JP7233381B2 - コテ仕上げ剤及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主に、建築・土木業界で使用されるコテ仕上げ剤及びその使用方法に関する。なお、本発明のコンクリートとは、セメントペースト、モルタル、コンクリートを総称するものである。また、本発明におけるコテ仕上げ剤は、コテ仕上げの補助的な役割を担う意味からコテ仕上げ助剤ということもある。
建設業界は、いわゆる3K(危険、キツイ、汚い)作業が多い業界と言われている。国土交通省は、「国土交通白書」や「重点政策」の中で、新3K(給料がいい、休暇がとれる、希望がもてる)を目指すとし、建設業界の改革を掲げている。例えば、コンクリート工においても、「i-Construction」というキーワードの下、作業の効率化や、省力化・軽労化を推進していく方針である。その中で、施工現場の作業員の労働環境の改善と関連し、残業を減らすことが望まれている。
建築及び土木構造物に用いられるコンクリートは、型枠に流し込み、その後コンクリート表面をコテ仕上げすることが多い。このコテ仕上げの良し悪しが、コンクリート表面のひび割れや強度に影響し、最終的にはコンクリート構造物の耐久性に影響する場合がある。コテ仕上げ工程には、コンクリート打設からの最適な時間帯があり、早すぎても遅すぎてもコンクリート表面の仕上げに悪影響を与える。特に気温が低い冬期は、最適な時間帯がコンクリート打設から10時間以上後になることがある。
コンクリート工では、コンクリートを打設した後コテ仕上げを行うが、最終のコテ仕上げ作業は、コンクリートのブリーディングが収まるまで行うことができない。ブリーディングが収まるのは、コンクリートの凝結始発時間の直前であるため、何時間もの間、左官職人は待機しているのが現状である。この待機時間が、作業効率の低下を招き、残業につながるケースが多く見受けられる。
そこで、コテ仕上げ時に表面仕上げ機を使用する方法(特許文献1)、荒ならしをして養生マットを併用する方法(特許文献2)、樹脂フィルムを用いてコテ仕上げする方法(特許文献3)、コンクリート表面からろ過マットを介して真空脱気する方法(特許文献4)、不織布シートを用いる方法(特許文献5、6)などが考案されている。しかし、特別な機材や資材を用いる必要があったり、工程が従来より長くなったり、仕上げに特別な技術を要するなどという課題があった。さらに、ポリマーディスパージョン(特許文献7)、界面活性剤(特許文献8)や水性養生剤(特許文献9)などの表面仕上げ剤を使用する、特別な機材や資材を必要としない技術が開発された。しかし、これらの表面仕上げ剤はコテ仕上げの品質は向上するが、コテ仕上げが可能となるまでの時間の短縮はできなかった。
コンクリートの凝結硬化を促進して凝結始発までの待機時間を短縮するため、凝結促進剤、例えば硫酸アルミニウムをコンクリートに添加する方法(特許文献10、特許文献11)が考えられるが、この場合、運搬中にコンクリートのコンシステンシーが低下し、打設時の作業性が著しく悪くなって施工が上手くいかず、施工欠陥を招く恐れがあった。
一方、コテ仕上げ剤として、パラフィン系のものが知られている(特許文献12~特許文献14)。しかしながら、このコテ仕上げ剤はコンクリートのブリーディングが収まってから使用するものであり、又、ブリーディングを抑制する効果がないものであった。
又、コンクリートが硬化した後、すなわち、コテ仕上げを終えた後にしばらくしてからパラフィン系の塗膜養生剤を被覆する方法が知られている(特許文献15)。この方法はコンクリートの中性化や塩害を抑制する方法であるが、コテ仕上げ性を改善するものではなく、又、ブリーディングの発生を抑制するものでもなかった。
特許02044653号公報 特開平06-172060号公報 特開平10-018566号公報 特許03398716号公報 特開2000-015619号公報 特許05830051号公報 特許01887894号公報 特許04574316号公報 特開2014-173246号公報 フランス特許2031950号 特開平08-48553号公報 特開平06-87113号公報 特開平11-21184号公報 特開2010-195661号公報 特開2007-308353号公報
そこで、コンクリート表面のコテ仕上げの品質が向上し、コンクリート強度が増進するとともに、コテ仕上げが可能となるまでの時間を短縮できるコテ仕上げ剤の開発や、コンクリートを打設後、ブリーディングの発生が継続する状況でもコテ仕上げが可能で、コテ仕上げ後にブリーディングが収まるようなコテ仕上げ剤の開発といった良好なコテ仕上げ性を発揮できるコテ仕上げ剤が待たれていた。
以上から、本発明は、コンクリートの打設後のコンクリート表面に対して、良好なコテ仕上げ性を発揮できるコテ仕上げ剤を提供するものである。
より具体的な課題としては、(1)コンクリート表面のコテ仕上げの品質が向上し、コンクリート強度が増進するとともに、コテ仕上げが可能となるまでの時間を短縮できるコテ仕上げ剤、あるいは、(2)コンクリートの打設後、ブリーディングの発生が継続する状況でもコテ仕上げが可能なコテ仕上げ剤を提供するものである。
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者らは下記本発明に想到し、当該課題を解決できることを見出した。すなわち、本発明は、下記のとおりである。
[1] ギ酸又はその塩を70質量部以上95質量部以下、及び粘土鉱物を5質量部以上30質量部以下含有してなるか、あるいは、流動パラフィンと、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンとを含有してなるコテ仕上げ剤。
[2] コンクリート用である[1]に記載のコテ仕上げ剤。
[3] 前記流動パラフィンが50~95質量部、並びに、前記硫酸アルミニウム及び/又は前記カリウムミョウバンが5~50質量部である[1]又は[2]に記載のコテ仕上げ剤。
[4] コンクリートに対する前記コテ仕上げ剤の添加量が2~10kg/mであって、練り混ぜ完了から90分後のコンクリートのスランプ又はスランプフロー値が、コテ仕上げ剤を添加しないコンクリートに対して、スランプ値が±2cm又はスランプフロー値が±5cmの範囲とする[1]~[3]のいずれかに記載のコテ仕上げ剤の使用方法。
本発明によれば、コンクリートの打設後のコンクリート表面に対して、良好なコテ仕上げ性を発揮できるコテ仕上げ剤を提供するものであることができる。
より具体的には、(1)コンクリート表面のコテ仕上げの品質が向上し、コンクリート強度が増進するとともに、コンクリート打設からコテ仕上げが可能となるまでの時間を短縮できる、あるいは、(2)コンクリートを打設後、ブリーディングの発生が継続する状況でもコテ仕上げが可能で、コテ仕上げ後はブリーディングが収まるため、左官職人の業務効率化につながり、建設現場の残業を減らすことができるといった効果を奏する。
なお、上記(1)の課題は主に後述する本発明の第1の形態により達成され、上記(2)の課題は主に後述する本発明の第2の形態により達成される。
本発明のコテ仕上げ剤は、ギ酸又はその塩を70質量部以上95質量部以下、及び粘土鉱物を5質量部以上30質量部以下含有してなるか、あるいは、流動パラフィンと、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンとを含有してなる。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、「部」や「%」は、特に規定しない限り質量基準である
[本発明の第1の形態]
本発明の第1の形態は、ギ酸又はその塩を70質量部以上95質量部以下、及び粘土鉱物を5質量部以上30質量部以下含有してなるコテ仕上げ剤である。
第1の形態におけるギ酸又はその塩は、特に限定されないが、例えば、ギ酸、ギ酸カルシウム、ギ酸アンモニウム、ギ酸ナトリウムなどが挙げられる。中でも、ギ酸カルシウムの使用が、アルカリ骨材反応を起こさないこと、並びに、セメントの水和反応に関わるカルシウムイオンを供給することから好ましい。
第1の形態のギ酸又はその塩は、コンクリート用コテ仕上げ剤100部中、70部以上95部以下が好ましく、80部以上90部以下がより好ましい。70部未満では、コンクリートの打ち込み直後からコテ仕上げが可能となるまでの時間が短縮できないことがあり、一方、95部を超えるとコテ仕上げの品質が向上しないことがある。
第1の形態の粘度鉱物としては、セピオライト、ベントナイトが好ましく、市販されているものが使用可能である。例えば、セピオライトは、巴工業(株)製商品名「IGS」などが使用可能である。ベントナイトは、粘土鉱物モンモリロナイトを主成分とし、石英、α-クリストバライト、オパールなどの珪酸鉱物を副成分として、長石、マイカ、ゼオライトなどの珪酸塩鉱物、カルサイト、ドロマイト、ジプサムなどの炭酸塩鉱物や硫酸塩鉱物、さらにパイライトなどの硫化鉱物を随伴する弱アルカリ性粘土岩である。市販品としては、例えば、(株)ホージュン製商品名「榛名」などが使用可能である。
第1の形態の粘度鉱物は、コンクリート用コテ仕上げ剤100部中、5部以上30部以下が好ましく、10部以上20部以下がより好ましい。
第1の形態のコテ仕上げ剤におけるギ酸又はその塩と粘土鉱物との合計は、良好な効果を発現する観点から、90質量%以上であることが好ましく、95質量%であることより好ましく、100質量%であることがさらに好ましい。
第1の形態のコテ仕上げ剤は、コンクリート1mに対して2kg/m以上、10kg/m以下の範囲で使用するのが好ましく、4kg/m以上、8kg/m以下がより好ましい。2kg/m未満だと、コンクリートの打ち込み直後からコテ仕上げが可能となるまでの時間の短縮効果がみられないことがあり、一方、10kg/mを超えても更なる時間の短縮効果がみられず、コンクリートの流動性保持性に悪影響を与えることがある。
第1の形態のコンクリートに使用するセメントは、特に限定されるものではなく、普通、早強、超早強、中庸熱、耐硫酸塩、及び低熱等の各種ポルトランドセメントの他に、ポルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ、シリカ及び石灰石微粉末等を混合した各種混合セメントのいずれも使用可能である。
第1の形態のコンクリートに使用する骨材は、特に限定されるものではなく、天然に産出する骨材、人工的に製造された骨材のいずれも使用可能である。
第1の形態では、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤の他に、減水剤、高性能減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤、流動化剤、消泡剤、増粘剤、防錆剤、防凍剤、収縮低減剤、凝結調整剤、ビニロン繊維、アクリル繊維、及び炭素繊維等の繊維状物質、セメント混和用ポリマーディスパージョン、ハイドロタルサイト等のアニオン交換体等のうちの1種又は2種以上を、本発明の目的を実質的に阻害しない範囲で使用することが可能である。
第1の形態では、各材料の混合方法は特に限定されるものではなく、それぞれの材料を施工時に混合しても良いし、あらかじめその一部、あるいは全部を混合しておいても差し支えない。混合装置としては、既存の如何なる装置も使用可能であり、例えば、傾胴ミキサ、オムニミキサ、ヘンシェルミキサ、V型ミキサ、プロシェアミキサ、及びナウターミキサ等が挙げられる。
[本発明の第2の形態]
本発明の第2の形態は、流動パラフィンと、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンとを含有してなるコテ仕上げ剤である。
第2の形態のコテ仕上げ剤は、コンクリートを打設後、ブリーディングの発生が収まるのを待たなくてもコテ仕上げに取り掛かることができるため、左官職人の業務効率化につながる。通常、コンクリートを打設後、左官職人が一次仕上げを行い、ブリーディングの発生が収まってから、再び最終仕上げを行うため、二度の左官作業が必要であった上に、一次仕上げから最終仕上げを行うまでに、待機時間が数時間にもおよぶ場合が多く、この待機時間が建設現場の残業につながっていた。
第2の形態のコテ仕上げ剤を用いることで、一次仕上げと最終仕上げを兼ねて、一度の左官作業で済ませることが可能となり、建設現場の残業を減らすことが可能となる。
第2の形態のコテ仕上げ剤は、流動パラフィンと硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンを含有する。その割合は、流動パラフィン50~95部と、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバン5~50部が好ましく、流動パラフィン60~90部と、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバン10~40部がより好ましい。
流動パラフィンが50部未満であったり、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンが50部を超えると、コテ仕上げ性が悪くなる場合があり、一方、流動パラフィンが95部を超えたり、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンが5部未満であると、コテ仕上げ後にブリーディングが収まらない場合がある。
第2の形態でいう流動パラフィンについて説明する。パラフィンとは、非揮発性の精製した飽和炭化水素の混合物である。炭化水素化合物の一種で、炭素原子の数が20以上のアルカン(一般式がC2n+2との鎖式飽和炭化水素)の総称である。通常、パラフィンは均一でなく、さまざまな炭素鎖のものが混ざっている。パラフィンのなかで、炭素鎖が長いものを多く含むものは固体状で、「石油ワックス」と呼ばれる。一方、炭素鎖に短いものが多く含まれるものは、常温常圧で液状であり、「流動パラフィン」(liquid paraffin)と呼ばれる。第2の形態では、流動パラフィンを用いる。
第2の形態では、市販されているパラフィン系養生剤を用いることができる。その具体例としては、例えば、ポゾリス物産社製「マスターキュア」や、フォスロック社製「コンキュアー」などを挙げることができる。
第2の形態でいう硫酸アルミニウムとは、一般式Al(SO・nHOで表され、式中のnは0~18の範囲にある。様々な結晶水の硫酸アルミニウムが存在するが、第2の形態ではいずれのものも使用可能である。
硫酸アルミニウムは粉末で、その粒度は限定されるのではないが、通常、500μm以下の粒子が好ましく、325μm以下の粒子がより好ましい。硫酸アルミニウムの粒度が500μmを超えると、コテ仕上げ性が悪くなる場合や、コテ仕上げ後のブリーディングが収まらない場合がある。
なお、本明細書における「粒度」は、篩分けにより求めることができる。
第2の形態でいうカリウムミョウバンとはミョウバンの一種で、カリウムイオン、水和アルミニウムイオン及び硫酸イオンを含む複塩である。一般式AlK(SO・nHOで表され、式中のnが0~12のいずれのものも使用可能である。第2の形態では、加熱により結晶水を失ったものも使用可能である。
カリウムミョウバンは粉末で、その粒度は限定されるのではないが、通常、500μm以下の粒子が好ましく、325μm以下の粒子がより好ましい。カリウムミョウバンの粒度が500μmを超えると、コテ仕上げ性が悪くなる場合や、コテ仕上げ後のブリーディングが収まらない場合がある。
第2の形態のコテ仕上げ剤における流動パラフィンと、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンとの合計は、良好な効果を発現する観点から、90質量%以上であることが好ましく、95質量%であることより好ましく、100質量%であることがさらに好ましい。
第2の形態のコテ仕上げ剤の使用量は特に限定されるものではないが、通常、コンクリート1m当たり、コテ仕上げ剤50g~500gの範囲で使用することが好ましく、100g~300gがより好ましい。50g未満では本発明の効果、すなわち、コテ仕上げ性とブリーディングの抑制効果が十分でない場合があり、一方、500gを超えても更なる効果の増進が期待できない場合がある。
第2の形態のコテ仕上げ剤を使用するタイミングは、コンクリート打設後から凝結の始発前までのいずれのタイミングでも可能であるが、業務効率の観点から、コンクリート打設後、できるだけ早いタイミングで使用することが望ましく、コンクリート打設後、2時間以内に使用することが好ましく、1時間以内がより好ましい。
第2の形態のコテ仕上げ剤は、あらゆるコンクリートに使用可能であり、セメントの種類に影響されるものではない。セメントとしては、例えば、普通、早強、超早強、低熱、及び中庸熱などの各種ポルトランドセメントや、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ又はシリカを混合した各種混合セメント、石灰石粉末や高炉徐冷スラグ微粉末などを混合したフィラーセメント、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を原料として製造された環境調和型セメント(エコセメント)、並びに、カルシウムフロロアルミネート系、アウイン系、カルシウムアルミネート系などの超速硬セメントを挙げることができる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[第1の形態に係る実施例]
(実験例1A)
単位セメント量300kg/m、W/C=55%、s/a=47%、空気量4.5%、スランプ12cm、減水剤添加率=セメント×0.4%、のコンクリートを、50リットルの2軸ミキサを用いて作製した。
さらに、コンクリート用コテ仕上げ剤を、コンクリートの練り上げが完了した2軸ミキサ内に6kg/m投入し30秒混和した。コテ仕上げ時間、コンクリート表面の目視観察結果、コンクリートの流動保持性、圧縮強度を表1に示す。
試験は、5℃、湿度60%の恒温室内にて実施した。
(使用材料)
セメント:普通ポルトランドセメント、デンカ株式会社製
細骨材:姫川産川砂(密度:2.62g/m
粗骨材:姫川産砕石(密度:2.60g/m
減水剤:リグニン系減水剤、GCP株式会社製
水:水道水
ギ酸A:ギ酸カルシウム、試薬
ギ酸B:ギ酸、試薬
ギ酸C:ギ酸ナトリウム、試薬
ギ酸D:ギ酸カリウム、試薬
ギ酸E:ギ酸アンモニウム、試薬
粘土鉱物A:セピオライト、巴工業株式会社製、商品名「IGS」
粘土鉱物B:ベントナイト、株式会社ホージュン製、商品名「榛名」
(測定方法)
コテ仕上げ時間:30×30×10cmの型枠を20個準備してコンクリートを充填し、コンクリートの打設から1時間ごとに1つずつ金コテでコンクリート表面のコテ仕上げを行った。コテ仕上げから24時間後の供試体表面の状況を観察し、(1)コンクリート表面が平滑であること、並びに、(2)コンクリート型枠上端からの沈下が見られないこと、の2つの条件を満たす供試体から、コンクリートの打設からコテ仕上げが可能となるまでの時間を決定した。
コンクリート表面の目視観察:コテ仕上げ時間を決定した供試体の表面を観察し、コンクリート表面に白華物が見られないものを○、白華物が見られたものを×とした。
コンクリートの流動保持性:コンクリートの打ち込み直後から90分後のスランプ又はスランプフロー値を測定し、コテ仕上げ剤を添加しないコンクリートのスランプ値又はスランプフロー値を基準値(0)として、基準値対する増減(±)で表した。
圧縮強度:φ10×20cmの型枠に充てんしたコンクリートについて、JIS A 1108「コンクリートの圧縮強度試験方法」に準拠して、材齢24時間で測定した。コテ仕上げ剤を添加しないコンクリートの圧縮強度を100として、相対値(%)で表した。
Figure 0007233381000001
表1より、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、5℃の環境にあるスランプ12cmのコンクリートに関して、コテ仕上げ時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度が増進することがわかる。
(実験例2A)
試験を20℃、湿度60%の恒温室内にて実施したこと以外は、実験例1Aと同様に行った。結果を表2示す。
Figure 0007233381000002

表2より,本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、20℃の環境にあるスランプ12cmのコンクリートに関して、コテ仕上時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度を増進することがわかる。
(実験例3A)
スランプフローが65cmの高流動コンクリートとしたこと以外は,実験例1Aと同様の評価を行った。結果を表3に示す。
コンクリート配合は、単位セメント量300kg/m、単位フライアッシュ量220kg/m3、水結合材比=40%、s/a=50%、空気量5%、スランプフロー65cm、減水剤添加率=結合材×1.5%、とした。
(使用材料)
フライアッシュ:JIS A 6201「コンクリート用フライアッシュ」に規定されるフライアッシュI種、四国電力株式会社製
減水剤:ポリカルボン酸塩系高性能AE減水剤、GCP株式会社製
Figure 0007233381000003
表3より、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、5℃の環境にあるスランプフロー65cmのコンクリートに関して、コテ仕上げ時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度を増進することがわかる。
(実験例4A)
試験を20℃、湿度60%の恒温室内において実施したこと以外は、実験例3Aと同様に行った。結果を表4示す。
Figure 0007233381000004
表4より、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、20℃の環境にあるスランプフロー65cmのコンクリートに関して、コテ仕上げ時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度を増進することがわかる。
(実験例5A)
実験No.1-4のコンクリート用コテ仕上げ剤の混和量を変化させたこと以外は、実験例1Aと同様に行った。結果を表5に示す。
Figure 0007233381000005
表5より、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、5℃の環境にあるスランプ12cmのコンクリートに関して、コテ仕上げ時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度を増進することがわかる。
(実験例6A)
実験No.2-5のコンクリート用コテ仕上げ剤の混和量を変化させたこと以外は、実験例2Aと同様に行った。結果を表6に示す。
Figure 0007233381000006
表6より、本発明のコンクリート用コテ仕上げ剤は、20℃の環境にあるスランプ12cmのコンクリートに関して、コテ仕上げ時間を短縮でき、コンクリート表面に白華物が見られず、コンクリートの流動性に悪影響を与えず、さらに、圧縮強度を増進することがわかる。
[第2の形態に係る実施例]
(実験例1B)
単位セメント量310kg/m、単位水量175kg/m、s/a=43%、空気量4.5%、スランプ18±2.5cmのコンクリートを調製した。このコンクリートを用いて厚さ30cmの床を造成し、打設30分後に表1に示すコテ仕上げ剤を、コンクリート1m当たり200g用いて左官作業(コテ仕上げ)を行った。コテ仕上げ性、コテ仕上げ後のブリーディングの発生の有無、及びプラスティクひび割れ抵抗性を評価した。結果を表7に示す。
(使用材料)
セメント:普通ポルトランドセメント、市販品、ブレーン比表面積3200cm/g。
粗骨材:砕石、密度2.64g/cm
細骨材:海砂を洗浄したもの。塩化物含有量0.02%。密度2.62g/cm
水:水道水
コテ仕上げ剤A:市販のパラフィン系養生剤、ポゾリス物産社製、商品名「マスターキュア」
コテ仕上げ剤B:市販の硫酸アルミニウム、18水塩(粉末)、粒度325μm以下
コテ仕上げ剤C:市販のカリウムミョウバン、12水塩(粉末)、粒度325μm以下
コテ仕上げ剤D:コテ仕上げ剤A70部とコテ仕上げ剤B30部
コテ仕上げ剤E:コテ仕上げ剤A70部とコテ仕上げ剤C30部
(試験方法)
コテ仕上げ性:コテにへばり付く場合は×、コテにはへばり付かないが、コンクリート表面が引っ張られて表面が滑らかに仕上がらない場合は△、コテはけ性が良好で、コンクリート表面も滑らかに仕上がる場合は○とした。
ブリーディングの有無:コテ仕上げ後に明らかなブリーディングが発生した場合は×、コテ仕上げ後から凝結までの間に“にじみ”が見られた場合は△、“にじみ”も認められない場合は○とした。
プラスチックひび割れ抵抗性:コテ仕上げ作業後から送風機を用いて、ビューフォート風力階級3の軟風(4.5m/s)を当て、ひび割れの発生状況を確認した。コンクリート1m当たり複数のひび割れが発生した場合は×、1本発生した場合は△、ひび割れが発生しなかった場合は○とした。
Figure 0007233381000007
表7より、本発明のコテ仕上げ剤を用いた場合のみ、コテ仕上げ性に優れ、かつ、ブリーディング及びプラスティックひび割れが発生しないことがわかる。一方、流動パラフィンだけを用いた場合には、ブリーディング及びプラスティックひび割れが発生した。硫酸アルミニウムだけを用いた場合には、コテ仕上げ性が悪く、プラスティックひび割れが発生した。カリウムミョウバンだけを用いた場合は、コテ仕上げ性が悪く、プラスティックひび割れが発生した。
又、コテ仕上げ剤を使用しない場合には、ブリーディング及びプラスティックひび割れが発生した上に、コテ仕上げ性も良くなかった。
(実験例2B)
コテ仕上げ剤D及びコテ仕上げ剤Eを使用し、コンクリート打設後のコテ仕上げ剤を使用するタイミングを表8に示すように変えたこと以外は、実験例1Bと同様に行った。結果を表8に示す。
Figure 0007233381000008
表8より、本発明のコテ仕上げ剤は、使用するタイミングを変えても効果を発揮することがわかる。
(実験例3B)
コテ仕上げ剤D及びコテ仕上げ剤Eを使用し、1m当たりの使用量を表9に示すように変えたこと以外は実験例1Bと同様に行った。結果を表9に示す。
Figure 0007233381000009
表9より、本発明のコテ仕上げ剤を使用することにより、コテ仕上げ性に優れ、かつ、ブリーディングの発生及びプラスティックひび割れの発生を抑制できることがわかる。
(実験例4B)
コテ仕上げ剤中の、流動パラフィン、硫酸アルミニウム及びカリウムミョウバンの配合割合を表10に示すようにしたこと以外は、実験例1Bと同様に行った。結果を表10に示す。
(使用材料)
流動パラフィン:市販のパラフィン系養生剤、ポゾリス物産社製、商品名「マスターキュア」
硫酸アルミニウム:市販の硫酸アルミニウム、18水塩(粉末)、粒度325μm以下
カリウムミョウバン:市販のカリウムミョウバン、12水塩(粉末)、粒度325μm以下
Figure 0007233381000010
表10より、本発明のコテ仕上げ剤を使用することにより、コテ仕上げ性に優れ、かつ、ブリーディングの発生及びプラスティックひび割れの発生を抑制できることがわかる。
第1の形態のコンクリート用コテ仕上げ剤は、常温及び低温環境においてコテ仕上げ時間を短縮し、コンクリート表面も良好な状態で仕上げが可能であり、コンクリートの流動性にも悪影響を与えず、圧縮強度を増進する。特に、低温環境でコンクリート打設からコテ仕上げまでの時間を短縮できるため、土木・建築分野において好適である。
第2の形態のコテ仕上げ剤を使用することにより、コンクリートの打設後、ブリーディングの発生が継続する状況でもコテ仕上げが可能で、コテ仕上げ後はブリーディングが収まるため、左官職人の業務効率化につながり、建設現場の残業を減らすことができるといった効果を奏する。

Claims (4)

  1. ギ酸又はその塩を70質量部以上95質量部以下、及び粘土鉱物を5質量部以上30質量部以下含有してなり、ギ酸又はその塩と粘土鉱物との合計が90質量%以上であるか、あるいは、
    流動パラフィンと、硫酸アルミニウム及び/又はカリウムミョウバンとを含有してなり、前記流動パラフィンが50~95質量部、並びに、前記硫酸アルミニウム及び/又は前記カリウムミョウバンが5~50質量部であり、前記流動パラフィンと、前記硫酸アルミニウム及び/又は前記カリウムミョウバンとの合計が90質量%以上であるコテ仕上げ剤。
  2. コンクリート用である請求項1に記載のコテ仕上げ剤。
  3. 前記流動パラフィンが50~90質量部、並びに、前記硫酸アルミニウム及び/又は前記カリウムミョウバンが10~50質量部である請求項1又は2に記載のコテ仕上げ剤。
  4. コンクリートに対する前記コテ仕上げ剤の添加量が2~10kg/mであって、練り混ぜ完了から90分後のコンクリートのスランプ又はスランプフロー値が、コテ仕上げ剤を添加しないコンクリートに対して、スランプ値が±2cm又はスランプフロー値が±5cmの範囲とする請求項1~3のいずれか1項に記載のコテ仕上げ剤の使用方法。
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