JP3936602B2 - 電動工具の回転軸固定装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸鋸等の電動工具の回転軸固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
実開昭６１−１１７６５５号公報は、ディスクグラインダの回転軸固定装置について開示する。この回転軸固定装置は、図７及び図８に示すように、回転軸１に一対の平坦面２ａ，２ｂを平行に設け、該平坦面２ａ，２ｂに対応した係止縁３ａ，３ｂを有するロック部材４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材４を回転軸横断方向に移動させて係止縁３ａ，３ｂを平坦面２ａ，２ｂに係脱させることにより回転軸１を固定又は解放するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転軸固定装置は、図８に示すように、刃物を交換する際に回転軸を回転させる力が付加されるので、回転軸１の平坦面２ａ，２ｂが円周面と交差する箇所に存在する角部５が、ロック部材４の係止縁３ａに食い込むという問題を有する。回転軸１の角部５がロック部材４の係止縁３ａに食い込むと、ロック部材４のアンロックを円滑に行い難い。
【０００４】
従って、本発明は、上記問題点を解決することができる電動工具の回転軸固定装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項１に係る発明は、回転軸（１１）に一対の平坦面（１２ａ，１２ｂ）を平行に設け、該平坦面（１２ａ，１２ｂ）に対応した係止縁（１３ａ，１３ｂ）を有するロック部材（１４）を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材（１４）を回転軸横断方向に移動させて係止縁（１３ａ，１３ｂ）を平坦面（１２ａ，１２ｂ）に係脱させることにより回転軸（１１）を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材（１４）の係止縁（１３ａ，１３ｂ）の入口（１８）と奥部（１８ａ）を末広がり形に形成した電動工具の回転軸固定装置を採用する。
【０００６】
また、請求項２に係る発明は、回転軸（１１）に一対の平坦面（１２ａ，１２ｂ）を平行に設け、該平坦面（１２ａ，１２ｂ）に対応した係止縁（１３ａ，１３ｂ）を有するロック部材（１４）を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材（１４）を回転軸横断方向に移動させて係止縁（１３ａ，１３ｂ）を平坦面（１２ａ，１２ｂ）に係脱させることにより回転軸（１１）を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材（１４）の係止縁（１３ａ，１３ｂ）を回転軸（１１）の平坦面（１２ａ，１２ｂ）よりも短く形成した電動工具の回転軸固定装置を採用する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【０００８】
＜実施の形態１＞
図１に示すように、この電動工具である丸鋸は、モータ等を内蔵したハウジング６とベース７とを具備する。
【０００９】
図１及び図２に示すように、ハウジング６は、モータにより回転駆動される刃物８の略上半分を覆う固定カバー９を一体的に有し、刃物８の略下半分を覆う移動カバー１０をベアリングハウスを介して回転可能に支持する。
【００１０】
ハウジング６は、各種ブラケット及び枢軸を介してベース７に連結されることにより、ベース７に対しその長辺に平行な軸と短辺に平行な軸をそれぞれ支点にして傾動調整可能である。短辺に平行な軸を支点に傾斜角を調整することで、刃物８のベース７下への突出量を加減し切り込み深さを調整することができ、長辺に平行な軸を支点に傾斜角を調整することで、刃物８のベース７に対する傾斜角を加減しワークの切断面の角度を調整することができる。
【００１１】
図２に示すように、この丸鋸は刃物８の回転軸１１を固定するための装置を備える。
【００１２】
この回転軸固定装置は、図２乃至図４に示すように、回転軸１１に平坦面１２ａ，１２ｂを平行に設け、該平坦面１２ａ，１２ｂに対応した係止縁１３ａ，１３ｂを有するロック部材１４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材１４を回転軸横断方向に移動させて係止縁１３ａ，１３ｂを平坦面１２ａ，１２ｂに係脱させることにより回転軸１１を固定又は解放するようになっている。
【００１３】
回転軸は、図３及び図４に示すように、回転軸１１の軸方向に平行に伸びる一対の平坦面１２ａ，１２ｂを有するが、この平坦面１２ａ，１２ｂが回転軸１１の円周面と交差する箇所に角部１９を有する。
【００１４】
ロック部材１４は、図２乃至図４に示すように、回転軸１１を横断するように配置される板材であり、その中央部に回転軸１１の最外周を囲む丸穴１５と、この丸穴１５に連通する異形穴１６とが形成される。ロック部材１４は、復帰バネ１７によりハウジング６と一体の固定カバー９に連結され、丸穴１５が回転軸１１を囲む位置へと常時付勢される。ロック部材１４がその一端に有する摘み片１４ａを把持されて復帰バネ１７の付勢力に抗する向きに押されると、回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂが形成された異形断面部に異形穴１６が移動し回転軸１１を回転しないようにロックする。
【００１５】
異形穴１６は回転軸１１の各平坦面１２ａ，１２ｂに対応する一対の係止縁１３ａ，１３ｂを有し、係止縁１３ａ，１３ｂ間の幅が回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂ間の幅よりもやや大きくなるように形成される。また、ロック部材１４の係止縁１３ａ，１３ｂの入口１８は、八字形等の末広がり形に形成される。これにより、図４と図８との対比から明らかなように、ロック部材１４の異形穴１６内に回転軸１１が嵌りこんだ時に回転軸１１の角部１９が係止縁１３ａに食い込むことがなく、従って、図４のロック位置にあるロック部材１４を図３のアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【００１６】
次に、上記構成の丸鋸の回転軸固定装置の作用について説明する。
【００１７】
ロック部材１４が図２に示すアンロック位置にあるとき、ロック部材１４の丸穴１５が回転軸１１に合致するので、モータの起動により回転軸１１は刃物８と一体で回転する。これにより、刃物８によるワークの切断が可能となる。
【００１８】
モータが止められた後、ロック部材１４が復帰バネ１７の付勢力に抗するように押され、その異形穴１６が図４に示すように回転軸１１に合致するロック位置へと移動すると、異形穴１６の係止縁１３ａ，１３ｂが回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂに係止し、回転軸１１及び刃物８の回転を阻止する。このロック状態で刃物交換時に回転軸１１を回転しようとする力が付加されると、回転軸１１の角部１９が係止縁１３ａ，１３ｂに食い込もうとするが、回転軸１１の角部１９は係止縁１３ａ，１３ｂの末広がり形の入口１８と奥部１８ａにより食い込む力が逃がされ図８に示した食い込みの発生が防止される。その結果、ロック部材１４は復帰バネ１７により引っ張られロック位置からアンロック位置へと円滑に移行する。
【００１９】
＜実施の形態２＞
図５及び図６に示すように、この実施の形態２に係る回転軸固定装置は、実施の形態１の場合と同様に、回転軸１１に平坦面１２ａ，１２ｂを平行に設け、該平坦面１２ａ，１２ｂに対応した係止縁１３ａ，１３ｂを有するロック部材１４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材１４を回転軸横断方向に移動させて係止縁１３ａ，１３ｂを平坦面１２ａ，１２ｂに係脱させることにより回転軸１１を固定又は解放するようになっているが、上記ロック部材１４の係止縁１３ａ，１３ｂの幅Ａは回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂの幅Ｂよりも短くなるように形成されている。
【００２０】
このため、図６に示すロック状態で回転軸１１に回転方向の力が付加されても、回転軸１１の角部１９に対応する位置に係止縁１３ａが存在せず、回転軸１１の角部１９による図８に示したような食い込みの発生が防止される。その結果、ロック部材１４は復帰バネ１７（図２参照）により引っ張られロック位置からアンロック位置へと円滑に移行する。
【００２１】
【発明の効果】
請求項１に係る発明によれば、回転軸に平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁の入口と奥部を末広がり形に形成した電動工具の回転軸固定装置であるから、ロック状態で回転軸の角部が係止縁に食い込もうとしても、回転軸の角部は係止縁の末広がり形の入口と奥部により食い込む力が逃がされ、係止縁への食い込みの発生が防止される。従って、ロック部材をロック位置からアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【００２２】
請求項２に係る発明によれば、回転軸に平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁を回転軸の平坦面よりも短く形成した電動工具の回転軸固定装置であるから、ロック状態で回転軸の角部が係止縁に食い込もうとしても、回転軸の角部に対応する位置に係止縁が存在せず、回転軸の角部によるロック部材への食い込みの発生が防止される。従って、ロック部材をロック位置からアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る回転軸固定装置を備えた丸鋸の正面図である。
【図２】図１中、ＩＩ−ＩＩ線矢視断面図である。
【図３】回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図４】回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【図５】本発明の実施の形態２に係る回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図６】図５に示す回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【図７】従来の回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図８】図７に示す回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【符号の説明】
１１…回転軸
１２ａ，１２ｂ…平坦面
１３ａ，１３ｂ…係止縁
１４…ロック部材
１８…入口
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸鋸等の電動工具の回転軸固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
実開昭６１−１１７６５５号公報は、ディスクグラインダの回転軸固定装置について開示する。この回転軸固定装置は、図７及び図８に示すように、回転軸１に一対の平坦面２ａ，２ｂを平行に設け、該平坦面２ａ，２ｂに対応した係止縁３ａ，３ｂを有するロック部材４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材４を回転軸横断方向に移動させて係止縁３ａ，３ｂを平坦面２ａ，２ｂに係脱させることにより回転軸１を固定又は解放するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転軸固定装置は、図８に示すように、刃物を交換する際に回転軸を回転させる力が付加されるので、回転軸１の平坦面２ａ，２ｂが円周面と交差する箇所に存在する角部５が、ロック部材４の係止縁３ａに食い込むという問題を有する。回転軸１の角部５がロック部材４の係止縁３ａに食い込むと、ロック部材４のアンロックを円滑に行い難い。
【０００４】
従って、本発明は、上記問題点を解決することができる電動工具の回転軸固定装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項１に係る発明は、回転軸（１１）に一対の平坦面（１２ａ，１２ｂ）を平行に設け、該平坦面（１２ａ，１２ｂ）に対応した係止縁（１３ａ，１３ｂ）を有するロック部材（１４）を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材（１４）を回転軸横断方向に移動させて係止縁（１３ａ，１３ｂ）を平坦面（１２ａ，１２ｂ）に係脱させることにより回転軸（１１）を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材（１４）の係止縁（１３ａ，１３ｂ）の入口（１８）と奥部（１８ａ）を末広がり形に形成した電動工具の回転軸固定装置を採用する。
【０００６】
また、請求項２に係る発明は、回転軸（１１）に一対の平坦面（１２ａ，１２ｂ）を平行に設け、該平坦面（１２ａ，１２ｂ）に対応した係止縁（１３ａ，１３ｂ）を有するロック部材（１４）を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材（１４）を回転軸横断方向に移動させて係止縁（１３ａ，１３ｂ）を平坦面（１２ａ，１２ｂ）に係脱させることにより回転軸（１１）を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材（１４）の係止縁（１３ａ，１３ｂ）を回転軸（１１）の平坦面（１２ａ，１２ｂ）よりも短く形成した電動工具の回転軸固定装置を採用する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【０００８】
＜実施の形態１＞
図１に示すように、この電動工具である丸鋸は、モータ等を内蔵したハウジング６とベース７とを具備する。
【０００９】
図１及び図２に示すように、ハウジング６は、モータにより回転駆動される刃物８の略上半分を覆う固定カバー９を一体的に有し、刃物８の略下半分を覆う移動カバー１０をベアリングハウスを介して回転可能に支持する。
【００１０】
ハウジング６は、各種ブラケット及び枢軸を介してベース７に連結されることにより、ベース７に対しその長辺に平行な軸と短辺に平行な軸をそれぞれ支点にして傾動調整可能である。短辺に平行な軸を支点に傾斜角を調整することで、刃物８のベース７下への突出量を加減し切り込み深さを調整することができ、長辺に平行な軸を支点に傾斜角を調整することで、刃物８のベース７に対する傾斜角を加減しワークの切断面の角度を調整することができる。
【００１１】
図２に示すように、この丸鋸は刃物８の回転軸１１を固定するための装置を備える。
【００１２】
この回転軸固定装置は、図２乃至図４に示すように、回転軸１１に平坦面１２ａ，１２ｂを平行に設け、該平坦面１２ａ，１２ｂに対応した係止縁１３ａ，１３ｂを有するロック部材１４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材１４を回転軸横断方向に移動させて係止縁１３ａ，１３ｂを平坦面１２ａ，１２ｂに係脱させることにより回転軸１１を固定又は解放するようになっている。
【００１３】
回転軸は、図３及び図４に示すように、回転軸１１の軸方向に平行に伸びる一対の平坦面１２ａ，１２ｂを有するが、この平坦面１２ａ，１２ｂが回転軸１１の円周面と交差する箇所に角部１９を有する。
【００１４】
ロック部材１４は、図２乃至図４に示すように、回転軸１１を横断するように配置される板材であり、その中央部に回転軸１１の最外周を囲む丸穴１５と、この丸穴１５に連通する異形穴１６とが形成される。ロック部材１４は、復帰バネ１７によりハウジング６と一体の固定カバー９に連結され、丸穴１５が回転軸１１を囲む位置へと常時付勢される。ロック部材１４がその一端に有する摘み片１４ａを把持されて復帰バネ１７の付勢力に抗する向きに押されると、回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂが形成された異形断面部に異形穴１６が移動し回転軸１１を回転しないようにロックする。
【００１５】
異形穴１６は回転軸１１の各平坦面１２ａ，１２ｂに対応する一対の係止縁１３ａ，１３ｂを有し、係止縁１３ａ，１３ｂ間の幅が回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂ間の幅よりもやや大きくなるように形成される。また、ロック部材１４の係止縁１３ａ，１３ｂの入口１８は、八字形等の末広がり形に形成される。これにより、図４と図８との対比から明らかなように、ロック部材１４の異形穴１６内に回転軸１１が嵌りこんだ時に回転軸１１の角部１９が係止縁１３ａに食い込むことがなく、従って、図４のロック位置にあるロック部材１４を図３のアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【００１６】
次に、上記構成の丸鋸の回転軸固定装置の作用について説明する。
【００１７】
ロック部材１４が図２に示すアンロック位置にあるとき、ロック部材１４の丸穴１５が回転軸１１に合致するので、モータの起動により回転軸１１は刃物８と一体で回転する。これにより、刃物８によるワークの切断が可能となる。
【００１８】
モータが止められた後、ロック部材１４が復帰バネ１７の付勢力に抗するように押され、その異形穴１６が図４に示すように回転軸１１に合致するロック位置へと移動すると、異形穴１６の係止縁１３ａ，１３ｂが回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂに係止し、回転軸１１及び刃物８の回転を阻止する。このロック状態で刃物交換時に回転軸１１を回転しようとする力が付加されると、回転軸１１の角部１９が係止縁１３ａ，１３ｂに食い込もうとするが、回転軸１１の角部１９は係止縁１３ａ，１３ｂの末広がり形の入口１８と奥部１８ａにより食い込む力が逃がされ図８に示した食い込みの発生が防止される。その結果、ロック部材１４は復帰バネ１７により引っ張られロック位置からアンロック位置へと円滑に移行する。
【００１９】
＜実施の形態２＞
図５及び図６に示すように、この実施の形態２に係る回転軸固定装置は、実施の形態１の場合と同様に、回転軸１１に平坦面１２ａ，１２ｂを平行に設け、該平坦面１２ａ，１２ｂに対応した係止縁１３ａ，１３ｂを有するロック部材１４を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材１４を回転軸横断方向に移動させて係止縁１３ａ，１３ｂを平坦面１２ａ，１２ｂに係脱させることにより回転軸１１を固定又は解放するようになっているが、上記ロック部材１４の係止縁１３ａ，１３ｂの幅Ａは回転軸１１の平坦面１２ａ，１２ｂの幅Ｂよりも短くなるように形成されている。
【００２０】
このため、図６に示すロック状態で回転軸１１に回転方向の力が付加されても、回転軸１１の角部１９に対応する位置に係止縁１３ａが存在せず、回転軸１１の角部１９による図８に示したような食い込みの発生が防止される。その結果、ロック部材１４は復帰バネ１７（図２参照）により引っ張られロック位置からアンロック位置へと円滑に移行する。
【００２１】
【発明の効果】
請求項１に係る発明によれば、回転軸に平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁の入口と奥部を末広がり形に形成した電動工具の回転軸固定装置であるから、ロック状態で回転軸の角部が係止縁に食い込もうとしても、回転軸の角部は係止縁の末広がり形の入口と奥部により食い込む力が逃がされ、係止縁への食い込みの発生が防止される。従って、ロック部材をロック位置からアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【００２２】
請求項２に係る発明によれば、回転軸に平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁を回転軸の平坦面よりも短く形成した電動工具の回転軸固定装置であるから、ロック状態で回転軸の角部が係止縁に食い込もうとしても、回転軸の角部に対応する位置に係止縁が存在せず、回転軸の角部によるロック部材への食い込みの発生が防止される。従って、ロック部材をロック位置からアンロック位置へと円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る回転軸固定装置を備えた丸鋸の正面図である。
【図２】図１中、ＩＩ−ＩＩ線矢視断面図である。
【図３】回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図４】回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【図５】本発明の実施の形態２に係る回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図６】図５に示す回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【図７】従来の回転軸固定装置の要部をアンロック状態で示す部分図である。
【図８】図７に示す回転軸固定装置の要部をロック状態で示す部分図である。
【符号の説明】
１１…回転軸
１２ａ，１２ｂ…平坦面
１３ａ，１３ｂ…係止縁
１４…ロック部材
１８…入口
Claims (2)
- 回転軸に一対の平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁の入口と奥部を末広がり形に形成したことを特徴とする電動工具の回転軸固定装置。
- 回転軸に一対の平坦面を平行に設け、該平坦面に対応した係止縁を有するロック部材を回転軸横断方向に配置し、該ロック部材を回転軸横断方向に移動させて係止縁を平坦面に係脱させることにより回転軸を固定又は解放する電動工具の回転軸固定装置において、上記ロック部材の係止縁を回転軸の平坦面よりも短く形成したことを特徴とする電動工具の回転軸固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002051198A JP3936602B2 (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 電動工具の回転軸固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002051198A JP3936602B2 (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 電動工具の回転軸固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003251523A JP2003251523A (ja) | 2003-09-09 |
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ID=28663238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002051198A Expired - Lifetime JP3936602B2 (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 電動工具の回転軸固定装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2014117681A1 (zh) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 动力工具 |
Families Citing this family (5)
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-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002051198A patent/JP3936602B2/ja not_active Expired - Lifetime
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