JP3298989B2 - 障害検出・自動組込み装置 - Google Patents

障害検出・自動組込み装置

Info

Publication number
JP3298989B2
JP3298989B2 JP16506993A JP16506993A JP3298989B2 JP 3298989 B2 JP3298989 B2 JP 3298989B2 JP 16506993 A JP16506993 A JP 16506993A JP 16506993 A JP16506993 A JP 16506993A JP 3298989 B2 JP3298989 B2 JP 3298989B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fault
interrupt
failure
automatic
fault detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16506993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06348522A (ja
Inventor
重夫 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP16506993A priority Critical patent/JP3298989B2/ja
Publication of JPH06348522A publication Critical patent/JPH06348522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3298989B2 publication Critical patent/JP3298989B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU、メモリ、入出
力装置等が簡単に交換できるユニット形式で構成されて
いるコンピュータシステムで、装置のハード障害を検出
して該装置をシステムから切り離し、交換された新しい
装置を自動的にシステムに組込む障害検出・自動組込み
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CPU、メモリ、入出力装置等が簡単に
交換できるユニット形式で構成されているコンピュータ
システムにおいても、各ユニットのハード障害を検出
し、障害の発生したユニットをシステムから取り除き、
交換した新しいユニットをシステムに組み込む作業は、
従来はオペレーティングシステム(以下OSと略記す
る)が行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】OSはコンピュータシ
ステム内のCPUによって動作するのでハード障害によ
ってOSが動作すると当該システム内のCPUの負荷が
増加し、そのため障害には関係のない処理まで遅くなる
という問題があった。すなわち、簡単に交換できるユニ
ット形式で構成されているコンピュータシステムでは、
ユニットに常設予備ユニット(standing sp
are unit)を持つものがあり、このような常設
予備ユニットを持つシステムでは、現用ユニットが障害
の場合には、常設予備ユニットを現用ユニットに切換
え、障害の発生したユニットを常設予備ユニットに切換
えておいて、障害が発生して常設予備ユニットに切り換
えられたユニットを、後で新しいユニットに交換すれ
ば、コンピュータシステムの行う処理には何の支障もき
たさない。然しながら、この切り換えをOSが行うた
め、CPUの負荷が増加して一般の処理が遅くなるとい
う問題があった。
【0004】特公平2−38969号公報に「記憶装置
の二重化制御方式」として公告された装置では、メモリ
ユニットに限り、かつ常設予備ユニットを持っているも
のに限り、OSを介することなくハードウェアによりメ
モリユニットの切り換えを行う方式が開示されている
が、一般の障害検出・自動組込み装置として適用できる
ものではない。
【0005】本発明は、従来の装置における上述の問題
点を解決し、ハード障害発生の場合のOSの作業を軽減
して、ハード障害発生のためにコンピュータシステムの
一般処理時間の遅延を防止する障害検出・自動組込み装
置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ハード障害
発生時にOSが行っていた作業の大部分を、その種の作
業を実行する専用の装置(障害検出装置および自動組込
み装置)を設けて、この専用の装置によって実行するこ
とにした。
【0007】すなわち、コンピュータシステム内で容易
に交換できるユニットのうち所定のユニットにはそれぞ
れ障害検出回路が付属されており、ここで障害発生を検
出したときは、従来はOSへ割り込みをかけていたが、
本発明ではこの障害検出信号を障害検出装置へ送る。こ
の信号を受けた障害検出装置は、装置管理テーブルの該
装置の状態をOFFLINEにする。OFFLINEと
はこの明細書ではシステムに組み込まれていない状態を
意味する。そしてコンソールへ障害装置情報を出力し、
OSへ割り込みをかける。OSはこの割り込みにより装
置管理テーブルを調べ、当該装置の状態がOFFLIN
Eになっていることを確認して当該装置の論理切り離し
を行い、以降、当該装置へのアクセスを禁止する。
【0008】障害検出信号を送出した障害検出回路は、
その後障害の復旧を検出したときは障害復旧信号を自動
組込み装置へ送る。自動組込み装置はこの信号を受ける
と装置管理テーブルからこの装置の情報を取り出して、
ファームウェアのダウンロードを必要とするものであれ
ば(例えば、当該装置がRAMで構成されるメモリユニ
ットであり、プログラムメモリとして使用されており、
初期化の時点でディスク装置等から特定のプログラムを
ロードされる場合、ファームウェアのダウンロードを必
要とするという)、装置管理テーブルに指定されている
ファームウェアを当該装置へダウンロードする。
【0009】このダウンロードが完了すると、装置管理
テーブルの該装置の状態をONLINEにし(この明細
書でいうONLINEとはシステムに組み込まれている
状態を意味する)、コンソールへ復旧装置情報を出力
し、OSへ割り込みをかける。OSはこの割り込みによ
り該装置の状態をチェックし、ONLINEになってい
ることを確認して、該装置の論理組込みを行い、以降ア
クセスが行えるようにする。場合によっては、システム
バス以外に障害検出専用バスを障害検出回路、障害検出
装置、自動組込み装置間に設ける。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において、11はCPU、12はメモリ、13は入出
力装置、14は入出力装置13の障害検出回路、15は
システムバス、16は障害検出専用バス、17は障害検
出装置、18は自動組込み装置、19は装置管理テーブ
ル、20はコンソールである。CPU11、メモリ1
2、入出力装置13等は交換容易なユニットに構成され
る。図1に示す装置のうち、障害検出装置17、自動組
込み装置18、障害検出専用バス16が本発明により付
加されたものである。
【0011】障害検出回路14が接続されるユニットか
らはREADY信号とERR信号が出力される。たとえ
ば当該ユニットがメモリである場合、READY信号は
メモリユニットが正しく装着されたことを示す信号であ
り、ERR信号は当該メモリユニットからの読み出しに
際しビットエラーの発生を示す信号である。障害検出回
路14はREADY信号が論理「0」か、ERR信号が
論理「1」のとき障害検出信号を出し、障害検出信号を
出した後でREADY信号が論理「1」、ERR信号が
論理「0」となれば障害復旧信号を出す。
【0012】装置管理テーブル19には装置番号に対応
して装置状態、ファームロードフラグ、ファーム格納位
置が書き込まれている。フラグが論理「1」のときはフ
ァームウェアのダウンロードが必要であることを示し、
ファーム格納位置にはダウンロードすべきファームウェ
アが格納されている位置が記入されている。
【0013】障害検出回路14はそれが接続されている
ユニットのREADY信号が論理「0」となるか、ER
R信号が論理「1」となったとき、障害検出信号を障害
検出装置17に送る。障害検出装置17は多くの場合マ
イクロプロセッサで構成されているので、障害検出信号
は障害検出装置17のマイクロプロセッサに割り込みを
発生させることになる。障害検出回路14からの割り込
みを受けた障害検出装置17は、当該障害検出回路14
の接続されているユニット(図1に示す例では入出力装
置13)に障害が発生したことを認識し、装置管理テー
ブル19の入力装置13に対応する装置状態をOFFL
INEに変更し、コンソール20へ入出力装置13の障
害情報を出力して、OSに対し割り込みを行う。障害検
出装置17からの割り込みを受けたOSは、入出力装置
13に対応する装置管理テーブル19の装置状態をチェ
ックし、OFFLINEならば入出力装置13の論理切
り離しを行い、以降入出力装置13へのアクセスを禁止
する。
【0014】このコンピュータシステムの使用者はコン
ソール20の表示により入出力装置13の障害発生を知
り、このユニットを新しいユニットと交換する。この交
換によってREADY信号は論理「1」となり、ERR
信号は論理「0」となる。この入力条件のとき、障害検
出回路14は障害復旧信号を自動組込み装置18へ送出
する。自動組込み装置18も普通はマイクロプロセッサ
で構成されているので、障害検出回路は障害復旧信号で
自動組込み装置へ割り込みをかけたことになる。障害検
出回路14からの割り込みを受けた自動組込み装置18
は、入出力装置13の復旧を認識して装置管理テーブル
19から入出力装置13の情報を取り出し、ファームロ
ードフラグが論理「1」であれば最初にファームウェア
のダウンロードを行う。すなわち、ファーム格納位置に
記載されている場所のファームウェアを読み出して当該
ユニット(この場合入出力装置13)へ書き込む。
【0015】ファームウェアのダウンロードが完了する
と(ファームロードフラグが論理「0」であるユニット
はファームウェアのダウンロードを行うことなく)、装
置管理テーブル19の装置状態をONLINEにし、コ
ンソール20ヘ入出力装置13の復旧情報を表示し、O
Sへ割り込みを行う。この割り込みを受けたOSは、入
出力装置13に対応する装置管理テーブル19の装置状
態をチェックし、ONLINEになっているなら、入出
力装置13の論理組込みを行い、アクセス禁止を解除す
る。
【0016】障害検出装置17又は自動組込み装置18
からOSへ割り込むための信号以外の障害検出、障害復
旧に関連した全ての信号は、障害検出専用バス16によ
り伝送されるので、障害に関連した信号を伝送するため
にシステムバス15を占有して、そのためこのコンピュ
ータシステムの総合的処理時間が遅れることがないよう
にしている。障害検出専用バス16上の信号衝突は従来
公知の方法で防止する。
【0017】また、システム立ち上げの初期化の時点で
も自動組込み装置18が動作するように設定することが
できる。すなわち、システムに電源が投入されて、入出
力装置13のREADY信号が論理「1」、ERR信号
が論理「0」となると、障害検出回路14から自動組込
み装置18へ割り込みが発生するようにセットしておけ
ばよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来O
Sが行っていた装置の障害検出、該装置の切り離しを障
害検出装置により行い、該装置の再組込みを自動組込み
装置により行うこととしたので、障害装置に対する処理
によるオーバーヘッドの増加を極めて小さくすることが
できる。また、システム立ち上げ時には、装置のシステ
ムへの組込み(装置の検査、ファームウェァのダウンロ
ード等)をOSと並行して行うので、システムの立ち上
げ時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリ 13 入出力装置 14 障害検出回路 15 システムバス 16 障害検出専用バス 17 障害検出装置 18 自動組込み装置 19 装置管理テーブル 20 コンソール

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムを構成する複数の
    装置のそれぞれに接続される障害検出回路からの障害検
    出信号により割り込みを受けて装置管理テーブル内の当
    装置の装置状態をOFFLINE(システムに組み込
    まれてない状態を表す)に設定し、当該装置の障害発生
    をコンソールに表示して、オペレーティングシステムへ
    割り込みを上げる障害検出装置を備えた障害検出・自動
    組込み装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムを構成する複数の
    装置のそれぞれに接続される障害検出回路からの障害復
    旧信号により割り込みを受けて装置管理テーブル内の当
    装置の情報を調査し、当該装置必要とするファーム
    ウェアのダウンロードを済ませた後、当装置の装置状
    態をONLINE(システムに組み込まれている状態を
    表す)に設定し、当該装置の障害復旧をコンソールに
    示して、オペレーティングシステムへ割り込みを上げる
    自動組込み装置を備えた障害検出・自動組込み装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータシステムを構成する複数の
    装置のそれぞれに接続される障害検出回路からの障害検
    出信号により割り込みを受けて装置管理テーブル内の当
    装置の装置状態をOFFLINE(システムに組み込
    まれてない状態を表す)に設定し、当該装置の障害発生
    をコンソールに表示して、オペレーティングシステムへ
    割り込みを上げる障害検出装置、 前記障害検出回路からの障害復旧信号により割り込みを
    受けて装置管理テーブル内の当該装置の情報を調査し、
    当該装置必要とするファームウェアのダウンロード
    ませた後、当装置の装置状態をONLINE(シス
    テムに組み込まれている状態を表す)に設定し、当該
    の障害復旧をコンソールに表示して、オペレーティン
    グシステムへ割り込みを上げる自動組込み装置を備えた
    障害検出・自動組込み装置。
  4. 【請求項4】 システムバスの他に前記障害検出回路、
    前記障害検出装置、前記自動組込み装置、前記装置管理
    テーブル間に、障害に関する信号を伝送するため障害検
    出専用バスを設けたことを特徴とする請求項第1項〜第
    3項記載の障害検出・自動組込み装置。
JP16506993A 1993-06-11 1993-06-11 障害検出・自動組込み装置 Expired - Fee Related JP3298989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16506993A JP3298989B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 障害検出・自動組込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16506993A JP3298989B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 障害検出・自動組込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06348522A JPH06348522A (ja) 1994-12-22
JP3298989B2 true JP3298989B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=15805283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16506993A Expired - Fee Related JP3298989B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 障害検出・自動組込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3298989B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6962243B2 (ja) * 2018-03-08 2021-11-05 日本電気株式会社 コンピュータシステム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6488677A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Toshiba Corp Multiprocessor system
JP2790204B2 (ja) * 1991-05-17 1998-08-27 三菱電機株式会社 マルチプロセッサシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06348522A (ja) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1076853B1 (en) Controlling a bus with multiple system hosts
US5742851A (en) Information processing system having function to detect fault in external bus
US20030149970A1 (en) Portable software for rolling upgrades
JP2728066B2 (ja) ユニット切替装置
JP3298989B2 (ja) 障害検出・自動組込み装置
JP2002543521A (ja) 自動的にモジュールをコンピュータシステムに再び組み込む方法および装置
US6832331B1 (en) Fault tolerant mastership system and method
JP2003242048A (ja) バスシステム
KR100194979B1 (ko) 이중화 프로세서 시스템의 동작모드 결정방법
JP2743756B2 (ja) 半導体ディスク装置
JP3652232B2 (ja) マイクロコンピュータのエラー検出方法及びエラー検出回路及びマイクロコンピュータシステム
JP3161319B2 (ja) マルチプロセッサシステム
JP2007026038A (ja) パス監視システム,パス監視方法,およびパス監視プログラム
JP7211173B2 (ja) 通信制御装置、電子機器装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム
JP4613019B2 (ja) コンピュータシステム
JP3243687B2 (ja) 活線挿抜システム
JP3107104B2 (ja) 待機冗長方式
JP2001175545A (ja) サーバシステムおよび障害診断方法ならびに記録媒体
JP2706027B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP3133704B2 (ja) 装置の組み込み方式
JPH0371826B2 (ja)
JPS61134846A (ja) 電子計算機システム
JPH09311841A (ja) マルチプロセッサシステム
JP4159524B2 (ja) Pciカード情報採取装置
JP2000207237A (ja) 二重化コンピュ―タのハ―ドウェア構成チェックシステムおよびハ―ドウェア構成チェック方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees