JP7248971B2 - 引戸の両方向引込み装置 - Google Patents
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Description
前記スライド案内溝51aの引戸端部側には、前記スライド案内溝51aから連続して屈曲状案内溝51bからなる仮停止部Kが形成され、
前記スライダー52には、引戸の開操作に伴い前記係合ピン55に係合して該スライダー52を前記スプリング部材54の付勢力に抗して引戸端部側に移動させるとともに、スライド案内溝51aの引戸端部側においてスライダー52の係合突部52aが前記屈曲状案内溝51b側に案内されることにより該スライダー52を揺動させて仮停止状態とし、これに伴い前記係合ピン55との係合が解除される先端側係合片52bと、引戸の閉操作に伴い前記係合ピン55に係合して前記仮停止状態にあるスライダー52を揺動動作させ仮停止状態を解除することにより前記先端側係合片52bと係合ピン55とを係合させる基端側係合片52cとが備えられ、前記引戸の閉操作時に、前記ピストン式ダンパー53による制動力を受けながら前記スプリング部材54の付勢力により引戸を閉まり位置まで引き込むようにした引込み装置本体が開示されている。
前記ケースが、スライド案内溝が形成されたケース中間部と、スライド案内溝の端部とこれに連続する仮停止部が形成された左右のケース端部とからなる3部品の組立てによって構成されるとともに、前記ケース中間部のみについて長さの異なる複数種が用意され、
前記ケース中間部の端部は、側面視でL字状を成し下側の突出片部分に通孔が形成され、側壁の高さ方向中間には、内側に開口を向けた溝型断面の前記スライド案内溝が形成され、その上部及び下部にそれぞれ板状の被挟持部が形成され、
前記ケース端部は、前記ケース中間部との接続側に、前記ケース中間部の被挟持部を挟み込みできる隙間を有する挟持部を有し、下部に前記ケース中間部の突出片が嵌合状態で組み合わされる嵌合支持部を有するとともに、該嵌合支持部に通孔を有し、
前記ケース中間部とケース端部とは、両者が突合わされるように嵌合されるとともに、前記通孔にリベット又はネジが通されて連結されており、
少なくとも前記ピストン式ダンパー及びスプリング部材が前記ケース中間部の長さに対応して長さの異なる複数種が用意され、
前記ケース中間部の長さ変更及び前記ピストン式ダンパー及びスプリング部材の長さ変更によって両方向引込み装置の長さ寸法を変更可能とし、引戸の幅寸法の違いに対応可能としたことを特徴とする引戸の両方向引込み装置が提供される。
図1に示される引戸2は、上レール3、側枠5A、5B及び下レール6によって開口枠が設けられるとともに、前記上レール3内を走行する吊り車型ランナ装置7,8が配設され、これら吊り車型ランナ装置7,8によって吊持されることによって、前記上レール3に沿って移動自在とされた吊り引戸である。吊り引戸2は、走行時に引戸下端が揺れないように下ピボット29が下レール6に沿って走行するようになっている。
前記ケース10は、両側壁にスライド案内溝10aが形成されるとともに、前記スライド案内溝10aの両端部にそれぞれ連続して、下側方向にL字状に屈曲する屈曲状案内溝10bからなる仮停止部Kが形成されている。
(引戸2の閉操作時)
図9(A)に示されるように、引戸2が全開状態の場合は、前記スライダー19が係合ピン4Bに係合し、引戸2は戸尻側方向に付勢されている。
次に、引戸2を全閉状態から開操作する時の作動状態について説明する。この動作は前記閉操作の逆動作(図9(D)から図9(A)の順)となる。
(1)上記形態例では、上レール3内を走行する吊り車型ランナ装置7、8によって引戸2が吊持された吊り引戸の例を示したが、引戸の下面に設けた戸車によって移動自在とされる引戸の場合は、両方向引込み装置1に一体的に連結された吊り車型ランナ装置7やローラ33、更に他端側の吊り車型ランナ装置8などは不要となる。
Claims (2)
- 両側壁にスライド案内溝が形成されるとともに、前記スライド案内溝の両端部にそれぞれ屈曲状案内溝からなる仮停止部が形成されたケース内に、ピストン式ダンパーが配設され、このピストン式ダンパーのピストン先端部とシリンダ基端部とにそれぞれ、前記スライド案内溝又は仮停止部に係合する係合突部を有し、且つ上端部が前記ケースから突出状態で設けられ戸枠又はレール側に設けられた係合ピンと係脱する関係にあるスライダーが回動可能に連結され、且つ前記左右一対のスライダーが引込み方向の付勢力を与えるスプリング部材によって連結され、少なくとも一方側のスライダーが前記ケースの仮停止部に係止されている引戸の両方向引込み装置において、
前記ケースが、スライド案内溝が形成されたケース中間部と、スライド案内溝の端部とこれに連続する仮停止部が形成された左右のケース端部とからなる3部品の組立てによって構成されるとともに、前記ケース中間部のみについて長さの異なる複数種が用意され、
前記ケース中間部の端部は、側面視でL字状を成し下側の突出片部分に通孔が形成され、側壁の高さ方向中間には、内側に開口を向けた溝型断面の前記スライド案内溝が形成され、その上部及び下部にそれぞれ板状の被挟持部が形成され、
前記ケース端部は、前記ケース中間部との接続側に、前記ケース中間部の被挟持部を挟み込みできる隙間を有する挟持部を有し、下部に前記ケース中間部の突出片が嵌合状態で組み合わされる嵌合支持部を有するとともに、該嵌合支持部に通孔を有し、
前記ケース中間部とケース端部とは、両者が突合わされるように嵌合されるとともに、前記通孔にリベット又はネジが通されて連結されており、
少なくとも前記ピストン式ダンパー及びスプリング部材が前記ケース中間部の長さに対応して長さの異なる複数種が用意され、
前記ケース中間部の長さ変更及び前記ピストン式ダンパー及びスプリング部材の長さ変更によって両方向引込み装置の長さ寸法を変更可能とし、引戸の幅寸法の違いに対応可能としたことを特徴とする引戸の両方向引込み装置。 - 前記ケース端部のそれぞれに吊り車型ランナ装置又はローラが連結され、吊り引戸に対応可能としてある請求項1記載の引戸の両方向引込み装置。
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JP2018165987A JP7248971B2 (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 引戸の両方向引込み装置 |
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JP2018165987A JP7248971B2 (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 引戸の両方向引込み装置 |
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JP2020037826A JP2020037826A (ja) | 2020-03-12 |
JP7248971B2 true JP7248971B2 (ja) | 2023-03-30 |
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ID=69738062
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JP2018165987A Active JP7248971B2 (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | 引戸の両方向引込み装置 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006161468A (ja) | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Kawaguchi Giken Inc | 網戸装置 |
JP2008190275A (ja) | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Tok Bearing Co Ltd | 両方向引き込みユニット |
JP2008215052A (ja) | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Okuda Seisakusho:Kk | 引き戸の始動アシスト装置 |
JP2008297861A (ja) | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Ishii Shoji:Kk | 引き戸の走行制御装置 |
JP2010275804A (ja) | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Kokuyo Co Ltd | 扉装置 |
JP2012112101A (ja) | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Tsuchikawa Zenji | 引戸用クローザ |
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2018
- 2018-09-05 JP JP2018165987A patent/JP7248971B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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