JP7241557B2 - エレベータロープ交換方法およびエレベータロープ交換装置 - Google Patents

エレベータロープ交換方法およびエレベータロープ交換装置 Download PDF

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Description

この発明は、エレベータロープ交換方法およびエレベータロープ交換装置に関する。
従来、綱車とそらせ車とに渡って巻き掛けられた既設ロープを新設ロープに接続し、既設ロープを巻き取るとともに新設ロープを送り出すことによって、既設ロープを新設ロープに交換するエレベータロープ交換方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2603730号公報
しかしながら、綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部と綱車の上部との間に大きな摩擦力が発生する。また、綱車の下部およびそらせ車の下部に渡って巻き掛けられた既設ロープの部分である下部ロープ部と綱車の下部およびそらせ車の下部との間に大きな摩擦力が発生する。したがって、既設ロープを巻き取るとともに新設ロープを送り出す時に、綱車およびそらせ車を回転させる必要がある。その結果、複数の既設ロープのそれぞれを別々に新設ロープに交換することができないという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の既設ロープのそれぞれを別々に新設ロープに交換することができるエレベータロープ交換方法およびエレベータロープ交換装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータロープ交換方法は、綱車の上部、そらせ車の上部、そらせ車の下部、綱車の下部、綱車の上部、そらせ車の上部の順に巻き掛けられている既設ロープのうち 、綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部を押し上げて、上部ロープ部よりも上方に設けられた上部ロープ浮かせ部に掛けることで、綱車の上部と上部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる上部ロープ浮かせ工程と、既設ロープのうち、綱車の下部およびそらせ車の下部に渡って巻き掛けられた既設ロープの部分である下部ロープ部を押し下げて、下部ロープ部よりも綱車およびそらせ車から離れて設けられた下部ロープ浮かせ部に掛けることで、綱車の下部およびそらせ車の下部と下部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる下部ロープ浮かせ工程と、既設ロープと新設ロープとを接続するロープ接続工程と、上部ロープ浮かせ工程、下部ロープ浮かせ工程およびロープ接続工程の後、既設ロープを巻き取るとともに新設ロープを送り出すロープ交換工程とを備えている。
この発明に係るエレベータロープ交換装置は、綱車の上部、そらせ車の上部、そらせ車の下部、綱車の下部、綱車の上部、そらせ車の上部の順に巻き掛けられている既設ロープのうち、綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部よりも上方に設けられ、上部ロープ部が押し上げられて掛けられる上部ロープ浮かせ部と、既設ロープのうち、綱車の下部およびそらせ車の下部に渡って巻き掛けられた既設ロープの部分である下部ロープ部よりも綱車およびそらせ車から離れて設けられ、下部ロープ部が押し下げられて掛けられる下部ロープ浮かせ部とを備え、上部ロープ部が上部ロープ浮かせ部に掛けられることによって、綱車の上部と上部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減され、下部ロープ部が下部ロープ浮かせ部に掛けられることによって、綱車の下部およびそらせ車の下部と下部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減される。
この発明に係るエレベータロープ交換方法およびエレベータロープ交換装置によれば、綱車の上部と上部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減され、綱車の下部およびそらせ車の下部と下部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減される。これにより、既設ロープを巻き取るとともに新設ロープを送り出す時に、綱車およびそらせ車を回転させる必要がない。その結果、複数の既設ロープのそれぞれを別々に新設ロープに交換することができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換方法が用いられるエレベータ装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換装置を示す正面図である。 図2の上部ロープ浮かせ部を示す拡大図である。 図3の上部ロープ浮かせ部を示す側面図である。 図2の下部ロープ浮かせ部を示す拡大図である。 図5の下部ロープ浮かせ部を示す側面図である。 図2のドラムおよびロープ送出部を示す拡大図である。 図7のドラムおよびロープ送出部を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換方法を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換方法が用いられるエレベータ装置を示す正面図である。エレベータ装置は、昇降路1に設けられ、利用者が乗り降りするかご2と、一端部がかご2の上部に接続された複数のロープ3と、昇降路1に設けられ、ロープ3の他端部が上部に接続されたカウンタウエイト4とを備えている。また、エレベータ装置は、機械室5に設けられた巻上機6と、機械室5に設けられ、ロープ3が巻き掛けられたそらせ車7とを備えている。
かご2は、かご本体21と、かご本体21の下部に設けられた非常止め装置22とを有している。非常止め装置22が作動することによって、かご2が図示しないガイドレールに対して固定される。
ロープ3は、綱車61の上部、そらせ車7の上部、そらせ車7の下部、綱車61の下部、綱車61の上部、そらせ車7の上部の順に巻き掛けられている。したがって、綱車61の上部およびそらせ車7の上部には、1本のロープ3が2回巻き掛けられている。綱車61の上部に巻き掛けられたロープ3の部分を上部ロープ部31とする。綱車61の下部およびそらせ車7の下部に渡って巻き掛けられたロープ3の部分を下部ロープ部32とする。
巻上機6は、ロープ3が巻き掛けられる綱車61と、綱車61を回転させる図示しないモータとを有している。綱車61が回転することによって、ロープ3が移動する。ロープ3が移動することによって、かご2およびカウンタウエイト4が昇降路1を互いに反対方向に昇降する。カウンタウエイト4の重量は、かご2のサイズおよびかご2の搬送重量に対応して決定される。
この例では、エレベータ装置は、10階以上の建物に設置された大型のエレベータ装置となっている。ロープ3の直径は、10mm以上となっている。
図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換装置を示す正面図である。エレベータロープ交換装置は、エレベータ装置に設置される。エレベータロープ交換装置は、上部ロープ部31よりも上方に設けられた上部ロープ浮かせ部8と、下部ロープ部よりも綱車61およびそらせ車7から離れて設けられた下部ロープ浮かせ部9とを備えている。
上部ロープ浮かせ部8には、上部ロープ部31が押し上げられて掛けられる。上部ロープ部31が上部ロープ浮かせ部8に掛けられることによって、綱車61の上部と上部ロープ部31との間の接触面積が低減される。これにより、綱車61の上部と上部ロープ部31との間に発生する摩擦力が低減される。
下部ロープ浮かせ部9には、下部ロープ部32が押し下げられて掛けられる。下部ロープ部32が下部ロープ浮かせ部9に掛けられることによって、綱車61の下部およびそらせ車7の下部と下部ロープ部32との間の接触面積が低減される。これにより、綱車61の下部およびそらせ車7の下部と下部ロープ部32との間に発生する摩擦力が低減される。
また、エレベータロープ交換装置は、ロープ3が巻かれたドラム10と、ドラム10に巻かれたロープ3を送り出すロープ送出部11と、ロープ3を巻き取るロープ回収部12とを備えている。また、エレベータロープ交換装置は、昇降路1に設けられ、カウンタウエイト4を支持するストッパ13を備えている。交換される前のロープ3を既設ロープ3Aとし、交換させた後のロープ3を新設ロープ3Bとする。したがって、ドラム10には、新設ロープ3Bが巻かれており、ロープ送出部11によって新設ロープ3Bが送り出される。また、ロープ回収部12には、既設ロープ3Aが巻き取られる。
図3は、図2の上部ロープ浮かせ部8を示す拡大図である。図4は、図3の上部ロープ浮かせ部8を示す側面図である。上部ロープ浮かせ部8は、綱車61よりも上方であって、綱車61の中心軸を通る鉛直線上に配置される。上部ロープ浮かせ部8は、巻上機6の筐体62に支持されたフレーム81と、フレーム81に支持された一対のホルダ82と、一対のホルダ82のそれぞれに1個ずつ回転可能に支持された一対の上部滑車83とを有している。
フレーム81は、金属または非金属から構成されている。ホルダ82は、フレーム81に取り付けられたホルダ本体821と、ホルダ本体821に取り付けられた一対のベアリング822とを有している。上部滑車83は、上部ロープ部31が掛けられる滑車本体831と、滑車本体831と一体に形成され、一対のベアリング822に支持された軸部832とを有している。上部ロープ部31が押し上げられることによって、上部ロープ部31が上部滑車83に上方から掛けられる。
上部滑車83が回転することによって、ロープ3が上部ロープ浮かせ部8に対して移動する。上部滑車83は、自在に回転可能となっている。一対の上部滑車83は、機械室5の奥行方向D1について互いに離れて配置されている。一対のホルダ82のそれぞれは、綱車61の軸方向D2についてフレーム81に対して移動可能となっている。
綱車61の外周面には、ロープ3の外径に対応した溝が形成されている。綱車61の溝には、ロープ3が挿入されている。綱車61から上部滑車83への上部ロープ部31の移動は、溝に挿入されている上部ロープ部31の位置に対応させてホルダ82および上部滑車83をフレーム81に対して軸方向D2に移動させ、その後、例えば、作業者の指を用いて押し上げられて行われる。なお、複数のロープ3を同時に交換する場合には、軸方向D2についての上部滑車83の寸法を大きくして、複数のロープ3が上部滑車83に同時に掛けられる構成にしてもよい。また、複数のロープ3を同時に交換する場合には、軸方向D2についての上部滑車83の数を増やして、複数のロープ3が複数の上部滑車83に同時に掛けられる構成であってもよい。
上部ロープ浮かせ部8は、ロープ3と綱車61の上部との間に発生する摩擦力を調節する機構として、高さ方向についての上部滑車83の位置を調節する位置調節部をさらに備えてもよい。位置調節部としては、例えば、かませ板が挙げられる。かませ板を筐体62とフレーム81との間に設置することによって、ロープと綱車61の上部との間に発生する摩擦力が調節される。
図5は、図2の下部ロープ浮かせ部9を示す拡大図である。図6は、図5の下部ロープ浮かせ部9を示す側面図である。下部ロープ浮かせ部9は、綱車61よりも下方であって、下部ロープ部32の移動経路よりも綱車61およびそらせ車7から離れて配置される。下部ロープ浮かせ部9は、フレーム91と、フレーム91に支持されたホルダ92と、ホルダ92に回転可能に支持された下部滑車93とを有している。フレーム91は、巻上機6を支持する図示しない架台に支持される。架台は、例えば、H鋼から構成される。
ホルダ92は、フレーム91に取り付けられたホルダ本体921と、ホルダ本体921に取り付けられた一対のベアリング922とを有している。下部滑車93は、下部ロープ部32が掛けられる滑車本体931と、滑車本体931と一体に形成され、一対のベアリング922に支持された軸部932とを有している。下部ロープ部32が押し下げられることによって、下部ロープ部32が下部滑車93に下方から掛けられる。
下部滑車93が回転することによって、ロープ3が下部ロープ浮かせ部9に対して移動する。下部滑車93は、自在に回転可能となっている。ホルダ92は、軸方向D2についてフレーム91に対して移動可能となっている。
綱車61から下部滑車93への下部ロープ部32の移動は、溝に挿入されている下部ロープ部32の位置に対応させてホルダ92および下部滑車93をフレーム91に対して軸方向D2に移動させ、その後、例えば、作業者の指を用いて押し下げられて行われる。なお、複数のロープ3を同時に交換する場合には、軸方向D2についての下部滑車93の寸法を大きくして、複数のロープ3が下部滑車93に同時に掛けられる構成にしてもよい。また、複数のロープ3を同時に交換する場合には、軸方向D2についての下部滑車93の数を増やして、複数のロープ3が複数の下部滑車93に同時に掛けられる構成であってもよい。
下部ロープ浮かせ部9は、ロープ3と綱車61の下部およびそらせ車7の下部との間に発生する摩擦力を調節する機構として、高さ方向についての下部滑車93の位置を調節する位置調節部をさらに備えてもよい。位置調節部としては、例えば、かませ板が挙げられる。かませ板を架台とフレーム91との間に設置することによって、ロープと綱車61の下部およびそらせ車7の下部との間に発生する摩擦力が調節される。
図7は、図2のドラム10およびロープ送出部11を示す拡大図である。図8は、図7のドラム10およびロープ送出部11を示す側面図である。ドラム10は、木材またはその他の材料から構成されている。ドラム10は、一対のリブ101と、一対のリブ101に渡って設けられた回転軸102とを有している。回転軸102には、ロープ3が巻かれている。リブ101の径方向寸法は、回転軸102の径方向寸法よりも大きくなっている。回転軸102に巻かれたロープ3がリブ101から軸方向外側へ移動することが防止される。回転軸102に巻かれたロープ3の最外周部分の外周面は、リブ101よりも径方向内側に配置されている。したがって、ロープ3がリブ101を乗り上げることが防止される。
リブ101には、貫通孔103が形成されている。貫通孔103には、回転軸102が挿入されている。回転軸102が貫通孔103に挿入されることによって、回転軸102がリブ101に対して固定されている。回転軸102は、リブ101と同期して回転する。なお、リブ101に対して回転軸102を固定する方法は、その他の方法であってもよい。
ロープ送出部11は、ドラム10を回転可能に支持するドラム支持部14と、ドラム10の回転速度を調節するブレーキ装置15とを有している。ドラム支持部14は、基部141と、基部141に回転可能に設けられた4個のローラ142とを有している。4個のローラ142のうちの2個のローラ142は、1対のリブ101のうちの一方のリブ101を回転可能に支持する。4個のローラ142のうちの他の2個のローラ142は、1対のリブ101のうちの他方のリブ101を回転可能に支持する。基部141に対するローラ142の位置は、変更可能となっている。基部141に対するローラ142の位置は、ドラム10の大きさに対応して調節される。
ブレーキ装置15は、油圧式のブレーキ装置となっている。ブレーキ装置15は、フレーム151と、フレーム151に回転可能に支持された円板形状のブレーキディスク152と、ブレーキディスク152の両面に接触する一対のブレーキパッド153とを有している。また、ブレーキ装置15は、ブレーキパッド153をブレーキディスク152に押し付けるキャリパー154と、キャリパー154を動作させる圧力調整ハンドル155とを有している。また、ブレーキ装置15は、ドラム10のリブ101に固定されたドラム側シャフト156と、ブレーキディスク152に固定されたブレーキ側シャフト157と、ドラム側シャフト156およびブレーキ側シャフト157に接続されたユニバーサルジョイント158とを有している。
キャリパー154は、図示しないボルトを用いて、フレーム151に固定されている。ブレーキパッド153をブレーキディスク152に押し付けるための力を発生させる油は、キャリパー154に充填されている。圧力調整ハンドル155を操作することによって、キャリパー154に充填された油の量が調節される。これにより、ブレーキパッド153をブレーキディスク152に押し付けるための力が調節される。ブレーキパッド153の表面部分は、摩擦材から構成されている。ブレーキパッド153がブレーキディスク152に押し付けられることによって、ブレーキディスク152の回転が抑制される。
リブ101の径方向寸法が均一でない場合には、ドラム10の回転位置が変わることによって、ドラム側シャフト156の軸線とブレーキ側シャフト157の軸線とが互いにずれて配置される場合がある。この場合であっても、ドラム側シャフト156とブレーキ側シャフト157とに接続されたユニバーサルジョイント158によって、ドラム側シャフト156とブレーキ側シャフト157との間で回転力を伝達することができる。
ロープ送出部11は、ユニバーサルジョイント158を分解して、ドラム側ユニットと、ブレーキ側ユニットとに分割することができる。ロープ3の交換を行う前にロープ送出部11をドラム側ユニットとブレーキ側ユニットとに分割し、1階乗場から最上階乗場までかご2を用いてロープ送出部11を搬送し、最上階乗場でロープ送出部11を組み立てることができる。
図2に示すように、ロープ回収部12は、ロープ3を巻き取る図示しない回転機構部を有している。回転機構部は、高さ方向に延びるように配置される。言い換えれば、回転機構部は、乗場に対して垂直に延びるように配置される。回転機構部にロープ3が巻き取られることによって、ロープ3がロープ回収部12に回収される。
複数のロープ3を同時に交換する場合には、ロープ3の数に対応して、複数のドラム10、複数のロープ送出部11および複数のロープ回収部12を設置する。
次に、ロープ3を交換する手順について説明する。図9は、この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換方法を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、事前準備工程を行う。事前準備工程では、エレベータ装置の運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換え、さらに、かご2を昇降路1における最上階乗場付近の領域に停止させる。かご2の停止位置は、最上階乗場の床面の位置とかご2の上部の位置とが、高さ方向について一致するようにする。これにより、作業者は、かご2の上部に乗って昇降路1の内部に入ることができる。また、これにより、かご2の上方には、作業者がかご2の上部へのロープ3の着脱作業を行うための作業スペースが形成される。なお、かご2の停止位置は、かご2の上部の位置が最上階乗場の床面の位置よりも下方に配置されてもよい。したがって、かご2の停止位置は、エレベータ装置の通常運転時におけるかご2が最上階乗場に停止する場合のかご2に停止位置とは異なる。かご2が昇降路1における最上階乗場付近の領域に停止することによって、カウンタウエイト4は、昇降路1における最下階乗場付近の領域に停止する。
その後、ステップS2において、吊作業工程を行う。吊作業工程では、かご2の上部にチェーンブロックを接続する。かご2へのチェーンブロックの接続位置の数は、2箇所以上とする。また、吊作業工程では、チェーンブロックの吊元側の部分を昇降路1に設置された梁に固定する。梁は、かご2の重量を支持することができる程度の強度を有している。なお、チェーンブロックの吊元側の部分は、機械室5に設置された梁に固定してもよい。また、吊作業工程では、非常止め装置22によって、かご2をガイドレールに対して固定する。これにより、かご2の落下が防止される。
また、吊作業工程では、カウンタウエイト4をストッパ13に載せる。なお、カウンタウエイト4に非常止め装置が設置されている場合には、非常止め装置によって、カウンタウエイト4をガイドレールに対して固定する。これにより、カウンタウエイト4の落下が防止される。また、この場合に、チェーンブロックによってカウンタウエイト4の吊下げを行う。
その後、ステップS3において、既設ロープ取外工程を行う。既設ロープ取外工程では、複数の既設ロープ3Aのうちの1本の既設ロープ3Aの一端部をかご2の上部から取り外す。また、既設ロープ取外工程では、最上階乗場にドラム10およびロープ送出部11を設置する。ドラム10に巻かれた新設ロープ3Bの端部と、かご2の上部から取り外された既設ロープ3Aの端部とのそれぞれについて、素線を300mm~500mm程度ほぐす。その後、ほぐされた新設ロープ3Bと既設ロープ3Aとを突き合わせて編み込む。これにより、既設ロープ3Aと新設ロープ3Bとが1本のロープ3を構成する。したがって、この例では、既設ロープ取外工程には、既設ロープ3Aと新設ロープ3Bとを接続するロープ接続工程が含まれる。既設ロープ3Aと新設ロープ3Bとの接続作業時には、ロープ送出部11のブレーキ装置15によって、ロープ3が移動することを防止する。これにより、ロープ3が昇降路1を落下することが防止される。
また、既設ロープ取外工程では、かご2の上部から取り外された既設ロープ3Aの他端部をカウンタウエイト4の上部から取り外す。なお、既設ロープ3Aと新設ロープ3Bとの接続作業前には、カウンタウエイト4の上部から既設ロープ3Aの他端部を取り外さないようにする。
また、既設ロープ取外工程では、最下階乗場にロープ回収部12を設置する。カウンタウエイト4の上部から取り外された既設ロープ3Aの他端部をロープ回収部12の回転機構部に固定する。ロープ回収部12の回転機構部に対する既設ロープ3Aの固定方法としては、回転機構部に既設ロープ3Aを差し込んで固定する方法、クリップを用いて挟んで固定する方法などが挙げられる。
その後、ステップS4において、上部ロープ浮かせ工程を行う。上部ロープ浮かせ工程では、上部ロープ浮かせ部8を設置し、上部ロープ部31を押し上げて上部滑車83に掛ける。
その後、ステップS5において、下部ロープ浮かせ工程を行う。下部ロープ浮かせ工程では、下部ロープ浮かせ部9を設置して、下部ロープ部32を押し下げて下部滑車93に掛ける。なお、下部ロープ浮かせ工程を上部ロープ浮かせ工程よりも先に行ってもよく、上部ロープ浮かせ工程および下部ロープ浮かせ工程を同時に行ってもよい。上部ロープ浮かせ工程および下部ロープ浮かせ工程によって、ロープ3が自重によって下方に移動可能となる。
その後、ステップS6において、ロープ交換工程を行う。ロープ交換工程では、ドラム10に巻かれた新設ロープ3Bを送り出しながら、ロープ回収部12が既設ロープ3Aを巻き取る。新設ロープ3Bの送り出しの速度は、ブレーキ装置15によって調節される。ロープ回収部12への既設ロープ3Aの巻取作業が終了した後、新設ロープ3Bの一端部をかご2の上部に接続し、新設ロープ3Bの他端部をカウンタウエイト4の上部に接続する。
その後、ステップS7において、既設ロープ3Aが残っているか否かを判定する。ステップS7において、既設ロープ3Aが残っていると判定された場合には、ステップS3に戻る。一方、ステップS7において、既設ロープ3Aが残っていないと判定された場合には、ロープ3を既設ロープ3Aから新設ロープ3Bに交換する手順が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換方法によれば、綱車61の上部に巻き掛けられた上部ロープ部31を押し上げて、綱車61の上部と上部ロープ部31との間に発生する摩擦力を低減させる。また、エレベータロープ交換方法は、綱車61の下部およびそらせ車7の下部に渡って巻き掛けられた下部ロープ部32を押し下げて、綱車61の下部およびそらせ車の下部と下部ロープ部32との間に発生する摩擦力を低減させる。これにより、既設ロープ3Aを巻き取るとともに新設ロープ3Bを送り出す時に、綱車61およびそらせ車7を回転させる必要がない。その結果、複数の既設ロープ3Aのそれぞれを別々に新設ロープ3Bに交換することができる。
また、綱車61の上部に巻き掛けられた上部ロープ部31を押し上げる場合に、上部ロープ部31が掛けられる上部滑車83を軸方向D2について上部ロープ部31の位置に対応するように移動させる。これにより、上部ロープ部31を上部滑車83に対して容易に掛けることができる。
また、綱車61の下部およびそらせ車7の下部に渡って巻き掛けられた下部ロープ部32を押し下げる場合に、下部ロープ部32が掛けられる下部滑車93を軸方向D2について下部ロープ部32の位置に対応するように移動させる。これにより、下部ロープ部32
を下部滑車93に対して容易に掛けることができる。
また、既設ロープ3Aを新設ロープ3Bに交換する場合には、新設ロープ3Bが巻き掛けられたドラム10に対してユニバーサルジョイント158を介してブレーキディスク152を接続して、ドラム10の回転速度を調節する。これにより、ロープ3の損傷を抑制するとともに、ロープ3の移動速度を調節することができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエレベータロープ交換装置によれば、綱車61の上部に巻き掛けられた上部ロープ部31よりも上方に設けられ、上部ロープ部31が押し上げられて掛けられる上部ロープ浮かせ部8を備えている。また、エレベータロープ交換装置は、綱車61の下部およびそらせ車7の下部に渡って巻き掛けられた下部ロープ部32よりも綱車61およびそらせ車7から離れて設けられ、下部ロープ部32が押し下げられて掛けられる下部ロープ浮かせ部9を備えている。上部ロープ部31が上部ロープ浮かせ部8に掛けられることによって、綱車61の上部と上部ロープ部31との間に発生する摩擦力が低減される。下部ロープ部32が下部ロープ浮かせ部9に掛けられることによって、綱車61の下部およびそらせ車7の下部と下部ロープ部32との間に発生する摩擦力が低減される。これにより、既設ロープ3Aを巻き取るとともに新設ロープ3Bを送り出す時に、綱車61およびそらせ車7を回転させる必要がない。その結果、複数の既設ロープ3Aのそれぞれを別々に新設ロープ3Bに交換することができる。
1 昇降路、2 かご、3 ロープ、3A 既設ロープ、3B 新設ロープ、4 カウンタウエイト、5 機械室、6 巻上機、7 そらせ車、8 上部ロープ浮かせ部、9 下部ロープ浮かせ部、10 ドラム、11 ロープ送出部、12 ロープ回収部、13 ストッパ、14 ドラム支持部、15 ブレーキ装置、21 かご本体、22 非常止め装置、31 上部ロープ部、32 下部ロープ部、61 綱車、62 筐体、81 フレーム、82 ホルダ、83 上部滑車、91 フレーム、92 ホルダ、93 下部滑車、101 リブ、102 回転軸、103 貫通孔、141 基部、142 ローラ、151 フレーム、152 ブレーキディスク、153 ブレーキパッド、154 キャリパー、155 圧力調整ハンドル、156 ドラム側シャフト、157 ブレーキ側シャフト、158 ユニバーサルジョイント、821 ホルダ本体、822 ベアリング、831 滑車本体、832 軸部、921 ホルダ本体、922 ベアリング、931 滑車本体、932 軸部。

Claims (8)

  1. 綱車の上部、そらせ車の上部、前記そらせ車の下部、前記綱車の下部、前記綱車の上部、前記そらせ車の上部の順に巻き掛けられている既設ロープのうち 、前記綱車の上部に巻き掛けられた前記既設ロープの部分である上部ロープ部を押し上げて、前記上部ロープ部よりも上方に設けられた上部ロープ浮かせ部に掛けることで、 前記綱車の上部と前記上部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる上部ロープ浮かせ工程と、
    前記既設ロープのうち、前記綱車の下部および前記そらせ車の下部に渡って巻き掛けられた前記既設ロープの部分である下部ロープ部を押し下げて、前記下部ロープ部よりも前記綱車および前記そらせ車から離れて設けられた下部ロープ浮かせ部に掛けることで、前記綱車の下部および前記そらせ車の下部と前記下部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる下部ロープ浮かせ工程と、
    前記既設ロープと新設ロープとを接続するロープ接続工程と、
    前記上部ロープ浮かせ工程、前記下部ロープ浮かせ工程および前記ロープ接続工程の後、前記既設ロープを巻き取るとともに前記新設ロープを送り出すロープ交換工程とを備えたエレベータロープ交換方法。
  2. 前記上部ロープ浮かせ工程では、前記上部ロープ部が掛けられる前記上部ロープ浮かせ部が有する上部滑車を前記綱車の軸方向について前記上部ロープ部の位置に対応するように移動させる請求項1に記載のエレベータロープ交換方法。
  3. 前記下部ロープ浮かせ工程では、前記下部ロープ部が掛けられる前記下部ロープ浮かせ部が有する下部滑車を前記綱車の軸方向について前記下部ロープ部の位置に対応するように移動させる請求項1または請求項2に記載のエレベータロープ交換方法。
  4. 綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部を押し上げて、前記綱車の上部と前記上部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる上部ロープ浮かせ工程と、
    前記綱車の下部およびそらせ車の下部に渡って巻き掛けられた前記既設ロープの部分である下部ロープ部を押し下げて、前記綱車の下部および前記そらせ車の下部と前記下部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる下部ロープ浮かせ工程と、
    前記既設ロープと新設ロープとを接続するロープ接続工程と、
    前記上部ロープ浮かせ工程、前記下部ロープ浮かせ工程および前記ロープ接続工程の後、前記既設ロープを巻き取るとともに前記新設ロープを送り出すロープ交換工程とを備え、
    前記上部ロープ浮かせ工程では、前記上部ロープ部が掛けられる上部滑車を前記綱車の軸方向について前記上部ロープ部の位置に対応するように移動させるエレベータロープ交換方法。
  5. 綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部を押し上げて、前記綱車の上部と前記上部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる上部ロープ浮かせ工程と、
    前記綱車の下部およびそらせ車の下部に渡って巻き掛けられた前記既設ロープの部分である下部ロープ部を押し下げて、前記綱車の下部および前記そらせ車の下部と前記下部ロープ部との間に発生する摩擦力を低減させる下部ロープ浮かせ工程と、
    前記既設ロープと新設ロープとを接続するロープ接続工程と、
    前記上部ロープ浮かせ工程、前記下部ロープ浮かせ工程および前記ロープ接続工程の後、前記既設ロープを巻き取るとともに前記新設ロープを送り出すロープ交換工程とを備え、
    前記下部ロープ浮かせ工程では、前記下部ロープ部が掛けられる下部滑車を前記綱車の軸方向について前記下部ロープ部の位置に対応するように移動させるエレベータロープ交換方法。
  6. 前記下部ロープ浮かせ工程では、前記下部ロープ部が掛けられる下部滑車を前記綱車の軸方向について前記下部ロープ部の位置に対応するように移動させる請求項4に記載のエレベータロープ交換方法。
  7. 前記ロープ交換工程では、前記新設ロープが巻き掛けられたドラムに対してユニバーサルジョイントを介してブレーキディスクを接続して、前記ドラムの回転速度を調節する請求項1から請求項までの何れか一項に記載のエレベータロープ交換方法。
  8. 綱車の上部、そらせ車の上部、前記そらせ車の下部、前記綱車の下部、前記綱車の上部、前記そらせ車の上部の順に巻き掛けられている既設ロープのうち、前記綱車の上部に巻き掛けられた既設ロープの部分である上部ロープ部よりも上方に設けられ、前記上部ロープ部が押し上げられて掛けられる上部ロープ浮かせ部と、
    前記既設ロープのうち、前記綱車の下部および前記そらせ車の下部に渡って巻き掛けられた前記既設ロープの部分である下部ロープ部よりも前記綱車および前記そらせ車から離れて設けられ、前記下部ロープ部が押し下げられて掛けられる下部ロープ浮かせ部とを備え、
    前記上部ロープ部が前記上部ロープ浮かせ部に掛けられることによって、前記綱車の上
    部と前記上部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減され、
    前記下部ロープ部が前記下部ロープ浮かせ部に掛けられることによって、前記綱車の下
    部および前記そらせ車の下部と前記下部ロープ部との間に発生する摩擦力が低減されるエ
    レベータロープ交換装置。
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