JP7247905B2 - 第1中継装置、第2中継装置、第1中継方法、第2中継方法、第1中継プログラム、第2中継プログラム、及び中継システム - Google Patents

第1中継装置、第2中継装置、第1中継方法、第2中継方法、第1中継プログラム、第2中継プログラム、及び中継システム Download PDF

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Description

本発明は、第1中継装置、第2中継装置、第1中継方法、第2中継方法、第1中継プログラム、第2中継プログラム、及び中継システムに関する。
従来、ゲートウェイ装置を搭載した車載通信システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。この車載通信システムは、複数の電子制御装置のうちの1つの電子制御装置をゲートウェイ機能付き電子制御装置とし、ゲートウェイ機能付き電子制御装置を別の多重通信ネットワークの通信ラインに接続する。
特開2007-336267号公報
ゲートウェイ等の中継装置は、自身が保持する中継情報を参照し、中継情報に示されているバスへ通信フレームを中継する。中継情報には、通信フレームの宛先を表す宛先情報とその通信フレームを中継すべきバスの情報とが対応付けられている。しかし、中継装置において用いられる中継情報には誤りが発生する場合がある。中継情報に誤りが発生した場合には、中継装置は通信フレームを正しいバスへ中継することができない、という課題がある。
上記特許文献1に開示されている車載システムでは、中継装置が保持している中継情報に誤りが発生した場合、その中継装置は自身が保持している中継情報の誤りを検知することができない。このため、従来技術では、車両に搭載される複数の中継装置において、通信フレームを中継する際に用いられる中継情報の誤りを検知することができない、という課題がある。
本発明は、上記事実を考慮し、車両に搭載される複数の中継装置において、通信フレームを中継する際に用いられる中継情報の誤りを検知することができる、第1中継装置、第2中継装置、第1中継方法、第2中継方法、第1中継プログラム、第2中継プログラム、及び中継システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の第1中継装置は、車両に搭載される第1中継装置であって、他の中継装置から送信される通信フレームを受信する第1受信部と、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、第1受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第1受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定する第1特定部と、第1受信部により受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、第1中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力する通知信号出力部と、を備えた第1中継装置である。
第1中継装置は、他の中継装置から送信される通信フレームを受信する。そして、第1中継装置は、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、第1受信部により受信される通信フレームに含まれる宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第1受信部により受信される通信フレームの中継先のバスとして特定する。
そして、第1中継装置は、第1受信部により受信される通信フレームの宛先情報が、第1中継情報の宛先情報に含まれていないことにより、第1受信部で受信される通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、異常を表す異常通知信号を他の中継装置へ出力する。これにより、通信フレームを中継する際に用いられる中継情報の誤りを検知することができる。また、通信フレームの送信元である他の中継装置は、第1中継装置から出力された異常通知信号によって自身が保持する中継情報が誤っている可能性があることを検知することができる。
また、請求項2に記載の第1中継装置は、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、第1中継情報を復元する第1復元部を更に備える。これにより、通信フレームの送信先の中継装置の中継情報が誤っていた場合には当該中継情報が復元され、当該中継情報に発生している誤りを修正することができる。
また、請求項3に記載の第1中継装置の第1復元部は、車両状態が所定の状態である場合に、第1中継情報を復元する。中継情報の復元を所定の車両状態のときに限ることにより、中継情報の復元が車両に与える影響を軽減させることができる。
請求項4に記載の第1中継装置の第1復元部は、第1中継情報を復元する際に、第1中継装置の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに第1中継情報を復元する。中継情報の復元を車両が停車しているときに限ることにより、中継情報の復元が車両の走行に与える影響を軽減させることができる。
請求項5に記載の第2中継装置は、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置であって、他の中継装置から送信される通信フレームを含む各信号を受信する第2受信部と、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、第2受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第2受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定する第2特定部と、第2受信部によって第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する第2復元部と、を備えた第2中継装置である。通信フレームの送信元である第2中継装置は、通信フレームの送信先である第1中継装置から異常通知信号を受信することにより、第2復元部によって第2中継情報を復元する。これにより、第2中継装置が保持する中継情報が誤っていた場合には、当該誤りを修正することができる。
請求項6に記載の第2中継装置の第2復元部は、前記異常通知信号を複数回受信した場合に、第2中継情報を復元する。これにより、誤っている可能性がより高いと考えられる中継情報を復元することができる。
請求項7に記載の第2中継装置の第2復元部は、車両状態が所定の状態である場合に、第2中継情報を復元する。中継情報の復元を所定の車両状態のときに限ることにより、中継情報の復元が車両に与える影響を軽減させることができる。
請求項8に記載の第2中継装置の第2復元部は、第2中継情報を復元する際に、第2中継装置の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに第2中継情報を復元する。中継情報の復元を車両が停車しているときに限ることにより、中継情報の復元が車両の走行に与える影響を軽減させることができる。
請求項9に記載の第2中継装置の第2復元部は、第1中継装置に接続される中継装置の数よりも、第2中継装置に接続される中継装置の数の方が多い場合、前記異常通知信号を複数回受信したときに第2中継情報を復元する。第2中継装置は、第1中継装置に接続される中継装置の数よりも、第2中継装置に接続される他の中継装置の方が多い場合には、異常通知信号を受信したとしても即時には第2中継情報を復元しない。これにより、第2中継装置が第2中継情報を復元することによって接続先の中継装置へ与える影響を低減させることができる。また、第2中継装置は、所定回数以上の異常通知信号を受信した場合に第2中継情報を復元するため、第1中継装置及び第2中継装置の何れかのうち第2中継装置の第2中継情報が誤っている可能性が高い場合に、第2中継情報を復元することができる。
請求項10に記載の中継システムは、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の第1中継装置と、請求項5~請求項9の何れか1項に記載の第2中継装置とを備える中継システムである。
請求項10に記載の中継システムは、請求項3に記載の複数の第1中継装置と、請求項7に記載の複数の第2中継装置とを備える請求項10に記載の中継システムであって、複数の第1中継装置の各々のうちの特定の第1中継装置である第1特定中継装置には、車両の走行に関する複数の車両走行制御装置が接続されており、複数の第2中継装置の各々のうちの特定の第2中継装置である第2特定中継装置には、車両の走行に関する複数の車両走行制御装置が接続されており、複数の第1中継装置の各々のうちの第1特定中継装置とは異なる第1中継装置には、車両走行制御装置とは異なる複数の車両制御装置が接続されており、複数の第2中継装置の各々のうちの第2特定中継装置とは異なる第2中継装置には、車両走行制御装置とは異なる複数の車両制御装置が接続されており、第1特定中継装置の第1復元部は、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、第1中継情報を復元し、第2特定中継装置の第2復元部は、第2受信部により通信フレームの送信先の中継装置から異常通知信号が受信された場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、第2中継情報を復元し、第1特定中継装置とは異なる第1中継装置の第1復元部は、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合に、第1中継情報を復元し、第2特定中継装置とは異なる第2中継装置の第2復元部は、第2受信部により通信フレームの送信先の中継装置から異常通知信号が受信された場合に、第2中継情報を復元する、中継システムである。車両の走行に関する複数の車両走行制御装置が接続されている第1特定中継装置及び第2特定中継装置は、車両状態が停車状態である場合に、第2中継情報を復元する。これにより、車両の走行に関する特定ECUに影響を与えることなく、中継情報を復元することができる。
請求項12に記載の第1中継方法は、車両に搭載される第1中継装置において実行される第1中継方法であって、第1受信部が、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、第1特定部が、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、第1受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第1受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、通知信号出力部が、第1受信部により受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、前記中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力する、処理を実行する第1中継方法である。
請求項13に記載の第2中継方法は、請求項12に記載の第1中継方法を実行する第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置において実行される第2中継方法であって、第2受信部が、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、第2特定部が、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、第2受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第2受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、第2復元部が、第2受信部によって第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する、処理を実行する第2中継方法である。
請求項14に記載の第1中継プログラムは、車両に搭載される第1中継装置において実行されるプログラムであって、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、第1中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、受信される前記通信フレームの中継先のバスが特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力する、処理をコンピュータに実行させるための第1中継プログラムである。
請求項15に記載の第2中継プログラムは、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の第1中継方法を実行する第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置において実行されるプログラムであって、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する、処理をコンピュータに実行させるための第2中継プログラムである。
以上説明したように本発明によれば、車両に搭載される複数の中継装置において、通信フレームを中継する際に用いられる中継情報の誤りを検知することができる、という効果がある。
第1実施形態及び第2実施形態に係る中継システムの構成の一例を示すブロック図である。 中央中継情報の一例を示す図である。 中継システムに含まれる各装置のコンピュータの構成例を示す図である。 第1実施形態の第1中継処理の一例を示す図である。 第1実施形態の第2中継処理の一例を示す図である。 第1実施形態の中継システム10の動作例の図である。 第1実施形態の中継システム10の動作例の図である。 第2実施形態の第1中継処理の一例を示す図である。 第2実施形態の第2中継処理の一例を示す図である。 第3実施形態に係る中継システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を用いて本実施形態の中継システムについて説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る中継システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、第1実施形態の中継システム10は、第1中継装置の一例である中央中継装置12と、第2中継装置の一例である中継装置14と、複数のECU16-1,16-2,16-3と、を備えている。中継システム10は車両に搭載される。なお、中央中継装置12及び中継装置14は、例えば、ゲートウェイ機能付きのECU(Electronic Control Unit)である。
ゲートウェイ機能付きのECUが車両に搭載される場合、ゲートウェイ機能付きのECUは、ルーティングマップを表す中継情報を用いて通信フレームの中継を行う。このため、ゲートウェイ機能付きのECUは、常に正しい中継情報を保持する必要がある。
しかし、ECUのメモリ異常によるデータ化け又は予期せぬ書き換えによって中継情報の一部が変更された場合には、通信フレームが誤中継される可能性がある。その結果、正常な車両動作に影響を及ぼす場合がある。
そこで、本実施形態の中継システムは、ゲートウェイ機能付きのECUである中央中継装置12又は中継装置14が、他のゲートウェイ機能付きのECUである中継装置から通信フレームを受信した際に、自身が保持している中継情報を確認する。そして、中央中継装置12又は中継装置14は、受信した通信フレームの通信フレームIDが中継情報内に記載されているかを確認し、通信フレームIDが中継情報に記載されている場合には中継先のバスへ中継する。一方、中央中継装置12又は中継装置14は、受信した通信フレームの通信フレームIDが中継情報内に記載されていない場合には、異常が発生していると判定し、送信元の他の中継装置へ通知を行う。以下、具体的に説明する。
図1に示されるように、中央中継装置12と中継装置14とは、バスA1を介して通信可能なように接続されている。また、図1に示されるように、中央中継装置12と、ECU16-3とは、バスA2を介して接続されている。また、図1に示されるように、中継装置14とECU16-1とはバスB1を介して接続されており、中継装置14とECU16-2とはバスB2を介して接続されている。
中央中継装置12は、図1に示されるように、中央受信部120と、中央中継情報記憶部122と、中央特定部124と、中央復元部126と、中央転送部127と、中央通知信号出力部128とを備えている。
中央受信部120は、他の中継装置から送信される通信フレームを受信する。例えば、中央受信部120は、他の中継装置の一例である中継装置14から送信される通信フレームを受信する。
中央中継情報記憶部122には、第1中継情報の一例である中央中継情報が記憶されている。中央中継情報は、通信フレームの宛先を表す宛先情報の一例である通信フレームIDと中継先のバスとが対応付けられた情報である。中央中継装置12は、中央中継情報記憶部122に記憶されている中央中継情報を参照して、中央受信部120により受信した通信フレームを所定のバスへ中継する。なお、以下では、中央中継情報及び中継情報を総称して単に「中継情報」と称する場合もある。また、中央中継装置12及び中継装置14を総称して単に「中継装置」と称する場合もある。
図2に、中央中継情報の一例を示す。図2に示されるように、中央中継情報は、例えば、テーブル形式の情報である。図2の例では、通信フレームの宛先を表す宛先情報の一例である通信フレームIDと、通信フレームIDに対応する通信フレームの中継先のバスを表すバス情報とが対応付けられている。
中央特定部124は、中央中継情報記憶部122に格納されている中央中継情報と、中央受信部120により受信された通信フレームに含まれる通信フレームIDとに基づいて、中央受信部120により受信される通信フレームの中継先のバスとして特定する。具体的には、中央特定部124は、中央中継情報記憶部122から中央中継情報を読み出し、その中継情報を参照して、受信した通信フレームに含まれる通信フレームIDに対応付けられたバスを中継先のバスとして特定する。
中央復元部126は、中央受信部120で受信される通信フレームの中継先のバスが中央特定部124によって特定されない場合、読み出した中央中継情報を復元する。具体的には、中央復元部126は、既存技術を用いて読み出した中央中継情報を復元する。
例えば、中央復元部126は、中央中継情報記憶部122とは異なる所定の記憶部(図示省略)に格納されている、バックアップ用の中央中継情報を読み出す。そして、中央復元部126は、バックアップ用の中央中継情報を用いて、中央中継情報記憶部122に格納されている中央中継情報を復元する。
具体的には、例えば、中央復元部126は、外部のサーバ(図示省略)の記憶部(図示省略)に格納されているバックアップ用の中央中継情報を取得し、そのバックアップ用の中央中継情報を用いて中央中継情報記憶部122の中央中継情報を復元する。
または、例えば、中央復元部126は、中央中継装置12内の中央中継情報記憶部122とは異なる記憶部(図示省略)に格納されているバックアップ用の中央中継情報を読み出し、バックアップ用の中央中継情報を用いて、中央中継情報記憶部122に格納されている中央中継情報を復元する。
中央特定部124は、中央復元部126による中央中継情報の復元が完了した後に、当該中央中継情報を参照し、中央受信部120で受信された通信フレームの中継先のバスの特定を試みる。具体的には、中央特定部124は、中央受信部120により受信された通信フレームの通信フレームIDが中央中継情報に含まれているか否かを判定する。
中央転送部127は、中央受信部120で受信された通信フレームの中継先のバスが中央特定部124によって特定された場合、中央受信部120で受信された通信フレームを特定された中継先のバスへ転送する。一方、中央転送部127は、中央受信部120で受信された通信フレームの中継先のバスが中央特定部124によって特定されなかった場合、当該通信フレームを破棄する。
中央通知信号出力部128は、中央受信部120で受信された通信フレームの中継先のバスが中央特定部124によって特定されなかった場合、異常を表す異常通知信号を送信元である中継装置へ出力する。具体的には、中央通知信号出力部128は、受信された通信フレームの通信フレームIDが、中央中継情報の通信フレームIDに含まれていないことにより、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合に、送信元である中継装置へ異常信号を出力する。
例えば、中継装置14から中央中継装置12へ通信フレームが送信された場合、中央中継装置12の中央通知信号出力部128は、受信された通信フレームの通信フレームIDが、中央中継情報の通信フレームIDに含まれていないことにより、中継装置14から送信された通信フレームの中継先のバスが特定されない場合、異常通知信号を送信元である中継装置14へ出力する。
これにより、中継装置14は、自身が保持している中継情報の誤りを検知することができる。更に、中継装置14は、誤りが発生している中継情報を、正しい中継情報へ復元することができる。
中継装置14は、中央中継装置12から送信された異常通知信号を受信すると、自らが保持している中継情報に誤りが発生している可能性があることを検知する。
中継装置14は、図1に示されるように、受信部140と、中継情報記憶部142と、特定部144と、復元部146と、転送部147と、通知信号出力部148と、を備えている。
受信部140は、他の中継装置から送信される通信フレームを含む各信号を受信する。
中継情報記憶部142には、第2中継情報の一例である中継情報が記憶されている。中継情報は、通信フレームの宛先を表す通信フレームIDと中継先のバスとが対応付けられた情報であり、中央中継装置12の中央中継情報記憶部122に記憶されている中央中継情報と同様な形式の情報である。中継装置14は、中継情報を参照して、受信部140により受信した通信フレームを所定のバスへ中継する。
特定部144は、中継情報記憶部142に格納されている中継情報と、受信部140により受信される通信フレームに含まれる通信フレームIDとに基づいて、中継情報のうちの通信フレームIDに対応付けられた中継先のバスを、受信部140により受信される通信フレームの中継先のバスとして特定する。
復元部146は、受信部140により中央中継装置12から出力された異常通知信号が受信された場合、中継情報を復元する。具体的には、復元部146は、中央中継装置12と同様に、既存技術を用いて読み出した中継情報を復元する。
転送部147は、受信部140で受信された通信フレームの中継先のバスが特定部144によって特定された場合、受信部140で受信された通信フレームを特定された中継先のバスへ転送する。
通知信号出力部148は、中央中継装置12と同様に、受信部140で受信された通信フレームの中継先のバスが中央特定部124によって特定されなかった場合、異常を表す異常通知信号を送信元である中継装置へ出力する。
中央中継装置12及び中継装置14は、例えば、図3に示すようなコンピュータ50によって実現することができる。コンピュータ50はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部53を備える。また、コンピュータ50は、入出力装置等(図示省略)が接続される入出力interface(I/F)54、及び記録媒体59に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部55を備える。また、コンピュータ50は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部53、入出力I/F54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部53は、Hard Disk Drive(HDD)、solid state drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部53には、コンピュータ50を機能させるためのプログラムが記憶されている。CPU51は、プログラムを記憶部53から読み出してメモリ52に展開し、プログラムが有するプロセスを順次実行する。
なお、例えば、中央中継装置12及び中継装置14は、記憶部53に格納されている中央中継情報又は中継情報をメモリ52に展開して、それら中央中継情報又は中継情報を参照する。
次に、第1実施形態の中継システム10の作用について説明する。なお、以下の説明では、中央中継装置12が中継装置14に対して異常通知信号を出力する場合の例であるが、中継装置14が中央中継装置12に対して異常通知信号を出力する場合も以下と同様に実行される。
中継装置14から中央中継装置12へ通信フレームが送信されると、中央中継装置12は、図4に示される第1中継処理ルーチンを実行する。
ステップS100において、中央受信部120は、他の中継装置の一例である中継装置14から送信された通信フレームを受信する。
ステップS102において、中央特定部124は、中央中継情報記憶部122に格納されている中央中継情報を読み出す。
ステップS104において、中央特定部124は、上記ステップS102で読み出された中央中継情報と、上記ステップS100で受信された通信フレームに含まれる通信フレームIDとに基づいて、通信フレームの中継先のバスの特定を試みる。具体的には、ステップS104において、中央特定部124は、上記ステップS102で読み出された中央中継情報を参照し、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDを検索する。
ステップS106において、中央特定部124は、上記ステップS104での処理結果に基づき、読み出された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられているか否かを判定する。読み出された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられている場合には、ステップS108へ進む。一方、読み出された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられていない場合には、ステップS110へ進む。
ステップS108において、中央転送部127は、上記ステップS100で受信した通信フレームを、上記ステップS104で特定された通信フレームIDに対応付けられた中継先のバスへ転送する。
ステップS110において、中央特定部124は、上記ステップS100で受信した通信フレームに含まれる情報に基づいて、受信した通信フレームが自身宛の通信フレームであるか否かを判定する。上記ステップS100で受信した通信フレームが自身宛の通信フレームである場合には、ステップS112へ進む。一方、上記ステップS100で受信した通信フレームが自身宛の通信フレームでない場合には、ステップS114へ進む。
ステップS112において、中央特定部124は、上記ステップS100で受信した通信フレームを自身宛ての通信フレームであるとして正常に受信する。正常に受信された通信フレームは、何らかの処理に用いられる。
ステップS114において、中央復元部126は、中央中継情報記憶部122とは異なる所定の記憶部(図示省略)に格納されている、バックアップ用の中央中継情報を読み出す。そして、ステップS114において、中央復元部126は、バックアップ用の中央中継情報を用いて、読み出した中央中継情報を更新することにより、中央中継情報を復元する。
ステップS115において、中央特定部124は、上記ステップS114で復元された中央中継情報と、上記ステップS100で受信された通信フレームに含まれる通信フレームIDとに基づいて、通信フレームの中継先のバスの特定を試みる。
ステップS116において、中央特定部124は、上記ステップS115での処理結果に基づき、復元された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられているか否かを判定する。復元された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられている場合には、ステップS118へ進む。一方、復元された中央中継情報において、上記ステップS100で受信された通信フレームの通信フレームIDは中継先のバスと対応付けられていない場合には、ステップS120へ進む。
ステップS118において、中央転送部127は、上記ステップS100で受信した通信フレームを、上記ステップS115で特定された通信フレームIDに対応付けられた中継先のバスへ転送する。
ステップS120において、中央通知信号出力部128は、異常通知信号を送信元である中継装置14へ送信する。
中央中継装置12から中継装置14へ異常通知信号が送信されると、中継装置14は図5に示される第2中継処理ルーチンを実行する。
ステップS200において、受信部140は、中央中継装置12から送信された異常通知信号を受信する。
ステップS202において、復元部146は、既存技術を用いて中継情報を復元する。
これにより、中継装置14は、自身が保持している中継情報の誤りを検知することができる。更に、中継装置14は、誤りが発生している中継情報を、正しい中継情報へ復元することができる。
図6に、第1実施形態の中継システム10の動作例を示す。図6に示されるように、ECU16-1から通信フレームが送信され、中継装置14が当該通信フレームを受信した場合の例が示されている。この場合、中継装置14が保持している中継情報にメモリ化けによる誤りが発生し、通信フレームID:330hが320hへ変更されるという誤りが発生したとする。なお、例えば、通信フレームID:320hは、本来であればバスB1内のみで使用される通信フレームIDであったとする。
この場合、中継装置14は、誤りが発生している中継情報を参照し、通信フレームの中継先のバスをバスA1であるとして特定する。そして、通信フレームはバスA1へ転送される。そして、中央中継装置12は、中継装置14から送信された通信フレームを受信する。このとき、図6に示されるように、中継装置14から転送された通信フレームの通信フレームID:320hは、自ノード宛ではなく、且つ中央中継情報には記載がない通信フレームIDであるため、中央中継装置12の中央特定部124は、当該通信フレームの中継先のバスを特定することができない。そのため、中央中継装置12の通知信号出力部148は、異常通知信号を送信元である中継装置14へ出力する。
また、図7に、第1実施形態の中継システム10の他の動作例を示す。図7に示される例では、車両状態に応じて中央中継情報及び中継情報が切り替わる場合の例が示されている。
図7に示されるように、中央中継装置12においてはバレー駐車用の中央中継情報が選択されており、中継装置14においてはOTA(Over-The-Air)リプログラミング用の中継情報が選択されている。なお、バレー駐車とは、例えば、駐車場内において車両が自動走行し、空いている駐車領域に自動駐車することをいう。また、OTAリプログラミングとは、無線ネットワークによるプログラムのアップデートをいう。
OTAリプログラミング又はバレー駐車等の車両に搭載される新機能の登場により、通常走行以外の車両状態が想定される。これらの車両状態では、例えば、それぞれの車両状態に応じて中継情報の切り替えを行う運用が想定される。
上記の車両状態を実現するためには、各中継装置が現在の車両状態に応じて中継情報を選択する必要がある。しかし、中継装置の異常等によって、本来選択されるべきではない中継情報が選択されると、適切な中継先に通信フレームが中継されない可能性がある。
例えば、図7において、車両状態が「バレー駐車」であったとする。この場合、中継装置14は誤った中継情報である「OTAリプログラミング」用の中継情報を参照していることになる。このとき、ECU16-1から通信フレームが送信された場合を考える。中継装置14は、ECU16-1から送信された通信フレームを受信し、その通信フレームの通信フレームID:530hを認識する。そして、中継装置14が「OTAリプログラミング」用の中継情報を参照することにより、受信した通信フレームは中継先のバスA1へ転送される。次に、中央中継装置12は、中継装置14から転送された通信フレームを受信する。しかし、中央中継装置12が参照する「バレー駐車」用の中央中継情報には、通信フレームID:530hが含まれていないため、中央中継装置12の中央特定部124は、当該通信フレームの中継先のバスを特定することができない。そのため、中央中継装置12の通知信号出力部148は、異常通知信号を送信元である中継装置14へ出力する。
これにより、中継装置14は、自身が保持している中継情報の誤りを検知することができる。更に、中継装置14は、誤りが発生している中継情報を、正しい中継情報へ復元することができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る中央中継装置は、他の中継装置から送信される通信フレームを受信する。そして、中央中継装置は、通信フレームの宛先を表す通信フレームIDと中継先のバスとが対応付けられた中央中継情報と、受信される通信フレームに含まれる通信フレームIDとに基づいて、中央中継情報のうちの通信フレームIDに対応付けられた中継先のバスを、通信フレームの中継先のバスとして特定する。そして、中央中継装置は、受信した通信フレームの通信フレームIDが、中央中継情報の通信フレームIDに含まれていないことにより、受信した通信フレームの中継先のバスが特定されない場合、異常を表す異常通知信号を通信フレームの送信元の中継装置へ出力する。これにより、車両に搭載される複数の中継装置において、通信フレームを中継する際に用いられる中継情報の誤りを検知することができる。また、通信フレームの送信元の中継装置は、誤りが発生している中継情報を、正しい中継情報へ復元することができる。
また、本実施形態の中継システムによれば、中継情報に誤りが発生していない場合には、従来と同様の通信フレームの中継処理が行われる。このため、中継の遅延の発生を抑制することができる。また、中継情報に誤りが発生している中継装置を特定することが可能となる。
また、本実施形態の中継システムによれば、中継情報から異常の発生を検知する為、正常動作時には通信バスに対する負荷を増加させることなく、異常の発生を検知することができる。例えば、従来技術では、ルーティングマップ(又はMACアドレステーブル)の異常が検知された場合に、ブロードキャストにより接続情報要求を送信する場合がある。この場合には、通信バスに負荷がかかるのに対し、本実施形態の中継システムによれば、中継情報から異常の発生を検知する為、正常動作時には通信バスに対する負荷を増加させることなく、異常の発生を検知することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態に係る中継システムの構成は、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る中継システム10は、中央中継情報又は中継情報の復元を行う際に、車両状態に応じて中央中継情報又は中継情報の復元を行うか否かを判定する点が第1実施形態と異なる。
中央中継情報又は中継情報が復元されている最中においては、通信フレームの転送が停止してしまう。このため、中継システム10の中央中継装置12又は中継装置14が、車両の車両状態を考慮せずに中央中継情報又は中継情報の復元処理を開始すると、復元のタイミングとして適切ではない場合がある。
そこで、第2実施形態の中継システム10は、車両状態を考慮して中央中継情報又は中継情報の復元を行う。以下、具体的に説明する。
中央中継装置12の中央復元部126は、車両状態が所定の状態である場合に、中央中継情報を復元する。
例えば、中央復元部126は、車両状態を逐次取得する。そして、中央復元部126は、中央中継情報を復元する際に、車両状態が停車状態であるときに中央中継情報を復元する。または、中央復元部126は、中央中継装置12の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに中央中継情報を復元する。
また、中継装置14の復元部146は、車両状態が所定の状態である場合に、中継情報を復元する。
例えば、復元部146は、同様に、車両状態を逐次取得する。そして、復元部146は、中継情報を復元する際に、車両状態が停車状態であるときに中継情報を復元する。または、復元部146は、中継装置14の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに中継情報を復元する。なお、停車状態とは、車両が停止している状態であり、エンジンは切られていない状態を表す。
車両状態を考慮して中央中継情報又は中継情報の復元が行われることにより、車両に搭載された他の機器への影響を低減させることができる。また、車両にとって適切なタイミングで中央中継情報の復元を行うことができる。
次に、第2実施形態の中継システム10の作用について説明する。なお、以下の説明では、中央中継装置12が中継装置14に対して異常通知信号を出力する場合の例であるが、中継装置14が中央中継装置12に対して異常通知信号を出力する場合も以下と同様に実行される。
中継装置14から中央中継装置12へ通信フレームが送信されると、中央中継装置12は、図8に示される第1中継処理ルーチンを実行する。なお、図8の第1中継処理ルーチンにおける、ステップS100~ステップS112は、第1実施形態と同様に実行される。
ステップS313において、中央復元部126は、車両状態を取得し、車両状態が停車状態であるか否かを判定する。車両状態が停車状態である場合には、ステップS114において中央中継情報の復元が行われる。一方、車両状態が停車状態でない場合には、車両状態が停車状態となるまで、中央中継情報の復元は行われない。
そして、図8の第1中継処理ルーチンにおける、ステップS114~ステップS120は、第1実施形態と同様に実行される。
中央中継装置12から中継装置14へ異常通知信号が送信されると、中継装置14は図9に示される第2中継処理ルーチンを実行する。
ステップS200において、受信部140は、中央中継装置12から送信された異常通知信号を受信する。
ステップS401において、復元部146は、車両状態を取得し、車両状態が停車状態であるか否かを判定する。車両状態が停車状態である場合には、ステップS202において中継情報の復元が行われる。一方、車両状態が停車状態でない場合には、車両状態が停車状態となるまで、中継情報の復元は行われない。
なお、第2実施形態に係る中継システムの他の構成及び作用については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第2実施形態に係る中央中継装置は、車両状態が所定の状態である場合(例えば、車両状態が停車状態である場合)に、中央中継情報を復元する。また、第2実施形態に係る中継装置は、車両状態が所定の状態である場合(例えば、車両状態が停車状態である場合)に、中継情報を復元する。これにより、車両にとって適切なタイミングで中央中継情報又は中継情報の復元を行うことができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態に係る中継システムの構成のうち第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係る中継システム10は、車両に搭載される複数のECUの各々が機能別に分類されており、それら機能別のECUが中継装置によって統括されている点が、第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
図10は、第3実施形態に係る中継システムの構成の一例を示すブロック図である。
図10に示されるように、第3実施形態の中継システム310は、第1特定中継装置の一例である特定中央中継装置312-1と、複数の第2特定中継装置の一例である複数の特定中継装置314-1,314-2と、車両の走行に関するECUである複数の特定ECU17-1,17-2,17-3,17-4,17-5,17-6と、を備えている。特定中央中継装置312-1及び特定中継装置314-1,314-2は、特定ECU17-1,17-2,17-3,17-4,17-5,17-6を統括する装置である。また、特定ECU17-1,17-2,17-3,17-4,17-5,17-6は、複数の車両走行制御装置の一例である。
また、図10に示されるように、第3実施形態の中継システム310は、中央中継装置312-2と、複数の中継装置314-3,314-4と、特定ECUとは異なる複数のECU17-7,17-8,17-9,17-10,17-11,17-12と、を備えている。中央中継装置312-2及び中継装置314-3,314-4は、ECU17-7,17-8,17-9,17-10,17-11,17-12を統括する装置である。また、ECU17-7,17-8,17-9,17-10,17-11,17-12は、複数の車両制御装置の一例である。ECU17-7,17-8,17-9,17-10,17-11,17-12は、車両の走行とは関係ないECUであり、例えば、オーディオ機能を制御するECU等である。
図10に示されるように、複数の中央中継装置の各々のうちの特定中央中継装置312-1には、車両の走行に関する複数の特定ECU17-1,17-2,17-3,17-4,17-5,17-6が接続されている。また、図10に示されるように、複数の中継装置の各々のうちの特定中継装置314-1,314-2には、車両の走行に関する複数の特定ECU17-1,17-2,17-3,17-4が接続されている。
また、図10に示されるように、複数の中央中継装置の各々のうちの特定中央中継装置312-1とは異なる中央中継装置312-2には、特定ECUとは異なる複数のECU17-11,17-12が接続されている。また、図10に示されるように、複数の中継装置の各々のうちの特定中継装置314-1,314-2とは異なる中継装置314-3,314-4には、特定ECUとは異なる複数のECU17-7,17-8,17-9,17-10が接続されている。
特定ECUは車両の走行に関係するECUであるため、特定ECUを統括する特定中央中継装置312-1又は特定中継装置314-1,314-2において、車両状態が走行状態であるときに中継情報又は中央中継情報の復元が行われると適切ではない場合がある。
そこで、第3実施形態の特定中央中継装置312-1は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、中央中継情報を復元する。また、特定中継装置314-1,314-2は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、中継情報を復元する。
一方、中央中継装置312-2は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合に、中央中継情報を復元する。また、中継装置314-3,314-4は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合に、中継情報を復元する。
これにより、特定ECUを統括する特定中央中継装置312-1又は特定中継装置314-1,314-2においては、車両が走行状態である場合には、中央中継情報及び中継情報の復元が行われないため、車両の走行に関する特定ECUに影響を与えることなく、中央中継情報及び中継情報を復元することができる。
以上説明したように、特定中央中継装置312-1は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、中央中継情報を復元する。また、特定中継装置314-1,314-2は、通信フレームの中継先のバスが特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、中継情報を復元する。これにより、車両の走行に関する特定ECUに影響を与えることなく、中央中継情報及び中継情報を復元することができる。また、車両にとって適切なタイミングで中央中継情報又は中継情報の復元を行うことができる。
なお、上記の実施形態における各装置で行われる処理は、プログラムを実行することにより行われるソフトウエア処理として説明したが、ハードウエアで行う処理としてもよい。或いは、ソフトウエア及びハードウエアの双方を組み合わせた処理としてもよい。また、ROMに記憶されるプログラムは、各種記憶媒体に記憶して流通させるようにしてもよい。
さらに、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、中継装置14は、異常通知信号を受信した場合に中継情報を復元する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、中継装置14の復元部146は、異常通知信号を複数回受信した場合に、中継情報を復元するようにしてもよい。これにより、誤っている可能性がより高いと考えられる中継情報を復元することができる。
また、中継装置14の復元部146は、中央中継装置12に接続される中継装置の数よりも、中継装置14に接続される中継装置の数の方が多い場合、異常通知信号を複数回受信したときに中継情報を復元するようにしてもよい。中継装置14は、中央中継装置12に接続される中継装置の数よりも、中継装置14に接続される他の中継装置の方が多い場合には、異常通知信号を受信したとしても即時には第2中継情報を復元しない。これにより、中継装置14が中継情報を復元することによって接続先の中継装置へ与える影響を低減させることができる。また、中継装置14は、所定回数以上の異常通知信号を受信した場合に中継情報を復元するため、中央中継装置12及び中継装置14の何れかのうち中継装置14の中継情報が誤っている可能性が高い場合に、中継情報を復元することができる。
また、上記第3実施形態では、車両に搭載される複数のECUの各々が機能別に分類されており、それら機能別のECUが中継装置によって統括されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、車両内の配置によって複数のECUが1つの中継装置によって統括されている場合には、上記第3実施形態に限定されるものではない。
10,310 中継システム
12 中央中継装置
14 中継装置
50 コンピュータ
120 中央受信部
122 中央中継情報記憶部
124 中央特定部
126 中央復元部
127 中央転送部
128 中央通知信号出力部
140 受信部
142 中継情報記憶部
144 特定部
145 転送部
146 復元部
147 転送部
148 通知信号出力部
312-1 特定中央中継装置
312-2 中央中継装置
314-3,314-4 中継装置
314-1,314-2 特定中継装置

Claims (14)

  1. 車両に搭載される第1中継装置であって、
    他の中継装置から送信される通信フレームを受信する第1受信部と、
    通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、第1受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第1受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定する第1特定部と、
    第1受信部により受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、第1中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力する通知信号出力部と、
    第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、第1中継情報を復元する第1復元部と、
    を備えた第1中継装置。
  2. 第1復元部は、車両状態が所定の状態である場合に、第1中継情報を復元する、
    請求項に記載の第1中継装置。
  3. 第1復元部は、第1中継情報を復元する際に、第1中継装置の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに第1中継情報を復元する、
    請求項に記載の第1中継装置。
  4. 請求項1~請求項の何れか1項に記載の第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置であって、
    他の中継装置から送信される通信フレームを含む各信号を受信する第2受信部と、
    通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、第2受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第2受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定する第2特定部と、
    第2受信部によって第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する第2復元部と、
    を備えた第2中継装置。
  5. 第2復元部は、前記異常通知信号を複数回受信した場合に、第2中継情報を復元する、
    請求項に記載の第2中継装置。
  6. 第2復元部は、車両状態が所定の状態である場合に、第2中継情報を復元する、
    請求項又は請求項に記載の第2中継装置。
  7. 第2復元部は、第2中継情報を復元する際に、第2中継装置の停止が必要である場合には、車両状態が停車状態であるときに第2中継情報を復元する、
    請求項に記載の第2中継装置。
  8. 第2復元部は、第1中継装置に接続される中継装置の数よりも、第2中継装置に接続される中継装置の数の方が多い場合、前記異常通知信号を複数回受信したときに第2中継情報を復元する、
    請求項~請求項の何れか1項に記載の第2中継装置。
  9. 請求項1~請求項の何れか1項に記載の第1中継装置と、請求項~請求項の何れか1項に記載の第2中継装置とを備える、
    中継システム。
  10. 請求項に記載の複数の第1中継装置と、請求項に記載の複数の第2中継装置とを備える請求項に記載の中継システムであって、
    複数の第1中継装置の各々のうちの特定の第1中継装置である第1特定中継装置には、車両の走行に関する複数の車両走行制御装置が接続されており、
    複数の第2中継装置の各々のうちの特定の第2中継装置である第2特定中継装置には、車両の走行に関する複数の車両走行制御装置が接続されており、
    複数の第1中継装置の各々のうちの第1特定中継装置とは異なる第1中継装置には、車両走行制御装置とは異なる複数の車両制御装置が接続されており、
    複数の第2中継装置の各々のうちの第2特定中継装置とは異なる第2中継装置には、車両走行制御装置とは異なる複数の車両制御装置が接続されており、
    第1特定中継装置の第1復元部は、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、第1中継情報を復元し、
    第2特定中継装置の第2復元部は、第2受信部により通信フレームの送信先の中継装置から異常通知信号が受信された場合であって、かつ車両状態が停車状態である場合に、第2中継情報を復元し、
    第1特定中継装置とは異なる第1中継装置の第1復元部は、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合に、第1中継情報を復元し、
    第2特定中継装置とは異なる第2中継装置の第2復元部は、第2受信部により通信フレームの送信先の中継装置から異常通知信号が受信された場合に、第2中継情報を復元する、
    中継システム。
  11. 車両に搭載される第1中継装置において実行される第1中継方法であって、
    第1受信部が、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、
    第1特定部が、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、第1受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第1受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、
    通知信号出力部が、第1受信部により受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、第1中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力し、
    第1復元部が、第1受信部で受信される前記通信フレームの中継先のバスが第1特定部によって特定されない場合、第1中継情報を復元する、
    処理を実行する第1中継方法。
  12. 請求項11に記載の第1中継方法を実行する第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置において実行される第2中継方法であって、
    第2受信部が、他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、
    第2特定部が、通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、第2受信部により受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、第2受信部により受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、
    第2復元部が、第2受信部によって第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する、
    処理を実行する第2中継方法。
  13. 車両に搭載される第1中継装置において実行されるプログラムであって、
    他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、
    通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第1中継情報と、受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第1中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、
    受信される前記通信フレームの前記宛先情報が、第1中継情報の前記宛先情報に含まれていないことにより、受信される前記通信フレームの中継先のバスが特定されない場合、異常を表す異常通知信号を前記他の中継装置へ出力し、
    受信される前記通信フレームの中継先のバスが特定されない場合、第1中継情報を復元する、
    処理をコンピュータに実行させるための第1中継プログラム。
  14. 請求項13に記載の第1中継プログラムを実行する第1中継装置と通信可能に接続される第2中継装置において実行されるプログラムであって、
    他の中継装置から送信される通信フレームを受信し、
    通信フレームの宛先を表す宛先情報と中継先のバスとが対応付けられた第2中継情報と、受信される前記通信フレームに含まれる前記宛先情報とに基づいて、第2中継情報のうちの前記宛先情報に対応付けられた中継先のバスを、受信される前記通信フレームの中継先のバスとして特定し、
    第1中継装置から出力される前記異常通知信号が受信された場合、第2中継情報を復元する、
    処理をコンピュータに実行させるための第2中継プログラム。
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