JP7247756B2 - 中間転写ベルト及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
中間転写ベルトには、転写性やクリーニング性など様々な性能が要求される。このうち、転写効率を向上させるため、中間転写ベルトに強誘電体を分散させる技術は従来から知られている。
すなわち、本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
基材層と保護層とを有し、
前記基材層が、樹脂と強誘電体フィラーと面状の導電体とを含有することを特徴とする中間転写ベルト。
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
本発明の実施態様としては、温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける比誘電率が、30~60の範囲内であることが、中間転写ベルトの転写率が向上することから好ましい。
また、強誘電体フィラーの含有量が、前記基材層中の樹脂に対し10~30体積%の範囲内であることが、転写性向上の観点から好ましい。
さらに、本発明においては、面状の導電体が、グラフェンであることが好ましい。これにより、導電性を得る、カーボンブラック等一般に使われる導電体に比べて少ない添加量で導電性を得ることができるため、中間転写ベルトの強度低下が抑制されるため好ましい。
また、温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける前記保護層の比誘電率が、1~10の範囲内であることが、トナー離型性が上がり、転写性が良くなることから好ましい。保護層の誘電率が低いことで、トナーベルト間の静電的付着力が小さくなるためであると考えられる。
さらに、本発明においては、面状の導電体の含有量が、基材層中の樹脂に対し4~10体積%の範囲内であることが好ましい。面状導電体を上記量添加することで、転写ベルトに適した導電性が得られる。
本発明の実施態様としては、分散性と導電性が良好になり、画像濃度が均一にすることができるため、面状の導電体の平均厚さが、0.4~15nmの範囲内であることが好ましい。
さらに、本発明においては、面状の導電体の比表面積が、150~550m2/gの範囲内であることが好ましい。これにより、画像濃度を均一にすることができる。
本発明の中間転写ベルトは、電子写真画像形成装置に好ましく具備され得る。
本発明の中間転写ベルトは、電子写真画像形成装置に用いられる中間転写ベルトであって、基材層と保護層とを有し、前記基材層が、樹脂と強誘電体フィラーと面状の導電体とを含有することを特徴とする。
面状の導電体、例えばグラフェンは、導電性が高いためカーボンブラックに比べて導電体の添加量が減らせ、中間転写ベルトの強度低下を抑えられることが知られている。本発明では、面状の導電体と強誘電体フィラーを併用することで、導電体の添加量を減らせるだけでなく、強誘電体フィラーの添加量も減らすことができる。つまり少ない添加量でも所望の誘電率を確保できるので、強誘電体フィラーや導電体の添加による強度低下を抑制することができる。グラフェンを用いたとき、強誘電体フィラーの含有量を少なくできるのはグラフェンが強誘電体同士を接続しているため、強誘電体フィラーが点在しているよりも誘電率が上がり、強誘電体フィラー同士が接続しているのと同様の効果が得られるためであると推察される。
図1(A)は、本発明の中間転写ベルトの構成の一例を示す断面模式図である。図1(A)では、中間転写ベルト1aは、樹脂を含有する基材層2aと保護層3aから構成されている。基材層2aは、強誘電体フィラー4a及び面状の導電体5aを含有している。
図1(B)は、比較の中間転写ベルトの構成の一例を示す断面模式図である。図1(B)では、基材層2aは、強誘電体フィラー4aと導電体としてカーボンブラック6aを含有している。
図1(C)は、比較の中間転写ベルトの構成の一例を示す断面模式図である。図1(C)では、基材層2aは、強誘電体フィラー4aが導電体7aで被覆された強誘電体フィラー8aを含有している。
これは、カーボンブラック等の球形粒子(図1(B))やカーボンナノチュ-ブのような線状のものに比べて、強誘電体フィラーと面状の導電体同士の接触点が増え(面接触する)、強誘電体フィラー同士が導電体を介し連結し、基材層中での電気物性のばらつきを少なくできるためであると推察している。
図1(C)で示した導電体で被覆した強誘電体フィラー8aの場合、強誘電体フィラー4aと導電体7aの接触面は増えるが、導電体で被覆した強誘電体フィラー8a間を接触させ、電気物性のばらつきを少なくするためには添加量を多くしなければならない。
中間転写ベルトの形状は、無端構造の中間転写ベルトが、重畳による厚さ変化がなく、任意な部分をベルト回転の開始位置とすることができ、回転開始位置の制御機構を省略できる利点などを有し好ましい。
以下、本発明の中間転写ベルトの構成について説明する。
本発明に係る基材層は、樹脂と強誘電体フィラーと面状の導電体とを含有する。
[樹脂]
樹脂としては、様々なものを使用することができるが、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの強度と耐久性をもつスーパーエンジニアリングプラスチックが望ましい。
本発明に係る強誘電体フィラーは、強誘電体を含有している。本発明において強誘電体とは、誘電体の一種で、外部に電場がなくても電気双極子が整列しており、かつ双極子の方向が電場によって変化できる物質であり、具体的には、本発明において、強誘電体とは、温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける比誘電率が10以上である物質をいう。好ましくは、比誘電率は20以上、さらに好ましくは100以上である。誘電率が高い方が、本発明の効果発現の観点から好ましい。上限は、材料入手で制約される。
強誘電体フィラー中の強誘電体の含有量は95質量%以上であることが好ましく、不純物を除き、強誘電体からなることがより好ましい。
強誘電体フィラーの平均粒子径は、100~900nmの範囲内であることが好ましい。平均粒子径の測定は、透過型電子顕微鏡により撮像し、無作為に、50個の粒子を抽出して該粒子径を測定し、これを算術平均したものである。また、粒子の形状が球形でない場合には、長径と短径の平均値を個々の粒子の径として算出することができる。
本発明において「面状」とは、板状及びシート状を包含し、高さ(厚さ)に対して長さ及び幅が相当に大きい形状、例えば長さ及び幅が、厚さの10倍以上、好ましくは100倍以上である形状を意味する。本発明に係る面状の導電体は、平均厚さが、0.4~15nmの範囲内であることが好ましい。また、面状の導電体の比表面積が、150~550m2/gの範囲内であることが好ましい。
具体的には、本発明において面状の導電体は、グラフェンであることが好ましい。
グラフェンは、炭素原子の平面状の六角形格子構造からなるシート状の物質である。グラフェンは、平板状であり、通常単層である。グラフェンは、人工物であり、薄片状の粉体として入手できる。例えば化学気相蒸着(CVD)法で作製されうる。
面状の導電体の大きさ及び平均厚さは、例えば透過型電子顕微鏡(TEM)によって測定されうる。例えば、具体的には、平均厚さは、無作為に50個のグラフェンを透過型電子顕微鏡を用いて撮像し、算術平均して測定することができる。
また、面状の導電体の比表面積の測定は、JIS Z8830に基づきガス吸着による粉体の比表面積測定方法(BET法)によって行うことができる。
弾性層は、必要により、基材層の外周面上に形成されうる、弾性層は、ゴム材料で構成されることが好ましい。弾性層の厚さは、例えば50~400μmの範囲内である。ゴム材料の例には、ウレタンゴム、クロロプレンゴム(CR)及びニトリルゴム(NBR)などのゴム弾性を有する樹脂が含まれる。上記ゴム材料は、クロロプレンゴム又はニトリルブタジエンゴムを含むことが、中間転写ベルトの電気抵抗を制御する観点から好ましい。
保護層は、基材の外周面上、又は弾性層の外周面上に形成される。強誘電体を含有する基材層とともに、誘電率の低い保護層を設けることにより、トナーと中間転写ベルト間の静電的付着力が小さくなり、トナー離型性が上がり、転写性を良くすることができる。
このため、温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける前記保護層の比誘電率が、1~10の範囲内であることが好ましい。
次に、基材層と保護層とからなる中間転写ベルトの製造方法について説明する。なお、以下の製造方法は例示であり、中間転写ベルトを製造できる任意の方法を用いることできる。
ステンレス製の円筒状金型を、円筒軸を中心に回転させながら、ディスペンスノズルを軸方向に移動させつつ当該ノズルから基材層形成用塗布液を吐出し、金型の外周面上にらせん状に塗布し塗膜を形成する。次いで、円筒形状金型を回転させながら、例えば100℃で1時間加熱することにより大部分の溶媒を揮発させ、その後、250℃で1時間加熱することにより、無端ベルト状の基材層を形成することができる。
次に、本発明の中間転写ベルトを備える電子写真画像形成装置について説明する。本発明の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置ともいう。)は、例えば、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対応する感光体としての感光体ドラム83Y、83M、83C、83Kが、中間転写ベルトの走行方向に直列配置されたタンデム方式の画像形成装置である。
そして、定着装置88によりトナー像が定着された用紙は、排紙ローラーを備えた排紙装置73により機外の排紙トレイに排紙される。
〈中間転写ベルト1の作製〉
(基材層1の作製)
ポリイミドワニス「ユピア-AT(U-ワニス-A)」(宇部興産社製)の樹脂の固形分に対し、グラフェンA(島貿易株式会社製)12体積%とチタン酸アルミニウム40体積%を添加してミキサーを用いて混合する基材層形成用塗布液を調製した。
以下に示す保護層形成用塗布液を調製し、これを以下のようにして、基材層の外周面に塗布して保護層を形成して中間転写ベルト1を製造した。
(保護層形成用塗布液)
テトラエトキシシラン90g、トリエチルエトキシシラン10g及びブタノール100gを溶解し、さらに、強誘電体フィラーとしてチタン酸アルミニウムを保護層に対して15体積%となるように添加して保護層形成用塗布液を調製した。
中間転写ベルト1の作製において、基材層に含まれる、強誘電体フィラーと導電体のそれぞれ種類と含有量及び保護層に含まれる強誘電体フィラーと導電体のそれぞれ種類と含有量を表Iに示したように変えて、その他は中間転写ベルト1と同様にして、基材層と保護層とからなる中間転写ベルト2~14及び中間転写ベルト16~20を作製した。
なお、中間転写ベルト15の作製においては、表Iに示す基材層からなる中間転写ベルトとし、保護層を設けなかった。表Iの強誘電体フィラーの種類の欄の「-」は、層に強誘電体フィラーを添加しなかったことを表す。以下に用いた材料を示す。
チタン酸アルミニウム:「Al2TiO5」(CeramTec社製) チタン酸バリウム:「BT05シリーズ」(堺化学工業社製)
チタン酸カルシウム:共立マテリアル(株)製
チタン酸ストロンチウム:「誘電体粉末(グレード分類無し)」(堺化学工業社製)
グラフェンA:グラフェン G-13 イーエムジャパン株式会社製(平均厚さ60nm 比表面積15m2/g)
グラフェンB:グラフェン G-11 イーエムジャパン株式会社製(平均厚さ8nm 比表面積100m2/g)
グラフェンC:グラフェン G10 イーエムジャパン株式会社製(平均厚さ1.6nm 比表面積510m2/g)
グラフェンD:グラフェン G12 イーエムジャパン株式会社製(平均厚さ12nm 比表面積80m2/g)
上記作製した各中間転写ベルト、及び別途保護層だけを単独に作製して、中間転写ベルト1~20、及び中間転写ベルト15を除き、対応する保護層のみの試料を用いて誘電率の測定を行った。図5に示すように、中間転写ベルト試料87aの両面にスパッタ等で抵抗が1桁Ωの薄膜電極201を形成し、10mmφの型で切り抜いて測定試料を作製し、インピーダンスアナライザー「1260/1296」(Solartron Analytical社製)を用いて、周波数1MHzの条件で、温度23℃・湿度50%RHの環境下、電極接触法にて、誘電率(F/m)を測定し、比誘電率に換算した。
グラフェンの平均厚さと比表面積は以下のようにして測定した。
平均厚さ:無作為に50個のグラフェンを透過型電子顕微鏡を用いて撮像し、算術平均をした。
比表面積:JIS Z8830に基づきガス吸着による粉体の比表面積測定方法(BET法)によって測定した。
上記作製した中間転写ベルト1~14に対して、転写性、耐久性及び画像ムラの評価を行った。
温度20℃、湿度50%RHの環境下、評価機としてbizhub PRESS C1100(コニカミノルタ(株)製)を用い凹凸紙を用いた転写性評価にて画質の優劣を比較した。
凹凸紙としてレザック66 302g/m2用紙を用い、シアン単層ベタ、及びシアンとマゼンタの二層ベタが印字される画像チャートを出力した後、凹部に対し、トナーの転写状態を以下の基準でランク1から5までランク付けした。ランク3以上が合格である。
4:2層部が数点抜けている。単色部は問題なし。
3:2層部がまばらに抜けている。単色部は問題なし。
2:単色部がまばらに抜けている。
1:単色部が完全に抜けている。
温度20℃、湿度50%RHの環境下、評価機としてbizhub PRESS C1100(コニカミノルタ(株)製)を用い、通紙耐久テストを行い、ベルトの破損状況を比較した。
上記、条件にて、通紙耐久2000000枚を行い、1000000枚通紙時と2000000枚通紙時のベルトの破損状況を比較し、以下の評価基準でランク付けを行った。〇以上が合格である。
○:1000000枚耐久にて、割れなし、2000000枚耐久にて、割れを確認
△:1000000枚耐久にて、端部に破損を確認
×:1000000枚耐久にて、端部に加え中央部に破損を確認
温度20℃、湿度50%RHの環境下、評価機としてbizhub PRESS C1100を用い、コニカミノルタ株式会社製CFペーパー(A3、坪量80g/m2)にブルーのハーフベタ画像を出力した。出力画像をランダムに10点 分光光度計「Gretag Macbeth Spectrolino」(Gretag Macbeth社製)を用いて濃度測定をし、濃度の最小値と最大値から、以下のように評価基準を設け評価した。△以上を合格とした。
〇:0.1<最小値と最大値の濃度差≦0.3
△:0.3<最小値と最大値の濃度差≦0.5
×:0.5<最小値と最大値の濃度差
2a 基材層
3a 保護層
4a 強誘電体フィラー
5a 面状の導電体
6a カーボンブラック
7a 導電体
8a 導電体で被覆された強誘電体フィラー
1 電子写真画像形成装置
10 制御部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
20 記憶部
30 ネットワークI/F部
40 表示操作部
50 画像読取部
60 画像処理部
70 搬送部
71 給紙装置
72 搬送機構
73 排紙装置
80 画像形成部
81、81Y、81M、81C、81K 露光装置
82、82Y、82M、82C、82K 現像装置
83、83Y、83M、83C、83K 感光体ドラム
84、84Y、84M、84C、84K 帯電装置
85、85Y、85M、85C、85K クリーニング装置
86、86Y、86M、86C、86K 一次転写ローラー
87 中間転写ユニット
87a 中間転写ベルト
87b 支持ローラー
87c 二次転写ローラー
87d 中間転写クリーニング部
88 定着装置
88a 加熱ローラー
88b 定着ローラー
88c 定着ベルト
88d 加圧ローラー
201 薄膜電極
Claims (10)
- 電子写真画像形成装置に用いられる中間転写ベルトであって、
基材層と保護層とを有し、
前記基材層が、樹脂と強誘電体フィラーと面状の導電体とを含有することを特徴とする中間転写ベルト。 - 温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける比誘電率が、30~60の範囲内であることを特徴とする請求項1記載の中間転写ベルト。
- 前記強誘電体フィラーの含有量が、前記基材層中の樹脂に対し10~30体積%の範囲内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中間転写ベルト。
- 前記面状の導電体が、グラフェンであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記強誘電体フィラーが、少なくともチタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム又はチタン酸カルシウムを含有することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 温度23℃・湿度50%RHの環境下、周波数1MHzにおける前記保護層の比誘電率が、1~10の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記面状の導電体の含有量が、前記基材層中の樹脂に対し4~10体積%の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記面状の導電体の平均厚さが、0.4~15.0nmの範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 前記面状の導電体の比表面積が、150~550m2/gの範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の中間転写ベルト。
- 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の中間転写ベルトを具備することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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