JP7238822B2 - 姿勢変更装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基準搬送方向に沿って延在するように設置された搬送コンベヤ上を搬送される対象物品の姿勢を変更させる姿勢変更装置に関する。
特許第3637773号公報には、搬送面に直交する方向視で長方形状の被搬送物(61)の向きを90度変える向き変更装置(68)を備えたローラコンベヤ(62)が開示されている(背景技術において括弧内の符号は参照する文献のもの。)。このローラコンベヤ(62)には、斜行ローラ(63)が備えられ、搬送方向に直交する幅方向の片側に寄せながら被搬送物(61)を搬送する。ローラコンベヤ(62)の幅方向の一方側(被搬送物(61)が寄せられる側)には、幅方向に沿って出退する向き変更装置(68)が備えられている。被搬送物(61)の搬送方向前面側の一方の側端部が向き変更装置(68)に接触して当該側端部の進行が妨げられ、搬送方向前面側の他方の側端部が進行することで、被搬送物(61)が回転し、向きが約90°変更される。
特許第3637773号公報
ところで、被搬送物としての物品には、デザイン上の観点や輸送の利便性等を考慮して側端部が面取りされているような形状のものがある。このような物品の場合には、当該面取り部分に向き変更装置が接触しても、接触角度が浅くなって、物品が適切に回転しない可能性がある。当然ながら、そのような面取りがされていても、されてないなくても適切に物品を回転させて姿勢変更させられることが好ましい。
上記に鑑みて、搬送コンベヤによって搬送される物品の姿勢を適切に変更させる技術の提供が望まれる。
上記に鑑みた、基準搬送方向に沿って延在するように設置された搬送コンベヤ上を搬送される対象物品の姿勢を変更させる姿勢変更装置は、前記搬送コンベヤの搬送面に沿うと共に前記基準搬送方向に直交する方向を幅方向とし、前記幅方向の一方側を幅方向第1側とし、前記幅方向第1側とは反対側を幅方向第2側として、前記対象物品の搬送方向を、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かうように偏向させる偏向搬送部と、前記幅方向第1側から前記対象物品に当接する当接面を備えて、前記偏向搬送部を搬送される前記対象物品の前記幅方向の位置を規制して前記対象物品を案内する案内部と、前記対象物品に接触して前記対象物品を前記搬送面に直交する回転軸まわりに回転させる回転操作部と、を備え、前記当接面は、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面を備え、前記回転操作部は、前記基準搬送方向の下流側で前記第1傾斜面の下流側端部に隣接する配置領域において、前記幅方向第1側から前記搬送面上を前記幅方向第2側へ突出するように配置されている。
この構成によれば、偏向搬送部によって対象物品の搬送方向が偏向されると共に案内部によって、偏向姿勢を保って対象物品が基準搬送方向に沿って搬送される。回転操作部は、案内部の当接面における第1傾斜面の下流側端部に隣接して配置されているので、偏向姿勢を保って搬送される対象物品の適切な位置に接触することができる。従って、対象物品を回転操作部によって適切に回転させることができる。即ち、本構成によれば、搬送コンベヤによって搬送される物品の姿勢を適切に変更させることができる。
姿勢変更装置のさらなる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下の記載から明確となる。
姿勢変更装置を備えた搬送コンベヤの一例を示す平面図 姿勢変更装置を備えた搬送コンベヤの一例を示す斜視図 案内部と回転操作部との関係の他の例を示す図 対象物品の他の例を示す平面図 対象物品の他の例を示す平面図 姿勢変更装置を備えた搬送コンベヤの他の例を示す平面図 姿勢変更装置を備えた搬送コンベヤの比較例を示す平面図
以下、姿勢変更装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1の平面図及び図2の斜視図は、姿勢変更装置30を備えた搬送コンベヤ10の一例を示している。搬送コンベヤ10は、搬送面10Pが基準搬送方向Yに沿って延在するように設置されており、搬送面10P上に搬送対象の物品である対象物品Wを載置して当該対象物品Wを搬送する。以下の説明では、基準搬送方向Yにおいて対象物品Wが搬送される側を下流側Y1と称し、その反対側を上流側Y2と称する。また、搬送コンベヤ10の搬送面10Pに沿うと共に基準搬送方向Yに直交する方向を幅方向Xと称し、幅方向Xの一方側を幅方向第1側X1と称し、幅方向第1側X1とは反対側を幅方向第2側X2と称する。また、搬送コンベヤ10の搬送面10Pに直交する方向を上下方向Zと称し、“Z1”を上方、“Z2”を下方と称する。
図1に示すように、搬送コンベヤ10は、基準搬送方向Yに交差するローラ回転軸Aまわりに回転するローラ11が、基準搬送方向Yに沿って複数並んで配置されたローラコンベヤである。本実施形態では、搬送コンベヤ10は、基準搬送方向Yに直交する第1ローラ回転軸A1まわりに回転する直進ローラ12が基準搬送方向Yに沿って複数並んで配置された通常搬送部5と、基準搬送方向Yに斜めに交差する第2ローラ回転軸A2まわりに回転する斜行ローラ13が基準搬送方向Yに沿って複数並んで配置された偏向搬送部1とを備えている。図1に示すように、通常搬送部5は、偏向搬送部1よりも上流側Y2及び下流側Y1にそれぞれ配置されている。換言すれば、偏向搬送部1は、2つの通常搬送部5の間に配置されている。
本実施形態において搬送対象となる対象物品Wは、搬送面10Pに直交する方向に沿う平面視で、4つの角部Cが面取りされた八角形状の物品である(図1参照)。即ち、対象物品Wは、搬送状態で搬送面10Pに直交し、互いに隣り合う面(第1面P1と第2面P2)の境界部分に当たる角部Cが切り取られて面取りされて、第3面P3が形成された八角柱状の物品である(図2参照)。第3面P3も、搬送面10Pに直交する面であり、第1面P1及び第2面P2に隣接する。また、ここでは、底面が正方形の四角柱の角部Cが面取りされた形状ではなく、底面が長方形の四角柱の角部Cが面取りされた形状の対象物品Wを例示している。搬送状態で搬送面10Pに直交する面(側面)の内、面取り部である第3面P3の面積が最も小さく、第1面P1に比べて第2面P2の方が、面積が広い。第1面P1と第2面P2の高さ(搬送面10Pに直交する方向の長さ)は同じであるから、第2面P2は対象物品Wの長手方向L1に沿った面であり、第1面P1は対象物品Wの短手方向L2に沿った面である。
図1及び図2に示すように、上流側Y2の通常搬送部5において、対象物品Wは、短手方向L2に沿った面である第1面P1を下流側Y1に向け、長手方向L1に沿った面である第2面P2が基準搬送方向Yと平行する状態で搬送される。姿勢変更装置30は、搬送コンベヤ10上を搬送される対象物品Wの姿勢を平面視で90°変更させる。これにより、下流側Y1の通常搬送部5において、対象物品Wは、長手方向L1に沿った面である第2面P2を下流側Y1に向け、短手方向L2に沿った面である第1面P1が基準搬送方向Yと平行する状態で搬送されるようになる。
姿勢変更装置30は、偏向搬送部1と、案内部2と、回転操作部3とを備えている。偏向搬送部1は、上述したように、斜行ローラ13を備えており、図1及び図2に示すように、対象物品Wの搬送方向Dを、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かうように偏向させる。案内部2は、偏向搬送部1において対象物品Wが偏向される側である幅方向第1側X1に配置されている。そして、案内部2は、幅方向第1側X1から対象物品Wに当接する当接面20を備えて、偏向搬送部1を搬送される対象物品Wの幅方向Xの位置を規制して対象物品Wを案内する。また、当接面20は、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面21を備えている。回転操作部3は、対象物品Wに接触して対象物品Wを搬送面10Pに直交する回転軸Qまわりに回転させる。回転操作部3は、基準搬送方向Yの下流側Y1で第1傾斜面21の下流側端部25に隣接する配置領域Rにおいて、幅方向第1側X1から搬送面10P上を幅方向第2側X2へ突出するように配置されている。尚、対象物品Wは要否に応じて回転可能であり、回転操作部3は、搬送面10P上に突出した突出状態と、搬送面10Pから引退した引退状態とに出退可能に構成されている。
上述したように、偏向搬送部1によって対象物品Wの搬送方向Dは幅方向第1側X1へ偏向される。また、搬送方向が偏向された対象物品Wは、案内部2の当接面20に形成された第1傾斜面21に当接することによって、第1傾斜面21に沿うように偏向姿勢を保って基準搬送方向Yに沿って搬送される。ここで、対象物品Wの偏向姿勢とは、対象物品Wの幅方向第1側X1の側面が第1傾斜面21に当接し、当該側面が第1傾斜面21に平行になった姿勢である。回転操作部3は、基準搬送方向Yの下流側Y1で第1傾斜面21の下流側端部25に隣接して配置されている。回転操作部3は、第1傾斜面21に沿って偏向姿勢を保って搬送される対象物品Wにおける第1面P1と第3面P3との間の対象角部Eに接触する。即ち、回転操作部3が対象物品Wを回転させるための適切な位置である対象角部Eに接触することで、対象角部Eを形成する対象物品Wの辺を搬送面10Pに直交する回転軸Qとして、対象物品Wが90°回転する。
図1及び図2に示すように、回転操作部3の先端部は、基準搬送方向Yの上流側Y2を向く面に、先端傾斜面31を備えている。先端傾斜面31は、回転操作部3の先端部において幅方向第2側X2へ向かうに従って、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かう方向に傾斜した面である。搬送コンベヤ10は、直方体状の物品も搬送する場合があり、そのような直方体状の物品の姿勢も回転操作部3によって回転させる場合がある。物品が例えば段ボールなどの比較的柔らかい素材である場合、回転操作部3との接触によって、凹みなどの傷を付ける可能性がある。図1及び図2に示すように、回転操作部3の先端部に先端傾斜面31が備えられていると、物品と回転操作部3との接触によって物品を傷つける可能性を低減させることができる。
図7は、図1及び図2と同様の回転操作部3を備えた比較例の搬送コンベヤ10を示している。図1と図7との比較により明らかなように、図7に示す比較例では、搬送コンベヤ10に偏向搬送部1及び案内部2が備えられていない。従って、回転操作部3に接触するまで、対象物品Wは、短手方向L2に沿った面である第1面P1を下流側Y1に向け、長手方向L1に沿った面である第2面P2が基準搬送方向Yと平行する状態で搬送される。このため、比較例においては、対象物品Wの第3面P3が全体的に回転操作部3の先端傾斜面31に接触することになる。この場合、先端傾斜面31に沿って、対象物品Wが幅方向第2側X2へ平行移動してしまい、十分に対象物品Wが回転しない可能性が高くなる。
即ち、回転操作部3がこのような先端傾斜面31を備える場合には、対象物品Wと接触した場合に、対象物品Wが滑ってしまい、適切に向きを変えられない可能性が考えられる。しかし、上述したように、対象物品Wは、先端傾斜面31に接触する前に第1傾斜面21に沿うように対象物品Wが偏向姿勢で搬送されている。このため、対象物品Wの第3面P3が全体的に回転操作部3の先端傾斜面31に接触することなく、先端傾斜面31が対象角部Eに接触することによって、対象物品Wが適切に回転する。
上述したように、案内部2の当接面20は、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面21を備えている。ここで、偏向搬送部1による対象物品Wの搬送方向Dの基準搬送方向Yに対する傾斜角度(搬送傾斜角度θ)は、第1傾斜面21の基準搬送方向Yに対する傾斜角度(案内傾斜角度φ)以上である。また、好適には、第1傾斜面21の基準搬送方向Yに対する案内傾斜角度φは、5°以上45°以下である。
偏向搬送部1の搬送傾斜角度θが、第1傾斜面21の案内傾斜角度φ以上であることにより、偏向搬送部1において対象物品Wを確実性高く第1傾斜面21に当接させることができる。従って、対象物品Wの第2面P2を全体的に第1傾斜面21に当接させながら対象物品Wを搬送することが可能となる。これにより、対象物品Wの第2面P2が第1傾斜面21に平行になる偏向姿勢を適切に実現することができると共に、当該偏向姿勢を保ったままで対象物品Wを搬送することができる。これにより、対象物品Wを適切な偏向姿勢で回転操作部3に接触させることができる。
上述したように、案内傾斜角度φは、5°以上45°以下であると好適である。この案内傾斜角度φは、更に好ましくは、10°以上30°以下であると良い。尚、図示の例では、案内傾斜角度φは20°に設定されている。基準搬送方向Yに対して第1傾斜面21の案内傾斜角度φが大きすぎる場合には、対象物品Wを第1傾斜面21に当接させながら当該第1傾斜面21に沿って搬送することが難しくなる。一方、案内傾斜角度φが小さすぎる場合には、基準搬送方向Yにおける第1傾斜面21の設置領域が長くなるため姿勢変更装置30が基準搬送方向Yに大型化することになると共に、対象物品Wの基準搬送方向Yに対する偏向角度が小さいために、対象物品Wが回転操作部3とが接触した際に、図7を参照して上述したように対象物品Wが滑って適切に回転しない可能性がある。案内傾斜角度φを適切に設定することで、姿勢変更装置30の大型化を抑制しつつ、回転操作部3において適切に対象物品Wを回転させることが可能となる。
図1及び図2を参照して上述したように、回転操作部3は基準搬送方向Yの下流側Y1で第1傾斜面21の下流側端部25に隣接する配置領域Rにおいて、幅方向第1側X1から搬送面10P上を幅方向第2側X2へ突出するように配置されている。ここで、配置領域Rは、第1傾斜面21の下流側端部25に隣接する位置を含むように設定された領域である。下流側端部25に隣接する位置とは、当該下流側端部25に対して基準搬送方向Yの下流側Y1に隣接する位置である。図1及び図2においては、搬送コンベヤ10における幅方向第1側X1の端部まで連続するように案内部2及び第1傾斜面21が形成されており、案内部2における下流側Y1の端部と、第1傾斜面21の下流側端部25とが一致する形態を例示している。そして、配置領域Rは、このような第1傾斜面21の下流側端部25に対して基準搬送方向Yの下流側Y1に隣接する領域として設定されている。より具体的には、本例では、配置領域Rは、第1傾斜面21の下流側端部25に接する位置から、回転操作部3の基準搬送方向Yの長さ分下流側Y1までの領域に設定されている。
尚、図3に示すように、配置領域Rは、案内部2における下流側Y1の端部よりも上流側Y2に設定されていてもよい。この場合、配置領域Rよりも上流側Y2における当接面20が第1傾斜面21に相当し、第1傾斜面21における下流側Y1の端部が下流側端部25に相当する。そして、案内部2における下流側Y1の端部と、第1傾斜面21の下流側端部25とは一致せず、第1傾斜面21の下流側端部25は、案内部2における下流側Y1の端部よりも上流側Y2に配置される。このように、案内部2における下流側Y1の端部よりも上流側Y2に配置領域Rが設定されていたとしても、回転操作部3は、基準搬送方向Yの下流側Y1で第1傾斜面21の下流側端部25に隣接する配置領域Rにおいて、幅方向第1側X1から幅方向第2側X2へ突出するように配置されているということができる。また図示は省略するが、基準搬送方向Yにおける配置領域Rの設定範囲内に、案内部2における下流側Y1の端部が含まれていても良く、この場合も同様に考えることができる。
尚、図3では、案内部2の当接面20が配置領域Rを挟んで分断されている形態を例示しているが、当接面20は、配置領域Rよりも下流側Y1においても、第1傾斜面21と同じ傾斜角度(案内傾斜角度φ)で、第1傾斜面21と連続的に形成されていてもよい。この場合、案内部2は、上下方向Zの高さが対象物品Wよりも低く構成され、回転操作部3は、案内部2よりも上方Z1から案内部2を越えて出退する形態であると好適である。このように、配置領域Rの上流側Y2と下流側Y1とに連続して当接面20が形成されている場合においても、配置領域Rの最も上流側Y2の位置が、第1傾斜面21の下流側端部25に相当する。
また、上記においては対象物品Wが八角柱状である形態を例示した。しかし、角部Cが面取りされた対象物品Wは、4つの角部Cの全てが面取りされた形状に限らず、図4及び図5の平面図に例示するように、4つの角部Cの内の一部が面取りされた形状であってもよい。つまり、対象物品Wには、搬送面10Pに直交する方向(上下方向Z)に沿う平面視で、複数の角部Cの内の少なくとも1つが面取りされた多角形状の物品が含まれる。但し、対象物品Wは、少なくとも1つの面取りされた角部Cが、回転操作部3に接触する向きで搬送される場合があるものとされる。面取りされる角部Cが2箇所の場合、面取りされる他の1箇所の角部Cは、図5に例示される形態に限らず、別の位置に設けられた角部Cであってもよい。面取りされる角部Cが3箇所の場合も同様である。
図1及び図2に示すように、案内部2の当接面20は、第1傾斜面21に対して基準搬送方向Yの上流側Y2に隣接して設けられた第2傾斜面22も備えている。第2傾斜面22は、基準搬送方向Yの上流側Y2へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜している。上述したように、第1傾斜面21は、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜しており、第1傾斜面21と第2傾斜面22とが隣接する箇所は、案内部2の当接面20が最も幅方向第2側X2に位置した箇所である。本実施形態では、第1傾斜面21と第2傾斜面22とは接続されている。即ち、第1傾斜面21の基準搬送方向Yの上流側Y2の端部と第2傾斜面22の基準搬送方向Yの下流側Y1の端部とが同じ位置に配置されている。
第1傾斜面21は、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜しているため、基準搬送方向Yの上流側Y2では、第1傾斜面21の端部が幅方向Xの中央側に位置することになる。図1及び図2に示すように、第1傾斜面21の上流側Y2に隣接して第2傾斜面22を設けると、第2傾斜面22の上流側の端部は、幅方向第1側X1に位置することになる。このため、案内部2よりも上流側Y2において搬送される対象物品Wの幅方向Xの位置に拘わらず、対象物品Wを適切に第1傾斜面21に誘導することができる。
また、対象物品Wは、図6に例示するように、幅方向Xの一方側(ここでは、幅方向第1側X1)に寄せた状態で搬送される場合がある。このような場合にも、第2傾斜面22を備えることで、対象物品Wを適切に案内することができる。
〔その他の実施形態〕
以下、その他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記においては、偏向搬送部1の搬送傾斜角度θが、第1傾斜面21の案内傾斜角度φ以上である形態を例示した。これは、偏向搬送部1において対象物品Wを確実性高く第1傾斜面21に当接させることができるように対象物品Wの搬送方向を第1傾斜面21の側へ大きく偏向させて搬送することを意図したものである。しかし、例えば、偏向搬送部1において、対象物品Wを幅方向第1側X1に押すような機構が備えられている場合には、案内傾斜角度φが搬送傾斜角度θよりも小さく設定されていてもよい。このような機構としては、公知のプッシャやガイド等を用いることができる。
(2)上記においては、案内部2の当接面20として、第1傾斜面21と第2傾斜面22とを備えている形態を例示した。しかし、例えば、対象物品Wが、第1傾斜面21の最も上流側Y2に到達した際に第1傾斜面21よりも幅方向第2側X2に位置し、そこから下流側Y1へ搬送される過程で対象物品Wが第1傾斜面21に当接するように、偏向搬送部1によって搬送される構成の場合等には、案内部2の当接面20として、第2傾斜面22を備えていなくてもよい。つまり、案内部2の当接面20は、基準搬送方向Yの下流側Y1へ向かうに従って幅方向第1側X1へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面21を少なくとも備えて構成されていてもよい。
(3)上記においては、回転操作部3の先端部に先端傾斜面31を備える形態を例示した。しかし、回転操作部3は、そのような先端傾斜面31を備えることなく構成されていてもよい。つまり、基準搬送方向Yの上流側Y2を向く面が、幅方向Xに平行な面で形成され、基準搬送方向Yに沿う側面と直交する角部を形成していてもよい。或いは、回転操作部3の先端部に、先端傾斜面31に代えて、円弧状の曲面が形成されていても良い。
(4)上記においては、搬送コンベヤ10がローラコンベヤである形態を例示して説明した。しかし、搬送コンベヤ10はベルトコンベヤなど、他の形態のコンベヤであってもよい。
〔実施形態の概要〕
以下、上記において説明した姿勢変更装置(30)の概要について簡単に説明する。
1つの態様として、基準搬送方向に沿って延在するように設置された搬送コンベヤ上を搬送される対象物品の姿勢を変更させる姿勢変更装置は、前記搬送コンベヤの搬送面に沿うと共に前記基準搬送方向に直交する方向を幅方向とし、前記幅方向の一方側を幅方向第1側とし、前記幅方向第1側とは反対側を幅方向第2側として、前記対象物品の搬送方向を、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かうように偏向させる偏向搬送部と、前記幅方向第1側から前記対象物品に当接する当接面を備えて、前記偏向搬送部を搬送される前記対象物品の前記幅方向の位置を規制して前記対象物品を案内する案内部と、前記対象物品に接触して前記対象物品を前記搬送面に直交する回転軸まわりに回転させる回転操作部と、を備え、前記当接面は、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面を備え、前記回転操作部は、前記基準搬送方向の下流側で前記第1傾斜面の下流側端部に隣接する配置領域において、前記幅方向第1側から前記搬送面上を前記幅方向第2側へ突出するように配置されている。
この構成によれば、偏向搬送部によって対象物品の搬送方向が偏向されると共に案内部によって、偏向姿勢を保って対象物品が基準搬送方向に沿って搬送される。回転操作部は、案内部の当接面における第1傾斜面の下流側端部に隣接して配置されているので、偏向姿勢を保って搬送される対象物品の適切な位置に接触することができる。従って、対象物品を回転操作部によって適切に回転させることができる。即ち、本構成によれば、搬送コンベヤによって搬送される物品の姿勢を適切に変更させることができる。
また、前記偏向搬送部による前記対象物品の搬送方向の前記基準搬送方向に対する傾斜角度が、前記第1傾斜面の前記基準搬送方向に対する傾斜角度以上であると好適である。
偏向搬送部の傾斜角度が、第1傾斜面の傾斜角度以上であることにより、偏向搬送部において対象物品を確実性高く第1傾斜面に当接させることができる。従って、対象物品の側面を全体的に第1傾斜面に当接させながら対象物品を搬送することが可能となり、対象物品の姿勢を一定に保って搬送し易くなる。これにより、対象物品を設定された姿勢で適切に回転操作部に接触させることが可能となる。
また、前記第1傾斜面の前記基準搬送方向に対する傾斜角度は、5°以上45°以下であると好適である。
基準搬送方向に対して第1傾斜面の傾斜角度が大きすぎる場合には、対象物品を第1傾斜面に当接させながら当該第1傾斜面に沿って搬送することが難しくなる。一方、当該傾斜角度が小さすぎる場合には、基準搬送方向における第1傾斜面の設置領域が長くなるため装置が基準搬送方向に大型化することになると共に、対象物品の基準搬送方向に対する偏向角度が小さいために回転操作部によって適切に回転させることができない可能性がある。第1傾斜面の傾斜角度を適切に設定することで、装置の大型化を抑制しつつ、適切に対象物品を回転させることが可能となる。
また、前記当接面は、前記第1傾斜面に対して前記基準搬送方向の上流側に隣接して設けられ、前記基準搬送方向の上流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かう方向に傾斜した第2傾斜面をさらに備えていると好適である。
第1傾斜面は、基準搬送方向の下流側へ向かうに従って幅方向第1側へ向かう方向に傾斜しているため、基準搬送方向の上流側では、第1傾斜面の端部が幅方向の中央側に位置することになる。第1傾斜面の上流側に隣接して上記のように、第2傾斜面を設けると、第2傾斜面の上流側の端部は、幅方向第1側に位置することになる。このため、搬送面上を搬送される対象物品を適切に第1傾斜面に誘導することができる。
また、前記回転操作部の先端部は、前記基準搬送方向の上流側を向く面に、前記幅方向第2側へ向かうに従って、前記基準搬送方向の下流側へ向かう方向に傾斜した先端傾斜面を備えると好適である。
対象物品が例えば段ボールなどの比較的柔らかい素材である場合、回転操作部との接触によって、凹みなどの傷を付ける可能性がある。本構成のように、回転操作部の先端部に先端傾斜面が備えられていると、対象物品と回転操作部との接触によって対象物品を傷つける可能性を低減させることができる。尚、このような先端傾斜面を備える場合には、対象物品と接触した場合に、対象物品が当該先端傾斜面に沿って滑るように移動することで適切に姿勢を変更できない可能性が考えられる。しかし、本構成によれば、先端傾斜面に接触する前に第1傾斜面に沿うように対象物品を偏向させていることで対象物品が回転し易い状態とすることができている。従って、そのように対象物品が先端傾斜面に沿って滑ることで姿勢を変更できない可能性を低減できる。
また、前記対象物品には、前記搬送面に直交する方向に沿う平面視で、複数の角部の内の少なくとも1つが面取りされた多角形状の物品が含まれると好適である。
対象物品がそのように角部が面取りされた物品である場合、面取りされた角部に回転操作部が接触しても、対象物品が回転操作部に対して滑るように移動することで適切に姿勢を変更できないことが有り得る。しかし、本構成によれば、回転操作部に接触する前に、第1傾斜面に沿うように対象物品を偏向させていることで対象物品が回転し易い状態とすることができている。そのため、対象物品が回転操作部に対して滑るように移動することで姿勢を変更できない可能性を低減できる。従って、本構成によれば、対象物品の角部が面取りされていても、適切に対象物品の姿勢を変更することができる。
また、前記搬送コンベヤは、前記基準搬送方向に交差する回転軸まわりに回転するローラが、前記基準搬送方向に沿って複数並んで配置されたローラコンベヤであると好適である。
この構成によれば、ローラコンベヤは、複数のローラを柔軟に配置することでローラの回転軸に直交する方向を搬送方向とするコンベヤを適切に構成することができる。即ち、偏向搬送部を含む搬送コンベヤを適切に構成することができる。
1 :偏向搬送部
2 :案内部
3 :回転操作部
10 :搬送コンベヤ
10P :搬送面
11 :ローラ
20 :当接面
21 :第1傾斜面
22 :第2傾斜面
25 :下流側端部
30 :姿勢変更装置
31 :先端傾斜面
A :ローラ回転軸(基準搬送方向に交差する回転軸)
C :角部
D :搬送方向
Q :回転軸
R :配置領域
W :対象物品
X :幅方向
X1 :幅方向第1側
X2 :幅方向第2側
Y :基準搬送方向
Y1 :下流側
Y2 :上流側
φ :案内傾斜角度(第1傾斜面の基準搬送方向に対する傾斜角度)
θ :搬送傾斜角度(偏向搬送部による対象物品の搬送方向の基準搬送方向に対する傾斜角度)

Claims (7)

  1. 基準搬送方向に沿って延在するように設置された搬送コンベヤ上を搬送される対象物品の姿勢を変更させる姿勢変更装置であって、
    前記搬送コンベヤの搬送面に沿うと共に前記基準搬送方向に直交する方向を幅方向とし、前記幅方向の一方側を幅方向第1側とし、前記幅方向第1側とは反対側を幅方向第2側として、
    前記対象物品の搬送方向を、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かうように偏向させる偏向搬送部と、
    前記幅方向第1側から前記対象物品に当接する当接面を備えて、前記偏向搬送部を搬送される前記対象物品の前記幅方向の位置を規制して前記対象物品を案内する案内部と、
    前記対象物品に接触して前記対象物品を前記搬送面に直交する回転軸まわりに回転させる回転操作部と、を備え、
    前記当接面は、前記基準搬送方向の下流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かう方向に傾斜した第1傾斜面を備え、
    前記回転操作部は、前記基準搬送方向の下流側で前記第1傾斜面の下流側端部に隣接する配置領域において、前記幅方向第1側から前記搬送面上を前記幅方向第2側へ突出するように配置されている、姿勢変更装置。
  2. 前記偏向搬送部による前記対象物品の搬送方向の前記基準搬送方向に対する傾斜角度が、前記第1傾斜面の前記基準搬送方向に対する傾斜角度以上である、請求項1に記載の姿勢変更装置。
  3. 前記第1傾斜面の前記基準搬送方向に対する傾斜角度が、5°以上45°以下である、請求項1又は2に記載の姿勢変更装置。
  4. 前記当接面は、前記第1傾斜面に対して前記基準搬送方向の上流側に隣接して設けられ、前記基準搬送方向の上流側へ向かうに従って前記幅方向第1側へ向かう方向に傾斜した第2傾斜面をさらに備えている、請求項1から3の何れか一項に記載の姿勢変更装置。
  5. 前記回転操作部の先端部は、前記基準搬送方向の上流側を向く面に、前記幅方向第2側へ向かうに従って、前記基準搬送方向の下流側へ向かう方向に傾斜した先端傾斜面を備える、請求項1から4の何れか一項に記載の姿勢変更装置。
  6. 前記対象物品には、前記搬送面に直交する方向に沿う平面視で、複数の角部の内の少なくとも1つが面取りされた多角形状の物品が含まれる、請求項1から5の何れか一項に記載の姿勢変更装置。
  7. 前記搬送コンベヤは、前記基準搬送方向に交差する回転軸まわりに回転するローラが、前記基準搬送方向に沿って複数並んで配置されたローラコンベヤである、請求項1から6の何れか一項に記載の姿勢変更装置。
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