JP7249910B2 - アーチ橋の施工方法 - Google Patents
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Description
このように、本発明では補剛桁から型枠支持部を支持でき、型枠支持部の位置が確実に固定される。また型枠支持部の直上の補剛桁から垂下させた支持材により型枠支持部を吊り支持することで、施工が容易になる。
型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、を有し、前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、前記斜材は複数の線材を有し、前記コンクリートを打設する際に、前記線材の一端を前記コンクリートに埋設して他端が前記型枠の外に引き出されるようにしておき、前記コンクリートを打設した後に、前記線材の他端を別の前記線材の一端と接続して緊張作業を行うことを特徴とするアーチ橋の施工方法である。
第4の発明は、アーチ部材を有するアーチ橋を、橋脚から側方へと張り出して行くように構築するアーチ橋の施工方法であって、型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、を有し、前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の上端部を前記型枠支持部の後方のアーチ橋の既設躯体に設けた状態で、前記斜材を弛ませておくことを特徴とするアーチ橋の施工方法である。
これらの方法により、コンクリート打設時の荷重が斜材に残るのを防ぐことができ、斜材の緊張力について合理的な設計が可能になる。
これにより、アーチ部材の施工が容易になる。すなわち、支持材はアーチ部材のコンクリートを貫通する位置に設けられてもよいが、この場合、支持材の撤去後に貫通部のグラウト充填作業が必要になる。支持材をアーチ部材のコンクリートを避けた配置とすると、このような充填作業が不要になり、好ましい。
本発明の実施形態に係るアーチ橋の施工方法は、前記した逆ランガー式アーチ橋(以下単にアーチ橋という)10の施工を行うものであり、図1に示すアーチリブ用ワーゲン1と型枠支持部4を施工に用いる。
次に、アーチ橋10の施工方法について図5~7等を参照して説明する。アーチ橋10の施工時は、上記のアーチリブ用ワーゲン1と型枠支持部4がアーチ部材14の構築に用いられ、補剛桁13はアーチリブ用ワーゲン1とは独立に補剛桁13上を移動する別途の移動式型枠装置(不図示)を用いて構築される。
2:移動台車
3:作業足場
4:型枠支持部
5:型枠
6:吊材
7:支持材
10:逆ランガー式アーチ橋
12:橋脚
13:補剛桁
14:アーチ部材
15:鉛直材
16、16a:斜材
18:定着具
31:作業床
161、161a、161b:PCケーブル
163:接続具
Claims (6)
- アーチ部材を有するアーチ橋を、橋脚から側方へと張り出して行くように構築するアーチ橋の施工方法であって、
型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、
前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、
を有し、
前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、
前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、
前記支持材の上端部は、前記既設躯体に固定されることを特徴とするアーチ橋の施工方法。 - アーチ部材を有するアーチ橋を、橋脚から側方へと張り出して行くように構築するアーチ橋の施工方法であって、
型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、
前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、
を有し、
前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、
前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、
前記型枠支持部は、前記アーチ部材に先行して構築された補剛桁から前記支持材で支持されることを特徴とするアーチ橋の施工方法。 - 前記型枠支持部は、その直上の前記補剛桁から垂下させた前記支持材により吊り支持されることを特徴とする請求項2記載のアーチ橋の施工方法。
- アーチ部材を有するアーチ橋を、橋脚から側方へと張り出して行くように構築するアーチ橋の施工方法であって、
型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、
前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、
を有し、
前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、
前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、
前記斜材は複数の線材を有し、
前記コンクリートを打設する際に、前記線材の一端を前記コンクリートに埋設して他端が前記型枠の外に引き出されるようにしておき、
前記コンクリートを打設した後に、前記線材の他端を別の前記線材の一端と接続して緊張作業を行うことを特徴とするアーチ橋の施工方法。 - アーチ部材を有するアーチ橋を、橋脚から側方へと張り出して行くように構築するアーチ橋の施工方法であって、
型枠支持部をその上方のアーチ橋の既設躯体側から支持材で支持した状態で、前記型枠支持部の上に配置された型枠にコンクリートを打設しアーチ部材を構築する工程と、
前記アーチ部材を、その後方のアーチ橋の既設躯体から前記支持材とは別の斜材で支持させる工程と、
を有し、
前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の下端部を前記コンクリートに埋設しておき、
前記コンクリートを打設した後に、前記斜材を緊張し、
前記コンクリートを打設する際に、前記斜材の上端部を前記型枠支持部の後方のアーチ橋の既設躯体に設けた状態で、前記斜材を弛ませておくことを特徴とするアーチ橋の施工方法。 - 前記支持材は前記コンクリートを避ける位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のアーチ橋の施工方法。
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JP2000144640A (ja) | 1998-11-11 | 2000-05-26 | Ps Corp | コンクリートアーチ橋のアーチリブ構築装置 |
JP3151635B2 (ja) | 1992-05-28 | 2001-04-03 | 大成建設株式会社 | 逆ランガーアーチ橋の架設方法 |
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JPH05331809A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-14 | Taisei Corp | 吊り斜材の定着装置 |
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JP2000144640A (ja) | 1998-11-11 | 2000-05-26 | Ps Corp | コンクリートアーチ橋のアーチリブ構築装置 |
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