周りの第二の向きのトルクに対し第二の当接部材が反対方向の力をロック部材に与える。これにより、異なる向きのトルクに対する機能を二つの当接部材に分担させることができるとともに、ロック部材をシンプルな形状とすることができる。
実施形態によっては、前記ハウジングは前記シャフトの周方向を覆う周壁を有し、この周壁に切欠きが設けられており、前記ロック部材は操作部を有し、この操作部が周壁の切欠きを通して前記ハウジングの外部に突き出されており、前記ロック部材がロック位置にあってこのロック部材に軸線周りのトルクがかかったとき、前記操作部が切欠きの側縁に当たる前にロック部材が前記当接部材に当たるようになっている。これによりハウジングに対するロック部材の操作部のこじれが緩和される。
実施形態によっては、前記ハウジングは前記シャフトが貫通する隔壁を有しており、この隔壁から延びる突起と、前記ロック部材から延びる脚部とを備えており、前記ロック部材がロック位置にあるとき、ロック部材が回転すると脚部が突起に当たることによってロック部材のこじれが抑制される。
実施形態によっては、前記シャフトは前記電動モータの出力軸である。
実施形態によっては、電動工具が携帯用切断機である。
一つの実施形態としての電動工具の左側面図である。 図1の電動工具の右側面図である。 図1の電動工具の平面図であり、電動モータとハンドルの一部とを破断して示している。 第一の実施形態によるシャフトロック機構の分解斜視図である。 第一の実施形態によるシャフトロック機構を電動モータ側から軸方向に見た図3のV-V線での断面図であり、ロック部材がアンロック位置にある状態を示す。 第一の実施形態によるシャフトロック機構を電動モータ側から軸方向に見た断面図であり、ロック部材がロック位置にある状態を示す。 第二の実施形態によるシャフトロック機構を電動モータ側から軸方向に見た断面図である。 第三の実施形態によるシャフトロック機構を電動モータ側から軸方向に見た断面図である。 第四の実施形態によるシャフトロック機構を電動モータ側から軸方向に見た断面図である。 回転子が固定子に対して0度の位置にありコギングトルクが発生していないときの断面図である。 回転子が固定子に対して7.5度の位置にあり時計回りのコギングトルクが発生しているときの断面図である。 回転子が固定子に対して15度の位置にありコギングトルクが発生していないときの断面図である。 回転子が固定子に対して22.5度の位置にあり反時計回りのコギングトルクが発生しているときの断面図である。 回転子が固定子に対して30度の位置にありコギングトルクが発生していないときの断面図である。 回転子の回転方向の位置によるコギングトルクの変化を表すグラフである。
次に、本発明の各種実施形態を図面を用いながら説明する。複数の実施形態の間で共通または対応する構成要素には同一の符号を付し、その説明は繰り返さないこととする。
[電動工具]
図1~図3には、本発明の一つの実施形態として、携帯用マルノコ1を示す。なお、携帯用マルノコは、作業者が携帯可能な切断加工用の電動工具である携帯用切断機の一種であり、この携帯用切断機には他に例えばカッタが含まれる。この携帯用マルノコ1は、工具本体部10と、工具本体部10を支持するベース3とを備える。工具本体部10には先端工具である円形の鋸刃2を着脱可能であり、鋸刃2は工具本体部10に内蔵された電動モータ20を駆動源として回転する。ベース3には上下方向に貫く窓部3aが開けられ、鋸刃2の下側がこの窓部3aを経てベース3の下側に突き出される。被加工材Wを切断する際、使用者はベース3を被加工材Wの上面に当て、ベース3から下方に突き出された鋸刃2を被加工材Wに切り込ませる。
以下では一つの実施形態として上記のように電動工具の一例である携帯用マルノコを説明するが、別の実施形態として、電動工具は携帯用マルノコと同様に円形の鋸刃を先端工具として備えた卓上マルノコやスライドマルノコであっても良い。また、携帯用マルノコ1は上記のように先端工具として円形の鋸刃2を備えているが、他の実施形態として、鋸刃2以外の回転する先端工具を使用するドリル、ルータなどにも以下に述べるものと同様の構造や特徴を適用可能である。
工具本体部10の後部には、使用者が把持するループ形状のメインハンドル40がベース3の後端縁よりもさらに後方へ張り出すように設けられる。メインハンドル40の上部にはトリガー形式のスイッチレバー42が設けられる。メインハンドル40を把持した手の指先でスイッチレバー42を引くと、電動モータ20が起動して鋸刃2が回転する。電動モータ20の上側にはフロントハンドル44が設けられる。切断加工を行う際、使用者は携帯用マルノコ1の後側に立ち、一方の手でこのフロントハンドル44を把持し他方の手でメインハンドル40を把持しながら携帯用マルノコ1を前方に移動させることができる。以下の説明で使用している携帯用マルノコ1の構成要素の前後左右に関する用語は、切断が進行する方向を前方とし、使用者が立つ側を後方として定める。
工具本体部10には、鋸刃2の上側ほぼ半周の範囲を覆う金属製の固定カバー11と、鋸刃2の下側ほぼ半周の範囲を覆うことのできる可動カバー14とが設けられる。可動カバー14は鋸刃2の中心付近の周りで回転可能に支持され、回転によって開閉することができる。
ベース3の前部上側には支持部4が設けられ、工具本体部10は固定カバー11の前部で揺動支軸12を介して支持部4に対して上下に揺動可能に支持される。揺動支軸12の周りに工具本体部10を上下に揺動させることにより、ベース3から下方への鋸刃2の突き出し量を変化させて、鋸刃2の被加工材Wに対する切り込み深さを調整することができる。ベース3の後部上側にはもう一つの支持部6が設けられ、工具本体部10は前後の支持部4、6にそれぞれ設けられた傾動支軸5、7を介してベース3に対して左右に傾動可能に支持される。傾動支軸5、7の周りに工具本体部10を左右に傾動させることにより、鋸刃2の被加工材Wに対する切り込み角度を調整することができる。
[電動モータ]
図3に示すように、固定カバー11の背面側には減速ギヤ列15を介して電動モータ20が取り付けられる。電動モータ20は、回転の軸線を鋸刃2の面に直交させた横向き姿勢で配置される。減速ギヤ列15は、固定カバー11の背面に一体に設けられたギヤハウジング15a内に収容される。固定カバー11とギヤハウジング15aとは金属(例えばマグネシウムダイキャスト)で一体に形成される。ギヤハウジング15aに金属製(例えばアルミニウムダイキャスト)のモータハウジング21が結合される。
電動モータ20は、円筒形の固定子22の内側に回転子23を回転自在に支持したインナーローター型のブラシレスモータとすることができる。この場合、回転子23に整流子とブラシを配置する必要がない分だけ電動モータ20が軸線方向(左右方向)にコンパクト化される。固定子22は電機子であり、周方向に等間隔で内方に突き出す複数のティース22a(図10)に巻き線(図示なし)が巻かれる。回転子23の鉄心には、周方向に等間隔で複数の永久磁石23a(図10)が極性を交互に変えて埋め込まれる。電動モータ20は、回転子23と一体となって回転動力を出力するモータ軸24を備える。モータ軸24はギヤハウジング15aに設けられた隔壁15b(図4)を貫通し、両端部で軸受25、26によって回転可能に支持される。前側の軸受25はギヤハウジング15aに固定され、後側の軸受26はモータハウジング21の後面に固定される。
図1、3に示すように、鋸刃2が取り付けられるスピンドル17はモータ軸24と平行に配置され、ギヤハウジング15aによって回転可能に支持される。電動モータ20とスピンドル17との間には、電動モータ20の回転を減速する減速ギヤ列15が設けられる。モータ軸24の左側の先端部には駆動ギヤ24aが一体に設けられる。駆動ギヤ24aにはスピンドル17に一体に結合された従動ギヤ16が噛み合わされる。スピンドル17の先端部は固定カバー11内に突き出され、鋸刃2はこのスピンドル17の突き出し部に取り付けられる。鋸刃2は、アウタフランジ2aとインナフランジ(図では見えていない)とで挟まれる。スピンドル17の先端面に締め込んだ固定ボルト2cによりこの挟み込み状態がロックされることにより、鋸刃2はスピンドル17に対して回転不能に固定される。
[バッテリ取り付け部]
図2~図3に示すように、電動モータ20の後側には携帯用マルノコ1の電源となるバッテリパック31を取り付けるためのバッテリ取り付け部30が設けられる。バッテリ取り付け部30は、例えば、その下面に2つのバッテリパック31を前後に並べて取り付けることができるようなものとする。バッテリパック31は、例えば、複数の種類の電動工具に取り付け可能な出力18Vのリチウムイオンバッテリであり、バッテリ取り付け部30から取り外して別途用意した充電器で充電することにより繰り返し電源として利用することができる。また、別の実施形態として、バッテリ取り付け部30を設ける代わりに、交流100Vの商用電源を利用する電動工具とすることもできる。
[コントローラ]
図3に示すように、バッテリ取り付け部30の内側の空間には、電動モータ20の動作や電力供給の制御を行う種々の回路を含むコントローラ32が収容される。固定子22には回転子23の回転位置を検出する磁気センサを備えたセンサ基板28が取り付けられる。コントローラ32には、例えば、このセンサ基板28で検知された回転子23の位置情報に基づいて制御信号を送信するマイコンからなる制御回路、この制御回路から受信した制御信号に基づいて電動モータ20の電流をスイッチングするFETからなるスイッチング回路、及びバッテリパック31の状態の検出結果に応じて過放電又は過電流状態とならないように電動モータ20への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載される。
[シャフトロック機構]
図4~図9に示すように、携帯用マルノコ1には、非通電時にスピンドル17の回転をロックするためのシャフトロック機構50が設けられる。図4~図6には第一の実施形態によるシャフトロック機構50を示す。スピンドル17に対する鋸刃2の脱着を行うにはスピンドル17に対して固定ボルト2cを回す必要がある。しかし、非通電時であってもモータ軸24は自由に回転可能であるため、単に固定ボルト2cを回そうとするとスピンドル17も一体で回転してしまう。このときシャフトロック機構50を作動させてモータ軸24をロックすると、スピンドル17が固定されて固定ボルト2cを回すことができる。
シャフトロック機構50は、モータ軸24に係合させるためのロック部材51を備える。ロック部材51はモータ軸24と直交する方向にロック位置(図6)とアンロック位置(図5)の間を動くことができるように設けられる。図にはロック部材51のロック方向とアンロック方向とをそれぞれ白抜き矢印で示している。ロック部材51は、例えば、モータハウジング21の内部においてギヤハウジング15aとの隔壁15bに隣接して配置される。ロック部材51には、ロックする際に使用者が押し込むための操作部51aが、ハウジングの外部に突き出すように設けられる。ロック部材51には長溝孔と円形孔を組み合わせた鍵穴形の孔51bが設けられ、この孔51b内にモータ軸24が通される。モータ軸24には、正反対の位置にある二箇所の側部に平行な平面部24bが設けられる(図4では見えていない)。モータ軸24の平面部24bが孔51bの円形部51cから長溝部51dに進入すると、モータ軸24がロック部材51によって回転不能にロックされる。シャフトロック機構50にはさらに、ロック部材51をアンロック位置に復帰させるための圧縮ばね52がロック部材51と隔壁15bとの間に設けられる。
ロック部材51が押し込み可能なときのモータ軸24の位置、つまりモータ軸24の平面部24bがロック部材の孔51bの長溝部51dに入るような位置は180度ごとに二箇所ある。モータ軸24をロックする際、使用者はロック部材51の操作部51aを押しながらアウタフランジ2aや固定ボルト2cを介してモータ軸24を回転させることにより、押し込み可能な位置を探す。なお、スピンドルは減速ギヤ列によってモータ軸24よりも減速されるため、ロック部材51を押し込み可能な位置に達するまでにスピンドルを回すべき角度は180度よりもかなり小さくて済む。ロック部材51を押し込み可能な位置に来ると、ロック部材51は圧縮ばね52の付勢力に逆らってロック方向に押し込まれる。このとき、ロック部材51の孔51bの長溝部51dにモータ軸24の平面部24bが進入して、モータ軸24が回転不能にロックされる。押し込みを緩めると、ロック部材51は圧縮ばね52の付勢力でアンロック方向に押されてモータ軸24が孔51bの円形部51cに戻り、その結果、モータ軸24は回転可能な状態に復帰する。
[コギングトルク]
上述の電動モータ20のような永久磁石23aを用いたモータでは、非通電時にモータ軸24を回転させると周期的に引っ掛かりを感じさせる「コギング」という現象が起きることが知られている。これは、図10~図14に示すように回転子23に向かって突出する磁性材料からなる複数のティース22aに回転子23の各永久磁石23aが引き寄せられることによって発生する。これに起因して回転子23やモータ軸24にかかるトルクはコギングトルクと呼ばれ、その大きさと向きは固定子22に対する回転子23の回転方向の位置に周期的に依存する。この周期は磁極(永久磁石23a)の数とティース22aの数との最小公倍数によって決まり、例えば、磁極4個、ティース6個の場合は30度(=360度/12)となる。図15は約一周期分のコギングトルクTの変化を示すグラフを示す。ここでは説明のために回転子23の回転角θ°(回転方向の位置)は図10の位置で0度とし、図10~図14で見たときの反時計回りを正とする。なお、コギングトルクTの変化は構成要素の配置や形状など種々の要因に依存するため単純ではないが、グラフは簡単のために正弦曲線として表現している。図15からわかるように、回転子23には時計回りと反時計回りのトルクが釣り合って正味のコギングトルクTがゼロとなるような平衡位置が周期的に現れる。平衡位置には安定な平衡位置(図10と図14)と不安定な平衡位置(図12)があり、これらは例えば15度ごとに交互に現れる。回転子23がそれ以外の位置にある場合(図11と図13)、コギングトルクTは回転子23を最寄りの安定な平衡位置(それぞれ図10と図14)に向かわせるような方向に働く。
なお、コギングトルクは永久磁石を用いたモータ(マグネットモータ)では必ず発生するが、特に図示したようなブラシレスモータは磁力の強い永久磁石23aを用いるためコギングトルクが大きくなる傾向にある。また、回転子23の永久磁石23aとモータ軸24の平面部との回転方向の位置関係は製造過程でばらつきが生じる。したがって、ロック部材51が押し込み可能なときのモータ軸の位置が常に平衡位置になるとは限らない。
[こじれの緩和]
図4~図9に示すように、ロック部材51を収容する空間の周囲には周壁15cが設けられる。この周壁15cはギヤハウジング15aと一体に形成される。この周壁15cには、ロック部材51の操作部51aをハウジングの外部に出すための切欠き15dが設けられる。この切欠き15dの周方向の幅は、ロック部材51に対し正常位置(コギングトルクによりずれる前の位置)から両側に所定の角度のずれを許容するような余裕を持たせた幅とする。この角度の具体的な値は永久磁石23aの磁力の強さなどによって決めることができ、例えば、図に示したように両側それぞれに2.5度とする。切欠き15dの幅が狭い場合、コギングトルクが発生しているときにロック部材51をモータ軸24に係合させると、ロック部材51が正常位置から外れるように回転してこじれが発生し、操作部51aが周壁15cに食い込む。このようにロック部材51が正常位置を外れたこじれ位置にあると、使用者がロックを解除しようとしてロック部材51の押し込みを緩めてもモータ軸24や周壁15cとの摩擦によってロック部材51がアンロック位置に戻りにくくなる。しかし、上述のように切欠き15dの幅に余裕を持たせるとロック部材51の操作部51aが切欠き15dの中を動けるため、ある程度のコギングトルクが作用してもロック部材51の操作部51aが周壁15cに食い込みにくくなる。
ロック部材51には、ロック部材51の動きをガイドするための長孔51eが長軸方向をロック部材の動く方向に向けて設けられる。この長孔51eには段付きねじ53が差し込まれ、隔壁15bのねじ穴15fにねじ込んで固定される。段付きねじ53のねじのない首部53aはガイドピンとして機能し、ロック部材51はこの首部53aと長孔51eとによってロック位置とアンロック位置の間の動きがガイドされる。また、ロック部材51は段付きねじ53の頭部53bによって隔壁15bからの浮き上がりが規制される。ロック部材51がロック位置において図で見て時計回りにずれると、段付きねじ53が長孔51eの末端に当たってそれ以上のロック部材51の回転が不可能になる。長孔51eの末端は、段付きねじ53を受けることにより時計回りのがたつきを規制してこじれを発生しにくくする。
ロック部材51にはさらに周壁15cに向かって延びる脚部51gが設けられ、ギヤハウジング15aの隔壁15bにはこの脚部51gを受けるための突起15gが設けられる。ロック部材51がロック位置において図で見て反時計回りにずれると、脚部51gが突起15gに当たってそれ以上のロック部材51の回転が規制される。突起15gは、脚部51gを受けることにより反時計回りのがたつきを確実に規制してこじれを発生しにくくする一方で、ロック部材51がアンロック方向に動き始めるともはやロック部材51には干渉せず食い込みを生じない。突起15gは中心線から離れる方向に周壁15cに向かって延びる脚部51gの先端部に対応して配置されるため、モータ軸24から遠い位置でロック部材51を受けることとなり、コギングトルクに対抗するトルクを発揮しやすくすることができる。なお中心線とはモータ軸24の軸線を通るロック部材51の操作方向の直線をいう。
ギヤハウジング15aには、この突起15gと対極の位置に別の突起15iが設けられる。ロック部材51についても、中心線に関して脚部51gと対称の位置に別の脚部51iが設けられる。通常は、図6に示すようにロック位置においても突起15iと脚部51gの間にはクリアランスが設けられるが、ロック部材51が図で見て時計回りにずれた時には、脚部51iが突起15iに当たってそれ以上のロック部材51の回転が規制される。
シャフトロック機構50はさらに、コギングトルクによるこじれにより正常位置から外れたロック部材51に対して復元力を付与するためのシリコーンゴムなどのエラストマー製のラバーピン54を備える。ロック部材51には、前述のガイドピンのための長孔51eとは別に、長軸方向をロック部材51の動く方向に向けた長孔51fが設けられ、ラバーピン54はこの長孔51fに通される。ラバーピン54は一方の端部で隔壁15bの穴15eに固定される。ラバーピン54は、コギングトルクによってロック部材51が正常位置から回転方向にずれたときにロック部材51の操作部51aが周壁15cの切欠き15dの側縁に当たるよりも前にラバーピン54に当たるような位置に設ける。コギングトルクによってロック部材51が正常位置から回転方向にずれると、ラバーピン54は長孔51fの側辺を押し返してロック部材51を正常位置に戻そうとする。ロック部材51が正常位置に近づくことによりこじれが緩和され、圧縮ばね52の付勢力が効果的に発揮されてロック部材51がアンロック位置に戻りやすくなる。このため、ロック部材51をアンロック方向に付勢する圧縮ばね52の力を大きくする必要がない。なお、ラバーピン54は長孔51fとともにロック部材51の動きをガイドする機能も果たす。さらに、ラバーピン54は携帯用マルノコ1を取り扱う際にロック部材51のがたつきによる異音を防止する役割も果たす。
図7に示すように、第二の実施形態として、段付きねじ53を用いる代わりに、図に示すように、周壁15cから外部に突き出す突出部を設けることもできる。周壁15cにはガイド用の切欠き15hを設け、この切欠き15hに突出部51hが通される。ロック部材51はこの突出部51hと切欠き15hによってロック位置とアンロック位置の間の動きがガイドされる。
図8に示すように、第三の実施形態として、一つのラバーピン54と長孔51fを用いる代わりに、図に示すように、操作部の両側に二つのラバーピン55、56を設けることもできる。二つのラバーピン55、56はそれぞれ時計回りと反時計回りのコギングトルクに対してロック部材51の側辺を押し戻すように機能する。各ラバーピン55、56は周壁15cに近接した位置に配置することにより、コギングトルクに対抗するトルクを発揮しやすくすることができる。
図9に示すように、第四の実施形態として、図に示すように、二つのラバーピン57、58の位置を軸線に対して第三の実施形態とは反対側に変えることもできる。
また、図示しない別の実施形態として、ラバーピン54に代えて熱可塑性エラストマー(TPE)などのエラストマーでコーティングした金属ピンを用いることもできる。あるいは、ラバーピン54に代えて金属ピンを用いるとともに、ロック部材51のうちで金属ピンが接触する縁部を部分的にエラストマーでコーティングしたり、そこにエラストマー部材を固定したりすることもできる。いずれの場合も、金属ピンは前述の各実施形態によるラバーピン54~58と同じ位置に設けることができる。
さらに別の実施形態として、シャフトロック機構50のロック部材51はモータ軸24ではなくスピンドル17に係合するようにしてもよい。また、減速ギヤ列が二段階以上で減速するよう構成される場合には、減速ギヤ列の中間軸にロック部材51を係合させることもできる。
[実施形態の効果]
以上に説明した携帯用マルノコ1は、コギングトルクが発生している状態でロック部材51をモータ軸24に係合させることによってロック部材51が回転方向にずれても、ラバーピン54~58や金属ピンにコーティングされたエラストマーが弾性力でロック部材51を押し戻すため、ロック部材51が正常位置に近づいてこじれが緩和されるという効果が得られる。
以上、具体的な実施形態を用いながら本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば本発明の目的を逸脱することなく様々な置換、改良、変更を施すことが可能である。
W 被加工材
1 携帯用マルノコ
2 鋸刃
2a アウタフランジ
2c 固定ボルト
3 ベース
3a 窓部
4、6 支持部
5、7 傾動支軸
10 工具本体部
11 固定カバー
12 揺動支軸
14 可動カバー
15 減速ギヤ列
15a ギヤハウジング
15b 隔壁
15c 周壁
15d 切欠き
15e 穴
15f ねじ穴
15g 突起
15h 切欠き
15i 突起
16 従動ギヤ
17 スピンドル
20 電動モータ
21 モータハウジング
22 固定子
22a ティース
23 回転子
23a 永久磁石
24 モータ軸
24a 駆動ギヤ
24b 平面部
25、26 軸受
28 センサ基板
30 バッテリ取り付け部
31 バッテリパック
32 コントローラ
40 メインハンドル
42 スイッチレバー
44 フロントハンドル
50 シャフトロック機構
51 ロック部材
51a 操作部
51b 孔
51c 孔の円形部
51d 孔の長溝部
51e 段付きねじ用の長孔
51f ラバーピン用の長孔
51g 脚部
51h 突出部
51i 脚部
52 圧縮ばね
53 段付きねじ
53a 首部
53b 頭部
54~58 ラバーピン

Claims (9)

  1. 電動工具であって、
    ハウジングと、
    ハウジングの内部に配置され永久磁石を有する電動モータと、
    ハウジングに対して軸線周りに回転可能に設けられ、電動モータからの動力を伝達するシャフトと、
    電動モータの非通電時にロック位置とアンロック位置の間を動くことができるよう設けられ、ロック位置でシャフトに係合することによりシャフトの回転をロックするロック部材と、
    ロック部材がロック位置にあるときに電動モータの永久磁石に起因してロック部材にかかる軸線周りのトルクに対し反対方向の力をロック部材に与える当接部材とを備えており、
    前記ハウジングは前記シャフトの周方向を覆う周壁を有し、この周壁に切欠きが設けられており、
    前記ロック部材は操作部を有し、この操作部が周壁の切欠きを通して前記ハウジングの外部に突き出されており、
    前記ロック部材がロック位置にあってこのロック部材に軸線周りのトルクがかかったとき、前記操作部が切欠きの側縁に当たる前にロック部材が前記当接部材に当たるようになっている電動工具。
  2. 請求項1の電動工具であって、前記当接部材が弾性部材である電動工具。
  3. 請求項1または2の電動工具であって、前記ロック部材に第一の長孔がその長軸方向をロック部材の動く方向に沿わせて設けられ、この第一の長孔の中に前記当接部材が挿通されている電動工具。
  4. 請求項3の電動工具であって、前記ロック部材に第二の長孔が前記第一の長孔と平行に設けられ、この第二の長孔にガイドピンが挿通されており、ロック部材がロック位置とアンロック位置の間を動くときにこの第二の長孔によってガイドされる電動工具。
  5. 請求項4の電動工具であって、前記ガイドピンは段付きねじであり、前記ロック部材がロック位置とアンロック位置の間を動くときにこの段付きねじの首部が前記第二の長孔によってガイドされる電動工具。
  6. 請求項1から5のいずれかの電動工具であって、前記当接部材が第一の当接部材と第二の当接部材からなり、軸線周りの第一の向きのトルクに対し第一の当接部材が反対方向の力をロック部材に与え、軸線周りの第二の向きのトルクに対し第二の当接部材が反対方向の力をロック部材に与える電動工具。
  7. 請求項1からのいずれかの電動工具であって、前記ハウジングは前記シャフトが貫通する隔壁を有しており、
    この隔壁から延びる突起と、前記ロック部材から延びる脚部とを備えており、
    前記ロック部材がロック位置にあるとき、ロック部材が回転すると脚部が突起に当たることによってロック部材のこじれが抑制される、電動工具。
  8. 請求項1からのいずれかの電動工具であって、前記シャフトは前記電動モータの出力軸である電動工具。
  9. 請求項1からのいずれかの電動工具であって、携帯用切断機である電動工具。

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